「淡路島」の版間の差分

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|島名 = 淡路島
 
|島名 = 淡路島
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| Japan
 
| label = 淡路島
 
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| caption = 淡路島の位置
 
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}}
|地図2=Japan Hyogo#Japan
 
}}
 
 
'''淡路島'''(あわじしま)は、[[瀬戸内海]]東部に位置する[[島|島嶼]]。瀬戸内海では最大面積の島で、人口は離島の中では最も多い。[[令制国]]の[[淡路国]]の主要国域を占める。[[近畿地方]]の[[兵庫県]]に属し、現在は北から[[淡路市]]・[[洲本市]]・[[南あわじ市]]の3市で区分される。
 
 
== 概要 ==
 
北東から南西へかけて細長く伸びる淡路島は南北約53km、東西約22km、周囲約203kmで、北部では幅5kmから8kmと細く南部で幅が拡がっている<ref name="chikei">{{cite web
 
|title=兵庫県南部地震に伴う淡路島北部地域の地形変化
 
|url=http://www.gsi.go.jp/REPORT/JIHO/vol83-6.html|year=1995
 
|publisher=国土地理院
 
|accessdate=2010-12-07}}</ref>。[[シンガポール島]]とほぼ同じ面積を有し、日本国内では主要4島、[[択捉島]]、[[国後島]]、[[沖縄本島]]、[[佐渡島]]、[[奄美大島]]、[[対馬]]についで第11位の面積を持ち<ref>[[国立天文台]](編) 平成19年 [[理科年表]] p.565  ISBN 4621077635 - ただし本土4島を除く。</ref>、人口では主要4島以外では沖縄本島に次いで第2位である。
 
[[大阪湾]]、[[播磨灘]]、[[紀伊水道]]に四周を囲まれ、北端の[[松帆崎]]で[[明石海峡]]に、南東端の[[生石鼻]]で[[紀淡海峡]]に、南西端の[[門崎]](とさき)で[[鳴門海峡]]にのぞみ、[[本州四国連絡道路]]の神戸・鳴門ルートで[[本州]]・[[四国]]と繋がっている。
 
 
北部と南部の淡路山地と中南部の淡路平野に分けられ、北東部と南部の山地急斜面は海岸まで迫る。また周囲の主な属島には紀淡海峡の[[成ヶ島]]、紀伊水道の[[沼島]]がある。
 
 
== 気候 ==
 
全島が[[瀬戸内海式気候]](年間平均気温約16℃、年間降水量約1300mm)の区分に属するが、[[諭鶴羽山地]]以南では南海型[[太平洋側気候]]の特徴も少し混じる。このため多くの農業用[[ため池]]があり、兵庫県内にある43,000のため池の半数を超える23,000が島内にある<ref>{{PDFlink|{{cite web
 
|title=洲本川水系河川整備計画(案)
 
|url=http://web.pref.hyogo.jp/contents/000114394.pdf
 
|date=2008-11
 
|publisher=兵庫県
 
|accessdate=2010-12-09}}|3.42[[メビバイト|MiB]]}}</ref>
 
<ref name="nourin">{{PDFlink|{{cite web
 
|title=淡路地域農林水産ビジョン
 
|url=http://hatosyogyo.web.infoseek.co.jp/awaji/htm/nourinhonbun.pdf
 
|date=2006-03
 
|publisher=兵庫県淡路県民局
 
|accessdate=2010-12-09}}|7.28MiB}}</ref>。
 
近代以降も[[ダム]]建設が行われてきたが、[[1999年]]([[平成]]11年)12月に[[明石海峡大橋]]に架設された口径450mmの2条の[[水道管]]による本土導水が開始された<ref>{{PDFlink|{{cite web
 
|title=事業について
 
|url=http://awaji-suido.jp/data/jigyo/jigyo-02.pdf
 
|year=2005
 
|publisher=淡路広域水道企業団
 
|accessdate=2010-12-17}}|454[[キビバイト|KiB]]}}</ref>。
 
 
== 地理 ==
 
[[File:Awajishima Relief Map, SRTM.jpg|thumb|150px|淡路島の地形図]]
 
=== 地形と植生 ===
 
以下の分類は『土地分類図(地形分類図)経済企画庁総合開発局 [[昭和]]49年([[1974年]])発行』による<ref>{{cite web
 
|title=20万分の1土地分類基本調査及び土地保全基本調査 > 兵庫県 地形分類図
 
|url=http://tochi.mlit.go.jp/tockok/inspect/landclassification/land/20-1/28.html
 
|publisher=国土交通省 土地・水資源局 国土調査課
 
|accessdate=2010-12-12}}</ref>。
 
; 淡路山地
 
: 淡路島北部と南部に分かれる[[地塁山地]]。[[砂岩]]・[[礫岩]]・[[頁岩]]で形成される。[[諭鶴羽山]]・[[柏原山]]・[[先山]]の3峰は「淡路三山」と呼ばれる。
 
: 森林面積は島の総面積の51.7%を占め、北淡山地と諭鶴羽山地に[[スギ]]・[[ヒノキ]]の人工林があるがその比率は8.6%にすぎず、[[ウバメガシ]]・[[シイ]]・[[ヤマモモ]]などの[[照葉樹林]]が広がる<ref name="nourin" />。また諭鶴羽山には県内一の[[アカガシ]]の[[極相]]林が見られる。
 
:; 津名山地
 
:: 島の北部、明石海峡から淡路平野までの山地。多くの[[活断層]]と[[撓曲]]が見られ南部より北部のほうが起伏が大きい。[[白亜紀]]の[[花崗岩]]の上に[[大阪層群]]が覆う<ref name="chikei" />。平地が少ないため中部東側の海岸には淡路市の市街地が南北に伸び、埋立地が造成され、西側海岸には[[棚田]]が見られる。
 
::; 北淡山地
 
::: [[標高]]522m の[[妙見山]]を主峰とする津名山地北部。北東の[[六甲山]]へ伸びて六甲・淡路断層帯を形成している。
 
::; 千山山地
 
::: 標高448mの[[先山]](淡路富士)を主峰とする起伏の小さな津名山地南部。東側に先山断層が通る。
 
::; 津名丘陵
 
::: 千山山地の西側、[[播磨灘]]に面した丘陵。志筑断層で北淡山地と分けられる。[[ファイル:Yuzuruha_Mts_1.jpg|thumb|諭鶴羽山地]]
 
:; [[諭鶴羽山地]]
 
