東かがわ市

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東かがわ市(ひがしかがわし)は、香川県の東端にある

地勢

香川県の東端に位置し、南部は東西に連なる讃岐山脈によって徳島県に接する。西はさぬき市に隣接し、北東は瀬戸内海播磨灘瀬戸内海国立公園に指定)に臨み、高松市徳島市のほぼ中間に位置する地域である。

瀬戸内海に注ぐ馬宿川、小海川、新川、湊川、与田川、番屋川などの流域に平野部が開け、市街地と田園地域を形成している。気候は、比較的晴天の日が多く降水量が少ない瀬戸内海特有の温暖で穏やかな気候。ただし、香川県内では降水量の多い地域で、渇水時に断水が起こることも滅多にない。香川用水にもほとんど頼っていない。

  • 山:女体山、大山、東女体山、檀特山、笠ケ峰、龍王山、ビク山、鉢伏山、虎丸山、本宮山、鳴嶽、那智山、北山、与治山、翼山、前山、秋葉山、御山
  • 河川:馬宿川、小海川、新川、湊川、古川、与田川、番屋川、日開谷川大影谷川 ほか
  • 湖沼:川田池、保田(ほだ)池、原間(わらま)池 ほか
  • 島:絹島、丸亀島、女島、双子島、一子島、松島、通念島、毛無島、女郎島

人口

東かがわ市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

1970年代から人口減少が始まり、現在では年間約300人のペースで減り続けており、過疎地域に指定されている。県庁所在地の高松市からより離れた地区や中山間地区での減少が特に顕著である。少子高齢化も進行しており、高齢化率では香川県内の市の中で最も高い。そのため市では小中学校や幼稚園の統廃合、高齢者施設の増設などを検討している。

歴史

大部分の地域は明治期まで千年以上、大内郡と呼ばれてきた。大内郡は明治に入り、寒川郡と合併し大川郡となった。

  • 2003年平成15年)4月1日に香川県大川郡引田町(ひけたちょう)、白鳥町(しろとりちょう)、大内町(おおちちょう)が合併及び市制施行し東かがわ市となる。この結果大川郡は消滅。同時に市章を制定する。[1]

行政

市議会

定数 18人

歴代市長

第2回市長選挙は、2007年4月22日に行われ、新人無所属元市議による三つ巴戦となり藤井秀城が8,633票で2位候補者を1,650票差で破り当選した。投票率が東かがわ市発足時の市長選挙(投票率:74.35%)から低下(投票率:71.69%)した。

第3回の市長選挙は、2011年4月24日に行われ、現職無所属と新人無所属元市議による一騎討ちとなり藤井秀城が11,733票で新人無所属元市議を3,002票差で破り当選した。投票率が第2回市長選挙(投票率:71.69%)から僅かに低下(投票率:71.68%)した。

第4回の市長選挙は、2015年4月26日に行われ、現職無所属と元市職員による一騎討ちとなり藤井秀城が3選。投票率は68.48%。

代位 市長氏名 任期 肩書き 所属政党 備考
久野耕市 2003年平成15年)4月1日 2003年平成15年)4月27日 白鳥町 無所属 市長職務執行者
初代 中條弘矩 2003年平成15年)4月28日 2007年平成19年)4月26日 大内町 無所属 投票率:74.35%(1期)
第2代 藤井秀城 2007年平成19年)4月27日 2011年平成23年)4月26日 元東かがわ市議 無所属 投票率:71.69%(1期)
2011年平成23年)4月27日   投票率:71.68%(2期)

行政機構

  • 総務部
    • 本庁舎 - 総務課、企画財政課、税務課、白鳥窓口センター
    • 引田庁舎 - 引田窓口センター
    • 大内庁舎 - 大内窓口センター
  • 市民部 - 市民生活課、福祉課、保健課
  • 事業部 - 経済課、建設課、水道課
  • 出納室
  • 選挙管理委員会
  • 農業委員会
  • 固定資産評価審査委員会
  • 公平委員会
  • 教育委員会
    • 事務局 - 学校教育課、生涯学習課

