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| − | {{Pathnav|阪急阪神東宝グループ|阪急阪神ホールディングス|阪神電気鉄道|frame=1}}
| + | [[ファイル:阪神甲子園球場.jpg|サムネイル|左|阪神甲子園球場]] |
| − | {{出典の明記|date=2010年10月}}
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| | {{野球チーム | | {{野球チーム |
| − | |ページ名 = 阪神タイガース！ | + | |ページ名 = 阪神タイガース |
| | |チーム名 = 阪神タイガース | | |チーム名 = 阪神タイガース |
| | |会社名 = 株式会社阪神タイガース | | |会社名 = 株式会社阪神タイガース |
| | |加盟団体 = [[セントラル・リーグ]] | | |加盟団体 = [[セントラル・リーグ]] |
| | |創設年度 = {{start date and age|1935}} | | |創設年度 = {{start date and age|1935}} |
| − | |ロゴデザイン = [[File:Hanshin tigers insignia.PNG|150px|]] | + | |ロゴデザイン = |
| | |チーム名の遍歴 = | | |チーム名の遍歴 = |
| | * 大阪タイガース（1935年 - [[1940年]][[9月24日]]） | | * 大阪タイガース（1935年 - [[1940年]][[9月24日]]） |
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| | * 兵庫県・[[大阪府]]（[[2005年]] - [[2007年]]） | | * 兵庫県・[[大阪府]]（[[2005年]] - [[2007年]]） |
| | * 兵庫県（[[2008年]] - 現在） | | * 兵庫県（[[2008年]] - 現在） |
| − | |本拠地 = [[阪神甲子園球場]]（[[兵庫県]][[西宮市]]）[[ファイル:Summer Koshien 2009 Final.jpg|300px|center]] | + | |本拠地 = [[阪神甲子園球場]]（[[兵庫県]][[西宮市]]） |
| | |キャパ = 47,808人（阪神甲子園球場） | | |キャパ = 47,808人（阪神甲子園球場） |
| | |永久欠番 = | | |永久欠番 = |
| − | *[[藤村富美男|10:藤村富美男]]
| + | |オーナー = |
| − | *[[村山実|11:村山実]]
| + | |スポンサー = |
| − | *[[吉田義男|23:吉田義男]]
| + | |監督 = |
| − | |オーナー = [[坂井信也]]（[[阪神電気鉄道]][[代表取締役]][[社長]]） | + | |シリーズ優勝回数 = |
| − | |スポンサー = 阪神電気鉄道<br />（[[阪急阪神ホールディングス]]傘下） | + | |シリーズ優勝 = |
| − | |監督 = [[金本知憲]] | + | |リーグ優勝回数 = |
| − | |シリーズ優勝回数 = 1 | |
| − | |シリーズ優勝 = [[1985年の日本シリーズ|1985]] | |
| − | |リーグ優勝回数 = 9 | |
| | |リーグ優勝 = | | |リーグ優勝 = |
| − | *[[1937年の野球|1937秋]]
| + | |シリーズ出場回数 = |
| − | *[[1938年の野球|1938春]]
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| − | *[[1944年の野球|1944]]
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| − | *[[1947年の野球|1947]]
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| − | *[[1962年の野球|1962]]
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| − | *[[1964年の野球|1964]]
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| − | *[[1985年の野球|1985]]
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| − | *[[2003年の野球|2003]]
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| − | *[[2005年の野球|2005]]
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| − | |シリーズ出場回数 = 6 | |
| | |シリーズ出場 = | | |シリーズ出場 = |
| − | *[[1962年の日本シリーズ|1962]]
| + | |クライマックスシリーズ回数 = |
| − | *[[1964年の日本シリーズ|1964]]
| + | |クライマックスシリーズ = |
| − | *'''[[1985年の日本シリーズ|1985]]'''
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| − | *[[2003年の日本シリーズ|2003]]
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| − | *[[2005年の日本シリーズ|2005]]
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| − | *[[2014年の日本シリーズ|2014]]
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| − | |クライマックスシリーズ回数 = 7 | |
| − | |クライマックスシリーズ = 1勝6敗 | |
| − | *''[[2007年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|2007]]''
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| − | *''[[2008年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|2008]]''
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| − | *''[[2010年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|2010]]''
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| − | *''[[2013年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|2013]]''
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| − | *'''[[2014年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|2014]]'''
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| − | *''[[2015年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|2015]]''
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| − | *''[[2017年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|2017]]''
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| | }} | | }} |
| − | {{Portal|野球}}
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| − | '''阪神タイガース'''（はんしんタイガース、{{Lang-en|Hanshin Tigers}}）は、[[日本]]の[[日本プロ野球|プロ野球]]球団。[[セントラル・リーグ]]に所属する。日本に現存する12球団の中で[[読売ジャイアンツ]]に次いで2番目に歴史が長いプロ野球球団である。運営法人は株式会社阪神タイガース。[[親会社]]は[[阪神電気鉄道]]（[[阪急阪神ホールディングス]]傘下）。[[兵庫県]][[西宮市]]にある[[阪神甲子園球場]]が[[専用球場|本拠地]]。
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| − | == 球団の歴史 ==
| + | '''阪神タイガース'''（はんしんタイガース、{{Lang-en|Hanshin Tigers}}） |
| − | {{基礎情報 会社
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| − | |社名=株式会社阪神タイガース
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| − | |英文社名=HANSHIN Tigers Company, Limited
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| − | |ロゴ=
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| − | |種類=[[株式会社]]
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| − | |市場情報=
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| − | |略称=阪神、タイガース
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| − | |本社所在地=[[兵庫県]][[西宮市]]甲子園町2番33号
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| − | |国籍={{JPN}}
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| − | |本社郵便番号=663-8151
| |
| − | |本店郵便番号=
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| − | |本店所在地=
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| − | |設立=[[1935年]][[12月10日]]<br />（株式会社大阪野球倶楽部）
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| − | |業種=[[サービス業]]
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| − | |統一金融機関コード=
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| − | |SWIFTコード=
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| − | |事業内容=プロ野球球団運営、プロ野球興行事業など
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| − | |代表者=[[代表取締役]][[会長]]兼[[オーナー]] 坂井信也<br />代表取締役[[社長]] [[揚塩健治]]
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| − | |売上高=
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| − | |純利益=9億65百万円（2018年3月期）<ref name="financial">第84期決算公告、2018年（平成30年）7月3日付「官報」（号外第144号）93頁。</ref>
| |
| − | |純資産=56億700万円<br />（2013年3月31日現在）
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| − | |総資産=178億39百万円<br />（2018年3月31日現在）
| |
| − | |従業員数=
| |
| − | |決算期=[[3月31日|3月末日]]
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| − | |主要株主=[[阪神電気鉄道]] 100%
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| − | |主要子会社=
| |
| − | |関係する人物=
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| − | |外部リンク=http://hanshintigers.jp/
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| − | |特記事項=[[1961年]][[4月1日]]に現商号へ商号変更。<br />[[阪急阪神ホールディングス]]の[[連結子会社]]
| |
| − | }}
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| − | | |
| − | === 戦前 ===
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| − | {{by|1934年}}末に大日本東京野球倶楽部・球団名「[[読売ジャイアンツ|東京巨人軍]]」が創立された。東京巨人軍の親会社である[[読売新聞社]]は、数球団で職業野球リーグを結成したいと考えていた。特に[[東京市]]・[[大阪市]]・[[名古屋市]]の[[三大都市圏]]で試合を行うことを目指していた。誘いを受けた[[阪神電気鉄道]]が、当時日本最大の球場だった[[阪神甲子園球場|甲子園球場]]を本拠地とした球団を設立することとなった。
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| − | | |
| − | {{by|1935年}}、[[10月22日]]の[[門前眞佐人]]との入団契約{{Sfn|球団史|1985|p=43}}を皮切りに[[山口政信]]、[[藤村富美男]]、[[藤井勇]]といった[[日本の高校野球|中等野球]]のスター選手と[[都市対抗野球]]の強豪・大連実業の[[松木謙治郎]]らを集め、[[12月10日]]に商号「株式会社大阪野球倶楽部」、球団名「'''大阪タイガース'''」（おおさかタイガース、''Osaka Tigers''）が発足した。
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| − | | |
| − | {{by|1936年}}、[[1月9日]]に川崎コロムビアの[[若林忠志]]、[[2月28日]]に[[立教大学]]の[[景浦將]]など有力選手と契約し、4月19日の球団結成記念試合までに17名の選手を獲得した。[[2月5日]]には[[日本野球連盟 (プロ野球)|日本職業野球連盟]]が結成された<ref group="注釈">日本職業野球連盟は現在の[[日本野球機構]]の源流に当る組織である。</ref>。
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| − | | |
| − | 1936年の公式戦は春（第1回日本職業野球リーグ戦）・夏（連盟結成記念全日本野球選手権）・秋（第2回全日本野球選手権）の3シーズンに分け、東京・大阪・名古屋の各都市圏でいくつかの大会を開催する方式で行われた。最初の春シーズンは、連盟結成披露試合として甲子園球場、[[鳴海球場]]、[[宝塚球場]]にて3大会が行われた{{Sfn|球団史|1985|pp=79 - 85}}。東京巨人軍が[[アメリカ合衆国]]遠征を行っていて出場しておらず、名古屋金鯱軍も途中内外遠征を行ったため、シーズン通しての優勝は決定しなかった。
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| − | 夏、秋各シーズンでは各大会1位になった回数でシーズン優勝を決める勝ち点制だった。夏シーズンの名古屋大会で1位になった{{Sfn|球団史|1985|pp=97 - 101}}。また親会社同士が競争関係にある阪急軍に勝てなかったことから、初代[[プロ野球監督|監督]]の[[森茂雄]]が解任され、[[石本秀一]]が監督に就任した。同年秋に24勝6敗1分の成績を残し、シーズン優勝を決める勝ち点が2.5と東京巨人軍と並んだ。しかし、同年12月に[[洲崎球場]]で行われた優勝決定戦で、1勝2敗と惜敗した{{Sfn|球団史|1985|pp=142 - 149}}。
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| − | {{by|1937年}}秋、{{by|1938年}}春には[[御園生崇男]]に加えて37年春から[[西村幸生]]が加入したことにより安定した投手陣と、松木、山口、景浦、藤井、[[田中義雄]]らの強力打線を擁して、球団史上初かつ球団史上唯一の2シーズン連続の優勝を達成した。更にこの2年間は、春と秋のシーズン優勝球団の対決で年度優勝を決定していたが、2年とも対戦相手となった東京巨人軍を破り、年間優勝2連覇を達成した{{Sfn|球団史|1985|pp=195 - 198, 208 - 212}}。このように、大阪タイガースは[[第二次世界大戦]]前から戦中は常に東京巨人軍と優勝争いを繰り広げる強豪チームだった。
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| − | {{by|1939年}}、この年は2位になったにもかかわらず、日本プロ野球史上初めて全球団に勝ち越しながら優勝を逃すという初めてのケースとなった。
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| − | {{by|1940年}}[[9月25日]]、[[日米関係|日米]]および[[日英関係]]の悪化に伴う日本野球連盟の方針により、[[敵性語]]とされた[[英語]]の使用自粛のため球団名を「'''阪神軍'''」（はんしんぐん）に改称した。[[日中戦争]]・[[太平洋戦争]]の激化に伴う[[徴集]]および[[召集]]拡大化により選手数が不足する苦しい状況となる。{{by|1944年}}、監督兼主戦投手の[[若林忠志]]（当時37歳）が35試合中31試合に登板してタイトルを総なめにし、3度目の優勝を遂げた{{Sfn|球団史|1985|pp=261 - 262}}。戦争が激化する中、1944年の[[総進軍優勝大会|総進軍大会]]、ならびに[[1945年]]1月の[[1945年の正月大会|正月大会]]（非公式大会）に「'''猛虎'''（阪神と[[中日ドラゴンズ|産業]]の合同チーム）」の名称で参加したのを最後に、同年3月に活動を停止した。
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| − | === 戦後 - 1940年代 ===
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| − | 第二次大戦後、日本のプロ野球は{{by|1945年}}11月の東西対抗戦（非公式大会）より復帰。{{by|1946年}}3月に球団名を大阪タイガースに戻した。
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| − | {{by|1947年}}、若林が44年と同様に投手兼監督として[[最優秀選手 (野球)|最高殊勲選手賞 (MVP)]]を受賞する活躍をみせ、戦後初、通算4度目の優勝を飾った。1番・[[呉昌征]]から始まり[[金田正泰]]、藤村、[[土井垣武]]などリーグ屈指の強打者を並べた打線は、「'''[[ダイナマイト打線]]'''」と呼ばれた。特に4番・藤村は、物干し竿と呼ばれる長いバットを用いて本塁打を量産し、「（初代）[[ミスタータイガース]]」と称された。{{by|1948年}}、藤村が対金星戦（甲子園）で日本プロ野球初のサイクル安打を達成。
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| − | {{by|1949年}}には、チーム順位が6位にも関わらず藤村が最高殊勲選手賞を受賞した。オフの[[プロ野球再編問題 (1949年)|新球団加盟問題]]では、当初は[[千葉ロッテマリーンズ|毎日オリオンズ]]ら新球団の加盟に消極的ながら賛成していた。しかし、最終的には反対派に回り、2リーグ分裂に際して読売ジャイアンツなどと共に[[セントラル・リーグ]]を創設した。阪神に裏切られた形となった毎日は、戦力確保のためにタイガースの選手を集中的に引き抜いた。監督兼主戦投手の若林を始め、打撃、守備の中心である呉（1番[[中堅手]]）、[[別当薫]]（3番[[右翼手]]）、土井垣（5番[[捕手]]）、[[本堂保次]]（6番[[二塁手]]）ら6名が毎日に移籍した。また[[星野組硬式野球部|星野組]]の左腕投手・[[荒巻淳]]もタイガース入団が内定していたが、毎日に奪われている。更に[[遊撃手]]・[[長谷川善三]]が[[埼玉西武ライオンズ|西鉄クリッパース]]へ、[[門前眞佐人]]が[[横浜DeNAベイスターズ|大洋ホエールズ]]へ移籍し、ダイナマイト打線は崩壊した。
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| − | === セ・リーグ加盟 ===
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| − | ;[[1950年の大阪タイガース|1950年]]-[[1958年の大阪タイガース|1958年]]
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| − | 1950年、若林に代わり松木が監督に就任し、毎日に引き抜かれずに残留した藤村、金田、[[後藤次男]]、[[藤村隆男]]、[[梶岡忠義]]、[[白坂長栄]]らを中心にチームを構成して前年を上回る4位という順位を確保した。しかし新規に加盟した球団を除けば最下位で、レギュラーの3分の2が流出した影響は深刻だった。
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| − | | |
| − | 一方、チーム再建のため、[[ファーム]]の結成や本格的な[[スカウト (勧誘)|スカウト]]制度の導入などの改革により、世代交代の準備を進めた結果、[[吉田義男]]、[[渡辺省三]]、[[小山正明]]、[[田宮謙次郎]]などの若手選手が次々と主力になり、好成績を収めた。しかし投打が噛み合わず、[[水原茂]]監督率いる巨人が黄金時代の真っ直中にある中で、優勝から遠ざかることになった。
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| − | | |
| − | この間、松木は1954年限りで監督を退任。球団は後任にプロの経験がなかった[[岸一郎]]を起用してファンやマスコミを驚かせたが、岸は主力選手との対立や成績不振から1955年5月中旬に病気療養を名目に休養。助監督だった藤村富美男が監督代行となり、シーズン終了後には正式に兼任監督となる。しかし、1956年のシーズン終了後には、一部の選手が藤村の監督退任を求めて球団側と対立する[[藤村排斥事件]]と呼ばれる内紛が起き、解決までに2か月近くを要した。藤村が監督専任となった1957年は巨人と激しく首位を争ったが1.0ゲーム差で優勝を逃す。シーズン終了後、球団は監督を藤村から[[田中義雄]]に交代させた。藤村は現役に復帰するが、1958年限りで引退し、[[野球の背番号|背番号]]10は阪神初の[[野球界の永久欠番|永久欠番]]となった。
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| − | | |
| − | 1952年、[[プロ野球地域保護権|フランチャイズ制度]]の正式導入に伴い、保護地域が[[兵庫県]]となった。
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| − | 1955年、2軍チーム（阪神ジャガーズ）結成。[[ウエスタン・リーグ]]に加盟。
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| − | ;[[1959年の大阪タイガース|1959年]]
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| − | [[6月25日]]の対巨人11回戦（[[後楽園球場|後楽園]]）は、プロ野球史上初の[[天覧試合]]となった。試合は[[藤本勝巳]]の本塁打と、小山 - [[村山実]]の継投で優位に進めるも、9回裏に[[長嶋茂雄]]のサヨナラ本塁打で、4-5で敗戦。
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| − | 4年連続の2位に終わる。〈1959年は中日と同率の2位<ref group="注釈">この年は引き分けとして0.5勝+0.5敗を勝率に加算されていたため、引き分けとして0.5勝+0.5敗を勝率に加算されていなければ、大阪は勝率.5123、中日は勝率.5120となり、両球団の勝率が3毛差となり大阪は2位、中日は3位となる。</ref>〉。
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| − | === 1960年代 ===
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| − | ;[[1960年の大阪タイガース|1960年]]
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| − | 藤本勝巳が最多本塁打・最多得点の二冠を獲得したものの、チームは3位に終わる。
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| − | ;[[1961年の阪神タイガース|1961年]]
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| − | [[プロ野球地域保護権|フランチャイズ制度]]の導入に伴い保護区域を兵庫県と定められた関係で、チーム名から「大阪」を外し、[[4月1日]]に商号を「株式会社阪神タイガース」、球団名も'''阪神タイガース'''（はんしんタイガース、''Hanshin Tigers''）と変更した。しかし成績が低迷した上に、主力選手と度々衝突を繰り返した監督・[[金田正泰]]がシーズン中に解任されるなど、チームは混乱した。金田の後任として、巨人時代に7度のシーズン優勝を誇り、当時ヘッドコーチを務めていた[[藤本定義]]が監督に就任した。この年は、4位に終わる。
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| − | ;[[1962年の阪神タイガース|1962年]]
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| − | 藤本の下、小山・村山の両エースの力投と遊撃手・吉田、三塁手・[[三宅秀史]]、二塁手・[[鎌田実]]らによる守りの野球で2リーグ分裂後では初、通算5度目のリーグ優勝を果たした。[[1962年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では[[北海道日本ハムファイターズ|東映フライヤーズ]]と対戦した。村山先発で2連勝した後、3戦目にも村山を無理にリリーフ登板させたが打ち込まれ引き分けに終わったことが響き、その後4連敗。結果、2勝4敗1分で敗退した{{Sfn|球団史|1985|p=383}}。
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| − | ;[[1963年の阪神タイガース|1963年]]
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| − | 巨人と中日の首位争いに加わることができず、3位に終わる。
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| − | ;[[1964年の阪神タイガース|1964年]]
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| − | エース小山と[[千葉ロッテマリーンズ|毎日大映オリオンズ]]の4番・[[山内一弘]]とのトレードを成立させて打撃を強化する一方、[[ジーン・バッキー]]らが小山の穴を埋めた。[[横浜DeNAベイスターズ|大洋ホエールズ]]があと1勝すれば優勝という状況で、最後に9連勝し公式戦最終日の9月30日に逆転で6回目の優勝。しかし[[1964年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では、リーグ優勝決定の翌日から開催という強行日程になり、[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]に先に王手を掛けながら[[ジョー・スタンカ]]に2試合連続完封負けを喫するなどして、3勝4敗で敗れている。
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| − | ;[[1965年の阪神タイガース|1965年]]－[[1969年の阪神タイガース|1969年]]
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| − | 1965年から1967年まで3年連続の3位。1968年と1969年は、いずれも巨人と優勝争いを繰り広げるも、結果はいずれも巨人が優勝で、1968年は巨人と5ゲーム差、1969年は巨人と6.5ゲーム差の2年連続2位。1966年、藤本は[[杉下茂]]投手コーチに監督を譲り総監督となるが、同年8月に復帰。1968年まで監督を務め、同年オフに勇退。後任には[[後藤次男]]が就任。
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| − | === 第1次村山監督時代 ===
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| − | ;[[1970年の阪神タイガース|1970年]]－[[1972年の阪神タイガース|1972年]]
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| − | 1970年、村山が[[選手兼任監督]]に就任。[[江夏豊]]と[[田淵幸一]]のバッテリー、吉田義男に代わって遊撃手のレギュラーとなった[[藤田平]]といった個性的で人気と実力を兼ね備えた選手がそろったが、巨人が9年連続日本一の[[V9 (読売ジャイアンツ) |V9]]時代で、1970年・2位→1971年・5位→1972年・2位と優勝する事ができなかった。1971年の[[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスター]]では、江夏が9者連続[[奪三振]]を記録。1972年に村山が監督の肩書のまま投手に専念したため、[[金田正泰]]が監督代行を務めている。村山はこの年限りで引退した。
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| − | === 第2次金田監督時代 ===
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| − | ;[[1973年の阪神タイガース|1973年]]
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| − | | |
| − | 金田が正式な監督に就任して巨人と激しい優勝争いを展開し、残り2試合で1勝すれば優勝というところまでこぎつけたものの、[[ナゴヤ球場|中日球場]]での対[[中日ドラゴンズ]]戦で、2対4で敗戦、甲子園での最終戦でも0対9と敗れて、巨人が9年連続優勝となった。
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| − | | |
| − | ;[[1974年の阪神タイガース|1974年]]
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| − | | |
| − | 田淵が本塁打を量産し、オールスター戦時点では首位に立った。しかし、[[死のロード|夏の長期ロード]]で大きく負け越して後退、最終的にはBクラスの4位でシーズンを終える。シーズン後に金田は退任。
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| − | | |
| − | === 第1次吉田監督時代 ===
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| − | | |
| − | ;[[1975年の阪神タイガース|1975年]]
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| − | | |
| − | 吉田義男が監督に就任。田淵が王を抑えて本塁打王を獲得するも、江夏の不調などから3位に終わった。オフに江夏を[[江本孟紀]]・[[島野育夫]]らとのトレードで南海へ放出。
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| − | | |
| − | ;[[1976年の阪神タイガース|1976年]]
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| − | | |
| − | 当時新記録のシーズン193本塁打など打撃陣が好調で、[[ハル・ブリーデン]]や[[マイク・ラインバック]]、[[掛布雅之]]らの活躍で巨人と激しく優勝争いを演じるが、結局2位に終わる。
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| − | | |
| − | ;[[1977年の阪神タイガース|1977年]]
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| − | | |
| − | 序盤は好調だったが、4月には6連勝のあと6連敗、6月には6連敗のあと8連勝と、大型連勝と大型連敗を何度も繰り返すなどチームの調子が安定せず、特に対中日戦で8勝18敗と負け越したことが大きく響いて4位に終わる。この年のオフに吉田は監督を辞任。
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| − | | |
| − | === 第2次後藤監督時代 ===
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| − | ;[[1978年の阪神タイガース|1978年]]
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| − | | |
| − | 後藤が2度目の監督に就任したが球団史上初の最下位に終わり、後藤は責任を取る形で1シーズン限りで解任<ref>[http://www.sankei.com/west/news/160602/wst1606020074-n1.html 阪神、初の最下位転落時の監督・後藤次男さん キャッチフレーズは「みんな仲良くボチボチと」]産経</ref>。オフに[[小津正次郎]]が球団社長に就任すると、低迷するチームの改革を図るために大規模な改革が必要と考え、田淵と[[古沢憲司]]を[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]の[[竹之内雅史]]、[[真弓明信]]、[[若菜嘉晴]]、[[竹田和史]]との交換トレードで放出。更に[[江川事件|空白の一日事件]]で巨人が[[1978年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|ドラフト]]前日に[[江川卓 (野球)|江川卓]]と[[ドラフト外入団|ドラフト外]]で入団契約しようとすると、これに対抗してドラフトで江川を強行指名した。しかし、巨人入団を強く望む江川との交渉は難航し、結局は[[日本野球機構]][[コミッショナー (日本プロ野球)|コミッショナー]]・[[金子鋭]]（当時）の指示、いわゆる強い要望により江川を巨人に移籍させ、交換トレードの形で巨人の[[小林繁]]を獲得した。
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| − | === ブレイザー監督時代 ===
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| − | ;[[1979年の阪神タイガース|1979年]]
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| − | [[ドン・ブレイザー]]が監督に就任。掛布が48本塁打を放ち、小林が古巣の対巨人戦8勝を含む22勝を挙げるが、8月下旬に[[広島東洋カープ]]に離されて4位に終わる。
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| − | | |
| − | === 中西監督時代 ===
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| − | ;[[1980年の阪神タイガース|1980年]]
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| − | 新人の[[岡田彰布]]の起用法を巡る対立などでブレイザーがシーズン途中で監督を辞任。後任には[[中西太]]が就任したが、5位に終わる。
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| − | ;[[1981年の阪神タイガース|1981年]]
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| − | 優勝した巨人と8ゲーム差の3位。[[江本孟紀]]が「ベンチがアホやから野球ができへん」と首脳陣批判をして退団したのがこの年。
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| − | === 安藤監督時代 ===
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| − | ;[[1982年の阪神タイガース|1982年]]
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| − | [[安藤統男]]が監督に就任。優勝した中日と4.5ゲーム差、2位の巨人と3ゲーム差で2年連続の3位（但し勝利数では優勝した中日を上回った）。[[山本和行]]がストッパーに転向したり、6月に11連勝する話題もあったが、一方でこの年は[[島野育夫]]・[[柴田猛]]の両コーチが審判に暴行を加えて（[[横浜スタジアム審判集団暴行事件]]）無期限出場禁止処分を下されたり（翌年解除）、[[若菜嘉晴]]がスキャンダル問題で退団するなどトラブルも相次いだ。
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| − | ;[[1983年の阪神タイガース|1983年]]、[[1984年の阪神タイガース|1984年]]
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| − | 2年続けての4位。1984年オフ、安藤は監督を辞任、吉田義男が二度目の監督就任。
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| − | === 第2次吉田監督時代 ===
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| − | ;[[1985年の阪神タイガース|1985年]]
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| − | 1番・真弓、3番・[[ランディ・バース]]、4番・掛布、5番・岡田らの強力打線（「[[ニューダイナマイト打線|'''第二次ダイナマイト打線''']]」）が活躍し、[[4月17日]]の対巨人戦（甲子園球場）ではバース、掛布、岡田が巨人の先発の[[槙原寛己]]から[[バックスクリーン3連発]]を放って開幕ダッシュに弾みをつけた。この年は最終的に本塁打セリーグ記録を更新する219本塁打を記録し<ref group="注釈">[[2004年の日本プロ野球|2004年]]に巨人が更新</ref>。夏場まで首位を快走していた。しかし、[[8月12日]]に発生した[[日本航空123便墜落事故]]で球団社長の[[中埜肇 (実業家)|中埜肇]]が犠牲となり<ref group="注釈">同行していた[[阪神電気鉄道|電鉄本社]]常務取締役の石田一雄も犠牲となったが、これは同事故当日に[[運輸省]](現・[[国土交通省]])で行われた[[日本民営鉄道協会|民鉄協]]の会議に出席し帰阪のために同事故の便に搭乗したものであるが、当初この会議には球団オーナーで電鉄本社社長の[[久万俊二郎]]が出席し同便で帰阪する予定だったが、久万が私用で出席できなくなったことで中埜・石田の両名が代理で出席し同便に搭乗し同事故の犠牲となった。</ref>、阪神タイガースのナインたちもこの事故機（JA8119）に直前のフライト（[[福岡空港|福岡]]発[[東京国際空港|羽田]]行[[日本航空]]366便）で搭乗していたため<ref group="注釈">8月10日と11日に[[福岡市]]の[[平和台野球場]]で阪神対中日戦（地方主催試合）が行われ、事故日は13日から[[後楽園球場]]で行われる巨人対阪神戦に備えての移動日であった。犠牲になった中埜も事故前々日に応援のため平和台野球場を訪れていた。</ref><ref group="注釈">この366便に搭乗していた選手の一員である[[木戸克彦#エピソード|木戸克彦]]の妻は当該事故便の123便に搭乗予定だったが直前にキャンセルし難を逃れた。</ref>、選手たちは大きな衝撃を受けて一時は大型連敗を喫して首位陥落した。しかし、強力打線に加えて[[中西清起]]、[[福間納]]、[[山本和行]]らのリリーフ投手陣も1年を通して大車輪の活躍をみせ、[[10月16日]]の対[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]戦（[[明治神宮野球場|神宮]]）に引き分けて、21年ぶりのリーグ優勝が決定。<ref>[http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009040223_00000 ＮＨＫ特集 エースなき優勝～阪神21年目の栄冠～ - NHK名作選（動画・静止画） NHKアーカイブス]</ref>バースが球団初の[[三冠 (野球)|三冠王]]を獲得。西武との[[1985年の日本シリーズ|日本シリーズ]]は4勝2敗で勝利、1リーグ時代から約38年ぶり、2リーグ制になってから初の日本一達成となる。
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| − | ;[[1986年の阪神タイガース|1986年]]
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| − | バースがシーズン打率.389、シーズン長打率.777、7試合連続本塁打、13試合連続打点の日本新記録をマーク、2年連続三冠王を獲得するが、掛布と[[池田親興]]の負傷による長期戦線離脱、更に岡田などの主力選手の不振が影響し、[[死のロード|夏のロード]]で広島と巨人との優勝争いから脱落して3位に終わった。この年、[[川藤幸三]]が引退。
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| − | ;[[1987年の阪神タイガース|1987年]]
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| − | 投手陣崩壊に加え、掛布・岡田の不振で最下位となり、吉田は監督を辞任、[[村山実]]が監督就任。勝率.331は球団史上最低勝率である。
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| − | === 第2次村山監督時代 ===
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| − | ;[[1988年の阪神タイガース|1988年]]
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| − | 「[[少年隊]]トリオ」と呼ばれた[[和田豊]]、[[大野久 (野球)|大野久]]、[[中野佐資]]を登用するなど世代交代を進めたが、バースが長男の病気問題で退団、代わって入団した[[ルパート・ジョーンズ]]の故障、掛布の引退が重なって2年連続最下位。
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| − | ;[[1989年の阪神タイガース|1989年]]
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| − | [[セシル・フィルダー]]が本塁打王争いをするが、シーズン途中に三振してバットを叩きつけた際に骨折して帰国。5位に終わり、村山が監督を辞任、[[中村勝広]]が監督に就任。
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| − | === 中村監督時代 ===
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| − | ;[[1990年の阪神タイガース|1990年]]
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| − | 前ヤクルトの[[ラリー・パリッシュ]]や岡田が5月中盤まで好調で、特にパリッシュは8月まで本塁打王を狙える位置にいたが8月末に怪我を理由に突然の引退退団をしてしまった。投手陣は年間通して不振に終わり、主にロングリリーフを務めた3年目の[[野田浩司]]がチームトップの11勝（12敗）を挙げたが、エースの[[マット・キーオ]]が中村勝広監督とそりが合わず怪我もあり不振。オフには自由契約になる。結局は、先発陣で規定投球回に到達したのは5勝11敗の[[猪俣隆]]と4勝13敗の[[仲田幸司]]のみという結果に終わる。チームは2年ぶりの最下位。
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| − | ;[[1991年の阪神タイガース|1991年]]
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| − | 開幕5連敗、6月に球団ワースト新記録の10連敗（それまで当時の12球団で唯一、2桁連敗がなかった）を喫するなど、開幕から55試合で15勝40敗で、2年連続の最下位となった。しかし、終盤戦で猪俣・[[葛西稔]]といった若手投手の台頭で、5連続先発投手完投勝利を収めた。
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| − | ;[[1992年の阪神タイガース|1992年]]
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| − | この年は、ヤクルト、巨人、広島との四つ巴の優勝争いとなる。衰えが見えていた主力の岡田や真弓らに代わり、それまでほとんど実績の無い[[亀山努]]、[[新庄剛志]]の両外野手に加え、和田、[[八木裕]]、[[山田勝彦]]、入団2年目の[[トーマス・オマリー]]、大洋から移籍してきた[[ジム・パチョレック]]、新人王に輝いた[[久慈照嘉]]ら若手・中堅が活躍。特に亀山と新庄の台頭は「[[亀新フィーバー]]」と呼ばれた。また、甲子園の[[ラッキーゾーン]]を撤去して外野が広くなった事が功を奏し、6月に[[ノーヒットノーラン]]を達成した[[湯舟敏郎]]の他、[[中込伸]]、野田や14勝を挙げ勝ち頭となった仲田の先発陣や、中継ぎのルーキー[[弓長起浩]]、抑えの[[田村勤]]らこちらも若い投手陣が軸となり、リーグトップ防御率2点台を記録するなど、一時は首位と成るも終盤に投手陣の駒不足に遭いヤクルトとの優勝争いで競り負け、巨人と同率ながら2位となった。オフ、野田浩司と[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]の[[松永浩美]]が交換トレード。
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| − | ;[[1993年の阪神タイガース|1993年]]
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| − | 4位。オマリーが首位打者になる。松永浩美は3試合連続先頭打者本塁打の世界記録を樹立、しかし怪我での離脱が多く80試合の出場に終わり、オフには[[フリーエージェント (日本プロ野球)|FA]]で[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]へ移籍。前年最多安打・最多勝利打点だったパチョレックが途中退団。また岡田は自由契約を言い渡されオリックスに移籍した。一方、[[バルセロナオリンピック]]銀メダリスト[[郭李建夫]]がこの年に入団。オフには、新人として[[藪恵壹|藪恵市]]、FAでオリックス[[石嶺和彦]]が加入し、MLB通算226本塁打の[[ロブ・ディアー]]を年俸2億7000万円で獲得。
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| − | ;[[1994年の阪神タイガース|1994年]]
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| − | 2年連続の4位（ヤクルトと同率タイ）。[[藪恵壹|藪恵市]]がチームトップの9勝を挙げ新人王を獲得。新外国人のディアーは極度の不振で8月に退団。同年オフ、オマリーが長打力不足などを理由に解雇され、ヤクルトへ移籍。
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| − | ;[[1995年の阪神タイガース|1995年]]
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| − | 最下位。球団ワースト記録となる84敗を喫した。チーム本塁打は88本で4年連続セ・リーグ最下位であった。中村が7月23日限りで休養（その後、辞任）。[[藤田平]]に監督を代行させる状況であった。同年オフ、真弓が引退し、代行の藤田がそのまま監督に正式就任。新庄が藤田との確執などが原因で引退を宣言するが、すぐ撤回。
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| − | === 藤田監督時代 ===
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| − | ;[[1996年の阪神タイガース|1996年]]
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| − | 2年連続最下位。5月終了時点で既に借金15に達していた。個人としては、[[桧山進次郎]]がチームトップの22本塁打を記録。2年目の[[川尻哲郎]]が13勝、3年目の藪が初の二桁勝利を挙げる。しかし、藪と湯舟が二年連続でリーグ最多敗戦ともなる。藤田は9月12日に監督解任を通告され（藤田が監督解任を受け入れたのは翌13日）<ref name="ダメ虎を変えた! ぬるま湯組織に挑んだ、反骨の11年">[[野崎勝義]]著ダメ虎を変えた! ぬるま湯組織に挑んだ、反骨の11年、2011年、[[朝日新聞社]]、P34-39</ref>、チーフ兼バッテリーコーチの[[柴田猛]]が後任を務め、シーズンオフには、吉田義男が3度目の監督に就任。中西と木戸が引退。新人として[[今岡誠]]が入団。観客動員は200万人を割り、28年ぶりの赤字となった<ref name="ダメ虎を変えた! ぬるま湯組織に挑んだ、反骨の11年"/>。
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| − | === 第3次吉田監督時代 ===
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| − | ;[[1997年の阪神タイガース|1997年]]
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| − | 5位。打撃陣の主力として期待していた新外国人の[[マイク・グリーンウェル]]がわずか数試合で故障・「引退しなさいという神のお告げを聞いた」と突然退団・帰国。和田が開幕戦からの連続安打日本記録（24試合連続安打）を樹立。オフに久慈照嘉、[[関川浩一]]を[[大豊泰昭]]、[[矢野燿大|矢野輝弘]]との交換トレードで中日に放出。新人として[[坪井智哉]]、[[井川慶]]が入団。
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| − | ;[[1998年の阪神タイガース|1998年]]
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| − | 8月には球団ワーストとなる12連敗を記録するなどし、最下位。個人としては、5月26日に川尻が対中日戦で矢野とのバッテリーで[[ノーヒットノーラン]]を達成、シーズンも2年ぶりの二桁勝利を記録。藪も二桁勝利しプロ入りシーズン初の勝ち越しを達成。坪井智哉は2リーグ制分立後の新人最高打率（.327）を記録。坪井は中日の[[川上憲伸]]、巨人の[[高橋由伸]]、広島の[[小林幹英]]と新人王を争う。新人王は川上憲伸が獲得したが、川上以外の3人は新人王に値する活躍と評価され、3名とも新人特別賞を受賞している。シーズン後に吉田は監督を辞任し、後任にこの年までヤクルトの監督を務めた[[野村克也]]が就任した。
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| − | === 野村監督時代 ===
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| − | ;[[1999年の阪神タイガース|1999年]]
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| − | チームは6月には一時首位に立ったが、最終的に最下位。9月には2年連続で球団ワーストの12連敗を喫した。二軍が[[ファーム日本選手権]]を制し初の日本一となった。個人としては、前年テスト入団で復帰した[[遠山奬志]]が[[カムバック賞]]を受賞。シーズン前には、新人として[[福原忍]]が、西武から[[佐々木誠 (野球)|佐々木誠]]が加入。シーズンオフには、オリックスから[[星野伸之]]がFAで入団。巨人から[[広澤克実]]、ヤクルトから[[野村克則|カツノリ]]を獲得。
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| − | ;[[2000年の阪神タイガース|2000年]]
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| − | 球団初の3年連続の最下位。4月に9連勝して首位に立ち、5月には[[大阪近鉄バファローズ]]からトレードで[[吉田剛]]、[[西川慎一]]を、6月には日本ハムから金銭トレードで[[マイカ・フランクリン]]をそれぞれ獲得。オフには新庄がFAで[[メジャーリーグ・ベースボール|MLB]]の[[ニューヨーク・メッツ]]へ、大豊が契約交渉の決裂で中日に移籍。佐々木誠、フランクリンらが退団。チーム本塁打1位から3位（1位新庄28本・2位大豊24本・3位タラスコ19本）が全員退団する事態となった。[[湯舟敏郎]]・[[山崎一玄]]・[[北川博敏]]と近鉄[[酒井弘樹]]・[[面出哲志]]・[[平下晃司]]にて3対3[[トレード]]のトレードが行われた。新人として[[赤星憲広]]、[[沖原佳典]]、[[藤本敦士]]が加入。その他[[エドゥアルド・ペレス|エドワード・ペレス]]、[[イバン・クルーズ]]を獲得。
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| − | ;[[2001年の阪神タイガース|2001年]]
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| − | 4年連続の最下位。長打力が大幅に弱体化した打線を、走力で補うため俊足の若手を重用。個人としては、[[井川慶]]が防御率リーグ2位、[[赤星憲広]]が盗塁王、新人王を獲得、前年ロッテからテスト入団した[[成本年秀]]がクローザーとして台頭しカムバック賞を受賞、4番に定着した桧山は初のシーズン打率3割を達成した。しかし、この年のチーム最多本塁打はクルーズの14本という状況であった。シーズン途中、交換トレードで西武から[[谷中真二]]、新外国人[[トム・エバンス (野球)|トム・エバンス]]を獲得。シーズン後に吉田剛、酒井弘樹が退団、[[塩谷和彦]]をトレードで放出。オリックスから[[ジョージ・アリアス]]、FAで日本ハムから[[片岡篤史]]、交換トレードでオリックスから[[斉藤秀光]]、[[デリック・ホワイト]]らの外国人選手が加入。12月5日、野村は成績不振に加えて夫人の[[野村沙知代]]の脱税容疑での逮捕の責任を取る形で監督辞任。後任はこの年まで中日の監督を務めた[[星野仙一]]が就任。
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| − | === 星野監督時代 ===
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| − | ;[[2002年の阪神タイガース|2002年]]
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| − | 12年ぶりに開幕戦を勝利で飾るなど開幕7連勝でスタートし、巨人と首位争いを繰り広げていたものの、レギュラー選手に相次いで故障離脱が続出。特に赤星・矢野の離脱が致命的でセンターラインを失ったチームは徐々に失速。最終的には4位に終わり、主力と控えの戦力差に課題を残した。しかしチームとしては5年ぶりに最下位を脱出した。シーズン中にエバンスと西武の[[橋本武広]]の交換トレードを行い、オフには広島からFAで[[金本知憲]]、日本ハムから[[下柳剛]]、[[野口寿浩]]らが同じくトレードで加入。さらに[[ジェフ・ウィリアムス]]、元[[ニューヨーク・ヤンキース]]の[[伊良部秀輝]]が加入。
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| − | ;[[2003年の阪神タイガース|2003年]]
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| − | 「'''[[ダイナマイト打線 #第三次（2003年）|第三次ダイナマイト打線]]'''」と称された強力打線を擁し開幕より快進撃を続け、優勝マジックを'''セ・リーグ史上最速'''となる7月8日に点灯させる。マジック点灯以降は対中日戦で同一カード7連敗や2度の5連敗などでやや失速するも9月15日に18年ぶりリーグ優勝。20勝を挙げた井川慶がMVPに。[[2003年の日本シリーズ|日本シリーズ]]は[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]と対戦するが、甲子園でのゲームを全てものにする一方で、福岡でのゲームを全て落とし、3勝4敗で敗れた。シリーズ終了後、星野が監督を退任し、シニアディレクター職に転ずる。また、星野に招聘されたコーチ陣のうち、[[島野育夫]]はフロントに転出して管理部長、オマリーは駐米スカウトとして球団に残ったが、田淵幸一、[[達川光男]]、[[西本聖]]は退団した。岡田彰布が後任の監督に就任<ref>{{Cite news |title=王ダイエー日本一 星野監督勇退 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2003-10-28 |publisher=[[朝日新聞社]] |page=1 }}</ref>。
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| − | === 岡田監督時代 ===
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| − | ;[[2004年の阪神タイガース|2004年]]
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| − | 球団成績は4位。10月4日、井川慶がノーヒットノーランを達成。シーズン前に自由獲得枠で[[鳥谷敬]]を獲得、シーズン後は[[藪恵壹]]がFAで[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[オークランド・アスレチックス]]へ移籍、伊良部、アリアスが戦力外、リガン、[[八木裕]]が引退。オフに広島から[[アンディ・シーツ]]が移籍。
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| − | ;[[2005年の阪神タイガース|2005年]]
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| − | リーグ優勝。チーム防御率もリーグ1位となった。[[ジェフ・ウィリアムス]]、[[藤川球児]]、[[久保田智之]]のリリーフ投手3人を「勝利の方程式」として抜擢。驚異的な成績を残し、やがて3人の名前の頭文字をとって「'''[[JFK (阪神タイガース)|JFK]]'''」と呼ばれた。この年から導入された[[セ・パ交流戦|交流戦]]を経て首位に立つと、首位を明け渡すことなく優勝。赤星が5年連続の[[盗塁]]王を獲得、下柳が規定投球回未到達ながら最多勝、今岡が球団新記録の147打点を挙げて打点王、金本がMVPを獲得した。[[千葉ロッテマリーンズ]]との[[2005年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では0勝4敗で敗退。
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| − | [[ファイル:Balloons.jpg|thumb|256px|right|本拠地・阪神甲子園球場で応援するファンの様子（2005年）]]
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| − | ;[[2006年の阪神タイガース|2006年]]
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| − | 夏場の苦戦が響いて中日にマジック点灯を許すが、一時戦線離脱していた藤川球児が復帰第一戦の8月27日の巨人戦で好投して連敗を止めてからは怒濤の反撃に転じ、結果的には2位に終わるも優勝した中日を最後まで苦しめた。片岡篤史が引退。オフに井川が[[ポスティングシステム]]でMLB・[[ニューヨーク・ヤンキース]]へ移籍し、同じくMLBから[[エステバン・ジャン]]と[[ライアン・ボーグルソン]]を獲得。
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| − | ;[[2007年の阪神タイガース|2007年]]
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| − | 最終的に3位。4月から5月にかけて9連敗し、交流戦でも9勝14敗1分の10位と低迷。借金は最大で9となった。7月を15勝6敗、8月を12勝8敗1分で勝ち越し、9月中旬には首位に立つこともあった。中日との[[2007年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]第1ステージを0勝2敗で敗退。この年は、規定投球回数に到達した投手がいなかった。更に[[打率]]・[[得点]]も12球団中最下位だった。[[上園啓史]]が新人王を獲得。シーズン終了後にアンディ・シーツが現役引退。FAで広島から[[新井貴浩]]、トレードでオリックスから[[平野恵一]]、日本ハムから[[金村曉]]、MLBから[[ルー・フォード]]が加入。
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| − | ;[[2008年の阪神タイガース|2008年]]
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| − | 最終的に2位。4月12日に金本知憲が通算2000本安打を達成。5月6日の対巨人戦ではプロ野球史上2球団目の通算4500勝を達成。開幕から好調で、7月8日時点で巨人に最大13ゲーム差をつけ、同22日には優勝マジックを点灯させる。しかし、北京オリンピックに新井、藤川ら主力メンバーを派遣した後半戦から下降線をたどるようになり、8月29日を最後に巨人相手に全く勝てなくなる。9月21日の直接対決での3連敗で巨人に同率首位に並ばれ、10月8日の直接対決の最終戦で敗れ、巨人に単独首位を明け渡し、10月10日の横浜戦（横浜）での逆転負けにより巨人が優勝した。[[2008年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]第1ステージでは[[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]<ref group="注釈">この当時、甲子園は改装工事中で使用できなかったため、京セラドーム大阪で試合を行った。</ref>で中日と対戦するが、1勝2敗で2年連続の第1ステージ敗退となった。シーズン後、岡田は優勝を逃した責任をとり監督を辞任。真弓明信が後任となった。野口寿浩がFAで横浜に移籍。
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| − | === 真弓監督時代 ===
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| − | ;[[2009年の阪神タイガース|2009年]]
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| − | WBCに出場した岩田稔や正捕手の矢野、先発転向した久保田が故障で開幕に間に合わなかったことや、藤川の不調もあり前半戦は低迷。6月に途中加入したクレイグ・ブラゼルや、開幕前にロッテから移籍した[[久保康友]]、7月以降ローテーションに定着した能見らの活躍もあって、後半戦では8カード連続で勝ち越しを決めるなど巻き返すも、最終戦でヤクルトに連敗し4位に終わり、CS進出を初めて逃す。この年はベストナイン、ゴールデングラブ賞共に受賞者なし、タイトル獲得者もなしであった。3賞で受賞者がいないのは1995年以来14年ぶりであり、規定打席数以上で打率3割を超えた打者も2000年以来9年ぶりにいない状態であった。オフにシアトル・マリナーズから城島健司、コロラド・ロッキーズからマット・マートンなどを獲得。一方で、9年間チームに在籍した赤星が引退、藤本がFAでヤクルトに移籍、今岡、ウィリアムスらが退団した。また駐米スカウトのオマリーを解任し、シーツが後任となった。
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| − | ;[[2010年の阪神タイガース|2010年]]
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| − | 1試合22得点（球団記録更新）挙げるなど、1リーグ時代を除けば球団最高のチーム打率.290、3割打者と90打点以上達成者が5人ずつ、という記録を残すなど爆発的な破壊力を誇る打線は「'''[[ダイナマイト打線 #第四次（2010年）|第四次ダイナマイト打線]]'''」と称された。9月に一時的にマジックが点灯したこともあった。しかし最終的には、ナゴヤドームでの中日戦での大幅負け越しなどが響き、首位中日と1ゲーム差の2位。初めて甲子園で行われた[[2010年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]の第1ステージの対巨人戦は、先制しながらも0勝2敗で敗退。個人記録としては、鳥谷の[[遊撃手]]としてのシーズン104打点は'''プロ野球記録'''となったが、開幕前に負傷した金本は、フルイニング出場が途切れた。オフにはFAで[[小林宏之 (野球)|小林宏之]]と[[藤井彰人]]を獲得。一方で、矢野が引退、星野仙一シニアディレクターが、楽天の監督に就任するため退団。
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| − | ;[[2011年の阪神タイガース|2011年]]
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| − | [[3月11日]]に発生した[[東日本大震災]]の影響で、開幕日が当初の3月25日（[[明治神宮野球場|神宮球場]]での対ヤクルト戦）から4月12日の[[阪神甲子園球場|甲子園]]での対広島戦に変更となり、阪神にとって[[1993年]]以来18年ぶりの甲子園開幕戦。これを7-4で制し、40年ぶりの甲子園での開幕戦勝利を挙げた。投手では、先発の[[ランディ・メッセンジャー]]が、能見と並ぶ12勝を上げる。月間成績は6月から8月まで連続で勝ち越し、8月終了時には2位になる。しかし、9月に入ると首位ヤクルト相手に6連敗を喫するなどし、4位で終わった。シーズン後、真弓監督は辞任、後任の監督には[[和田豊]]コーチが就任した。この年、下柳、桜井、葛城らが退団。
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| − | === 和田監督時代 ===
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| − | ;[[2012年の阪神タイガース|2012年]]<ref>この年の記述の出典は特記無い場合{{Cite journal |和書 |journal = [[週刊ベースボール]] |date = 2012-12-10 |publisher = [[ベースボール・マガジン社]] |page = 70 }}</ref>
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| − | 阪神球団設立以来初めてキャプテン制度（野手と投手にそれぞれキャプテンを置く）を導入。野手に[[鳥谷敬]]、投手に[[藤川球児]]がそれぞれ就任した<ref>{{Cite news |title=阪神が新ユニホーム発表 ビジター用はシャツが黒！ |newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]] |date=2012-01-31 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/01/31/kiji/K20120131002543310.html |accessdate=2017-04-09}}</ref>。開幕9試合の[[4月10日]]に5勝2敗2分で首位となるなど、4月は勝ち越したものの5月以降はすべての月間で負け越した。交流戦に入り5連敗で勝率5割を切ると、以降は勝率5割以上になることがなく、前半戦を借金10の5位でターン<ref>{{Cite news |title=阪神・坂井オーナー 前半戦「申し訳ない結果」 |newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]] |date=2012-07-20 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/07/20/kiji/K20120720003714850.html |accessdate=2017-04-09}}</ref>。後半戦直後に7連敗<ref>{{Cite news |title = 阪神 弱っ7連敗…中畑監督も同情「暗いなあ」 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2012-07-29 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/07/29/kiji/K20120729003784000.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>、[[8月11日]]に対広島戦に敗れ8連敗でクライマックスシリーズ自力進出が消滅し<ref>{{Cite news |title = エルドレッドが逆転2ラン！阪神8連敗で自力CS消滅 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2012-08-11 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/08/11/kiji/K20120811003887970.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>、[[9月25日]]の対ヤクルト戦（神宮）で敗れてBクラスが確定<ref>{{Cite news |title = 阪神 今季22度目の零敗で2年連続Bクラス決定 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2012-09-25 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/09/25/kiji/K20120925004195520.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>、首位巨人と31.5ゲーム差、3位ヤクルトと11.5ゲーム差の5位に終わる<ref>{{Cite web |url = http://bis.npb.or.jp/2012/standings/ |title = 2012年度公式戦順位表 |publisher = 日本野球機構 |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。411得点、58本塁打はリーグ最少、24無得点試合はリーグ新記録で、規定打席到達者の最高打率が鳥谷の.262<ref group="注釈">最高打率が.270以下だったのはチームでは44年ぶり。</ref>など貧打線に苦しんだシーズンとなった。巨人とは途中9連敗<ref>{{Cite news |title = 新井弟 出血も実らず 阪神 対巨人9連敗に「やる気あるんか」 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2012-09-05 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/09/05/kiji/K20120905004048510.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>、東京ドームでは開幕から2分けを挟んで8連敗<ref group="注釈">前シーズンから通算すると10連敗。</ref>するなど1勝9敗2分に終わり<ref>{{Cite news |title = 阪神 東京ドーム10連敗 好機に併殺、直後に逆転許す |newspaper = スポーツニッポン |date = 2012-09-15 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/09/15/kiji/K20120915004117210.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>、シーズン通しては5勝15敗4分に終わる。2位の中日にもナゴヤドームで開幕から1分を挟んで8連敗するなど<ref>{{Cite news |title = 阪神 鬼門ナゴヤドーム8連敗「あと一本がね…」 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2012-09-08 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/09/08/kiji/K20120908004068400.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>、シーズン通して7勝15敗2分に終わり、上位2球団とドーム球場の試合で大きく負け越す結果となった。なお、この年は城島と金本が現役を引退した<ref>{{Cite news |title=名選手ともに引退…金本「残念というか、もったいない」 |newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]] |date=2012-09-28 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/09/28/kiji/K20120928004213340.html |accessdate=2017-04-09}}</ref>。オフには、藤川が海外FA権を行使し、メジャーリーグの[[シカゴ・カブス]]へ移籍した<ref>{{Cite news |title=球児 入団会見はクラブハウス開催 98年歴史“聖域”第一声 |newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]] |date=2012-12-08 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/12/08/kiji/K20121208004728170.html |accessdate=2017-04-09}}</ref>。元メジャーリーガーの[[西岡剛 (内野手)|西岡剛]]<ref>{{Cite web |date = 2012-11-20 |url = http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2631.html |title = 西岡剛選手入団記者会見 |publisher = 阪神タイガース公式サイト |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>と[[福留孝介]]<ref>{{Cite web |date = 2013-01-05 |url = http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2725.html |title = 福留孝介選手入団会見 |publisher = 阪神タイガース公式サイト |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>を獲得し、FAでオリックスの[[日高剛]]を獲得している<ref>{{Cite web |date = 2012-11-27 |url = http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2653.html |title = 日高剛選手の入団について |publisher = 阪神タイガース公式サイト |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。[[2012年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|ドラフト]]では、[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭高校]]の[[藤浪晋太郎]]を1位指名でオリックス、ヤクルト、ロッテとの4球団競合の末に獲得している<ref>{{Cite web |date = 2012-12-03 |url = http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2678.html |title = 2013年度新人選手入団発表会 |publisher = 阪神タイガース公式サイト |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。
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| − | ;[[2013年の阪神タイガース|2013年]]
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| − | 開幕から巨人と首位争いをしていたが、[[6月2日]]に阪神が今季初の首位に立つものの、[[6月13日]]に巨人が首位に返り咲くと以降は首位に立つことができないまま<ref>読売新聞2013年9月23日スポーツ面</ref>、巨人と5ゲーム差で迎えた8月27日からの3連戦で3連敗したことも響き<ref>朝日新聞2013年9月23日スポーツ面</ref>、[[9月22日]]に阪神が対ヤクルト戦（甲子園）に6対7で敗れたことで巨人のリーグ優勝が決定した<ref>{{Cite news |title = 巨人、2年連続リーグ優勝！阪神敗れ、昨季より1日遅く決定 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2013-09-22 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/22/kiji/K20130922006662460.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。[[9月23日]]の同戦に2対0で勝利し、3年ぶりに[[2013年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]進出が決定<ref>{{Cite news |title = メッセ3安打完封で12勝目！阪神のCS進出決定 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2013-09-23 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/23/kiji/K20130923006673680.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>し、10月3日の対DeNA戦（横浜）で7対3で勝利し、3年ぶりのシーズン勝ち越しと、2位を確定させた<ref>{{Cite news |title = 阪神快勝！鳥谷逆転弾 3年ぶりのシーズン勝ち越し、2位確定 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2013-10-03 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/03/kiji/K20131003006741170.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。広島とのCSファーストステージ（甲子園）は2連敗で敗退した<ref>{{Cite news |title = 3位広島が下剋上！阪神に2連勝、巨人とのファイナルS進出 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2013-10-13 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/13/kiji/K20131013006802330.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。この年、[[桧山進次郎]]が引退した<ref>{{Cite news |title = “代打の神様”桧山が引退表明「ほっとしている気持ちある」 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2013-09-07 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/07/kiji/K20130907006570060.html?feature=related |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。なお、同年10月より球団OBの掛布雅之が新設のゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター（DC）に就任<ref>[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_3025.html 掛布雅之氏のGM付育成&打撃コーディネーター就任について]阪神タイガース公式サイト 2013年10月21日配信</ref>。
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| − | ;[[2014年の阪神タイガース|2014年]]
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| − | 前年に続き巨人と広島との優勝争いとなり、8月には一時は首位の巨人と0.5ゲーム差となるものの長期ロード明け以降に阪神が失速し、26日に巨人の優勝が決定するが<ref>ここまでの記述の出典は産経新聞2014年9月27日付スポーツ面とする。</ref>、翌27日の対ヤクルト戦（甲子園）に勝利し2年連続で[[2014年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]への進出が決定<ref>{{Cite news |title = 阪神 CS進出決めた！終盤に勝ち越し、福留が千金打！ |newspaper = スポーツニッポン |date = 2014-09-27 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/09/27/kiji/K20140927009005330.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>し、10月6日に2年連続2位が決定した<ref>{{Cite news |title = 広島 痛恨の逆転負けで3位転落 CS本拠地開催ならず 阪神2位確定 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2014-10-06 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/06/kiji/K20141006009058060.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。マートンが首位打者、[[マウロ・ゴメス]]が打点王、メッセンジャーが最多勝と最多奪三振、[[呉昇桓]]が最多セーブを獲得するなど、NPB史上初めて1シーズン4人の外国人選手がタイトルを獲得した<ref name ="daily20141015">{{Cite web|title=“史上最強”虎助っ人陣の共通点とは…|url=http://www.daily.co.jp/opinion-d/2014/10/15/0007418211.shtml |publisher= [[デイリースポーツ]]|accessdate=2014-10-15}}</ref>。また[[福原忍]]の[[最優秀中継ぎ投手]]と合わせて、1シーズンで5人、6部門のタイトル獲得はそれぞれ球団タイ記録<ref>スポーツニッポン関西版2014年10月8日付2面</ref>。広島とのCSファーストステージ（甲子園）は第2戦で延長12回表に0対0とした時点で2位の阪神の勝ち上がりが決定し、1勝1分で球団初のファイナルステージに進出<ref>{{Cite news |title = セCS初の同点コールド適用 0―0のまま12回表終了で打ち切り |newspaper = スポーツニッポン |date = 2014-10-12 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/12/kiji/K20141012009090750.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。巨人とのファイナルステージ（東京ドーム）は、ファイナルステージ史上初の4連勝で、初めてCSを勝ち抜いての[[2014年の日本シリーズ|日本シリーズ]]進出となった<ref>{{Cite news |title = 原G無残…CS史上初4連敗 采配空振り、9回反撃も届かず |newspaper = スポーツニッポン |date = 2014-10-18 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/18/kiji/K20141018009127510.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。[[福岡ソフトバンクホークス]]との日本シリーズは甲子園での最初の2戦を1勝1敗で終えたことが、2000年代に入ってから6連敗中の敵地でこのシリーズも3連敗を喫したことに<ref group="注釈">2015年現在ホークスとの日本シリーズでは'''内弁慶シリーズ'''と言われた2003年もダイエーに4連敗しているので、ホークスには福岡でまだ勝ったことがない。</ref>つながり、1勝4敗で敗退した<ref>{{Cite news |title = 阪神 下克上ならず…敵地で9連敗“呪縛”解けないまま終戦 |newspaper = スポーツニッポン |date = 2014-10-30 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/30/kiji/K20141030009197920.html |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。阪神は2位でクライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズに進出したが、レギュラーシーズン2位以下で日本シリーズに進出して日本一になれなかったのは阪神が初であった<ref group="注釈">パ・リーグでは前身の[[プレーオフ]]で2004年2位の西武、2005年2位のロッテ（当時のプレーオフは[[パシフィック・リーグ]]のみに先行導入され、プレーオフを勝ち抜いたチームがリーグ優勝というルールだった）、CS導入後の2007年2位の中日、2010年3位のロッテはいずれも日本一になっている。なおこれはパ・リーグで1973年から1982年にかけて実施されていた[[2シーズン制]]は含まない(これを含めると1973年の南海と1979年の近鉄が該当)。</ref>。
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| − | ;[[2015年の阪神タイガース|2015年]]
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| − | 球団創設80周年を迎えた。[[5月28日]]の[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]戦で球団通算5000勝目を達成し<ref>{{cite news | url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1483509.html | title = 今夜も福留！サヨナラ押し出しで虎通算5000勝 | newspaper = [[日刊スポーツ]] | date = 2015-05-28 | accessdate = 2016-09-26 }}</ref><ref>{{cite news | url = http://www.sanspo.com/baseball/news/20150528/tig15052822580015-n1.html | title = 阪神、2夜連続サヨナラで球団通算5000勝！福留が押し出し四球選ぶ | newspaper = サンケイスポーツ | date = 2015-05-28 | accessdate = 2015-05-28 }}</ref>（巨人に次いで12球団中2番目の早さでの達成<ref>{{Cite news |title=阪神 連夜のサヨナラ勝ちで通算5000勝！また福留決めた！ |newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]] |date=2015-05-28 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/05/28/kiji/K20150528010436970.html |accessdate=2017-04-09}}</ref>）。交流戦では、セ・リーグ球団で唯一10勝8敗で勝ち越し、総合順位では6位に終わるが、セ・リーグ球団ではトップの成績だった<ref>{{Cite news |title = 大勝で交流戦セで唯一勝ち越し |newspaper = デイリースポーツ |date = 2015-06-16 |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2015/06/16/0008128322.shtml |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>。[[6月19日]]に[[ネルソン・ペレス]]を獲得。6月15日の前半戦終了段階で3位<ref>{{Cite news |title = セ・リーグ6球団監督が前半戦を総括 |newspaper = 日刊スポーツ |date = 2015-07-16 |url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1507867.html |accessdate = 2016-09-26 }}</ref>。[[7月3日]]の対[[横浜DeNAベイスターズ]]戦で、プロ野球史上初の通算1万試合を達成した<ref>{{cite news | url = http://www.sankei.com/west/news/150703/wst1507030067-n1.html | title = 阪神が最速で1万試合到達 川藤幸三OB会長「誇らしい数字」 | newspaper = 産経WEST | date = 2015-07-03 | accessdate = 2015-07-03 }}</ref><ref>{{cite news | url = http://www.nikkansports.com/baseball/news/1501474.html | title = 阪神史上初の１万試合達成 和田監督「すごいな」 | newspaper = 日刊スポーツ | date = 2015-07-03 | accessdate = 2016-09-26 }}</ref>。後半戦は、[[9月27日]]の対広島戦の逆転負けで、リーグ優勝の可能性が完全消滅<ref>{{Cite news |title = 阪神逆転負けでリーグ優勝完全消滅 |newspaper = デイリースポーツ |date = 2015-09-27 |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2015/09/27/0008434942.shtml |accessdate = 2016-09-26 }}</ref>。最終的にリーグ戦3位。[[2015年のセントラル・リーグクライマックスシリーズ|クライマックスシリーズ]]のファーストステージでシーズン2位の巨人と対戦し、結果1勝2敗で敗退となった。本塁打はリーグワースト2位、盗塁も48はダントツのワースト<ref>週刊ベースボール2015年12月14日号、P82</ref>。得点リーグ最下位、チーム打率4位、チーム防御率も5位と低迷した。シーズン終了後、[[関本賢太郎]]<ref>{{Cite news |title = 阪神・関本賢太郎、涙の引退会見 |newspaper = デイリースポーツ |date = 2015-09-30 |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2015/09/30/0008443522.shtml |accessdate = 2015-10-14 }}</ref>・[[藤井彰人]]<ref>{{Cite web |date = 2015-10-13 |url = http://hanshintigers.jp/news/topics/info_4000.html |title = 藤井彰人選手が現役引退を発表 |publisher = 阪神タイガース公式サイト |accessdate = 2015-11-09 }}</ref>、[[渡辺亮]]が現役を引退。[[呉昇桓]]が[[セントルイス・カージナルス]]に移籍。リーグ優勝を逃した責任を取り、和田監督が退任となった<ref>{{Cite news |title = 阪神、和田監督の退任を発表 |newspaper = デイリースポーツ |date = 2015-09-30 |url = http://www.daily.co.jp/newsflash/tigers/2015/09/30/0008444016.shtml |accessdate = 2016-09-26 }}</ref>。[[週刊ベースボール]]では生え抜きの日本人選手が育たない分、外国人への依存度が高まったと指摘され、チーム総得点リーグワースト、チーム防御率も五位と低迷した<ref>週刊ベースボール2015年11月2日号、P109</ref>。投手コーチの[[中西清起]]・[[山口高志]]、打撃コーチの[[関川浩一]]・[[高橋光信]]、守備走塁コーチの[[山脇光治]]・[[風岡尚幸]]、2軍バッテリーコーチの[[吉田康夫]]、2軍打撃コーチの[[八木裕]]の8コーチが解任された<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20151018/tig15101805000011-n1.html 阪神、首脳陣を“総入れ替え” 高橋光信打撃コーチを解任]サンケイスポーツ、2015年10月18日</ref>。後任の監督に球団OBの[[金本知憲]]が就任した<ref>{{Cite news |title = 金本新監督が誕生 受諾を決断 |newspaper = デイリースポーツ |date = 2015-10-17 |url = http://www.daily.co.jp/tigers/2015/10/17/0008491007.shtml |accessdate = 2015-11-09 }}</ref>。球団本部付育成&打撃コーディネーターの[[掛布雅之]]が[[二軍監督]]に就任<ref>{{Cite news |title = 再建へ金本新監督とタッグ!掛布氏2軍監督就任、28年ぶり縦じま |newspaper = スポーツニッポン |date = 2015-10-21 |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/21/kiji/K20151021011359610.html |accessdate = 2015-11-09 }}</ref>。また、新外国人の[[マット・ヘイグ]]、[[マルコス・マテオ]]、[[ラファエル・ドリス]]、FAでは中日から[[髙橋聡文]]が加入し、[[四国アイランドリーグplus]]の[[高知ファイティングドッグス]]に所属していた[[藤川球児]]が復帰した。
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| − | === 金本監督時代 ===
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| − | ;2015年
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| − | [[10月27日]]、一軍・二軍のコーチ陣を発表し、作戦兼バッテリーの[[矢野燿大]]・打撃の[[片岡篤史]]と[[濱中治]]・2軍打撃兼野手総合の[[今岡誠]]・2軍守備走塁の[[藤本敦士]]といった2003年・2005年のリーグ優勝当時に金本監督とともに優勝に貢献したメンバーが顔をそろえた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/10/27/kiji/K20151027011399340.html 阪神・金本新監督「最強のコーチ陣」 来季スタッフ発表 ]スポーツニッポン 2015年10月27日</ref>。
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| − | ;[[2016年の阪神タイガース|2016年]]
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| − | 3月、読売ジャイアンツ所属選手による野球賭博問題に絡み、巨人同様円陣の声だしで金銭の授受<ref>{{Cite news |title=阪神も現金のやり取りか 球団社長「事実確認している」 |newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]] |date=2016-03-15 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/03/15/kiji/K20160315012218610.html |accessdate=2017-04-09}}</ref>や高校野球を対象としたくじ等<ref>{{Cite news |title=阪神もチーム内で“高校野球くじ” 巨人、DeNAに続いて |newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]] |date=2016-03-22 |url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2016/03/22/kiji/K20160322012262090.html |accessdate=2017-04-09}}</ref>が発覚。{{Main|読売ジャイアンツ所属選手による野球賭博問題}}
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| − | 交流戦を7勝11敗で負け越し、前半戦終了時点で5位。夏場には最下位に転落することもあったが、結果的に4位で4年ぶりのBクラスに終わる。シーズン終了後、[[福原忍]]、[[鶴岡一成]]が現役を引退。シーズンオフには、[[平野恵一]]がファーム守備走塁コーチから1軍打撃コーチに就任、濱中治が1軍打撃コーチからファーム打撃コーチに就任、筒井壮がファーム打撃コーチからファーム守備走塁コーチに就任、新たに藤井彰人がファーム育成コーチに就任することが発表された。FAでオリックスの[[糸井嘉男]]を獲得。2016年のセリーグ新人王に[[高山俊|髙山俊]]が選出された。
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| − | ;[[2017年の阪神タイガース|2017年]]
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| − | 開幕から鳥谷、福留、糸井、[[上本博紀]]、[[糸原健斗]]などが高い出塁率を残しチームの好調を支えた。5月6日、球団史上初となる9点差からの逆転勝利を達成し（阪神12-9広島、8回戦、阪神5勝3敗、甲子園）、首位に浮上するが<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20170506/tig17050619410028-n1.html 【首位浮上一問一答】阪神・金本監督、球団史上初の９点差を逆転勝利に「僕も長い間プロ野球いますけど初めて」 ] - サンスポ、2017年5月6日</ref>、5月28日に再び広島と順位が入れ替わり2位に転落し<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/05/28/kiji/20170528s00001173358000c.html 阪神 ＤｅＮＡに敗れ２位転落 ドラ２小野は３回６失点で初勝利ならず] - スポニチアネックス、2017年5月28日</ref>、以後は7月27日から翌日までの1日間のみ3位に落ちたほかはシーズン終了まで2位にあった。最終的に首位広島と10ゲーム差でのシーズン2位となった。クライマックスシリーズでは1stステージにおいて3位DeNAに1勝2敗で敗退した。特にリリーフ投手陣の働きが光り、[[桑原謙太朗]]、マテオ、ドリス、高橋聡文、[[岩崎優]]の5名はそれぞれ60試合以上の登板数を記録、さらに52試合に登板した藤川を加えた6名が50を超える試合に登板した。1チームで5名が60試合以上登板するのと、6名が50試合以上登板するのはどちらもプロ野球史上初の出来事であった<ref>[https://www.daily.co.jp/tigers/2017/09/27/0010593519.shtml 阪神史上初の５投手がシーズン６０試合登板 ドリス、マテオ、岩崎、桑原、高橋]デイリースポーツ 2017年9月27日</ref><ref>[https://bbcrix.com/articles/70120/original 金本虎が誇る最強リリーフ陣！60試合登板の五人衆]Baseball Crix 2017年10月8日</ref>。安藤優也、新井良太、狩野恵輔が引退。大和がDeNAへFA移籍。