:: 島の中南部、淡路平野から紀伊水道までの起伏の大きな山地。白亜紀の花崗岩の上に[[和泉層群]]が覆う。東部に標高569mの[[柏原山]]、中部に標高525mの[[兜布丸山]](かぶとやま)、西部に標高608mで淡路島最高峰の[[諭鶴羽山]]がある。兜布丸山は[[洲本川]]の、諭鶴羽山は[[三原川 (兵庫県)|三原川]]の水源である。諭鶴羽山地の南側は[[中央構造線]]の断層崖のため急斜面になっていて<ref name="chikei" />、みかん・ビワが栽培されるほか、[[スイセン|水仙]]の自生地がある。
 
:; 西淡山地
 
:: 三原平野の西部、鳴門海峡との間にある[[海抜]]200m級の山地。標高265mの南辺山など<ref name="chikei" />。
 
; 淡路平野
 
: 島の中南部、大阪湾へ注ぐ洲本川河口から播磨灘へ注ぐ三原川河口へかけて島を南北に分かつ[[沖積平野]]<ref name="chikei" />。
 
:; [[洲本平野]]
 
:: 洲本川が流れ、[[三角州|河口洲]]に洲本市の人口密集地が広がる。
 
:; [[三原平野]]
 
:: [[三原川]]が流れ、[[水稲]]や[[タマネギ]]・[[レタス]]など[[路地野菜]]の栽培地が広がる。
 
::; 諭鶴羽北麓台地
 
::: 三原平野南部から諭鶴羽山地北部へかけての[[砂礫質]]の台地。
 
::; 吹上低地
 
::: 吹上浜で紀伊水道、鳴門海峡にのぞむ。
 
 
[[ファイル:Akashi Bridge.JPG|thumb|明石海峡大橋]]
 
[[ファイル:The whirling current in Naruto.JPG|thumb|鳴門の渦潮]]
 
 
=== 海峡 ===
 
; [[明石海峡]]
 
: 北端の松帆崎と、本州の[[兵庫県]][[明石市]]の間にある海峡。峡間は3.6km。潮流が早く、古くから海の難所である。全長3,911mの世界最長の[[吊り橋]]「[[明石海峡大橋]]」が架けられているほか、高速船「[[淡路ジェノバライン]]」が運航されている。
 
; [[紀淡海峡]](友ヶ島水道)
 
: 南東端の生石鼻と、本州の[[和歌山県]][[和歌山市]]の間にある海峡。峡間は約11km。海峡内に4つの島があり、最も広い淡路島 - [[友ヶ島]]間でも4.7kmである。航路などはない。費用対効果の面から今後も往来実現の可能性は低い。
 
; [[鳴門海峡]]
 
: 南西端の門崎と、四国の徳島県[[大毛島]]北東部の孫崎の間にある海峡。峡間は約1.4km。激しい[[潮流]]のため海の難所である。全長1,629mの吊り橋「[[大鳴門橋]]」が架けられている。架橋にともない航路は廃止された。[[名勝]]に指定されている鳴門<ref>[http://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp?register_id=401&item_id=2481 国指定文化財等データベース:主情報詳細]</ref>では、瀬戸内海と外海(太平洋側)の潮位差により起こる「[[鳴門の渦潮]]」が著名。淡路島からは観潮船「[http://www.uzu-shio.com/ うずしおクルーズ咸臨丸・日本丸]」が毎日運航されていて、間近で渦潮を体感することができる。なお、大鳴門橋には渦潮見物のための遊歩道「[[渦の道]]」が併設されているが、入口が四国側のみであるため淡路島側からは利用できない。
 
 
== 歴史 ==
 
記紀の[[日本]]列島の[[国産み]]の神話では、淡路島は[[イザナギ|伊弉諾尊]](いざなぎのみこと)・[[イザナミ|伊弉冉尊]](いざなみのみこと)が日本列島中、最初に創造した島であるという。『[[古事記]]』では'''淡道之穂之狭別島'''(あわじのほのさわけのしま)と書かれ、『[[日本書紀]]』では、'''淡路洲'''と書かれる。[[海人族]]とされる[[阿曇連浜子]]によって[[水軍]]が形成され、初期の天皇家との繋がりは深いらしく、淡路宮や淡路からの皇后の記載も見られる。また[[反正天皇]]は淡路島で生まれたとされる。
 
 
古代から[[平安時代]]まで[[御食国]](みけつくに)として[[皇室]]・[[朝廷]]に[[贄]](にえ)を貢いだとされる。『[[延喜式]]』によると、淡路国は旬料・節料として「雑魚」を贄として納めることが記載されている。
 
 
神代より淡路国として存在したが、大阪の陣で活躍した蜂須賀に与えられ江戸時代は[[徳島藩]]の知行地となったが、[[庚午事変]](稲田騒動)が遠因となり[[1876年]]に[[兵庫県]]に編入された。以来、近畿地方の一角として発展している。
 
 
== 行政 ==
 
{| class="infobox bordered" style="width:300px"
 
| style="text-align: center; background-color: #f0f0f0; width: 90px;"|地方
 
| [[近畿地方]]
 
|-
 
| style="text-align: center; background-color: #f0f0f0;"|都道府県
 
| [[兵庫県]]
 
|-
 
| style="text-align: center; background-color: #f0f0f0;"|[[市町村]]
 
| [[淡路市]]・[[洲本市]]・[[南あわじ市]]
 
|-
 
| style="text-align: center; background-color: #f0f0f0;"|総人口
 
| 143,025人(2010年10月1日)<ref>国勢調査による。淡路市46,465人、洲本市47,271人、南あわじ市49,289人(ただし沼島の人口564人を差し引いた。)</ref>
 
|}
 
兵庫県は[[地方自治法]]に基づく[[支庁]]として、淡路島全域を管轄する[[淡路県民局]]を洲本市に設置している。
 
 
[[1965年]]([[昭和]]40年)以降、[[洲本市]]・[[津名郡]]・[[三原郡]]の1市10町体制が続いていたが、[[市町村合併]]によって、[[2005年]]([[平成]]17年)1月11日には三原郡4町([[緑町]]・[[三原町]]・[[西淡町]]・[[南淡町]])が[[南あわじ市]]に、同4月1日には津名郡[[五色町]]を除く津名郡5町([[淡路町]]・[[北淡町]]・[[東浦町 (兵庫県)|東浦町]]・[[一宮町_(兵庫県津名郡)|一宮町]]・[[津名町]])が[[淡路市]]となった。残る五色町は[[2006年]](平成18年)2月11日に洲本市と合併し、新たに[[洲本市]]となった。これらの合併により現在の淡路島は、北から淡路市・洲本市・南あわじ市の3市体制となっている。淡路島全体で一つの市となる構想や動きもあったが、実現しなかった<ref>[http://muratopia.org/Awaji/city4.html 拝啓 淡路島合併論にご関心の皆さんへ]</ref><ref>[http://awaji-jc.sakura.ne.jp/2011/rizicho_blog.php?eid=00015 淡路島一市フォーラム~淡路は一つ 未来の淡路島のために~]</ref><ref>[http://hirokei.seesaa.net/article/230580686.html 洲本市議会議員、広田恵三の「洲本市」を考えるブログ]</ref><ref>[http://monyuukai.blog123.fc2.com/blog-entry-168.html 淡路市長 門康彦ブログ「淡路島一市について。」]</ref>。
 