庁舎・出張所

  • 東かがわ市役所本庁舎(旧白鳥町役場)
  • 東かがわ市役所引田庁舎(旧引田町役場)
  • 東かがわ市役所大内庁舎(旧大内町役場)
  • 福栄出張所(旧白鳥町役場福栄支所)
  • 五名出張所(旧白鳥町役場五名支所)

経済・産業

製造業

  • 製造品出荷額は1133億円(平成24年)であり、重化学コンビナートや大型造船所を抱える市町に比べて少なく、県内シェアは5%にとどまる。一方、第二次産業就業者の割合は36.2%(同)で県内2位と高く、製造業に依存した産業構造となっており、人口1万人当たりの事業所数は38.8か所(同)で県内4位と高い。これは、市内の製造業において手袋製造といった軽工業の占める部分が大きいことを示している。
  • 主要産業は手袋工業であり、国内生産シェアは90%ときわめて高くなっている。市内には手袋主要メーカーの本社が集中し、特に旧白鳥町に多い。しかし、30年程前から日本よりも労働費の安価な中国や東南アジアに生産拠点を移す企業が相次ぎ、かつてのほどの賑わいは見せていない。近年では、高度な技術が必要な、高級志向の製品の製造や、障害者用車いすなど、手袋以外の分野を開拓しようとする手袋企業も現れている。代表的なメーカーに中虎とその子会社であるジェイ・アール・プロダクツがある。
  • 旧大内町に本社を置く帝國製薬は、医療用湿布製造で全国シェアの約40%を占める。
  • 旧引田町には、トヨタグループの主要企業の1つであるジェイテクト(旧光洋精工)香川工場やその関連工場が立地する。香川工場で生産されるテーパーローラーベアリングは世界シェアの25%を占め、近年工場拡張により生産量が大幅に増加している。

農水産業

漁業

  • 引田町は、ハマチ養殖発祥の地として有名である。旧町内にある潟湖の安戸池で1928年、地元の網元の三男であった野網和三郎が私費を投じ、鹹水魚としては世界初となるハマチの養殖の事業化に成功し、全国各地から多くの観光客や漁業関係者が視察に訪れた。このことがきっかけで、香川県の県魚にハマチが選ばれることにもなった。養殖が全国各地に広まった現在でも、ハマチや海苔の養殖が盛んに行われ、中四国でも有数の規模を誇っている。しかし、近年の瀬戸内海の水質悪化に伴う赤潮の発生により、養殖いけす内の魚が全滅するなどの深刻な被害を度々受けており、その損失から規模縮小や廃業に追い込まれる養殖業者もでてきた。瀬戸内各地で赤潮被害が起こり、それをテレビのニュースやドキュメンタリー番組が伝える際に、大抵放送されるのが、「引田沖」の養殖いけすの中で、夥しい数の魚の死体が腹を向けて浮かんでいる映像であり、赤潮が発生し始めたここ20-30年は「引田=赤潮被害を最も受けているところ」として全国的にその名が知られるようになっている。赤潮の被害を食い止めるため、香川県は赤潮が発生する恐れがある場合に赤潮警報を発令したり、養殖業者も、養殖いけすを深くする(赤潮は、海面付近で発生し、海中の深いところは大丈夫である場合が多い。いけすを深くすれば、魚が赤潮の発生している海面から、安全な深い場所へ避難することができる。)、養殖いけすを赤潮の発生していない場所へ移動させる、海洋汚染を防ぐため養殖魚の餌を工夫する等の対策を講じている。
  • 漁業従事者の高齢化が進行している。原因は、後継者の不足で、農業ほど深刻ではないが、このまま放置すれば、東かがわ市の漁業の衰退に繋がりかねない。
  • ここ数年、需要低迷や養殖業者の全国的な増加に伴い、ハマチの供給過剰が続いており、東かがわ市の養殖ハマチの水揚げ高は10年前の半分程に低迷している。

