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{{Pathnav|JXTGホールディングス|frame=1}}
 
{{基礎情報 会社
 
|社名 = JXTGエネルギー株式会社
 
|英文社名 = JXTG Nippon Oil & Energy Corporation
 
|ロゴ = [[File:JXTG Nippon Oil & Energy logo.svg|200px]]
 
|キャッチコピー = エネルギーを、ステキに。ENEOS
 
|画像 = 大手門タワー・JXビル.jpg
 
|画像説明 =  大手門タワー・JXビル
 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
 
|市場情報 = {{上場情報 | 東証1部 | 5001 | | 2010年3月29日}}{{上場情報 | 大証1部 | 5001 | | 2010年3月29日}}{{上場情報 | 名証1部 | 5001 | | 2010年3月29日}}{{上場情報 | 札証 | 5001 | | 2010年3月29日}}{{上場情報 | 福証 | 5001 | | 2010年3月29日}}
 
|略称 = JXTG、ENEOS、NOE
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|本社郵便番号 = 100-8162
 
|本社所在地 = [[東京都]][[千代田区]]大手町一丁目1番2号<br>(大手門タワー・JXビル)
 
|設立 = [[1888年]]([[明治]]21年)[[5月10日]]<br />(有限責任日本石油会社)
 
|業種 = 3300
 
|事業内容 = [[石油]]製品(ガソリン・灯油・潤滑油等)の精製及び販売、[[ガス]](LPG・LNG)の輸入及び販売、電力の発電及び販売
 
|代表者 = [[大田勝幸]](代表取締役社長・社長執行役員)
 
|資本金 = 1394億円
 
|発行済株式総数 =
 
|売上高 =
 
|営業利益 =
 
|純利益 =
 
|純資産 =
 
|総資産 =
 
|従業員数 =
 
|決算期 = [[3月31日]]
 
|主要株主 = [[JXTGホールディングス]] 100%
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 = [[木村康]]<br />[[一色誠一]]
 
|外部リンク = [http://www.noe.jxtg-group.co.jp/ JXTGエネルギー]
 
|特記事項 =2010年7月1日、新日本石油が新日本石油精製・ジャパンエナジーを吸収合併してJX日鉱日石エネルギーに商号変更。2016年1月1日、JXエネルギーに商号変更。2017年4月1日、[[東燃ゼネラル石油]]との合併により、現商号に変更。
 
}}
 
'''JXTGエネルギー株式会社'''(ジェイエックスティージーエネルギー、{{Lang-en-short|''JXTG Nippon Oil & Energy Corporation''}})は、[[石油]]製品の[[精製]]及び[[販売]]等を行う[[日本]]の[[企業]]。[[持株会社]][[JXTGホールディングス]]の傘下であり日本の[[石油元売]]として最大手、世界では第8位の規模を持つ。略称は'''NOE'''または'''JXTGエネ'''。
 
  
== 概要 ==
+
'''JXTGエネルギー株式会社'''(ジェイエックスティージーエネルギー、{{Lang-en-short|''JXTG Nippon Oil & Energy Corporation''}})
[[2010年]](平成22年)4月、新日本石油と業務提携関係にあった[[ジャパンエナジー]]の持株会社である[[新日鉱ホールディングス]](JX日鉱日石金属→[[JX金属]])が経営統合して、共同持株会社のJXホールディングスが発足した。そして、同年7月にグループ内の再編により、新日本石油が行っていた子会社管理等の管理事業をJXホールディングスへ、石油開発事業をJX日鉱日石開発(現[[JX石油開発]])へそれぞれ継承すると共に、新日本石油が[[新日本石油精製]]とジャパンエナジーを吸収合併して、JX日鉱日石エネルギーに商号変更した。
 
  
そして、経営統合から5年半が経過した[[2016年]](平成28年)1月、JXブランドが浸透したことで「日鉱日石」を商号から外す時期と判断し、JXエネルギーに商号変更した。
+
 ガソリンや灯油などの石油製品を精製・販売する石油元売りの日本最大手企業。2010年(平成22)に新日本石油とジャパンエナジーが合併し、その後グループ内の再編により発足したJXエネルギーが、2017年にさらに東燃ゼネラル石油を統合して誕生した。「J」はジャパン(日本)、「X」は未知、「T」は東燃、「G」はゼネラル石油を意味する。国内のガソリン販売のうち約55%(2017年3月末時点)のシェアを占める。系列給油所は約1万3000あり、JXエネルギー系の「ENEOS(エネオス)」と東燃ゼネラル石油系の「エッソ」「モービル」「ゼネラル」の計4ブランドをもつが、2019年6月末までに「ENEOS」に統一する。
  
[[2017年]][[4月1日]]、親会社のJXホールディングスが、[[東燃ゼネラル石油]]を[[株式交換]]によって子会社化の上で、同時に当社が東燃ゼネラルを吸収合併し、商号をJXTGエネルギーに変更。HDも、同時に[[JXTGホールディングス]]に商号を変更した。
+
 日本国内の石油製品需要は人口減少やエコカーの普及などで長期減退傾向にあり、室蘭(むろらん)製造所の生産を2019年3月末までに中止すると発表するなど国内11か所の製油所などの統廃合が課題である。電力小売り、ガス小売り、燃料電池車向け水素事業などに相次いで参入し、脱石油・新規エネルギー事業の開拓に取り組んでいる。なお親会社は持株会社JXTGホールディングスで、同ホールディングス傘下にJXTGエネルギーのほか、石油・天然ガス開発のJX石油開発、非鉄金属の製造・販売のJX金属などがある。
 
+
   
[[File:Nisseki Yokohama Billding.JPG|thumb|right|180px|日石横浜ビル(横浜市みなとみらい)]]
+
 1888年(明治21)創業の有限責任日本石油会社(後の日本石油)が前身。石油元売り業界の再編に伴い、(1)日本石油と三菱石油が1999年(平成11)に合併して日石三菱に、さらに2002年に名称変更した新日本石油、(2)日本鉱業と共同石油が1992年に合併して日鉱共石に、さらに1993年に名称変更したジャパンエナジー、(3)東燃とゼネラル石油が2000年に合併した東燃ゼネラル石油、(4)エッソ石油とモービル石油が2002年に合併したエクソンモービル、の4グループが統合したのがJXTGエネルギーである。このため昭和50年代に全国に16社存在した日本の石油元売りのうち、日本石油、三菱石油、九州石油、日本鉱業、共同石油、東燃、ゼネラル石油、エッソ石油、モービル石油、三井石油の10社がJXTGエネルギーに集約されるかたちとなった。本社は東京都千代田区大手町の大手町本社と東京都港区港南の品川本社の2本社制をとる。資本金は300億円で、JXTGホールディングスの全額出資。従業員数は9137人。売上高は10兆3010億円、営業利益は4875億円(いずれも2018年3月期)。石油関連企業としては世界第8位の規模である。
 
 
石油元売の一つである[[コスモ石油]]とは業務提携関係にあり、[[原油]]調達・石油精製・[[物流]]・[[潤滑油]]の各部門で[[1999年]](平成11年)より提携している<ref name="sekiyubinran">『[http://www.noe.jx-group.co.jp/binran/ 石油便覧]』</ref>。[[2004年]](平成16年)には、互いに相手方の対象[[特許]]を使用して燃料油の製造・販売することを可能とするクロスライセンス契約を締結した<ref>{{Cite press release|title=新日本石油株式会社とコスモ石油株式会社との業務提携強化について〜燃料油品質関連特許に関するクロスライセンス契約を締結〜|publisher=JXTGエネルギー|date=2004-09-15|url=http://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/noc/2004/e71_copr20_20040915_01.html|accessdate=2017-09-09}}</ref>。これらのほか、[[2002年]](平成14年)には[[出光興産]]と精製部門で提携<ref name="sekiyubinran"/>、[[2006年]](平成18年)には[[ジャパンエナジー]]と開発・精製・物流・燃料電池・技術開発の分野における業務提携を結んだ<ref>{{Cite press release|title=業務提携に関する基本協定締結について|publisher=JXTGエネルギー|date=2006-06-20|url=http://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/noc/2006/e71_copr20_20060620_01.html|accessdate=2017-09-09}}</ref>。日本国外の企業では[[大韓民国]]の[[SKグループ|SK]]と提携関係にあり、[[中華人民共和国]]の[[中国石油天然気集団]]公司と協力関係にある。
 
 
 
[[メインバンク]]は、旧新日本石油の前身である日本石油時代からの流れにより[[みずほ銀行]]<ref>元は、旧[[第一勧業銀行]](旧・みずほ銀行)→旧[[みずほコーポレート銀行]]を継承したもの。現在のみずほ銀行は、みずほコーポレート銀行が旧・[[みずほ銀行]]を吸収合併して改称した銀行。</ref>で、他に取引行として[[三井住友銀行]]<ref>[[三井銀行]]時代には日石本社ビル内に支店を所有していた。</ref>や[[三菱UFJ銀行]]があるが、旧日本石油と旧[[三菱石油]]が合併した流れから、[[三菱グループ]]の一員であり、三菱金曜会と三菱広報委員会に所属している。
 
 
 
社長は、NOE発足以降、3代続けて新日石側から出している(同様に、HDおよびNMMは新日鉱出身者、NEXは新日石出身者からいずれも3代続けて出している)。JXTGエネルギーに改称後は、JXエネルギーの[[杉森務]]社長([[日本石油]]出身)は社名変更後もそのまま留任し、代表権のある副社長は、東燃ゼネラル石油の代表権のある副社長で同社子会社の[[EMGマーケティング]][[合同会社]](同社は、[[2017年]][[1月1日]]に東燃ゼネラルに吸収合併され消滅)社長(正確には、[[代表社員]]職務執行者を社長として扱っていた)だった廣瀬隆史(東燃ゼネラルの前身のひとつである[[モービル石油]]出身)が就任する形を取った。
 
 
 
2017年(平成29年)[[9月5日]]、エネオス、エッソ、モービル、ゼネラルの4ブランドを統合し、ブランド名をエネオスに統一すると発表した<ref name="jxtg20170906">{{Cite press release|title=SSブランドの「ENEOS」への統一について|publisher=JXTGエネルギー|date=2017-09-06|url=https://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/2017/20170906_01_0391391.html|accessdate=2017-09-09}}</ref><ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ04IO9_U7A900C1MM8000/ JXTGエネ、全給油所「ENEOS」に統一 「エッソ」は終了]</ref><ref>[http://www.sankei.com/economy/news/170905/ecn1709050029-n1.html JXTG、全給油所を「エネオス」に統一へ…「エッソ」「モービル」「ゼネラル」は消える]</ref>。
 