 
[[衆議院]]の小選挙区は「[[兵庫県第9区]]」(上記3市ならびに[[明石市]])であるほか、[[兵庫県議会]]の選挙区は各市ごとの選挙区(それぞれ定数1)である。
 
 
<gallery>
 
ファイル:基礎自治体位置図 28226.svg|淡路市
 
ファイル:基礎自治体位置図 28205.svg|洲本市
 
ファイル:基礎自治体位置図 28224.svg|南あわじ市
 
</gallery>
 
 
== 地域 ==
 
淡路島の南北に[[神戸淡路鳴門自動車道]]が縦断する。島北東部の大阪湾に面する海岸線に沿って[[国道28号]]が走り、津名港がある。このうち、南東部の洲本市周辺の洲本平野から南西部の南あわじ市(旧[[南淡町]])へ通じる部分を四国街道と呼ぶ。
 
 
島北西部の播磨灘に面する海岸線に沿って、南あわじ市で三原平野西部を縦断する[[兵庫県道31号福良江井岩屋線]]が走っている。かつて島内には[[1922年]]([[大正]]11年)から[[1966年]]([[昭和]]41年)にかけて洲本と[[福良 (南あわじ市)|福良]]をむすぶ[[淡路交通]][[淡路鉄道|鉄道線]]が存在したが、以降は[[路線バス]]に置き換えられており、[[鉄道路線]]はなくなった。
 
 
[[市外局番]]は'''島内全域0799'''であるが、淡路市(津名[[単位料金区域|MA]])と洲本市・南あわじ市(洲本MA)との相互通話には市外局番が必要である。[[単位料金区域|MA]](単位料金区域)の統合は現在実施されていない(2009年現在、全島でMA統合が実施されたのは2005年6月の[[佐渡島]]のみである)。
 
 
自動車の[[日本のナンバープレート|ナンバープレート]]は「神戸ナンバー」([[神戸運輸監理部]]兵庫陸運部魚崎庁舎)である。
 
 
=== 「10% 都市圏(通勤圏)」 ===
 
''一般的な都市圏の定義については[[都市圏]]を参照のこと。''
 
 
'''[[都市雇用圏]](10% 通勤圏)の変遷'''
 
* 10% 通勤圏に入っていない[[地方公共団体|自治体]]は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
 
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
 
|-style="border-bottom:solid 3px #666;"
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|自治体}}; width:6em;"|[[自治体]]<br />('80)
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|年}}; width:8em;"|1980年
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|年}}; width:8em;"|1990年
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|年}}; width:8em;"|2000年
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|年}}; width:8em;"|2005年
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|年}}; width:8em;"|2010年
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|年}}; width:8em;"|2015年
 
!style="background-color:#{{都市圏Color|自治体}}; width:6em;"|自治体<br />(現在)
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|青}};"|[[淡路町]]
 
|{{都市圏|神戸|4=神戸都市圏}}
 
|{{都市圏|神戸}}
 
|{{都市圏|神戸}}
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|rowspan="11" style="background-color:#{{都市圏Color|圏}};"|{{都市圏|洲本|14|3547}}
 
|rowspan="5" style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|rowspan="5" style="background-color:#{{都市圏Color|青}};"|[[淡路市]]
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|青}};"|[[東浦町 (兵庫県)|東浦町]]
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|青}};"|[[北淡町]]
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
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|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|青}};"|[[一宮町 (兵庫県津名郡)|一宮町]]
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|rowspan="5" style="background-color:#{{都市圏Color|圏}};"|{{都市圏|洲本|8|4436}}
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|青}};"|[[津名町]]
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|rowspan="4" style="background-color:#{{都市圏Color|圏}};"|{{都市圏|洲本|7|6523}}
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|黄}};"|[[五色町]]
 
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|rowspan="2" style="background-color:#{{都市圏Color|圏}};"|{{都市圏|洲本|5|0030}}
 
|rowspan="6" style="background-color:#{{都市圏Color|圏}};"|{{都市圏|洲本|9|1170}}
 
|rowspan="2" style="background-color:#{{都市圏Color|黄}};"|'''[[洲本市]]'''
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|黄}};"|'''[[洲本市]]'''
 
|rowspan="2" style="background-color:#{{都市圏Color|圏}};"|{{都市圏|洲本|4|9640}}
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|緑}};"|[[緑町]]
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|rowspan="4" style="background-color:#{{都市圏Color|緑}};"|[[南あわじ市]]
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|緑}};"|[[三原町]]
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
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|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|緑}};"|[[西淡町]]
 
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|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
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|-
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|緑}};"|[[南淡町]]
 
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|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|style="background-color:#{{都市圏Color|灰}};"| -
 
|}
 
 
== 文化 ==
 
島内には伝統芸能や農業から生まれた民間信仰、独特の習俗などが多く残っている。ここではその内の一部をリストアップする<ref>{{PDFlink|{{cite web
 
|title=淡路の伝統芸能と文化
 
|url=http://web.pref.hyogo.jp/contents/000060464.pdf
 
|date=2004-03
 
|publisher=兵庫県淡路県民局・兵庫県立淡路文化会館
 
|accessdate=2010-12-14}}|4.28MiB}}</ref>。
 
 
=== 伝統芸能 ===
 
* 淡路[[人形浄瑠璃]] - [[室町時代]]末期に南あわじ市市三條で始まったとされる。三条八幡神社に発祥の地の碑がある。現在残っている人形座は淡路人形浄瑠璃資料館の市村六之丞座と人形浄瑠璃館(大鳴門橋記念館)の淡路人形座の二つ。また島内の小中高校の各郷土芸能部や淡路人形浄瑠璃青年研究会などが後継団体となって保存している。1976年(昭和51年)国の[[重要無形民俗文化財]]に指定。
 
* [[だんじり]] - 淡路のだんじりは赤い布団を5枚重ねた「布団だんじり」が特徴である。他にも「つかいだんじり」、「投げだんじり」や「舟だんじり」などがあり、他府県からの見物客も多い。
 
* 五尺踊り - 縄騒動で処刑された才蔵らの命日、3月23日に南あわじ市の広田八幡宮・大宮寺の「天明志士の碑」の前で奉納される。
 
* 阿万の風流大踊小踊 - 南あわじ市阿万上町の亀岡八幡神社に伝わる。大踊は室町時代末期から、小踊は江戸時代中頃から。<!--国の重要無形民俗文化財への指定を2011年1月21日に文化審議会が答申、出典は広報南あわじ(2011.2.1)No.73南あわじ市総務部情報課-->
 
