隠岐空港

提供: miniwiki
移動先:案内検索

隠岐空港(おきくうこう,Oki Airport)は、島根県隠岐郡隠岐の島町島後島)にある地方管理空港島前地域を含めた隠岐諸島における唯一の空港である。「隠岐世界ジオパーク空港」の愛称がつけられている。

概要

隠岐の島町の中心地から南に約3km(15分)離れた岬半島の先端部に位置する。1965年(昭和40年)8月1日開港[1]。1999年(平成11年)より南側隣接地に新空港の建設を開始し、2006年(平成18年)より現空港として使用を開始している。

08/26方向に2000mの滑走路を持つ。平行誘導路は無く、滑走路両端にターニングパッドを備える。着陸帯の幅は150mであり、計器着陸には対応していない。

空港ターミナルビルは滑走路南東側に1棟あり、国内線専用である。ボーディングブリッジは設置されていない。空港ターミナルビルに隣接するエプロンには、小型ジェット機用1バース、プロペラ機用3バースが設けられている。

年間利用客数は、国内53,292人(2012年度)[2]

歴史

ファイル:Oki Airport Aerial photograph.2015.jpg
隠岐空港付近の2015年撮影空中写真。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。2015年撮影の2枚を合成作成。
ファイル:Oki Airport Aerial photograph.1977.jpg
隠岐空港付近の1977年撮影空中写真。当時の滑走路延長は1,200メートル。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。1977年撮影の6枚を合成作成。
  • 1965年(昭和40年)8月1日 - 開港[1]。場外離着陸場として開設(滑走路1,200m×30m)。米子空港不定期便運航開始。
  • 1966年(昭和41年)7月 - 出雲空港不定期便運航開始。
  • 1968年(昭和43年)7月 - 第三種空港として供用開始。米子空港便、出雲空港便を定期便化。
  • 1975年(昭和50年)4月 - 大阪国際空港便運航開始。
  • 1978年(昭和53年)11月 - 滑走路延長等の工事のため供用休止。
  • 1979年(昭和54年)4月 - 供用再開(滑走路1,500m×45m)。
  • 1998年(平成10年)4月 - 米子空港便休止。
  • 1999年(平成11年)7月 - 旧空港の南側隣接地に新空港建設工事開始。
  • 2006年(平成18年)7月 - 新空港供用開始(滑走路2,000m)、ジェット化。旧空港廃止。
  • 2015年(平成27年)7月 - 「隠岐世界ジオパーク空港」に愛称化。

施設

路線

航空会社 就航地 
日本航空 (JAL)

ジェイエアの機材・乗員による運航|| 大阪国際空港(伊丹空港)

日本エアコミューター (JAC) 出雲空港

かつての定期就航路線

アクセス

運行本数・所要時間・運賃等の詳細は、該当項目や公式サイトで確認されたい。

脚注

  1. 1.0 1.1 曽根田和久(2015年5月10日). “隠岐空港:今夏で開港50周年、愛称募集 利用促進協議会、15日まで”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. “管内空港の利用状況概況集計表(平成24年度速報値)” (PDF) (プレスリリース), 国土交通省大阪航空局, http://www.ocab.mlit.go.jp/about/total/report/pdf/riyou_h24d.pdf . 2013閲覧. 

関連項目

外部リンク