カルロ・カッラ
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カルロ・カッラ(Carlo Carrà, 1881年2月11日 - 1966年4月13日)は、イタリア未来派および形而上絵画の画家。 イタリアのクアルニェント生まれ。
カルラ表記も存在する(学研現代新百科事典2 1965年刊など)。
来歴・人物
ミラノで美術学校に学ぶ。
1904年、ブレラへ行き、チェーザレ・ファルローネと共に絵を学ぶ。
1910年、ウンベルト・ボッチョーニ、ジャコモ・バッラ、ルイジ・ルッソロ、ジーノ・セヴェリーニとともに「未来派絵画技術宣言」に署名。その後、未来派を離れ、プリミティブ絵画を描く。
1916年、デ・キリコと接して、形而上絵画を描くようになる。のち、形而上絵画というアイデアを巡って、デ・キリコと対立することとなる。
1919年、「造形的価値」のグループに参加。
1920年代には、ルネサンス絵画のジョットに学び古典的な具象に回帰した。
なお、カッラのレゾネ(全3巻)を見ると、第1巻の終わりから第2巻・第3巻にかけてはすべて古典的な作品であり、古典的な作品が大半であることがわかる。
参考文献
- Carrà: Tutti l'opera pittorica, .Edizioni dell'Annunciata; Edizioni della Conchiglia, Milano, 1967
外部リンク
- International Museum of Collage, Assenblage and Construction Patriotic Celebration, 1914
- Luciano Cazzuloイタリア語だが、作品図版も18点と多い。本人の写真も掲載されている。
- Artinvest2000 Armtrain
典拠レコード: