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'''黒幕'''(くろまく)とは、[[政治]]において[[国]]を行使する強力な人物。表の最高権力者を裏で操る人物や、最高権力者を降りた後にも政治的影響力を行使する人物などである。
+
'''黒幕'''(くろまく)
語源は[[歌舞伎#歌舞伎に由来する語|歌舞伎]]で、舞台裏で黒い幕を操作し進行に関わることから、背後で影響力を行使する強力な人物をこの進行役になぞらえ、こう呼ぶようになった。
 
  
欧米諸国では'''灰色の枢機卿'''(Éminence grise:直訳すると「灰色の猊下」)という。
+
歌舞伎(かぶき)用語。大道具の一つ。全体を黒色に染め、舞台一面に張ることのできる大きさの幕である。多くは背景として後ろに張る。背景に黒幕が現れたときは、場面が夜であることを象徴している。古くは夜の戸外の情景を表す場合には、黒幕を張った前に重要な道具を並べるだけのものだったが、近年は幕切れに黒幕を振り落として背景を見せる演出が行われる。『鈴ヶ森(すずがもり)』や『宮島のだんまり』などはこのやり方である。また、舞台で死んだ役を消すために小さい黒幕で隠して引っ込ませることがあるが、これを「消幕(けしまく)」とよぶ。黒幕は黒衣(くろご)と同様に観客には見えないという約束で、転じて、表面にたたず陰で人物や事件を操る人物のことをいう。
 
 
==概要==
 
[[政官財]]で大きな影響を与えている人物であり、表向きは有力財界人や元高級官僚、右翼団体の最高幹部として認知されている人物が多いが、一般にはほとんど知られていない人物もいる。裏では様々な利害調整や斡旋、仲介などを働き、そのやり取りを通じて政官財に影響を与えているとされている。
 
 
 
日本では、「影の総理」「闇(影)の権力者」「総理指南役」「[[ゴッドファーザー]](女性の場合はゴッドマザー)」「[[フィクサー]]」「[[キングメーカー]]」といった名称で呼ばれることもある。
 
 
 
== 第二次世界大戦以前 ==
 
=== 日本 ===
 
[[久野収]]は、[[戦前]]の日本([[大日本帝国]])の支配体系に関して、「[[天皇]]は、国民に対する『たてまえ』では、あくまで[[絶対君主]]、支配層間の『申しあわせ』としては、[[立憲君主]]、すなわち、[[天皇機関説|国政の最高機関]]であった。小・中学および軍隊では、『たてまえ』としての天皇が、徹底的に教えこまれ、大学および[[高等文官試験]]にいたって、『申しあわせ』としての天皇がはじめて明らかにされ、『たてまえ』で教育された国民大衆が、『申しあわせ』に熟達した[[帝国大学]]卒業生たる[[官僚]]に指導されるシステムがあみ出された」として、高文組のエリート官僚が天皇を隠れ蓑にして、権力を把握していたことを指摘している。
 
 
 
戦前の[[日本の政治]]では、[[ヤクザ]]・[[右翼団体]]からなる暗黒街と、[[政界]]・[[財界]]からなる表(合法)社会とを橋渡しする[[右翼]](通常は[[極右]])の事を指す事もある。[[宗教団体]]を利用することもある。有名な人物が[[頭山満]]。
 
 
 
=== フランス ===
 
フランスの場合は'''灰色の枢機卿'''(Éminence grise)と言う。[[ルイ13世_(フランス王)|ルイ13世]]の首相をしていた[[リシュリュー]]の黒幕であった[[フランソワ・ルクレール・デュ・トランブレー]]で現れた用語。リシュリュに及ぼした強い影響に際して、フランス史ではじめて日本の黒幕のような原則が現れたのである。デュ・トランブレーは枢機卿であったが、茶色の制服を着ていたので灰色の枢機卿として呼ばれていた。用語は現代フランス政治にも政治家に強い影響を及ぼす人物を示すために使われている。
 
 
 
=== ドイツ ===
 
第一次世界大戦後、帝政の瓦解により成立したドイツ共和国(ワイマール共和国)では、まだ堅牢な民主主義体制が確立されていなかったため、旧帝政時代の有力軍人などが政界で暗躍している。ヒンデンブルク大統領の信任が厚かった[[クルト・フォン・シュライヒャー]]将軍は黒幕的人物だった。
 
 
 
=== アメリカ合衆国 ===
 
[[アメリカ合衆国]]は大統領制を敷く国であるが、大統領に強い影響を及ぼす長官やスタッフを「[[アメリカ合衆国の首相]]」と呼ぶことがある。
 
 
 
== 第二次世界大戦以後 ==
 
{{seealso|反共|民主化}}
 
=== 第二次世界大戦以後の日本 ===
 
第二次世界大戦以後の[[日本の政治]]における黒幕は、主に「総理大臣を裏で操る人物」のことを指す。特に、かつて[[A級戦犯]]容疑者であった[[児玉誉士夫]]や[[笹川良一]]が、豊富な資金力と人脈で暗躍したことから、「黒幕」として恐れられていた。A級戦犯容疑者のうち、[[岸信介]]は総理大臣になったが、退任後もキングメーカーとして、日本の政治に影響力を持っていた。ほか、[[三浦義一]]は[[連合国軍最高司令官総司令部|GHQ]]と[[三井グループ]]を初めとする財界と自民党官僚派の橋渡しをやり、[[戦後]]の黒幕としての影響力は児玉と並ぶものであった。三浦と児玉の時代の後には[[西山広喜]]が大きな力を持った。
 
 
 
戦前の日本で強大な権力を握っていた官僚は、GHQの占領政策によって、官僚機構の中枢だった[[内務省 (日本)|内務省]]が解体・廃止されたが、[[大蔵省]]などは、ほぼ戦前と同じ形で生き残り、[[行政指導]]を武器に強い影響力を行使した。
 
 
 
=== 第二次世界大戦以後のラテンアメリカ ===
 
[[ラテンアメリカ]]では、CIAの意向を受けた政治家や軍人が、大統領として表の最高権力者になったり、政治を裏で動かす人物になっていた。彼らもまた、大統領を退陣した後も軍部などで「キングメーカー」として君臨した。
 
 
 
CIAが黒幕として操り、大統領として表の最高権力者になった人物としては、[[チリ]]の[[アウグスト・ピノチェト]]が代表例である。一方で、CIAが黒幕として操り、更に自身が大統領にならずに政治を裏で操った人物としては、[[ボリビア]]の[[クラウス・バルビー]]が代表例である。
 
 
 
== 日本で「黒幕」・「フィクサー」と称される代表的人物 ==
 
* [[信西]] - [[貴族]]・[[学者]]・[[僧]]。[[後白河天皇]]・[[藤原忠通]]・[[平清盛]]を陰で操った。
 
* [[天海]] - [[天台宗]]の僧。[[徳川家康]]、[[徳川秀忠|秀忠]]、[[徳川家光|家光]]の三代に渡ってブレーン的役割を果たした。
 
* [[頭山満]] - [[玄洋社]]の総帥。[[国家社会主義]]、[[アジア主義者]]の巨頭。
 
* [[杉山茂丸]] - 明治から大正、昭和初期にかけての首相のブレーンとして活躍した。
 
* 辻嘉六 - [[立憲政友会]]の黒幕と呼ばれた。
 
* [[久原房之助]] - [[久原財閥]](後の[[日産コンツェルン]])の総帥。政界に転して黒幕と呼ばれた。
 
* [[正力松太郎]] - 元内務官僚で、[[内閣情報局]]参与や[[読売新聞社]]社主などを歴任。CIAの協力者。
 
* [[賀屋興宣]] - 元大蔵官僚で衆議院議員、[[日本遺族会]]初代会長。[[共和党 (アメリカ)|アメリカ共和党]]や[[中央情報局]](CIA)、[[中華民国]]の[[蒋介石]]政権との人脈を持ち、[[反共|国際反共勢力]]、[[自民党]]といった国内外における右派人脈を築いた。
 
* [[甘粕正彦]]・[[石原莞爾]]・[[土肥原賢二]]・[[辻政信]]- [[満州事変]]、[[満州国]]創建にて暗躍した軍人ら(甘粕は元[[大尉|憲兵大尉]]。[[満州映画協会]]理事)。
 
* [[安岡正篤]] - [[陽明学]]研究者。[[東洋思想]]をもって戦中・戦後の政財界に強い影響力を与えた。
 
* [[三浦義一]] - 昭電事件で日本の軍国主義解体を推進する連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)民政局(GS)のチャールズ・ケーディスをスキャンダルで追い落とすのに貢献する。
 
* [[笹川良一]] - 元[[A級戦犯]]容疑者。[[国粋大衆党]]総裁といった日本における[[ファシズム]]運動家の第一人者。
 
* 大橋薫 - [[大蔵省]]や都市銀行の頭取クラスに対して絶大な影響を持ち、[[アジア開発銀行]]や[[がん保険]]の認可に関わり、金融界のフィクサーと呼ばれた。
 
* [[村井順]] - 元内務・警察官僚で、[[実業家]]。初代[[内閣情報官|内閣総理大臣官房調査室長]]、[[綜合警備保障]]の[[創業者]]で、社長・会長。内務省・警察庁OBとして強い影響力を持っていた。
 
* [[児玉誉士夫]] - [[暴力団]][[錦政会]]顧問。右翼団体やCIA、[[韓国]]と多く接触し、[[ロッキード事件]]にも深く関与した。
 
* [[田岡一雄]] - 三代目山口組組長。山口組を日本最大の暴力団にのし上げた。実業家としても様々な顔を持つ。海外マフィアからも『ジャパニーズマフィアのボス』として一目を置かれる。
 
* [[田中清玄]] - 実業家。戦時期の[[第二次共産党 (日本)|日本共産党]]中央委員長。田岡一雄のブレーン。終戦工作や[[全日本学生自治会総連合|全学連]]への資金提供、中東の石油取引などで暗躍。
 
* [[田中角栄]] - [[内閣総理大臣]](第[[第1次田中角栄内閣|64]]・[[第2次田中角栄内閣|65]]代)、[[自由民主党政務調査会長]]、[[自由民主党幹事長]]、[[自由民主党総裁]](第6代)などを歴任。 [[キングメーカー]]で「闇将軍」と呼ばれた。
 
* [[中曽根康弘]] - 元内務官僚で、内閣総理大臣(第[[第1次中曽根内閣|71]]・[[第2次中曽根内閣|72]]・[[第3次中曽根内閣|73]]代)、[[自由民主党総務会長]]、自由民主党幹事長、自由民主党総裁(第11代)などを歴任。
 
* [[後藤田正晴]] - 元内務・防衛・警察官僚で、衆議院議員。田中角栄の腹心で、中曽根内閣の事実上の[[副総理]]格。[[中華人民共和国|中国]]と太いパイプを持ち、警察庁人脈のドンとして警察機構内部に独裁的な権力を構築し、選挙情報や政治家の個人情報などの「警察情報」を全て独占していたことから、政官財から恐れられた。
 
* [[渡邉恒雄]] - [[読売新聞グループ本社]]代表取締役会長、[[読売新聞]]主筆。大手新聞社の重鎮として各界に影響力を誇示。児玉誉士夫や中曽根康弘と交友関係にある。
 
* [[四元義隆]] - 実業家。元[[血盟団事件|血盟団]]団員。中曽根康弘や[[細川護熙]]など歴代総理大臣の指南役。
 
* [[瀬島龍三]] - 元[[大本営]]作戦参謀。[[伊藤忠商事]]会長。[[中曽根内閣]]のブレーン。[[山崎豊子]]の小説「[[不毛地帯]]」の主人公・壹岐正のモデルともいわれる。
 
* [[福本邦雄]] - 実業家。「政界最後のフィクサー」と呼ばれた。
 
* [[矢板玄]] - 実業家。亜細亜産業
 
* [[池田大作]] - 国内最大といわれる[[新宗教]]・[[創価学会]]の第3代会長。
 
* [[山段芳春]] - 元京都自治経済協議会理事長。京都の政財界に絶大な影響力を持ち、「京都のフィクサー」と呼ばれた。
 
* [[森喜朗]] - 内閣総理大臣(第[[第1次森内閣|85]]・[[第2次森内閣|86]]代)、自由民主党政務調査会長、自由民主党幹事長、自由民主党総務会長、自由民主党総裁(第19代)などを歴任。[[清和政策研究会]]の会長として、小泉・安倍・福田・麻生の各総理大臣の政権運営に影響を与えた。
 
* [[浅田満]] - 実業家。食肉卸売業の[[ハンナン]]の元会長。[[部落解放同盟]]の元地方役員。食肉業界のドンとよばれた。
 
* [[小沢一郎]] - [[衆議院議員]]。[[田中派]]、[[竹下派]]の実力者として政治手腕を発揮。自らは総理大臣になることなく、幹事長や代表として裏から日本政治を動かしてきた。政党をいくつも潰してきたことから、「壊し屋」の異名を持つ。
 
 
 
== フィクションにおける黒幕 ==
 
* 亜東才蔵 (『[[東のエデン]]』)- ATO商会の会長兼相談役。戦後の復興期に運輸業からスタートし巨万の富を築いた大政商で、「昭和の亡霊」の異名を持つ「日本のフィクサー」、「鎌倉の老人」の一人。Mr.OUTSIDE(ミスター・アウトサイド)として、12人の日本代表を選抜してセレソンと名付け、彼らにノブレス携帯を与えた。セレソンゲームの主催者。世間から巧妙に姿を隠しており、生きていれば100歳になる。実は「亜東タクシー」という個人タクシーのドライバーをしており、主に乗客の中からセレソンを選抜していた。亜東は、今の日本の礎を築いてきたという自負がある人間だが、日本はこれでよかったのか、自分のやってきたことは正しかったのかと考えるようになり、日本の行き詰まった現状に危機感を抱いている。その打開策として、自分の眼鏡に適った人間に強制的に力を与えることによって、今一度日本が劇的に変化する瞬間を自分で演出しようとしている。
 