 
=== 民俗信仰 ===
 
* [[粥占]]祭 - 洲本市の厳島神社、淡路市一宮多賀の[[伊弉諾神宮]]。
 
* [[御田植]]神事 - 洲本市の栢野森住吉神社、淡路市一宮多賀の伊弉諾神宮。
 
* [[庚申待|庚申講]] - 島内全域。
 
* 社日ッツァン - 民間信仰。淡路市(旧[[北淡町]])。
 
* ヤマドッサン - 田の神・山の神・年神である尉と姥をヤマドッサンと呼び、正月9日にお迎えして豊作を祈る。淡路市舟木地区。
 
* [[先山#団子ころがし|団子ころがし]] - 死者の五七日忌(35日)に団子を山上から谷に向かって投げる供養行事。先山や妙見山、地蔵山、開鏡山、愛宕山など。
 
* [[芝右衛門狸]] - 芝右衛門狸、柴右衛門狸(しばえもんたぬき、しばえもんだぬき)、日本三名狸に数えられている。
 
  
== 経済 ==
+
'''淡路島'''(あわじしま)
総生産額は4426億円。就業割合は1次産業が6.0%、2次産業が27.4%、3次産業が66.6%で、1次産業の割合が県平均 (0.6%) を大きく上回っている(2003年)<ref name="nourin" />。
 
  
=== 製造業 ===
+
兵庫県南部,[[大阪湾]][[播磨灘]][[紀伊水道]]を分ける瀬戸内海最大の島。島は古くから開かれ,南部の南あわじ市に[[淡路国]]の国府,国分寺が置かれた。江戸時代は徳島藩[[蜂須賀氏]]の支配下に入り,洲本城を拠点とするにいたって洲本が島の中心地となった。廃藩置県で最初は北部が兵庫県,南部が徳島県に属したが,明治4 (1871) 年 11月全島が名東県 (現徳島県) に属することになり,1876年兵庫県に編入された。南方の沼島(ぬしま) との間に[[中央構造線]]が通り,全島は内帯に属する丘陵性の山地で,北部の[[津名丘陵]]と南部の[[諭鶴羽山地]]の間に[[淡路平野]]がある。最高点は諭鶴羽山 (609m) 。周囲は断層海岸で海岸段丘が発達し,特に大阪湾岸 (東浦) は温暖な気候を利用して花卉やビワ,ミカンなどの栽培が行なわれる。播磨灘沿岸 (西浦) には五色の小石で知られる五色浜がある。淡路平野は良質の淡路米,タマネギの栽培と酪農が中心。鳴門観潮の門崎,五色浜,慶野松原(名勝) ,由良海岸など景勝地が多く,[[瀬戸内海国立公園]]の一中心地。[[淡路人形]]浄瑠璃 (重要無形民俗文化財) は室町時代から伝わる伝統芸能。 1985年には大鳴門橋が完成し,南北に走る四国街道 (国道 28号線) ,淡路市の南部より南下する本州四国連絡道路で四国と結ばれた。 1998年には兵庫県明石市と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が完成。
[[File:三洋電機洲本事業所.JPG|thumb|パナソニック(三洋電機)洲本事業所]]
 
* [[パナソニックエナジー社洲本工場]] (旧[[三洋電機]]モバイルエナジーカンパニー本社)
 
* 三洋エナジー南淡、三洋エナジー東浦
 
* [[東洋合成工業]]淡路工場
 
* ワールドインダストリーファブリック([[ワールド]]の関連会社)
 
* [[山本光学]]淡路工場、北淡工場
 
* [[ダントーホールディングス]]
 
* [[パイオニア (パチスロ)]]
 
* [[栗之浦ドック]]淡路工場(南あわじ造船)
 
* 淡路マテリア
 
* [[イズミフードマシナリ]]
 
*  大昭和精機
 
* ミツ精機・ミツテック
 
* ムネ製薬
 
* 三和製作所
 
* [[森長組]]
 
* [[プライミクス]]
 
  
[[ファイル:Sumoto Artisan Square Sumoto Awaji Island Japan07n.jpg|thumb|[[洲本アルチザンスクエア]]]]
+
1995年1月 17日未明に発生した兵庫県南部地震では,北部を中心とした地域で甚大な被害を受けた。
*旧[[鐘淵紡績洲本工場]]
 
淡路島の中心地である[[洲本市]]は、かつて[[鐘淵紡績洲本工場]]([[カネボウ]])の企業城下町であった。鐘淵紡績([[カネボウ]])は1900年(明治33年)に[[淡路紡績]]を買収し、関西の拠点として洲本工場を開設した。1950年(昭和25年)には従業員数4200人を超えるまでに成長したが、その後の経済構造の変化により洲本工場は縮小の道を辿り1985年(昭和60年)に綿紡事業に終止符をうち、新たに発足した[[カネボウ電子]]へ移管され、そして1986年(昭和61年)に紡績操業を停止するに至った。[[カネボウ]]の歴史の中で洲本工場は、綿紡織事業を手掛けてきた工場として最長(87年)の歴史をもつ。
 
 
 
現在跡地は洲本市新都心ゾーンとして[[イオン洲本ショッピングセンター]]、[[エディオン]](ミドリ電化洲本店)、[[兵庫県立淡路医療センター]]([[兵庫県立淡路病院]]を移転)、[[洲本市文化体育館]]、[[洲本健康福祉館]]、[[みなと銀行]]洲本支店等が立地し、[[洲本市民広場]]として整備されたエリアに点在する[[洲本市立図書館]]や[[洲本アルチザンスクエア]]、[[旧鐘紡洲本第3工場汽缶室|淡路ごちそう館「御食国」]]等は、鐘淵紡績洲本工場の近代建築を再生した施設として注目されている。
 
 
 
=== 地場産業 ===
 
*[[線香]]
 
*[[淡路瓦]](いぶし瓦)、
 
*[[真珠]]核(明石海峡大橋の愛称の元となった)<ref name="nourin" /><ref>{{cite web
 
|title=淡路島の特産品
 
|url=http://www.awaji-navi.jp/about_awaji.php?type=2
 
|publisher=淡路島観光協会
 
|accessdate=2010-12-08}}</ref>。
 
 
 
=== 農業 ===
 
農家戸数は8,775戸。生産額は369億円。昭和40年代から[[二毛作|三毛作]]が行われており、[[水稲]] - [[レタス]] - レタスの作付けの割合が42.6%で最も多く、次いで水稲 - レタス - [[タマネギ]]が25.7%となっている(2005年)<ref name="nourin" />。
 
 
 