 
 
=== 事業内容 ===
 
JXグループ(現・[[JXTGグループ]])の中核事業会社の一つとして発足した当社は、石油精製・販売部門を手がける。主な製品は、[[燃料|燃料油]]([[ガソリン]]・[[軽油]]・[[灯油]]・[[ジェット燃料]]・[[重油]]など)や[[アスファルト]]、[[液化石油ガス]]、[[潤滑油]](製品名は旧日本石油時代からの名称を使用している)といった[[石油製品]]や、[[ベンゼン]]・[[トルエン]]・[[キシレン]]・[[ナフサ]]などの[[石油化学]]製品である。
 
 
 
石油・石油化学以外のエネルギー事業では、[[天然ガス|液化天然ガス]]や[[石炭]]の輸入販売や[[燃料電池]]・[[エネファーム]]の開発を進めるほか、製油所・製造所併設の[[発電所]]や油槽所に設置した[[風力発電]]設備などを使用した[[電力]]卸供給事業 ([[IPP]]) や電力小売事業 ([[PPS]]) を展開している。
 
 
 
=== ブランド ===
 
==== ENEOS ====
 
{{Main|ENEOS}}
 
「'''ENEOS'''」(エネオス)は、[[ガソリンスタンド|サービスステーション]]等のブランド名で、「''[[wikt:ENERGY|ENERGY]]''」([[エネルギー]])と[[ギリシア語]]で「新しい」意を表す「''[[wikt:NEOS|NEOS]]''」を組み合わせた造語である。旧[[新日本石油|日石三菱]]時代の[[2001年]](平成13年)に、それまでの「NISSEKI」(日本石油)、「[[三菱石油]]」ブランドに代わる新ブランドとして制定された。[[2008年]]に[[九州石油]]が展開していた「STORK」ブランドを併合。さらにJX日鉱日石エネルギーの発足後は、[[ジャパンエナジー]]が展開していた「JOMO」ブランドも併合された。キャッチコピーは、「'''エネルギーを、ステキに。ENEOS'''」。
 
 
 
==== Esso・Mobil ====
 
{{Main|エッソ|モービル (ブランド)}}
 
「'''Esso'''」(エッソ)、「'''Mobil'''」(モービル)は、[[東燃ゼネラル石油]]が[[エクソンモービル]]とのライセンス契約で使用していたブランド。合併後も契約で使用していたが、「ENEOS」ブランドに統一される<ref name="jxtg20170906"/>。
 
 
 
==== ゼネラル ====
 
「'''ゼネラル'''」は、東燃ゼネラル石油が使用していたブランド。米国ではソコニー・バキューム社が保有していた商標である。日本では戦前、スタンバック社と販売代理契約を結んでいた[[三井物産]]が財閥解体で解散され、その元社員らによって設立されたゼネラル物産が使用した商標である。戦前の三井物産も「ゼネラルガソリン」として販売していた。
 
 
 
東燃ゼネラル石油の前身だったゼネラル石油が使用していたものを、合併後も使用していたが、「ENEOS」ブランドに統一される<ref name="jxtg20170906"/>。
 
 
 
==== Express ====
 
{{main|エクスプレス (サービスステーション)}}
 
「'''Express'''」(エクスプレス)は、東燃ゼネラル石油が使用していたセルフサービスのガソリンスタンドのブランド。「Esso Express」「Mobil Express」「ゼネラル Express」の3種類がある。2001年からブランド使用を開始し、「もっとも素早く、簡単なサービスを最もきれいで心地よい設備で提供する」がコンセプト。エクスプレスの由来は、このコンセプトの「素早い」から。[[セブン-イレブン]]や、[[ドトールコーヒー]]を併設する店舗や、オイル交換などを行う[[モービル1]]センターを併設する店舗もある。
 
 
 
東燃ゼネラル石油が使用していたものを、合併後も使用していたが、「ENEOS」ブランドに統一される<ref name="jxtg20170906"/>。
 
 
 
<gallery>
 
ファイル:エネオス イオンモール広島府中ソレイユ前.JPG|ENEOS
 
ファイル:Mobil Kokudo SS(Minamisoma City).jpg|モービル
 
ファイル:Esso Komagamine SS.jpg|エッソ
 
ファイル:ゼネラル野方.jpg|ゼネラル
 
ファイル:General Minamisomakashima SS.jpg|ゼネラル Express
 
</gallery>
 
 
 
== 事業所 ==
 
[[ファイル:JX building.JPG|180px|thumb|旧本社([[JXビル]])]]
 
=== 本社・支店 ===
 
* 本社
 
** [[東京都]][[千代田区]]大手町1丁目
 
* 支店 - 東京支店・関東支店・広域支店は本社と同住所
 
** 北海道支店 - [[札幌市]][[中央区 (札幌市)|中央区]]北4条西5丁目
 
** 東北支店 - [[仙台市]][[青葉区 (仙台市)|青葉区]][[花京院]]1丁目
 
** 中部支店 - [[名古屋市]][[中村区]][[名駅]]4丁目
 
** 関西支店 - [[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]梅田3丁目
 
** 中国支店 - [[広島市]][[南区 (広島市)|南区]]的場町1丁目
 
** 九州支店 - [[福岡市]][[中央区 (福岡市)|中央区]][[川端 (福岡市)|上川端町]]
 
** 沖縄支店 - [[那覇市]][[久茂地]]1丁目
 
 
 
=== 製油所・製造所 ===
 
括弧内は1日あたりの原油処理能力。
 
* [[JXTGエネルギー仙台製油所|仙台製油所]] - 仙台市[[宮城野区]]港5丁目(145,000バレル)
 
* [[鹿島石油]][[鹿島石油#鹿島製油所|鹿島製油所]] - [[茨城県]][[神栖市]]東和田(270,000バレル)
 
* 千葉製油所 - [[千葉県]][[市原市]]千種海岸(152,000バレル)。
 
* 川崎製油所 - [[神奈川県]][[川崎市]][[川崎区]]浮島町(258,000バレル)
 
* [[JXTGエネルギー根岸製油所|根岸製油所]] - [[横浜市]][[磯子区]]鳳町(270,000バレル)
 
* [[大阪国際石油精製|大阪国際石油精製大阪製油所]] - [[大阪府]][[高石市]]高砂(115,000バレル)
 
* 堺製油所 - 大阪府[[堺市]][[西区 (堺市)|西区]]築港浜寺町(156,000バレル)
 
* [[JXTGエネルギー和歌山製油所|和歌山製油所]] - [[和歌山県]][[有田市]]初島町浜(170,000バレル)
 
* [[JXTGエネルギー水島製油所|水島製油所]] - [[岡山県]][[倉敷市]]潮通(345,200バレル)
 
* [[JXTGエネルギー麻里布製油所|麻里布製油所]] - [[山口県]][[玖珂郡]][[和木町]]和木6丁目(127,000バレル)
 
* [[JXTGエネルギー大分製油所|大分製油所]] - [[大分市]]一の洲(136,000バレル)
 
* [[JXTGエネルギー室蘭製造所|室蘭製造所]] - [[北海道]][[室蘭市]]陣屋町1丁目
 
* 川崎製造所 - 神奈川県[[川崎市]][[川崎区]]夜光2丁目
 
* [[JXTGエネルギー横浜製造所|横浜製造所]] - 横浜市[[神奈川区]]子安通3丁目
 
* [[JXTGエネルギー知多製造所|知多製造所]] - [[愛知県]][[知多市]]北浜町
 
 
 
=== 油槽所・その他 ===
 
[[ファイル:Oil tanks of Kiire base.jpg|thumbnail|250px|喜入石油備蓄基地]]
 
* 船川事業所 - [[秋田県]][[男鹿市]]船川港、旧[[ジャパンエナジー]]船川製油所
 
* 新潟事業所 - [[新潟市]][[中央区 (新潟市)|中央区]]竜が島二丁目、旧日本石油新潟製油所
 
* 鹿島事業所 - [[茨城県]][[神栖市]]東和田
 
* 袖ヶ浦事業所 - [[千葉県]][[袖ヶ浦市]]北袖、旧ジャパンエナジー袖ヶ浦潤滑油工場
 
* 川崎事業所 - 神奈川県川崎市川崎区[[扇町 (川崎市)|扇町]]、旧[[三菱石油]]川崎製油所
 
* 下松事業所 - [[山口県]][[下松市]]東海岸通、旧[[新日本石油精製|日本石油精製]]下松製油所
 
* 市川油槽所 - [[千葉県]][[市川市]]本行徳
 
* 名古屋油槽所 - 名古屋市[[港区 (名古屋市)|港区]][[潮見町 (名古屋市)|潮見町]]
 
* 神戸油槽所 - [[神戸市]][[須磨区]]外浜町1丁目
 
* 福岡油槽所 - 福岡市中央区荒津1丁目
 
* [[日本海石油]]富山油槽所 - [[富山市]]四方北窪
 
*[[JX喜入石油基地]] - [[鹿児島県]][[鹿児島市]][[喜入中名町]]
 
*下松石炭中継基地 - 山口県下松市東海岸通
 
*水島エルエヌジー水島LNG基地 - 岡山県倉敷市潮通
 
*JXエルエヌジー・サービス八戸LNGターミナル - [[青森県]][[八戸市]]豊洲
 
*JXエルエヌジー・サービス釧路LNGターミナル - 北海道[[釧路市]]西港
 
 
 
== グループ会社 ==
 
=== 石油備蓄部門===
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!style="width:16.5em;"|会社名 !! style="width:10em;"|本社所在地 !! style="width:10em;"|主な事業内容 !! style="width:16.5em;"|旧法人名
 
|-
 
|[[JX喜入石油基地|JX喜入石油基地株式会社]] || [[鹿児島市]] || 石油類の貯蔵 ||新日本石油基地株式会社<br />→JX日鉱日石石油基地株式会社
 
|-
 
|志布志石油備蓄株式会社 || [[横浜市]][[中区 (横浜市)|中区]] || [[石油備蓄|国家石油備蓄基地]]の操業 ||-
 
|-
 
|上五島石油備蓄株式会社 || 横浜市中区 || 国家石油備蓄基地の操業 ||-
 
|-
 
|福井石油備蓄株式会社 || 東京都港区 || 石油備蓄基地の創業 || -
 
|-
 
|秋田石油備蓄株式会社 || 東京都千代田区 || 国家石油備蓄基地の操業 || -
 
|-
 
|沖縄石油基地株式会社 || [[沖縄県]][[うるま市]] || 石油類の貯蔵 ||-
 
|-
 
|[[日本海石油|日本海石油株式会社]] || [[富山市]] || [[油槽所]]の運営 ||-
 
|}
 
 
 
=== 石油精製・化学部門===
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!style="width:16.5em;"|会社名 !! style="width:10em;"|本社所在地 !! style="width:10em;"|主な事業内容 !! style="width:16.5em;"|旧法人名
 
|-
 
|[[鹿島石油|鹿島石油株式会社]] || 東京都千代田区 || 石油製品の製造・販売 || -
 
|-
 
|[[大阪国際石油精製|大阪国際石油精製株式会社]] || 大阪府[[高石市]] || 石油製品の製造・販売<br />(JXTGエネルギーと中国石油国際事業日本の合弁会社)|| -
 
|-
 
|[[三共油化工業株式会社]] || [[千葉県]][[市川市]] || 潤滑油・特殊[[アスファルト]]の製造・販売 || -
 
|-
 
|[[和歌山石油精製|和歌山石油精製株式会社]] || [[和歌山県]][[海南市]] || [[潤滑油]]の製造・販売 || -
 
|-
 
|水島パラキシレン株式会社 || [[岡山県]][[倉敷市]] || パラキシレンの製造 || -
 
|-
 
|鹿島アロマティックス株式会社 || 東京都港区 || [[パラキシレン]]、[[ベンゼン]]、軽質[[ナフサ]]等の製造販売 || -
 
|-
 
|[[NUC (企業)|NUC株式会社]] || 東京都港区 || 高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンの製造 || (旧東燃ゼネラル石油系)
 
|}
 
 
 
=== 石油輸送部門===
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!style="width:16.5em;"|会社名 !! style="width:10em;"|本社所在地 !! style="width:10em;"|主な事業内容 !! style="width:16.5em;"|旧法人名
 
|-
 
|[[JXオーシャン|JXオーシャン株式会社]] ||横浜市[[西区_(横浜市)|西区]]|| 海上運送業 ||JX日鉱日石タンカー株式会社<br />(旧・新日本石油タンカー株式会社)<br />JX日鉱日石シッピング株式会社<br />(旧・日正汽船株式会社<br />旧・雄洋海運株式会社)
 
|-
 
|[[昭和日タン|昭和日タン株式会社]] || 東京都千代田区 || 海上運送業 || 昭和輸送船株式会社<br />日本タンカー株式会社
 
|-
 
|日本グローバルタンカー株式会社 || 東京都港区 || 外航タンカー・内航タンカーの運航 ||-
 
|}
 
 
 
=== 設備・工事部門===
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!style="width:16.5em;"|会社名 !! style="width:10em;"|本社所在地 !! style="width:10em;"|主な事業内容 !! style="width:16.5em;"|旧法人名
 
|-
 
|アナテックサービス株式会社 || 岡山県倉敷市 || 分析計のメンテナンス || -
 
|}
 
 
 
=== 石油製品販売・流通部門===
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!style="width:16.5em;"|会社名 !! style="width:10em;"|本社所在地 !! style="width:10em;"|主な事業内容 !! style="width:16.5em;"|旧法人名
 
|-
 
|[[ENEOSフロンティア|株式会社ENEOSフロンティア]] || 東京都中央区 || 石油製品の販売 ||株式会社[[ENEOSネット]]を吸収合併
 
|-
 
|[[ENEOSグローブ|ENEOSグローブ株式会社]] || 東京都千代田区 || 液化石油ガスの輸入・販売、新エネルギー関連機器の販売<br />(JXエネルギー・[[三井物産]]・[[丸紅]]の3社合弁) ||
 
|-
 
|[[ジャパンガスエナジー|株式会社ジャパンガスエナジー]] || 東京都港区 || [[LPガス]]元売<br />(JXエネルギー・日商LPガス・[[伊藤忠エネクス]]の3社合弁) || -
 
|-
 
|[[ENEOSサンエナジー|株式会社ENEOSサンエナジー]] || 東京都港区 || 石油製品、石油化学製品の販売・営業 || 株式会社JOMOサンエナジー<br />→JX日鉱日石サンエナジー株式会社
 
|-
 
|[[JXリテールサービス|JXリテールサービス株式会社]] || 東京都中央区 || 石油製品、自動車関連用品の販売 || 株式会社JOMOリテールサービス<br />→JX日鉱日石リテールサービス株式会社
 
|-
 
|株式会社ジェイ・クエスト || 東京都[[文京区]] || 石油製品の販売、コンビニエンスストアーの運営 || -
 
|-
 
|アジア商事株式会社 || 東京都[[新宿区]] || プロパンガス販売、自動車用品・サービスの販売、住宅リフォームなど || -
 
|-
 
|株式会社JOMOプロ関東 || [[前橋市]] || LPガス・石油製品の販売等 || -
 
|-
 
|株式会社キョウプロ || [[京都市]][[下京区]] || LPガス、一般高圧ガス石油類の販売等 || -
 
|-
 
|[[JXジュンテック|JXジュンテック株式会社]] || [[川崎市]][[幸区]] || 石油製品・業務用機材の販売等 || 日本ジュンテック株式会社<br />株式会社ジョモガーディアンの給油所照明設備メンテナンス・油槽所タンククリーニング業務<br />→JX日鉱日石ジュンテック株式会社
 
|-
 
|[[ENEOSウイング|株式会社ENEOSウイング]] || 名古屋市[[東区 (名古屋市)|東区]] || 石油製品・自動車用品・保険の販売、オートリース・車検整備<br />(JXエネルギーと[[鈴与商事]]の共同[[持株会社]]であるJ&Sフリートホールディングスの完全子会社) || -
 
|-
 
|中央石油販売株式会社 || 東京都港区 || 石油製品の販売 || (旧東燃ゼネラル石油系)
 
|}
 
 
 
=== 流通部門===
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!style="width:16.5em;"|会社名 !! style="width:10em;"|本社所在地 !! style="width:10em;"|主な事業内容 !! style="width:16.5em;"|旧法人名
 
|-
 
|[[JXトレーディング|JXトレーディング株式会社]] || 東京都千代田区 || SSに関する各種サポート、グループ向けリース、カーショップ・ゴルフ場・旅行代理店の運営、通信販売の運営 || 新日石トレーディング株式会社<br />株式会社JOMOサポートシステム<br />株式会社JOMOエンタープライズ(リース部門ならびに物販関係)<br />株式会社ジョモガーディアン<br />→JX日鉱日石トレーディング株式会社
 
|-
 
|}
 
 
 
=== その他石油関連製品の製造・販売部門===
 
{|class="wikitable"
 
|-
 
!style="width:16.5em;"|会社名 !! style="width:10em;"|本社所在地 !! style="width:10em;"|主な事業内容 !! style="width:16.5em;"|旧法人名
 
|-
 
|[[JX ANCI|JX ANCI株式会社]]|| 千葉県[[山武郡]][[芝山町]] || [[不織布]]の製造・販売||新日石プラスト株式会社<br />→JX日鉱日石ANCI株式会社
 
|-
 
|[[川崎天然ガス発電|川崎天然ガス発電株式会社]] || 東京都港区 || 天然ガス火力発電所の企画・運営<br />(JXエネルギーとニジオの合弁会社) || -
 
|-
 
|[[JX液晶フィルム|JX液晶フィルム株式会社]] || 東京都千代田区 || [[液晶ディスプレイ]]用[[フィルム]]の製造・販売|||新日石液晶フィルム株式会社<br />→JX日鉱日石液晶フィルム株式会社
 
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== 沿革 ==
 
=== 日本石油 ===
 
==== 明治時代 ====
 
* [[1888年]]([[明治]]21年)
 
** [[5月10日]] - '''有限責任日本石油会社'''が発足。本社は[[新潟県]][[刈羽郡]]石地村(現・[[柏崎市]][[西山町 (柏崎市)|西山町]]石地)。
 
** [[9月28日]] - 本社を新潟県[[三島郡 (新潟県)|三島郡]]尼瀬村(現・三島郡[[出雲崎町]]尼瀬)に移転。
 
* [[1890年]](明治23年)12月 - 尼瀬製油場が操業開始。
 
* [[1894年]](明治27年)[[1月8日]] - '''日本石油株式会社'''に改組。
 
* [[1895年]](明治28年)[[6月16日]] - 新潟鐵工所が発足([[1896年]][[5月8日]]操業開始)。
 
* [[1899年]](明治32年)
 
** [[6月25日]] - 第二製油所が操業開始。
 
** [[8月1日]] - 本社を刈羽郡大洲村大久保(現・柏崎市大久保)に移転。尼瀬製油場を第一製油所に改称。
 
* [[1903年]](明治36年)6月25日 - 第一製油所閉鎖。
 
* [[1907年]](明治40年)
 
** [[2月1日]] - 鷲田製油所を買収、新津製油所(初代)とする。第二製油所を柏崎製油所(初代)に改称。
 
** [[4月17日]] - 新潟市内に新潟硫曹製造所を開設。
 
** [[4月20日]] - 柏崎製油所隣接地に柏崎硝子製造所を開設。
 
** [[6月1日]] - インターナショナル石油の新潟県の全資産を買収(同年[[6月12日]]に同社製油所が直江津製油所として発足)。
 
* [[1909年]](明治42年)12月 - 柏崎硝子製造所休止。
 
* [[1910年]](明治43年)
 
** [[6月17日]] - 新潟鐵工所を分離し、株式会社[[新潟鐵工所]]を設立。
 
** [[7月18日]] - 秋田製油所が発足(同年[[11月22日]]操業開始)。
 
* [[1911年]](明治44年)[[2月6日]] - インターナショナル石油の北海道の全資産を買収。
 
* [[1912年]](明治45年)[[4月13日]] - 北海道製油所が発足(同年10月操業開始)。
 
 
 
'''インターナショナル石油'''
 
* 1900年(明治33年)11月15日 - [[アメリカ合衆国]]の[[スタンダード・オイル]]が、北海道・新潟県の石油開発を目的としインターナショナル石油株式会社を設立。
 
* 1901年(明治34年)11月 - 直江津製油所が操業開始。
 
* 1902年(明治35年)3月 - 蔵王石油株式会社(1894年7月設立)を買収。
 
* 1907年(明治40年)6月1日 - 新潟県の全資産を日本石油に売却。
 
* 1911年(明治44年)2月6日 - 北海道の全資産を日本石油に売却
 
 
 
==== 大正時代 ====
 
[[image:Yurakukan.jpeg|thumb|250px|日石ビルディング(有楽館)]]
 
* [[1914年]]([[大正]]3年)[[8月3日]] - 本社を[[東京市]][[麹町区]]有楽町(後の[[東京都]][[千代田区]][[丸の内]])の[[三菱21号館]]に移転。
 
* [[1915年]](大正6年)[[7月1日]] - 柏崎製油所内に化学研究所を開設。
 
* [[1917年]](大正6年)
 
** [[1月31日]] - 新潟硫曹製造所を閉鎖・売却。
 
** [[11月21日]] - 新津製油所(初代)閉鎖。
 
* [[1919年]](大正8年)2月 - 初のガソリンスタンドを東京神田に開設。
 
* [[1920年]](大正9年)[[1月10日]] - 中央石油株式会社(1907年7月29日設立)を買収。
 
* [[1921年]](大正10年)[[10月1日]] - 宝田石油株式会社と合併。新潟製油所(旧・沼垂製油所)、柏崎製油所柏崎分工場(旧・柏崎製油所)、秋田製油所豊川支所(旧・豊川製油所)、秋田製油所道川支所(旧・道川製油所)、秋田製油所二田分工場(旧・秋田製油所)、新津製油所(2代目)、台湾製油所(旧・苗栗製油所)、試験所を継承。化学研究所を試験所に統合。
 
* [[1922年]](大正11年)
 
** [[5月31日]] - 直江津製油所休止。
 
** [[6月30日]] - 柏崎製油所(初代)閉鎖。
 
** 7月1日 - 旧宝田石油の柏崎分工場が柏崎製油所(2代目)に改称。
 
** 7月末 - 本社ビル「[[日石ビルディング|有楽館]]」が完成。
 
** [[12月31日]] - 秋田製油所豊川支所、直江津製油所閉鎖。
 
* [[1923年]](大正12年)
 
** 3月31日 - 秋田製油所二田分工場閉鎖。
 
** [[5月21日]] - 鶴見製油所発足([[1924年]][[6月16日]]操業開始)。
 
* [[1926年]](大正15年)[[2月28日]] - 新津製油所(2代目)休止([[1928年]][[7月26日]]閉鎖)。
 
 
 
'''宝田石油'''
 
[[File:Houden Oil Nagaoka.jpg|thumb|right|250px|[[長岡市]]にあった宝田石油本社(1912年頃撮影)]]
 
* [[1893年]](明治26年)[[3月29日]] - [[山田又七]]らにより、宝田石油株式会社(ほうでんせきゆ)設立。
 
* [[1896年]](明治29年)[[9月24日]] - 古志石油と合併、古志宝田石油株式会社に社名変更。
 
* [[1898年]](明治31年)
 
** [[6月16日]] - 全越石油の製油所(後の長岡製油所)を買収し、製油事業に進出。
 
** 10月 - 宝田石油株式会社に社名変更。
 
* [[1901年]](明治34年)10月 - 第一次合同、1903年10月までに浅野製油所など30の会社・組合を買収。
 
* [[1904年]](明治37年)10月 - 第二次合同、1905年3月までに宝扇石油商会・浅野削井部など19の会社・組合を買収。
 
* [[1906年]](明治39年)10月 - 第三次合同、1907年3月までに村井石油部など36の会社・組合を買収。
 
* 1907年(明治40年)4月 - 第四次合同、1908年9月までに新南北石油など27の会社・組合を買収合併。
 
* 1919年(大正8年)7月 - 沼垂製油所が操業開始。
 
* 1920年(大正9年)5月1日 - 中外石油アスファルト株式会社(1913年10月28日に中外アスファルトより社名変更、1907年4月15日会社設立)を合併。
 
* 1921年(大正10年)10月1日 - 日本石油株式会社と合併。
 
 
 
==== 昭和時代(戦前) ====
 
* [[1927年]]([[昭和]]2年)3月31日 - 秋田製油所道川支所閉鎖。
 
* [[1929年]](昭和4年)5月10日 - 下松製油所発足([[1930年]][[4月10日]]操業開始)。
 
* [[1934年]](昭和9年)[[2月2日]] - 道路部門を分離、日本舗道株式会社(現・株式会社[[NIPPO]])を設立。
 
* [[1936年]](昭和11年)[[12月1日]] - 関西製油所発足([[1937年]][[5月24日]]操業開始)。
 
* [[1939年]](昭和14年)
 
** 9月2日 - 販売部門を石油共販株式会社に譲渡、石油精製専業に。
 
** 11月 - 試験所閉鎖。
 
* [[1940年]](昭和15年)12月30日 - 和田製油所(新潟県)を買収。
 
* [[1941年]](昭和16年)
 
** 1月28日 - 北村製油所(千葉県)を買収。
 
** 6月1日 - 小倉石油株式会社と合併。横浜製油所、東京製油所、中央研究所を継承。
 
* [[1942年]](昭和17年)
 
** 4月1日 - 鉱業部門を[[帝国石油]]株式会社(現・[[国際石油開発帝石]])に譲渡。
 
** 6月1日 - 愛国石油株式会社を吸収合併。長岡製油所、川崎製油所を継承。
 
** 12月30日 - 諸橋製油所(秋田県)を買収。
 
* [[1943年]](昭和18年)
 
** [[11月30日]] - 長岡製油所閉鎖。
 
** [[12月15日]] - 川崎製油所閉鎖。
 
* [[1944年]](昭和19年)
 
** [[8月25日]] - 高雄製油所発足。台湾製油所を苗栗製油所に改称。
 
** [[9月1日]] - 末武製油所発足。
 
* [[1945年]](昭和20年)[[6月30日]] - 東京製油所閉鎖。
 
 
 
'''小倉石油'''
 
* [[1889年]](明治22年) - 小倉常吉が小倉油店を創業。
 
* 1894年(明治28年) - 小倉石油店に改称。
 
* [[1902年]](明治35年)[[12月27日]] - 釜屋堀工場(後の東京製油所)を買収。
 
* 1917年(大正6年)6月5日 - 大久保製油所(秋田県大久保)が操業開始。
 
* 1922年(大正11年)1月21日 - 横浜に原油貯油所を開設。
 
* 1923年(大正12年)4月30日 - 大久保製油所閉鎖。
 
* 1925年(大正14年)4月10日 - 小倉石油株式会社に改組。
 
* 1929年(昭和4年)12月 - 横浜製油所が操業開始。
 
* 1941年(昭和16年)6月1日 - 日本石油株式会社と合併。
 
 
 
'''愛国石油'''
 
* 1934年(昭和9年)4月 - 愛国石油合資会社として設立。川崎工場が操業開始。
 
* [[1935年]](昭和10年)4月 - 愛国石油株式会社に改組。
 
* [[1940年]](昭和15年)
 
** 3月 - 新愛国石油株式会社設立、加藤製油所および加藤製油所新津工場を継承。
 
** [[11月4日]] - 愛国石油が新愛国石油を合併、長岡製油所・新津製油所が発足。
 
* 1941年(昭和16年)4月 - 新津製油所閉鎖。
 
* 1942年(昭和17年)6月1日 - 日本石油株式会社に合併。
 
 
 
==== 昭和時代(戦後)・平成時代 ====
 
[[ファイル:Jnr Taki45238.jpg|thumb|250px|シンボルマークの「サンライズ」が貨車の右隅に描かれている。]]
 
[[ファイル:Yokohama City - panoramio.jpg|サムネイル|旧日本石油ガソリンスタンド (1999年)]]
 
* 1945年(昭和20年)
 
** [[8月15日]] - 苗栗製油所、高雄製油所閉鎖。
 
** [[10月5日]] - 末武製油所、上海製油所閉鎖。
 
** [[10月22日]] - 本社有楽館が[[連合国軍最高司令官総司令部|GHQ]]に接収、本社機能を東京都内に分散。
 
** [[12月20日]] - 中央研究所を中央技術研究所に改称。
 
* [[1946年]](昭和21年)[[6月4日]] - 本社を[[三菱仲5号館]]に移転。
 
* [[1947年]](昭和22年)[[1月20日]] - 東京製油所跡地に東京工場を開設。
 
* [[1949年]](昭和24年)
 
** 2月28日 - 鶴見製油所、関西製油所閉鎖。
 
** 4月1日 - 石油元売業者として営業再開。
 
** [[5月16日]] - 株式上場。
 
* [[1950年]](昭和25年)
 
** 1月20日 - 東京工場閉鎖。
 
** 6月 - 北海道製油所休止([[1957年]]12月31日閉鎖)。
 
* [[1951年]](昭和26年)
 
** [[7月23日]] - 東京タンカー株式会社(現・JXオーシャン)を設立。
 
** [[10月1日]] - アメリカのカルテックス社(現・[[シェブロン]])との折半出資で日本石油精製株式会社(現・[[JXエネルギー]])を設立、横浜製油所・下松製油所を譲渡。
 
* [[1955年]](昭和30年)
 
** [[2月3日]] - 日本石油瓦斯株式会社(後の新日本石油ガス)を設立。
 
** [[8月11日]] - 日本石油化学株式会社(現・[[JXTGエネルギー]])を設立。
 
* [[1956年]](昭和31年)7月23日 - 本社を「日石ビル」(旧・有楽館)に移転。
 
* [[1957年]](昭和32年)[[10月21日]] - 和信商事株式会社(現・JXトレーディング)を設立。
 
* [[1959年]](昭和34年)[[10月10日]] - 日石不動産株式会社(現・新日石不動産)を設立。
 
* [[1960年]](昭和35年)[[4月1日]] - 日本加工油株式会社(後の新日本石油加工)を設立。
 
* [[1962年]](昭和37年)[[8月13日]] - 「[[日石本館]]」(現・新日本石油ビル)が東京都港区芝田村町(現・西新橋)に完成、同ビルに本社を移転。
 
* [[1966年]](昭和41年)[[3月21日]] - 柏崎製油所(2代目)を柏崎工場に改称。
 
* [[1967年]](昭和42年)
 
** [[3月1日]] - 日本石油基地株式会社(現・[[JX喜入石油基地]])を設立。
 
** [[7月19日]] - [[日本海石油]]株式会社を設立。
 
** 11月1日 - 柏崎工場を日本加工油に譲渡。
 
* [[1970年]](昭和45年)4月1日 - 秋田製油所を日本石油加工に譲渡。
 
* [[1982年]](昭和57年)7月20日 - 新シンボルマーク「サンライズ」を制定。
 
* [[1984年]](昭和59年)11月30日 - [[三菱石油]]と提携。
 
* [[1988年]](昭和63年)7月 - 無鉛100オクタンガソリン「ダッシュレーサー100ガソリン」発売。
 
* [[1991年]]([[平成]]3年)
 
** 6月26日 - 資源開発子会社の業務を統括する日本石油開発株式会社(現・[[JX石油開発]])を設立。
 
** 同年度 - 給油所のカラーリングをパステルグリーンに変更し、従来の「日本石油」ロゴに代わり、ローマ字表記の「NiSSEKI」をブランド名として使用開始<ref>[http://www.noe.jx-group.co.jp/ayumi/1990-2000.html あたらしいENEOS誕生までのあゆみ 1990・2000年代]。なお、一部店舗ではENEOSに統一されるまで従来のカラーリングのままであった。2016年現在でも店舗の柱や、当時のタンクローリーにおいてNiSSEKI及び日本石油の名称が残されている場合もある。</ref>。
 
* [[1996年]](平成8年)4月 - カルテックス社が所有する日本石油精製の全株式を取得、100%子会社とする。
 
 
 
=== 三菱石油 ===
 
* [[1931年]]([[昭和]]6年)
 
** [[2月14日]] - '''三菱石油株式会社'''設立。
 
** [[12月]] - 川崎製油所が操業開始。
 
* [[1952年]](昭和27年)[[1月28日]] - 株式上場。
 
* [[1961年]](昭和36年)[[5月16日]] - 水島製油所が操業開始。
 
* [[1968年]](昭和43年)[[7月8日]] - [[新日本石油精製|東北石油株式会社]]を設立。
 
* [[1973年]](昭和48年)
 
** [[4月27日]] - 丸善石油(現・[[コスモ石油]])と共同で[[沖縄石油基地|沖縄石油基地株式会社]]を設立。
 
** 12月 - 給油所のカラーリングを“青空にくっきり映えるオレンジ色”をベースにしたものに変更(ただし、直前に発生した第一次オイルショックの影響から全面的な展開が延期となったほか、1980年代の終わりごろにデザインのマイナーチェンジが行われている)<ref>[http://www.noe.jxtg-group.co.jp/ayumi/1970-1980.html あたらしいENEOS誕生までのあゆみ 1970・1980年代]</ref>
 
* [[1984年]](昭和59年)[[11月30日]] - 日本石油と提携。
 
* [[1992年]]([[平成]]4年)[[3月20日]] - [[富士興産]]と共同出資で[[和歌山石油精製|和歌山石油精製株式会社]]を設立。
 
* [[1995年]](平成7年)3月 - 給油所のカラーリングをヤンググリーンと明るいイエローの組み合わせをベースとしたものに変更<ref>[http://www.noe.jxtg-group.co.jp/ayumi/1990-2000.html あたらしいENEOS誕生までのあゆみ 1990・2000年代]</ref>
 
 
 
=== 日石三菱→新日本石油 ===
 
* [[1999年]](平成11年)
 
** [[4月1日]] - 日本石油が[[三菱石油]]を合併し、'''日石三菱株式会社'''に商号変更。新潟製油所を日本石油加工に譲渡。
 
** 7月 - 水島製油所を日本石油精製に譲渡。
 
** 9月 - [[新日本石油精製|興亜石油]]株式会社を子会社化。
 
** 10月 - コスモ石油と、原油調達・精製・物流・潤滑油の各部門で業務提携。
 
** 10月1日 - 川崎製油所が川崎事業所に改称。
 
* [[2001年]](平成13年)
 
** 3月31日 - 和歌山石油精製海南製油所での原油処理を停止。
 
** [[7月1日]] - ブランド名を「NiSSEKI」から「ENEOS」に統一<ref>合併からENEOSブランドへの統一までは旧看板のままの営業であった(合併以後に建てられた店舗および旧日石系販売店は日石のペイント、旧三菱系販売店は三菱のペイントではあったが「NiSSEKI」や「三菱石油」の部分が「日石三菱」に差し替えられていた(合併以後に建て替えられた店舗でも旧三菱系販売店の場合、三菱タイプのペイントとなっていた。))。ENEOSブランドへ統一後もサインポールが旧日石系は正方形、旧三菱系は縦長の長方形で合併前の名残が見られるが、徐々に旧三菱系のサインポールも交換の際に正方形に変わっている。また、給油機に貼り付けてある燃料油名のシールも例として、旧日石系はハイオク:赤、レギュラー:青、軽油:緑、灯油:黄、旧三菱系はハイオク:黄緑・レギュラー:赤・軽油:紺・灯油:オレンジの配色で名残が見られるが、新規オープン及びリニューアル販売店やセルフ式スタンド等ではハイオク:黄、レギュラー:赤、軽油:緑、灯油:紺の配色となっていた(現在、旧日石系、旧三菱系の販売店に関わらず徐々にこの配色に変わってきている。)。尚、2002年4月よりハイオクはセルフ式スタンドを除き「ヴィーゴ」を記して販売している。</ref>。2016年現在、NiSSEKIの名称は一部のENEOSブランドのオートガスステーションに使われオレンジと赤でNISSEKI GASとペイントされている。また、希に旧日石やNiSSEKI時代の青やエメラルドのタンカーを目にすることもある。
 
** [[10月1日]] - 石油・天然ガス資源開発部門を日本石油開発に譲渡。
 
* [[2002年]](平成14年)
 
** [[4月1日]] - 新日本石油精製が東北石油・興亜石油を合併。
 
** [[6月27日]] - '''新日本石油株式会社'''に商号変更。
 
* [[2004年]](平成16年)[[3月31日]] - 富士興産の潤滑油事業を譲受け。
 
* [[2005年]](平成17年)7月1日 - 新日本石油ガスを合併。
 
* [[2006年]](平成18年)10月1日 - 新日本石油加工が新日本石油精製に合併、同社から秋田事業所・下松事業所を移管。
 
* [[2008年]](平成20年)
 
** 4月1日 - 三洋電機と合弁で定置用燃料電池事業にかかわる新会社「ENEOSセルテック」を設立。出資比率81%。
 
** 10月1日 - [[九州石油]]の大分製油所における石油精製事業・付帯関連事業を分割し子会社の[[新日本石油精製]]に承継させた上で、九州石油を吸収合併<ref>なお、旧九州石油が行っていた[[コウノトリ]]放鳥支援事業については、新日本石油の[[企業の社会的責任|CSR]]事業として継承されている。</ref>。
 
* [[2009年]](平成21年)[[10月30日]] - 新日鉱ホールディングスとの経営統合契約を締結。2010年(平成22年)4月1日付けで共同持株会社『[[JXホールディングス]]』(現:[[JXTGホールディングス]])を設立。
 
 
 
=== 九州石油 ===
 
* [[1960年]]([[昭和]]35年)[[12月20日]] - 九州石油株式会社設立。
 
* [[1963年]](昭和38年)11月 - 大分製油所発足。
 
* [[1964年]](昭和39年)[[3月16日]] - 大分製油所操業開始。
 
* [[1986年]](昭和61年) - 給油所のカラーリングを、ストークブルー・ホワイト・ソリッドブルーの3色の組み合わせをベースとしたものに変更<ref>{{Cite web |url=https://www.noe.jxtg-group.co.jp/ayumi/1970-1980.html |title=新しい「ENEOS」誕生までのあゆみ|JXTGエネルギー |work=1970・1980年代 |publisher=JXTGエネルギー |accessdate=2018-05-26}}</ref>。
 
* [[2008年]]([[平成]]20年)[[8月]] - 新日本石油が自己株式を除く全株式を取得し、実質的に完全子会社化。
 
 
 
=== 日本鉱業 ===
 
* [[1905年]]([[明治]]38年)[[12月26日]] - [[久原房之助]]が赤沢銅山を買収、[[日立鉱山]]に改称させ、久原鉱業所を開設。鉱山の開発に着手。
 
* [[1908年]](明治41年)11月 - 製錬所(日立製錬所、現・JX金属日立事業所)操業開始。
 
* [[1912年]](明治45年)[[9月18日]] - '''[[久原財閥|久原鉱業株式会社]]'''に改組。
 
* [[1916年]]([[大正]]5年)9月 - [[パンパシフィック・カッパー佐賀関製錬所|佐賀関製錬所]](現・[[パンパシフィック・カッパー]]佐賀関製錬所)操業開始。
 
* [[1928年]]([[昭和]]3年)3月 - 久原商事の経営破綻により危機に陥り、[[鮎川義介]]が2代目社長に就任。12月、'''日本産業株式会社'''に社名変更。
 
* [[1929年]](昭和4年)[[4月24日]] - 日本産業の鉱業部門が分離独立、'''日本鉱業株式会社'''を設立。
 
* [[1932年]](昭和7年) - [[尾小屋鉱山]]を[[横山鉱業部]]より買収する。
 
* [[1933年]](昭和8年)9月 - 原油生産開始。
 
* [[1939年]](昭和14年)3月 - 石油精製事業に進出、船川製油所(現・JXTGエネルギー船川事業所)買収。
 
* [[1943年]](昭和18年)4月 - [[日産化学工業|日産化学工業株式会社]]を合併。
 
* [[1945年]](昭和20年)4月 - 化学部門を日産化学工業として再分離。
 
* [[1950年]](昭和25年) - 金属加工事業開始、川崎工場(後の日鉱金属倉見工場川崎分工場)を新設。
 
* [[1961年]](昭和36年)6月 - 水島製油所(現・[[JXTGエネルギー水島製油所]])操業開始。
 
* [[1964年]](昭和39年)10月 - 倉見工場(現・JX金属倉見工場)操業開始。
 
* [[1965年]](昭和40年)2月 - 三日市製錬株式会社を合併、敦賀製錬所・三日市製錬所を継承。[[8月10日]]、 [[東亜石油]]・[[コスモ石油|アジア石油]]と共同で、共同石油株式会社を設立。
 
* [[1966年]](昭和41年)[[6月1日]] - 石油販売部門を共同石油へ譲渡。
 
* [[1969年]](昭和44年)4月 - 袖ヶ浦潤滑油工場操業開始。
 
* [[1979年]](昭和54年)[[12月25日]] - 東亜共石株式会社の経営権を譲受け、同社を知多石油株式会社に改称。
 
* [[1981年]](昭和56年)4月 - 銅箔事業を手がける子会社[[JX日鉱日石金属|日鉱グールド・フォイル株式会社(GNF)]]を設立。
 
* [[1983年]](昭和58年)[[7月1日]] - 知多石油を合併、知多製油所を移管。
 
* [[1985年]](昭和60年)4月 - 亜鉛・鉛精錬事業(敦賀製錬所・三日市製錬所)を日鉱亜鉛株式会社として分社化。5月、磯原工場(現・JX金属磯原工場)操業開始、電子材料事業に本格進出。
 
* [[1992年]]([[平成]]2年)5月 - [[日鉱金属|日鉱金属株式会社]]を設立。11月、金属製錬・金属事業・金属加工部門(佐賀関製錬所・日立工場・倉見工場・川崎工場)を日鉱金属に譲渡。
 
 
 
=== 共同石油 ===
 
* [[1965年]](昭和40年)8月10日 - 共同石油株式会社設立。
 
* [[1966年]](昭和41年)6月1日 - 日本鉱業・東亜石油・アジア石油の石油販売部門を集約、営業開始。8月、[[富士石油]]が共石グループに参加。
 
* [[1967年]](昭和42年)[[10月30日]] - [[鹿島石油]]を設立。
 
* [[1968年]](昭和43年)3月 - 川崎LPガス基地新設。
 
* [[1970年]](昭和45年)
 
** 4月 - 鹿島石油鹿島製油所操業開始。
 
** 5月 - アジア石油と共同でアジア共石株式会社を設立。
 
* [[1972年]](昭和47年)10月 - アジア共石坂出製油所(現・コスモ石油坂出製油所)操業開始。
 
* [[1973年]](昭和48年)[[6月8日]] - 東亜石油と共同で東亜共石株式会社を設立。10月1日、東亜共石名古屋製油所(現・[[JXTGエネルギー知多製造所]])操業開始。
 
* [[1979年]](昭和54年)[[12月18日]] - 東亜石油が共石グループ離脱([[昭和シェル石油|昭和石油]]グループに移行)、東亜共石の経営権は日本鉱業に譲渡。
 
* [[1981年]](昭和56年)[[9月30日]] - アジア石油が共石グループ離脱([[コスモ石油|大協石油]]グループに移行)、アジア共石の経営権は大協石油に譲渡。
 
* [[1987年]](昭和62年) - [[オリックス自動車|株式会社ジャパレン]]に資本参加。
 
* [[1989年]](平成元年)4月 - [[アイエスジャパン|アイエスジャパン株式会社]]を設立。12月、東亜石油への原油精製委託を終了。
 
* [[1990年]](平成2年)4月 - [[am/pm|株式会社エーエム・ピーエムジャパン]]を設立。
 
 
 
=== 日鉱共石→ジャパンエナジー ===
 
* [[1992年]]12月 - 日本鉱業と共同石油が合併(前者が存続会社)、'''株式会社日鉱共石'''に社名変更。
 
* [[1993年]]12月 - '''株式会社ジャパンエナジー'''に社名変更。ブランドネームを共石からJOMOに変更(店頭では翌1994年から使用を開始した)。
 
* [[1997年]]6月 - 船川製油所での原油処理を停止。
 
* [[1999年]][[7月1日]] - 電子材料製造部門(磯原工場)を[[JX日鉱日石金属|株式会社日鉱マテリアルズ]](旧・GNF)に譲渡。12月、鹿島石油を子会社化。
 
* [[2001年]]6月 - 知多製油所での原油処理を停止。
 
* [[2002年]][[9月27日]] - 日鉱金属と共同持株会社の[[新日鉱ホールディングス|新日鉱ホールディングス株式会社]]を設立。同社の上場に伴い上場廃止。
 
* [[2003年]][[4月1日]] - ジャパンエナジーはジャパンエナジー電子材料株式会社に社名変更。同時に石油部門を分離し新・'''株式会社ジャパンエナジー'''を設立。ジャパレンの株式を[[オリックス (企業)|オリックス株式会社]]に譲渡。[[10月1日]]、ジャパンエナジー電子材料(旧・ジャパンエナジー)が電子材料販売部門を日鉱マテリアルズに譲渡した上で、新日鉱ホールディングスに吸収合併。
 
* [[2004年]][[8月10日]] - [[am/pm|エーエム・ピーエムジャパン]]株式の一部を[[レインズインターナショナル|株式会社レインズインターナショナル]]へ売却し、同社は子会社から関連会社になる。
 
* [[2006年]][[6月26日]] - [[株主総会]]で[[定款]]を変更。同年[[6月28日]]より、[[公開会社でない株式会社|非公開会社]]化、[[取締役会]]・[[監査役会]]・執行役員会を廃止。
 
* [[2010年]]4月1日 - 親会社の新日鉱ホールディングスが[[新日本石油]]と株式移転を行い、共同持株会社JXホールディングス(現・[[JXTGホールディングス]])を設立。
 
 
 
=== JX日鉱日石エネルギー→JXエネルギー ===
 
* [[2010年]](平成22年)
 
** [[7月1日]] - 新日本石油が新日本石油精製・ジャパンエナジーを合併し、'''JX日鉱日石エネルギー'''となる。同時に旧会社が展開していたカード(ENEOSカード(旧新日本石油発行分)、JOMOカードなど)のENEOS・JOMO相互利用を一部のスタンドを除いて開始。あわせて、JOMOのスタンドでも[[ティーポイント|Tポイント]]が利用可能となった(この時はENEOSスタンドと共にTポイントの付与のみで、貯まったTポイントの利用はできなかった)。
 
** [[9月30日]] - 「ENEOSカード」への統合に伴い、「JOMOカード(ライト・プラス)」の新規受付を終了。
 
** [[10月1日]] - 当社(JX日鉱日石エネルギー)発行分の「ENEOSカード」の新規受付を開始。ユーザーのニーズに合わせ、キャッシュバック特典付の「ENEOSカード C」、ポイント機能付の「ENEOSカード P」、ガソリン・軽油・灯油の一律値引きとポイント機能を兼ね備えた「ENEOSカード S」の3種類となり、発行元も[[三菱UFJニコス]]から旧JOMOカード発行元であった[[トヨタファイナンス]]となった。合わせて、旧新日本石油発行分の「ENEOSカード」の一部制度変更も行われた。
 
** [[11月1日]] - 旧新日本石油が展開していた自動車用オイル「ENEOSオイル」のラインナップを刷新し、100%化学合成油の「ENEOSプレミアムモーターオイル SUSTINA(サスティナ)」など18銘柄を発売。なお、新「ENEOSオイル」はJOMOのスタンドでも従来の「JOMOドリーマー」に替わって販売される。
 
* [[2011年]](平成23年)
 
** [[2月17日]] - 水島製油所に於いて、[[1980年]](昭和55年)から30年以上に亘り、[[液化石油ガス|LPG]]燃焼後の[[排気ガス|排出ガス]]の[[粉塵|煤塵]]データについて、虚偽の記録を続けていたことが発覚。
 
** [[3月1日]] - LPガス事業を[[吸収分割]]により三井丸紅液化ガスへ継承・統合。三井丸紅液化ガスは[[ENEOSグローブ]]に商号変更。
 
* [[2012年]](平成24年)
 
** [[2月7日]] - 水島製油所に於いて、[[倉敷海底トンネル事故]]発生。死者5名を出す惨事となる。
 
** 4月1日 - ENEOSスタンドにおけるTポイント利用サービスを開始。併せて、一部のENEOSスタンドにおいてクレジット機能無しの「ENEOS Tカード」の発行も開始。<ref>この為三菱グループの企業だが、Pontaは使えない(Pontaは、昭和シェル石油が導入している為。)。</ref>
 
** 8月5日 - 水島製油所A工場で火災発生。製品用の潤滑油の原料を精製する第2真空蒸留プラントが7時間半に渡って燃え続けた。
 
* [[2013年]](平成25年)
 
** 2月1日 - 当社子会社の一光と[[鈴与商事]]の子会社である鈴与エネルギーが[[株式移転]]を行い、当社と鈴与商事が共同で出資する[[持株会社]]としてJ&Sフリートホールディングスを設立(同年10月1日に株式移転によって同社傘下となった一光と鈴与エネルギーが合併し、[[ENEOSウイング]]となる)。
 
** 10月31日 - 住宅設備・建材メーカーの[[LIXIL]]と業務提携契約を締結。
 
* [[2016年]](平成28年)
 
** 1月1日 - '''JXエネルギー'''に商号変更し、本社を千代田区大手町二丁目の[[大手町ホトリア|大手門タワー・JXビル]]へ移転<ref>[http://www.noe.jx-group.co.jp/information/2015/20151228_01_0812081.html 当社商号変更ならびに本社移転について](2016年1月1日 JXエネルギー株式会社]</ref>
 
** 4月1日 - 一般家庭向け[[電力自由化]]解放に伴い、「[[ENEOSでんき]]」のブランド名で電力事業に参入。
 
 
 
=== JXTGエネルギー ===
 
* [[2017年]](平成29年)
 
** 4月1日 - [[東燃ゼネラル石油]]とJXグループの経営統合に伴い、東燃ゼネラル石油を吸収合併し'''JXTGエネルギー'''(英語名称:{{lang|en|JXTG Nippon Oil & Energy Corporation}})に商号変更<ref>{{Cite press release|title=JXホールディングス株式会社と東燃ゼネラル石油株式会社との経営統合契約等の締結について|publisher=JXホールディングス、東燃ゼネラル石油|date=2016-08-31|url=http://www.hd.jxtg-group.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20160831_01_02_1050061.pdf|format=PDF|accessdate=2017-09-09}}</ref>。なお、合併後も両社の「ENEOS」・「ゼネラル」・「Express」の3ブランドは維持され、エクソンモービルとのライセンス契約をJXTGエネルギーが継承したことにより、「Esso」・「Mobil」ブランドも維持される。
 