そこで、引田漁協と香川県は、ハマチ養殖発祥の地として他産地との差別化を図るべく、引田産のハマチのうち、25メートル四方・深さ20メートル以上の大型のいけすで栽培した4キロ以上のものを地域団体商標として認定された「ひけた鰤(ぶり)」として売り出すことにした[2]。香川県内はもとより、周辺の県や京阪神、東京でも積極的にPRを行ない、特許庁の「地域ブランド」への商標登録が決定した。2008年は、ハマチ養殖成功80周年、野網和三郎生誕100年に当たり、これを契機として、様々なイベントや、ハマチやブリを生かした新商品の開発などの新しい試みが進められた。

農業

  • 平地や川沿いでは水田が多い。海沿いにも、明治~大正にかけて塩田跡地を改良して整備した水田も数多く見受けられる。水主(みずし)で採れる米は上質で、水主米というブランド名をつけて販売されている。
  • 旧大内町では、パセリの栽培が盛ん。引田では、和三盆糖製造に必要なさとうきびが栽培されている。
  • 近年では農業従事者の高齢化が進み、平均年齢が70歳に近いような地区も珍しくなくなってきている。早急な後継者の育成が求められている。

商業・観光

  • 年間小売販売額は245億円、年間卸売販売額は281億円(平成19年商業統計調査)で、ともに香川県内の市のなかで最も少ない。合併前の平成14年調査では、小売販売額が3町最大が大内町で162億円(県内39市町中11位)、卸売販売額が白鳥町で108億円(県内13位)であった。
  • 市内を東西に貫く国道11号沿いに多数店舗が立地するほか、三本松、白鳥、引田地区の旧讃岐街道沿いに中小商店街が形成されている。このうち三本松地区の商店街が市内最大であり、昭和40年代には、現地点に移転した三本松高校跡地に南新町商店街が整備され、東讃地区の商業の中心として繁栄した。現在では空き店舗が目立ちかつての勢いはないが、地元商店会によって定期的にイベントが開かれるなど、活性化への努力が続けられている。
  • 近年、マルナカ白鳥店や、コーナン東かがわ店などの大規模小売店が旧引田町、大内町の中間に位置する白鳥地区に相次いで出店しており、市内全域から集客している。合併以前は旧大内町三本松が最も栄えていたが、合併後特にここ最近は旧白鳥町の11号線沿いまたは新バイパス沿いに大型店や全国区のチェーン店など新規出店が相次いでおり、中心地が白鳥になった。
  • 「人形の町」として観光客誘致を図っている。2011年に「世界の人形展」を開始、2015年から「世界の人形祭」に衣替えした。水運で栄えた引田地区ではかつて、ひな人形を軒先に飾って豪華さを競う風習があったことや、古い商家が残っていることを生かしている[3]

教育

学校教育

小学校

中学校

高等学校

香川県立大川東高等学校(旧引田町)は2007年平成19年)3月廃校。

社会教育

図書館

  • 市立図書館
    • とらまる図書館

博物館

ファイル:Toramaru park14ds3200.jpg
とらまる人形劇ミュージアム

公民館等

  • 引田公民館、小海公民館、中央公民館、白鳥公民館、大内公民館、三本松公民館、誉水公民館、丹生公民館
  • 女性センター、福栄コミュニティセンター、水主コミュニティセンター、丹生コミュニティセンター、水主交流センター

体育施設

  • 引田温水プール
  • 引田飛翔体育館
  • 引田体育館
  • 引田武道館
  • 引田野球場
  • 引田運動公園テニス場
  • 引田テニス場
  • 引田翼体育館
  • 引田運動広場
  • 引田多目的広場
  • 引田ゲートボール場
  • 小海体育館
  • 白鳥体育館
  • 白鳥武道場
  • 大内野球場
  • 大内体育センター
  • しろとり人工スキー場
  • とらまる公園体育館(とらまるてぶくろ体育館)

医療

公立病院

  • 香川県立白鳥病院(松原)
    • 香川県内に4つある県立病院の1つである。大川保健医療圏の拠点病院としての機能を有する。病床数は150床。入院患者の約9割は東かがわ市民である。昭和28年に開院し、平成22年に新築された。

