「泉布観」の版間の差分

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|名称 =泉布観<br />Sempukan - Guest House for the Japanese Mint Bureau
 
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[[File:Senpukan Osaka01n4110.jpg|thumb|250px|2階ベランダを望む]]
 
'''泉布観'''(せんぷかん)は、[[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]にある歴史的建造物。[[旧淀川|大川]]沿いに位置する、[[大阪府]]に現存する最古の[[洋風建築]]である。国の[[重要文化財]]に指定されている。
 
  
== 概要 ==
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'''泉布観'''(せんぷかん)
[[1871年]](明治4年)に造幣寮(現在の[[造幣局 (日本)|造幣局]])の応接所として建設された。設計者は[[トーマス・ウォートルス]]。完成の翌年に[[明治天皇]]が[[行幸]]し、貨幣を意味する「泉布」と館を意味する「観」から泉布観と命名<ref>{{Cite web |url = http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/keizaisenryaku/0000331562.html |title = 報道発表資料 重要文化財「泉布観」を一般公開します |publisher = [[大阪市]] |date = 2015-12-01 |accessdate = 2018-03-25 }}</ref>。明治天皇自身も3回も訪れ、皇族や外国の要人を数多く迎えた。
 
  
[[1917年]](大正6年)には[[大阪市]]に移管され、[[1956年]](昭和31年)には国の[[重要文化財]]に指定された。[[1962年]](昭和37年)〜[[1964年]](昭和39年)には保存のために補修工事が施された。
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[[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]にある歴史的建造物。[[旧淀川|大川]]沿いに位置する、[[大阪府]]に現存する最古の[[洋風建築]]である。国の[[重要文化財]]に指定されている。
 
 
大阪市は[[2010年]](平成22年)度より[[ふるさと納税]]の寄付金を原資として、外観補修や庭園整備を行い<ref>[http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/yutoritomidori/0000139318.html 大阪市報道発表資料 重要文化財「泉布観」の再生・活用に取り組みます] 2010年2月18日(リンク切れ)</ref><ref>[http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/yutoritomidori/0000155803.html 大阪市報道発表資料 「泉布観地区」旧桜宮公会堂の活用事業予定者を変更します] 2012年2月10日(リンク切れ)</ref>、[[2013年]](平成25年)3月29日から31日に3年ぶりに内部が公開され<ref>[http://www.city.osaka.lg.jp/yutoritomidori/page/0000208924.html 重要文化財「泉布観」を一般公開します](リンク切れ)</ref>、同年4月15日より外観の常時公開が行われている(内部公開は、毎年3月に3日間のみ)。
 
 
 
また、敷地内に隣接する旧桜宮公会堂([[旧造幣寮鋳造所正面玄関]]、旧ユースアートギャラリー)では民間活力を利用し、2013年(平成25年)4月15日よりパーティーレストラン「旧桜宮公会堂」として一般に公開されている。
 
 
 
== 建物 ==
 
国産の[[煉瓦]]造りの2階建てで、「ヴェランダ・コロニアル」という形式。建物の外周にはトスカナ式の花崗岩の円柱を立てる。
 
 
 
内装も美しく、天井が高く、シャンデリアが設置されている。2階の部屋には楕円形の暖炉が設置されていて、床にはタイル張りのようにみえるペンキで描かれた市松模様がある。また、玉座の間もある。なお、トイレは水洗式だった。
 
 
 
現在の部屋の内装は[[1908年]](明治41年)に施されたものが残っている。
 
 
 
== 交通アクセス ==
 
*[[JR東西線]] [[大阪城北詰駅]]または[[大阪天満宮駅]]下車
 
*[[国道1号]]([[曽根崎通]]) [[桜宮橋]](銀橋)西詰すぐ
 
 
 
建物外観は常時公開。内部公開は例年3月に3日間程度のみで、事前申込制である<ref>[http://guide.jr-odekake.net/spot/1758 JRおでかけネット]</ref><ref>[http://www.osaka-city-callcenter.jp/faq_detail.html?id=90039&category=&page=1 大阪市総合コールセンター]</ref>。
 
 
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
 
 
== 外部リンク ==
 
{{Commonscat|Senpukan}}
 
*[http://bunka.nii.ac.jp/db/heritages/detail/123117/123117 泉布観|文化遺産データベース](2015年9月4日閲覧)
 
*[http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/cmsfiles/contents/0000101/101265/siryou2.pdf 市設建築物における再編整備計画|大阪市](2015年9月4日閲覧)
 
  
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[[Category:大阪府の重要文化財]]
 
[[Category:大阪府の重要文化財]]

2018/10/14/ (日) 02:01時点における最新版

泉布観.jpg
泉布観
Sempukan - Guest House for the Japanese Mint Bureau
情報
旧用途 造幣寮応接所
設計者 トーマス・ウォートルス
建築主 明治政府
構造形式 煉瓦及び石造、二階建、正面車寄付、桟瓦葺、ヴェランダ・コロニアル様式
建築面積 543.0 m²
延床面積 1,080.0 m²
竣工 1871年(明治4年)
所在地 530- 0042
大阪府大阪市北区天満橋1-1
座標 東経135度31分17.1秒北緯34.698111度 東経135.521417度34.698111; 135.521417
文化財指定 国の重要文化財
指定日 1956年(昭和31年)6月28日
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泉布観(せんぷかん)

大阪市北区にある歴史的建造物。大川沿いに位置する、大阪府に現存する最古の洋風建築である。国の重要文化財に指定されている。



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