'''作付面積'''
 
* 水稲 - 4,380[[ヘクタール|ha]]([[キヌヒカリ]]が74%を占める)
 
* タマネギ - 1,946ha(全国シェア9.3%、淡路島たまねぎ<ref>[[地域団体商標]]登録済み</ref>)
 
* レタス - 1,220ha
 
* 果樹 - 367ha([[ウンシュウミカン|みかん]]・ビワなど)
 
 
 
'''農畜産品の県内出荷額比率の大きいもの'''(2004年度)
 
* 肉用牛 - 36.0%(飼育頭数21,800頭、[[淡路ビーフ]])
 
** 繁殖和牛 - 61.0%
 
* 乳牛
 
* [[花き]] - 33.8%([[カーネーション]]は全国シェア9.5%)
 
 
 
=== 水産業 ===
 
5t未満の小型船と養殖漁業が中心で、生産額は153億円、漁獲量は18,378t(2004年)
 
*主な漁港
 
**[[岩屋港]]([[淡路市]])
 
**[[由良港 (兵庫県)|由良港]]([[洲本市]])
 
**[[福良港]]([[南あわじ市]])
 
*名産
 
**[[ちりめんじゃこ]]・[[イカナゴ]] - 10,343t(全国シェア8.7%)
 
**[[ワカメ]] - 2,884t
 
**[[海苔]] - 4億8,800万枚
 
**[[鱧]]、[[蛸]]、[[鯛]]
 
 
 
=== 観光業 ===
 
年間の観光客数は1,062万人(2004年)。
 
豊かな自然や食の宝庫であるなど、観光資源は豊富である。(古くから[[淡路国]]は食の宝庫として知られ、[[御食国]]として皇室・朝廷に御食料を貢いだとされる)
 
 
 
*観光名所
 
**[[兵庫県立あわじ花さじき]]
 
**[[国営明石海峡公園]]
 
**[[江埼灯台]]
 
**[[徳島藩松帆台場跡|松帆砲台跡]]
 
**[[由良要塞]]
 
**[[五斗長垣内遺跡]]
 
**パルシェ 香りの館・香りの湯
 
**[[伊弉諾神宮]]
 
**[[厳島神社 (洲本市)|厳島神社]]
 
**[[淡路国分寺]]
 
**[[大和大国魂神社]]
 
**[[自凝島神社]]
 
**[[諭鶴羽神社]]
 
**[[護国寺 (南あわじ市)|護国寺]]
 
**[[本福寺 (淡路市)|本福寺]]
 
**[[淡路ワールドパークONOKORO]]
 
**たこせんべいの里、産直淡路島赤い屋根
 
**[[養宜館]]
 
**[[洲本温泉]]
 
**[[洲本市民広場]]の近代化産業遺産
 
***[[洲本アルチザンスクエア]]、[[洲本市立図書館|洲本図書館]]、[[旧鐘紡洲本第3工場汽缶室|御食国]]、[[旧鐘紡洲本工場原綿倉庫|旧鐘紡原綿倉庫]]
 
**淡路ファームパーク イングランドの丘
 
**淡路島牧場
 
**[[灘黒岩水仙郷]]
 
**[[立川水仙郷]]
 
**[[平和観音寺]]
 
**淡路人形座
 
**観潮船(うずしおクルーズ「咸臨丸・日本丸」)-淡路島[[福良港]]から出港している大型観潮船
 
**淡路島うずしおの郷
 
**[[瀬戸内海国立公園]]
 
*** [[明石海峡]]
 
*** [[常隆寺山]]
 
*** [[大浜海岸 (洲本市)|大浜海岸]]
 
*** [[洲本城]](三熊山)
 
*** [[先山#千光寺|先山千光寺]]
 
*** [[五色浜]]
 
*** [[慶野松原]]
 
*** [[諭鶴羽山]]
 
*** [[鳴門海峡]]
 
 
 
=== 主な金融機関 ===
 
*[[淡路信用金庫]]
 
*[[淡陽信用組合]]
 
*[[三井住友銀行]](洲本支店)
 
*[[みなと銀行]](岩屋支店、津名支店、洲本支店、南あわじ支店)
 
*[[関西アーバン銀行]](淡路島支店)
 
*[[徳島銀行]](洲本支店、南あわじ支店)
 
*[[ゆうちょ銀行]]
 
*[[近畿労働金庫]](洲本支店)
 
*[[淡路日の出農業協同組合]]
 
*[[あわじ島農業協同組合]]
 
* [[なぎさ信用漁業協同組合連合会]](淡路島支店)
 
 
 
== 教育 ==
 
=== 大学院 ===
 
*[[兵庫県立大学]]大学院 緑環境景観マネジメント研究科([[兵庫県立淡路景観園芸学校]])
 
*[[関西看護医療大学]]大学院 [[看護学研究科]]
 
*[[神戸大学]]大学院 海事科学研究科附属国際海事教育センター海洋実習施設
 
 
 
=== 大学 ===
 
*[[関西看護医療大学]] 看護学部 
 
*[[吉備国際大学]] 地域創成農学部
 
*[[神戸大学]]内海域環境教育研究センター
 
*[[芦屋大学]]淡路島臨海セミナーセンター
 
 
 
=== 専修学校 ===
 
*関西総合リハビリテーション専門学校
 
*平成淡路看護専門学校
 
 
 
=== 高等学校 ===
 
*[[兵庫県立洲本高等学校]]
 
*[[兵庫県立津名高等学校]]
 
*[[兵庫県立淡路三原高等学校]]
 
*[[兵庫県立洲本実業高等学校]]
 
*[[兵庫県立淡路高等学校]] 
 
*[[柳学園高等学校]]
 
*[[AIE国際高等学校]]
 
*[[相生学院高等学校]] 洲本校
 
 
 
=== 特別支援学校 ===
 
*[[兵庫県立あわじ特別支援学校]]
 
 
 
== 外部との交通 ==
 
[[2010年]](平成22年)11月現在、自動車を除く軽車両・原付・小型自動二輪・ミニカーが自走で淡路島へ出入りする手段は存在しない。徒歩で橋を渡って出入りすることはできないため、歩行者はバス([[淡路交通]])または[[タクシー]]を利用する必要がある。
 
 
 
=== 鉄道 ===
 
[[四国新幹線]]が淡路島を経由して走らせる計画があるが、費用に比べて経済効果が低いため、実現の目処は立っていない。また大鳴門橋は[[鉄道道路併用橋]]として建設されているが、明石海峡大橋は道路専用橋として建設されたため、今後しばらくは淡路島に鉄道が通ることはない。また岩屋〜[[志筑]]〜洲本や志筑〜江井を結ぶ[[淡路快速交通]]などの計画が存在したが実現したのは淡路鉄道のみである。
 
