ウェッデル海

提供: miniwiki
移動先:案内検索
南極の衛星画像:左上の「湾」部分がウェッデル海である

ウェッデル海Weddell Sea)は、南極海の一部を構成する海域。西を南極半島、東をコーツランドに挟まれたである。面積は2800万km2で幅は最大で2000km。南部はエレファント島を含めフィルヒナー・ロンネ棚氷(Filchner-Ronne Ice Shelf)に覆われている。バークナー島(Berkner Island、実際には島ではなく、浅海に棚氷が乗り上げた高地形)を境に、東がフィルヒナー棚氷、西がロンネ棚氷と呼ばれている。

名前は、1823年にウェッデル海の南緯74度まで達したジェイムズ・ウェッデルからつけられた。最初の広範な探検はウィリアム・ブルースにより1902 - 1904年になされた。

また、この地の領有権を主張しているのはイギリスイギリス領南極地域)、アルゼンチンアルゼンチン領南極地域)、チリチリ領南極地域)の3カ国である。

関連項目



座標: 西経45度南緯75度 西経45度-75; -45