  臨床研修病院、へき地医療拠点病院、第二次救急医療機関、香川県がん検診精密検査協力医療機関(胃、肺、乳、大腸)                  香川県肝疾患専門医療機関。

市内の五名診療所に医師を派遣している。

民間病院・診療所

  • 入院病床を有する病院は2院あり、いずれも三本松に立地。
    • 太田病院
    • 阪本病院
  • 医科・歯科診療所は旧3町いずれにも立地している。

姉妹都市

交通

  • 市内の東西をJR高徳線高松自動車道国道11号がほぼ平行する形で貫き、高松市徳島市とを結ぶ交通の要衝となっている。また、三本松港、引田港といった港湾が瀬戸内海沿いに立地する。
  • 市内の交通は他の地方都市と同様マイカーに大きく依存しているが、交通事故発生件数(人口当たり)が全国最多の香川県にあって、交通事故は少ない。人口1万人当たりの年間交通事故発生件数は73.0件(平成24年度)と、県内市町中で4番目に少なく、島嶼部を除けば県内最少であり、第一位の宇多津町(143.9件)と比較すると、約半分にとどまっている。

鉄道

四国旅客鉄道(JR四国)

市役所最寄駅は讃岐白鳥駅であるが、特急うずしおは三本松駅には32本全便、讃岐白鳥に1日8本、引田駅に1日22本停車する。高松駅方面からの普通列車は多くが引田駅止まりのため、香川県最東端の讃岐相生駅の停車本数は少なく、1日の平均利用者は20人ほどで、県内の駅で最も少ない。

バス

道路

高速道路・有料道路

一般国道

  • 国道11号
    三本松から湊にかけての区間は信号が多く、朝夕のラッシュ時にはしばしば渋滞が発生する。混雑解消のため、伊座から丹生にかけて、大内白鳥バイパスを建設中である。
  • 国道318号
    かつては峠越えのカーブの連続する隘路で、非常に走りにくい道路だったが、1986年に鵜の田尾トンネル開通が開通し、それに併せてに2車線化が進められたことで道路事情は格段に良くなり、所要時間も大幅に短縮された。これにより東かがわ市と徳島県中部との行き来が楽になり、車の通行量も大幅に伸びた。この国道沿いに徳島自動車道土成ICがある。東かがわ市から高知・松山方面に行く際は、高松自動車道で高松、坂出を経由するより、この国道で土成ICまで行き、徳島自動車道を経由するほうが料金が安い。
  • 国道377号
    五名からさぬき市多和経座西にかけては林道を舗装しただけのような非常に狭隘な区間が多いが、近年改良工事が進んでおり、2001年には五名トンネルが開通している。

主要地方道

一般県道

港湾

港湾法による地方港湾

漁港

名所・旧跡・観光・祭事・行事

名所・旧跡

観光

レジャー

  • しろとり人工スキー場(スキー
  • 大坂峠テイクオク場(ハングライダー、パラグライダー)
  • 高平山テイクオク場(ハングライダー)
  • 大池オートキャンプ場
  • 田の浦キャンプ場

祭事・行事

  • 引田ひなまつり - 3月
  • 讃州井筒屋敷 端午の節句まつり - 5月
  • 風の港まつり - 7月、引田港周辺
  • 白鳥神社秋季大祭 - 10月
  • 山王宮夏まつり(別名:あばれだんじり) - 7月最終日曜日
  • どんと恋祭 - 11月、とらまる公園

メディア

新聞

地上波テレビ放送

アナログ放送ではほとんどの世帯で地元局に加えて、あるいは地元局を視聴せずに関西広域民放を視聴していた。ただ、デジタル放送(地デジ)ではそれら関西広域民放の受信が困難あるいは不可能で、ケーブルテレビによる再送信が頼りとなるが、再送信同意等の問題が立ちはだかっており、現状CATVによる再送信は行えてない。

CATVによる再送信が不可能な現状では、個別受信を試し見る事になるが、混信のないMBSytvは高性能アンテナの設置で比較的安定受信出来る可能性が高いが、ABCKTVの視聴困難は下に記載のある地元局の混信が原因であるため安定受信が困難である。