 
 
* [[淡路鉄道]] [[洲本駅|洲本]] - [[福良バスターミナル#福良駅|福良]]間  1966年(昭和41年)廃止(軌間1,067mmの電化された鉄道)
 
路線は淡路島を東西に横断する形で敷設された。日本の[[北海道]]・[[本州]]・[[九州]]・[[四国]]の主要な四島をのぞいた[[島]]における鉄道路線は、([[中州]]など四島から直通するものをのぞいて)[[第二次世界大戦]]後はこの淡路島のみであった<ref>第二次世界大戦終結まではこのほかに[[沖縄県]]([[沖縄本島]]など。また[[南大東島]]のものは戦後も[[1983年]](昭和58年)まで運行。→[[沖縄県の鉄道]]を参照)、そして[[外地]]と呼ばれた[[太平洋戦争]]前の日本領である[[台湾]]・[[樺太]]がある。</ref>(洲本駅の駅舎がバスターミナルとして利用されるなど、今尚当時の面影が残る)。
 
 
 
=== 道路 ===
 
本州と四国を結ぶ[[神戸淡路鳴門自動車道]]が淡路島を縦断しており、北は[[明石海峡大橋]]で[[本州]]に、南は[[大鳴門橋]]で[[四国]]に連絡している。本州(特に京阪神)と四国を結ぶ高速バスも多数設定されている。淡路島北端部にある[[淡路SA]]および隣接する[[淡路ハイウェイオアシス]]は[[観覧車]]や展望台が併設された大規模な休憩施設であり、淡路島の新たな観光スポットとなっている。明石海峡大橋と大鳴門橋はいずれも[[自動車専用道路]]であるため、徒歩・軽車両・原付・小型自動二輪・ミニカーいずれも通行できない。
 
 
 
タクシーを利用する場合は降車時[[タクシーメーター]]に表示された料金の他に神戸淡路鳴門自動車道の通行料を往復分支払う必要がある。
 
 
 
[[ファイル:明淡高速船.JPG|thumb|淡路ジェノバライン(岩屋港 2006年)]]
 
 
 
=== 航路 ===
 
2010年11月15日を最後に[[明石淡路フェリー]](たこフェリー)が休止したことにより、淡路島と外部を結ぶ航路は約7年間にわたり[[明石港]] - [[岩屋港]]間の高速船「[[淡路ジェノバライン]]」のみとなった。淡路ジェノバラインに載せることができる車両は自転車のみであるため、自転車を除く軽車両・原付・小型自動二輪車・ミニカーが自走で淡路島へ出入りする手段はなくなっていたが、橋が通行不能になった場合や原付や125cc以下の小型自動二輪車の通行手段を確保するため、兵庫県、明石市、洲本市、南あわじ市、淡路市でつくる「明石海峡海上交通に関する協議会」で国からの補助を受け淡路市が新造船「[[まりん・あわじ]]」を導入することが決まり<ref>{{Cite news|url=http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201401/0006650819.shtml |title=100トン級高速旅客船 15年夏、明石‐淡路間に就航へ|work=神戸新聞NEXT |date=2014-01-20 |accessdate=2015-06-24}}</ref>、淡路ジェノバラインに運航を委託する形で2015年8月2日から就航、同年9月23日から原付・小型自動二輪車の航送を開始した。<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/region/news/150619/rgn1506190051-n1.html |title=新高速船「まりん・あわじ」、125cc以下のバイク積載OK |work=産経ニュース|date=2015-06-19 |accessdate=2015-06-24}}</ref>。
 
2017年7月9日より[[関西国際空港]] - [[洲本港]]間に「[[淡路関空ライン]]」が就航している。
 
 
 
== 出身人物 ==
 
<!-- 以下は50音順です -->
 
* [[赤松瞭]](元[[プロ野球選手]])
 
<!--* [[秋葉魔王]]([[漫画家]])-->
 
* [[生田勝義]]([[刑法学|刑法学者]]、[[立命館大学]]名誉教授)
 
* [[一宮政吉]]([[牧師]])
 
* [[大内義一 (英文学者)|大内義一]]([[米文学|米文学者]]、[[早稲田大学]]名誉教授)
 
* [[岡本亮一]]([[俳優]])
 
* 門脇実優菜([[アイドル]]・[[STU48]])<ref>{{Cite news |title=STU“船長”岡田奈々、メジャーデビューに向け「準備していきたい」 |newspaper=サンケイスポーツ |date=2017-11-11 |url=http://www.sanspo.com/geino/news/20171111/akb17111118120001-n1.html |accessdate=2017-11-11}}</ref>
 
* [[菅達長]]([[戦国武将]])
 
* [[小泉哲三]]([[実業家]])
 
* [[須賀不二男]]([[俳優]])
 
* [[高見勝利]]([[法学者]]、[[上智大学]]教授・[[北海道大学]]名誉教授)
 
* [[竹本春子太夫]]([[義太夫節]]の[[太夫]])
 
* [[中原延平]](実業家、元[[東燃]]会長・新日本奨学会の設立者)
 
* [[やまねあやの]]([[漫画家]]・[[イラストレーター]])
 
* [[山本隆造]](元[[プロ野球選手]]・[[プロ野球審判員]])
 
* [[湯浅真由美]]([[ナレーター]])
 
* [[吉田兵次]]([[文楽]]の人形遣い)
 
 
 
=== 淡路市 ===
 
{{main|[[淡路市#出身人物|淡路市出身人物]]}}
 
<!-- 以下は50音順です -->
 
* [[井植歳男]]([[実業家]]、[[三洋電機]]創業者)
 
* [[植村文楽軒]]([[江戸時代]]後期の[[文楽座]]創業者・[[文楽]]始祖者)
 
* [[太田實 (実業家)|太田實]]([[内務官僚]]・[[衆議院議員]]・[[実業家]])
 
* [[大鳴門灘右エ門 (2代)|大鳴門灘右エ門]]([[大相撲力士]]、[[大関]]・[[八角 (相撲)|八角]])
 
* [[かみじょうたけし]]([[ピン芸人]])
 
* [[久住章]]([[左官職人]])
 
* [[笹野高史]]([[俳優]])
 
* [[志田重男]]([[社会運動家]]、[[所感派]]幹部・[[日本共産党(解放戦線)]]創設者)
 
* [[四宮米蔵]](江戸時代後期の[[囲碁棋士]]・[[真剣師|賭碁師]])
 
* [[鈴木重胤]](江戸時代後期の[[国学者]])
 
* [[長田あつし]]([[演歌歌手]]・元[[殿さまキングス]])
 
* [[中田修]]([[精神医学者]]、[[東京医科歯科大学]]名誉教授)
 