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| − | == 所属選手・監督・コーチ ==
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| − | {{See also|阪神タイガースの選手一覧}}
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| − | {{阪神タイガース|state=expanded}}
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| − | == チーム成績・記録 ==
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| − | [[ファイル:Hanshin Tigers Ranking.svg|320px|thumb|1950年以降の順位の変遷。赤い丸は日本一を示す。]]
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| − | {{See also|阪神タイガース及びその前身球団の年度別成績一覧}}
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| − | * リーグ優勝 9回 但し、2リーグ分裂後は5回（1937年秋 - 1938年春、1944年、1947年、1962年、1964年、1985年、2003年、2005年）
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| − | * 日本シリーズ優勝 1回（1985年）
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| − | *クライマックスシリーズ優勝 1回 （2014年)
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| − | * 年間王者 2回 （1937年 - 1938年）
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| − | * Aクラス 51回 ただし、2リーグ分裂後は39回（1936年秋 - 1940年、1942年 - 1948年、1950年 - 1960年、1962年 - 1970年、1972年 - 1973年、1975年 - 1976年、1981年 - 1982年、1985年 - 1986年、1992年、2003年、2005年 - 2008年、2010年、2013年 - 2015年、2017年）
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| − | * Bクラス 31回 ただし、2リーグ分裂後は28回（1941年、1949年、1961年、1971年、1974年、1977年 - 1980年、1983年 - 1984年、1987年 - 1991年、1993年 - 2002年、2004年、2009年、2011年 - 2012年、2016年）<!--2016年の記録はWikipediaのルールに沿って出典明記でお願いします-->
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| − | * 連続Aクラス入り最長記録 11年（1950年 - 1960年）
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| − | * 連続Bクラス最長記録 10年（1993年 - 2002年）
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| − | * 最多勝利 87勝 （2003年、2005年）
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| − | * 最多敗戦 84敗 （1995年）
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| − | * 最多引分 13分 （1976年）
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| − | * 最高勝率 .829 （1938年春）
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| − | * 最低勝率 .331 （1987年）
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| − | * 最多連勝 14連勝 （1937年秋、1946年）
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| − | * 最多連敗 12連敗 （1998年、1999年）
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| − | * 最小ゲーム差 0.5ゲーム （1937年春、1973年）
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| − | * 最大ゲーム差 37.5ゲーム （1987年）
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| − | === その他の記録 ===
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| − | * シーズン最多安打 1458安打 （2010年） - セ・リーグ記録
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| − | * シーズン最多本塁打 219本 （1985年）
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| − | * シーズン最少本塁打 1本 （1944年）
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| − | * シーズン最多奪三振 1208奪三振 （2005年） - セ・リーグ記録
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| − | * シーズン最多完封負け 24回 （1963年、2012年）
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| − | * シーズン最高打率 .345 （1936年夏）
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| − | * シーズン最低打率 .197 （1941年）
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| − | * シーズン最高防御率 1.53 （1944年）
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| − | * シーズン最低防御率 4.79 （1978年）
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| − | * シーズン連続2ケタ安打 10試合 （2008年）
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| − | * シーズン連続イニング安打 27 （2014年）
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| − | * シーズン連続完封試合 4試合 （2013年）
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| − | * シーズン連続イニング無失点 52 （1942年） - 日本プロ野球記録<ref group="注釈">2011年の[[北海道日本ハムファイターズ]]と並ぶ。</ref>
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| − | * シーズン連続試合無本塁打 15試合 （2012年）
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| − | * ゲーム最多得点 22得点 （2010年8月25日対広島東洋カープ）
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| − | == チームの特徴 ==
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| − | 2005年創設の東北楽天ゴールデンイーグルスと並び、未だに日本一となった回数は最少タイ(1回)の球団である。また、1985年の日本一においては日本シリーズMVPを獲得したのは[[ランディ・バース]]であり、セ・パ12球団では唯一日本人選手の日本シリーズMVP獲得者がいない球団である。
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| − | {{出典の明記|section=1|date=2008年5月}}
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| − | === 球団名称 ===
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| − | ニックネームの「'''タイガース'''」は阪神電鉄社員の公募によって決定した。この際、何人かが「タイガース」という名称を応募したが、抽選の結果、事業課所属の松原三郎が考案者として認定された。[[大阪市|大阪]]と同様に工業都市であった[[アメリカ合衆国]]の[[デトロイト]]を本拠地とする[[デトロイト・タイガース]]を参考にして松原がこの名称を応募したとされているが、デトロイト・タイガースとは無関係に「タイガース」というニックネームを考えた者も多数いたと言われている。その後「タイガース」の名は戦争（太平洋戦争・第二次世界大戦）中で英語が使えず「阪神軍」を称していた時期を除き、一貫して使われてきた。
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| − | このニックネームについては、英語表記「Tigers」の発音は「タイガーズ」のほうが近いが、正式名称は日本語の[[名詞#固有名詞|固有名詞]]なので、タイガーズとするのは誤りである。当時の球団名は、複数形のsを英語で「ズ」と発音する場合にも正式名称を「ス」とすることは一般的だった<ref group="注釈">本来の英語では複数形のsを「ス」と発音するのは、単数形の語尾が[[無声音]]の場合だけであるが、戦前の日本の球団名ではタイガースのほかに[[大和軍|イーグルス]]・[[翼軍|セネタース]]がやはりあえて清音としている。戦後の命名では[[北海道日本ハムファイターズ|セネタース]]・[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]・[[松竹ロビンス]]・[[大阪近鉄バファローズ|近鉄パールス]]・[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]がこれに該当する。</ref>。
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| − | | |
| − | 球団名「'''阪神'''タイガース」は、親会社が「阪神」電鉄であることと、本拠地である[[阪神甲子園球場|甲子園球場]]が兵庫県の定める地域区分において、同県南東部の神戸市と大阪府に挟まれた「[[阪神間]]」に位置していることとの2つの意味を併せ持つ。設立当初は、球団事務所を大阪市に置き、「大阪タイガース」という球団名であったが、球団事務所を甲子園球場内に移転したことに前後して[[1961年]]より正式名称となった。
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| − | | |
| − | ただし、改称以前から略称として「阪神」が、通称として「阪神タイガース」が使われていた{{Refnest|group="注釈"|1950年の開幕前に甲子園球場で開催されたオープン戦「大阪市長杯」で全チームが参加した入場行進の写真に「阪神タイガース」のプラカードが写っているのが確認できる<ref>{{Cite book |和書 |author = [[鈴木龍二]] |title = プロ野球と共に五十年 |volume = 上巻 |year = 1984 |publisher = 恒文社 |series = 恒文社新書 |isbn = 4770405936 }}口絵。</ref>}}。
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| − | 現在の略称について英字は「'''T'''」、漢字で略す場合は頭文字の「阪」でなく「'''神'''」になる。これは阪急ブレーブスとの重複を避けるため（阪急は「急」）であったが、阪急が球団を手放した後も（保護地域である兵庫県の[[神戸市|県庁所在地]]に由来する）「神」を継続している。
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| − | === 六甲颪 ===
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| − | {{main|阪神タイガースの歌}}
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| − | 球団歌は「阪神タイガースの歌」である。歌詞の冒頭をとって「六甲颪（ろっこうおろし）」とも呼ばれる。球団結成時に「大阪タイガースの歌」として作られたものが、歌詞中の「大阪」を「阪神」に変更したものである。
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| − | == 試合開催地について ==
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| − | === 本拠地 ===
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| − | * [[1936年]] - 現在 [[阪神甲子園球場]]（[[1964年]][[2月]]までの名称は甲子園球場）
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| − | {{main|阪神甲子園球場}}
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| − | 球団設立当初から、親会社が所有する阪神甲子園球場を使用しており、現在の日本プロ野球で本拠地となっている球場の中では最古である（ただし、アメリカ軍に接収されていた[[1946年]]のみ使えなかった）。[[1948年]]の[[プロ野球地域保護権|フランチャイズ制]]仮導入以来一貫して[[専用球場]]としており、専用球場を変更していないのは、[[2005年]]から新規参入した[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]を除けば阪神だけである。なお、フランチャイズ制仮導入まではホームゲームを本拠地で行う習慣はなく、阪神甲子園球場以外に[[後楽園球場]]・[[阪急西宮スタジアム]]などの中から日程上都合のいい球場を選んで開催していた。
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| − | 阪神甲子園球場は元々[[高校野球]]開催のため、またそれ以外にも多目的にスポーツ行事で使用されることを前提に造られた球場であるため、[[選抜高等学校野球大会]]と[[全国高等学校野球選手権大会]]の日程が最優先される<ref>1975年には全国高等学校野球選手権大会の日程が雨天順延が相次いで5日延びたため、甲子園で行う予定だった阪神の試合が雨天中止に準じた扱いで予備日に振替開催されたこともある。</ref>。特に後者の大会の開催期間は2週間以上にわたるため、この時期の3週間にも及ぶ長期遠征を「[[死のロード]]」と呼ぶようになった。ただし、昔と比べて交通機関の発達で移動時間が短くなったこと<ref>新幹線や飛行機を使うまでは、在来線の夜行列車などで長時間移動したりした。</ref>や宿泊施設のグレードが上がったこと<ref>かつては旅館の大部屋で雑魚寝ということもあったが、今はシティホテルの個室である。</ref>、特に[[1990年代]]以降は長期遠征中でも[[神戸総合運動公園野球場|ほっともっとフィールド神戸]]や[[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]といった甲子園の近場の球場でも試合が組まれているため、それも[[廃語|死語]]になりつつある（実際には、[[読売巨人軍|巨人]]も[[都市対抗野球]]開催期間中に阪神ほどではないが長期遠征を行っている）。また、プロ野球の開幕を本拠地で迎える基準はセ・リーグはAクラスを確保したその年の2年後、[[パシフィック・リーグ|パ・リーグ]]はAクラスを確保したその年の3年後となっている<ref>2012年からこの制度になった。</ref>ため、Aクラスを確保しても本拠地開幕権を放棄するケースが少なくない。
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| − | 二軍の本拠地は、[[1950年代]]は[[神戸市民運動場野球場]]を、[[1979年]]から[[1993年]]までは[[阪神浜田球場]]を使っていたが、現在は[[阪神鳴尾浜球場]]を使っている。甲子園と鳴尾浜は同じ西宮市内にあり、12球団の中でも一軍の本拠地と二軍の本拠地に於ける間の距離は[[埼玉西武ライオンズ]]に次いで近い。
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| − | 実数発表となった[[2005年]]以降、[[2010年]]までは[[2008年]]を除き毎年公式戦での年間観客動員数は300万人以上を動員し続けてきたが、[[2011年]]以降は300万人に達しておらず、概ね260万 - 280万人台で推移している<ref>参照：[http://www.jttk.zaq.ne.jp/genmatsu/data/kankyaku.htm 『げんまつWEBタイガース歴史研究室』内「阪神タイガース観客動員数」]{{リンク切れ|date=2017年10月}}／[http://baseball-freak.com/audience/tigers.html 『プロ野球Freak』内「阪神タイガース」]</ref>。ただ、[[2017年]]は[[10月10日]]の公式戦最終戦で3万人の観客を集めたことで、7年ぶりに年間観客動員数が300万人を超えた。
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| − | === 地方開催 ===
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| − | {{see also|阪神タイガース主催試合の地方球場一覧}}
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| − | {{see also|死のロード}}
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| − | 主に近畿地方を中心に、西日本で開催されることが特徴である。
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| − | 年間試合数が144試合制であった2014年までのうち、2013年までは主催試合72試合のうち本拠地の阪神甲子園球場で60試合・[[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]を含む地方開催で12試合が組まれていた。なお、地方開催の内訳については、京セラドーム大阪での3カード・8 - 9試合と、[[岡山県倉敷スポーツ公園野球場|倉敷マスカットスタジアム]]（それ以前は[[岡山県野球場]]）での1試合の計9 - 10試合は毎年必ず開催されており、他に[[神戸総合運動公園野球場|ほっともっとフィールド神戸]]を含むそれ以外の地方球場で毎年2 - 3試合が開催されていた。ただ、2014年は京セラドーム大阪での3カード・9試合と倉敷マスカットスタジアム1試合の計10試合のみでその他の地方球場での開催はなかった。年間試合数が143試合制となった2015年以降も2014年と同様、主催試合71ないし72試合のうち地方開催は9ないし10試合のみで、京セラドーム大阪と倉敷マスカットスタジアム以外は組まれていない（2015年以降、主催試合は奇数年が72試合、偶数年が71試合となっている）。
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| − | かつては[[京都市西京極総合運動公園野球場]]でも毎年1 - 6試合を行っていたが、[[2005年]]の対[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]戦を最後に主催試合はない（[[2006年]]も1試合を予定していたが、同球場の設備の老朽化を理由に甲子園に振り替えとなり、[[2007年]]以降はオープン戦すら行っていない）。それ以外では、[[1999年]]には[[香川県営野球場]]で、2005・2006・2012年にはそれぞれ2試合ずつを[[松山坊っちゃんスタジアム]]で行った。[[2013年]]は[[那覇市営奥武山野球場|沖縄セルラースタジアム那覇]]にて初めて公式戦2試合を開催した。この他、[[2014年]]には[[アメリカ合衆国|アメリカ]]で公式戦を開催する計画があったものの、その後断念した。
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| − | 京セラドームについては[[1997年]]の開場以来使用しているが、2005 - 2007年の3年間は兵庫県のオリックスが大阪府の近鉄を[[プロ野球再編問題 (2004年)|吸収合併]]したことによる暫定処置で兵庫県・大阪府のダブルフランチャイズとなったため、京セラドーム大阪を準本拠地として使うことが認められていた。現在は甲子園での春・夏の高校野球の開催期間中における、開幕カードあるいはその直後の1カード・3試合と夏の長期ロードの間の2カード・5 - 6試合の計8 - 9試合の開催が基本であるが、[[梅雨]]時などにも行われたことがあった（交流戦が開催されている2005年以後は梅雨時の開催は行っていなかったが、[[2009年]]は交流戦2試合を開催した）。
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| − | また、2007年より3期に渡って行われた10月以降の甲子園の改修工事の影響から、[[2008年]]には雨天中止分の1試合が[[神戸総合運動公園野球場|スカイマークスタジアム]]で、クライマックスシリーズ第1ステージが京セラドーム大阪で開催されている。2011年は当初予定されていた試合（京セラの中日3連戦と甲子園のヤクルト3連戦）が東日本大震災による日程延期によって、その日程の補填として10月にヤクルト3連戦が京セラドームで行われた。
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| − | 夏季の長期遠征中は、基本的にビジターで概ね2-3カードこなしてから京セラドームで3連戦を組むというローテーションを繰り返しとなっているが、年度によっては旧盆（8月15日前後）の1週間に京セラドームで5-6試合連続開催とする場合もある。
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| − | ほっともっとフィールド神戸では後述する夏の長期ロードの時に開催していた時期もあったが、当時オリックスがフランチャイズとしていた関係もあって[[1994年]]を最後に暫く途絶えた。その後は地元自治体からの要望もあり、オープン戦ながら2007年に開催が復活し、以降公式戦では2008年には雨天中止による代替試合1試合（甲子園が改修工事で使用不可のため）を、[[2010年]]には2試合を、2012年には1試合をそれぞれ開催した（[[2011年]]も1試合を開催予定であったが、雨天中止となり甲子園での開催に振り替えられた）。ただ、2013年以降は開催がなく、同球場からは再び撤退している。
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| − | 夏の高校野球の開催期間中で甲子園が使えない期間の主催球場は1997年より京セラドームを使っているが、それ以前は[[京都市西京極総合運動公園野球場]]（1965年 - 1979年）、[[岡山県野球場]]（1973年 - 1979年）、[[平和台野球場]]（1980年 - 1988年）、[[神戸総合運動公園野球場|グリーンスタジアム神戸]]（1988年 - 1994年）、阪急西宮スタジアム（1991年 - 1996年）を使っていた。特に、[[1980年]]から[[1987年]]までは、甲子園が高校野球で使用できない期間、関西地方ではほかの球団（[[オリックス・バファローズ|阪急]]=西宮球場、[[福岡ソフトバンクホークス|南海]]=[[大阪スタヂアム]]、[[大阪近鉄バファローズ|近鉄]]=[[日本生命球場]]・[[近鉄藤井寺球場]]）の本拠地はその球団の試合に日程が抑えられており、使用許可が下りなかったのと、それ以外の球場もナイター設備や施設スペックなどの問題で開催することが事実上難しかったため、この間2試合を平和台球場で主催しながら、ほぼ3週間関西を離れざるを得なくなる「[[死のロード]]」という状態になっていた。
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| − | また過去には、甲子園にナイター設備が導入されるまでの1953年 - 1955年には大阪スタヂアムでナイターを行うことがあった。その他、[[岩手県営野球場]]、[[郡山市営開成山野球場]]、[[宮城球場|県営宮城球場]]、[[藤崎台県営野球場]]（いずれも[[1975年]]）でも試合を行っている。
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| − | === 主催ゲームの開幕戦 ===
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| − | 前述のように甲子園での[[選抜高等学校野球大会]]の開催のため、阪神は前々年（2001年以前は前年）にAクラスに入って本拠地開幕権を得ても甲子園で[[開幕戦]]を迎えられないケースが多い。[[選抜高校野球大会]]は毎年3月下旬から4月上旬まで甲子園で行われるが、セ・リーグの開幕がこの時期になると当然甲子園でのプロ野球開催が不可能になってしまう。これにより阪神は21世紀になってからは通常の公式戦日程で本拠地での公式戦開幕を12球団では唯一行っていない<ref>2011年の公式戦開幕は[[東日本大震災]]の影響で日程が順延されたことによるもので通常ならビジターでの開幕だった。</ref>。
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| − | なお、選抜開幕前に開幕戦を甲子園で行われた年は1956年、1964年の2回であり、選抜終了後に開幕戦を甲子園で行われた年は1952年、1959年、1961年、1963年、1969年、1973年、1983年、1987年、1993年、2011年の10回である。このうち、2011年は当初日程であれば明治神宮野球場での対ヤクルト戦だったが、[[東日本大震災]]の影響で開幕日が4月12日に順延されたことから、甲子園での対広島戦が開幕戦となった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/03/27/kiji/K20110327000508560.html 能見 延びた開幕有効活用！理想投球フォーム追求] スポニチ Sponichi Annex 2017年4月9日閲覧。なお、その次の主催ゲーム開幕シリーズ扱いとなる京セラドームの中日戦も中止となったため、延期日程補填の観点から10月にヤクルト3連戦を京セラドームで開催している。</ref>。
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| − | かつては選抜開幕前もしくは終了後に甲子園で開幕戦が設定されたというケースもあったが、2007年の[[クライマックスシリーズ]]導入後は日程面から選抜終了後に開幕が設定されておらず、今後も終了後に設定される可能性は少ない。なお、甲子園で開催できない場合の対処として以下の4つのパターンがあった（フランチャイズ制が確立し、現行の6球団制となった1953年以降。大阪ドームでの開幕は除く）。
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| − | # 前年ないし前々年（2003年以降）Bクラス球団の本拠地で開幕を迎える
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| − | #* [[1953年]]：[[後楽園球場]]（[[東京ヤクルトスワローズ|国鉄スワローズ]]の本拠地）
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| − | #* [[1955年]]と[[1958年]]：[[川崎球場]]（[[横浜DeNAベイスターズ|大洋ホエールズ]]の本拠地）
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| − | #* [[1960年]]：[[広島市民球場 (初代)|広島市民球場]]（[[広島東洋カープ]]の本拠地）
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| − | #* [[1977年]]：[[明治神宮野球場]]（[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]の本拠地）
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| − | #* [[1982年]]と[[1986年]]：[[横浜スタジアム]]（[[横浜DeNAベイスターズ|横浜大洋ホエールズ]]の本拠地）
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| − | #* [[2017年]]：[[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]]（広島東洋カープの本拠地）
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| − | # 前年ないし前々年（2003年以降）Aクラス球団の本拠地で開幕を迎える
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| − | #* [[1957年]]：[[ナゴヤ球場|中日球場]]（[[中日ドラゴンズ]]の本拠地）
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| − | #* [[1976年]]：広島市民球場（広島東洋カープの本拠地）
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| − | # 地方球場での主催ゲームで開幕を迎える
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| − | #* [[1968年]]と[[1974年]]：[[岡山県野球場|岡山県営球場]]（1968年は対広島東洋カープ戦、1974年は対大洋ホエールズ戦）
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| − | # 地方球場でのビジターゲームで開幕を迎える
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| − | #* [[1954年]]：中津市営球場（[[横浜DeNAベイスターズ|大洋松竹ロビンス]]主催で、当時の大洋松竹ロビンスは大阪スタヂアムが本拠地であった）
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| − | 大阪ドームの完成後は、大阪ドームを本拠地とする[[パシフィック・リーグ]]球団が当年の本拠地開幕権を持っていなければ、地元開幕を大阪ドームで迎えられるようになった。なお、阪神としては大阪ドームは地方球場の扱いとなっている。大阪ドームでの主催ゲームで開幕を迎えたのは、以下の年次が該当する。
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| − | * [[2005年]]と[[2009年]]：対ヤクルトスワローズ戦（2005年）／東京ヤクルトスワローズ戦（2009年）
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| − | * [[2007年]]：対広島東洋カープ戦
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| − | * [[2008年]]・[[2010年]]と[[2012年]]：対[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ戦（2008年・2010年）／横浜DeNAベイスターズ戦（2012年）]]
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| − | * [[2015年]]と[[2016年]]：対中日ドラゴンズ戦
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| − | なお、[[2010年の日本プロ野球|2010年]]と[[2017年の日本プロ野球|2017年]]は大阪ドームを本拠地とするオリックスも当年の開幕権を持っていたため、セ・パ両リーグで折衝した結果、2010年はパ・リーグが変則日程{{Refnest|group="注釈"|当初、セ・パ両リーグで同時開幕を前提としていたため大阪ドーム以外での開催も検討されたが、パ・リーグがセ・リーグよりも一週間早く3月20日（土曜日）に開幕し、かつ開幕カードから3日間空けて26日（金曜日）から次カードを行うという日程を組んだ。なお、セ・リーグは26日に開幕した<ref>[http://bis.npb.or.jp/2010/calendar/index_04.html 公式戦2010年度カレンダー 3・4月] - NPB公式サイト3月20日配信</ref>。もし同時開催であれば、かつてオリックスが本拠地としていた保護地域の[[兵庫県]]内にある[[神戸総合運動公園野球場|スカイマークスタジアム]]の利用も示唆されていた。}}とし、2017年は阪神が開幕権を返上する<ref group="注釈">当年は[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック|WBC]]との兼ね合いで2010年のように開幕をずらすなどの日程の調整が難しかったことなどで、阪神が返上した。</ref>ことで決着した。
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| − | プロ野球の試合数については2000年以後140試合以上と増えたこと、また選抜大会も1997年に雨天中止が頻発したことなどから、プロ野球の日程に支障をきたすこともあるため、現在は何れも開幕時期を大幅に繰り上げている（選抜が概ね[[春分の日]]（3月20日か3月21日）前後、プロ野球は3月最終金曜日に制定されていることが多い。選抜は2003年以後現在の時期で開催）。そのため、現在では阪神が開幕戦主催権を獲得した場合は大阪ドームでの開催が常となっている。また2年前のシーズン（2003年以後）Bクラスにより開幕戦主催権を逃した場合であっても、大阪ドーム完成後は開幕2カード目、ないしは3カード目のいわゆる「ホーム開幕シリーズ」を同球場に割り当てることが多い（大阪ドーム完成前までは、選抜の大会日程が終了するまではビジターでの遠征が続いていた）。
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| − | == マスコット ==
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| − | 球団[[マスコット]]は次の3体である。詳しくは、それぞれの項目を参照。ともに、チーム名「タイガース」にちなんで虎をモチーフとしている。
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| − | * [[トラッキー]] (TO-LUCKY) - 背番号 1985
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| − | * [[トラッキー#特徴|ラッキー]] (LUCKY) - 背番号 1994→なし
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| − | * [[キー太]] - 背番号 2011
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| − | ちなみに、マスコットガールは1978年を除き2013年まで保有していなかったが、2014年から新たに「[[タイガースガールズ]]」として保有することとなった。（詳細は当該項目を参照）
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| − | == デザイン ==
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| − | {{出典の明記|date=2013年1月|section=1}}
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| − | === シンボルマーク ===
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| − | * 球団創立当時から、[[球団旗]]・ユニフォーム・[[ペットマーク]]などに、虎の似顔絵（虎マーク）が使われている。デザインを手掛けたのは[[阪神電気鉄道]]デザイン室勤務の早川源一（[[1906年]] - [[1976年]]）。
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| − | * [[1980年代]]前半頃{{Refnest|group="注釈"|[[綱島理友]]監修の書籍『スポーツマスコット図鑑』では「[[1984年]]ごろ」と記述<ref>{{Cite book |和書 |author = [[綱島理友]]（監修） |title = スポーツマスコット図鑑 |year = 2009 |pages = {{要ページ番号|date=2015年10月}} |isbn = 9784569772387 }}</ref>}}より、虎の絵が入った赤円に黒の輪で囲んだデザイン（黒の輪の上部に「HANSHIN」、下部に「Tigers」のロゴがそれぞれ白文字で入っていた）の[[ペットマーク]]（丸虎マーク）が採用され、出版物や映像作品などで使われている<ref>登録番号第1543155号、1978年4月24日出願、1982年10月27日登録。</ref>。
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| − | ** [[1981年]]には、[[阪神百貨店]]本店6階のタイガースショップ天井にこのマークの照明が取り付けられている（[[2004年]]2月に8階へ移転するとともに、照明もそのまま移設された）<ref>[http://hs-tigers.tblog.jp/?eid=82940 タイガースショップバイヤー・トッシーのとら日記 丸虎マーク天井照明について（2006年4月29日更新分）]。</ref>。
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| − | === 球団旗の変遷 ===
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| − | * [[球団旗]]は球団創立当時から、黒と黄色の横じま（上から、黒四本・黄色3本交互に構成）をバックに、左上に[[ペットマーク]]にも使用されている赤円に右向きの虎の似顔絵が入ったデザインを基本としている。
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| − | * 初期の赤円は若干薄い色。その後、[[1950年代]]から[[1960年代]]辺りには、虎の絵の囲み円が褐色に染められたものや、黄色に黒線で囲まれた円形に正面に向いた虎の絵（ペットマークのデザインとは異なる）が描かれたマークの入ったデザインが存在した（選手名鑑に掲載されたり、[[1966年]]のオールスターゲームのポスターにも描かれた）。その後、[[1970年代]]後半頃には、虎マークなどが現在の形にまで整い<ref>登録番号第1482910号、1976年11月10日出願、1981年10月30日登録。</ref>、[[1978年]]の[[小林繁]]の入団発表でバックに掛けられた旗もこのデザインである〔このときの写真が『阪神タイガース70年史』57ページに掲載されている〕）、1984年10月には、一番下の黄色ラインの右寄り部分に黒色で「HANSHIN Tigers」のロゴが入ったデザインが正式採用された<ref>登録番号第1727154号、出願日1981年4月25日、商標登録10月31日。</ref>。ただし、正式採用より数年前から使われている<ref>{{Cite book |和書 |author = [[綱島理友]] |coauthors = 綿谷寛 |title = プロ野球ユニフォーム物語 |year = 2005 |publisher = ベースボール・マガジン社 |pages = {{要ページ番号|date=2015年10月}} |isbn = 4583038070 }} {{Cite book |和書 |title = 阪神タイガース70年史 猛虎伝説 |year = 2005 |publisher = ベースボール・マガジン社 |page = 105 |isbn = 4583613210 |quote = 綱島理友のタイガース意匠学 }}</ref>。
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| − | === ロゴ ===
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| − | 先述の球団旗やホーム用ユニフォームの胸などに描かれる「'''''Tigers'''''」ロゴの書体は[[1960年]]に細部が変更されたのみで、創設以来一貫して使われ続けている。
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| − | | |
| − | また「Tigers」ロゴは、「'''HANSHIN'''」ロゴと合わせて、[[1962年]][[6月15日]]には商標登録されている<ref>登録番号：第589835号、出願日:1961年5月25日。</ref><ref group="注釈">なお、[[特許電子図書館]]ウェブサイトでも確認できる商標画像は、手書きでなされたものである。</ref>。1982年には、ユニフォームのマークと同じように、整ったロゴが登録されている<ref>登録番号：第1553794号、1978年4月19日出願、1982年12月24日登録。</ref>。日本語表記の「阪神タイガース」ロゴは、1981年4月25日に商標登録出願、[[1983年]][[10月27日]]に登録されている<ref>登録番号：第1621729号）。</ref>。
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| − | === ユニフォーム ===
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| − | {{Main2|「ユニフォームの変遷」については、[http://www.hanshintigers.jp/data/uniform/ ユニフォーム物語]も}}
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| − | * [[1936年]] - [[1940年]]
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| − | *: 球団創設時は「Tigers」2種類（地色は白色と灰色）、「OSAKA」1種類（地色は灰色）のユニフォームを使用。キャップのマークは「O」。縞帽子はこの頃から登場している。
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| − | *: 「Tigers」ロゴのものは縦縞のデザインを使用。なお、縦縞のデザインを使用した理由は諸説あるが、当時の[[デトロイト・タイガース]]のデザインを参考にしたのが有力とされる。
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| − | *: 「OSAKA」ロゴのものは無地（縦縞なし）で、ロゴの縁取りとラインに黄色を取り入れ、左袖に猛虎マークのワッペン。
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| − | * 1940年 - [[1944年]]
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| − | *: 連盟の指示により「阪神」に改称の上、ロゴは漢字の「阪神」（左胸に縦書き。「神」は[[旧字体]]の「示へんに申」）に変更し、帽子マークはなし。[[1943年]]からは[[戦闘帽]]を着用し、帽子マークを阪神電鉄の[[社章]]にした。1944年からは背番号を廃止。また、ユニフォームの[[国防色]]化も指示されていたが、「OSAKA」のユニフォームで使用していた灰色無地の生地で容認された。その際にロゴやラインの黄色は取り除かれたが、袖の猛虎マークはそのまま使用された。
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| − | * [[1945年]] - [[1948年]]
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| − | *: 再び「大阪タイガース」に改称し、戦前期の縦縞ユニフォームを復活。しかし、耐用期間が短くわずか3年間で廃止された。
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| − | * [[1947年]] - [[1951年]]
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| − | *: 縦縞なしの無地で前立て線付きのユニフォームを採用。2リーグ分裂後も使われたが、1951年夏で廃止。
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| − | *:帽子マークが「T」のものが登場。
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| − | * 1948年 - [[1949年]]
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| − | *: ユニフォームの生地に濃紺を採用。
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| − | *: このユニフォームは縦縞の生地が手に入らなかったために間に合わせで作られたものだが、[[阪神タイガース#ダイナマイト打線|第1次ダイナマイト打線]]の時代と重なったことや21世紀に入ってから復刻版ユニフォーム（詳しくは後述。）として使われたこともあって、老若男女問わずファンの認知度は高い。
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| − | * [[1950年]] - [[1951年]]オールスター前
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| − | *: 胸マークにOSAKAを採用し、左袖には虎の袖章が入ったグレーのユニフォーム。帽子はグレー地に白で「T」。
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| − | * 1951年オールスター後 - [[1953年]]
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| − | *: オールスターを境にグレー地に前立て線の無いユニフォームに変更。ホーム・ビジター共に同一スタイル。
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| − | *: [[1952年]]のみ、白地にラインなしのホーム用を使用。
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| − | * 1953年 - [[1960年]]
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| − | *: 伝統の縦縞と白地の縞帽子が復活。
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| − | * [[1954年]]
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| − | *: ビジター用のロゴが「OSAKA」となる。
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| − | * [[1958年]]
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| − | *: ロゴの黄色の縁取りがなくなる。ホーム用の白地の帽子とストッキングを廃止し、ビジター用と同じものに統一。
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| − | * 1960年
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| − | *: ホーム用ユニフォームの「'''Tigers'''」の書体が変更になり、胸番号を採用。創設から使われてきた帽子のマークを「O」から「To」に変更。
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| − | * [[1961年]] - [[1965年]]
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| − | *: 球団名が「'''阪神タイガース'''」になり、ビジター用の胸ロゴを「'''HANSHIN'''」に変更。チームの象徴ともいえる帽子の「'''HT'''」マークが登場する。
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| − | * [[1962年]]後期
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| − | *: ビジター用の胸番号が背番号と同じ丸い書体になる。
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| − | * 1965年 - [[1973年]]
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| − | *: 襟・袖・パンツに太い線がつく。背番号書体がホーム用はゴシックに近い書体、ビジター用は角書体、胸番号がホーム、ビジター共角書体になる。ただし、ホーム用胸番号は背番号と書体が異なる上、さらにビジター用とも異なるいわゆる「高校野球型」書体。ホーム用の左袖に「OSAKA」が復活、ビジター用は猛虎マーク。
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| − | ** [[1970年]]
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| − | **: 猛虎マークが若干変更され、背番号の上にローマ字で選手名が入ったため背番号が小さくなった。オ段の長音は原則として「H」を使用しているが、1977年シーズン途中から[[1985年]]頃まで略していた選手が多かった（[[川藤幸三]]は「KAWATOH」ではなく「KAWATO」、[[遠井吾郎]]は「TOHI」ではなく「TOI」、[[大倉英貴]]は「OHKURA」ではなく「OKURA」）。<!--選手の好みで変更が認められているケースも多いので他球団は省略、「H」の使用は正式なものではない-->
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| − | ** [[1972年]]
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| − | **: 帽子のHTマークの「H」が黄色、「T」が白となる。
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| − | * [[1974年]] - [[1975年]]
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| − | *: [[編み物|ニット]]素材のユニフォームを採用し、帽子のツバ、胸ロゴ、背番号、袖・首・パンツの線に、それまでの黒に加えてチームカラーの黄色が入る。また、ホーム用の縦縞の色がグレーから黒になる。
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| − | * 1975年 - [[1978年]]
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| − | *: まず[[1975年]]にビジター用のユニフォームのみ変更され、地色がグレーからスカイブルー地になり、袖、パンツの線がギザギザ模様のラインになる。このギザギザラインは[[永井一正]]がデザインしたもので、「'''輝流ライン'''」と呼ばれた。由来には「[[トラ|虎]]の牙」と「[[赤穂浪士]]の法被」の2つの説がある。
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| − | *: 首のライン上に第1ボタンがついている珍しい様式で、ホーム用とビジター用でボタンの素材が異なり、ホーム用は地色と同じプラスチック製、ビジター用は半透明のプラスチック製ボタンだった。
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| − | ** [[1976年]]
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| − | **:ホーム用もギザギザラインになり、左袖の「OSAKA」のロゴが消え、猛虎マークになる。
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| − | * [[1979年]] - [[1981年]]
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| − | *: [[ドン・ブレイザー|ブレイザー]]監督就任と同時にギザギザラインを廃止し、従来の黒と黄色のラインに変更、ボタン式からプルオーバー式になる。また、ストッキングの黄色の2本線も廃止されて黒一色になる。ホーム用からパンツの線が消え、縦縞が若干太くなる。
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| − | *: ビジター用は左袖の猛虎マークが「Tigers」のロゴに変わり、[[1983年]]には左袖の「Tigers」ロゴが右上がりになる。
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| − | * [[1982年]] - [[2006年]]
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| − | *: [[安藤統夫]]監督就任により、ホーム用が大幅にモデルチェンジする。チームカラーの黄色が消え、モノトーンスタイルと縞帽子（ツバ、THマークは黒）が復活し、ホーム用のスパイクが白地に黒線になる。途中マイナーチェンジを重ねつつ、基本デザインは2006年の25年間に渡って使った。この間[[1985年]]・[[2003年]]・[[2005年]]の3度のリーグ優勝を果たした。
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| − | ** [[1984年]] - [[2000年]]
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| − | **: ホーム用の背番号の書体がゴシックに近い書体からビジター用と同様の角型となる。ホーム用胸番号は従来通りの高校野球型書体。
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| − | ** [[1988年]] - [[1991年]]
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| − | **: ボタン型のユニフォームになる。
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| − | ** [[1992年]] - 2000年
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| − | **: 1985年の日本一にあやかり、プルオーバータイプが復活する。
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| − | ** 2000年 - 2006年
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| − | **: 当時の野村監督の提案でホーム用に使われていた縞帽子が廃止となり、ビジター用の黒い帽子をホーム・ゲームでも使用するようになる。
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| − | ** 2000年
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| − | **: スパイクが黒地に銀のラインとなる。
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| − | ** [[2001年]] - 2006年
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| − | **: ボタン付きプルオーバータイプ（ボタンが外れるのは上から数個まで、残りは飾り）が復活し、背番号、胸番号の書体が高校野球型になる。
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| − | * 1984年 - 2000年
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| − | *: ホーム用に2年遅れて、ビジター用を大幅にモデルチェンジする。ホーム用同様黄色が消えてグレーの縦縞となり、首と袖の線が消える。また、帽子が黒地に白のHTマークとなり、ビジター用の胸番号の書体が背番号と同一になる。
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| − | ** 1988年 - [[1990年]]
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| − | **: ホーム用同様、ボタン型のユニフォームになる。
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| − | ** 1988年
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| − | **: HTマークが白から銀に変更され、ビジター時に着ていた黒地に白線のスパイクが、ホーム同様白地に黒線となる。
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| − | ** 2000年
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| − | **: 当時の野村監督の提案でホーム用に使われていた縞帽子が廃止となり、ビジター用の黒い帽子をホーム・ゲームでも使用するようになる。
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| − | * 2001年 - 2006年
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| − | *: ビジター用デザインを大きく一新する。縦縞が消え、黒白のラケットラインと袖ラインが入る。また、「HANSHIN」の胸ロゴが[[ピッツバーグ・パイレーツ]]型のものになり、ホーム用同様に背番号と胸番号の書体が高校野球型になる。
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| − | ** 2001年
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| − | **: この年のみ左袖の虎のマークをモノトーンに変更。翌年から従来のものに戻っている。
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| − | ** 2001 - 2002年
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| − | **: 背ネームが入らなかった。翌2003年より復活。
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| − | ** 2005年
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| − | **: 左袖の虎のマークが、ホーム用とビジター用ともに球団創立70周年記念のロゴマークに置き換わった。ただし、ホーム用とビジター用で若干配色が違う。
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| − | * [[2007年]] - 2011年
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| − | *: 大幅モデルチェンジ。ホーム用は25年ぶりの大幅変更となった。監督の岡田彰布の要望により、チームカラーの黄色が1981年以来久々に取り入れられ、Tigersロゴや背番号等が黄色で縁取られる。わき腹の部分には黒色を配したデザインとなった。ビジター用は縦縞のないグレー地は同様だがラケットラインを廃し、「HANSHIN」の胸ロゴが若干違うタイプの書体になって復活。ホーム用と同じく、わき腹部分に黒色のカッティングを配したデザインとなる。また、ホーム＆ビジター共に背番号と胸番号の書体が1962年夏 - 1965年まで使われた欧州系の書体を彷彿させるデザインとなった。帽子も1974年 - 1981年（ビジター用は1983年まで）に使われたもの（帽子のHTマークの「H」が黄色、「T」が白）に変わる。ビジター用は従来の黒帽子のツバのふちに白線が入り、HTマークが銀から白へ戻る。
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| − | ** [[2008年]] - [[2009年]]
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| − | **: 2008年交流戦明けより、ビジター用の帽子のデザインが変更。好評だった交流戦専用のビジター用のもの（後述）を、空気穴とトップのボタンをグレーから黒色にマイナーチェンジの上で引き続き使用。
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| − | ** [[2010年]]
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| − | **: 左袖の虎マークが、球団創立75周年記念のロゴマークに置き換わった。ビジター用の帽子が2007年のタイプに戻る。
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| − | * [[2012年]] - 2014年
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| − | *: [[ミズノ]]と契約したことによりモデルチェンジ。コンセプトは「伝統と改革の融合」。白、黒、黄色と縦縞の伝統は守りながらも、昨季のデザインと比べて黄色の部分が少なく、よりたくましいイメージとなっている。ホーム、ビジターともに、帽子のつばは黒に変更され、ふちにホーム用は黄色、ビジター用は白のラインが入る（ヘルメットも同様）。ホーム用は上下白地に黒の縦縞というおなじみのスタイルながら縦縞は昨季のデザインより太くし「力強さ」を。ビジター用は、前年まで長年にわたり継承されてきた上下グレーベースの案もあったが、[[藤川球児]]の提案もあり、シャツは黒、ズボンは白が基調のツートンカラーに一新。（ツートンカラーは、唯一阪神だけ採用されなかったが、2012年から採用しこれで12球団すべて導入した。）新たにシャドーストライプを配し、伝統の縦縞を継承。「牙」をイメージした肩から脇の部分のシャープな切り返しのデザインは、虎の「勇猛さ」をアピール。背番号の角のある字体は、力強さと同時に「優美さ」を表現。(因みに胸番号、背番号は中日ドラゴンズが1996年から2011年まで使用したユニフォームと同じブロック体である。)
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| − | *: キャプテン制導入（野手と投手にそれぞれキャプテンを置く）に伴い、藤川球児と[[鳥谷敬]]の左胸にはキャプテンのCマーク（黒地に「C」の白文字のワッペン）が入った。
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| − | * [[2015年]] - [[2017年]]
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| − | *: 球団創設80周年を機にモデルチェンジ。コンセプトは「歴史・伝統・新しさ」。ホーム用は白、ビジター用はグレーを基調に縦縞及びラケットラインが入る。ビジター用の胸ロゴ「HANSHIN」が1985年の日本一のときに使用されたデザインとなる。キャップはホーム用・ビジター用ともに黒地に白文字でHTマークが入った。ヘルメットは艶消しのタイプとなる。
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| − | *: 2015年は、左袖部分に球団創設80周年記念シンボルマークのワッペンが付けられる。
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| − | ** [[2016年]] - 2017年
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| − | **: ビジター用ユニホームを一新。2003年・2005年の2度のリーグ優勝時の「強いタイガース」をイメージし、2001年〜2006年に使用された上下グレー、縦じま無しのビジターユニホームをベースに、グレーを基調に黒白のラケットラインと袖ラインが入る。肩から袖にかけて黒をあしらい「シャープさ」と「力強さ」を表現。
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| − | * [[2018年]] -
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| − | *: ホーム、ビジター共にモデルチェンジ。ホームユニフォームは、伝統の縦縞にチームカラーであるイエローのラインを加え、「伝統」とチーム・ファンとの「一体感」を表現。前年まで使用されたモデルの胸ロゴ、背番号、胸番号、背ネーム、ラインそれぞれの縁取りが白色から黄色にマイナーチェンジした形である。帽子も1974年 - 1981年、2007年 - 2011年に使われたもの（HTマークの「H」が黄色「T」が白色、ツバが黄色）を基にトップボタンと空気穴が黄色となったものに変わる。ビジターユニフォームは、ブラックを基調にイエローを加えることで「力強さ」と「一体感」を表現している。黒地に黄色と黒色のラケットライン＋袖ライン、黄色に白縁取りの「HANSHIN」ロゴ、背番号、胸番号、背ネームとなった。2014年以来4年ぶりにシャツが黒、パンツが白のツートンスタイルが復活。帽子は前年に引き続き黒一色であるがHTマークは白文字から黄文字＋白縁取りに変更。なお、[[上新電機|上新電機株式会社]]との契約により、ホームユニフォームは前年までのヘルメット及び右袖に加え、2018年より新たに帽子（左側）とユニフォームパンツ（左足付け根付近）に「Joshin」のロゴが掲出さることとなった<ref>[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_5300.html 2018年新ユニフォーム発表]阪神タイガース公式サイト 2017年11月25日</ref>。
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| − | ==== 交流戦専用ユニフォーム ====