地元テレビ局

主に沿岸部では海を越えた小豆島局を受信し、内陸部では白鳥局を受信することにより全チャンネルが視聴できる。丹生、水主、安戸はNHK専用の中継局である。

  • 偏波面が「垂直」となっているものについては、アンテナを通常の水平の場合から横に90度回転させることにより、大地に対して素子を垂直に立てる。
局名 NHK高松 RNC KSB RSK OHK TSC 出力 偏波面 送信
場所
総合 教育
デジタルリモコン番号 1ch 2ch 4ch 5ch 6ch 8ch 7ch
小豆島
(四方指)
デジタル 38ch 51ch 20ch 30ch 21ch 27ch 46ch 30W 水平 向山
(美しの原)
アナログ 40ch(53ch) 43ch 61ch 57ch 49ch 59ch 55ch 300W
白鳥 デジタル 32ch 45ch 20ch 30ch 21ch 46ch 27ch 1W 水平 高平山
アナログ 52ch 56ch 54ch 42ch 48ch 50ch 58ch 10W
丹生 デジタル 38ch 51ch - - - - - 0.1W 水平 北山
アナログ 34ch 44ch - - - - - 1W
水主 デジタル 24ch 18ch - - - - - 0.1W 垂直 水主
アナログ 47ch 45ch - - - - - 1W
安戸 デジタル 39ch 33ch - - - - - 0.1W 水平 引田
アナログ 60ch 62ch - - - - - 1W

関西圏のテレビ局(テレビ放送開始当初より)

ほとんどの世帯ではVHFアンテナを生駒山に向けて関西広域民放を視聴していた、特にアナログ放送に関してはほぼすべての世帯で視聴が可能であった。同じ生駒山でも府域局であるTVOテレビ大阪は出力が低く、加えて関西広域用のVHFアンテナに加えTVO専用のUHFアンテナを揚げなければならないため、アナログ放送でも視聴する世帯は少数派であった。

ただ、デジタル放送では大阪本局の指向性設定などのスピルオーバー対策や、そもそもABCとKTVに関しては距離が近く電波の強力な高松局でRNC・KSBデジタルが同一チャンネルを使用しているため混信をきたし、安定した受信は困難となっている。混信のないMBSytvは20素子程度の高性能アンテナの使用で障害物等が無ければ比較的安定して受信する事が出来る。

デジタル化以降の関西広域テレビの安定受信のためには高松局の15ch・17ch周波数変更かCATVでの再送信[5]が望まれる。 一方、サンテレビなど神戸の電波は送信所の標高が高く距離も近いため、アナログ・デジタルとも遠距離受信用多素子UHFアンテナを揚げることにより視聴できる。また、地元放送局との問題も無いため、地デジ化以降ケーブルテレビでの再送信も行われている。

  • 以下は主に沿岸部・平野部の受信状況である。
  • 太字=電波が強い為、通常の遠距離用多素子アンテナで受信可能
  • 太字斜体=距離がある為、加えてTVOの場合は出力が低い為、安定した受信には高性能アンテナが必要
  • 斜体高松局が同一チャンネルを使用している為、安定受信のためには高松局のch変更が必要
  • 通常=受信困難
局名 NHK大阪 NHK神戸 SUN MBS ABC KTV ytv TVO 出力 偏波面 送信
場所
総合 教育 総合
デジタルリモコン番号 1ch 2ch 1ch 3ch 4ch 6ch 8ch 10ch 7ch
神戸
(中継局)
デジタル - (13ch) 22ch 26ch (16ch) (15ch) (17ch) (14ch) - 1kW/(3W) 水平 摩耶山
アナログ - (45ch) 28ch 36ch (31ch) (41ch) (43ch) (47ch) - 10kW/(30W)
大阪広域
(大阪府域)
デジタル 24ch 13ch - - 16ch 15ch 17ch 14ch (18ch) 3kW/(1kW) 水平 生駒山
アナログ 2ch 12ch - - 4ch 6ch 8ch 10ch (19ch) 10kW/(10kW)