** 9月6日 - 旧東燃ゼネラル石油の「ゼネラル」・「Express」ブランド、エクソンモービルとのライセンス契約で使用している「Esso」・「Mobil」ブランドを「ENEOS」ブランドに統一することを発表<ref name="jxtg20170906"/>。
 
 
 
== CM ==
 
=== キャラクター ===
 
* '''[[エネゴリ]]'''
 
* エネグマ
 
 
 
=== 出演タレント ===
 
;現在
 
*'''[[吉田羊]]'''
 
*'''[[DREAMS COME TRUE]]''' - 吉田羊と共演。
 
*'''[[小池栄子]]''' - ENEOSでんき
 
*'''[[古館寛治]]''' - 同上
 
*'''[[山寺宏一]]''' - ラジオCM(声のみ)
 
 
 
=== 歴代出演タレント ===
 
* [[伊藤つかさ]]
 
* [[麻倉未稀]]
 
* [[神田正輝]]
 
* [[所ジョージ]]
 
* [[笑福亭鶴瓶]]
 
* [[ザ・ドリフターズ]]
 
* [[星野一義]]
 
* [[マイケル・ウィンスロー]]
 
* [[鶴田真由]]
 
* [[大沢たかお]]
 
* [[中谷美紀]]
 
* [[星飛雄馬]]
 
* [[globe]]
 
* [[遠藤久美子]]
 
* [[ブルース・ウィリス]]
 
* [[竜雷太]]
 
* [[TOKIO]] - ENEOS灯油のCMは[[山口達也 (ジャニーズ)|山口達也]]が単独で出演
 
* [[貴乃花光司]]
 
* [[河野景子|花田景子]]
 
* [[イチロー]] - 新日本石油から引き続き出演
 
* [[竹内結子]] - ジャパンエナジーから引き続き出演
 
* [[えなりかずき]] - 水川、エネゴリと共演
 
* [[ガッツ石松]] - 水川、エネゴリと共演
 
* [[福澤朗]] - 水川、エネゴリと共演
 
* [[樫木裕実]] - 水川、エネゴリと共演
 
* [[のん (女優)|能年玲奈(現・のん)]]
 
* [[水川あさみ]] - エネゴリと共演
 
* [[田中みな実]] - 「ニュースキャスター 水素編」で吉田と共演、なお、[[フリーアナウンサー]]に転身してから初のTVCM出演となる。
 
* [[吉岡里帆]] - 吉田羊と共演<ref>{{Cite press release|title=吉田 羊さん・吉岡 里帆さんを起用した新テレビCMを放映開始!|publisher=JXTGエネルギー|date=2016-10-05|url=http://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/2016/20161005_01_1150234.html|accessdate=2017-09-09}}</ref>
 
 
 
※声のみ
 
* [[草野とおる]] - 招かれたイチロー編、招かれた竹内結子編(宇宙船の宇宙人の声)
 
* [[森山周一郎]] - エンジンオイルSUSTINA実感レポート 女性客編(車の声)
 
* [[クロちゃん (お笑い芸人)|クロちゃん]]([[安田大サーカス]]) - エンジンオイルSUSTINA実感レポート 男性客編(車の声)
 
* [[古谷徹]]<ref>かつて[[横浜エフエム放送|FM横浜]]で放送されていた三菱石油→日石三菱一社提供ラジオ番組『DIAMOND SUPERSTATION』・日本石油時代に[[巨人の星]][[星飛雄馬]]役でEnaカード(現・エネオスカード)CMに出演していた。</ref> - ラジオCM
 
 
 
=== コマーシャルソング ===
 
旧日本石油の[[コマーシャルソング]]として、冬季のストーブ用灯油のCMでの『日石灯油だもんネ』(作詞:[[五木寛之]]、作曲:[[越部信義]])がある。この曲は、[[三菱石油]]との合併後も歌詞の一部を変更して(日石灯油→日石三菱→ENEOS灯油)引き続き使用されている。
 
 
 
=== 提供番組 ===
 
==== テレビ ====
 
;2018年4月現在
 
* [[ザ!鉄腕!DASH!!]](日本テレビ系、2011年10月-)
 
* [[ザ!世界仰天ニュース]](日本テレビ系、2018年4月-)
 
* [[木曜ドラマ (テレビ朝日)|木曜ドラマ]](テレビ朝日系、2017年4月-)※[[緊急取調室]]放送開始より
 
* [[情報7days ニュースキャスター|新・情報7DAYS ニュースキャスター]](TBS系、2016年4月-)
 
* [[ジャンクSPORTS]](フジテレビ系、2018年4月-)
 
 
 
;過去
 
* [[天才・たけしの元気が出るテレビ!!]](日本テレビ系、日本石油時代)
 
* [[あじのある旅]]([[TBSテレビ|TBS]]系、[[MBSテレビ|MBS]]制作。日本石油時代)
 
* [[もうひとつの旅]](TBS系、MBS制作。日本石油時代)
 
* [[音楽の旅はるか]](TBS系、MBS制作。日本石油時代)
 
* [[ゴールデン洋画劇場]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列、日本石油時代)
 
* [[ウンナンのホントコ!]]([[TBSテレビ|TBS]]系列、日石三菱時代)
 
* [[とんねるずのみなさんのおかげでした]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列、日石三菱時代)
 
* [[行列のできる法律相談所]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列)
 
* [[AKBINGO!]](日本テレビ系)
 
* [[ネプリーグ]](フジテレビ系)
 
* [[うたばん]]([[TBSテレビ|TBS]]系、2008年4月 - 2009年3月26日)
 
** (「前回」[[さんまのSUPERからくりTV]]の枠に移行)
 
* [[ひみつの嵐ちゃん!]](TBS系)
 
* [[森田一義アワー 笑っていいとも!]]12:30-12:50頃([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系、2007年4月から隔日のみ、2009年3月まで)
 
** (「前回」[[土曜プレミアム]]の枠に移行)
 
* [[日曜洋画劇場]]([[テレビ朝日]]系)
 
* [[ドラえもん (2005年のテレビアニメ)|ドラえもん]](テレビ朝日系)
 
* [[ワールドビジネスサテライト]]([[テレビ東京]]系)
 
* [[がっちりマンデー!!]](TBS系列)
 
* [[NEWS ZERO]](日本テレビ系、 2014年4月-)※火曜中盤ナショナルスポンサー ※一部地域を除く
 
* [[バイキング]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系)
 
* [[サンデーモーニング]](TBS系)※がっちりマンデー!!降板後の2014年4月放送から2016年9月まで提供。前身のジャパンエナジー時代にも提供していた時期あり
 
* [[日曜洋画劇場]]→[[日曜エンターテインメント]](テレビ朝日系)
 
* [[テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ]](テレビ朝日系)※2017年4月より木曜ドラマへ移行
 
* [[News every.]]([[中京テレビ放送]]) など多数。
 
 
 
==== ラジオ ====
 
※ [[2010年]](平成22年)7月以降、イチローか竹内のどちらかが出演する内容のCM(経営統合をPRするもの)を放送するパターンが増えた。なお同年10月以降は新日本石油時代から提供していた[[エネファーム]](ENEOS時代から引き続き、水川が出演)のCMが追加された。
 
;2018年1月現在
 
* [[ENEOSプレゼンツ あさナビ]]([[ニッポン放送]]・[[全国ラジオネットワーク|NRN]]系、[[2014年]](平成26年)4月 - )
 
*[[福山雅治 福のラジオ]]([[エフエム東京|TOKYO FM]]·JFN系、[[2016年]] (平成28年) 1月以降)
 
* [[山下達郎のサンデー・ソングブック]]([[エフエム東京|TOKYO FM]]・JFN系、[[2012年]](平成24年)10月以降)
 
* [[お早うネットワーク]](ニッポン放送・NRN系、[[2016年]](平成28年)7月 - 、火・木曜日担当。前身のエッソ石油時代にも提供していた時期あり)
 
;過去
 
* [[裕司と雅子のガバッといただき!!ベスト30]](AM・[[ニッポン放送]]系、1993年4月 - 1998年3月。日本石油時代)
 
* [[中村雅俊マイ・ホームページ]](AM・[[JRN]]系、2004年4月 - 2007年9月。その後[[スズキ (企業)|スズキ]]にスポンサー変更)
 
* [[ON THE WAY COMEDY 道草]](FM・[[全国FM放送協議会|JFN]]系、2001年10月 - 2007年9月。番組は2008年3月で終了)
 
* [[ENEOS PRESENTS 夢をつかめ!星野JAPAN]](AM・[[全国ラジオネットワーク|NRN]]系、2007年10月29日 - 11月30日)
 
* ENEOSドライビングハイウェイ(NRN系・[[企画ネット番組]]。2004年3月まで)
 
* [[清水ミチコのミッチャン・インポッシブル]]([[ニッポン放送]] [[2006年]](平成18年)10月 - 2014年(平成26年)3月、[[2010年]](平成22年)6月までは「JOMO」冠で放送)
 
** [[JX童話の花束]]([[ニッポン放送]]・[[全国ラジオネットワーク|NRN]]系、[[2002年]](平成14年) - 、[[2010年]](平成22年)6月までは「JOMO」冠で放送)
 
* [[JFN]]時報 平日13-16時([[2008年]](平成20年)4月以降)
 
* [[渡辺真理のコトバ遺産|ENEOSプレゼンツ 渡辺真理のコトバ遺産]]([[TBSラジオ]]・[[JRN]]系、[[2009年]](平成21年)4月 - [[2011年]](平成23年)3月。「JX童話の花束」と同じく、[[2010年]](平成22年)6月までは「JOMOプレゼンツ」名義で放送)
 
* [[中村雅俊マイ・ホームページ]](TBSラジオ・JRN系、[[1996年]](平成8年)10月 - [[2009年]](平成21年)3月。このうち番組開始から[[2000年]](平成12年)3月までは「JOMOイブニングトーク」冠で、[[2004年]](平成16年)4月から[[2007年]](平成19年)9月までは「ENEOSクルージングタイム」冠で放送)
 
