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| − | {{Redirect|高校野球}}
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| − | [[ファイル:Hanshin Koshien Stadium2.JPG|250px|right|thumb|春の「センバツ」、夏の「甲子園」の本選球場として知られる[[阪神甲子園球場]]]]
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| − | [[ファイル:High school baseball in Yokohama Stadium Japan 2007-4.jpg|250px|right|thumb|2007年夏の全国高等学校選手権大会・神奈川県地区予選の高校球児]]
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| − | 日本における'''高校野球'''（こうこうやきゅう）は、[[日本]]の[[中等教育学校]]後期課程及び[[高等学校]]の生徒、[[高等専門学校]]の第1学年から第3学年の学生が行う[[野球]]のことである。
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| − | 特に[[阪神甲子園球場]]で行われる2つの全国的な男子硬式野球大会は「甲子園大会」あるいは単に「甲子園」と呼ばれている。
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| − | なお、[[高等学校野球 (旧制)]]とは言葉が同じであるが、これは現在の[[日本の大学野球|大学野球]]の前身で全く異なる。現在の高校野球の前身は、旧学制による「'''中等学校野球'''」が該当する。1946年以降の[[学制改革]]によって再編・継続され、名称も変更されているためである。
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| − | == 大会 ==
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| − | === 男子硬式 ===
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| − | ==== 全国大会 ====
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| − | 選抜高等学校野球大会、全国高等学校野球選手権大会の2大会を総称して「甲子園大会」あるいは単に「甲子園」と呼ぶ。通常、新入学生（1年生）の選手は夏の大会のみしか出場できない（春の大会は新学期の2年生、3年生の選手のみとなる）ため、甲子園出場のチャンスは3年間で最大5回になる。
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| − | ;[[明治神宮野球大会]]・高校の部（神宮）
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| − | :出場校数10
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| − | :毎年11月に開催される。秋季地区大会で優勝した10チームによるトーナメント大会で新チーム最初の全国大会。
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| − | :本大会での優勝校所属地区は翌年のセンバツの一般選考枠の出場枠を1つ多く獲得できる特典がある（明治神宮枠→但し2003年の34回大会以後）。{{by|2007年}}の第38回大会では決勝進出の両地区に翌2008年のセンバツ出場枠が与えられた（記念大会のため）。
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| − | :1982年から1998年まで東北・北海道と中国・四国は隔年での出場であり、1999年まで秋季大会の日程の都合上地区によっては優勝校が出場するとは限らなかったためかつては招待試合の色彩が濃く、出場校が主力選手を温存することがあった<ref group="注">例として2001年優勝の報徳学園はエース[[大谷智久]]を1試合も登板させなかった。</ref>。
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| − | ;[[選抜高等学校野球大会]]（春の甲子園、センバツ）
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| − | :出場校数32（記念大会では36）
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| − | :毎年3月下旬から4月上旬にかけて開催される。秋季地区大会の成績などを参考に選抜された一般選考28校および明治神宮枠1校（明治神宮枠は獲得地区の一般枠を増枠する）の29校、特別選考の21世紀枠3校の計32校で行われるトーナメント大会。{{by|2003年}}から{{by|2008年}}までは希望枠が1校存在した（21世紀枠は2校）。地区大会の成績や選考次第では同一府県から2校以上の出場する場合もある（一般枠のみで3校選出はしないこととなっており、3校出場は21世紀枠を含めた場合に可能）。開催回数の下1桁が0ないし5となる回は記念大会として行われ、通常より出場校が増やされる。
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| − | :優勝校には大紫紺旗が贈られる。
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| − | ;[[全国高等学校野球選手権大会]]（夏の甲子園、選手権）
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| − | :出場校数49（第100回記念大会では56）
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| − | :毎年8月に開催される。各都道府県1校ずつ、北海道の場合は南北海道・北北海道の2校、東京都の場合は東東京・西東京の2校の合計49校によるトーナメント大会。6月中旬から7月下旬（雨天順延で8月にずれ込む場合もある）にかけて行われる地方大会を勝ちあがった学校が出場できる。開催回数の下1桁が0ないし5となる回は記念大会として行われ、通常より出場校が増やされる（5の場合は近年行われていない）。
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| − | :国民的行事と呼ばれるほどときには社会現象となるほどの盛り上がりを見せる学生スポーツ最大の大会で、優勝校には大深紅旗が贈られる。
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| − | ;[[国民体育大会高等学校野球競技|国民体育大会]]（国体）・硬式の部
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| − | :出場校数12
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| − | :毎年10月に開催される。選手権で成績上位の高校から選考された11校と開催地枠1校によるトーナメント大会で、シーズン最後の全国大会。日程の余裕がないため、雨天中止が続いた場合には、[[ダブルヘッダー]]の実施や同時優勝になることもある<ref group="注">1979年は日程が消化できず、ベスト4に残った4校が優勝校扱い。また、2008年はわずか2日しか試合が実施されなかったため、優勝校無しとなった。</ref>。選抜高等学校野球大会の事実上の予選である秋季地区大会の最中に行われることになるため、そちらを優先し3年生のみで参加する高校も多い。公開競技であるため成績は[[天皇杯]]に加味されない。
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| − | ===== 主催 =====
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| − | [[スポンサー|主催]]は、全国大会は[[日本高等学校野球連盟]]（高野連）と新聞社（[[春]]の[[選抜高等学校野球大会]]は[[毎日新聞社]]、[[夏]]の[[全国高等学校野球選手権大会]]は[[朝日新聞社]]）が行っている。
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| − | [[2010年]]より選抜の後援に朝日新聞社が、選手権（全国大会のみ）の後援に毎日新聞社が、完成以来両大会の会場を提供してきた[[阪神甲子園球場]]が「特別協力」として加わる<ref>[http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009112701000812.html 朝日と毎日が相互に甲子園を後援 高校野球、春夏の大会] - [[47NEWS]] 2009年11月27日</ref><ref>[http://www2.asahi.com/koshien/news/OSK200911270049.html 春の選抜・夏の選手権 朝日、毎日と相互後援 高校野球] - アサヒコム、2009年11月27日</ref><ref>[http://mainichi.jp/senbatsu/09/article/news/20091128ddm035050150000c.html 高校野球：毎日新聞社と朝日新聞社、相互に後援 一層の発展へ、協力関係を明確化] 毎日jp、2009年11月28日</ref>。また軟式選手権に関しては朝日・毎日両新聞社に加え[[全日本軟式野球連盟]]も後援する。
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| − | この他、地方大会は各都道府県高等学校野球連盟など（夏の全国選手権出場校を決めるための地方大会は朝日新聞社も）が主催する。
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| − | 明治神宮野球大会高校の部は[[日本学生野球協会]]、[[明治神宮]]の主催であり高野連は関与していない。
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| − | このため運営ルールは大学の部に準じており、[[コールドゲーム]]規定や応援ルールなども高野連主催の大会とは異なっている。
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| − | ==== 地方大会 ====
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| − | [[ファイル:High school baseball in Yokohama Stadium Japan 2007-9.jpg|250px|right|thumb|試合後の審判団・対戦両チームによる挨拶風景・2007年の[[横浜スタジアム]]]]
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| − | ;秋季都道府県大会
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| − | :新チームにとって最初の公式戦である。地域によっては予め[[トーナメント方式]]や[[リーグ戦|リーグ方式]]などで地域大会を行い、都道府県レベルの大会への出場校を決定する場合も多い。また秋季地方大会の前に新人大会を行い、秋季都道府県大会のシード校を決定する地域も見られる。成績優秀校は地区大会へ進出する。
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| − | ;秋季地区大会
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| − | :北海道、東北、関東、東京、北信越、東海、近畿、中国、四国、九州の10地区でそれぞれ地区大会が開催される。東京地区が関東地区と別枠なのは、選抜大会の代表選考において、東京は関東地区とは別枠で出場枠が与えられているためである。選抜大会の予選ではないが、この大会の成績が翌年の選抜大会出場校選考の際の重要な資料となる。なお、この大会は[[明治神宮野球大会]]の予選を兼ねており、各地区大会優勝校が神宮大会出場権を獲得する。
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| − | ;春季都道府県大会
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| − | :成績優秀校は春季地区大会へ進出する。この大会の成績を基に夏の地方大会のシード校を決定する地域も多い。開催時期は地域により異なる。特に四国、九州は選抜大会期間中に開催されるため同大会の出場校はチャレンジマッチ（都道府県大会優勝校との春季地区大会出場（順位）決定戦）のみの出場や、予選免除で地区大会に出場する場合がある。この大会から開催時期が遅い地域のみ1年生の出場が可能になる。
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| − | ;春季地区大会
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| − | :北海道、東北、関東（東京都含む）、北信越、東海、近畿、中国、九州の9地区でそれぞれ地区大会が開催される。全国大会には直結しない大会である。
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| − | ;[[全国高等学校野球選手権地方大会|選手権大会地方大会]]（夏季都道府県大会）
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| − | :毎年6月中旬から7月にかけて開催され、優勝校は夏の選手権大会に出場できる。3年生にとっては選手として迎える最後の公式大会であり、敗戦は「引退」を意味する。この大会で敗退したチームは世代交代が行われ、再び秋の大会へ向けて1・2年生による新チームが始動することとなる。
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| − | ;その他
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| − | :新人大会、1年生大会、地域リーグ、地方杯。
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| − | === 男子軟式 ===
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| − | ;[[全国高等学校軟式野球選手権大会]]（軟式選手権）
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| − | :出場校数16
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| − | : 毎年8月、夏の甲子園終了後に[[兵庫県立明石公園第一野球場]]を主会場に開催される。ブロック（北海道、北東北、南東北、北関東、南関東、東京、北信越、東海、近畿、大阪、兵庫、東中国、西中国、四国、北部九州、南部九州）各1校、合計16校によるトーナメント大会。7月上旬から8月上旬にかけて行われる地方大会、ブロック大会を勝ち上がった学校が出場できる。
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| − | ;[[国民体育大会高等学校野球競技|国民体育大会]]（国体）軟式の部
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| − | :出場校数10
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| − | : 硬式の部同様毎年10月に開催される。選手権で成績上位の高校から選考された9校と開催地枠1校によるトーナメント大会。硬式同様日程の影響を受ける場合があり、2008年は決勝に進出した両校優勝となった。
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| − | ;[[全国高等学校定時制通信制軟式野球大会]]
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| − | : 全国高等学校定時制通信制軟式野球連盟などの主催、[[文部科学省]]や高野連などの後援。[[定時制高校]]と[[通信制高校]]を対象とした大会で毎年7月に地方予選が行われた後、8月に全国大会が[[明治神宮野球場]]など東京都内の球場で行われている。
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| − | === 女子硬式 ===
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| − | ;[[全国高等学校女子硬式野球選抜大会]]、[[全国高等学校女子硬式野球選手権大会]]
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| − | : ともに[[全国高等学校女子硬式野球連盟]]主催。選抜大会は毎年3・4月に、選手権大会は8月に行われるが、参加校数が少ないため、地方大会はなく、選抜大会も特に選抜されることはない。
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| − | === 女子軟式 ===
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| − | ;[[全国高等学校女子軟式野球選手権大会]]
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| − | : [[全日本女子軟式野球連盟]]の主催。毎年8月に行われるが、女子硬式同様参加校数が少なく、地方大会はない。
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| − | ※以降の記述は特記なき場合、男子硬式大会に関するものである。
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| − | == 審判員 ==
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| − | 高校野球の審判員は[[高校野球審判員]]という資格が必要であり、各都道府県の野球連盟の審判部に登録されている高校野球審判員の中から各都道府県高野連理事の推薦により、甲子園に出場する審判が選ばれている。そのため審判員は元高校球児など野球経験者が多いが全て[[ボランティア]]である。
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| − | == 特別ルール ==
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| − | ; 臨時代走
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| − | :不慮の事故などにより一時走者を代えて送られる臨時の代走者のこと。高野連の場合、[http://www.jhbf.or.jp/rule/specialrule/06.html 高校野球特別規則「6.臨時の代走者」] に定めている。参加チーム、審判員でもルールの誤解等が見られ、トラブルとなった事例もある。
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| − | :{{main|代走#臨時代走}}
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| − | ; 危険行為防止（ラフプレーの禁止）
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| − | :落球を誘発するような体当たり行為の禁止。発端は2012年に行われた[[第25回AAA世界野球選手権大会|U18世界選手権大会]]で[[アメリカ|アメリカ合衆国]]の選手が[[本塁]]突入の際[[捕手]]([[森友哉]])を2度突き飛ばし負傷させたことから日本アマチュア野球規則委員会が2013年2月に新設した。審判員の判断で野手が危険行為を受け落球したと認められた場合、走者には『アウト』が宣告される<ref>毎日新聞2013年3月31日付 運動面</ref>。2013年選抜大会では本塁突入の際、捕手に体当たりをした走者に対しアウトが宣告された例もある<ref>毎日新聞2013年3月31日付 運動面 守備妨害でゲームセット</ref>。その後、高校野球で定められた当ルールは本塁突入時の危険行為によるけが防止のため各方面で見直され、MLBでは2015年シーズンからNPBでも2016シーズンから本塁突入時、捕手が塁上で走者をブロックすること、走者が捕手に危険なタックルやスライディングを行う事を禁止した<ref>『日刊ゲンダイ』2016年11月18日付33面 プロ野球に新ルール</ref>。
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| − | ; 抗議権
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| − | :日本のプロ野球や大学、社会人野球、WBCやU18などの国際大会では、ルール上、監督のみ抗議権が認められており選手、コーチの抗議権は認められていない。しかし、高校野球のみ選手やコーチに抗議権が認められ、監督に抗議権が無い。一方で地方や全国大会において抗議権が無い監督の抗議が起きた事例もある。
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| − | {{seealso|日本の高校野球#誤審に対する抗議権}}
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| − | ; コールドゲームの規定
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| − | :地方大会では大量の点差が開いた際、コールドゲームを成立させる規定がある。以前、コールドゲームの規定は各都道府県連が独自に制定していたが、1998年、100点差以上の点差がついた試合<ref>「122対0の青春 深浦高校野球部物語」</ref> を受け2000年の大会から5回10点差以上、7回7点差以上でコールドゲームを成立するよう全国でルールを統一した。地方大会の決勝戦や全国大会は点差によるコールドゲームの規定はないが[[明治神宮野球大会]]では規定がある。
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| − | == 中継 ==
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| − | 春の選抜高校野球、夏の全国高校野球共に[[日本放送協会|NHK]]地上波放送、及び[[NHKラジオ第1放送|NHKラジオ第1]]で全国中継がされる（[[国会中継]]などの特別編成により別媒体での放送あり）。このうちNHK地上波放送は時間帯によって[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]]と[[NHK教育テレビジョン|NHK Eテレ]]のリレーで放送される。原則として、午後12時台（土曜日は大河ドラマ再放送の関係で午後1時台も）は定時番組の視聴者確保のため、午後6時台は夕方の定時ニュース放送のためEテレにリレーする。（国会等特殊番組のために本来総合で流すべき時間帯にEテレへ臨時移動する場合もある。選抜期間中は、大相撲春場所のため、幕内の時間に合わせてEテレヘリレーする。後述）
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| − | リレー中継のきっかけとして、[[1974年]]の[[第56回全国高等学校野球選手権大会|第56回全国高校野球選手権大会]]「鹿児島実業対東海大相模」の準々決勝が延長戦にもつれ、午後7時以後定時番組を放送する都合で総合テレビでの放送を打ち切ることになってしまい（ラジオ第1は定時ニュースを休止して中継を続けた）、視聴者から[[NHK鹿児島放送局]]に抗議の電話が相次いでしまい、急きょ[[NHKニュース7|7時のニュース]]を終えた同7:20から、[[NHK大阪放送局]]から[[裏送り]]をしてもらう形で、鹿児島向けの中継のみを行った<ref>[[2015年]]放送「[[高校野球100年のものがたり]]・わがふるさとのベストゲーム鹿児島県編」</ref>。これがきっかけで、あくる[[1975年]]の[[第47回選抜高等学校野球大会|第47回選抜高校野球選手権大会]]以後、総合-教育（Eテレ）の相互リレーを行うことになった。
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| − | その他、[[毎日放送]]/[[毎日新聞社]]系列の[[GAORA]]でも全試合を全国に中継<ref>ただし週末はプロ野球の生中継が優先されるため、遅れて放送されるカードが発生する。</ref>し、決勝は近畿ローカル（決勝進出校の地元局がネットする場合あり）で[[MBSテレビ]]でも生中継されている。（[[2002年]]までは全日程を放送していたが、後述の夏の大会とは違い、近畿地区の各独立（非ネット）テレビ局とのリレー中継は実施していない<ref>[[2003年]]は決勝戦が雨天により薄暮開催となったため生放送中止。[[2012年]]も雨天による薄暮開催の日程が組まれたため生放送中止になる予定だったが、試合そのものが順延となったため、生放送が復活している。</ref>）
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| − | また、夏の全国高校野球は近畿地区では[[全国高校野球選手権大会中継]]として[[朝日放送テレビ]]（ABC）でも中継される。これは夏の全国高校野球が朝日新聞社主催のためである。なお昼の一部の時間帯は近畿地区の各独立テレビ局とのリレー中継となる。BSでは[[ビーエス朝日|BS朝日]]で、CSは[[スカイ・エー]]で朝日放送テレビ制作の中継がノーカットで放送される（スカイ・エーは当日[[ディレイ放送]]）。また朝日放送のホームページでインターネット配信によるライブ映像が無償で視聴できる。決勝戦と表彰式（閉会式）は[[テレビ朝日]]系列全局で放送されていたが、[[2015年]]の大会より同試合の地上波放送がネットワークセールス枠からローカルセールス枠へと変更されたことに伴い、同年はテレビ朝日のみ中継がされず、翌年以降は一部の系列局と衛星放送での放送となっている。
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| − | [[2010年]]夏の大会までは[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK衛星第2放送]]（[[1984年]]-[[1986年]]は[[NHK BS1|衛星第1放送]]）でも放送された。当初は地上波との同時中継だったが、のちに開会式、開幕戦、決勝戦と、[[東京都]]と[[沖縄県]]の代表の試合に限り放送されるようになった。これは東京都の[[小笠原諸島]]と沖縄県の[[大東諸島]]に地上波の中継局がなかった<ref>のちに[[1996年]]に小笠原、[[1998年]]に大東地方にそれぞれ地上波の中継局が設置される（大東諸島は当初は距離的な関係で小笠原中継局から分配して放送した）が、[[2011年]][[7月]]の地デジ統合まではこの名残りでBS2での放送が行われていた</ref> ことによるものである。
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| − | この他、独立テレビ局のある県ではその県の予選大会も中継され、地区大会の準決勝以上となると地元のNHKテレビ(放送エリアが複数地区にまたがる地区では[[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]で愛知県大会、[[NHK教育テレビジョン|Eテレ]]で岐阜県大会というようにチャンネルを分けて放送している。決勝も同様)が放送し、地区大会の決勝戦はNHKテレビに加えて地元のテレビ朝日系列局による中継も行なわれる場合がある。
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| − | なお、民放テレビでの中継は[[1957年]] - [[1958年]]の2年間、[[大阪テレビ放送]]（現在チャンネルとしては朝日放送テレビが系譜）が春・夏を通して独占して放送していた。大阪テレビは現在の朝日放送、毎日放送が合弁出資し、新聞社資本も朝日・毎日双方から受けていた関係による。
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| − | ;特殊例
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| − | *NHKでは[[国会中継]]と大規模災害（[[2011年]][[東日本大震災]]など）、及び[[夏季オリンピック]]と高校野球の日程が重複した場合、本来総合テレビ・ラジオ第1で放送すべき時間帯の放送はそれらを優先し、教育テレビ（Eテレ）とFM（一時期ラジオ第2）に迂回して放送する。特に、2016年8月9日のNHKラジオにおける夏の甲子園中継は、[[長崎平和祈念式典]]とも開催が重複する影響が出たため、10:55-11:30まで、ラジオ第1が「長崎平和祈念式典」、FMが「リオ五輪競泳決勝種目中継」を優先し、この間の高校野球中継が休止となる事態が発生した。
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| − | *夏の甲子園に関しては、夏季五輪開催期間中、[[ジャパンコンソーシアム]]加盟各局持ち回り・JC協賛企業各社提供の五輪中継のために、本来朝日放送テレビで流すべき時間帯の放送が全くできず、BS・CS（当日ディレイ）、または関西県域局向けのリレー中継だけという日もあった。
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| − | == エピソード ==
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| − | === 外地からの参加 ===
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| − | [[第二次世界大戦]]前は、日本領である[[台湾]]、[[朝鮮]]、[[満州]][[租借地]]といった[[外地]]の学校も予選および全国大会に参加していた（春は台湾のみの参加）。[[1921年]]の夏の第7回大会に釜山商（[[釜慶高等学校]]）（朝鮮）、[[大連商業学校|大連商]]が外地の学校として初出場していた。準優勝した例もあったが戦後、台湾・朝鮮・満州らは日本領では無くなったため参加がなくなった。
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| − | {| class=wikitable
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| − | |+ これまでの海外勢の戦績（決勝）
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| − | !開催年
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| − | !大会
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| − | !外地の学校
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| − | !colspan=2|結果
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| − | !対戦相手
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| − | |-
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| − | |1926年
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| − | |夏・[[第12回全国中等学校優勝野球大会|第12回]]
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| − | |大連商
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| − | |準優勝
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| − | |1-2
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| − | |[[静岡県立静岡高等学校|静岡中]]（静岡）
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| − | |-
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| − | |1931年
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| − | |夏・[[第17回全国中等学校優勝野球大会|第17回]]
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| − | |[[国立嘉義大学|嘉義農林]]（台湾）
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| − | |準優勝
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| − | |0-4
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| − | |[[中京大学附属中京高等学校|中京商]]（愛知）
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| − | |}
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| − |
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| − | === 分校・連合チームの参加 ===
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| − | 日本高等学校野球連盟（高野連）の大会参加資格規定では、「参加チームは、その学校の代表であることを要する」としており、原則として1校1チームでの出場が求められるが、本校との距離等の問題で本校と同一チームと出来ない分校は高野連に単独加盟することができる<ref>[http://www.jhbf.or.jp/rule/enterable/ 大会参加者資格規定] - 日本高等学校野球連盟公式サイト</ref>。この例が適用され、都道府県大会に参加した学校は複数存在するが、実際に全国大会に出場した経験を持つ学校は、[[第69回選抜高等学校野球大会|1997年の選抜大会]]に出場した[[和歌山県立日高高等学校中津分校]]のみであり、夏の選手権大会に出場した分校チームはない。
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| − |
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| − | また、1997年の規約改正で[[全国高等学校体育連盟]]の定めた指針に準じる形で、学校が統廃合される場合に限り各都道府県高野連の承認を得た上で、新旧学校による連合チームの出場が認められるようになった。同年の高知大会では高岡宇佐・高知海洋の連合チームが出場した。逆に野球部側の希望で連合解消もできる<ref group="注">[[福井県立春江工業高等学校|春江工]]・[[福井県立坂井高等学校|坂井]]（福井）は、坂井初年度の2014年の春から秋まで連合を組んでいたが、春江工最終年度となる2015年シーズンに向けて春江工の選手が単独チームでの出場を望んだため。両校は2015年に春季大会と選手権福井大会で2度対戦し、3年生だけの春江工がいずれも勝利している。</ref>。また、2011年には[[東日本大震災]]に被災して部員数が減少した高校同士による連合チームの出場を容認する特例措置を設けられていた<ref>被災地の野球部「連合チーム」もOK 高野連が震災特例 - [[朝日新聞]]2011年4月13日</ref>。[[第94回全国高等学校野球選手権大会|2012年夏の選手権地方大会]]からは条件が大幅に緩和され、部員が8人以下の学校同士による連合チームの結成や部員を他校から借りるケースが認められるようになった<ref>{{Cite news | url = http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/f-bb-tp3-20120524-956391.html | title = 部員不足でも連合チーム、高野連条件緩和 | newspaper = [[日刊スポーツ]] | date = 2012-05-24 | accessdate = 2014-08-03}}</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/06/06/kiji/K20120606003410480.html 日本高野連 連合チーム関連の規定追加] - スポニチアネックス（2012年6月6日・2014年7月29日閲覧）</ref><ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20120703-977169.html 野球がしたい…「連合チーム」の現状] - 日刊スポーツ（2012年7月3日・2014年7月29日閲覧）</ref>。
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| − | これらの形で各都道府県大会に出場する連合チームがあるが、春・夏の甲子園に出場した連合チームはまだない<ref group="注">軟式では、2011年・2012年に[[山口県立大津高等学校|大津]]・[[山口県立大津緑洋高等学校|大津緑洋]]（西中国・山口）の連合チームが初めて全国大会に出場した。</ref>。
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| − | === 大学野球経験者の出場・19歳以上での出場 ===
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| − | 全国大会が発足してしばらくは、[[大学野球]]経験者が大会に出場することがあった。また初期の[[選抜高等学校野球大会|選抜中等野球]]では、年齢制限がなかった。
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| − | [[1918年]]、全国大会に出場した慶應普通部（東京）の[[山口昇 (実業家)|山口昇]]は、[[慶應義塾大学]]の選手として大学野球経験があった。山口は全国大会出場時は中学5年だったが、当時の大学野球の規約では系列校であれば大学生でなくても大学野球に出場できた。また、[[1920年]]、[[第6回全国中等学校優勝野球大会|全国大会]]に出場した[[豊国学園高等学校|豊国中]]（福岡）の小方二十世は出場時19歳であり、[[法政大学]]の選手として大学野球経験があった。当時の中学野球の規約では選手の年齢制限はなく、在籍生を学校長が代表選手と認めればどんな選手でも出場できたため、このような現象が起こった。
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| − | 1922年に規約改正が行われ、以降は大学野球経験者が出場できなくなった。
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| − | 1927年の[[第4回選抜中等学校野球大会|第4回選抜大会]]に[[田部武雄]]が、[[広陵高等学校 (広島県)|広陵中]]の投手として21歳で出場している。田部は[[第13回全国中等学校優勝野球大会|同年夏の選手権大会]]には、「年齢制限」ではなく「他チームでの在籍は1年のみ」という制限に引っ掛かり出場できなかった。また、1931年の[[第17回全国中等学校優勝野球大会|夏の選手権大会]]に[[陳耕元|上松耕一]]が嘉義農林の選手として26歳で出場している。
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| − | 戦後も年齢制限を超えながら出場特例が認められ、甲子園に出場した選手が何人かいる。{{by|1956年}}の夏大会で甲子園に出場した[[鳥取県立米子東高等学校|米子東]]（鳥取）の[[長島康夫]]は、外地からの[[引揚者]]であり大会出場時には19歳になっていたが、高野連は事情を考慮して、予選1ヶ月前に特例を設けて長島の出場を許可している。その後、中学卒業後に1年以上何らかの事情で高校に進学できなかった選手に関しては、満19歳でも出場資格が得られる規則になっている。{{by|1999年}}の春大会で甲子園に出場した[[明徳義塾中学校・高等学校|明徳義塾]]（高知）の[[森岡エーデル次郎]]は、ブラジルからの[[帰国子女]]のため学年がずれ、大会出場時には満19歳（20歳になる年度）になっていたが、特例が認められ出場した。この森岡は1980年の[[早生まれ]]だが、ブラジルの中学を卒業後に日本の高校野球を目指し、祖父母ゆかりの高知県に渡った。そこでひとまず日本語習得の為に[[明徳義塾中学校・高等学校|明徳義塾中学校]]に編入した。そして1997年度に明徳義塾高に入学した際、学校側が早生まれを見落として選手登録（森岡は1979年度の生まれだが1980年度生まれと誤認）をし、また高野連もそれに気付かずに許可を継続していたので、いわば過失相殺の意味があっての正に特例中の特例と言える。その為、森岡は在校3年目だが、その3年目となる1999年センバツ以降の公式戦は出場できなかった。この1999年センバツ2回戦、敗北した[[海星中学校・高等学校 (三重県)|海星]]戦が最後の公式戦となった。森岡のように帰国子女生徒の学年が2学年ずれるのは非常に稀であった（2005年春に[[羽黒高等学校|羽黒]]の主戦投手として出場した新3年生の[[片山マウリシオ]]は1987年1月生まれの早生まれだったが、これまでの日系帰国子女選手には早生まれの選手が目立った）。
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| − | その後も1983年春夏の[[仲田幸司]]や2010年春の大湾圭人（ともに[[興南中学校・高等学校|興南]]）、2004年春の[[蕭一傑]]（[[日南学園中学校・高等学校|日南学園]]）、2014年春の蔡鉦宇（[[八戸学院光星高等学校|八戸学院光星]]）など、19歳になる年度（4月1日時点で満18歳）の大会に出場した選手は何人かいる。[[福岡県立東筑高等学校|東筑]]や米子東など、地方の進学校の3年生選手には、19歳になる年度の大会への出場が過去に見られた。
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| − | 前述の森岡の一件から規則が一部改められた<ref>朝日新聞、1999年8月7日夕刊19面</ref>。中学卒業の翌年度に何らかの理由で高校に進学せず、高校入学が通常より2学年遅れとなる18歳になる年度（4月1日時点で満17歳、中学卒業までに[[原級留置]]が2年あった場合を含む）になった選手は、高校2年の学年末まで試合出場可と改められた。ただしセンバツ大会では、前年度の大会でもあり新年度の大会でもある側面を持つ為、最長で新3年生となる年のセンバツ大会決勝まで出場可となった。森岡が出場した海星戦は、文字通り新年度となる4月1日に行われたが、今後2学年ずれて入学した選手が[[学齢]]で最も早い誕生日となる4月2日生まれの選手であった場合、センバツ大会で上位に進出すれば20歳で出場することもあり得ることになる（この制度が設置される以前の2学年遅れの高校入学者としては[[林威助]]が知られており、林威助もまた早生まれである）。
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| − | 中学卒業の翌年度に何らかの理由で高校に進学せず、高校入学が通常より3学年遅れとなる19歳になる年度（中学卒業までに原級留置が3年あった場合を含む）になった選手についての取り扱いは、特にされていない。
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| − | 規約では高野連に部員登録をしたことがある生徒が、正当な理由（廃校や家族を伴う転居など）以外で転校した場合、新たな学校への転入の日から1年間は公式戦に選手登録することができない（前学校で高野連に部員登録がない場合は登録可能）。部員登録をしたことがあっても中退・再入試を経て別の学校に入学すれば、公式戦に出場できる。ただしこの措置は、公式戦における通常（3年夏まで）の選手登録を保証するものではなく、選手登録は高等学校または高等学校に準ずる学校への在籍期間が3年以下の選手に限り認可される。例えば1年の途中で中退し、翌年度別の学校に入学すると、3年の選抜大会に出場しない限り2年秋までしか選手登録はできない（前述の大湾や蕭はこれに該当する。また前学校に野球部が存在しない場合は除く）。同様に、同じ学校内で軟式から硬式、硬式から軟式への転部した場合も、1年間公式戦に選手登録できない（部員不足の部の救済などの場合を除く）。
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| − | 家庭の事情を考慮した特例（一家転住）もあるが、過去には1998年秋季中国大会で[[開星中学校・高等学校|開星]]は一旦は優勝を果たしたが、試合に正選手として出場していた選手2名（ともに1998年1月に埼玉県より転入学）が、選手登録できない選手（1998年3月に家族とともに島根県に住民票を移していたが、家族は選手が1998年5月に選手登録されてすぐに埼玉県に住民票を戻しており、家庭の事情とは言い難い）と判明し、この2選手が出場した秋季中国大会優勝までの14試合の記録と秋季中国大会優勝が取り消されたことがある。
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| − | === 甲子園6回以上出場 ===
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| − | 現在、1人の選手が甲子園に出場できる回数は最大5回まで。しかし、学制改革前は旧制中学が5年制のため6回以上甲子園に出場することが可能であり（ここには学制改革が行われた直後の高校生を含む）、理論上は1人の選手が9回出場することが可能だった。1人の選手による最多出場回数は[[小川正太郎]]（和歌山中、現・和歌山県立桐蔭高校）の8回が最高。学制改革後に、5回すべてに出場した選手は[[荒木大輔]]（早稲田実・[[1980年]]〜[[1982年]]、のちヤクルトスワローズ）、[[小沢章一]]（早稲田実・1980年〜1982年、荒木と同期の選手）、[[清原和博]]（PL学園・1983年〜[[1985年]]、のち西武ライオンズ他）、[[桑田真澄]]（PL学園・1983年〜1985年、のち読売ジャイアンツ）、梅田大喜（明徳義塾・[[2002年]]〜2004年）、鶴川将吾（明徳義塾・2002年〜2004年）、道端俊輔（智弁和歌山・[[2009年]]〜[[2011年]]）などがいる。
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| − | === 甲子園の土 ===
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| − | [[File:High school baseball in Hanshin Koshien Stadium2007-1.jpg|thumb|甲子園の土を集める高校球児]]
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| − | 現在では甲子園での最後となった試合の後に選手が土を拾って持ち帰ることが伝統となっているが、いつごろに定着したかははっきりしていない。定着する以前の具体的な持ち帰り事例には以下の3例がある。
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| − | #[[1937年]]の[[第23回全国中等学校優勝野球大会|第23回大会]]で、[[熊本県立熊本工業高等学校|熊本工業]]は決勝戦で敗れて準優勝に終わった。決勝戦終了後に、熊本工の投手だった[[川上哲治]]（のち読売ジャイアンツ監督）は甲子園の土をユニフォームのポケットに入れ、自校の練習場にまいた。川上自身は甲子園以外で同様のことをしている選手の真似であったことを語っている<ref name="tuchi"/>。
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| − | #[[1946年]]の[[第28回全国中等学校優勝野球大会|第28回大会]]では、準決勝にて敗れた[[東京高等師範学校|東京高等師範]]附属中（現・[[筑波大学附属中学校・高等学校]]）の佐々木迪夫監督が、最上級生以外の選手達に（この中に[[竹田晃]]がいた）来年また返しに来るという意味で、各ポジションの土を[[手拭|手ぬぐい]]に包んで持ち帰らせた。ただしこれは米軍接収中の甲子園ではなく[[阪急西宮スタジアム|阪急西宮球場]]でのことである。これは新聞で記録されている最古の持ち帰りである<ref name="tuchi">『「甲子園の土」ものがたり』（三浦馨著、明治書院）</ref>。
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| − | #[[1949年]]の[[第31回全国高等学校野球選手権大会|第31回大会]]で、準々決勝で敗れた[[福岡県立小倉高等学校|小倉北]]のエース[[福嶋一雄]]が、ホームベースの後方で無意識に足元の土を摘んでズボンの後ろポケットに入れた。大会役員からの励ましの速達で無意識の行為に気付いた福嶋はユニフォームから土を取り出し、玄関に置いてあるゴムの木の植木鉢に入れた<ref name="koushien2renpa">大羽武著『甲子園2連覇 －焼け野原から立ち上がった球児・福嶋一雄-』（朝日クリエ 2012年7月25日）</ref>。
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| − | 学校や指導者の方針によっては土を持ち帰らないことがあり、監督として春夏通算10回出場した[[野々村直通]]は試合に敗れても選手に土を持ち帰らせなかった<ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20130822/sot13082203030000-n1.html 【末代までの教育論】“甲子園の土”はおみやげか!?]</ref>。また出場機会を残す選手が「次も来る」という意思表示で個人的に持ち帰らないケースもある<ref>[http://www.asahi.com/koshien/94/news/OSK201208120050.html 成立学園２年エース、土は持ち帰らない 高校野球] 朝日新聞デジタル、2012年8月12日</ref>。
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| − | [[1958年]]当時の沖縄は[[アメリカ合衆国による沖縄統治|アメリカ統治下]]にあった。その夏の大会で、春夏を通じて初めて[[沖縄県|沖縄]]から[[沖縄県立首里高等学校|首里]]が出場。1回戦で敦賀（福井）に敗戦し、試合終了後に甲子園の土を拾った。しかし検疫の関係で沖縄に持ち帰ることができず、帰郷後処分されたという<ref>{{Cite web|url = http://www.asahi.com/koshien/column/jinmyakuki/TKY200707070248.html|title = 〈甲子園アルバム１１〉港で捨てた「外国の土」|publisher = 朝日新聞|date = 2007-08-17|accessdate = 2013-08-13}}</ref>。外国の土・動植物を[[検疫]]を経ずに持ち込む事はどこの国でも法で禁じられているが、沖縄以外のもの（外国や日本本土も含めて）という理由での処分にも関わらず、[[那覇港]]の沿岸に捨てられている。なお、那覇港にてアメリカ人職員が高圧的に没収したわけではなく、沖縄の係官が申し訳なさそうに「規則なので…」といった感じでの没収だったため、申し出ずに土を持ちかえった高校生もいたという。それを知った[[日本航空]]の[[客室乗務員]]有志らが、球場周辺にあった海岸の石を拾い首里に寄贈<ref name="okinawa89_31">{{Cite web|url = http://www.okinawa89.com/column/detail.php?column_id=31|title = あこがれの「日本の土」 全部捨てたのはホント？|publisher = おきなわ野球大好き|accessdate = 2013-08-13}}</ref>。同校庭に、今も甲子園初出場を記念した「友愛の碑」というモニュメントとして飾られている<ref name="okinawa89_31" />。また、これが[[メディア (媒体)|メディア]]で扱われ、[[沖縄返還]]運動を加速させる一端ともなったという<ref>『世界飛び地大全』（吉田一郎著、社会評論社）</ref>。
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| − | 土を持ち帰るのは敗者だけとは限らず、決勝戦出場校は表彰式等のその後のプログラムが全て終わった後、グラウンドから引き揚げるときに土を持ち帰る。
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| − | === 地方大会での阪神甲子園球場の使用 ===
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| − | [[全国高等学校野球選手権兵庫大会|兵庫県大会]]や近畿大会でもかつては阪神甲子園球場が使用されたことがあり、全国大会出場歴がなくても地方大会として同球場でプレーしたことのある学校や選手も存在する。
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| − | 阪神甲子園球場が完成した翌年の[[1925年]]（[[第11回全国中等学校優勝野球大会|第11回]]）から地方大会に使用されており、この年から[[1928年]]（[[第14回全国中等学校優勝野球大会|第14回]]）までは兵庫県大会の試合全てが阪神甲子園球場で行われた<ref name="nk180730">{{cite news |url=https://www.nikkansports.com/baseball/column/kunikarakoko/news/201807270000655.html |title=「なんで」「ずるい」聖地の地方大会／兵庫２ |newspaper=[[日刊スポーツ|nikkansports.com]] |publisher=[[日刊スポーツ新聞社]] |date=2018-07-30 |accessdate=2018-07-31 }}</ref>。兵庫県の球児は本大会より一足先に完成されたばかりの阪神甲子園球場でプレーしていた。その後も兵庫県内の球場事情や立地条件が重なり、たびたび阪神甲子園球場が県大会の予選会場として使用されてきた（但し外野席は開放せず）<ref name="nk180730" />。兵庫県高野連としても、甲子園が『聖地』という認識はなく、「どちらかと言えば、兵庫県としては[[兵庫県立明石公園第一野球場|明石]]が特別で、甲子園は『その他の県下の球場の一つ』」という認識であった<ref name="nk180730" />。
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| − | ただ、元々地方大会が行われる7月は[[日本プロ野球|プロ野球]]・[[阪神タイガース]]が全国大会期間中に遠征に出る（いわゆる[[死のロード|長期ロード]]）前に集中して主催試合を行うことから地方大会の会場としての日程の確保が難しかった上に球場使用料の問題があったこと<ref name="nk180730" />、加えて後に（[[兵庫県立淡路佐野運動公園|淡路島]]も含めて）兵庫県下各地に多数の野球場ができたことから、阪神甲子園球場を県大会で使用する必要性が薄れたことで頻度は徐々に減っていった。
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| − | 元々「なぜ地方大会を甲子園でやるのか」という声はあったが、決定的だったのは、[[2004年]]の県大会で阪神甲子園球場が使用された当日<ref>[http://www2.asahi.com/koshien2004/news/TKY200407210135.html 「最高の舞台」阪神甲子園球場で3回戦 兵庫大会] - 第86回全国高等学校野球選手権大会サイト</ref>に試合をした学校がその日の全国放送の番組で取り上げられ、さらに試合風景として阪神甲子園球場が映っていたことだった<ref name="nk180730" />。放送翌日は兵庫県高野連に抗議の電話<ref group="注">事情を知らない全国の高校野球ファンから、「なんで兵庫県だけ甲子園を使うのか」「ずるい」という内容だった。</ref>が殺到したため、上記の2004年を最後に予選会場としては使用されていない<ref name="nk180730" />。
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| − | === 甲子園練習 ===
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| − | 春と夏の全国大会開幕前に、出場が決まった全代表チームの阪神甲子園球場での事前練習（通称：甲子園練習）が行われる。これは大会までに、甲子園のグラウンドの雰囲気を事前に確かめるという目的があり、大会開幕の概ね1週間前から順次行われる。1チームの割り当ては概ね30〜50分程度。<ref name="sankei20150731">[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000100-san-base 背番号なき３年、晴れ舞台踏めず… 恒例「甲子園練習」なし]（産経新聞2015年7月31日・8月2日閲覧）</ref>一般客は球場のバックネット裏席に座り、無料で甲子園練習の風景を見ることができる。ただし雨天等の場合は甲子園練習を中止、室内練習場での調整となる（この場合一般客は練習風景を見ることは不可）。
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| − | なお、夏の大会については[[プロ野球]]・[[阪神タイガース]]の公式戦との日程調整の関係で午前中だけの開催となる場合がある。また、1998年第80回と2008年第90回の選手権記念大会、および2015年の第97回大会（高校野球誕生100周年記念）では、それぞれ日程上の都合で甲子園練習ができず、施設見学のみが行われた。2015年度の施設見学会は、出場校に15分ずつの時間を与え<ref name="sankei20150731"/>、通常の甲子園練習と同じ要領のユニフォーム、またはその学校の制服を着用してグラウンドに降りてもらっての確認作業（ただし出場登録を済ませている選手に限る）と、球場各施設を見学する形を取っていた。
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| − | === 勝利校の校歌演奏（斉唱）と校旗掲揚 ===
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| − | [[ファイル:High school baseball in Yokohama Stadium Japan 2007-1.jpg|250px|right|thumb|[[神奈川県]]地区予選・試合後の勝利校の校歌演奏風景・2007年の[[横浜スタジアム]]]]
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| − | 試合で勝負を決した後、勝利校の[[校歌]]演奏と[[校旗]]掲揚が行われている。
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| − | これを発案した人物は、[[毎日新聞大阪本社|大阪毎日新聞]]の記者だった[[人見絹枝]]である<ref>センバツ事典：／3 【校旗掲揚】人見絹枝記者の発案 - 毎日新聞大阪版朝刊2012年2月11日</ref>。人見は[[1928年]]の[[アムステルダムオリンピック]]の女子800mで日本女子陸上初となる銀メダルを獲得しており、このときの表彰式での国歌演奏・国旗掲揚に感激してこれを発案、[[1929年]]の[[第6回選抜中等学校野球大会|春の第6回大会]]から始められた。最初に校歌演奏と校旗掲揚を行った学校は、[[大阪府立八尾高等学校|八尾中]]（大阪）だった。
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| − | 夏の大会での勝利校の校歌演奏と校旗掲揚は、春の大会より28年遅れて、[[1957年]]の第39回大会から始められた<ref>[http://www2.asahi.com/koshien/column/TKY201003170193.html スポーツQ(17） 校歌] - 朝日新聞2010年3月29日</ref>。{{要出典範囲|最初に校歌演奏と校旗掲揚を行った学校は、[[香川県立坂出商業高等学校|坂出商]]（香川）だった。夏の大会では「校歌演奏」とアナウンスされるが、春の大会では「校歌斉唱」とアナウンスされる（初戦の2回攻撃前は「校歌演奏」とアナウンスされる）。なお、地方大会では、校歌演奏（斉唱）のある地区とない地区に分かれる|date=2012年9月}}。
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| − | 雨天コールドで勝利した場合、雨に濡れた選手や応援団の体調を考慮し、校歌演奏を省略することがある<ref>1988年夏1回戦勝利の滝川二（兵庫・対高田戦）や1993年夏2回戦勝利の鹿児島商工（鹿児島・対堀越戦）がある。</ref>。また[[延長引き分け再試合規定|引き分け再試合]]が決まった場合は両校の校歌は当然のことながら演奏されない。
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| − | こうした校歌演奏等は勝利校のみを対象に始められたが、1999年の[[第71回選抜高等学校野球大会|第71回選抜大会]]から春・夏の各甲子園大会の初戦の試合中（2回表裏前）に両校の校歌が場内に流されている<ref>[http://www.jhbf.or.jp/senbatsu/history/ 選抜大会・大会小史] - 日本高等学校野球連盟公式サイト 夏の大会は1回戦の対戦が免除され、2回戦から出場する5日目第3試合-7日目第2試合までの学校が大会初戦になる。また7日目第3試合は片方が初戦、もう一方は1回戦勝ち抜け校であるので、1回戦勝ち抜け校はその試合でも校歌が演奏される</ref>。千葉県など一部の地区ではこれに倣い、初戦のみならず全試合において2回に両校の校歌を流しているほか、試合前のシートノック中に校歌を流す地区もある。
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| − | 7回裏の後、校旗が一旦降納され、試合終了後に勝利校の校旗が掲揚される。
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| − | 夏の甲子園では主催者側が男声合唱による音源を用意するが、センバツや夏の地方大会では学校側のものが使われる。
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| − | センバツのみスコアボードに歌詞が表示される。
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| − | [[済美高等学校 (愛媛県)|済美]]（愛媛）のように、校歌が制定されているが別の応援歌や学園歌が演奏されることもある（済美は女子校から共学化したのを機に「学園歌」が制定された）。
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| − | なお、大学の系列・係属・提携校で高校独自の校歌が未制定である場合、母体の大学の校歌が演奏されることがある（近大付や駒大高、駒大岩見沢、駒大苫小牧等）。また同じく独自の校歌を持たない天理（奈良）の場合は「天理教青年会歌」が演奏される<ref>いずれの場合もテレビや大会のガイドブックでは代用の楽曲が「校歌」として扱われている。</ref>（ただし、2009年から同歌が正式に同校の校歌に制定された<ref>校歌の大甲子園史45P、渡辺敏樹、地球丸、2015年、ISBN 978-4860674908</ref>）。校歌未制定かつ大学系列校でもない場合、夏の選手権大会では大会歌の「[[栄冠は君に輝く]]」が演奏される<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/08/24/kiji/K20140824008798060.html 甲子園名物、校歌斉唱誕生秘話～きっかけは女性初の五輪メダリスト] スポーツニッポン、2014年8月24日</ref>。こうした学校や校歌に相当する楽曲の呼称が「校歌」ではない学校（済美の「学園歌」、天理の「青年会会歌」、[[慶應義塾]]系列校の「塾歌」、[[国士舘中学校・高等学校|国士舘]]の「舘歌」など）においてもアナウンス上は「校歌」で統一される。
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| − | 校歌が一定の長さ以上の場合、省略したものを用いる場合がある。最近では済美、千葉経大付などが該当する。また沖縄水産や鹿屋中央（鹿児島）は校歌3番を斉唱している（鹿屋中央は、校名が3番にしか入っていないことが理由）。[[花咲徳栄高等学校|花咲徳栄]]（埼玉）の校歌は1〜4番でそれぞれ春夏秋冬を題材にしており、春の大会では1番、夏の大会では2番、秋の地区大会では3番を斉唱する。連合チームの場合は試合ごとに1校の校歌のみを演奏する<ref>[http://www.asahi.com/koshien/articles/ASK6Y4T59K6YUNHB00X.html 宮城）新人記者、連合チームの「素顔」に迫る 高校野球] -朝日新聞、2017年7月5日</ref>。
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| − | また甲子園大会において大会本部の不手際により、本来のものとは異なる校歌が流れてしまった場合がある<ref>[http://www.mbs.jp/announcer/blog/16/200803.shtml 森本栄浩の青春甲子園] - 毎日放送 2008年3月12日</ref>。
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| − | *[[第63回全国高等学校野球選手権大会|第63回選手権大会]]（1981年）では1回戦に勝利した[[明桜高等学校|秋田経大付]]の校歌斉唱において、誤って[[ノースアジア大学|秋田経済大学]]の校歌が流された。2回戦では本来の校歌が演奏された。
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| − | *[[第69回全国高等学校野球選手権大会|第69回選手権大会]]（1987年）では1回戦に勝利した[[東海大学山形高等学校|東海大山形]]の校歌が本来の曲調と異なるアップテンポにアレンジされていた。学校側からの抗議を受け、2回戦では[[東海大学付属甲府高等学校|東海大甲府]]の音源を利用して新たに収録したものを放送した。
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| − | *[[第75回選抜高等学校野球大会|第75回選抜大会]]（2003年）の初戦の2回攻撃前と試合後、さらに[[第84回選抜高等学校野球大会|第84回選抜大会]]（2012年）の2回攻撃前において、本来2番まで流れるはずの[[横浜中学校・高等学校|横浜]]の校歌が1番のみで終了してしまった。第75回の2戦目以降、および第84回の試合終了後は本来の校歌が演奏されている。
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| − | === 春優勝校と夏優勝校の決戦試合 ===
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| − | 高校野球の全国大会は春と夏で年2回あるが、両大会の優勝校同士による決戦試合が1回行われたことがある。
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| − | [[1927年]]、春優勝校は和歌山中（和歌山）で夏優勝校は高松商（香川）だったが、阪神間のファンから「ホンマに強いのはどっちやろ。試合やらしてみればどうや」という声があがり<ref>結踏一朗、『野球の島に四商ありて』 「夢のプレーオフ」内、p52、[[ノート:四国四商|四国4新聞社]]、1997年 </ref>、同年11月6日に大阪の[[京阪グラウンド|寝屋川球場]]で両校による決戦試合が行われた。この試合は7対4で高松商が和歌山中に勝利した。
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| − | === 少数部員の活躍 ===
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| − | 選抜大会では出場対象の学年が2学年しかないことから、部員の総数がベンチ入り選手制限に満たない高校の快進撃が時折起きた。有名処では1974年の[[徳島県立池田高等学校|池田]]（徳島…部員11人で準優勝）、1977年の[[高知県立中村中学校・高等学校|中村]]（高知…部員12人で準優勝）があり、1987年は[[和歌山県立海南高等学校大成校舎|大成]]（和歌山）、2017年は[[岩手県立不来方高等学校|不来方]]（岩手…21世紀枠での出場）が部員10人で選抜大会に出場した。
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| − | === プロ野球経験者による監督・指導 ===
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| − | 従来は[[蔦文也]]のようにプロ球団退団後1年間を経るなどすれば監督登録されることが可能だったが、1962年に規定改正（[[柳川事件]]を参照）が行われて以降、プロ野球経験者がアマチュア野球の監督に就任することは、相当な困難を伴うことになった（高校野球では1984年に指導者としてのアマ復帰が可能となったが、元プロ野球選手が高校野球チームを指揮する場合、少なくとも高野連加盟の同一高校で10年以上教職員として教鞭をとった上で、[[日本学生野球協会]]主催の審査により高校野球指導者としての認定を受けなければいけなかった。その後1994年には5年、1997年には2年と短縮された<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/07/29/kiji/K20130729006312810.html 元横浜・大矢氏、駒田氏ら高校生指導に前向き プロ側研修会に参加] スポニチ（2013年7月29日）</ref>）その後[[教員免許]]や教職経験が無くとも指導が出来るようにプロ・アマ間で検討が行われ<ref>[http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014875791000.html]：プロ選手OB “高校生指導”緩和へ（NHK）（2013年1月17日）</ref><ref>[http://www2.asahi.com/koshien/news/TKY201301170335.html 教員でない元プロも高校野球監督ＯＫ１４年度にも]：朝日新聞（2013年1月18日）</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/01/17/kiji/K20130117005001660.html 元プロの指導者資格条件緩和 プロ側の反応は…？]：スポニチ（2013年1月17日）</ref><ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20130117/hig13011721470004-n1.html 現役の高校監督は歓迎、学生指導の難しさも指摘]：サンスポ（2013年1月17日）</ref>、2013年7月1日からは学生野球協会と[[日本野球機構]]が実施する学生野球資格回復研修会を修了し、学生野球協会の認定を得れば高校生の指導が可能となった<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20130619-1144549.html 元プロ指導者資格回復、来年“全面”解禁] 日刊スポーツ(2013年6月19日)</ref>。
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| − | !開催年!!大会!!氏名!!指揮を執った学校!!最終所属球団
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| − | |1991年||春・第63回||[[後原富]]||[[広島県瀬戸内高等学校|瀬戸内]]（広島）||[[北海道日本ハムファイターズ|東映フライヤーズ]]
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| − | |-
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| − | |2008年||夏・第90回<ref>常葉菊川の野球部長としては2007年春に出場あり</ref>||[[佐野心]]||[[常葉大学附属菊川中学校・高等学校|常葉菊川]]（静岡）||[[中日ドラゴンズ]]
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| − | |-
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| − | |2012年||春・第84回||[[大越基]]||[[早鞆高等学校|早鞆]]（山口）||[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]
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| − | |-
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| − | |rowspan="4"|2015年||春・第87回||[[若林弘泰]]||[[東海大学菅生高等学校・中等部|東海大菅生]]（東京）||中日ドラゴンズ
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| − | |-
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| − | |rowspan="3"|夏・第97回||山本晳||[[大阪偕星学園高等学校|大阪偕星]]（大阪）||[[現代ユニコーンズ|太平洋ドルフィンズ]]（[[韓国野球委員会|KBO]]）
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| − | |-
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| − | |[[楠城徹]]||[[九州国際大学付属中学校・高等学校|九州国際大付]]（福岡）||[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]
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| − | |[[榊原聡一郎]]||[[宮崎日本大学中学校・高等学校|宮崎日大]]（宮崎）||[[広島東洋カープ]]
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| − | |2016年||夏・第98回||[[竹本修]]||[[尼崎市立尼崎高等学校|市尼崎]]（兵庫）||[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブレーブス]]
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| − | |-
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| − | |rowspan="3"|2017年||春・第89回||[[小林昭則]]||[[帝京第五高等学校|帝京第五]]（愛媛）||[[千葉ロッテマリーンズ]]
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| − | |-
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| − | |rowspan="2"|夏・第99回||[[中村良二]]||[[天理高等学校|天理]]（奈良）||[[阪神タイガース]]
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| − | |-
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| − | |日下広太||[[香川県立三本松高等学校|三本松]]（香川）||[[新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ|新潟アルビレックスBC]]（[[ベースボール・チャレンジ・リーグ|BCL]]）
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| − | |-
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| − | |2018年||春・第90回||[[三浦正行]]||[[延岡学園高等学校・尚学館中学校|延岡学園]]（宮崎）||[[横浜DeNAベイスターズ|横浜大洋ホエールズ]]
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| − | |}
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| − | * 大会は監督として初出場した大会
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| − | === 野球留学 ===
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| − | 保護者と同居し中学校に在学していた都道府県から、公立・私立を問わず遠方の都道府県の特定の学校へ進学をする例、あるいは「スポーツ推薦」で他地域の高校へ進学する例が増えた。これらは一般的に「[[国内留学|野球留学]]」と称されるが、高校野球における野球留学は「保護者が同居する自宅からの通学者以外の者」<ref name="高校野球特待生問題有識者会議8P"/>、を言い、他の都府県の中学校出身の生徒であっても保護者が同居する自宅からの通学者は[[越境通学]]であり、地元の高校に進学した選手でも親元を離れ寮や下宿で生活をする者は全て野球留学となる。
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| − |
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| − | これは戦前から[[佐藤平七]]（育英商）、[[沢村栄治]]（京都商）のように越境する例や、学校自体が多くないため仕方なく遠方の学校に進学し野球部に入部する例などがあった（当時は進学を機に本格的に野球を始める例が多かった）。1990年の第62回選抜大会で宮城県、山梨県、奈良県代表の複数の出場校で選手の半数以上が県外の生徒だったことから、選抜大会終了後に行われた衆議院の文部教育委員会で[[日本社会党|社会党]]の[[沢藤礼次郎]]議員が野球留学について触れ、こういう事（野球留学）は果たして良いのかと文部省に質問した<ref name="高校野球特待生問題有識者会議8P"/>。文部教育委員会の議論を受け高野連は1990年5月、高校側から中学生の勧誘を戒める通達を出している<ref name="高校野球特待生問題有識者会議8P"/>。
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| − |
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| − | 以前、高野連が県外から入学している生徒にその理由を尋ねたところ、高校数・生徒数が少ない都道府県の学校に入学すれば、全国大会に出場する難易度が低くなることを理由として挙げた生徒が一番多く、次に多かったのが学校の環境や施設の充実、良い指導者（監督）がいるためを挙げ、学費や寮費の減免や高校側からの勧誘を挙げた生徒は3番目、4番目に多い答えだった<ref name="高校野球特待生問題有識者会議9P">[http://www.jhbf.or.jp/scholarship/pdf/070709.pdf 高校野球特待生問題有識者会議9P]</ref>。また2007年に行われた高校野球特待生問題有識者会議でも全国大会に出場する難易度が低くなることや学校の環境や施設の充実を理由に野球留学をすることは問題視していない事が明らかにされている<ref name="高校野球特待生問題有識者会議9P"/>。
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| − |
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| − | [[日本学生野球憲章]]で禁じられている（教育基本法や学校教育法では禁止していない）はずの野球による[[特待生]]制度が報じられたこともある<ref>[http://www.asahi.com/sports/update/0412/OSK200704120071.html 高野連、専大北上を「除名相当」と判断 裏金問題で]、[http://www.asahi.com/sports/update/0421/TKY200704210246.html 東北高、春の高校野球地区大会辞退 特待生制度絡みか] アサヒコム</ref>。2007年春には高野連と朝日新聞社が、特待生の糾弾と根絶をめざすキャンペーンを始めたが、有識者からの反対意見や、生活困窮者がやむを得ず学費や寮費の減免がある学校へ特待生として進学した現状を高野連も考慮<ref name="高校野球特待生問題有識者会議12P">[http://www.jhbf.or.jp/scholarship/pdf/070709.pdf 高校野球特待生問題有識者会議12P]</ref>、結果として、高野連や朝日新聞の意図とは逆の方向に日本学生野球憲章が改変され、特待生は条件付きで容認することになった。ただし、前述の特待生の糾弾と根絶をめざすキャンペーンの対象は特待生全体ではなく、生徒たちを有力高校に斡旋し金銭を得ていたブローカーの問題や有力校からの勧誘を歓迎する一部の保護者たちであった<ref>[http://www.jhbf.or.jp/scholarship/pdf/070709.pdf 高校野球特待生問題有識者会議9～10P]</ref>。また高野連は特待生制度の改革を理由とした転校者、退学者を出すことは改革の本末転倒になるとし十分な緩和措置を講じた結果、転校者、退学者は一人も出なかったとしている<ref name="高校野球特待生問題有識者会議12P"/>。
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| − | 公立校では体育科を設置しスポーツ推薦を行ったり、商業科など実業系の学科や総合学科に選手を集めるなどして強化を行っている。また一般的に進学校とされる学校の中には[[秋田県立秋田高等学校|秋田]]、[[静岡県立静岡高等学校|静岡]]、[[愛媛県立今治西高等学校|今治西]]のように、一般推薦の中に「野球部枠」のある学校も存在する。強豪校の監督の中には[[福井県立福井商業高等学校|福井商]]・[[北野尚文]]、池田・[[蔦文也]]（蔦に関しては、徳島県教育委員会が池田高校の[[全日制]]と[[定時制]]を交互に異動させていた）のように、教員でありながら長年にわたり同じ学校で指揮を執り続けるケースもある。また、[[愛媛県立松山商業高等学校|松山商]]や池田が他県出身の中学生を3年次に地元中学に転校させたり、[[北海道鵡川高等学校|鵡川]]が同一都道府県における通学圏外の選手を多数入部させるなどしていた（2002年春に21世紀枠で出場した際はベンチ入り16人中10人が地元・胆振支庁の出身ではなかった）というケースもある。
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| − | === 出場辞退 ===
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| − | 出場校の不祥事（暴力事件やその他の問題行為、出場選手の期末試験免除等学校側の規約違反など）により地方大会、及び全国大会の出場を辞退するケースがある。これらは後日高野連からの処分も受けることもある。また地方大会では規定人数未満などやむを得ない理由で出場を辞退したケースもある。全国大会では第8回の[[新潟県立新潟商業高等学校|新潟商]]が出場直前に急病人が続出し、出場を辞退している。以下は選抜大会・選手権大会における全国大会出場決定後に辞退した学校の一覧。
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |-
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| − | !開催年!!大会!!校名!!辞退の要因!!代替出場校
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| − | |1922年||夏・[[第8回全国中等学校優勝野球大会|第8回]]||[[新潟県立新潟商業高等学校|新潟商]]（新潟）<ref>出場回数には数えられている。</ref>||部員の急病による人数不足||なし<ref>準優勝の長岡中の出場も検討されたが部員が帰省して人数がそろわないため見送られた。</ref>
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| − | |-
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| − | |1935年||春・[[第12回選抜中等学校野球大会|第12回]]||[[大阪体育大学浪商中学校・高等学校|浪華商]]（大阪）||兄弟校の経営トラブルと学校の不審火||[[中京大学付属中京高等学校|中京商]]（愛知）
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| − | |-
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| − | |rowspan="2"|1939年||rowspan="2"|夏・[[第25回全国中等学校優勝野球大会|第25回]]||[[帝京大学中学校・高等学校|帝京商]]（東京）||未登録選手<ref group="注">[[杉下茂]]を指す。</ref>の出場<ref group="注">実際は杉下茂（当時13歳）が不正行為を働いたわけではなく、事情を知らない対戦校（日大三中）から杉下が未登録選手だと指摘されたことが大きな問題となり、結局は止むを得ず辞退となったもの。杉下は帝京商へ転入直後に、それまで在籍した一ツ橋高等小学校から請われ、帝京商から許可を受けた上で東京府の高等小学校野球大会に助っ人として出場し優勝に導いたのだが、その直後の中等学校優勝野球大会で杉下がベンチ入りしていた（但し試合には出場していない）ことから、「未登録選手がいる」と問題視されてしまった。</ref>||rowspan="2"|[[早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部|早稲田実]]（東京）<ref group="注">帝京商の出場辞退に伴い日大三中が代替出場校に選ばれたが、日大三中も出場辞退した結果。</ref>
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| − | |-
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| − | |[[日本大学第三中学校・高等学校|日大三中]]（東京）||選手資格に抵触する選手の出場<ref>東京都高野連「白球譜 東京都高校野球のあゆみ」（1988年刊）</ref><ref group="注">ただ実際は、当時の監督である[[藤田省三 (野球)|藤田省三]]が「借り物の優勝旗で甲子園には行けない」と語ったことがあり、それが遠因とみられている。</ref>
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| − | |-
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| − | |1952年||春・[[第24回選抜高等学校野球大会|第24回]]||[[福岡県立門司学園中学校・高等学校|門司東]]（福岡）||野球部員への期末試験免除||[[長崎市立長崎商業高等学校|長崎商]]（長崎）
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| − | |1958年||春・[[第30回選抜高等学校野球大会|第30回]]||浪華商（大阪）||一般生徒の恐喝事件||[[和歌山県立和歌山工業高等学校|和歌山工]]（和歌山）
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| − | |-
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| − | |1965年||春・[[第37回選抜高等学校野球大会|第37回]]||[[高知市立高知商業高等学校|高知商]]（高知）||野球部員の他校野球部員への傷害事件||[[愛媛県立今治南高等学校|今治南]]（愛媛）
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| − | |-
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| − | |1967年||春・[[第39回選抜高等学校野球大会|第39回]]||[[岡山県立津山商業高等学校|津山商]]（岡山）||応援団の不祥事（乱闘）||[[岡山県立倉敷工業高等学校|倉敷工]]（岡山）
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| − | |-
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| − | |1971年||春・[[第43回選抜高等学校野球大会|第43回]]||[[北海高等学校|北海]]（北海道）||一般生徒の暴力事件||[[北海道芦別高等学校|芦別工]]（北海道）
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| − | |-
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| − | |1975年||春・[[第47回選抜高等学校野球大会|第47回]]||[[豊国学園高等学校|門司工]]（福岡）||一般生徒の住居侵入・暴行未遂事件||[[長崎県立佐世保工業高等学校|佐世保工]]（長崎）
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| − | |-
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| − | |1984年||春・[[第56回選抜高等学校野球大会|第56回]]||[[函館大学付属有斗高等学校|函館有斗]]（北海道）||部員による乗用車でのひき逃げ事故||[[北海道砂川高等学校|砂川北]]（北海道）
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| − | |-
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| − | |1987年||春・[[第59回選抜高等学校野球大会|第59回]]||[[東海大学付属浦安高等学校・中等部|東海大浦安]]（千葉）||引退した3年生部員による傷害事件||[[常総学院中学校・高等学校|常総学院]]（茨城）
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| − | |-
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| − | |1992年||春・[[第64回選抜高等学校野球大会|第64回]]||[[神戸弘陵学園高等学校|神戸弘陵]]（兵庫）||野球部員の[[喫煙]]||[[育英高等学校|育英]]（兵庫）
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| − | |-
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| − | |2000年||春・[[第72回選抜高等学校野球大会|第72回]]||[[敦賀気比高等学校・付属中学校|敦賀気比]]（福井）||野球部員の[[無免許運転]]による[[交通事故|事故]]||[[高岡第一高等学校|高岡第一]]（富山）
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| − | |-
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| − | |2005年||夏・[[第87回全国高等学校野球選手権大会|第87回]]||[[明徳義塾中学校・高等学校|明徳義塾]]（高知）||野球部員の喫煙と部内暴力||[[高知中学校・高等学校|高知]]（高知）
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| − | |-
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| − | |2006年||春・[[第78回選抜高等学校野球大会|第78回]]||[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]（北海道）||卒業した3年生部員の飲酒・喫煙||[[北海道栄高等学校|北海道栄]]（北海道）
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| − | |}
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| − |
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| − | === 春夏連覇・夏春連覇 ===
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| − | 春の選抜大会で優勝した年の夏の全国大会で優勝することを春夏連覇という。また、夏の全国大会で優勝した翌年の春の選抜大会で優勝することを夏春連覇という。春夏連覇や夏春連覇をすると、優勝校には2つの優勝旗が同時期に置かれることになる。過去に11例がある。
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| − | {{Main|甲子園連覇}}
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| − | === 初出場・初優勝 ===
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| − | 第1回は含まない。
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| − | {| class=wikitable
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| − | |-
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| − | !開催年!!大会!!学校!!備考
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| − | |-
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| − | |1916年||夏・第2回||[[慶應義塾高等学校|慶應普通部]]（東京）||
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| − | |-
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| − | |1917年||夏・第3回||[[愛知県立旭丘高等学校|愛知一中]]（愛知）||
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| − | |-
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| − | |1919年||夏・第5回||[[兵庫県立神戸高等学校|神戸一中]]（兵庫）||
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| − | |-
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| − | |1923年||夏・第9回||[[甲陽学院中学校・高等学校|甲陽中]]（兵庫）||ここまでセンバツ開始前
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| − | |-
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| − | |1931年||夏・第17回||[[中京大学附属中京高等学校|中京商]]（愛知）|||
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| − | |-
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| − | |1934年||春・第11回||[[東邦高等学校|東邦商]]（愛知）||春夏通じて初出場
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| − | |-
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| − | |1936年||夏・第22回||[[岐阜県立岐阜商業高等学校|岐阜商]]（岐阜）||
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| − | |-
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| − | |1949年||夏・第31回||[[神奈川県立湘南高等学校|湘南]]（神奈川）||ここから戦後・春夏通じて初出場
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| − | |-
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| − | |1950年||春・第22回||[[静岡県立韮山高等学校|韮山]]（静岡）||春夏通じて初出場
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| − | |-
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| − | |1953年||春・第25回||[[兵庫県立洲本高等学校|洲本]]（兵庫）||春夏通じて初出場
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| − | |-
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| − | |1954年||春・第26回||[[長野県飯田OIDE長姫高等学校|飯田長姫]]（長野）||
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| − | |-
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| − | |1955年||夏・第37回||[[三重県立四日市高等学校|四日市]]（三重）||
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| − | |-
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| − | |1961年||春・第33回||[[法政大学第二中学校・高等学校|法政二]]（神奈川）||
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| − | |-
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| − | |1964年||春・第36回||[[徳島県立海南高等学校|海南]]（徳島）||春夏通じて初出場かつ最後の出場（2006年3月閉校<ref group="注">2004年4月より[[徳島県立日和佐高等学校|日和佐]]・[[徳島県立宍喰商業高等学校|宍喰商]]と合併し、[[徳島県立海部高等学校|海部]]へと改組。</ref>）
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| − | |-
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| − | |1965年||夏・第47回||[[福岡県立三池工業高等学校|三池工]]（福岡）||春夏通じて初出場・以後は甲子園未出場
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| − | |-
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| − | |1967年||春・第39回||[[大分県立津久見高等学校|津久見]]（大分）||
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| − | |-
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| − | |1968年||春・第40回||[[埼玉県立大宮工業高等学校|大宮工]]（埼玉）||春夏通じて初出場
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| − | |-
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| − | |1968年||夏・第50回||[[興國高等学校|興国]]（大阪）||
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| − | |-
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| − | |1971年||夏・第53回||[[桐蔭学園中学校・高等学校|桐蔭学園]]（神奈川）||春夏通じて初出場
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| − | |1972年||春・第44回||[[日本大学櫻丘高等学校|日大桜丘]]（東京）||春夏通じて初出場
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| − | |1973年||春・第45回||[[横浜中学校・高等学校|横浜]]（神奈川）||
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| − | |1976年||春・第48回||[[崇徳中学校・高等学校|崇徳]]（広島）||
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| − | |1976年||夏・第58回||[[桜美林中学校・高等学校|桜美林]]（東京）||
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| − | |1984年||春・第56回||[[岩倉高等学校|岩倉]]（東京）||春夏通じて初出場
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| − | |1985年||春・第57回||[[高知県立伊野商業高等学校|伊野商]]（高知）||春夏通じて初出場
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| − | |1988年||春・第60回||[[愛媛県立宇和島東高等学校|宇和島東]]（愛媛）||
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| − | |-
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| − | |1991年||夏・第73回||[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭]]（大阪）||[[全国高等学校野球選手権大会|夏の選手権大会]]、史上最速の創部4年目<ref group="注">実質的な創部は、[[大阪産業大学附属中学校・高等学校|大産大高]]大東校舎として開校した1983年度（公式戦には本校との合同チームで出場）。</ref>
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| − | |-
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| − | |1995年||春・第67回||[[香川県立観音寺総合高等学校|観音寺中央]]（香川）||春夏通じて初出場
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| − | |-
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| − | |2004年||春・第76回||[[済美高等学校 (愛媛県)|済美]]（愛媛）||春夏通じて初出場。[[選抜高等学校野球大会|春の選抜大会]]、史上最速の創部3年目<br />[[上甲正典]]監督は宇和島東時代に続いて2度目の初出場・初優勝達成
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| − | |-
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| − | |2013年||夏・第95回||[[前橋育英高等学校|前橋育英]]（群馬）||
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| − | |}
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| − | === 四大会制覇 ===
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| − | 高校野球主要四大大会（選抜・選手権・国体・神宮）全てを制覇した高校は以下の6校である。年は初優勝した年度。
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| − | {| class=wikitable
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| − | |-
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| − | !学校!!選抜!!選手権!!国体!!神宮!!備考