AMラジオ放送

地元局

県外局

FMラジオ放送

地元局

県外局

ケーブルテレビ

  • 東かがわ光サービス[6]
    • 光ファイバ網の整備と告知放送端末の設置
      市内全域に光ファイバを整備し全戸に告知放送端末を設置(無料)、緊急放送・定時放送・グループ放送、市内無料電話サービスを提供
    • インターネット・ケーブルテレビサービス
      告知放送端末設置世帯では、超高速インターネット(STNet)やケーブルテレビ(ケーブルメディア四国)のサービス提供(有料)
    • 経緯
      • 2004年(平成16年)3月 東かがわ市総合計画 前期基本計画(平成16年度~平成20年度)[7]
        情報:CATVなど高度情報システムによる双方向ネットワークを構築する。
      • 2004年(平成16年) CATV事業一部予算を計上をしたが、台風23号の災害復旧の為、事業断念。また民間事業者の参入計画有り。
      • 2006年(平成18年)3月 東かがわ市地域情報化基本計画策定[8]
      • 2009年(平成21年)3月 東かがわ市総合計画 後期基本計画(平成21年度~平成25年度)[9]
        情報:東かがわ市地域情報化基本計画に基づき、最適な地域ネットワークが構築できるよう十分な調査・研究を実施したうえで整備を図る。
      • 2009年(平成21年)9月18日 東かがわ市9月定例議会
        追加提案された46億6400万円の光ファイバー網敷設事業を盛り込んだ補正予算案(補正後201億7812万円)を可決[10][11]
      • 2009年(平成21年)10月9日 平成21年度東かがわ市情報通信基盤整備事業IRU契約に関するプロポーザル
        交渉権獲得 株式会社STNet (応札:STNet、NTT西日本エヌディエス)
      • 2009年(平成21年)10月発行 東かがわ市議会だより26号 東かがわ市情報通信基盤整備事業計画(案)について掲載[12]
      • 2010年(平成22年)1月発行 広報東かがわ2010年1月号 市情報通信基盤整備事業計画を掲載[13]
      • 2010年(平成22年)1月7日 平成21年度東かがわ市情報通信基盤整備事業実施設計及び工事監理委託業務
        落札 128,000,000円 株式会社アイ・ティー・シー
      • 2010年(平成22年)1月発行 東かがわ市議会だより27号 情報の開示について議会質問[14]
      • 2010年(平成22年)2月10日 地域情報通信基盤整備推進交付金交付決定[15]
        事業費: 4,506,000,000円 交付金 : 1,502,000,000円
      • 2010年(平成22年)3月発行 広報東かがわ2010年3月号 地域情報化に向け説明会実施を掲載[16]
      • 2010年(平成22年)4月11日 東かがわ光サービス住民説明会開始
      • 2010年(平成22年)4月20日 告知放送端末設置申込書発送開始
      • 2010年(平成22年)4月26日 平成21年度(繰越)東かがわ市情報通信基盤整備事業伝送路整備工事
        落札 2,150,000,000円 株式会社四電工香川支店 (応札:四電工、日本コムシス、四国通建)
      • 2010年(平成22年)4月26日 平成21年度(繰越)東かがわ市情報通信基盤整備事業センター設備等整備工事
        落札 918,000,000円 四国通建株式会社高松支店 (応札:四電工、日本コムシス、四国通建)
      • 2010年(平成22年)5月発行 広報東かがわ2010年5月号 「どこよりも元気なまち」実現を目指して光サービス[17]
      • 2010年(平成22年)6月発行 広報東かがわ2010年6月号 東かがわ光サービス情報[18]
      • 2010年(平成22年)6月7日 6月定例市議会光ファイバー網を整備する情報通信基盤整備事業に関する2社との工事請負契約(総額約32億円)の締結
        2010年(平成22年)7月発行 東かがわ市議会だより29号[19]
      • 2010年(平成22年)7月発行 広報東かがわ2010年7月号 東かがわ光サービス ここが聞きたい[20]
      • 2010年(平成22年)9月発行 広報東かがわ2010年9月号 東かがわ光サービス 宅内工事がまもなく開始[21]
      • 2010年(平成22年)11月発行 広報東かがわ2010年11月号 東かがわ光サービス 告知放送端末工事にご協力を![22]
      • 2010年(平成22年)11月発行 東かがわ市議会だより30号 東かがわ市ふるさと・しあわせ情報システム(通称オフトーク)を廃止[23]
      • 2010年(平成22年)11月29日 東かがわ市臨時議会 情報通信基盤整備事業の契約金額の変更で機器類を追加設置するため、9166万円増額
      • 2010年(平成22年)12月20日 東かがわ市12月定例議会 市情報通信基盤管理条例の制定
      • 2010年(平成22年)12月27日 平成22年度分告知放送端末設置の受付終了、12,200件(加入率87.8%)[24]
      • 2016年(平成28年)6月1日 地域情報通信基盤整備推進交付金事業の事後評価の公表[25]
        CATV加入数 3,521、ブロードバンド加入数 4,935(平成27年度末)