* [[AKB48のオールナイトニッポン]](ニッポン放送・NRN系、[[2010年]](平成22年)7月 - )
 
 
 
== スポーツ関連事業 ==
 
[[File:Kazuya Oshima 2014 Super GT Suzuka Race.jpg|thumbnail|200px|LEXUS TEAM Le Mans ENEOS]]
 
* [[モータースポーツ]]関連事業
 
** [[ホンダF1|ホンダ・レーシング・F1チーム]]・[[スーパーアグリF1チーム]](2005~2008年)
 
** [[ルマン (企業)|チーム ルマン]] [[レクサス|LEXUS]] TEAM LeMans ENEOS([[SUPER GT]])(2008~2015年)
 
** [[ヨシムラジャパン]] - [[2009年]](平成21年)まではJOMOブランドでスポンサード。[[2010年]](平成22年)より合併に伴いENEOSブランドへ変更した。
 
* [[野球日本代表]]オフィシャルスポンサー
 
* [[JX-ENEOS野球部]] - [[都市対抗野球]]最多優勝回数をもつ[[社会人野球]]界の名門チーム。[[2010年]](平成22年)7月に「新日本石油ENEOS野球部」から名称変更した。
 
* [[天皇賜杯全日本軟式野球大会]] - 軟式野球日本一決定戦。2014年大会から特別協賛。
 
* [[JX-ENEOSサンフラワーズ]] - [[バスケットボール女子日本リーグ機構]](Wリーグ)に所属し、[[全日本総合バスケットボール選手権大会|オールジャパン]]最多優勝回数を持つ[[女子バスケットボール]]界の名門チーム。2010年(平成22年)7月に「JOMOサンフラワーズ」から、[[2013年]](平成25年)4月に「JXサンフラワーズ」からそれぞれ名称変更した。
 
* [[全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会]](JX-ENEOSウィンターカップ) - [[2009年]](平成21年)までは「JOMOウィンターカップ」として開催。
 
* ENEOS[[陸上競技]]部
 
* NPO法人[[ベイスターズ・ベースボールアカデミー]] - 横浜ベイスターズ(現[[横浜DeNAベイスターズ]]と提携して[[2006年]](平成18年)に設立した。
 
* [[JXTGエネルギー水島サッカー部]]
 
* [[FC東京]] - ユニフォームスポンサーであり、旧新日本石油時代の2001年から2009年まで胸に掲出していた。合併時に胸スポンサーから外れたが、2012年から袖に掲出している。
 
 
 
== 公式スポンサー ==
 
* [[東京ディズニーリゾート]]
 
** [[ジャングルクルーズ]]([[東京ディズニーランド]]にある[[ENEOS]]がオフィシャルスポンサーになっているアトラクション)
 
** [[ディズニーシー・トランジットスチーマーライン]]([[東京ディズニーシー]]にある[[ENEOS]]がオフィシャルスポンサーになっているアトラクション)
 
 
 
== 不祥事 ==
 
=== コンプライアンス違反など ===
 
; 煤塵データ虚偽記載問題
 
* 水島製油所に於いて、同製油所から排出される[[排気ガス|排ガス]]に含まれる[[粉塵|煤塵]]の量を、[[1980年]](昭和55年)頃から30年以上に亘り、実際には測定していないにもかかわらず、測定したように装う形で、虚偽内容を記載し続けていたことが、[[2011年]](平成23年)[[2月17日]]付の各[[新聞]][[報道]]などによって発覚した。[[岡山県]]は、[[大気汚染防止法]]違反に当たるとして、同社に対し[[行政指導]]を行った<ref>{{Cite press release|title=水島製油所における大気汚染防止法に基づく定期検査の未実施について(お詫び)|publisher=JXTGエネルギー|date=2011-02-17|url=http://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/2010/20110217_01_0990036.html|accessdate=2017-09-09}}</ref><ref>[http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110217k0000e040065000c.html JX日鉱日石:30年間、排ガスばいじん虚偽記録] 毎日新聞 2011年2月17日</ref>。
 
* また、この件を受けて、同社が煤塵濃度の測定について、同社ならびにグループ会社に対して実態調査を実施したところ、[[和歌山石油精製]][[海南市|海南]]工場([[和歌山県]][[海南市]])に於いて、40年以上にわたり測定が未実施となっていたことが判明した<ref>{{Cite press release|title=当社グループ製造拠点における大気汚染防止法に基づくばいじん濃度測定の調査結果について|publisher=JXTGエネルギー|date=2011-02-25|url=http://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/2010/20110225_01_0990036.html|accessdate=2017-09-09}}</ref>。
 
 
 
; 液化石油ガスタンクの保安検査での虚偽報告
 
* 水島製油所において、[[2000年]](平成12年)以降に実施した保安監査で、[[液化石油ガス]](LNG)のデータに虚偽記載が行われていたことが、[[2012年]](平成24年)7月に明らかになった。内容としては、無届での補修工事や、補修前のデータを実際より優良であるかのように誤認させるなどであった。同年6月に安全基準に適合しないタンクが発見されたことで、虚偽記載が判明。同社は、問題のタンク並びに、これと関連を持つ製造装置について、安全が確認されるまで使用停止とした<ref>{{Cite press release|title=水島製油所における高圧ガス保安法に基づく保安検査の不備について(お詫び)|publisher=JXTGエネルギー|date=2012-07-13|url=http://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/2012/20120713_01_0940108.html|accessdate=2017-09-09}}</ref><ref>[http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120713/biz12071317410012-n1.htm JXが水島製油所で保安検査の虚偽報告 安全確認まで運転見合わせ] 産経新聞 2012年7月13日</ref>
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
{{Commonscat|JXTG Nippon Oil & Energy}}
 
* [[日本の企業一覧 (石油・石炭製品)]]
 
* [[エネオス]]
 
* [[JXTGホールディングス]]
 
* [[新日本石油]]
 
* [[三菱石油]]
 
* [[ジャパンエナジー]]
 
* [[東燃ゼネラル石油]]
 
* [[ENEOSフロンティア]](完全子会社で旧新日本石油系の販売子会社)
 
* [[ENEOSネット]](完全子会社で旧ジャパンエナジー系の販売子会社。社名変更前はJOMOネットだった。2015年7月1日付でENEOSフロンティアに吸収合併された)
 
* [[ネクステージ (石油販売)|ネクステージ]]([[三菱石油]]から続く[[三菱商事エネルギー]]とJXTGエネルギーの合弁会社)
 
* [[エクソンモービル]](ライセンス契約を結ぶ)
 
** [[モービル (ブランド)]]
 
** [[エッソ]]
 
* [[Speedpass]]
 
* [[T-POINT]]
 
* [[エクスプレス (サービスステーション)]]
 
  
 
== 外部リンク ==   
 
== 外部リンク ==   
 
* [http://www.noe.jxtg-group.co.jp/ JXTGエネルギー]
 
* [http://www.noe.jxtg-group.co.jp/ JXTGエネルギー]
* [http://www.emg-ss.jp Esso、Mobil、ゼネラル公式ホームページ]
 
* [http://www.eneos-gt.jp/2010/ 【ENEOS Motor sports 2010】]
 
  
{{JXTGエネルギーブランド}}
+
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{{JXTGグループ}}
 
{{三菱グループ}}
 
{{春光グループ}}
 
{{石油企業}}
 
{{石油連盟}}
 
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{{JOCオフィシャルスポンサー(2015-2020)}}
 
 
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{{DEFAULTSORT:しえいえつくすていしいえねるきい}}
 
[[Category:JXTGグループ]]
 
[[Category:JXTGグループ]]

2019/6/16/ (日) 08:36時点における最新版

JXTGエネルギー株式会社(ジェイエックスティージーエネルギー、: JXTG Nippon Oil & Energy Corporation

 ガソリンや灯油などの石油製品を精製・販売する石油元売りの日本最大手企業。2010年(平成22)に新日本石油とジャパンエナジーが合併し、その後グループ内の再編により発足したJXエネルギーが、2017年にさらに東燃ゼネラル石油を統合して誕生した。「J」はジャパン(日本)、「X」は未知、「T」は東燃、「G」はゼネラル石油を意味する。国内のガソリン販売のうち約55%(2017年3月末時点)のシェアを占める。系列給油所は約1万3000あり、JXエネルギー系の「ENEOS(エネオス)」と東燃ゼネラル石油系の「エッソ」「モービル」「ゼネラル」の計4ブランドをもつが、2019年6月末までに「ENEOS」に統一する。

 日本国内の石油製品需要は人口減少やエコカーの普及などで長期減退傾向にあり、室蘭(むろらん)製造所の生産を2019年3月末までに中止すると発表するなど国内11か所の製油所などの統廃合が課題である。電力小売り、ガス小売り、燃料電池車向け水素事業などに相次いで参入し、脱石油・新規エネルギー事業の開拓に取り組んでいる。なお親会社は持株会社JXTGホールディングスで、同ホールディングス傘下にJXTGエネルギーのほか、石油・天然ガス開発のJX石油開発、非鉄金属の製造・販売のJX金属などがある。

 1888年(明治21)創業の有限責任日本石油会社(後の日本石油)が前身。石油元売り業界の再編に伴い、(1)日本石油と三菱石油が1999年(平成11)に合併して日石三菱に、さらに2002年に名称変更した新日本石油、(2)日本鉱業と共同石油が1992年に合併して日鉱共石に、さらに1993年に名称変更したジャパンエナジー、(3)東燃とゼネラル石油が2000年に合併した東燃ゼネラル石油、(4)エッソ石油とモービル石油が2002年に合併したエクソンモービル、の4グループが統合したのがJXTGエネルギーである。このため昭和50年代に全国に16社存在した日本の石油元売りのうち、日本石油、三菱石油、九州石油、日本鉱業、共同石油、東燃、ゼネラル石油、エッソ石油、モービル石油、三井石油の10社がJXTGエネルギーに集約されるかたちとなった。本社は東京都千代田区大手町の大手町本社と東京都港区港南の品川本社の2本社制をとる。資本金は300億円で、JXTGホールディングスの全額出資。従業員数は9137人。売上高は10兆3010億円、営業利益は4875億円(いずれも2018年3月期)。石油関連企業としては世界第8位の規模である。

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