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| − | [[2005年]]から開始された[[セ・パ交流戦]]では2011年まで毎年、交流戦期間中の専用ユニフォームが作られた。これは交流戦が開始された2005年が球団創立70周年という記念の年に当たること、また、[[綱島理友]]が1999年から2004年まで『[[週刊ベースボール]]』で連載していた「ユニフォーム物語」で歴代のユニフォームが紹介され、それによって「オールドユニフォームを着て闘う選手の姿が見てみたい」というファンの声が高まったこと、さらに[[岡田彰布]]監督の「交流戦では普段見られないものを見せるべきだ」という考えが一致したことによる。なお、選手が実際に使った交流戦専用ユニフォームは、毎年交流戦終了後に行われるチャリティー・オークションで[[落札者]]にプレゼントされ、その収益金は福祉団体などに寄付されることになっている。
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| − | * [[2005年]]はホーム用のみ過去のデザインを復刻させた復刻版ユニフォームを専用ユニフォームとして使用。縦縞に黄色と黒色の縁取りを施した、1979年から1981年までのモデルを採用した。[[ホーム・アンド・アウェー|ビジター]]では復刻版ユニフォームは着用せず、通常のビジター用ユニフォームで試合を行っている。この復刻版ユニフォームは好評で、その後他球団へも波及していった。
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| − | <!-- バグ回避のための行「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照-->
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| − | * [[2006年]]は「縦縞をビジターでも見てみたい」というファンからの要望が多かったため、2005年度に使った復刻版ユニフォームをビジターの試合で着用。ホームでは逆に、同時期（1979年 - [[1983年]]）にビジターで着ていた水色地のモデルを使用した。従って、[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]の協力でホームゲームでは結果的に「ビジター対ビジター」、ビジターゲームでは「ホーム対ホーム」という趣で行われた<ref name="ベースボールマガジン7月28日">雑誌「週刊ベースボール」（ベースボールマガジン社刊）2008年7月28日号11-13ページ復刻ユニフォーム物語」</ref>。
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| − | * [[2007年]]の交流戦用ユニフォームは復刻版ではなく、服飾デザイナーの[[コシノヒロコ]]がユニフォームをデザイン。70年以上一度も変更されることのなかった胸のロゴデザインが改められ筆記体となり、背番号はかつてコシノが手がけた[[大阪近鉄バファローズ|近鉄]]のユニフォームと同じ書体になった。どちらも文字は黄色で、ホーム用・ビジター用共に同じものを用いている。[[藤井寺球場]]時代の近鉄と同じラグランスタイルが採用されており、ホーム用は白地に黒の縦縞、ビジター用は黒地に黄色の縦縞が入っている。ラグランスリーブは共に黒で、黄色の線が配されていた。
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| − | * [[2008年]]は“リアルタイガー”をコンセプトに、プロ野球界で初めて従来はアップリケだった胸のロゴや袖のマーク・背番号を生地に印字することで、これまでよりも100グラム軽い約400グラムに軽量化。より“虎”をイメージしたデザイン面は、伝統のタテジマの幅を倍の5ミリにしてグラデーション加工を施し、場所によってシマの濃さが変わる。さらに「流線形」でスピード感を表すように、すそや胸のロゴに向かって色が薄くなっている。帽子はホーム用は空気穴とトップのボタンを黄色にした交流戦限定型で、ビジター用はホーム用の黄色の部分全てにグレーが用いられた。なお、このユニフォームはキャンプ中に岡田監督が自ら提案した。
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| − | * [[2009年]]は3年ぶりに復刻版ユニフォームを使うことになり、1985年にタイガースが日本一になった当時のユニフォームが選ばれた。デザインは「[[#ユニフォーム|ユニフォーム]]」の1984年-を参照のこと。なお、2009年の復刻版ユニフォームは当時と同じく[[セーター|プルオーバー]]タイプとなっている（2005年・2006年に使用した復刻版ユニフォームではプルオーバーを再現せずボタンありのものを作成しており、当時のものとは微妙に異なる）。一方、ホーム用のスパイクは当時は白だったが、2009年は通常のユニフォーム同様、黒だった。
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| − | * [[2010年]]は「輝流ライン」入りの復刻版ユニフォームを採用する。デザインは「[[#ユニフォーム|ユニフォーム]]」の1975年 - 1978年を参照のこと。
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| − | * [[2011年]]は前年夏に開催された『[[「GREAT CENTRAL」〜オールドユニホームシリーズ2010〜]]』でも使用した「黒のユニフォーム」の復刻版ユニフォームを採用する。なおストッキングは「オールド・ユニフォーム・シリーズ」では「紺色・灰色」だったものを今回は「黄色・紺色」とした。デザインは「[[#ユニフォーム|ユニフォーム]]」の1948年-1949年を参照の事。着用は主催ゲームのみである（ビジターゲームでは通常のリーグ戦のビジター用を着用した）。
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| − | ==== 交流戦以外の専用ユニフォーム ====
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| − | ===== 「GREAT CENTRAL」 =====
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| − | 2010年、2012年にセントラル・リーグ主催で行われた期間限定プロジェクト。セ・リーグ6球団がそれぞれ歴代のユニフォームの中から選んだものを復刻ユニフォームとして着用。
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| − | * 2010年8月、『[[「GREAT CENTRAL」〜オールドユニホームシリーズ2010〜]]』と銘打ち、1リーグ時代の「黒のユニフォーム」が復刻された。デザインは「[[#ユニフォーム|ユニフォーム]]」の1948年 - 1949年を参照のこと。
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| − | * 2012年8〜9月、『[[「GREAT CENTRAL」〜レジェンドユニフォームシリーズ2012〜]]』において、大阪タイガース時代の1937年の秋に球団史上初の優勝を飾った当時のユニフォームを復刻し、ホーム用とビジター用の2種類を用意した。ホーム用は、ソックスのストッキングが黒・黄色・赤のラインが入ったもの。ビジター用は、ストッキングが黒一色のもの。
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| − | ===== 「ウル虎の夏」 =====
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| − | 2013年より、夏イベントとして開催。毎年「ウル虎の夏（西暦）」と銘打たれ、期間中の阪神主催試合では期間限定ユニフォームが使用される。また、イベント開始前にユニフォームのお披露目としてゴールデンウィーク期間にも着用する。
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| − | * 2013年度は、従来の縦じまユニホームに黄色と黒のラケットラインを施し、左胸にタイガースのHTマークをあしらった<ref>[http://hanshintigers.jp/game/event/2013/urutora.html ウル虎の夏2013公式サイト]・[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2756.html 7/26（金）〜9/1（日）はウル虎の夏2013]</ref>。ユニフォームデザインにTHマークが使用されたのは球団史上初。また、交流戦およびセ・リーグ主管のオールドユニフォームシリーズ以外での季節限定特別ユニフォームの採用も初めての出来事であった。
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| − | * 2014年度は、甲子園球場の開場90周年を記念し、蔦や芝生など甲子園球場を象徴する緑色とタイガースを象徴する黄色をベースとした「ウル虎グリーン」をテーマカラーとして採用した<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/02/01/kiji/K20140201007497500.html 西岡 意味深「ノーコメントです」 限定ユニに苦笑い!?]（2014年2月1日スポニチ Sponichi Annex 2017年4月9日閲覧）、[http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20140131-1251317.html 【阪神】ウル虎グリーン・ユニホーム披露]（2014年1月31日日刊スポーツ 同2月1日閲覧）</ref>。胸の限定ロゴは、躍動感のある猛虎をイメージし、強く、そして戦う姿勢を前面に押し出したデザイン。グリーン地に脇に黄色、ズボンは白地に横に黄色、帽子はグリーン地につばとHTマークが黄色。
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| − | * 2015年度は、球団創設80周年記念イベント「Yellow Magicプロジェクト」の一環として、本拠地・甲子園球場での主催9試合でチームカラーの黄色を基調としたユニホームを着用<ref>{{Cite news|title=阪神 サードユニお披露目、黄色基調 上本「虎のイメージに合う」|newspaper=[[スポニチ Sponichi Annex]]|date=2015-02-05|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/02/05/kiji/K20150205009756720.html|accessdate=2017-04-09}}</ref>。黄色をベースに白と黒のラケットライン、パンツは白地に黄と黒の脇ライン。
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| − | * 2016年度は、前年同様黄色を基調とし、新たに肩や袖口に黒をあしらい力強さを表現した<ref>[http://www.sankei.com/west/news/160205/wst1602050067-n1.html 【プロ野球】阪神・新井「かっこいい！」サードユニホーム発表、黄色に黒の袖 「ウル虎の夏」で着用]（2016年2月5日産経ニュース 同2月8日閲覧）</ref>。また、この年よりユニフォームの名称を「ウル虎イエローユニフォーム」とした。
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| − | * 2017年度は、前年のモデルを踏襲した基本デザインを採用。新たに前身頃部に縦じま模様を加え、肩・袖口部の他に背面にも黒色を配し、帽子のツバにも縦じまのストライプが加わった<ref>[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_4810.html 「ウル虎の夏2017」着用サードユニフォーム「ウル虎イエローユニフォーム」を発表！]</ref>。
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| − | * 2018年度は、2015年度採用のモデルをベースにラケットラインを廃し、腕ラインも白と黒から黄と黒に変更した。また、胸番号と背番号に「ウル虎の夏」のイベントロゴを模した炎のデザインを取り入れた他、ユニフォーム全体に虎柄模様を配した。帽子は黄色をベースにツバとTHマークを黒とし、ツバにはユニフォーム同様虎柄模様があしらわれている<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20180131/tig18013116340015-n1.html 阪神・メッセ、ウル虎イエローユニホームは「かっこいい」] SANSPO.COM 2017年1月31日</ref>。
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| − | ===== 「伝統の一戦 〜THE CLASSIC SERIES〜」 =====
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| − | 2016年から始まった阪神・巨人による相互展開プロジェクト。詳細は「[[伝統の一戦 〜THE CLASSIC SERIES〜]]」の項を参照。
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| − | * 2016年は第1ラウンド(4月26日〜28日)にて、1970年代の「輝流ライン」ユニフォームを2016年版にリメイクした期間限定ユニフォームを着用<ref>[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_4197.html 4/26-28「伝統の一戦」第1ラウンドで「輝流ラインユニフォーム2016」着用！]阪神タイガース 2016年2月10日</ref>。
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| − | * 2017年、5月23〜25日の甲子園・対巨人3連戦で1948年から1949年の「大阪タイガース」時代に着用されたユニフォーム（通称：ブラックユニホーム）を2017年バージョンとしてリメイクしたものを着用（帽子のマークを「O」から「TH」に変更、背ネームを追加）<ref>[https://www.daily.co.jp/tigers/2017/01/25/0009859541.shtml 阪神 Ｇ戦用ブラックユニホームをお披露目]デイリースポーツ 2017年1月25日</ref>。
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| − | * 2018年、5月25日〜27日の対巨人3連戦（甲子園）にて、1975年から78年に着用された「輝流ラインユニフォーム」のビジター用をベースに、胸ロゴを「HANSHIN」から「Tigers」に変えホーム用にリメークした「輝流ラインユニフォーム2018」を着用。
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| − | | |
| − | == 関西代表球団への過程 ==
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| − | 阪神タイガースは、[[セントラル・リーグ]]では唯一[[近畿地方]]に本拠地をおく球団であり、関西では圧倒的な人気を誇る。しかし[[昭和]]30年代までは、[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]も関西の人気チームだった{{Refnest|group="注釈"|[[井上章一]]の著書『阪神タイガースの正体』によると、阪神は甲子園球場へのナイター設備の設置（1956年）が大阪スタヂアムより遅れたことで観客動員が低迷し、1950年代前半は南海の観客動員は阪神を上回った。ナイター設置後も1959年からは3年続けて南海を下回っていた{{Sfn|井上章一|2001|pp=76, 94 - 109}}。}}。
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| − | === 関西の球団中継数減少 ===
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| − | 関西の球団のテレビ放送中継は、[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]は[[毎日放送]]、[[大阪近鉄バファローズ|近鉄バファローズ]]は[[朝日放送]]、[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]は[[関西テレビ放送]]との間で優先的な放送契約を結んでいた。しかし東京キー局との関係で、関西でも[[読売ジャイアンツ]]の試合の中継数が優位だった。
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| − | | |
| − | 関西テレビは巨人中心の方針が強く、阪急が好調でも「阪急のカードを押し出すことは容易な業ではなかった」<ref>{{Cite book |和書 |author = [[永井良和 (社会学者)|永井良和]] |author2 = 橋爪紳也 |title = 南海ホークスがあったころ 野球ファンとパ・リーグの文化史 |year = 2003 |publisher = [[紀伊國屋書店]] |pages = 156 - 157 |isbn = 4314009470 }}</ref><ref>{{Cite book |和書 |editor = 関西テレビ放送株式会社総務局社史編集室 編 |title = 関西テレビ放送10年史 |year = 1968 |pages = {{要ページ番号|date=2015年10月}} }}</ref>。そのため関西テレビの場合は以前は30試合あった阪急戦の中継は1966年には8試合にまで減った。
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| − | | |
| − | 一方、毎日放送も1960年代こそ南海戦が事業として欠かせない存在だったが、1970年代には阪神・巨人戦の中継確保に必死となっていた{{Refnest|group="注釈"|1961年に刊行した『毎日放送十年史』では南海との契約が営業に貢献したと記したが、1991年に刊行した『毎日放送の四〇年』の中では1971年に甲子園の阪神・巨人戦の中継枠2試合を確保したことを「"虎の子"の二試合、スポーツ担当だけでなく、全社あげて晴天を祈る気持ちだった。」と記すほど状況は変化していた{{Sfn|井上章一|2001|pp=90 - 91}}。}}<ref group="注釈">南海と毎日放送との契約は、1960年に南海が契約額を引き上げたことから、1961年にはプロ野球中継自体を大幅に削減していた。</ref>。
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| − | | |
| − | この結果、関西のテレビ局でも巨人戦が恒常的に中継されるようになり、同一リーグに所属するチームとして巨人と年間を通して対戦するタイガースも、マスコミへの露出が関西の他球団に比較して多くなった。
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| − | | |
| − | さらに[[1969年]]開局の[[サンテレビジョン|サンテレビ]]（神戸市）が、開局直後から編成の目玉としてタイガース戦の完全中継『[[サンテレビボックス席]]』の放送を開始した。同局の視聴可能エリアは大阪府下の相当な地域を含む阪神地区全域を含んでおり、またその後関西圏の[[全国独立放送協議会|独立UHF]]各局へのネットも開始され、テレビで身近に観戦できる環境が整ったことが関西でのタイガース人気に大きく貢献した{{Sfn|井上章一|2001|p=329}}。
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| − | | |
| − | タイガース人気向上に伴い、従来は阪神の試合は対巨人戦しか放送していなかった関西大手テレビ局も積極的に阪神の他の試合も放送するようになり、関西でのプロ野球放送は阪神への一極集中化が進んだ{{Refnest|group="注釈"|『毎日放送の四〇年』には1970年代の関西地区のプロ野球ファンについて「圧倒的に阪神タイガースのファンが多く、次いで巨人、さらに間をおいて南海、阪急、近鉄である」と記し、その対応として同局が「ナイター中継は阪神、巨人を中心にしたセ・リーグに主眼を置き、パ・リーグ在阪3球団のカードを交え…選ぶのが基本姿勢」との記述がある{{Sfn|井上章一|2001|p=91}}。}}。
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| − | | |
| − | このような人気が背景にあるため、タイガース関連の記事は[[スポーツ新聞]]の関西版の1面を飾り、1面以外のページでも3面まで大きく扱われることも多い<ref group="注釈">その一方、[[読売新聞]]系の「[[スポーツ報知]]」は、スポーツ新聞として唯一、球団発行のタイガース公式イヤーブックに広告が掲載されていない。ただし、同じく読売系列の[[讀賣テレビ放送]]の広告は掲載されている</ref>。
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| − | | |
| − | 1985年10月16日、関西テレビ放送が中継し、21年ぶりに阪神の優勝が決まった[[明治神宮野球場]]での対[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]戦の関西地区での視聴率は56.7%（[[ビデオリサーチ]]調べ）だった。これは関西地区のプロ野球中継の最高視聴率である。
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| − | | |
| − | == 球団の伝統 ==
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| − | プロ野球最初の公式リーグ戦の1936年春から現在まで戦争による中断を除いた全公式シーズンに参加し、かつ創立当時から親会社が変わっていないのはタイガースのみである。同様の球団は他に読売ジャイアンツがあるが、アメリカ合衆国遠征のために1936年春のシーズンを欠場している。タイガースのように、非常に長い期間経営母体が変わらずに存続するプロ野球チームというのは、世界的にも極めて少ない。テレビ中継などでは阪神対巨人は「伝統の一戦」と紹介される。
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| − | | |
| − | 幾つかの特有の伝統行事も持つ。代表的なものとして、タイガースが全選手・監督・コーチをそろえて毎年キャンプイン前の1月に[[廣田神社]]（武運長久⇒優勝を祈願）に参拝する行事は、球団創立時からの伝統である{{Sfn|球団史|1985|p=44}}。また、現在では開幕前の3月に[[西宮神社]]（商売繁盛⇒球団収益を祈願）に参拝することも伝統行事となっている。
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| − | | |
| − | == スポンサー ==
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| − | === ユニフォームスポンサー ===
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| − | セ・リーグでは、各球団の申し合わせにより、[[2002年]]からホーム用ユニフォームに限定して、スポンサー広告を掲載できるようになった。
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| − | * ユニフォーム右袖 [[上新電機|Joshin]]（2004年 - ）
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| − | * ヘルメット Joshin（2004年 - ）
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| − | * 帽子（左側）Joshin（2018年 - ）<ref name=":0">[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_5300.html 2018年新ユニフォーム発表]阪神タイガース公式サイト 2017年11月25日</ref>
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| − | * ユニフォームパンツ（左足付け根付近）Joshin（2018年 - ）<ref name=":0" />
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| − | : ※2002年には、[[あしなが育英会]]のマークが入っていたが、これはスポンサーではなく、球団がボランティアで掲載したものである。
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| − | | |
| − | === オフィシャルスポンサー ===
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| − | {|class="wikitable" style="text-align:center;"
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| − | !企業・団体名!!業種!!締結年度!!備考
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| − | |-
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| − | |[[上新電機]]株式会社||[[家電量販店]]||rowspan="2"|2013 -||ホームゲーム用ユニフォームの袖・ヘルメットスポンサー
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| − | |-
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| − | |[[ミズノ]]株式会社||[[スポーツ]]用具・スポーツ[[アパレル]]||阪神タイガースユニフォームサプライヤー
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| − | |-
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| − | |株式会社[[ローソン]]||[[コンビニエンスストア]]チェーン||2014 -||
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| − | |-
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| − | |[[アサヒビール]]株式会社
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| − | |[[ビール]]メーカー
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| − | |2018 -
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| − | |
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| − | |}
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| − | | |
| − | 2013年から上新電機株式会社と、ユニフォームサプライを担当するミズノ株式会社の2社が阪神球団史上初となる「球団オフィシャルスポンサー」として正式に締結<ref name="オフィシャルスポンサー">[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_2723.html オフィシャルスポンサー制度を初導入]</ref>された（2014年度からは株式会社ローソン<ref>[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_3195.html 株式会社ローソンとのオフィシャルスポンサー契約締結に合意]</ref>、2018年度からはアサヒビール<ref>[http://hanshintigers.jp/news/topics/info_5417.html オフィシャルスポンサー契約の締結について] 阪神タイガース公式サイト 球団ニュース 2018年01月29日</ref>も加わり計4社となった）。
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| − | | |
| − | 球団オフィシャルスポンサーは、タイガースの球団経営の趣旨に賛同する[[企業]]・[[公益法人]]などの各種団体を対象として、球団と各団体が相互に成長していくことを目指すとしており、それらを象徴するシンボルとして、協賛スポンサー団体と球団のそれぞれのロゴマークが並列して描かれた「球団公認コンポジットロゴマーク」を広告やホームページなどに掲出できる<ref name="オフィシャルスポンサー" />。
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| − | == 歴代監督 ==
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| − | * 1936年春 - 1936年夏 ： [[森茂雄]]
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| − | * 1936年秋 - 1939年 ： '''[[石本秀一]]'''
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| − | * 1940年 - 1941年 ： [[松木謙治郎]]（第1次）<ref group="※">ここから阪神軍</ref>
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| − | * 1942年 - 1944年 ： '''[[若林忠志]]'''（第1次）
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| − | * 1946年 ： [[藤村富美男]]（第1次）<ref group="※">ここから大阪タイガース（第2次）</ref>
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| − | * 1947年 - 1949年 ： '''若林忠志'''（第2次）
| |
| − | * 1950年 - 1954年 ： 松木謙治郎（第2次）
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| − | * 1955年 ： [[岸一郎]]<ref group="※">1955年は5月19日まで指揮。残り試合は藤村富美男が代行。</ref>
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| − | * 1956年 - 1957年 ： 藤村富美男（第2次）
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| − | * 1958年 - 1959年 ： [[田中義雄]]
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| − | * 1960年 - 1961年 ： [[金田正泰]]（第1次）<ref group="※">ここから阪神タイガース</ref><ref group="※">1961年は6月4日まで指揮。残り試合は藤本定義が代行。</ref>
| |
| − | * 1962年 - 1965年 ： '''[[藤本定義]]'''（第1次）
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| − | * 1966年 ： [[杉下茂]]<ref group="※">1966年は8月11日まで指揮。残り試合は藤本定義が代行。</ref>
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| − | * 1967年 - 1968年 ： 藤本定義（第2次）
| |
| − | * 1969年 ： [[後藤次男]]（第1次）
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| − | * 1970年 - 1972年 ： [[村山実]]（第1次）<ref group="※">1972年は4月19日まで指揮。残り試合は金田正泰が代行。</ref>
| |
| − | * 1973年 - 1974年 ： 金田正泰（第2次）
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| − | * 1975年 - 1977年 ： [[吉田義男]]（第1次）
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| − | * 1978年 ： 後藤次男（第2次）
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| − | * 1979年 - 1980年 ： [[ドン・ブレイザー]]<ref group="※">1980年は5月14日まで指揮。残り試合は中西太が代行。</ref>
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| − | * 1981年 ： [[中西太]]
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| − | * 1982年 - 1984年 ： [[安藤統男]]<ref group="※">1984年6月13日 - 6月15日は[[佐藤孝夫]]が監督代行。</ref>
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| − | * 1985年 - 1987年 ： '''吉田義男'''（第2次）
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| − | * 1988年 - 1989年 ： 村山実（第2次）
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| − | * 1990年 - 1995年 ： [[中村勝広]]<ref group="※">1995年は7月23日まで指揮。残り試合は藤田平が代行。</ref>
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| − | * 1996年 ： [[藤田平]]<ref group="※">1996年は9月11日まで指揮。残り試合は[[柴田猛]]が代行。</ref>
| |
| − | * 1997年 - 1998年 ： 吉田義男（第3次）
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| − | * 1999年 - 2001年 ： [[野村克也]]
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| − | * 2002年 - 2003年 ： '''[[星野仙一]]'''
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| − | * 2004年 - 2008年 ： '''[[岡田彰布]]'''
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| − | * 2009年 - 2011年 ： [[真弓明信]]
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| − | * 2012年 - 2015年 ： [[和田豊]]
| |
| − | * 2016年 - ：[[金本知憲]]
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| − | ※'''太字'''は優勝達成監督
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| − | {{Reflist|group="※"}}
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| − | | |
| − | == 永久欠番 ==
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| − | 永久欠番は以下の3つとなる。実績・功績はそれぞれの項目を参照のこと。
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| − | * '''10''' [[藤村富美男]]（[[1959年]]より）
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| − | * '''11''' [[村山実]]（[[1973年]]より）
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| − | * '''23''' [[吉田義男]]（[[1987年]]より）
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| − | | |
| − | == ノーヒットノーラン達成投手 ==
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| − | 阪神ではこれまでに球団史上9人の投手が[[ノーヒットノーラン]]を達成している。
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |-
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| − | !年月日!!投手名!!スコア!!対戦相手!!野球場
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| − | |-
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| − | |[[1940年]][[8月3日]]||[[三輪八郎]]||1-0||[[読売ジャイアンツ|東京巨人軍]]||大連
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| − | |-
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| − | |[[1946年]][[6月16日]]||[[呉昌征]]||11-0||[[北海道日本ハムファイターズ|セネタース]]||西宮
| |
| − | |-
| |
| − | |[[1948年]][[8月24日]]||[[梶岡忠義]]||3-0||[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]||神宮
| |
| − | |-
| |
| − | |[[1952年]][[5月7日]]||[[真田重蔵|真田重男]]||12-0||[[広島東洋カープ|広島カープ]]||甲子園
| |
| − | |-
| |
| − | |[[1965年]][[6月28日]]||[[ジーン・バッキー]]||7-0||[[読売ジャイアンツ]]||甲子園
| |
| − | |-
| |
| − | |[[1973年]][[8月30日]]||[[江夏豊]]||1-0||[[中日ドラゴンズ]]||甲子園
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| − | |-
| |
| − | |[[1992年]][[6月14日]]||[[湯舟敏郎]]||6-0||[[広島東洋カープ]]||甲子園
| |
| − | |-
| |
| − | |[[1998年]][[5月26日]]||[[川尻哲郎]]||2-0||中日ドラゴンズ||倉敷
| |
| − | |-
| |
| − | |[[2004年]][[10月4日]]||[[井川慶]]||1-0||広島東洋カープ||広島
| |
| − | |}
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| − | 特に江夏のケースは、延長11回裏に自らサヨナラ本塁打を放ってノーヒットノーランを達成するという名勝負となり、延長戦でのノーヒットノーラン達成はこれが日本プロ野球で史上唯一の記録である。なお、[[完全試合]]達成者は球団創立から現在に至るまで一切いないが、参考記録として準完全試合は2人が記録している。ひとりは[[田宮謙次郎]]が[[1950年]][[3月16日]]に[[東京ヤクルトスワローズ|国鉄スワローズ]]戦で9回2死までを完全に抑え、もうひとりは[[小山正明]]が[[1956年]][[6月6日]]に[[横浜DeNAベイスターズ|大洋ホエールズ]]戦で先頭打者に[[安打]]を許しその後の打者を完全に抑えた試合であった。
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| − | | |
| − | == 主な歴代の球団歌・応援歌 ==
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| − | * 大阪タイガースの歌（作詞：[[佐藤惣之助]] 作曲：[[古関裕而]] 歌：[[中野忠晴]]とコロムビア・ナカノリズムボーイズ）
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| − | ** 大阪タイガース行進曲（歌詞だけを変えたもの。発表当時球団・日本蓄音器商会〔現：[[日本コロムビア]]〕で製作された上記の曲のレコードのB面に収録された。）
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| − | ** [[阪神タイガースの歌]]（球団名変更にともなう改題、歌詞変更 歌：[[若山彰]]、[[立川清登]]、[[中村鋭一]]、[[道上洋三]]、[[唐渡吉則]]ら多数）
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| − | | |
| − | 公式の球団歌はこの「タイガースの歌」（通称：「六甲颪」<ref group="注釈">書籍「[[ホームラン (雑誌)|プロ野球12球団全選手百科名鑑]]」シリーズでは、原則各球団の球団歌を記載しているが、「阪神タイガースの歌」は通称の方で明記されている。</ref>）だけだが、その他に球団応援歌も多数ある。
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| − | * タイガース音頭／進め!タイガース（歌:[[中村鋭一]] [[朝日放送テレビ|朝日放送]]アナウンサー）
| |
| − | * トラトラマーチ（歌:[[植草貞夫]] 朝日放送アナウンサー）
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| − | * 阪神タイガース数え歌（歌:[[道上洋三]] 朝日放送アナウンサー）
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| − | * トラトラ阪神応援歌（同上）
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| − | * タイガースよ永遠に／今日も勝ったよタイガース（歌：[[平田勝男]]、[[吉竹春樹]]、[[池田親興]]＝1985年タイガース所属選手）
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| − | * 阪神タイガースの優勝を知らない子供たち（[[戦争を知らない子供たち (曲)|戦争を知らない子供たち]]のパロディー替え歌。歌：[[リリアン (タレント)|リリアン]]、[[板東英二]]、[[やしきたかじん]]、[[桂雀々]]）
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| − | * WIN!WIN!タイガース（歌:[[JK21]]）
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| − | * [[負ける気せんね|負ける気せんね/ハイハイ敗]] （歌:[[辛坊治郎]]・[[森武史|森たけし]]=[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]アナウンサー）
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| − | : 他多数
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| − | | |
| − | == 主なキャンプ地 ==
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| − | === 現在使用しているキャンプ地 ===
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| − | 一軍春季キャンプ
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| − | * [[沖縄県]][[宜野座村営野球場]]
| |
| − | 秋季キャンプ、二軍春季キャンプ
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| − | * [[高知県]][[安芸市営球場]]
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| − | === 過去に使用されていたキャンプ地 ===
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| − | * [[徳島県]][[徳島県営蔵本球場|県営蔵本球場]]
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| − | | |
| − | == キーワード ==
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| − | === ミスタータイガース ===
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| − | {{main|ミスタータイガース}}
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| − | タイガースの中心選手にファンが与える称号である。本来は[[藤村富美男]]の呼称であったが、藤村の引退後に[[村山実]]、[[田淵幸一]]、[[掛布雅之]]らが後継者として同様の称号で呼ばれた。
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| − | | |
| − | === ダイナマイト打線 ===
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| − | {{main|ダイナマイト打線}}
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| − | タイガース打線の代名詞。
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| − | | |
| − | === バックスクリーン3連発 ===
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| − | {{main|バックスクリーン3連発}}
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| − | | |
| − | === いろは順背番号とポジション順背番号 ===
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| − | [[1936年]]春、設立したばかりのタイガースは在籍していた選手17名の[[野球の背番号|背番号]]を名前のいろは順で決めた。ただし、[[若林忠志]]と[[佐藤武夫 (野球)|佐藤武夫]]は、当初与えられた背番号4と背番号13は縁起が悪いと考え、空き番号だった18、19にそれぞれ変更している。エースの若林が偶然付けた18番は、後にエースナンバーと呼ばれるようになった。
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| − | | |
| − | [[1950年]]、リーグが分裂し、ファームの結成などの改革を行ったタイガースは背番号をポジション別に改めた。1 - 8が投手、9 - 11が監督、助監督、主将、12 - 14が捕手、15 - 20が内野手、21 - 24が外野手、それ以降をファームの選手とした。9 - 11が捕手に使われていないのは、1リーグ時代からの功労者である背番号9の[[松木謙治郎]]と背番号10の[[藤村富美男]]の番号を変えないように配慮したためである。
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| − | | |
| − | === 背番号11にまつわるエピソード ===
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| − | [[村山実]]は入団した際に'''「背番号11はやめておけ」'''と周囲から言われたというエピソードがある。村山以前に11を付けた選手は、故障を含めて何らかの形で必ず不幸な目に遭い、11は不吉な番号といわれていたからである。
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| − | | |
| − | 11を最初につけたのは[[藤井勇]]（1935年 - 1939年、1942年）。藤井は戦前のチームの中心打者だったが2度も召集され、戦後は[[松竹ロビンス|パシフィック]]に移籍したためにタイガースへ復帰出来ずに野球人生を終えた。2代目の[[野崎泰一]]（1946年 - 1949年）は満足な成績を残せないところに肩痛が襲い、最後の年に3へ変更する。3代目の[[御園生崇男]]（1950年）は15からの変更だったが、前年に悪化していた体調がさらに悪化したため翌年元に戻す。4代目の[[三船正俊]]（1952年 - 1954年）はエースとして期待されていたが炎上癖が仇となって[[北海道日本ハムファイターズ|東映フライヤーズ]]にトレード移籍。5代目の[[山中雅博]]（1955年）は50から変更した途端に体力不足に見舞われて退団、6代目の[[内司正弘]]（1957年）も40から変更した途端に退団している。
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| − | | |
| − | 大学で村山の先輩にあたる御園生は「自分がつけていた背番号15を譲るから、絶対に11はつけるな」と説得したが、村山は「自分は'''[[1936年|昭和11年]]生まれなので、あくまでも11にこだわりたいんです'''」と頑としてはねつけている。結果的に自身の活躍でジンクスを跳ねのけた村山は、自らの手で背番号11を[[野球界の永久欠番|永久欠番]]にした。
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| − | | |
| − | === 代打の神様 ===
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| − | 試合展開を左右する局面で勝負強さを発揮する打者について、主にファンやメディアなどで「'''代打の神様'''」と表現されることが多い<ref name="tigersdaida2016">{{Cite web|publisher=サンケイスポーツ|url=http://www.sanspo.com/baseball/news/20161225/tig16122513000015-n1.html|title=“代打の神様”もたどり着けない、真弓氏のシーズン代打打点記録|accessdate=2016-12-25}}</ref>。
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| − | そのように称されるきっかけになったのは、[[八木裕]]である（1997年に代打成功率4割超を記録するなどした）<ref>{{cite news|author = |url = http://www.sponichi.co.jp/baseball/yomimono/pro_calendar/1110/kiji/K20111010001799910.html|title =【10月10日】2004年（平16） 始まりも終わりも代打 “神様”八木裕引退|newspaper = スポニチアネックス|publisher = |date=2011-10-10|accessdate=2016-09-26}}</ref><ref name="阪神ファンと大阪文化">杉本厚夫「阪神タイガースファンにみる大阪文化」2005年、フォーラム現代社会学、第5巻、69-76頁‐[http://ci.nii.ac.jp/els/110009564772.pdf?id=ART0010014195&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no=&ppv_type=0&lang_sw=&no=1474880994&cp= CiNii]、2016年9月26日閲覧。</ref>。その後、この「代打の神様」の称号は、[[桧山進次郎]]<ref>{{cite news|author = |url = https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2013/11/07/22/|title =阪神一筋22年。桧山進次郎が「代打の神様」と呼ばれるまで|newspaper = webSportiva|publisher = |date=2013-11-07|accessdate=2016-09-26}}</ref><ref>野村克也『野生の教育論：闘争心と教養をどう磨くか』ダイヤモンド社、2013年、97頁－ISBN 978-4478024782</ref>、[[関本賢太郎]]<ref>{{cite news|author = |url = http://baseballking.jp/ns/49605|title =阪神・関本が引退会見 “代打の神様”の本音は「回って来ずに勝ってほしい…」|newspaper = ベースボールキング|publisher = |date=2015-09-30|accessdate=2016-09-26}}</ref>へといつしか継承されていくこととなった。直近（2017年シーズン）は、[[狩野恵輔]]<ref name="tigersdaida2016" />がこの称号で呼ばれることがあった。
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| − | なお、八木の活躍以前にも、複数年にわたり代打として活躍した選手は複数存在しており、[[遠井吾郎]]、[[川藤幸三]]<ref name="阪神ファンと大阪文化"/>、[[真弓明信]]<ref name="tigersdaida2016" />などが挙げられる。
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| − | === 伝統の一戦 ===
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| − | 主にメディアなどで、対[[読売ジャイアンツ]]戦を「'''[[伝統の一戦]]'''」と表現されることがある。2016年からは巨人との共同プロジェクトとして同カードを「[[伝統の一戦 〜THE CLASSIC SERIES〜]]」と銘打ち相互展開を図っている。
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| − | ==== 年度優勝決定戦と太平洋ホームラン ====
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| − | {{出典の明記|date=2012年11月|section=1}}
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| − | [[1936年]]秋は複数大会開催による[[勝ち点]]制だった。各大会ごとに単独1位のチームに勝ち点1、同率1位のチームに勝ち点0.5を与え、6大会の勝ち点の合計でシーズン優勝を争った。大阪タイガースは最後の東京第2次リーグ戦（第2次東京大会）を残して勝ち点2となり、首位・東京巨人軍の勝ち点2.5に迫っていた。第2次東京大会ではタイガースと[[オリックス・バファローズ|阪急軍]]が1位を争っていたが、巨人が故意に阪急に敗退する公認の[[八百長]]試合を行ったことで、タイガースは単独1位を逃し、勝ち点2.5で巨人と並んだため年度優勝決定戦を行うことになった。
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| − | 12月に[[洲崎球場]]での年度優勝決定戦では1勝2敗で惜敗したものの、景浦が打者として12打数6安打、投手として13回を自責点1に抑える驚異的な活躍をみせた。
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| − | 1936年秋の優勝決定戦では敗れたものの、[[1937年]]秋のシーズンに初優勝して臨んだ春優勝チームの巨人との年度優勝決定戦（7戦4勝制）では、沢村を打ち崩して4勝2敗で前年の雪辱を果たした。さらに翌年春のシーズンを制して迎えた年度優勝決定戦ではまたも巨人と対戦し、初戦のサヨナラ勝ちで勢いに乗り4連勝で年度連覇を果たした。同年限りで2シーズン制は終了し、年度優勝決定戦は廃止された。
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| − | なお、1937年と38年の日本一はリーグの通算優勝回数には数えられていない。これはこの2年間のリーグ戦はそれぞれ独立したシーズンであるためで、阪神の通算優勝は1937年秋季大会、1938年の春季大会でそれぞれカウントされている。
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| − | ==== 世紀の落球とV9 ====
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| − | [[1973年]]には、8連覇中の巨人との間で、激しい優勝争いを展開していた。[[8月5日]]の対巨人戦（甲子園）9回表2死で、中堅を守っていた[[池田純一]]が[[黒江透修]]の平凡な飛球を追った際に、当時十分に整備されていなかった外野の天然芝に足を取られて転倒。転倒の間に塁上の走者が全員生還したことから、勝利目前だった阪神は逆転負けを喫した。実際には池田が転倒しただけで'''飛球を落としていない'''にもかかわらず、阪神が後述する結果でシーズンを終えたことから、このプレーは後年まで「世紀の'''落球'''」と呼ばれた。当の池田は、心ないファンから「戦犯」と決め付けられるなどの嫌がらせに苛まれたあげく、球界を離れた後の[[2005年]]に逝去している。
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| − | [[8月30日]]の対中日戦（甲子園）では、先発の江夏が[[ノーヒットノーラン]]を継続したまま、延長10回裏の打席でサヨナラ本塁打。中日による優勝の可能性を消滅させたが、翌[[8月31日|31日]]には巨人が首位に立った。[[10月10日]]の対巨人戦（後楽園）では、[[田淵幸一]]が[[倉田誠]]から逆転満塁本塁打を放ち、江夏が抑えて勝利、流れは阪神に傾いたかに見えたが、翌日は7-0とリードしながら巨人が追い上げ、逆転に次ぐ逆転で10-10の引き分けに終わった。
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| − | 残り2試合を残して僅差の首位、あと1勝で優勝というところまで迫っていた10月20日の対中日戦（中日球場）では、中日キラー・上田の先発が予想されたが、[[金田正泰]]は先発にチーム最多勝の江夏を指名<ref group="注釈">この時、オーダー表提出係を担っていた[[岡本伊三美]]は、先発投手に「江夏」と書かれているのを見て「'''本当にこれでいいんですか？'''」と金田に念押ししている。</ref>。しかし、これが裏目に出て[[木俣達彦]]に本塁打を打たれて勝ち越されると、打線は[[星野仙一]]に抑え込まれて2-4で敗戦した<ref group="注釈">星野は巨人への反骨心とすでにAクラス入りが決まっていたことから真ん中にボールを集めたといわれるが、カチカチになった阪神打線はこれを打てなかった（詳しくは[[中田潤]]の「新庄くんは、アホじゃない！」を参照）。</ref>。一方、江夏は自伝『左腕の誇り』（構成：波多野勝、[[草思社]]、2001年）の中で、「フロントから19日に球団事務所に呼び出され、『残りの2試合には勝ってくれるな』と言われた」と述べている<ref>{{Cite book |和書 |author = 江夏豊 |coauthors = 波多野勝 |title = 左腕の誇り 江夏豊自伝 |year = 2001 |publisher = [[草思社]] |pages = {{要ページ番号|date=2015年10月}} |isbn = 479421040X }}</ref>。
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| − | この対中日戦の終了間際、球場近くを通る[[東海道新幹線]]を巨人選手を乗せた列車が通過したという逸話があり、実際にこの時の試合映像が現存している。選手の1人は車内からスコアボードを見ようとしたが果たせず、[[名古屋駅]]到着時にファンが試合経過を知らせ、それを聞いた選手達はムードが明るくなったと伝えられている<ref group="注釈">[[山際淳司]]のドキュメント小説では、新幹線内で選手が持ち込んだラジオの試合中継をナインが聞いており、中日の勝利が決まった途端に[[王貞治]]が嬉しさの余り叫んだ、と描写されている。この時の情景は、翌年放映の[[テレビアニメ]]『[[侍ジャイアンツ]]』第38話に取り入れられている。</ref>。
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| − | こうして、[[10月22日]]（本来は21日だったが雨天で順延）の対巨人戦（最終戦、デーゲーム）で、'''その試合に勝ったチームが優勝'''ということになった<ref group="注釈">この試合はプロ野球の公式戦初となる「勝った方が優勝」となる事実上の優勝決定戦だった。</ref>。しかし、約48,000人の大観衆を集めたこの試合も0-9で大敗し、巨人の[[V9 (読売ジャイアンツ)|V9]]をあっさり許した。16時19分、最終打者の[[ウィリー・カークランド]]が三振に倒れた瞬間、敗戦とV9を許した不甲斐ない阪神に怒ったファン約1500人が暴徒と化し、一塁側スタンドやアルプススタンドからグラウンドに乱入、両軍ベンチに向かった。阪神の選手・スタッフは試合終了とともにロッカールームに引き上げて難を逃れたが、巨人の選手はすぐにベンチに退散したものの、王は殴られてベンチ前で倒れ、森はキャッチャーマスクをとられるなど選手・コーチを含む七人に、殴る蹴るの暴行が加えられた。巨人の関係者はベンチ裏から脱出して、胴上げもせずに芦屋市の宿舎「竹園」に引き上げた。選手の退出を知った阪神ファンは、三塁側スタンドの巨人ファンに「帰れ、帰れ」と怒声をあげながらグラウンドの土や座布団、空き缶などを投げ合って応酬。「やめとけ」とグラウンドに降りた巨人ファンを阪神ファンが取り囲んで乱闘になり、[[兵庫県警察|兵庫県警]][[機動隊]]員や[[甲子園警察署]]員の約180人が出動する事態となった<ref>毎日新聞大阪本社 1973年10月23日朝刊</ref><ref name="yomiuri">読売新聞1973年10月23日23頁</ref>。
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| − | また、場外でも16時40分頃に阪神球団関係者の乗った車をファン約500人が取り囲み「あの試合は何だ！」と車体を揺さぶるなどした<ref group="注釈">この際、タクシー1台が騒ぎに巻き込まれて車体に損傷を受けている。試合告知の看板への損傷などもあった（上記読売新聞記事による）。</ref>。甲子園警察署が設置した警備本部も投石された<ref name="shikoku">四国新聞1973年10月23日11頁</ref>。
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| − | この試合は、[[讀賣テレビ放送|よみうりテレビ]]（実況：[[佐藤忠功]]、解説：[[村山実]]）<ref name="sankei">[[産経新聞]]（近畿版D）、1973年10月22日、13ページ、テレビ欄。</ref>が[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列の全国ネットで中継しており<ref name="chugoku">[[南海放送]]・[[西日本放送テレビ|西日本放送]]は途中飛び乗りで放送。[[広島テレビ放送|広島テレビ]]は14時台は自社制作の『女性ロータリー』を、15時台は[[フジテレビジョン|フジテレビ]]から同時ネットの『[[3時のあなた]]』を優先した関係で放送しなかった。また、当時TBSテレビ系だった朝日放送は、14時からの『[[ワイドショー・プラスα]]』を[[山陽放送]]・[[中国放送]]等のネット局に裏送りした（[[中国新聞]]、1973年10月22日、8ページ、テレビ・ラジオ欄）。</ref>、[[広域放送|近畿広域圏]]ローカルでは[[朝日放送テレビ|朝日放送]]（実況：[[植草貞夫]]、解説：[[根本陸夫]]、ゲスト：[[中村鋭一]]）<ref name="chugoku" />や[[サンテレビジョン|サンテレビ]]（実況：[[西澤あきら]]、解説：[[後藤次男]]。[[京都放送|近畿放送]]も同時ネット）<ref name="sankei" />も含めた3局が同時にテレビ中継。ラジオも[[朝日放送ラジオ|朝日放送]]（実況：[[黒田昭夫]]、解説：[[皆川睦雄]]、中国放送にもネット。自社ではパ・リーグ優勝決定戦、阪急対南海〈解説：[[花井悠]]〉と二元）・毎日放送（解説：[[杉浦忠]]、阪急対南海〈解説：[[永井正義]] 他〉と二元）・[[TBSラジオ]]（解説：[[水原茂]]、実況：[[山田二郎]]。山陽放送にもネット）・ニッポン放送（解説：[[関根潤三]]）・[[文化放送]]（解説：[[別所毅彦]]）・[[アール・エフ・ラジオ日本|ラジオ関東]]がそれぞれ中継していたが<ref>1973年10月22日の[[朝日新聞]]（東京版）、テレビ・ラジオ欄、産経新聞（岡山版）、14ページ、ラジオ欄、中国新聞、8ページ、テレビ欄。</ref>、よみうりテレビと朝日放送の放送席には途中から[[危険物]]などが投げ込まれ、選手の退出後には200人ほどの暴徒が襲い掛かってきた<ref name="yomiuri" />。
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| − | 朝日放送のテレビ放送席では、暴徒の連中に「放送をやめろ」と植草と根本らに対して怒鳴りつけたり、空き缶を投げつけたりした。植草は暴徒ではない阪神ファンの一人が頭の上にかざしてくれた座布団で防ぎながら放送を続けたが、放送終了（16時38分30秒）までの30秒間は音声が途絶え、画面だけが流された<ref name="yomiuri" />。しかし、当時は『[[おはようパーソナリティ中村鋭一です]]』（阪神の熱狂的なファンである[[中村鋭一]]が[[朝日放送ラジオ]]で担当していた生ワイド番組）が絶大な人気を博していたことから、同番組のリスナーと思われる阪神ファンが「ここは鋭ちゃん<ref group="注釈">中村の愛称。当日もテレビ中継のゲストで出演していた。</ref>のとこ（朝日放送のテレビ放送席）やから勘弁したれ」と絶叫<ref>[https://www.daily.co.jp/gossip/2017/11/08/0010714402.shtml 中村鋭一さん虎党に愛され…甲子園暴動もABC放送席だけ無被害]（『[[デイリースポーツ]]』[[2017年]][[11月8日]]付記事）を参照。</ref>。さらに、良心的な阪神ファンが暴徒を説得したことによって、放送席と機材への襲撃は免れた<ref name="jikkyo32nen">西澤あきら『阪神戦・実況32年。甲子園の放送席から見たタイガースの真実』講談社、2014年、第2章第11節「73年最終戦、甲子園で阪神が敗れ暴動が発生。そのとき放送席は!?」（pp.113-117）。</ref>。
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| − | 暴徒はよみうりテレビの放送席も襲撃して「巨人の肩ばかり持つな」とテレビカメラや当時高価だった[[VTR]]機材といった放送機材を破壊するなど大暴れ。止めに入った解説の村山にも「阪神選手やったのによみうりテレビの解説をしやがって」と殴りかかった。機動隊員約30人が3局の放送席を取り囲んで暴徒を遠ざけるが、甲子園警察署の調べでは、よみうりテレビの損害は約1千万円にも及んでいた<ref>毎日新聞大阪本社 1973年10月23日朝刊</ref>。この暴挙のため、優勝の瞬間は鮮明なVTR映像がなく、映画フィルムに転写したもの（[[キネコ]]）が残っているのみである。
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| − | しかしその一方で、サンテレビの放送席と機材は朝日放送と同様に「サンテレビは俺たちの味方や」とファンはおろか暴徒にも守られたことで難を逃れた<ref name="jikkyo32nen"/>。また、朝日放送とは異なり、実況中の暴徒による妨害行為も発生しなかった。
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| − | {{main|西澤あきら#実況を担当した阪神タイガースの主な試合}}
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| − | {{see also|サンテレビボックス席#その他の特記事項}}
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| − | 通常の試合では警察官100人、球場職員30人の警備態勢だが、この日の試合では警察官200人、[[阪神電気鉄道|阪神電鉄]]社員80人、アルバイト120人、ガードマン50人の計450人を待機させる特別態勢を敷いていたものの、この騒ぎを鎮めることができなかった。このため兵庫県警の機動隊70人が16時50分に出動<ref name="yomiuri" />。追い散らされたファンは機動隊を遠巻きにして「帰れ！」コールを浴びせた。ファンの殆どは17時過ぎに球場外へ出たが、それでも興奮が収まらない阪神ファンと群集約800人は甲子園球場の指定席券売場前に集まって「阪神の責任者にわびをさせろ」と騒ぎ、「阪神タイガースの歌」を合唱して気勢を挙げた。県警からの要請で18時過ぎに阪神監督の金田がユニホーム姿で場外に現れ、携帯マイクを使って「私は涙こそ流していないが、気持ちの中は皆さんと同じく残念でたまらない。来年こそ一層がんばるので、ファンの皆さんも理解してほしい」とファンへのお詫びとお礼を呼びかけた<ref>毎日新聞東京本社 1973年10月23日朝刊</ref>。これを受けて、19時にファンは引き上げたが、警備本部への投石で警官1名が負傷、ファン6名がケガをした<ref name="yomiuri" /><ref group="注釈">[[後藤和昭]]は「阪神選手は翌日まで[[ロッカールーム]]に缶詰めにされた」と語っているが「19時にファンが引きあげた」という当時の報道とは食い違いを見せている。</ref>ほか、よみうりテレビの放送機器を壊した疑いなどで数名が警察に検挙されている<ref>毎日新聞大阪本社 1973年10月23日朝刊</ref>。
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| − | 阪神は優勝を想定して、[[田淵幸一]]を起用した日本シリーズ用のポスター<ref group="注釈">制作時点ではパシフィック・リーグの覇者が決まっていなかったため、「阪神 - パ・リーグ優勝チーム」という表記だった。</ref>と「優勝記念」と書かれたマッチを製作したが、両方とも[[お蔵入り]]となり、マッチ<ref>{{Cite book |和書 |editor = 朝日新聞大阪本社社会部 編 |title = 関西の私鉄 |year = 1981 |publisher = 清文堂出版 |page = 178 |isbn = 4792423775 }}</ref>は阪神電鉄の保養所で使われていた<ref group="注釈">『関西の私鉄』には「（[[阪神百貨店]]の）祝優勝のペナント、店員用ワッペンは「その日」のために、倉庫で眠っている」とあるが、これが1985年に使われたかどうかは不明。</ref>。
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| − | === 史上最短試合と史上最長試合 ===
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| − | [[1946年]][[7月26日]]の対[[松竹ロビンス|パシフィック]]戦（[[阪急西宮スタジアム|阪急西宮球場]]、1-0で勝利）では、13時15分の開始から14時10分の終了まで試合時間がわずか'''55分'''という、日本プロ野球史上最短試合時間記録を達成した。この試合では[[渡辺誠太郎]]が5安打・88球で完封勝ちし、パシフィック先発の[[湯浅芳彰]]も7安打・93球で完投したが、両軍合わせてファウルが6球しかなかったことがこの記録につながった。
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| − | 逆に、[[1992年]][[9月11日]]に行われた、優勝をかけての直接対決となった対[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]戦（甲子園）では日本プロ野球史上最長の'''6時間26分'''という試合時間を記録した。この試合では3 - 3の同点で迎えた9回裏、[[八木裕]]の打球がレフトフェンスの水平ラバー部、その上の金網フェンスへと当たりスタンドに入ったため一旦はサヨナラ本塁打と判定されたが、ヤクルト側の抗議により、審判団が協議した結果[[安全進塁権#2個の安全進塁権が与えられる場合|エンタイトルツーベース]]に訂正された。だが阪神側もこの判定に抗議して（既にロッカーへ引き上げていた選手、コーチがいたため）、37分間試合が中断した。結局、延長15回（当時は時間無制限で延長15回引き分け再試合制）を戦いそのまま3 - 3で引き分けた。なお、[[サンテレビジョン|サンテレビ]]がこの試合の中継を試合終了まで行っており、試合終了時刻となった「午前0時26分」は日本プロ野球史上最も遅い試合終了時刻となった。当時日本にて視聴率調査を行っていた[[エーシーニールセン|ニールセン]]によると、試合当日の平均[[視聴率]]は28.0%、瞬間最高視聴率は50.0%を記録した。また、試合が中断したことでサンテレビの技術スタッフが熱くなりすぎて中継時に掲示するボールカウント表示器のスイッチを壊してしまい、その後は試合終了まで手動に切り替えてしのいだというエピソードも残っている<ref>連載コラム『伝説』野球放送の裏側〜名勝負の演出者たち（10） - 日刊スポーツ大阪版2010年9月25日付</ref>。
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| − | === 投手の偵察メンバー第1号 ===
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| − | [[偵察オーダー|偵察メンバー]]を多用した監督としては[[三原脩]]が有名だが、プロ野球で初めて考案したのは[[藤村富美男]]で、助監督兼内野手だった藤村の助言を受け[[松木謙治郎]]監督が初めて試合で使用した<ref name="sponichi2012211">「【内田雅也の追球2012】 "読み"の醍醐味とドラマ性」スポーツニッポン、2012年2月11日3面</ref>。[[1950年]][[4月22日]]に[[熊本県|熊本]]の[[水前寺]]で行われた対[[中日ドラゴンズ]]戦で、中日の先発が左腕の[[清水秀雄]]か右腕の[[服部受弘]]か迷ったため、1番[[左翼手]]を投手の[[干場一夫]]とした<ref name="sponichi2012211"/>。服部の先発が分かると干場に代えて左打者の[[金田正泰]]を送った。この策は成功し、金田の二塁打を足がかりに阪神が1点を先制したが、試合は7 - 9で敗れた。
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| − | === 2度の放棄試合 ===
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| − | [[1954年]][[7月25日]]の対中日ドラゴンズ戦（大阪スタヂアム）と、[[1967年]][[9月23日]]の対大洋ホエールズ戦（甲子園）で行われている。いずれも阪神の負け試合となっている。
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| − | {{main|放棄試合#日本プロ野球}}
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| − | === 村上ファンドと阪神電鉄の阪急との経営統合 ===
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| − | {{wikinewshas|阪神タイガース|
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| − | * [[n:阪神タイガース球団の加盟料徴収問題、1億円のみの支払いで決着へ|阪神タイガース球団の加盟料徴収問題、1億円のみの支払いで決着へ]]
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| − | * [[n:村上ファンド、阪神株38%取得|村上ファンド、阪神株38%取得]]
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| − | }}
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| − | [[村上世彰]]率いる[[投資]]会社「[[村上ファンド|MACアセットマネージメント]]」（通称・村上ファンド）が2005年に[[阪神電気鉄道|阪神電鉄]]の株式を買い増しし、電鉄の筆頭株主になった。村上ファンド側は「既成権力に立ち向かう反骨精神や関西人の気骨がグループ全体に影響をもたらすだろう」として、タイガースの株式上場を提案。これに[[星野仙一]]シニアディレクターは「タイガースはファンのもの」だと反論し、さらに牧田俊洋球団社長も「株式上場の計画はない」とコメント。2005年10月11日に村上と阪神電鉄首脳が会談を行い、村上は「（タイガースの株式上場は）ファンの意見を聴いた上で考慮したい」とコメントした。
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| − | [[2006年]][[6月19日]]、[[阪急電鉄]]等を傘下に持つ阪急ホールディングスが[[株式公開買い付け|TOB]]で、村上ファンドが保有する阪神電鉄株式を取得。その後、[[阪急阪神ホールディングス|阪急ホールディングス]]は阪神電鉄を子会社化した（[[阪急・阪神経営統合]]参照）。
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| − | 経営統合の話し合いの中で、タイガースに関しては「阪神タイガース」のままで存続することになったものの、これが[[7月5日]]に行われた[[プロ野球オーナー会議]]で、<!-- 西武と広島を除く他球団に -->阪神電鉄から阪急阪神ホールディングスに経営スポンサーが変更される「経営譲渡」と見なされ、阪急阪神ホールディングスは加盟料30億円の支払いを課されることとなった。しかしこの決定には十分な論議がなされておらず、阪神側は阪急阪神ホールディングスとしては球団にかかわらないことになったことを主張し、この対応を不服として再検討を要求した。この主張はほぼ認められ、同年末に加入手数料として1億円のみの支払いとなることが決定された。
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| − | この他、かつては[[株主優待]]として、阪神電鉄の株式を9月30日時点で5,000株以上保有する株主に対して、翌年度の阪神甲子園球場でのタイガース主催試合のうち1試合2名を内野席（アイビーシート）に無料招待していたが、経営統合による阪神電鉄の上場廃止でこの無料招待も廃止された。
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| − | == チームスローガン ==
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| − | * [[1985年]] - [[1998年]] '''3F（フレッシュ、ファイト、フォア・ザ・チーム）'''
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| − | * [[1999年]] - [[2001年]] '''TOP野球'''
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| − | * [[2002年]] - [[2005年]] '''NEVER NEVER NEVER SURRENDER'''
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| − | * [[2006年]] - [[2008年]] '''Be the Best For the Fans'''
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| − | * [[2009年]] - [[2011年]] '''Focus on this play,this moment!!'''
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| − | * [[2012年]] - [[2014年]] '''Go for the Top 熱くなれ!!'''
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| − | * [[2015年]] '''Go for The Top as One'''
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| − | * [[2016年]] '''超変革 Fighting Spirit'''
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| − | * [[2017年]] '''挑む Tigers Change'''
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| − | * [[2018年]] '''執念 Tigers Change 2018'''
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| − | == 放送・メディア ==
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| − | === 主催ゲーム・ロードゲームの中継制作局・番組 ===
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| − | * [[NHK大阪放送局]]
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| − | ** [[NHKプロ野球]]（主に[[NHK BS1|BS1]]で中継）
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| − | * [[毎日放送]]（[[MBSラジオ]]・[[MBSテレビ]]）
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| − | ** [[MBSベースボールパーク]]
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| − | ** [[SAMURAI BASEBALL|with Tigers MBSベースボールパーク]]
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| − | * [[朝日放送ラジオ]]（ABCラジオ）・[[朝日放送テレビ]]（ABCテレビ）
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| − | ** [[ABCフレッシュアップベースボール]]
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| − | ** [[スーパーベースボール (テレビ朝日系列)|スーパーベースボール 虎バン主義。]]
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| − | * [[関西テレビ放送|カンテレ（関西テレビ）]]
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| − | ** [[野球道 (フジテレビ系列)|プロ野球中継（西暦）]]
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| − | * 読売テレビ
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| − | ** [[Fun!BASEBALL!!]]
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| − | * [[テレビ大阪]]
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| − | ** [[ナマ虎スタジアム]]
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| − | * サンテレビ
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| − | ** [[サンテレビボックス席]]（但し日曜ナイターはABC制作の場合あり）
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| − | === 主催ゲームのみの中継制作メディア ===
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| − | * [[GAORA]]（MBS）※MBS制作分よりも、[[Tigers-ai]]制作中継を放送する頻度が高い。
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| − | * [[スカイ・エー|スカイA]]（ABC）※地上波全国ネット中継時はテレビ朝日も制作に関与する。
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| − | * [[フジテレビONE]]（カンテレ 巨人戦のみ）※ヤクルトのホームゲームと重なる場合は[[フジテレビTWO]]に移して中継しているが、TWOで西武のホームゲームとも重なった場合の実績は2016年は日程の関係上発生していない。また関東・関西ローカルまたは全国ネットで地上波放送がある場合はフジテレビも制作に関与する。
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| − | * [[日テレジータス]]（読売テレビ 巨人戦のみ）
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| − | * [[Tigers-ai]]（[[阪神コンテンツリンク]]が[[衛星放送]]向けに制作している阪神戦の中継）
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| − | ==== 主催ゲームの制作放送を行う無料BS放送メディア ====
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| − | * [[ビーエス朝日|BS朝日]] - テレビ朝日・BS朝日制作、ABC TV制作協力。地上波放送時はトップ&リレー中継は地上波と同じメンバーで、完全中継はABCがテレビ朝日の協力でBS向けに別制作（2017年以降は名目上テレビ朝日・BS朝日制作、ABC協力扱いに変更）。BS単独放送や地上波がABC制作でもサンテレビでの放送の場合はTigers-aiの映像も使用する。同局ではセ・パ交流戦でのパ・リーグ球団主催の阪神戦もテレビ朝日制作で放送。
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| − | * [[BS-TBS]] - 対巨人戦のトップ&リレー中継はMBS制作でトップ中継はTBSが、リレー中継はMBSが実況を担当、地上波の対巨人戦がMBS制作関西ローカルでの録画中継の時は裏送りによりBS-TBSで完全放送を行う。対巨人戦以外の完全放送は、[[TBSテレビ]]・Tigers-ai制作でTBSの解説者・アナウンサーにより放送。同局ではTBSテレビ制作によりDeNAや交流戦でのパ・リーグ球団主催の阪神戦も放送。
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| − | * [[BS日本|BS日テレ]] - 読売テレビ制作。2017年より対巨人戦が地上波全国ネットの場合はトップ&リレー中継を実施。関西ローカルでの録画放送の時は裏送りにより生中継で放送する。同局では巨人主催の阪神戦も日本テレビ制作で放送。
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| − | * [[BSフジ]] - 関西テレビ制作。2017年9月9日に阪神対DeNA戦を放送。当初は関西ローカルの録画放送を前提に放映権を獲得していたのが、同日に『[[FNS27時間テレビ (2017年)|FNS27時間テレビ にほんのれきし]]』が編成されたことでBSフジに移譲され、無料BSでの全国放送となった。
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| − | === 地元ケーブルテレビ局 ===
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| − | * [[ベイ・コミュニケーションズ]]（オリジナル番組制作）
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| − | === 関連番組 ===
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| − | ==== テレビ ====
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| − | * [[虎バン]]（ABCテレビ）
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| − | * [[熱血!!タイガース党]]（[[サンテレビジョン|サンテレビ]]）
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| − | * [[猛虎ファイル]]（[[MBSテレビ]]）
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| − | * [[週刊トラトラタイガース]]（[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]）
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| − | * [[虎辞書なる!!]]（サンテレビ）
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| − | * [[サン虎検定]]（サンテレビ）
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| − | * [[BRAVO!]]（読売テレビ）
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| − | ==== ラジオ ====
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| − | * [[with Tigers MBSベースボールパーク みんなでホームイン!]]（[[MBSラジオ]]）
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| − | * [[虎バン#清水次郎の虎たま!|清水次郎の虎たま!]]（ABCラジオ）
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| − | * [[虎バン#福本豊の虎たまデラックス!|福本豊の虎たまデラックス!]]（ABCラジオ）
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| − | * [[虎バン#ガチ虎|ガチ虎!]]（ABCラジオ）
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| − | === 阪神タイガースをテーマとした作品 ===
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| − | ==== 漫画・アニメ ====
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| − | * [[がんばれ!!タブチくん!!]]
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| − | * [[男どアホウ甲子園]]
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| − | * [[剛Q超児イッキマン]]
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| − | * [[なにがなんでも阪神ファン]]
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| − | ===== 阪神タイガースに所属する（していた）野球漫画の登場人物 =====
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| − | * [[花形満]] - 『[[巨人の星]]』に登場する阪神の選手。
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| − | * 浪花球太 - 『[[リトル巨人くん]]』に登場する阪神の選手。
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| − | * 通天閣虎夫 - 『[[ミラクルジャイアンツ童夢くん]]』に登場する阪神の選手。
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| − | * 藤村甲子園 - 『[[男どアホウ甲子園]]』の主人公。1974年入団、1976年に故障で現役引退。
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| − | ==== 小説 ====
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| − | * [[決戦・日本シリーズ]]
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| − | * [[神様がくれた背番号]]
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| − | ==== 映画 ====
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| − | * [[ミスター・ルーキー]]
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| − | ==== ゲーム ====
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| − | * [[初代熱血硬派くにおくん]]
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| − | == 関連書籍 ==
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| − | * {{Cite book |和書
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| − | |editor = [[松木謙治郎]] 編
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| − | |title = 大阪タイガース球団史 1985年度版
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| − | |publisher = 恒文社
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| − | |year = 1985
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| − | |isbn = 4-7704-0634-7
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| − | |ref = {{SfnRef|球団史|1985}}
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| − | }}
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| − | * {{Cite book |和書
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| − | |author = [[井上章一]]
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| − | |title = 阪神タイガースの正体
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| − | |year = 2001
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| − | |publisher = [[太田出版]]
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| − | |isbn = 4872335651
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| − | |ref = harv
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| − | }}
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| − | == 脚注 ==
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| − | === 注釈 ===
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| − | {{reflist|group="注釈"|2}}
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| − | === 出典 ===
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| − | {{脚注ヘルプ}}
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| − | {{reflist|2}}
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| − | == 関連項目 ==
| + | [[日本]]の[[日本プロ野球|プロ野球]]球団。[[セントラル・リーグ]]に所属する。日本に現存する12球団の中で[[読売ジャイアンツ]]に次いで2番目に歴史が長いプロ野球球団である。運営法人は株式会社阪神タイガース。[[親会社]]は[[阪神電気鉄道]]（[[阪急阪神ホールディングス]]傘下）。[[兵庫県]][[西宮市]]にある[[阪神甲子園球場]]が[[専用球場|本拠地]]。 |
| − | {{Commonscat|Hanshin Tigers}}
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| − | * [[阪神タイガース主催試合の地方球場一覧]]
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| − | * [[阪神ファン]]
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| − | * [[月刊タイガース]]：月刊の球団情報誌。
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| − | * [[阪神タイガースオリジナルDVDブック 猛虎烈伝]]
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| − | * [[タイガース検定]]：12球団初の球団公認の検定試験。
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| − | * [[尼崎中央・三和・出屋敷商店街]]：タイガースの応援で知られる[[尼崎市]]の商店街。開幕時から[[マジックナンバー (野球)|優勝マジック]]を掲示している。
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| − | * [[阪神タイガース (小惑星)]]：阪神タイガースにちなみ命名された小惑星
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| − | * [[県民百貨店]]：[[熊本県]][[熊本市]][[中央区 (熊本市)|中央区]]にあった百貨店（2015年2月末閉店）。[[阪神百貨店]]と提携し「くまもと阪神」を名乗っていた時代より[[九州]]で唯一の阪神タイガースショップが設置されていた。
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| − | * [[京王百貨店]]：新宿店（[[東京都]][[新宿区]]）に阪神タイガースショップが設置されている。
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| − | * [[カーネル・サンダースの呪い]]
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| − | * [[ヒッティングマーチ委員会]]
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| − | * [[阪神タイガースの応援団]]
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| | == 外部リンク == | | == 外部リンク == |
| | * [http://hanshintigers.jp/ 阪神タイガース公式サイト] | | * [http://hanshintigers.jp/ 阪神タイガース公式サイト] |
| − | * {{Facebook|tigersdreamlink|阪神タイガース DreamLinkプロジェクト}}
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