通信

東かがわ市内の市外局番は全域で0879(三本松MA)である。東かがわ市以外で同じ三本松MAなのはさぬき市(志度・鴨庄・小田・鴨部・末を除く)で全域が0879、この域内では市内通話が可能である。三本松MAの加入者総数は2万5937回線[26]

その他、対岸の小豆郡市外局番が同じであるが、土庄MAのため市外通話扱いとなり市外局番が必要となる。

三本松MA収容局一覧

出身有名人 ゆかりの人物

脚注

注釈

出典

  1. 図典 日本の市町村章 p195
  2. “「大きく育った」ひけた鰤初出荷”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 香川全県版. (2016年11月8日) 
  3. 【イキイキ地域】香川県東かがわ市「世界の人形」でにぎわい『日経MJ』2016年11月17日(街づくり面)
  4. 白鳥神社 境内案内図
  5. 市政情報:計画・指針:市地域情報化基本計画:香川県 東かがわ市 参考資料PDF P.21 ケーブルテレビ(CATV)について 関西圏からのテレビ放送
  6. 行政ガイド:東かがわ光サービス:東かがわ光サービスってなんなの?:香川県 東かがわ市
  7. 東かがわ市総合計画 前期基本計画(平成16年度~平成20年度)P.45
  8. 東かがわ市 地域情報化: 市地域情報化基本計画を策定~ICTの利便性を活かしたまちづくりをめざして~
  9. 東かがわ市総合計画 後期基本計画(平成21年度~平成25年度)P.41
  10. 四国新聞 光ファイバー網敷設を可決/東かがわ市議会
  11. 四国新聞 政権交代で議会混乱/補正見直し受け東かがわ市
  12. 東かがわ市議会だより26号 平成21年6月定例会、東かがわ市情報通信基盤整備事業計画(案)について
  13. 広報東かがわ2010年1月号 P.5 市情報通信基盤整備事業計画
  14. 東かがわ市議会だより27号 P.11 情報の開示について
  15. 四国総合通信局:「地域情報通信基盤整備推進交付金」の交付を決定
  16. 広報東かがわ2010年3月号 P.5 地域情報化に向け説明会実施
  17. 広報東かがわ2010年5月号 P.2 「どこよりも元気なまち」実現を目指して光サービス
  18. 広報東かがわ2010年6月号 P.6 東かがわ光サービス情報
  19. 東かがわ市議会だより29号
  20. 広報東かがわ2010年7月号 P.5 東かがわ光サービス ここが聞きたい
  21. 広報東かがわ2010年9月号 P.6 東かがわ光サービス 宅内工事がまもなく開始
  22. 広報東かがわ2010年11月号 P.8 東かがわ光サービス 告知放送端末工事にご協力を!
  23. 東かがわ市議会だより30号
  24. 広報東かがわ2011年1月号 P.4 光サービス
  25. 地域情報通信基盤整備推進交付金事業の事後評価の公表
  26. MAの加入者回線の総数に占める高コスト地域の収容局に属する加入者回線数の割合 (PDF)”. NTT西日本 (2006年12月27日). . 2013閲覧.

関連項目

外部リンク