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| − | |[[帝京中学校・高等学校|帝京]]||1992年||1989年||1987年||1986年||
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| − | |-
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| − | |[[横浜中学校・高等学校|横浜]]||1973年||1980年||1980年||1997年||1997年の神宮と翌年の選抜・選手権・国体も優勝し、初の四大大会完全制覇<ref group="注">同年度の県大会、関東大会も制覇。</ref>。
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| − | |-
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| − | |[[報徳学園中学校・高等学校|報徳学園]]||1974年||1981年||1978年||2001年||
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| − | |-
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| − | |[[早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部|早稲田実]]||1957年||2006年||1977年||1976年||
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| − | |-
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| − | |[[日本大学第三中学校・高等学校|日大三]]||1971年||2001年||2011年||2010年||
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| − | |[[香川県立高松商業高等学校|高松商]]||1924年||1925年||1958年||2015年||公立校の達成は初。1958年の国体は同時優勝。
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| − | === 夏の甲子園専門 ===
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| − | 夏の大会から10年後に春の大会が始まった。回を重ねるごとに春夏の甲子園出場の高校が増えてくる一方で、夏の甲子園しか出場できていない高校もある。特に夏に比べ枠の数が少ない地区で顕著である（例：東北地区）。
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| − |
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| − | 岩手の[[岩手県立福岡高等学校|福岡高校]]は、[[1927年]]夏に甲子園へ初出場を決め、[[1985年]]の夏まで10度甲子園に出場し8強入りも2度あるが、春の甲子園には一度も出場していない（昭和3年と4年には選抜されたが予算不足で辞退）。原則1府県1校の夏と違い、春は1地区2、3校と甲子園の出場枠が狭い。夏の甲子園に2ケタの出場経験があり春出場なしというのは福岡高校と[[中越高等学校|中越高校]]（新潟）の2校しかない<ref group="注">群馬の[[群馬県立高崎商業高等学校|高崎商]]は1998年まで夏出場10回ながら春の出場がなかったが、1999年に初出場</ref>（戦前は満州・朝鮮・台湾からも出場があり、満州の大連商が夏12回出場し準優勝もありながら、春の出場がないという例がある）。
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| − |
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| − | 夏の出場回数の方が極端に多い高校は他にもあり、青森の[[青森山田中学高等学校|青森山田]]は夏は[[2004年]]から[[2009年]]までの6年連続で出場し、計10回出場して11勝をあげているが、春の出場は[[2005年]]・[[2016年]]の2回のみで、いずれも初戦敗退に終わったため春は未勝利である。2ケタ以上の甲子園勝利がありながら春の勝利がない学校は2017年現在、青森山田と沖縄の[[沖縄県立浦添商業高等学校|浦添商]]（出場1回）だけである<ref group="注">沖縄水産は2回目の出場となった1996年、長崎の[[海星中学校・高等学校 (長崎県)|海星]]は5回目の出場となった2016年に初勝利</ref>。
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| − |
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| − | 主に夏に強い学校を「夏将軍」「夏の○○」と呼ぶ。北海道の[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]、福井の[[福井県立福井商業高等学校|福井商]]、京都の[[龍谷大学付属平安中学校・高等学校|龍谷大平安]]（旧平安）、広島の[[広島県立広島商業高等学校|広島商]]、愛媛の[[愛媛県立松山商業高等学校|松山商]]、高知の[[明徳義塾中学校・高等学校|明徳義塾]]、沖縄の[[沖縄県立沖縄水産高等学校|沖縄水産]]などが代表例である。
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| − | * 駒大苫小牧は夏7回出場し、2004年から3年連続で決勝に進出して2年連続優勝・準優勝1回だが、春は4回出場で2勝<ref group="注">2006年にも出場が決定していたが、前述の不祥事により辞退</ref>。
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| − | * 福井商は夏22回出場、春17回出場・準優勝1回あるが、春は2005年を最後に出場していない。
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| − | * 龍谷大平安は2016年春までに通算72回出場し、夏の大会では優勝が3回、準優勝が4回あるが、春は長年にわたりベスト4が最高で優勝がなく、2014年の大会において38回目の出場で初めて優勝した。
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| − | * 松山商は甲子園通算80勝のうち4分の3の60勝が夏の勝利である。
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| − | * 明徳義塾は夏優勝1回。春はベスト4が最高、初戦敗退は3回ある。
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| − | * 沖縄水産は夏9回出場して20勝・準優勝2回（20勝はすべて春初勝利の1996年以前のもの）。春は3回出場でわずか1勝である。
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| − | * 鹿児島商は夏13回出場して14勝に対し、春は12回出場して1勝と春の勝率が極端に低い。
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| − | === 春の甲子園専門 ===
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| − | 春の出場のみという高校は、2016年夏現在、甲子園の出場回数は最高でも4回である。兵庫の[[三田学園中学校・高等学校|三田学園]]、福岡の[[福岡市立博多工業高等学校|博多工]]がそれぞれ4度春の大会に出場しているが夏の出場はない。その2校と同じく春に4回出場した東京の[[二松學舍大学附属高等学校|二松学舎大付]]は、春は準優勝の経験がありながら夏は東京大会・東東京大会の決勝で10回敗れていたが、2014年に初出場。同じく東京の[[国士舘中学校・高等学校|国士舘]]は2005年に夏の初出場を果たすまで春は7回出場し、夏の未出場校では最多だった。[[福岡市立博多工業高等学校|博多工]]は過去3度夏の福岡大会決勝に進出するも、現在のところ夏の甲子園出場は実現できていない。ただし、和歌山の[[和歌山県立海南高等学校|海南]]（旧海南中、春14回<ref>旧・大成の2回を含む</ref>・夏4回）や大阪の[[上宮中学校・高等学校|上宮]]（春8回・夏1回<ref>1989年の夏初出場まで、春は同年（準優勝）を含め6回出場。</ref>）、[[履正社学園豊中中学校・履正社高等学校|履正社]]（春7回・夏3回、春13勝・夏3勝）のように、春の出場回数の方が極端に多い学校は出場枠の多い大都市圏を中心に多数存在する。例えば[[東海大学付属相模高等学校・中等部|東海大相模]]（神奈川）は、2000、2011年のセンバツで全国制覇したほか、'92（準優勝）、'95、'05、'06と近年もセンバツで好成績を残しているが、夏の甲子園は1977年の次の出場が2010年（準優勝）であった。前述の履正社はセンバツには2011年から2014年まで4年連続で出場し、準優勝が1回ベスト4回が1回あるが、夏は同府に[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭]]という強豪が存在することもあって2011年から2015年まで出場がなかった。<ref group="注">2015年夏の大阪大会では初戦で大阪桐蔭と対戦し、1-5で敗れた。この敗戦も含め、履正社は夏の大阪大会において大阪桐蔭に11連敗中である（2018年現在）。
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| − | </ref>
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| − | 春夏両方の出場経験はあるが、勝利したのは春だけという高校も存在し、香川の[[香川県立丸亀城西高等学校|丸亀城西]]（旧丸亀商）、兵庫の[[兵庫県立尼崎高等学校|県尼崎]]は春は7勝しているが夏の勝利はない。北海道の[[北照高等学校|北照]]は春は5回出場、ベスト8を2回経験しているが夏の勝利はない。なお、和歌山の[[和歌山県立向陽中学校・高等学校|向陽]]（旧海草中）は出場回数は春15回・夏7回と倍の差があるが、勝利数は春7勝・夏14勝と逆転している。夏は1929年に準優勝、1939年・1940年は連覇を達成しているが、春はベスト8が最高である。
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| − | 主に春に強い学校を「春将軍」「春の○○」「桜の○○」と呼ぶ。愛知の[[東邦高等学校|東邦]]（旧東邦商）、[[愛知工業大学附属中学校・名電高等学校|愛工大名電]]（旧名古屋電工→名古屋電気）、岐阜の[[大垣日本大学高等学校|大垣日大]]、広島の[[広陵高等学校 (広島県)|広陵]]（旧広陵中）などが代表例である。
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| − | * 東邦は甲子園通算70勝のうち約4分の3の51勝が春の勝利で、センバツでは優勝が4回（最多回数）、準優勝が2回あるが、夏は優勝経験はなく準優勝が1回のみである。
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| − | * 愛工大名電は甲子園通算20勝のうち16勝が春の勝利で、春は2004年準優勝、2005年優勝と好成績を残すも、夏は1981年に3勝（ベスト4）、1988年に1勝を挙げた以降、平成に入ってから8度出場も全て初戦敗退である。
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| − | * 大垣日大は春は2007年（準優勝）、2010年（ベスト4）、2011年（1勝）に出場しているが、夏の出場は2007年の次が2013年だった。<ref group="注">1967年から2004年夏までの東邦と2005年春からの大垣日大は[[阪口慶三]]監督が率いている。</ref>
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| − | * 広陵は春3回の優勝があるが、夏は準優勝4回で優勝はまだない（1927年は高松商に1対5、1967年は習志野に1対7、2007年は佐賀北に4対5と、3度目までは丁度40年周期で準優勝していた。4度目の決勝進出となった2017年は花咲徳栄に4対14で敗れ、またも優勝ならず）。
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| − |
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| − | === 新設校の快進撃 ===
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| − | 新設の野球部（最近では主に女子校の共学化）が突如として地方大会や全国大会を勝ち進むことがある。選手権大会では、[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]（南北海道）は1966年に、[[茨城県立明野高等学校|明野]]（茨城）は1979年に、共に創部3年目で出場した。選抜大会では、[[八千代松陰中学校・高等学校|八千代松陰]]は1980年に、[[東筑紫学園高等学校・照曜館中学校|東筑紫学園]]は1993年に、[[上宮太子中学校・高等学校|上宮太子]]は2000年に、共に創部3年目で出場した。[[済美高等学校 (愛媛県)|済美]]（愛媛）は創部2年目の2003年の夏までは目立った成績はあげられなかったが、その年の秋の四国大会でいきなり優勝し、2004年春の選抜でも快進撃は続き優勝、夏の選手権で準優勝（共に初出場）に輝いた。同様な例に、[[神村学園初等部・中等部・高等部|神村学園]]（鹿児島）の2005年春選抜準優勝などがある。また、2002年夏の選手権で、創部2年目でベスト8に進出した[[遊学館高等学校|遊学館]]（石川）は実質創部1年4ヶ月後である。2011年春の選抜に出場した[[創志学園高等学校|創志学園]]（岡山）は前年春の創部後、全員1年生で秋季中国大会準優勝を果たし、創部2年目で甲子園出場となった。この記録は'''史上最速で全国大会に出場した記録'''である。しかし結果は初戦敗退に終わった。なお創志学園は2010年、2011年夏の岡山大会は初戦で敗退しており、2012年夏に初勝利を挙げるまで甲子園出場経験がありながら夏の予選未勝利という珍しい状況であった。この他、2014年夏に春夏通じて初の甲子園出場を決めた[[秋田県立角館高等学校|角館（2代目）]]（秋田）は同年4月開校だが、1925年に開校した同名の旧校（初代、女子校の[[秋田県立角館南高等学校|角館南]]と統合）から野球部の歴史を引き継いでいる。また、2016年の第98回大会では、北北海道代表校として[[クラーク記念国際高等学校|クラーク国際]]が2014年春の創部から3年目で、通信制高校としても初の夏の甲子園出場を果たした。なお、創部1年目で、その年の夏に甲子園出場を果たした高校は、未だかつてない。
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| − | === 都立高校と甲子園 ===
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| − | 都立高校は夏の地区予選である東京大会が東西に分かれた1974年まで甲子園には出場できず、初出場したのはエース・[[市川武史]]を擁した[[第62回全国高等学校野球選手権大会|1980年夏]]の[[東京都立国立高等学校|国立]]とかなり遅い（[[和歌山県立箕島高等学校|箕島]]に0-5で敗戦。現在も国立は西東京代表唯一の都立校である）。その後[[東京都立城東高等学校|城東]]が[[第81回全国高等学校野球選手権大会|1999年]]と[[第83回全国高等学校野球選手権大会|2001年]]の夏に、[[第85回全国高等学校野球選手権大会|2003年夏]]にも[[東京都立雪谷高等学校|雪谷]]が出場した。また、[[選抜高等学校野球大会]]においては[[東京都立日野高等学校|日野]]が2002年、2010年、2017年の3大会に21世紀枠推薦校として選出され出場とはならなかったが、[[第86回選抜高等学校野球大会|2014年]]には同じく21世紀枠として選出された[[東京都立小山台高等学校|小山台]]が初めて都立高校として出場した。しかし前述の夏の大会を含めいずれも勝利を挙げることは出来ていない。つまり100年近く続いている大会で東京都のみ公立高校が甲子園大会で勝利しておらず、長い甲子園大会の歴史とは裏腹に都立高校にとって甲子園は程遠い存在となっている。その理由として歴史的に東京では私立高校を多く抱えていることが大きい。よって都立高校に甲子園出場の可能性が出てくるだけでも'''都立の星'''と報道される場合が珍しくない。（[[都立高等学校]]参照）全国高等学校野球選手権大会（夏の甲子園）東京大会、東西東京大会では甲子園出場経験のある小山台（1949年、2018年）、雪谷（2009年）を含め、[[東京都立日比谷高等学校|日比谷]]（1946年）、[[東京都立東大和高等学校|東大和]]（1978年、1985年）、日野（2013年）が準優勝し甲子園出場をあと一歩のところで逃している。
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| − |
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| − | === 最も遅い初記録 ===
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| − | {| class="wikitable" style="text-align:center"
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| − | |+ 47都道府県最後の各記録
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| − | ! 記録 !! シーズン !! 都道府県 !! 大会 !! 達成した学校 !! 備考
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| − | |-
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| − | ! rowspan="3" | 初出場
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| − | | 春 || 山形 || 1973年・第45回 ||日大山形 ||
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| − | |-
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| − | | 夏 || 沖縄 || 1958年・第40回 ||首里 ||
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| − | |-
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| − | | 春夏通じて || 沖縄 || 1958年夏・第40回 ||首里 || 宮崎・沖縄は[[学制改革]]以前の出場が春夏通じて無い。
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| − | |-
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| − | ! rowspan="3" | 初勝利
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| − | | 春 || 新潟 || 2006年・第78回 ||日本文理 ||
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| − | |-
| |
| − | | 夏 || 滋賀 || 1979年・第61回 ||比叡山 ||
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| − | |-
| |
| − | | 春夏通じて || 山形 || 1973年春・第45回 ||日大山形 ||
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| − | |-
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| − | ! rowspan="3" | 初ベスト8
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| − | | 春 ||新潟 ||2006年・第78回 ||日本文理 ||
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| − | |-
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| − | | 夏 ||山形 ||2006年・第88回 ||日大山形 ||
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| − | |-
| |
| − | | 春夏通じて ||山形 ||2004年春・第76回 ||東海大山形 ||
| |
| − | |-
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| − | ! rowspan="3" | 初ベスト4
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| − | | 春 || || || ||福島・新潟・石川・滋賀・島根・佐賀が未達成
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| − | |-
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| − | | 夏 || || || ||富山が未達成
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| − | |-
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| − | | 春夏通じて ||新潟 ||2009年夏・第91回 ||日本文理 ||
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| − | |-
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| − | |}
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| − |
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| − | === 身体障害者、特別支援学校の出場 ===
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| − | 日本学生野球憲章では都道府県の高等学校野球連盟に加入できない[[特別支援学校]]（[[学校教育法]]の扱いが異なる）の出場を認めていない。しかし1983年、『[[沖縄県立沖縄ろう学校#沖縄県立北城ろう学校|北城ろう学校]]高等部』が当時の高野連会長[[牧野直隆]]の計らいで特例として沖縄県予選に出場を果たした<ref>出場が認められたのは沖縄県大会のみであり仮に県大会で優勝しても全国大会へは出場できなかった。</ref>。この話は戸部良也『青春の記録 [[遥かなる甲子園]] 聴こえぬ球音に賭けた16人』、[[小野卓司]]の『廃校の夏〜風疹児たちのプレイボール』（講談社刊）としてノベル化や映画化された。2015年秋からは鹿児島高等特別支援学校の選手が連合チームに参加している<ref>[http://www.asahi.com/koshien/articles/ASH9L4HBVH9LTLTB00F.html 鹿児島）特別支援学校、夢の公式戦へ 秋季高校野球] 朝日新聞、2015年9月21日</ref>。
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| − |
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| − | === サイレン ===
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| − | [[日本のアマチュア野球]]では、その機能が設置されている野球場の場合、プレイボール時とゲームセット後の挨拶時に、ほとんどの場合モーターサイレンが吹鳴される。甲子園球場での高校野球大会では、春・夏を問わず球場の開場時間、プレイボールとゲームセット後に長吹鳴の、また試合直前のシートノック（守備練習）開始・終了時に短吹鳴のサイレンが吹鳴される。高校野球では決勝戦を除いて、最低でも1日に2試合を行うため<ref group="注">ただし、引き分けや雨天ノーゲームなどによって再試合に至った場合は、1試合のみ行うことがある。</ref>、試合待ちの選手や担当係員への伝達のためにサイレンが必要となっている。
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| − |
| |
| − | アマチュア野球にモーターサイレンが導入された経緯については、詳しくわかっていない<ref>マーティ・キーナート「文武両道、日本になし」</ref>。ただ、1937年[[第23回全国中等学校優勝野球大会|第23回選手権大会]]は[[盧溝橋事件]]が始まった直後に開会されたため、試合の開始・終了はサイレンを使用せず、進軍ラッパが代用された。
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| − |
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| − | その他、夏の全国高校野球選手権大会期間中の8月15日（[[終戦の日]]）の正午には、黙祷を行うため1分間にわたってサイレンが鳴らされる（1963年の第45回大会から）。ただし、正午が試合中でない場合はこの限りではなく、観客の安全面を考慮して試合開始直前に鳴らされており、2010年は12時7分、2014年は12時15分、2016年は12時6分に鳴らされた（各年とも、3試合開催日の第2試合開始前）。
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| − | === 甲子園出場の経験を持つ人物 ===
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| − | {{百科事典的でない|type=NOTDIRECTORY|date=2012年9月|section=1}}
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| − | '''プロ野球選手経験者を除く。また高校名は出場当時の学校名で記述している。'''
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| − | ==== 芸能人 ====
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| − | {|class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! 名前 || 高校名 || 出場大会 || 備考
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| − | |-
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| − | |[[山本譲二]] || 早鞆 || 1967・第49回夏 ||
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| − | |[[美木良介]] || 岡山東商 || 1974・第46回春、1975・第57回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[森永健司]] || 広島商 || 1981・第63回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[レッド吉田]]（[[TIM (お笑いコンビ)|TIM]]） || 東山 || 1983・第65回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[ゴルゴ松本]]（TIM） || 熊谷商 || 1985・第57回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[有田真平]] || 海星（長崎県） || 1989・第71回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[関泰章]] || 帝京 || 1998・第80回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[とにかく明るい安村]] || 旭川実 || 1999・第81回夏 ||
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| − | |-
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| − | |宮田慧（[[BREATHE]]） || 東北 || 2001・第73回春 ||
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| − | |[[伊藤毅 (俳優)|伊藤毅]] || 桐生第一 || 2003・第85回夏 ||エースとしてベスト4進出に貢献。
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| − | |-
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| − | |[[安藤龍]]（[[PureBoys]]） || 静清工 || 2005・第87回夏 ||
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| − | |-
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| − | |池田和希（バブルズマンション）|| 清峰 || 2006年・第78回春<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1524501.html センバツ準Ｖナイン池田和希、Ｍ―１で初戦突破] - 日刊スポーツ 2015年8月17日21時54分発信（2017年1月3日閲覧）</ref>、第88回夏<ref>[http://www.tv-asahi.co.jp/ametalk/backnumber/0147/ 7月16日（土）夏のアメトーーーーク 高校野球大大大大好き 栄冠は君に輝くＳＰ!!]</ref> ||
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| − | |-
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| − | |[[本川翔太]] || 倉吉北 || 2006・第88回夏 ||大会第15号本塁打を放つ。
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| − | ==== 放送局員 ====
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| − | {|class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! 名前 || テレビ局名 || 役職 || 高校名 || 出場大会 || 備考
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| − | |-
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| − | |[[中江陽三]] || [[日本放送協会|NHK]] || アナウンサー || 東京高等師範付中 || 1946・第28回夏 ||孫は[[清宮幸太郎]]。
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| − | |-
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| − | |[[林正浩]] || [[TBSテレビ|TBS]] || アナウンサー || 桜美林 || 1973・第45回春 ||2016年3月で定年退職し、翌4月より[[キャスト・プラス]]所属。
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| − | |-
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| − | |[[伊藤慶太]] || NHK || アナウンサー || 秋田 || 1989・第61回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[上重聡]] || [[日本テレビ放送網|日本テレビ]] || アナウンサー || PL学園 || 1996・第78回夏<br />1998・第70回春、第80回夏 || 第80回夏・準々決勝では、[[松坂大輔]]を擁する[[横浜中学校・高等学校|横浜高校]]と、<br />[[PL学園対横浜延長17回|延長17回の死闘]]を演じたチームのエースである。
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| − | |-
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| − | |[[矢野勝嗣]] || [[愛媛朝日テレビ]] || 営業→記者<br />→営業 ||松山商 || 1996・第68回春、第78回夏 || 第78回夏決勝戦では、延長10回裏に右翼手で出場の直後、<br />いわゆる「[[第78回全国高等学校野球選手権大会決勝|奇跡のバックホーム]]」を演じて[[サヨナラゲーム|サヨナラ負け]]を阻止。<br />延長11回表に先頭打者として二塁打、決勝のホームを踏むなど、<br />優勝に大きく貢献した。
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| − | |-
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| − | |[[中村信博 (アナウンサー)|中村信博]] || NHK || アナウンサー || 高松 || 2005・第77回春 ||
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| − | |}
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| − | ==== 競輪選手 ====
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| − | {|class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! 名前 || 期 || 高校名 || 出場大会 || 備考
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| − | |-
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| − | |[[鈴木保巳]] || 1 || 県立前橋 || 1948・第30回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[坂東利則]] || 28 || 市立西宮 || 1964・第36回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[宮内英雄]] || 41 || 銚子商 || 1974・第56回夏 || 主将として選手宣誓も行った。
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| − | |-
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| − | |[[星川淳 (競輪選手)|星川淳]] || 41 || 東海大相模 || 1974・第56回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[岡本新吾]] || 42 || 伊都 || 1975・第47回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[佐古雅俊]] || 45 || 福井 || 1976・第58回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[荒川博之]] || 49 || 小山 || 1976・第48回春、第58回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[大井健司]] || 54 || 平安 || 1980・第52回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[南雲孝之]] || 54 || 二松学舎大付 || 1982・第54回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[工正信]] || 55 || 広島商 || 1982・第64回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[渡辺一貴]] || 58 || 比叡山 || 1982・第64回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[澤田光浩]] || 63 || 福井 || 1985・第67回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[森内章之]] || 64 || 熊本工 || 1986・第58回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[角田直樹]] || 71 || 高崎商 || 1990・第72回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[粕谷正美]] || 78 || 宇都宮工 || 1989・第61回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[合志正臣]] || 81 || 熊本工 || 1995・第67回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[阿竹智史]] || 90 || 徳島商 || 1999・第81回夏、2000・第82回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[伊原克彦]] || 91 || 福井商 || 1999・第71回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[阿久津浩之]] || 94 || 佐野日大 || 2001・第83回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[上田栄蔵]] || 95 || 伊都 || 1995・第67回春、1996・第68回春 ||
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| − | |-
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| − | |[[矢口大樹]] || 95 || 千葉経大付 || 2004・第86回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[高市訓但]] || 97 || 済美 || 2005・第87回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[中井太祐]] || 97 || 智辯学園 || 2007・第89回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[一ノ瀬貴将]] || 98 || 長崎日大 || 2003・第85回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[西山圭二]] || 100 || 徳島商 || 2000・第82回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[大矢崇弘]] || 107 || 早稲田実 || 2009・第81回春 ||
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| − |
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| − | |}
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| − |
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| − | ==== プロゴルファー ====
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| − | {|class="wikitable"
| |
| − | |-
| |
| − | ! 名前 || 高校名 || 出場大会 || 備考
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| − | |-
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| − | |[[渡辺司]] || 日大一 || 1973・第45回春、第55回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[平石武則]] || 東洋大姫路 || 1977・第59回夏 ||
| |
| − | |-
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| − | |[[須藤聡明]] || 取手一 || 1972・第54回夏、1973・第55回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[桑田泉]] || PL学園 || 1987・第59回春、第69回夏 ||実兄は[[桑田真澄]]
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| − | |}
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| − |
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| − | ==== 競艇選手 ====
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| − | {|class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! 名前 || 高校名 || 出場大会 || 備考
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| − | |-
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| − | |[[三井所尊春]] || 佐賀商 || 1997・第79回夏 ||
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| − | |-
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| − | |[[安河内将]] || 小城 || 2007・第79回春<ref>[http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/09/14/kiji/K20120914004108440.html 【卒業記念競走】元甲子園球児・安河内、逆転優勝！] - スポニチアネックス ギャンブルページ 2012年9月14日発信（2016年10月10日閲覧）</ref> ||[[國學院大學]]卒業後に競艇選手に転向<br />養成所時代に[[養成所チャンプ|やまとチャンプ]]となる
| |
| − | |-
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| − | |[[石丸海渡]] || 今治西 || 2011・第93回夏<ref>[http://www.asahi.com/koshien/localnews/OSK201202130164.html 甲子園球児が競艇の道へ 小柄な体生かし挑戦 愛媛] - 朝日新聞デジタル 高校野球ページ 2012年2月14日0時35分発信（2016年3月21日閲覧）</ref> ||
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| − | |-
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| − | |[[佐々木翔斗]] || 龍谷大平安 || 2014・第86回春<ref>[http://vpoint.jp/photonews/41327.html 甲子園球児の佐々木翔斗さん、新たな夢へ] - Viewpoint 2015年4月12日発信（2016年3月21日閲覧）</ref> ||優勝経験者初の競艇選手
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| − | |}
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| − |
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| − | ==== 大相撲力士 ====
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| − | {|class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! 名前 || 高校名 || 出場大会 || 備考
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| − | |-
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| − | |[[武蔵平順]]（本名:森宗順平） || 広陵 ||2007・第89回夏 2008・第90回夏 ||2017年1月に引退<br />最高位は序二段
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| − | |}
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| − |
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| − | ==== 実業家 ====
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| − | {|class="wikitable"
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| − | |-
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| − | ! 名前 || 高校名 || 出場大会 || 備考
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| − | |-
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| − | ||[[韓裕]] || 京都商 || 1981・第63回夏 || 準優勝時のスタメン
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| − | |}
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| − |
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| − | === 放棄試合・没収試合 ===
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| − | [[放棄試合|放棄試合・没収試合]]は全国大会での例はないが、地方大会で発生している。主な原因は一方的な試合展開による人数不足が原因であるが、下記のような例もある。
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| − | * 1959年の島根県大会準決勝では前日日没再試合となった後再試合の実行を前に[[島根県立大社高等学校|大社高校]]側が審判の交代や主催者の謝罪を要求。高野連側が拒否し試合を開始、大社高校側が納得せず守備につかなかったため、大社高校に没収試合が宣せられた。
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| − | * 1969年の長野県大会では打球の判定をめぐりスタンドから数人が乱入、試合が中断。[[長野県丸子修学館高等学校|丸子実高]]側が日没再試合狙いの遅延行為に出たため没収試合の裁定が下るがこの裁定に激昂した丸子実高側の観客がスタンドに放火、球場設備を壊すなどの暴動を起こし、逮捕者2名を出した<ref>朝日新聞昭和44年7月26日号</ref>。試合後丸子実高には2年間の対外試合停止処分が課されたが11カ月後に処分は解除された。
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| − | * 2007年の大阪府大会では[[近畿大学泉州高等学校|飛翔館]]の投手が打球の直撃で心肺停止状態に陥り、AEDによる蘇生措置によって一命を取り留めるという事態が発生。この出来事にショックを受けた飛翔館側から放棄試合とすることが申し入れられた<ref>[http://www2.asahi.com/koshien/news/OSK200704300021.html 打球直撃の投手、AEDで救命処置 高校野球・大阪]、[[朝日新聞]]、2007-04-30</ref>。{{see also|自動体外式除細動器#日本の使用状況}}
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| − | * 2008年の埼玉県大会では[[埼玉県立川本高等学校|川本高校]]の先発投手の投球数が250球を超えたことから（2回途中0対66で負けていた）、選手の健康を考え川本高校の監督が試合放棄を申し出て受理された<ref>[http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/hs/news/20080416-OHT1T00045.htm 2回途中0-66、試合放棄申し出る…埼玉県大会] スポーツ報知 2008年4月16日</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20080429190745/http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/hs/news/20080416-OHT1T00045.htm 2回途中0―66、試合放棄申し出る…埼玉県大会] ウェブアーカイブ保存ページ</ref>。
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| − | * 2011年の広島県大会では[[広島県立広島井口高等学校|広島井口高]]と[[広島工業大学高等学校|広島工大高]]、双方の選手が[[熱中症]]で次々に倒れ、特に広島工大高は控え選手まで使い切ってしまったため試合続行が不可能となり没収試合が宣告された。{{main|放棄試合#日本高校野球}}
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| − | === 4アウト、四球でも四球でなし ===
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| − | * [[第64回全国高等学校野球選手権大会|1982年選手権]]、[[島根県立益田高等学校|益田]]対[[北海道帯広農業高等学校|帯広農業]]で、9回表の益田の攻撃の際、1イニングで4アウトという珍事が発生した。{{Main|第4アウト#補足}}
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| − | * [[第66回選抜高等学校野球大会|1994年選抜大会]]、[[福岡県立小倉東高等学校|小倉東]]対[[三重県立桑名西高等学校|桑名西]]で、スコアボードのミスにより球審が四球を宣告せず。他の審判や選手からのアピールがなかったためプレーが続行された。試合後審判が謝罪した<ref>[http://www2.asahi.com/koshien/column/data/data_24.html 恒川直俊 記録で読む甲子園「ミスから生まれた無四死球試合」-高校野球] asahi.com（朝日新聞） 2007年09月19日</ref>。
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| − | === 誤審を招いた歴代優勝校ボード ===
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| − | [[第56回選抜高等学校野球大会|1984年選抜大会]]、佐賀商業対[[滋賀県立高島高等学校|高島]]で、ラッキーゾーンのフェンス手前でワンバウンドしてスタンドインしたエンタイトル二塁打の打球を本塁打と[[誤審]]。試合後に高野連が会見して誤審を認め、誤審の原因となった選抜高等学校野球大会歴代優勝校ボード（白地に歴代優勝校の校章が描かれていたパネルボードであった。また、このパネルボードは夏の全国高等学校野球大会では掲出されていない）<ref>日本経済新聞1984年3月28日</ref> を全て撤去し、翌1985年の大会から掲出されなくなった。
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| − | 当時の高野連会長・[[牧野直隆]]は試合後、誤審を行った審判と共同での記者会見を行い、誤審の原因を説明し「選手が判定に疑問を持ったらどんどんアピールしてよい」と発言している<ref>1984年3月27日NHKニュースおよび朝日新聞1984年3月28日付</ref>。
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| − | === 問題とされた作戦 ===
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| − | * 1992年8月16日に行われた明徳義塾対星稜の試合では明徳義塾の監督は星稜の4番[[松井秀喜]]に対し5打席すべてを敬遠するという作戦に出た。試合は明徳義塾が勝利したが試合終了直後から試合内容に納得のいかない観客から「帰れ」コールや[[ブーイング]]が起き、これによって校歌斉唱の声が潰されただけではなく、高野連が異例の声明を発表する事態になる。監督は試合終了後に「高校生の中に一人プロが混じっていた。勝つために（敬遠を）指示した」と記者団に答えた。スポーツ紙、テレビニュース、一般紙は明徳義塾の行動に対する非難を行い、プロ野球経験者は非難、擁護と意見が二分した。
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| − | {{main|松井秀喜5打席連続敬遠}}
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| − | * 2006年に行われた高校野球県秋田県予選準決勝の[[秋田県立本荘高等学校|本荘]]対秋田戦で行われた、雨天ノーゲームを巡る遅延行為と故意遅延プレーの発生。9-1と本荘がリードしていた5回裏に、雨天による一時中断があった。高野連のルールでは7回が終了しない状態では雨天ノーゲームとなるため、秋田は雨天ノーゲームを狙い、打者が一球ごとに打席を外す、投球テンポを遅くする、送球されたボールを盗塁したランナーを故意にタッチせず進塁させるなどの遅延行為を行った。本荘はそれに対抗し、監督の指示でわざとアウトになるようなプレー（敬遠球への空振りや無謀な盗塁）を行った（試合は本荘がコールド勝ち）。この試合では本荘の行為のみが問題とされ始末書の提出を県高野連から求められたが、秋田へは何の処分もなかった<ref>サンケイスポーツ2006年7月23日付など</ref>。
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| − | * <!--野球と直接の関係なし[[第93回全国高等学校野球選手権大会|2011年の選手権大会]]で[[習志野市立習志野高等学校|習志野高校]]（千葉）の吹奏楽部が引率教師の指示の下作戦の一環として（習志野の）攻撃中はナインの背中を押すため管楽器のベル（音が出る部分）をバッターボックスに向ける。相手校が「タイム」をかけてマウンドに集まれば、マウンドに向きを変え「相手ベンチからの指示を聞こえなくしたり、マウンド上での会話をしにくくしたりする」ことをした<ref>甲子園2011（週刊朝日2011.8.15増刊号）</ref><ref>[http://www.tbs.co.jp/radio/nichiten/pod/20110807.html TBSラジオ 安住紳一郎の日曜天国「気の弱いピッチャーをビビらせる]」</ref>。高野連はこれを問題視。習志野高校学校関係者や習志野高校野球部・小林徹監督を呼び出し厳重注意した<ref>[http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/npb/581232/ 週刊ポスト2012年8月10日号]</ref>。この習志野高校吹奏楽部の試合妨害問題については、高野連に対して「スタンドの生徒、吹奏楽、応援団が一体となってこその高校野球」「音で邪魔した証拠はない」と擁護する意見や”干渉しすぎ”との意見がある。しかし静岡新聞社は試合後に「ごう音のような吹奏楽による応援」、静岡高校の選手の感想として「グラウンド上では、声による意思疎通ができなかった」と報道しており、習志野高校吹奏楽部が試合の妨害を意図して爆音を発し、その結果、試合に重大な影響を及ぼしたことは事実であるとした。<ref>[http://www.47news.jp/sports/hibaseball/2011/08/post_20110808123307.html 2011/08/08 10:32 【静岡新聞】]</ref>-->
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| − | * 2000年鹿児島大会の[[鹿児島市立鹿児島玉龍中学校・鹿児島玉龍高等学校|鹿児島玉龍]]対[[樟南高等学校|樟南]]戦（7月12日）飛球を巡る審判の判定に樟南の監督[[枦山智博]]が主将[[青野毅]]を通じ30分にわたり抗議。最終的に審判がマイクで観客に説明した。試合後の会見で枦山は「判定が覆らないのはわかっていたが自軍選手の鼓舞、相手高校の良い流れを断ち切るための作戦として抗議を行った」と説明<ref name="「抗議で30分中断」『朝日新聞』2000年7月13日付朝刊18面">「抗議で30分中断」『朝日新聞』2000年7月13日付朝刊18面</ref>。当時、枦山は県高野連の[[理事]]を務めていたが、試合後抗議をした責任を取り理事辞任を申し出た<ref name="『読売新聞』2000年7月16日付西部本社朝刊28面。">『読売新聞』2000年7月16日付西部本社朝刊28面。</ref>。県高野連は7月20日に理事会を開催して枦山の辞任を了承、同時に再発防止策として枦山に始末書の提出を求めた<ref>『朝日新聞』2000年7月21日付西部本社朝刊鹿児島31面</ref>。
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| − | === 見出しで「誤審」と報道 ===
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| − | * [[岡山県立倉敷工業高等学校|倉敷工業]]対[[金光大阪中学校・高等学校|金光大阪]]（[[第81回選抜高等学校野球大会|2009年選抜]]） - 一死三塁の場面で倉敷工業がスクイズを敢行。突っ込んできた三塁走者に触球する際、ミットから球がこぼれ空タッチとなったが球審は正規触球後の落球としてアウトと判定。主将が抗議したが判定は覆らず。この判定に対し、試合を見ていた視聴者から抗議電話が殺到した。しかし試合は倉敷工業が延長12回サヨナラ勝ちし勝敗は左右しなかった<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/senbatsu/2009/news/p-bb-tp3-20090322-473945.html 倉敷工“誤審”負けず逆転発進/センバツ - 第81回センバツ高校野球ニュース] nikkansports.com 2009年3月22日</ref>。
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| − | * [[花巻東高等学校|花巻東]]対[[盛岡大学附属高等学校|盛岡大付]]（2012年[[全国高等学校野球選手権岩手大会|選手権岩手大会]]決勝） -3回表、一死一・二塁の場面で盛岡大付の選手が放った左翼ポール付近の打球を審判が本塁打と判定。花巻東の伝令が「ファウルではないのか」と猛抗議するが、試合は3－5で花巻東が敗退した。この試合は同大会準決勝でアマチュア野球史上初となる最速160km/hを記録した注目右腕・[[大谷翔平]]（現[[ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム|ロサンゼルス・エンゼルス]]）の最後の夏の甲子園出場をかけた試合だったため試合前から注目度が高く、この判定は全国的に知れ渡った。翌日のスポーツ紙は「大谷、審判の誤審に泣く」「花巻東、誤審の前に消える」などと誤審と決めつける見出しを打ち、敗れた花巻東に同情する記事を掲載した<ref>スポーツニッポン2012年7月26日付など</ref>。また、この一件に関して、この年の全国選手権大会の閉会式において高野連会長[[奥島孝康]]が講評の中で「とりわけ残念なのが、大谷投手を甲子園で見られなかったこと」と述べた。この発言に対し、高野連に「盛岡大付を侮辱し、失礼ではないか」などの批判が寄せられたという<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/sports/hsb/2012/news/20120824-OYT1T00031.htm 盛岡大付高を侮辱？高野連会長の発言とは]：読売新聞(2012年8月24日)</ref>。
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| − | === 幻の甲子園大会 ===
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| − | {{Main|1942年の全国中等学校野球大会}}
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| − | 太平洋戦争中の1942年8月、[[文部省]]主催（本大会のみ[[朝日新聞社]]ではなかった）の大日本学徒体育振興大会の一つとして、全国から16代表を集めて開催された。2010年8月のNHK「戦争と平和」特集で「幻の甲子園」として採り上げられた。
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| − | === 地域事情 ===
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| − | 2017年現在、春は福島・新潟・石川・滋賀・島根・佐賀の6県が、夏は富山県がベスト4に入っていない。
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| − | ==== 北海道 ====
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| − | 北海道は1959年から南・北に分割され、南北海道代表は函館（渡島・檜山管内全域）・小樽（後志管内全域）・室蘭（胆振・日高管内全域）・札幌（石狩管内全域）の4地区、北北海道代表は空知（空知管内全域）・旭川（上川・留萌管内中南部）・名寄（上川・留萌管内北部及び宗谷管内全域）・北見（オホーツク管内全域）・十勝（十勝管内全域）・釧根（釧路・根室管内全域）の6地区に分かれている。なお2006年まで空知地区は、南空知地区が南北海道・北空知地区が北北海道だった。少子化・過疎化に伴う学校数減少と南北北海道の学校数のバランスを取るために、2007年春季全道大会から南空知地区（南北海道）と北空知地区（北北海道）を空知地区として統一の上、北北海道に編入した経緯がある。
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| − |
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| − | 南北海道はかつては札幌地区に有力校が多かったが、進学校化や選手の分散・流出や駒大苫小牧を筆頭とする苫小牧近郊の高校の台頭も著しい。北北海道は旭川地区が圧倒的勢力で、十勝地区がこれに次いでいたが、空知地区の編入により、勢力が移りつつある。名寄地区のみが春夏通じて甲子園出場校を出していない。
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| − | かつて、北海道は、{{by|2004年}}夏の駒大苫小牧の優勝まではベスト4進出が1928年の[[北海高等学校|北海]]のみ、ベスト8進出は1931年の[[北海学園札幌高等学校|札幌商]]（南北海道）、1961年・1962年・1994年の北海（南北海道）と1995年の[[旭川実業高等学校|旭川実]]（北北海道）のみだった。春の代表は1963年に北海が、2015年に[[東海大学付属札幌高等学校|東海大四]]が準優勝、[[駒澤大学附属岩見沢高等学校|駒大岩見沢]]が1983年にベスト8、1993年にベスト4まで勝ち進んでいる。
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| − | 駒大苫小牧が大会のチーム打率（チーム打率.448を記録）を更新する豪打で2004年夏に北海道勢として初優勝。その駒苫ナインを乗せた飛行機内では、深紅の大優勝旗が史上初めて北の大地へと到達することを記念して、キャビンアテンダントが「みなさま、当機はただいま[[津軽海峡]]を越えました。当機には高校野球の甲子園大会で優勝された駒大苫小牧高校の選手や関係者の方々にご搭乗いただいております。甲子園大会の深紅の大優勝旗も、ただいま初めて津軽海峡を越えました」と放送し、乗客はこぞって歓声を上げたという<ref>時事通信 [http://www.jiji.com/jc/v?p=baseball_library_kojien_05 高校野球ライブラリー「津軽海峡を越えたのは…」] 2012年12月14日閲覧</ref>（駒苫の優勝時に発行された[[北海道新聞]]の号外では「大旗海峡渡る」と表記された）<ref>北海道新聞 [http://www5.hokkaido-np.co.jp/pdf/20040822165308_5.pdf 号外「駒苫優勝」](2004年8月22日)2012年12月14日閲覧</ref>。続く2005年夏には57年ぶりの夏2連覇、そして2006年夏には優勝こそ逃したものの、決勝で[[早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部|早稲田実業]]と球史に残る死闘を演じ、延長15回引き分け再試合の末、準優勝。21年ぶりの夏3年連続決勝進出を果たした。
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| − |
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| − | 甲子園で北海道のチーム同士の対戦が今までに1度だけある。1994年夏の2回戦、北海（南北海道）対[[北海道砂川高等学校|砂川北]]（北北海道）の試合であり、北海が10-1で勝利を収めた。この大会で、北海は北海道勢として夏は32年ぶりのベスト8進出を果たした。
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| − | 旭川市より北側の日本最北端に近い地域の野球部として、1993年夏に[[稚内大谷高等学校|稚内大谷]]、2004年夏に[[北海道雄武高等学校|雄武]]、2005年夏・2006年夏・2011年夏・2012年夏に[[北海道遠軽高等学校|遠軽]]が北北海道大会決勝に進出したが、いずれも敗退した。2005年夏には日本最東端の[[北海道根室高等学校|根室]]と最北端野球部の[[北海道稚内高等学校|稚内]]（日本最北端の[[北海道礼文高等学校|礼文]]は野球部が無い）が北大会に出場したが、初戦で敗退した。
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| − |
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| − | 2017年現在、最北の出場校は遠軽（2013年春・21世紀枠）、夏では[[北海道網走南ヶ丘高等学校|網走南ヶ丘]]（1967年夏）である。最東の出場校は[[北海道中標津高等学校|中標津]]（1990年夏）である。
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| − |
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| − | <div style="width:70%; float:left; vertical-align:top;">
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| − | {| class=wikitable
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| − | |+ '''過去の北海道勢の戦績（決勝）'''
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| − | |-
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| − | !開催年
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| − | !大会
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| − | !学校
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| − | !colspan=2|結果
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| − | !相手校
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| − | |-
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| − | |1963年
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| − | |春・第35回
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| − | |[[北海高等学校|北海]]（南北海道）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-10
| |
| − | |[[下関市立下関商業高等学校|下関商]]（山口）
| |
| − | |-
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| − | |2004年
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| − | |夏・第86回
| |
| − | |[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]（南北海道）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |13-10
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| − | |[[済美高等学校 (愛媛県)|済美]]（愛媛）
| |
| − | |-
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| − | |2005年
| |
| − | |夏・第87回
| |
| − | |駒大苫小牧（南北海道）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |5-3
| |
| − | |[[京都外大西高等学校|京都外大西]]（京都）
| |
| − | |-
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| − | |2006年
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| − | |夏・第88回
| |
| − | |駒大苫小牧（南北海道）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-1（延長15回引き分け）<br />3-4（再試合）
| |
| − | |[[早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部|早稲田実]]（西東京）
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| − | |-
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| − | |2015年
| |
| − | |春・第87回
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| − | |[[東海大学付属札幌高等学校|東海大四]]（南北海道）
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| − | |準優勝
| |
| − | |1-3
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| − | |[[敦賀気比高等学校・付属中学校|敦賀気比]]（福井）
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| − | |-
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| − | |2016年
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| − | |夏・第98回
| |
| − | |北海（南北海道）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-7
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| − | |[[作新学院高等学校|作新学院]]（栃木）
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| − | |}
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| − | </div>
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| − |
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| − | <div style="width:30%; float:right; vertical-align:top;">
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| − | {| class=wikitable
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| − | |+ '''（参考）過去の北海道勢の決勝戦進出回数'''
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| − | |-
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| − | !rowspan="2"|地区
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| − | !colspan="2"|春
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| − | !colspan="2"|夏
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| − | |-
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| − | !style="width:3em"|優勝
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| − | !準優勝
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| − | !style="width:3em"|優勝
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| − | !準優勝
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| − | |-
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| − | |<div style="text-align:center;">北北海道</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
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| − | |<div style="text-align:center;">南北海道</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
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| − | |-
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| − | !合計
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| − | !0
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| − | !2
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| − | !2
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| − | !2
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| − | |-
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| − | |}
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| − | </div>
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| − |
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| − | {{clear|left}}
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| − | ==== 東北 ====
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| − | 甲子園大会ではかつて東北地方以北からは優勝校が出なかったため、関東の高校が優勝して『箱根の関』を越えて以降は、歴史上の関所になぞらえて優勝旗が『[[白河の関]]』を越す・越さない、と象徴的に表現されてきた。
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| − |
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| − | しかし2004年・夏の大会において、[[駒澤大学附属苫小牧高等学校|駒大苫小牧]]（南北海道）が全国制覇を成し遂げると、それまでの最北だった[[作新学院高等学校|作新学院]]（栃木）を大きく更新し、優勝旗は白河の関どころか一気に津軽海峡をも渡り、高校野球史上初めて北の大地に達することとなった（北海道の欄参照）。駒大苫小牧の優勝後、[[白河市]]長が[[苫小牧市]]長宛てに祝福の手紙を送っている<ref>朝日新聞 [http://www2.asahi.com/koshien2004/news/TKY200408230373.html 「『白河越え』は死語に? 駒大苫小牧の優勝で地元心配」] 2004年8月23日、2012年9月19日閲覧</ref>。
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| − |
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| − | 2009年春には岩手の[[花巻東高等学校|花巻東]]が決勝に駒を進めたが、紫紺旗を長崎にもたらした初の高校である[[長崎県立清峰高等学校|清峰]]に阻まれ、翌日の一部スポーツ紙には「津軽海峡は渡ったけどまだ越えられない白河の関」という見出しがつけられた<ref>スポーツニッポン2009年4月3日</ref>。また2011年は光星学院が青森勢としては夏選手権で42年ぶりに、さらに翌2012年春選抜では再び光星学院が青森勢として史上初の決勝進出をそれぞれ果たしたものの、いずれも決勝戦で敗れ準優勝に終わった。
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| − |
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| − | さらに、同2012年夏も光星学院が3季連続で甲子園大会の決勝戦に進出。3季連続の決勝進出は、1983年夏から1984年夏の[[PL学園中学校・高等学校|PL学園]]以来28年ぶりとなった。また、対戦相手は奇しくも同年春選抜優勝の[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭]]（大阪）とだったが、同じ年の春夏の甲子園大会で決勝戦が同一カードとなるのは史上初だった。「三度目の正直」での優勝を目指した光星学院だった。その2012年夏の大会決勝戦を前に光星学院（現・[[八戸学院光星高等学校|八戸学院光星]]）の仲井宗基監督は「いつまでも（マスコミから）白河の関と言われないように結果を出したい」とコメントするほどであった<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/08/22/kiji/K20120822003954570.html 光星学院 仲井監督「いつまでも白河の関と呼ばれないように」 スポニチアネックス2012年8月22日配信 2013年1月19日閲覧]</ref>。しかし、又しても大阪桐蔭に敗れて3季連続の準優勝に終わり、悲願の全国制覇はならなかった。
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| − |
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| − | このように、東北地方の高校は、2015年夏までに春夏合計で11回（春3回・夏8回）も決勝戦まで勝ち進んでいながら、未だ優勝したことは1度も無い。東北地方の学校が優勝していない原因については、[[#北海道|北海道]]と同様の不利を挙げられることがある。実際、降雪期から隔たった秋季に行われる国体や明治神宮大会は、優勝校を出すことに成功している。国体でも1952年に[[岩手県立盛岡商業高等学校|盛岡商]]（岩手）が、明治神宮大会では1977年に[[東北高等学校|東北]]（宮城）が、それぞれ東北勢として初優勝している。
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| − |
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| − | 白河関跡に建立されている白河神社は2009年以降、東北代表の6校に白河関の通行手形を送っている。
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| − | 東北の県のうち、山形県だけが春夏とも決勝進出経験がない。
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| − | <div style="width:65%; float:left; vertical-align:top;">
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| − | {| class=wikitable
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| − | |+ '''過去の東北勢の戦績（決勝）'''
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| − | |-
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| − | !開催年
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| − | !大会
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| − | !学校
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| − | !colspan=2|結果
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| − | !相手校
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| − | |-
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| − | |1915年
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| − | |夏・第1回
| |
| − | |[[秋田県立秋田高等学校|秋田中]]（秋田）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-2
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| − | |[[京都府立鳥羽高等学校|京都二中]]（京都）
| |
| − | |-
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| − | |1969年
| |
| − | |夏・第51回
| |
| − | |[[青森県立三沢高等学校|三沢]]（青森）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-0（延長18回引き分け）<br />2-4（再試合）
| |
| − | |[[愛媛県立松山商業高等学校|松山商]]（愛媛）
| |
| − | |-
| |
| − | |1971年
| |
| − | |夏・第53回
| |
| − | |[[福島県立磐城高等学校|磐城]]（福島）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-1
| |
| − | |[[桐蔭学園中学校・高等学校|桐蔭学園]]（神奈川）
| |
| − | |-
| |
| − | |1989年
| |
| − | |夏・第71回
| |
| − | |[[仙台育英学園高等学校|仙台育英]]（宮城）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-2
| |
| − | |[[帝京中学校・高等学校|帝京]]（東東京）
| |
| − | |-
| |
| − | |2001年
| |
| − | |春・第73回
| |
| − | |仙台育英（宮城）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |6-7
| |
| − | |[[常総学院中学校・高等学校|常総学院]]（茨城）
| |
| − | |-
| |
| − | |2003年
| |
| − | |夏・第85回
| |
| − | |[[東北高等学校|東北]]（宮城）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-4
| |
| − | |常総学院（茨城）
| |
| − | |-
| |
| − | |2009年
| |
| − | |春・第81回
| |
| − | |[[花巻東高等学校|花巻東]]（岩手）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-1
| |
| − | |[[長崎県立清峰高等学校|清峰]]（長崎）
| |
| − | |-
| |
| − | |2011年
| |
| − | |夏・第93回
| |
| − | |[[八戸学院光星高等学校|光星学院]]（青森）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-11
| |
| − | |[[日本大学第三中学校・高等学校|日大三]]（西東京）
| |
| − | |-
| |
| − | |2012年
| |
| − | |春・第84回
| |
| − | |光星学院（青森）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |3-7
| |
| − | |[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭]]（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |2012年
| |
| − | |夏・第94回
| |
| − | |光星学院（青森）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-3
| |
| − | |大阪桐蔭（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |2015年
| |
| − | |夏・第97回
| |
| − | |仙台育英（宮城）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |6-10
| |
| − | |[[東海大学付属相模高等学校・中等部|東海大相模]]（神奈川）
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:35%; float:right; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の東北勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2" style="width:3em;"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">青森</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">岩手</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">宮城</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">秋田</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">山形</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">福島</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | !合計
| |
| − | !0
| |
| − | !3
| |
| − | !0
| |
| − | !8
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | {{clear|left}}
| |
| − |
| |
| − | ==== 関東 ====
| |
| − | 関東の学校が全国制覇を成し遂げ優勝旗がその学校にもたらされることを、江戸時代の交通の難所（あるいは関所）になぞらえ「[[箱根関|箱根の関]]を越える」と表現することがあった。初めて「箱根を越した」のは[[1916年]]の夏の大会の[[慶應義塾高等学校|慶應普通部]]（東京<ref group="注">当時。1950年神奈川県に移転。</ref>）、その後[[1949年]]の夏の大会の[[神奈川県立湘南高等学校|湘南]]（神奈川）が達成した。
| |
| − |
| |
| − | 1916年夏に慶應普通部の優勝から湘南の優勝まで33年間の空白があるが、これが関東勢（東京都含む）にとって最長である。
| |
| − |
| |
| − | 春の優勝は[[1957年]]の[[早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部|早稲田実]]（東京）が最初となった。以後、[[1962年]]に[[作新学院高等学校|作新学院]]（栃木）が史上初の春夏連覇を達成し、ここで関は箱根から白河に移った。2004年夏に駒大苫小牧（南北海道）が優勝するまでの間、最北端の優勝校だった。
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:60%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+'''1957年春までの関東勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1916年
| |
| − | |夏・第2回
| |
| − | |[[慶應義塾高等学校|慶應普通部]]（東京）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |6-2
| |
| − | |[[大阪府立市岡高等学校|市岡中]]（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1920年
| |
| − | |夏・第6回
| |
| − | |慶應普通部（東京）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-17
| |
| − | |[[関西学院中学部・高等部|関西学院中]]（兵庫）
| |
| − | |-
| |
| − | |1924年
| |
| − | |春・第1回
| |
| − | |[[早稲田大学系属早稲田実業学校初等部・中等部・高等部|早稲田実]]（東京）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-2
| |
| − | |[[香川県立高松商業高等学校|高松商]]（香川）
| |
| − | |-
| |
| − | |1925年
| |
| − | |夏・第11回
| |
| − | |早稲田実（東京）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |3-5
| |
| − | |高松商（香川）
| |
| − | |-
| |
| − | |1936年
| |
| − | |春・第13回
| |
| − | |[[群馬県立桐生高等学校|桐生中]]（群馬）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-2
| |
| − | |[[愛知県立愛知商業高等学校|愛知商]]（愛知）
| |
| − | |-
| |
| − | |1949年
| |
| − | |夏・第31回
| |
| − | |[[神奈川県立湘南高等学校|湘南]]（神奈川）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |5-3
| |
| − | |[[岐阜県立岐阜高等学校|岐阜]]（岐阜）
| |
| − | |-
| |
| − | |1951年
| |
| − | |夏・第33回
| |
| − | |[[埼玉県立熊谷高等学校|熊谷]]（埼玉）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |4-7
| |
| − | |[[龍谷大学付属平安中学校・高等学校|平安]]（京都）
| |
| − | |-
| |
| − | |1955年
| |
| − | |春・第27回
| |
| − | |桐生（群馬）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |3-4
| |
| − | |[[大阪体育大学浪商中学校・高等学校|浪華商]]（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1957年
| |
| − | |春・第29回
| |
| − | |早稲田実（東京）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |5-3
| |
| − | |[[高知市立高知商業高等学校|高知商]]（高知）
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:40%; float:right; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の関東勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em;"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em;"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">茨城</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">栃木</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">群馬</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">埼玉</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">千葉</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">東京<ref>東京代表の記録は1973年までの記録</ref>
| |
| − | </div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">東東京<ref name="TokyoFrom1974">1974年からの記録。</ref></div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">西東京<ref name="TokyoFrom1974" /></div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">神奈川</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">6</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">7<ref>1998年の[[第80回全国高等学校野球選手権大会|第80回大会]]は東神奈川代表。</ref></div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">山梨</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | !合計
| |
| − | !15
| |
| − | !23
| |
| − | !24
| |
| − | !13
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | {{clear|left}}
| |
| − |
| |
| − | ===== 茨城県 =====
| |
| − | 茨城県勢の優勝は3回（夏2回、春1回）だが、いずれも[[木内幸男]]率いるチーム（[[茨城県立取手第二高等学校|取手二]]及び[[常総学院中学校・高等学校|常総学院]]）によりもたらされたものである。
| |
| − |
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の茨城勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1984年
| |
| − | |夏・第66回
| |
| − | |取手二
| |
| − | |優勝
| |
| − | |8-4（延長10回）
| |
| − | |[[PL学園中学校・高等学校|PL学園]]（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1987年
| |
| − | |夏・第69回
| |
| − | |常総学院
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-5
| |
| − | |PL学園（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1994年
| |
| − | |春・第66回
| |
| − | |常総学院
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |5-7
| |
| − | |[[智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校|智弁和歌山]]（和歌山）
| |
| − | |-
| |
| − | |1999年
| |
| − | |春・第71回
| |
| − | |[[茨城県立水戸商業高等学校|水戸商]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-7
| |
| − | |[[沖縄尚学高等学校・附属中学校|沖縄尚学]]（沖縄）
| |
| − | |-
| |
| − | |2001年
| |
| − | |春・第73回
| |
| − | |常総学院
| |
| − | |優勝
| |
| − | |7-6
| |
| − | |[[仙台育英学園高等学校|仙台育英]]（宮城）
| |
| − | |-
| |
| − | |2003年
| |
| − | |夏・第85回
| |
| − | |常総学院
| |
| − | |優勝
| |
| − | |4-2
| |
| − | |[[東北高等学校|東北]]（宮城）
| |
| − | |}
| |
| − |
| |
| − | ===== 栃木県 =====
| |
| − | 栃木県勢の優勝は3回（春1回、夏2回）。その3回は1962年に作新学院が同一年度に優勝し、史上初の春夏連覇を達成した、2016年夏に2回目の優勝を果たした。準優勝は3回（春2回、夏1回）。
| |
| − |
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の栃木勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1959年
| |
| − | |夏・第41回
| |
| − | |宇都宮工
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-8（延長15回）
| |
| − | |西条（愛媛）
| |
| − | |-
| |
| − | |1962年
| |
| − | |春・第34回
| |
| − | |作新学院
| |
| − | |優勝
| |
| − | |1-0
| |
| − | |日大三（東京）
| |
| − | |-
| |
| − | |1962年
| |
| − | |夏・第44回
| |
| − | |作新学院
| |
| − | |優勝
| |
| − | |1-0
| |
| − | |久留米商（福岡）
| |
| − | |-
| |
| − | |1976年
| |
| − | |春・第48回
| |
| − | |小山
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-5
| |
| − | |崇徳（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1986年
| |
| − | |春・第58回
| |
| − | |宇都宮南
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-7
| |
| − | |池田（徳島）
| |
| − | |-
| |
| − | |2016年
| |
| − | |夏・第98回
| |
| − | |作新学院
| |
| − | |優勝
| |
| − | |7-1
| |
| − | |北海（南北海道）
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − |
| |
| − | ===== 群馬県 =====
| |
| − | 群馬県勢の決勝戦進出は春夏通じて過去4回。1999年、夏選手権に群馬代表で初めて決勝進出の[[桐生第一高等学校|桐生第一]]が、群馬県勢として念願の全国制覇を達成した。なお、春選抜は準優勝の[[群馬県立桐生高等学校|桐生]]（旧・桐生中）が2回のみで、群馬代表として春の優勝はまだ一度も無い。
| |
| − |
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の群馬勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1936年
| |
| − | |春・第13回
| |
| − | |桐生中
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-2x
| |
| − | |愛知商（愛知）
| |
| − | |-
| |
| − | |1955年
| |
| − | |春・第27回
| |
| − | |桐生
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |3-4x（延長11回）
| |
| − | |浪華商（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1999年
| |
| − | |夏・第81回
| |
| − | |桐生第一
| |
| − | |優勝
| |
| − | |14-1
| |
| − | |[[岡山理科大学附属中学校・高等学校|岡山理大付]]（岡山）
| |
| − | |-
| |
| − | |2013年
| |
| − | |夏・第95回
| |
| − | |前橋育英
| |
| − | |優勝
| |
| − | |4-3
| |
| − | |[[延岡学園高等学校・尚学館中学校|延岡学園]]（宮崎）
| |
| − | |}
| |
| − |
| |
| − | ===== 埼玉県 =====
| |
| − | 2017年まで関東1都6県の内、埼玉県勢のみ夏の優勝がなかったが、同年に県勢3度目の決勝進出となった[[花咲徳栄高等学校|花咲徳栄]]が初めて夏選手権を制した。なお、春選抜は1968年に[[埼玉県立大宮工業高等学校|大宮工]]、2013年に[[浦和学院高等学校|浦和学院]]がそれぞれ全国制覇を達成している。
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の埼玉勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1951年
| |
| − | |夏・第33回
| |
| − | |熊谷
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |4-7
| |
| − | |平安（京都）
| |
| − | |-
| |
| − | |1968年
| |
| − | |春・第40回
| |
| − | |大宮工
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-2
| |
| − | |[[広島県立尾道商業高等学校|尾道商]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1993年
| |
| − | |春・第65回
| |
| − | |[[埼玉県立大宮東高等学校|大宮東]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-3
| |
| − | |[[上宮中学校・高等学校|上宮]]（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1993年
| |
| − | |夏・第75回
| |
| − | |[[春日部共栄中学高等学校|春日部共栄]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-3
| |
| − | |[[育英高等学校|育英]]（兵庫）
| |
| − | |-
| |
| − | |2008年
| |
| − | |春・第80回
| |
| − | |[[聖望学園中学校・高等学校|聖望学園]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-9
| |
| − | |沖縄尚学（沖縄）
| |
| − | |-
| |
| − | |2013年
| |
| − | |春・第85回
| |
| − | |浦和学院
| |
| − | |優勝
| |
| − | |17-1
| |
| − | |[[済美高等学校 (愛媛県)|済美]]（愛媛）
| |
| − | |-
| |
| − | |2017年
| |
| − | |夏・第99回
| |
| − | |花咲徳栄
| |
| − | |優勝
| |
| − | |14-4
| |
| − | |[[広陵高等学校 (広島県)|広陵]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − |
| |
| − | ===== 千葉県 =====
| |
| − | 千葉県勢の決勝戦進出は春夏通じて過去8回（夏6回、春2回）。春の決勝戦進出は過去2回有るが、いずれも準優勝に終わっている。なお、夏選手権では1967年と1975年に[[習志野市立習志野高等学校|習志野]]、1974年に[[千葉県立銚子商業高等学校|銚子商]]がそれぞれ全国制覇を達成した。
| |
| − |
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の千葉勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1965年
| |
| − | |夏・第47回
| |
| − | |銚子商
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-2
| |
| − | |[[福岡県立三池工業高等学校|三池工]]（福岡）
| |
| − | |-
| |
| − | |1967年
| |
| − | |夏・第49回
| |
| − | |習志野
| |
| − | |優勝
| |
| − | |7-1
| |
| − | |[[広陵高等学校 (広島県)|広陵]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1974年
| |
| − | |夏・第56回
| |
| − | |銚子商
| |
| − | |優勝
| |
| − | |7-0
| |
| − | |[[山口県立防府商工高等学校|防府商]]（山口）
| |
| − | |-
| |
| − | |1975年
| |
| − | |夏・第57回
| |
| − | |習志野
| |
| − | |優勝
| |
| − | |5x-4
| |
| − | |[[愛媛県立新居浜商業高等学校|新居浜商]]（愛媛）
| |
| − | |-
| |
| − | |1981年
| |
| − | |春・第53回
| |
| − | |[[千葉県立印旛明誠高等学校|印旛]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-2x
| |
| − | |PL学園（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1992年
| |
| − | |夏・第74回
| |
| − | |[[拓殖大学紅陵高等学校|拓大紅陵]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-1
| |
| − | |[[西日本短期大学附属高等学校|西日本短大附]]（福岡）
| |
| − | |-
| |
| − | |1995年
| |
| − | |春・第67回
| |
| − | |銚子商
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-4
| |
| − | |[[香川県立観音寺中央高等学校|観音寺中央]]（香川）
| |
| − | |-
| |
| − | |2000年
| |
| − | |夏・第82回
| |
| − | |[[東海大学付属浦安高等学校・中等部|東海大浦安]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |6-11
| |
| − | |智弁和歌山（和歌山）
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − |
| |
| − | ===== 山梨県 =====
| |
| − | 山梨県勢は、春夏通じて決勝戦進出の経験がない。春選抜は[[甲府市立甲府商業高等学校|甲府商]]（1967年・第39回）、[[東海大学付属甲府高等学校|東海大甲府]]（1987年・第59回、1990年・第62回）、[[山梨県立市川高等学校|市川]]（1991年・第63回）と、過去4回ベスト4進出を果たしたが、全て準決勝で敗れている。夏選手権でも、東海大甲府が過去3回（1985年・第67回、2004年・第86回、2012年・第94回）ベスト4に進出したが、これも準決勝で敗退し決勝進出は未だ一度も皆無である。
| |
| − |
| |
| − | ==== 東海 ====
| |
| − | 東海4県はいずれも春夏の両方で最低1度の優勝経験がある。近年はベスト4以上に勝ち進むことはそれほど多くないが、かつては中京商（現・中京大中京）の夏3連覇など輝かしい成績を収めていた。
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の東海勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2" style="width:3em;"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">静岡</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">6</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">愛知</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">10</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">8</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">8</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">岐阜</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">三重</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | !合 計
| |
| − | !18
| |
| − | !12
| |
| − | !11
| |
| − | !12
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − |
| |
| − | ==== 北信越 ====
| |
| − | [[北信越地方]]（[[新潟県]]・[[長野県]]・[[富山県]]・[[石川県]]・[[福井県]]）は、長野の[[松商学園高等学校|松本商]]（1928年夏）と[[長野県飯田長姫高等学校|飯田長姫]]（1954年春）、福井の[[敦賀気比高等学校・付属中学校|敦賀気比]]（2015年春）の3校が優勝校。
| |
| − |
| |
| − | なお2014年夏には、北信越地区の5校が初の全校初戦突破を果たしている<ref>同年夏の北信越地区の出場校は、[[日本文理高等学校|日本文理]]（新潟）、[[佐久長聖中学校・高等学校|佐久長聖]]（長野）、[[富山県立富山商業高等学校|富山商]]（富山）、[[星稜高等学校|星稜]]（石川）、敦賀気比（福井）。</ref>。
| |
| − |
| |
| − | 新潟県勢は、優勝なし。準優勝は2009年夏の日本文理。なおこの時、47都道府県すべて春夏のどちらかでベスト4進出を果たしたこととなった。春は2006年に県勢初勝利を挙げた日本文理のベスト8進出が最高。
| |
| − |
| |
| − | 長野県勢は、1928年夏に松本商が、1954年春に飯田長姫がそれぞれ優勝。準優勝は、春2回（1926年・1991年）、夏3回（1919年・1924年・1930年）。なお明治神宮野球大会では2度優勝（1979年[[東海大学付属諏訪高等学校|東海大三]]、1985年松商学園）、国体では1度優勝（1991年松商学園）している。
| |
| − |
| |
| − | 富山県勢は、優勝なし。準優勝もなし。春は[[富山県立新湊高等学校|新湊]]のベスト4進出、夏は過去に6回（1947年・1958年・1967年・1969年・1973年・2013年）のベスト8進出が最高。
| |
| − |
| |
| − | 石川県勢は、優勝なし。準優勝は1995年夏の[[星稜高等学校・中学校|星稜]]。春は[[金沢高等学校|金沢]]（1964年・1966年・1990年）、星稜（1992年・1995年）と過去5回のベスト8進出が最高。なお明治神宮野球大会では2度優勝（1980年、1991年ともに星稜）、国体では1度優勝（1992年星稜）している。
| |
| − |
| |
| − | 福井県勢は、2015年春に敦賀気比が優勝（北陸勢としても春夏通じて初の全国制覇）。準優勝は1978年春の[[福井県立福井商業高等学校|福井商]]。夏は[[福井県立若狭高等学校|若狭]]（1969年）・敦賀気比（1995年・2014年)・福井商（1996年）と過去4回のベスト4進出が最高。なお明治神宮野球大会では2度優勝（1973年若狭、1974年福井商）、国体では1度優勝（1968年若狭）している。
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:60%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の北信越勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1919年
| |
| − | |夏・第5回
| |
| − | |[[長野師範学校|長野師範]]（長野）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |4‐7
| |
| − | |神戸一中（兵庫）
| |
| − | |-
| |
| − | |1924年
| |
| − | |夏・第10回
| |
| − | |松本商（長野）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-3
| |
| − | |広島商（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1926年
| |
| − | |春・第3回
| |
| − | |松本商（長野）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-7
| |
| − | |広陵中（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1928年
| |
| − | |夏・第14回
| |
| − | |松本商（長野）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-1
| |
| − | |平安中（京都）
| |
| − | |-
| |
| − | |1930年
| |
| − | |夏・第16回
| |
| − | |[[長野県岡谷工業高等学校|諏訪蚕糸]]（長野）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-8
| |
| − | |広島商（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1954年
| |
| − | |春・第26回
| |
| − | |飯田長姫（長野）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |1-0
| |
| − | |小倉（福岡）
| |
| − | |-
| |
| − | |1978年
| |
| − | |春・第50回
| |
| − | |福井商（福井）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-2
| |
| − | |[[静岡県立浜松商業高等学校|浜松商]]（静岡）
| |
| − | |-
| |
| − | |1991年
| |
| − | |春・第63回
| |
| − | |松商学園（長野）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |5-6x
| |
| − | |[[広陵高等学校 (広島県)|広陵]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1995年
| |
| − | |夏・第77回
| |
| − | |星稜（石川）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-3
| |
| − | |[[帝京中学校・高等学校|帝京]]（東東京）
| |
| − | |-
| |
| − | |2009年
| |
| − | |夏・第91回
| |
| − | |日本文理（新潟）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |9-10
| |
| − | |[[中京大学附属中京高等学校|中京大中京]]（愛知）
| |
| − | |-<!-- 最後でない場合は必要 -->
| |
| − | |2015年
| |
| − | |春・第87回
| |
| − | |[[敦賀気比高等学校・付属中学校|敦賀気比]]（福井）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-1
| |
| − | |[[東海大学付属札幌高等学校|東海大四]]（北海道）
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:40%; float:right; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の北信越勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2" style="width:4em;"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">長野</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">新潟</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">富山</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">石川</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">福井</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | !合計
| |
| − | !2
| |
| − | !3
| |
| − | !1
| |
| − | !5
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | {{clear|left}}
| |
| − |
| |
| − | ==== 近畿 ====
| |
| − | 滋賀県を除く5府県は春夏の両方で最低2度優勝経験があり、かなりの強豪地方である。近畿地方の高校同士の決勝戦も何度か行われている。
| |
| − | ===== 滋賀県 =====
| |
| − | 甲子園のお膝元である[[近畿地方]]に属するものの、[[滋賀県]]勢は近畿勢で唯一2017年現在春夏とも優勝校がない。滋賀県はかつて夏選手権大会の区分が、1915 - 1972年まで[[京都府]]（京津・京滋大会）と、1974 - 1977年まで[[福井県]]（[[全国高等学校野球選手権福滋大会|福滋大会]]）と、各2府県と合わせての代表だったが、滋賀県勢の出場が非常に少なかった<ref group="注">1954年・第36回大会から1977年・第59回大会まで、記念大会以外で滋賀県勢が出場したのは僅か3回のみである。</ref>。滋賀県勢が夏の大会でようやく初勝利を挙げたのは、1979年・第61回大会の[[比叡山中学校・高等学校|比叡山]]で、47都道府県では最後であった。2001年・第83回大会、夏選手権で[[近江高等学校|近江]]が春夏通じて滋賀県勢初の決勝進出を果たしたが、決勝では[[日本大学第三中学校・高等学校|日大三]]に敗れて準優勝となった。なお春選抜は、[[滋賀県立八幡商業高等学校|八幡商]]（1957年・1962年・1993年）と近江（2003年）と[[滋賀学園中学校・高等学校|滋賀学園]]（2016年）が過去5回のベスト8進出が最高位である。
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:60%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の滋賀県勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |夏・第83回
| |
| − | |2001年
| |
| − | |近江
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-5
| |
| − | |日大三（西東京）
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:40%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の近畿勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em;"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em;"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">滋賀</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">京都</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">9<ref name="1942baseball">[[1942年の全国中等学校野球大会]]は記録に含まれていない。</ref></div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">大阪</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">10</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">10</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">12<ref>2008年の[[第90回全国高等学校野球選手権大会|第90回大会]]は北大阪代表</ref></div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">兵庫</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">6</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">7</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">奈良</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">和歌山</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">7</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |-
| |
| − | !合計
| |
| − | !25
| |
| − | !20
| |
| − | !32
| |
| − | !23
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | {{clear|left}}
| |
| − |
| |
| − | ==== 中国 ====
| |
| − | 山陽地方は、岡山県のみ夏の優勝がない。
| |
| − | ===== 山陰 =====
| |
| − | [[山陰地方]]（[[鳥取県]]・[[島根県]]）の高校も、甲子園大会優勝経験が未だ一度もない。
| |
| − |
| |
| − | 2016年夏までの甲子園での通算成績は、鳥取が57勝97敗（春：19勝26敗、夏：38勝71敗）、島根は40勝91敗（春：11勝31敗、夏：29勝60敗）と大きく負け越している。
| |
| − |
| |
| − | 鳥取県・島根県については、草創期には何度か上位進出があるものの、日本高野連が公表している統計（2014年度）によると鳥取県の高校野球部員数は47都道府県で最少となっている。ただし島根県に関しては徳島県や高知県の方が部員数は少ない<ref>[http://www.jhbf.or.jp/data/statistical/koushiki/2014.html 平成26年（2014年）度加盟校部員数・硬式]</ref>。
| |
| − |
| |
| − | 2017年現在まで山陰地方から決勝進出を果たした学校は、[[1960年]]春で準優勝した鳥取の[[鳥取県立米子東高等学校|米子東]]のみである。また[[2003年]]夏では、島根の江の川（現・[[石見智翠館高等学校|石見智翠館]]）が、島根県勢として80年ぶり（80年前は松江中＝現・[[島根県立松江北高等学校|松江北]]以来）にベスト4に進出した（準決勝戦、1-6で宮城・東北高校に敗退）。
| |
| − |
| |
| − | さらに鳥取県勢の夏選手権では、鳥取中・鳥取一中（現・[[鳥取県立鳥取西高等学校|鳥取西]]。1916年・1920年・1924年・1929年）及び米子東（1956年）と過去5回のベスト4進出が最高位。島根県勢の春選抜では、[[島根県立松江商業高等学校|松江商]]（1961年）及び[[島根県立大社高等学校|大社]]（1983年）のと過去2回のベスト8進出が最高位である。
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:60%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の山陰勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1960年
| |
| − | |春・第32回
| |
| − | |米子東（鳥取）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-2
| |
| − | |高松商（香川）
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:40%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の中国勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2" style="width:3em;"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">岡山</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">広島</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">6</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">7</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">鳥取</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">島根</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">山口</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">6</div>
| |
| − | |-
| |
| − | !合計
| |
| − | !7
| |
| − | !7
| |
| − | !8
| |
| − | !12
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | {{clear|left}}
| |
| − |
| |
| − | ==== 四国 ====
| |
| − | 四国4県も全て春夏の両方で最低1回優勝経験があり（徳島県のみ夏の優勝は1回で他は2回以上優勝している）、全国的にも強い地方と言える。
| |
| − | ===== 徳島県 =====
| |
| − | [[徳島県]]だけは、2017年現在私立高校の甲子園出場がない。理由のひとつとして徳島県内に私立高校が3校しかなく、3校のうち硬式野球部があるのが[[生光学園中学校・高等学校|生光学園]]1校だけということが挙げられる<ref>[http://www.kyouikusenryaku.tokushima-ec.ed.jp/ken_koukou/ken_koukou.htm 徳島県教育委員会公式HP 徳島県の高等学校]</ref><ref>[http://www12.ocn.ne.jp/~kouran-h/ 香蘭高等学校公式HP]</ref><ref>[http://bunri.ed.jp/introduction/club/index.php 徳島文理高等学校公式ホームページ]</ref><ref>[http://www.seikogakuen.ac.jp/senior/club_activity.html 生光学園公式ホームページ]</ref>。また、2013年夏に富山第一が富山県の私立高校として初めて甲子園勝利を収めたため、私立校の甲子園勝利がないのも徳島県のみとなった。
| |
| − | <div style="width:60%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の徳島県勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1947年
| |
| − | |春・第19回
| |
| − | |[[徳島県立徳島商業高等学校|徳島商]]
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-1
| |
| − | |[[福岡県立小倉高等学校|小倉中]]（福岡）
| |
| − | |-
| |
| − | |1950年
| |
| − | |夏・第32回
| |
| − | |[[徳島県立鳴門高等学校|鳴門]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |8-12
| |
| − | |[[愛媛県立松山東高等学校|松山東]]（愛媛）
| |
| − | |-
| |
| − | |1951年
| |
| − | |春・第23回
| |
| − | |鳴門
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-2
| |
| − | |[[兵庫県立鳴尾高等学校|鳴尾]]（兵庫）
| |
| − | |-
| |
| − | |1952年
| |
| − | |春・第24回
| |
| − | |鳴門
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-2
| |
| − | |[[静岡県立静岡商業高等学校|静岡商]]（静岡）
| |
| − | |-
| |
| − | |1958年
| |
| − | |夏・第40回
| |
| − | |徳島商
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-7
| |
| − | |[[山口県立柳井高等学校|柳井]]（山口）
| |
| − | |-
| |
| − | |1964年
| |
| − | |春・第36回
| |
| − | |[[徳島県立海南高等学校|海南]]
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-2
| |
| − | |[[広島県立尾道商業高等学校|尾道商]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1974年
| |
| − | |春・第46回
| |
| − | |[[徳島県立池田高等学校|池田]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-3
| |
| − | |[[報徳学園中学校・高等学校|報徳学園]]（兵庫）
| |
| − | |-
| |
| − | |1979年
| |
| − | |夏・第61回
| |
| − | |池田
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |3-4
| |
| − | |[[和歌山県立箕島高等学校|箕島]]（和歌山）
| |
| − | |-
| |
| − | |1982年
| |
| − | |夏・第64回
| |
| − | |池田
| |
| − | |優勝
| |
| − | |12-2
| |
| − | |[[広島県立広島商業高等学校|広島商]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1983年
| |
| − | |春・第55回
| |
| − | |池田
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-0
| |
| − | |[[横浜市立横浜商業高等学校|横浜商]]（神奈川）
| |
| − | |-
| |
| − | |1986年
| |
| − | |春・第58回
| |
| − | |池田
| |
| − | |優勝
| |
| − | |7-1
| |
| − | |[[栃木県立宇都宮南高等学校|宇都宮南]]（栃木）
| |
| − | |-
| |
| − | |2002年
| |
| − | |春・第74回
| |
| − | |[[鳴門市立鳴門工業高等学校|鳴門工]]
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-8
| |
| − | |報徳学園（兵庫）
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:40%; float:right; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の四国勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2" style="width:3em;"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em;"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em;"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">香川</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">徳島</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1<ref name="1942baseball"/></div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">愛媛</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">6</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">高知</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">5</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |-
| |
| − | !合計
| |
| − | !15
| |
| − | !14
| |
| − | !11
| |
| − | !11
| |
| − | |-
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | {{clear|left}}
| |
| − |
| |
| − | ==== 九州 ====
| |
| − | 九州では[[1947年]]の夏の大会で[[福岡県立小倉高等学校|小倉中]]（福岡）が優勝し、深紅の大優勝旗は初めて関門海峡を越え、それまでの最西だった松山商（愛媛）を更新した。小倉中学の春の選抜準優勝に続く夏の全国制覇は九州地区の中学校の野球熱を一段と高めた。この機運に乗って朝日新聞西部本社の運動部長芥田武夫は全国に先駆け、全国中等学校野球連盟九州支部を組織し、秋に第一回九州大会を鹿児島の鴨池球場で開催した。九州大会は大成功を収め、他の地域も翌秋から地区大会を開催するようになる。この秋の地区大会での成績が以後、春の選抜大会出場校を決める際の重要な選考基準になる <ref name="koushien2renpa"/>。春の大会では1958年の[[熊本県立済々黌高等学校|済々黌]]（熊本）が達成。その他1967年春に[[大分県立津久見高等学校|津久見]]（大分）、1994年夏に[[佐賀県立佐賀商業高等学校|佐賀商]]（佐賀）、1996年春に[[鹿児島実業高等学校|鹿児島実]]（鹿児島）、2009年春に[[長崎県立清峰高等学校|清峰]]（長崎）が優勝し、それぞれ県勢初優勝を果たした。九州では宮崎だけが春夏通じて優勝がないが、1999年度の明治神宮野球大会で[[日南学園中学校・高等学校|日南学園]]が優勝している（[[#宮崎県]]を参照）。九州で春夏共に優勝しているところは大分（津久見が春夏共に1度優勝）だけで、福岡・佐賀は春の優勝がなく、長崎・熊本・鹿児島は夏の優勝がない。
