日本芸術文化振興会
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日本芸術文化振興会(にほんげいじゅつぶんかしんこうかい)は、文部科学省(文化庁)所管の独立行政法人。
沿革
- 1966年6月27日、国立劇場法公布。同年7月1日、同法に基づく特殊法人として国立劇場を設立、同年11月1日に大小ふたつの劇場を持つ本館が東京都千代田区に開場。
- 1979年3月22日、国立演芸資料館(国立演芸場)が国立劇場本館の西隣に開場。
- 1983年9月15日、国立能楽堂が東京都渋谷区に開場。
- 1984年3月20日、国立文楽劇場が大阪市中央区に開場。
- 1990年3月30日、国立劇場法の一部改正により芸術文化振興基金が設けられ、その運用益による芸術文化活動への助成なども事業に追加されたことに伴い、日本芸術文化振興会と改称。
- 1997年10月10日、新国立劇場が東京都渋谷区に開場。
- 2002年12月13日、独立行政法人日本芸術文化振興会法公布。翌2003年10月1日、独立行政法人へ移行。
- 2004年1月18日、国立劇場おきなわが沖縄県浦添市に開場。
概要
所在は東京都千代田区隼町4-1[1]。理事長は河村潤子[2]である(2018年4月1日〜)。
事業
- 文化振興、各種芸術団体の芸術文化活動への助成金支出。
- 伝統芸能や現代舞台芸術の公開及び公演。
- 伝統芸能の伝承者や現代舞台芸術の実演家の養成及び研修。
- 伝統芸能や現代舞台芸術に関する調査研究並びに資料収集とその利用の供する。
- 運営する国立劇場などの各劇場施設を、法人の事業主旨に沿った目的の利用に供する。
- その他、各事業の付帯業務を行う。
助成金
平成2年3月、政府出資の541億円と民間からの出えん金132億円とからなる673億円を原資として、その運用益によって、芸術家及び芸術団体が行う芸術の創造・普及を図るための活動等を助成する「芸術文化振興基金」を創設した[3]。
施設
- 国立劇場 東京都千代田区隼町
- 国立演芸場 東京都千代田区隼町
- 伝統芸能情報館 東京都千代田区隼町
- 国立能楽堂 東京都渋谷区千駄ヶ谷
- 国立文楽劇場 大阪市中央区日本橋
- 新国立劇場 東京都渋谷区本町
- 国立劇場おきなわ 沖縄県浦添市勢理客
- National Theatre,Tokyo.JPG
国立劇場
- National Engei Hall of Japan.jpg
国立演芸場
- National Noh Theatre.JPG
国立能楽堂
- National Bunraku Theatre1.jpg
国立文楽劇場
- New National Theatre, Tokyo 2010.jpg
新国立劇場
- National Theater Okinawa.jpg
国立劇場おきなわ
出典
- ↑ 日本芸術文化振興会 各施設 所在地・アクセス方法 日本芸術文化振興会
- ↑ 役員の状況 日本芸術文化振興会
- ↑ 芸術文化振興基金の概要 日本芸術文化振興会
外部リンク
典拠レコード: