「紀伊國屋書店」の版間の差分

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'''株式会社紀伊國屋書店'''(きのくにやしょてん、{{lang-en-short|KINOKUNIYA COMPANY, LTD.}})は、[[日本]]の[[書店]]、[[出版社]]である。
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'''株式会社紀伊國屋書店'''(きのくにやしょてん、{{lang-en-short|KINOKUNIYA COMPANY, LTD.}}
  
== 概要 ==
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東京都新宿に本店をもち全国65、海外24の店舗をもつ大手の小売書店。1927年(昭和2)田辺茂一(たなべもいち)が創業。田辺は文学愛好家で、創業の翌年、舟橋聖一、阿部知二(ともじ)らと『文芸都市』を創刊、1933年には総合雑誌『行動』を発刊するなど、小売店経営のかたわら、文芸、文化運動のパトロンの役を務めた。1945年(昭和20)5月戦災により店舗を焼失したが、戦後いち早く仮建築で復興、何度かの改築ののち、1964年、現在の紀伊國屋ビルを新築して大型書店となり、ホールや画廊を設置し、新宿の一つの「顔」として文化人、学生のたまり場となった。1955年に株式会社紀伊國屋書店出版部を設立、E・ヒラリーの『ヒマラヤの男』を処女出版し、E・フロム『生きるということ』、判沢弘『土着の思想』など多くの単行本や双書を刊行している。
[[1927年]]([[昭和]]2年)[[1月22日]]創業、[[1946年]](昭和21年)[[1月16日]]法人設立<ref name="outline" />。[[登記]]上本店は、[[東京都]][[新宿区]][[新宿]]三丁目17番7号(新宿本店)。本社事務所は、東京都[[目黒区]][[下目黒]]三丁目7番10号。[[チェーンストア|ナショナルチェーン]]とも呼ばれる日本全国に店舗をもつ有力チェーン書店であるのみならず、[[アメリカ合衆国]]・[[東アジア]]・[[オーストラリア]]にも進出している。
 
  
創業者の[[田辺茂一]]は、書店業界の実力者および文化人として有名であった。また、田辺の片腕として活動した[[松原治]]はその後、2012年に没するまで日本の書店業界の中心人物として活躍した。
 
  
[[紀伊國屋演劇賞]]を主催し、[[紀伊國屋ホール]]、[[紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA]]と劇場を2か所経営している。
 
 
出版部門は、PR誌『scripta』と人文書が中心である。他社において「営業部」「販売部」と呼ばれる出版営業を扱う部署は、「ホールセール部」と呼ばれる。
 
 
学術研究用に各種商用データベース (DB) の代理店もしており、1996年に一部のDBにつき[[丸善]]・Knight-Ridderと設立したKMKデジテックス(2000年にジー・サーチDialogサービス事業部が承継)に[[営業譲渡]]をした。2012年現在も[[Online Computer Library Center|OCLC]] FirstSearchなどについて提供中である。
 
 
== 社名の由来 ==
 
創業者の田辺家の先祖は、[[紀伊徳川家]]の江戸藩邸に勤める[[足軽]]で、商売を営むことになった時に[[屋号]]として出身地にちなんだ「紀伊國屋」をつけたのが始まりである。最初は[[材木問屋]]だったが、その後炭問屋になり、田辺茂一の代で書店を開業して今に至る。江戸時代の豪商の[[紀伊國屋文左衛門]]とは、何の関係もない。
 
 
== 店舗 ==
 
日本国内の各店舗の詳細および決済手段として利用できる[[電子マネー]]の種類は公式サイト「[http://www.kinokuniya.co.jp/store/ 店舗案内 国内店舗]」を、日本国外の店舗は公式サイト「[http://www.kinokuniya.co.jp/store/foreign.html 店舗案内 海外店舗]」を、大学内の店舗は「[http://www.kinokuniya.co.jp/store/univ.html 店舗案内 大学ブックセンター]」をそれぞれ参照。
 
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ファイル:Books Kinokuniya main office.jpg|2008年5月に移転する前の旧本社事務所
 
ファイル:商大札幌サテライト.JPG|札幌本店(sapporo55)
 
ファイル:Books Kinokuniya ShinjukuMinami.jpg|新宿南店
 
ファイル:Kinokuniya Umeda.jpg|梅田本店([[阪急三番街]])
 
ファイル:Hiroshima-Sogo 2011.JPG|広島店([[アクア広島センター街]])
 
ファイル:紀伊国屋4274.JPG|MOVIX京都店(閉店)
 
ファイル:Books-Kinokuniya Matsuyama Store (Matuyama City).JPG|松山店(閉店)
 
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=== その他 ===
 
*[https://bookweb.kinokuniya.co.jp/ 紀伊國屋書店 BookWeb]
 
**主に個人向け[[オンライン書店]] - インターネット書店([https://web.archive.org/web/19961219111751/http://bookweb.kinokuniya.co.jp/ 1996年9月5日 開店])
 
*[https://pro.kinokuniya.co.jp/ 紀伊國屋書店 BookWeb Pro]
 
**日本国内の法人向けオンライン書店 - インターネット書店
 
*[http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/ 紀伊國屋書店 BookWeb Pro(海外版)]
 
**海外法人向け[[オンライン書店]] - インターネット書店(2009年12月14日 開店)
 
*[[紀伊國屋ホール]]
 
*[[紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA]]
 
*紀伊國屋[[画廊]]
 
== 関係会社 ==
 
=== 子会社 ===
 
*[http://www.nbcinc.co.jp/ 株式会社エヌ・ビー・シー] - カレンダーの制作・販売、文具の販売。
 
*アジアンベイシス株式会社(AsianBasis) - アジア地域におけるEC事業「Kinokuniya」の統括会社。AsianBasis Pte. Ltd.などの子会社(現地法人)を保有している。
 
=== その他 ===
 
*株式会社出版流通イノベーションジャパン - [[大日本印刷]]との合弁会社<ref>{{cite web|url=http://www.dnp.co.jp/news/10108681_2482.html|title=紀伊國屋書店と大日本印刷株式会社出版流通イノベーションジャパンの設立について|publisher=大日本印刷|accessdate=2018-2-8}}</ref>。
 
*株式会社日本電子図書館サービス - [[KADOKAWA]]、[[講談社]]、[[図書館流通センター]]、[[大日本印刷]]との合弁会社。
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
 
*[[日外アソシエーツ]] - 書籍の総発売元と主要株主が紀伊國屋書店
 
*[[松原眞樹]]
 
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
{{Commons|Category:Books Kinokuniya}}
 
 
*[https://www.kinokuniya.co.jp/ 紀伊國屋書店]
 
*[https://www.kinokuniya.co.jp/ 紀伊國屋書店]
**[https://www.kinokuniya.co.jp/03f/index1_1.htm 紀伊國屋書店 学術資料]
 
**[https://www.kinokuniya.co.jp/03f/index1_2.htm 紀伊國屋書店 教育・研究活性化支援]
 
**[https://www.kinokuniya.co.jp/03f/oclc/index.htm 紀伊國屋書店 OCLCセンター]
 
**[https://www.kinokuniya.co.jp/03f/kinoline/index.htm 紀伊國屋書店 KINOLINE]
 
**[https://pro.kinokuniya.co.jp/ 紀伊國屋書店 BookWeb Pro]
 
**[http://bookwebpro.kinokuniya.co.jp/ 紀伊國屋書店 BookWeb Pro(海外版)]
 
  
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2018/11/1/ (木) 23:11時点における最新版


株式会社紀伊國屋書店(きのくにやしょてん、: KINOKUNIYA COMPANY, LTD.

東京都新宿に本店をもち全国65、海外24の店舗をもつ大手の小売書店。1927年(昭和2)田辺茂一(たなべもいち)が創業。田辺は文学愛好家で、創業の翌年、舟橋聖一、阿部知二(ともじ)らと『文芸都市』を創刊、1933年には総合雑誌『行動』を発刊するなど、小売店経営のかたわら、文芸、文化運動のパトロンの役を務めた。1945年(昭和20)5月戦災により店舗を焼失したが、戦後いち早く仮建築で復興、何度かの改築ののち、1964年、現在の紀伊國屋ビルを新築して大型書店となり、ホールや画廊を設置し、新宿の一つの「顔」として文化人、学生のたまり場となった。1955年に株式会社紀伊國屋書店出版部を設立、E・ヒラリーの『ヒマラヤの男』を処女出版し、E・フロム『生きるということ』、判沢弘『土着の思想』など多くの単行本や双書を刊行している。


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