* [[八陣信蔵]]([[大相撲力士]]、[[大坂相撲]]初代[[横綱#非公認横綱|横綱]]・[[小野川 (年寄名跡)|小野川]])
 
* [[原健三郎]]([[衆議院議員]]当選20回、[[労働大臣]]・[[衆議院議長]]を歴任)
 
* [[正本順三]]([[高分子化学|高分子化学者]]、[[紫綬褒章]]受章)
 
* [[八尾善四郎]](実業家、[[兵庫運河]]完成に貢献)
 
* [[山口春吉]]([[ヤクザ]]、[[山口組]]初代組長)
 
* [[渡瀬恒彦]]([[俳優]]、出生地は[[島根県]][[安来市]])
 
* [[渡哲也]]([[俳優]]、出生地は[[島根県]][[安来市]])
 
 
 
=== 洲本市 ===
 
{{main|[[洲本市#出身人物|洲本市出身人物]]}}
 
<!-- 以下は50音順です -->
 
* [[阿久悠]]([[作家]]・[[作詞家]]、映画「[[瀬戸内少年野球団]]」の原作本も執筆)
 
* [[朝比奈彩]]([[モデル (職業)|モデル]]・[[タレント]])
 
* [[石本秀雄]](映画[[撮影技師]])
 
* [[岩野泡鳴]]([[小説家]]・[[詩人]]、[[自然主義文学]]五大作家の一人)
 
* [[大槻憲二]]([[精神分析家]]・[[心理学者]]・[[文芸評論家]])
 
* [[岡本帰一]]([[童画家]])
 
* [[奥野高廣]]([[歴史学者]]、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]・[[安土桃山時代]]研究者)
 
* [[北山修]]([[精神医学者]]・[[精神分析学者]]・[[ミュージシャン]]・[[作詞家]]、[[九州大学]]名誉教授・[[日本精神分析学会]]元会長、[[ザ・フォーク・クルセダーズ]]のメンバー)
 
* [[吉山明兆]]([[室町時代]]の[[画僧]])
 
* [[キムラ緑子]]([[俳優|女優]])
 
* [[錦城山勇吉]](元[[大相撲力士]]、[[大関]])
 
* [[白川芝山]](江戸時代後期の[[南画家]]・[[書家]])
 
* [[鈴木清 (医学者)|鈴木清]]([[解剖学者]]、鈴木氏鍍銀法の発明者)
 
* [[須田匡昇]]([[総合格闘家]]、元[[修斗]]世界[[ライトヘビー級]]王者・元SuperBrawl世界[[ミドル級]]王者)
 
* [[大地真央]]([[俳優|女優]]、元[[宝塚歌劇団]][[月組]][[男役]][[トップスター]])
 
* [[高田屋嘉兵衛]](江戸時代後期の[[廻船]]業者・[[海商]])
 
* [[竹内良輔]]([[漫画家]]・[[漫画原作者]])
 
* [[藤堂裕]]([[漫画家]])
 
* [[中野主一]]([[天文学者]]、[[太陽系]][[天体]][[軌道 (力学)|軌道]]計算の世界的第一人者)
 
* [[中村幸彦]]([[国文学者]]、[[近世文学]]研究者)
 
* [[畑崎広敏]](実業家、現[[ワールド (企業)|ワールド]]社主)
 
* [[平野時男]]([[柔道家]]・柔道[[師範]]。[[アントン・ヘーシンク]]、[[ウィレム・ルスカ]]を指導)
 
* [[藤井乙男]]([[国文学者]]・[[俳人]]、[[京都大学]]名誉教授)
 
* [[堀井雄二]]([[ゲームクリエーター]]、[[ドラゴンクエストシリーズ]]生みの親)
 
* [[増田達至]]([[プロ野球選手]]、現[[埼玉西武ライオンズ]]投手)
 
* [[松本正義]](実業家、現[[住友電工]]社長、[[関西経済連合会]]会長)
 
* [[三島徳七]]([[冶金学者]]、[[東京大学]]名誉教授、[[MK鋼]]発明者、[[日本の十大発明家]]、[[文化勲章]]受章)
 
* [[宮地真緒]]([[俳優|女優]])
 
* [[山田啓二]](現[[京都府知事]]・現[[全国知事会]]会長)
 
* [[山本広]]([[ヤクザ]]、[[一和会]]会長・3代目[[山口組]]組長代行)
 
* [[若宮清]]([[フリージャーナリスト]])
 
* [[渡辺秀一 (実業家)|渡辺秀一]](実業家、現[[メディパルホールディングス]]社長・現[[メディセオ]]会長)
 
 
 
=== 南あわじ市 ===
 
{{main|[[南あわじ市#出身人物|南あわじ市出身人物]]}}
 
<!-- 以下は50音順です -->
 
* [[入谷明]]([[畜産学|畜産学者]]、[[京都大学]]名誉教授)
 
<!--* [[榎本保郎]]([[牧師]]、[[アシュラム運動]]の普及に貢献)-->
 
* [[大内兵衛]]([[マルクス経済学|マルクス経済学者]]、[[東京大学]]名誉教授)
 
* [[岡江美希]]([[美容]]研究家)
 
* [[興津和幸]]([[声優]])
 
* [[賀集正三]]([[将棋棋士]])
 
* [[加地亮]]([[プロサッカー選手]]、現[[ガンバ大阪]]・元[[サッカー日本代表]]選手)
 
* [[片山博視]]([[プロ野球選手]]、現[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]投手)
 
* [[鎌田実]](元[[プロ野球選手]]・[[野球解説者]]、元[[阪神タイガース]]内野手)
 
* [[上沼恵美子]](タレント・[[司会者]]、元[[海原千里・万里]])
 
* [[清川あさみ]]([[美術家]]・[[アーティスト]])
 
* [[立川雲平]]([[衆議院議員]]・[[弁護士]]・[[自由民権運動|自由民権運動家]])
 
* [[田中正平]]([[音響学|音響学者]]・[[物理学者]]、[[純正調]][[オルガン]]発明者)
 
* [[土居光華]](衆議院議員・[[ジャーナリスト]]・[[翻訳家]]・自由民権運動家)
 
* [[永田秀次郎]]([[内務官僚]]・[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員・[[俳人]]、[[関東大震災]]時の[[東京市長]]・[[廣田内閣]]拓務大臣・[[阿部内閣]]鉄道大臣)
 
* [[鳴門海一行]](元[[大相撲力士]]、[[竹縄]])
 
* [[服部嵐雪]](江戸時代前期の[[俳諧師]]、[[蕉門十哲]]二大筆頭)
 
* [[樋口季一郎]]([[陸軍軍人]]・[[陸軍中将]])
 
* [[平瀬與一郎]]([[貝類]]学者、[[紫綬褒章]]受章)
 
* [[広岡宇一郎]]([[衆議院議員]]・[[弁護士]]、[[立憲政友会]]幹事長・[[田中義一内閣]]逓信政務次官)
 
* [[船越景直]]([[戦国武将]]・[[旗本]]・[[茶人]])
 
* [[正木健人]]([[柔道家]]、[[ロンドンパラリンピック]]柔道男子100kg超級[[金メダリスト]])
 
* [[増田友也]](元[[京都大学]][[教授]]、[[建築家]])
 
* [[山口崇]]([[俳優]]、[[タイムショック]]2代目司会者)
 
* [[藤岡幹大]](ギタリスト)
 
 
 
=== ゆかりの人物 ===
 
<!--* [[一ノ瀬美咲]]([[レースクイーン]]・[[モデル (職業)|モデル]]、父親の出身地)-->
 
* [[奥華子]]([[シンガーソングライター]]・[[作曲家]]、父親の出身地)
 
* [[桂吉弥]]([[落語家]]・[[俳優]]、祖母の出身地)
 
* [[杉良太郎]]([[俳優]]・[[歌手]]、父親の出身地)
 
<!--* [[富山妙子]]([[画家]]、母親の出身地)-->
 
* [[増田英彦]]([[お笑いタレント]]、父親の出身地)
 
* [[村上信夫 (シェフ)|村上信夫]]([[フランス料理]]の[[シェフ]]、父親の出身地)
 
* [[湊かなえ]]([[小説家]]、[[洲本市]]在住)
 
* [[反正天皇]](第18代[[天皇]])
 
* [[淳仁天皇]](第47代天皇)
 
 
 
== 舞台となった作品 ==
 
<small>※発表年順</small>
 
=== 小説 ===
 
* [[悪魔が来りて笛を吹く]] - [[横溝正史]]の[[1951年]]から[[1953年]]に連載された推理小説。[[金田一耕助]]が淡路の尼、妙海に会いに行ったところ、妙海は前夜に殺されていた。
 
* 神苦楽島 - 内田康夫の浅見光彦シリーズ。淡路島が舞台。
 
 
 
=== 映画 ===
 
* [[逆襲! 殺人拳]] - [[千葉真一]]主演・[[東映]]製作による[[1974年]]の日本映画。クライマックスを淡路島のマリーナでロケしている<ref>本作の予告に淡路島でロケしたことが紹介されている。</ref>。
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist|2}}
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
{{ウィキポータルリンク|日本の地理|[[画像:Gnome-globe.svg|34px|Portal:日本の地理]]}}
 
 
* [[兵庫県南部地震]]
 
* [[兵庫県南部地震]]
 
* [[阪神淡路大震災]]
 
* [[阪神淡路大震災]]
* [[淡路島地震]]
 
* [[吹き戻し]]
 
* [[淡路弁]]
 
* [[淡路国]]
 
* [[淡路 (大阪市)]]
 
* [[淡路市]]
 
* [[南海道]]
 
* [[南あわじ市]]
 
* [[洲本市]]
 
* [[洲本温泉と淡路島の観光]]([[サンテレビジョン|サンテレビ]])
 
* [[オノゴロ島]]
 
* [[あわじ型掃海艦]]
 
** [[あわじ]]
 
<!-- 接触地が淡路島なだけ。日航123便事故が下田にリンク不要なのと同理由
 
* [[全日空機淡路島空中接触事故]]
 
-->
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Awaji_Island}}
 
{{wikivoyage|Awaji_Island|淡路島{{en icon}}}}
 
 
* [http://web.pref.hyogo.jp/area/awaji/ 兵庫県淡路県民局]
 
* [http://web.pref.hyogo.jp/area/awaji/ 兵庫県淡路県民局]
 
* [http://www.awajishima-kanko.jp/ 淡路島観光協会- 淡路島観光ガイド]
 
* [http://www.awajishima-kanko.jp/ 淡路島観光協会- 淡路島観光ガイド]
581行目: 29行目:
  
 
* {{osmrelation|4730658}}
 
* {{osmrelation|4730658}}
{{Authority control}}
+
 
 
{{coord|34|23|N|134|50|E|display=title}}
 
{{coord|34|23|N|134|50|E|display=title}}
 +
 +
{{テンプレート:20180815sk}}
 +
==脚注==
 +
<references/>
 
{{DEFAULTSORT:あわししま}}
 
{{DEFAULTSORT:あわししま}}
 
[[Category:淡路島|*]]
 
[[Category:淡路島|*]]

2018/8/26/ (日) 23:59時点における最新版

Location-of-Awaji-island-en.png
淡路島
座標 北緯34度09分 - 34度36分
東経134度39分 - 135度01分
面積 592.55[1] km²
海岸線長 203 km
最高標高 608[2] m
最高峰 諭鶴羽山
所在海域 瀬戸内海
所属国・地域 日本の旗 日本
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淡路島(あわじしま)

兵庫県南部,大阪湾播磨灘紀伊水道を分ける瀬戸内海最大の島。島は古くから開かれ,南部の南あわじ市に淡路国の国府,国分寺が置かれた。江戸時代は徳島藩蜂須賀氏の支配下に入り,洲本城を拠点とするにいたって洲本が島の中心地となった。廃藩置県で最初は北部が兵庫県,南部が徳島県に属したが,明治4 (1871) 年 11月全島が名東県 (現徳島県) に属することになり,1876年兵庫県に編入された。南方の沼島(ぬしま) との間に中央構造線が通り,全島は内帯に属する丘陵性の山地で,北部の津名丘陵と南部の諭鶴羽山地の間に淡路平野がある。最高点は諭鶴羽山 (609m) 。周囲は断層海岸で海岸段丘が発達し,特に大阪湾岸 (東浦) は温暖な気候を利用して花卉やビワ,ミカンなどの栽培が行なわれる。播磨灘沿岸 (西浦) には五色の小石で知られる五色浜がある。淡路平野は良質の淡路米,タマネギの栽培と酪農が中心。鳴門観潮の門崎,五色浜,慶野松原(名勝) ,由良海岸など景勝地が多く,瀬戸内海国立公園の一中心地。淡路人形浄瑠璃 (重要無形民俗文化財) は室町時代から伝わる伝統芸能。 1985年には大鳴門橋が完成し,南北に走る四国街道 (国道 28号線) ,淡路市の南部より南下する本州四国連絡道路で四国と結ばれた。 1998年には兵庫県明石市と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が完成。

1995年1月 17日未明に発生した兵庫県南部地震では,北部を中心とした地域で甚大な被害を受けた。

関連項目

外部リンク

  • オープンストリートマップには、淡路島に関連する地理データがあります。

座標: 東経134度50分北緯34.383度 東経134.833度34.383; 134.833



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脚注