* 船津忠厳 (『[[創竜伝]]』)- 表向きの肩書は教育家・哲学家。戦時中に[[麻薬]]の密売で巨万の富と広大な人脈を築き、戦犯としての追及を巧妙に逃れて今に至る。「鎌倉の御前」と呼ばれ、政官財と日本の裏社会を支配し多くの大物をアゴで操る黒幕。徹底した軍国主義者。
 
* 渡老人(『[[日本沈没]]』)- 政官財で暗躍する黒幕。100歳という高齢にも関わらず、一種の激しい精神力と、短くするどい質問を浴びせてくる、頭脳の鋭さを持っている。戦前は[[満州事変]]で活躍し、直接ではないにしろ大勢の人間を死なせているという。戦時中は完全な隠遁生活を送って、戦犯にならずにやり過ごし、戦後は最初の15年ほどは猛烈に活動したが、80歳を過ぎてからは自分からは動かず、政財界の大物からアドバイスや斡旋、調停の口利きを依頼されていた。現在の総理大臣は、ほんの[[陣笠議員]]のころから渡老人から面倒を見てもらっており、[[造船疑獄]]事件の際に助けてもらっている。そのため、誰も渡老人には頭が上がらず、総理を[[茅ヶ崎]]の自邸に呼びつけて、ほんの二言三言で「D計画」の実行を決意させた。
 
* 「鎌倉のあの男」(『[[華麗なる一族]]』)- いまだかつて、名前も顔も、国民の前には一度たりとも現したことがない、日本の政治・経済・言論を陰で操る黒い人物。第三銀行の不正融資にも関与している。
 
* 「先生」(『[[羊をめぐる冒険]]』)- [[右翼]]の大物。「右翼と言ってもいわゆる右翼ではなく、そもそも右翼ですらない」という。名前も顔もほとんど表に出していないため、一般にはあまり知られていない。インタビューも写真撮影も一切許可されておらず、生きているか死んでいるかさえ、普通の人間には知りえない。「先生」はタイミングを捉えることが巧妙で、攻めどきと引きどきを心得ており、目の付け所もいい。[[1913年]]に[[北海道]]で生まれ、[[小学校]]卒業後に[[東京]]に上京して右翼となり、一度だけ[[刑務所]]に収監されている。出所後は[[満州]]に渡り、[[関東軍]]の参謀クラスと懇意となり、謀略関係の組織を設立して、主に麻薬を扱っていたという。この時期から急激に謎の人物となり、[[中国大陸]]を荒らし回った後に、[[ソビエト連邦]]が満州に侵攻する二週間前という絶妙なタイミングで、抱えきれないほどの貴金属と一緒に、満州から本土に[[駆逐艦]]で引き上げている。戦後は占領軍に逮捕されたが、調査は途中で打ち切られて不起訴となっている。病気を理由にしているが、実際は中国大陸を狙っていた[[ダグラス・マッカーサー|マッカーサー]]との間で取り引きがあったという。[[巣鴨刑務所|巣鴨]]から出所した後には、どこかに隠しておいた財産を二等分にして、保守党の派閥と、まだ広告が[[ちらし]]程度にしか考えられていなかった時代に広告業界を買い取っている。「先生」が表面に出ないのは、広告業界と政権政党の中枢を握っているため、できないことがないからであり、そもそも表面に出る必要がないからである。
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[フィクサー]]
 
* [[キングメーカー]]
 
* [[黒衣の宰相]]
 
* [[ザ・黒幕 日本支配]]
 
* [[アメリカ合衆国の首相]]
 
  
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[[Category:政治関係者]]
 
[[Category:政治関係者]]
 
[[category:冷戦]]
 
[[category:冷戦]]

2018/10/25/ (木) 12:48時点における最新版

黒幕(くろまく)

歌舞伎(かぶき)用語。大道具の一つ。全体を黒色に染め、舞台一面に張ることのできる大きさの幕である。多くは背景として後ろに張る。背景に黒幕が現れたときは、場面が夜であることを象徴している。古くは夜の戸外の情景を表す場合には、黒幕を張った前に重要な道具を並べるだけのものだったが、近年は幕切れに黒幕を振り落として背景を見せる演出が行われる。『鈴ヶ森(すずがもり)』や『宮島のだんまり』などはこのやり方である。また、舞台で死んだ役を消すために小さい黒幕で隠して引っ込ませることがあるが、これを「消幕(けしまく)」とよぶ。黒幕は黒衣(くろご)と同様に観客には見えないという約束で、転じて、表面にたたず陰で人物や事件を操る人物のことをいう。



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