らくやんカード

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らくやんカードとは、阪神電気鉄道(阪神電鉄)が発行していた磁気プリペイドカード。カード裏面など一部で、「ラクヤンカード」と、カタカナ表記も用いられている。

概要

ストアードフェアシステムの「スルッとKANSAI」に対応。1996年3月より発売開始。

それ以前に、阪神では「ハープカード」[1]という、自社の券売機で乗車券に引き換える方式のプリペイドカードを発売していた(自動券売機及び精算機での利用は2010年3月頃に終了)。

カードの絵柄は沿線の風景の写真のほか、阪神タイガースの選手のサイン入り写真や球団旗などを用いている。なお、「らくやん」とは、関西弁の「楽やん」である。

「らくやんカード」を含むスルッとKANSAI対応共通磁気カードが加盟全社局において2017年3月31日限りで発売終了し、2018年1月31日限りで券売機等での取扱終了となることに伴い、「らくやんカード」も2017年3月31日限りで発売を終了した[2]

2017年4月1日より、「らくやんカード」の代替として、阪神と阪急電鉄能勢電鉄北大阪急行電鉄の4社で利用できる「阪急 阪神 能勢 北急レールウェイカード」を発売開始した[3]。但しこの4社では(神戸高速線を含む)、2018年2月1日以降もそれまで発売された「らくやんカード」も引き続き自動改札機で使用できる。この4社以外の各社局でのらくやんカードの取り扱いは、2018年1月31日限りで終了した。

2018年2月1日以降、利用予定のないらくやんカード所持者に対し、未使用残額の払い戻しを2023年1月31日までの予定で行っている。

関連項目

脚注