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:60%; float:left; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''過去の九州勢の戦績（決勝）'''
| |
| − | |-
| |
| − | !開催年
| |
| − | !大会
| |
| − | !学校
| |
| − | !colspan=2|結果
| |
| − | !相手校
| |
| − | |-
| |
| − | |1934年
| |
| − | |夏・第20回
| |
| − | |[[熊本県立熊本工業高等学校|熊本工]]（熊本）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-2
| |
| − | |[[呉港高等学校|呉港中]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1937年
| |
| − | |夏・第23回
| |
| − | |熊本工（熊本）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-3
| |
| − | |[[中京大学附属中京高等学校|中京商]]（愛知）
| |
| − | |-
| |
| − | |1947年
| |
| − | |春・第19回
| |
| − | |[[福岡県立小倉高等学校|小倉中]]（福岡）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-3
| |
| − | |[[徳島県立徳島商業高等学校|徳島商]]（徳島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1947年
| |
| − | |夏・第29回
| |
| − | |小倉中（福岡）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |6-3
| |
| − | |[[岐阜県立岐阜商業高等学校|岐阜商]]（岐阜）
| |
| − | |-
| |
| − | |1948年
| |
| − | |夏・第30回
| |
| − | |小倉（福岡）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |1-0
| |
| − | |[[和歌山県立桐蔭中学校・高等学校|桐蔭]]（和歌山）
| |
| − | |-
| |
| − | |1954年
| |
| − | |春・第26回
| |
| − | |小倉（福岡）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-1
| |
| − | |[[長野県飯田長姫高等学校|飯田長姫]]（長野）
| |
| − | |-
| |
| − | |1958年
| |
| − | |春・第30回
| |
| − | |[[熊本県立済々黌高等学校|済々黌]]（熊本）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |7-1
| |
| − | |中京商（愛知）
| |
| − | |-
| |
| − | |1962年
| |
| − | |夏・第44回
| |
| − | |[[久留米市立久留米商業高等学校|久留米商]]（福岡）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-1
| |
| − | |[[作新学院高等学校|作新学院]]（栃木）
| |
| − | |-
| |
| − | |1965年
| |
| − | |夏・第47回
| |
| − | |[[福岡県立三池工業高等学校|三池工]]（福岡）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |2-0
| |
| − | |[[千葉県立銚子商業高等学校|銚子商]]（千葉）
| |
| − | |-
| |
| − | |1967年
| |
| − | |春・第39回
| |
| − | |[[大分県立津久見高等学校|津久見]]（大分）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |2-1
| |
| − | |[[高知中学校・高等学校|高知]]（高知）
| |
| − | |-
| |
| − | |1972年
| |
| − | |夏・第54回
| |
| − | |津久見（大分）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |3-1
| |
| − | |[[山口県立柳井高等学校|柳井]]（山口）
| |
| − | |-
| |
| − | |1988年
| |
| − | |夏・第70回
| |
| − | |[[福岡第一高等学校|福岡第一]]（福岡）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-1
| |
| − | |[[広島県立広島商業高等学校|広島商]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1992年
| |
| − | |夏・第74回
| |
| − | |[[西日本短期大学附属高等学校|西日本短大付]]（福岡）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |1-0
| |
| − | |[[拓殖大学紅陵高等学校|拓大紅陵]]（千葉）
| |
| − | |-
| |
| − | |1994年
| |
| − | |夏・第76回
| |
| − | |[[佐賀県立佐賀商業高等学校|佐賀商]]（佐賀）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |8-4
| |
| − | |[[樟南高等学校|樟南]]（鹿児島）
| |
| − | |-
| |
| − | |1994年
| |
| − | |夏・第76回
| |
| − | |樟南（鹿児島）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |4-8
| |
| − | |佐賀商（佐賀）
| |
| − | |-
| |
| − | |1996年
| |
| − | |春・第68回
| |
| − | |[[鹿児島実業高等学校|鹿児島実]]（鹿児島）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |6-3
| |
| − | |[[智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校|智弁和歌山]]（和歌山）
| |
| − | |-
| |
| − | |1996年
| |
| − | |夏・第78回
| |
| − | |熊本工（熊本）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |3-6
| |
| − | |[[愛媛県立松山商業高等学校|松山商]]（愛媛）
| |
| − | |-
| |
| − | |2005年
| |
| − | |春・第77回
| |
| − | |[[神村学園初等部・中等部・高等部|神村学園]]（鹿児島）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |2-9
| |
| − | |[[愛知工業大学附属中学校・名電高等学校|愛工大名電]]（愛知）
| |
| − | |-
| |
| − | |2006年
| |
| − | |春・第78回
| |
| − | |[[長崎県立清峰高等学校|清峰]]（長崎）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |0-21
| |
| − | |[[横浜中学校・高等学校|横浜]]（神奈川）
| |
| − | |-
| |
| − | |2007年
| |
| − | |夏・第89回
| |
| − | |[[佐賀県立佐賀北高等学校|佐賀北]]（佐賀）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |5-4
| |
| − | |[[広陵高等学校 (広島県)|広陵]]（広島）
| |
| − | |-
| |
| − | |2009年
| |
| − | |春・第81回
| |
| − | |清峰（長崎）
| |
| − | |優勝
| |
| − | |1-0
| |
| − | |[[花巻東高等学校|花巻東]]（岩手）
| |
| − | |-
| |
| − | |2011年
| |
| − | |春・第83回
| |
| − | |[[九州国際大学付属中学校・高等学校|九州国際大付]]（福岡）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |1-6
| |
| − | |[[東海大学付属相模高等学校・中等部|東海大相模]]（神奈川）
| |
| − | |-
| |
| − | |2013年
| |
| − | |夏・第95回
| |
| − | |[[延岡学園高等学校・尚学館中学校|延岡学園]]（宮崎）
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |3-4
| |
| − | |[[前橋育英高等学校|前橋育英]]（群馬）
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:40%; float:right; vertical-align:top;">
| |
| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の九州勢の決勝戦進出回数'''
| |
| − | |-
| |
| − | !rowspan="2"|地区
| |
| − | !colspan="2"|春
| |
| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">福岡</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">4</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">佐賀</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">2</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">長崎</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |-
| |
| − | |<div style="text-align:center;">熊本</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">3</div>
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| − | |-
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| − | |<div style="text-align:center;">大分</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |-
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| − | |<div style="text-align:center;">宮崎</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
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| − | |-
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| − | |<div style="text-align:center;">鹿児島</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">0</div>
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| − | |<div style="text-align:center;">1</div>
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| − | |-
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| − | !合計
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| − | !4
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| − | !5
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| − | !7
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| − | !7
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| − | |-
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| − | |}
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| − | </div>
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| − |
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| − | {{clear|left}}
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| − |
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| − | ===== 佐賀県 =====
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| − | 佐賀県は春選抜において、[[第27回選抜高等学校野球大会|1955年大会]]で[[佐賀県立佐賀商業高等学校|佐賀商]]（高田に1-4で敗退）と、[[第61回選抜高等学校野球大会|1989年大会]]で[[龍谷中学校・高等学校|龍谷]]（横浜商に2-13で敗退）が、共にベスト8進出が現時点の最高成績である。
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| − |
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| − | ===== 長崎県 =====
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| − | 長崎県は夏選手権において、[[第34回全国高等学校野球選手権大会|1952年大会]]で[[長崎市立長崎商業高等学校|長崎商]]、[[第58回全国高等学校野球選手権大会|1976年大会]]で[[海星中学校・高等学校 (長崎県)|海星]]、[[第89回全国高等学校野球選手権大会|2007年大会]]で[[長崎日本大学中学校・高等学校|長崎日大]]がベスト4進出（佐賀北に0-3で敗退）が現時点の最高成績である。
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| − |
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| − | ===== 宮崎県 =====
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| − | 宮崎県は[[第95回全国高等学校野球選手権記念大会|2013年夏選手権]]において、[[延岡学園高等学校・尚学館中学校|延岡学園]]が決勝進出（前橋育英に3-4で敗れ準優勝）するまで、九州で唯一決勝進出経験が無かった。春選抜では、[[第56回選抜高等学校野球大会|1984年大会]]で[[都城高等学校|都城]]がベスト4進出（PL学園に延長11回・0-1xでサヨナラ敗退）が現時点の最高成績である。
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| − |
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| − | ==== 沖縄県 ====
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| − | 沖縄はアメリカ管轄下にあった1958年に初出場。[[1988年]]の国体で[[沖縄県立沖縄水産高等学校|沖縄水産]]が優勝した他、[[1999年]]の選抜で[[沖縄尚学高等学校・附属中学校|沖縄尚学]]が沖縄勢として初優勝、優勝旗は海を渡り翌日の新聞紙面も「優勝旗が海を渡る」などと表現した<ref>朝日新聞1999年4月5日付夕刊運動面</ref>。また、それまでの最南端優勝校だった鹿児島実（鹿児島）を更新した<ref group="注">試合終了後、[[スタンド]]では相手校応援団を交えての[[ウェーブ (観客)|ウェーブ]]が起きた。</ref>。2010年に[[興南中学校・高等学校|興南]]が沖縄勢として夏の初優勝と史上6校目の春夏連覇を達成した。
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| − |
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| − | <div style="width:60%; float:left; vertical-align:top;">
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| − | {| class=wikitable
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| − | |+'''過去の沖縄勢の戦績（決勝）'''
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| − | |-
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| − | !開催年
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| − | !大会
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| − | !学校
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| − | !colspan=2|結果
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| − | !相手校
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| − | |-
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| − | |1990年
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| − | |夏・第72回
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| − | |[[沖縄県立沖縄水産高等学校|沖縄水産]]
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| − | |準優勝
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| − | |0-1
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| − | |[[天理高等学校|天理]]（奈良）
| |
| − | |-
| |
| − | |1991年
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| − | |夏・第73回
| |
| − | |沖縄水産
| |
| − | |準優勝
| |
| − | |8-13
| |
| − | |[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭]]（大阪）
| |
| − | |-
| |
| − | |1999年
| |
| − | |春・第71回
| |
| − | |[[沖縄尚学高等学校・附属中学校|沖縄尚学]]
| |
| − | |優勝
| |
| − | |7-2
| |
| − | |[[茨城県立水戸商業高等学校|水戸商]]（茨城）
| |
| − | |-
| |
| − | |2008年
| |
| − | |春・第80回
| |
| − | |沖縄尚学
| |
| − | |優勝
| |
| − | |9-0
| |
| − | |[[聖望学園中学校・高等学校|聖望学園]]（埼玉）
| |
| − | |-
| |
| − | |2010年
| |
| − | |春・第82回
| |
| − | |[[興南中学校・高等学校|興南]]
| |
| − | |優勝
| |
| − | |10-5
| |
| − | |[[日本大学第三中学校・高等学校|日大三]]（東京）
| |
| − | |-
| |
| − | |2010年
| |
| − | |夏・第92回
| |
| − | |興南
| |
| − | |優勝
| |
| − | |13-1
| |
| − | |[[東海大学付属相模高等学校・中等部|東海大相模]]（神奈川）
| |
| − | |}
| |
| − | </div>
| |
| − |
| |
| − | <div style="width:40%; float:right; vertical-align:top;">
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| − | {| class=wikitable
| |
| − | |+ '''（参考）過去の<!--沖縄勢の-->決勝戦進出回数'''
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| − | |-
| |
| − | !colspan="2"|春
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| − | !colspan="2"|夏
| |
| − | |-
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | !style="width:3em"|優勝
| |
| − | !準優勝
| |
| − | |-
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| − | <!--
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| − | |<div style="text-align:center;"></div>
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| − | |<div style="text-align:center;"></div>
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| − | |<div style="text-align:center;"></div>
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| − | |<div style="text-align:center;"></div>
| |
| − | |<div style="text-align:center;"></div>
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| − | |-
| |
| − | -->
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| − | !3
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| − | !0
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| − | !1
| |
| − | !2
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| − | |-
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| − | |}
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| − | </div>
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| − |
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| − | {{clear|left}}
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| − |
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| − | 夏の大会では1977 - 78年に[[沖縄県立宮古高等学校|宮古]]、1988年に[[沖縄県立八重山高等学校|八重山]]がそれぞれ県大会準優勝とあと一歩のところで甲子園出場を逃しているが、2006年夏に[[沖縄県立八重山商工高等学校|八重山商工]]が出場（同年選抜で沖縄県の離島勢として初めて出場した）し、2勝を挙げている。<ref group="注">八重山商工の他、沖縄本島以外の「島」からは[[山口県立周防大島高等学校|久賀]]（山口：1962年春、1999年夏）、[[島根県立隠岐高等学校|隠岐]]（島根：2003年春）、[[兵庫県立洲本高等学校|洲本]]（兵庫：1953年春、1975年夏、1986年春、2012年春）、[[新潟県立佐渡高等学校|佐渡]]（新潟：2011年春）が甲子園に出場している。</ref>
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| − |
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| − | == 禁止事項 ==
| |
| − | 高校野球では高野連や文部科学省が通達を出し禁止あるいは自粛となった事例がある。この項の内容は2007年に行われた高校野球特待生問題有識者会議で明らかにされたものである。
| |
| − |
| |
| − | === 野球大会の主催 ===
| |
| − | 昭和20年代後半、山梨県の高校が県下の中学校を集めて野球大会を主催し有力選手をスカウトしていた。その後、文部省が事務次官レベルで全国に通達を出し、上位（高校）の学校が下位（小中学校）の学校の大会を主催する事を禁止した<ref name="高校野球特待生問題有識者会議7P">[http://www.jhbf.or.jp/scholarship/pdf/070709.pdf 高校野球特待生問題有識者会議7P]</ref>。
| |
| − |
| |
| − | === 佐伯通達 ===
| |
| − | 1955年、全日本ハワイ遠征の際、プロ野球関係者が選手たちの見送りに混ざり全日本の選手たちに「餞別」の名目で現金を渡していたことが発覚した<ref name="高校野球特待生問題有識者会議7P"/>。当時の高野連副会長[[佐伯達夫]]はこの行為に激怒し高校球児はプロ野球の札束攻勢に惑わされてはいけないとの理由で「通達」（佐伯通達）を出した。佐伯は高校側に罰則を設け、それに違反した学校には連座罰則を課すという強い態度で臨んだ。{{main|佐伯達夫}}
| |
| − |
| |
| − | === 野球用具の商標規制・商品無償提供の禁止 ===
| |
| − | 昭和40年代、高校野球がマスメディアによって盛大に報道され始めると、宣伝効果を狙い、スポーツメーカーや商店が甲子園出場校に甲子園出場祝いの名目で、野球用具などを無償で提供するようになった。高野連はこれをすぐに禁止したが、今度は出場校の宿舎に商品の宣伝を主とした飲食物の無償提供までもが行われた。高野連は改めて商標規制や無償提供の禁止を通達、高校野球が商業主義に冒されることが無いよう関係各位に自粛、自戒を求めた<ref name="高校野球特待生問題有識者会議8P">[http://www.jhbf.or.jp/scholarship/pdf/070709.pdf 高校野球特待生問題有識者会議8P]</ref>。
| |
| − |
| |
| − | === 優勝パレード・優勝セールの禁止 ===
| |
| − | [[第62回全国高等学校野球選手権大会|1980年の選手権大会]]で[[横浜中学校・高等学校|横浜高校]]が優勝した際、新横浜駅に2万人の人だかりができ横浜高校ナインの到着を待った事に起因し雑踏警備の対策として優勝[[パレード]]の禁止や、商店街による「優勝[[セール]]」などの便乗商法も合わせて禁止する対策が必要になってきたとまとめている<ref name="高校野球特待生問題有識者会議8P"/>。[[2015年]]の[[第87回選抜高等学校野球大会]]で優勝した[[敦賀気比高等学校・付属中学校|敦賀気比]]に対し日本高野連が「出場校の手引き」の中で「華やかなパレードは高校生を英雄扱いし間違った心情を植え付ける」ことや「ファンの熱狂が無統制を招き思わぬ事故を誘発する」としており、また「日本学生野球憲章」においても「学生野球を商業的に利用することを禁じている」ため自粛を求めた<ref>[http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/hibaseball/67977.html 「敦賀気比優勝パレードはしないの？過度な祝賀行事は自粛の方針」 [[福井新聞]]ONLINE2015年4月3日]</ref>。
| |
| − |
| |
| − | === 相手高校や関連団体へのヤジ・罵倒の禁止 ===
| |
| − | 以前は応援の際、『◇◇倒せ』『やっつけろ◇◇』のような応援や『打倒◇◇高校』のような横断幕などの使用が行われていたが、近年では日本高野連が『◇◇倒せ』『やっつけろ◇◇』のような応援や『打倒◇◇高校』のような横断幕などの使用を禁止。応援は自校のチームおよび選手の激励・賞賛とし、相手校に対しては、健闘を称えるものに限るという通達を出した事が明らかにされている<ref>[http://www21.ocn.ne.jp/~khbf/ouen.html 神奈川県高野連応援規定 5注意より]</ref>。しかし、高野連が通達を出した時期や経緯・理由は一切明らかにされていない。ただし、保護者、教員、観客などによるヤジ・罵倒は行われており、出場校の監督が21世紀枠の高校に敗北後「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」と発言したことを受け責任を取り監督を辞任した<ref>[http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140113-00000013-pseven-spo 開星元監督「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」発言の背景]</ref> ケースがある。
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| − |
| |
| − | === 監督による抗議 ===
| |
| − | 高校野球では一部の例外<ref group="注">三振や四球の状態で宣告が無い場合やアウトカウントの相違など明らかな問題に対しては抗議をすることが出来る。 - 高校野球特別規則第26条</ref> を除き抗議は原則禁止されている<ref>野球規則9.02（C）</ref>。また、抗議は主将、伝令または当該選手のみが可能であり、監督が抗議を行うことは禁止されている。ただし、高校球児が出場する国際大会ではルール上、監督のみ抗議権が認められていることから監督の抗議禁止は高校野球（高野連）特有のルールであることには留意が必要である。
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| − |
| |
| − | == 高校野球に関する問題提起 ==
| |
| − | 単なる高校部活動の対抗戦に留まらず、時には社会的関心を集めるほど人気の高い高校野球であるが、学校関係者や保護者、主催する高野連やマスコミに対し様々な角度から問題提起が行われている。
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| − |
| |
| − | === メディアの扱いに関する問題 ===
| |
| − | 学校の部活動の一つである高校野球が、新聞やテレビなどのメディアにおいて、他のスポーツの部活動に比べて突出して扱われている（あるいは他の高校スポーツの取り上げられ方が高校野球に比べて極めて少ない）ことを問題視する意見がある。スポーツライターの[[相沢光一]]は、[[日本放送協会|NHK]]が2010年夏の大会では約130時間にわたって全試合を完全中継した（[[NHKテレビ]]が朝9時、[[NHKラジオ第1放送]]が朝8時から、一日最大10時間もの放送枠を設定し、通常の番組は全て休止）のに対し、同じ高校の総合大会である[[全国高等学校総合体育大会]]（インターハイ）の放送時間はNHK Eテレで10時間のダイジェストに過ぎなかったことを指摘し、NHKは他スポーツの放送をもう少し増やしてもいいのではないかとの意見を述べている<ref>[http://diamond.jp/articles/-/9153 高校スポーツの光と影――いまだに「甲子園」ばかりが優遇される現実]、ダイヤモンド・オンライン、2010年8月24日発行</ref>。またネット上では「高校野球だけが地域代表じゃない、人気は主催する[[朝日新聞社]]や長時間放送をするNHKによる創作」「メディアと高野連が選手によるドラマを創り崇めている」という指摘もある<ref name="rondan">【ネットろんだん】暑過ぎる高校野球 球児たちの「物語」にネットは冷めた視線 [http://www.sankei.com/sports/news/130719/spo1307190057-n1.html 1/2][http://www.sankei.com/sports/news/130719/spo1307190057-n2.html 2/2] [[産経新聞]]2013年7月19日</ref>。これらのネット上の批判に対し、[[出崎敦史]]は高校野球の記事が多いのは書く側から言わせてもらえば「読みたい」という読者のニーズが多いからだと反論している<ref>{{Cite web|publisher=[[産経新聞]]|title=【出崎敦史のスポーツ言いたい放題】高校野球の何が悪いというのか？…「暑い夏」と「甲子園」は欠かせぬ“舞台装置”である（3/3ページ）|url=http://www.sankei.com/west/news/130815/wst1308150060-n3.html|date=2013-08-15 |accessdate=2015-07-27}}</ref>。
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| − |
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| − | === 選手への負担の問題 ===
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| − | 選手権と選抜は[[夏休み]]と[[春休み]]に開催されるが、休み期間中に集中して行うため選手への負担が大きい。特に投手はエース同等の力量を持つ[[リリーフ]]を育てる余裕がないという選手層の問題もあって一人の主戦投手に頼らざるを得ないケースが多く<ref group="注">逆にこれが“何百球を独りで投げ抜いた”という[[根性論]]にありがちなドラマ作りがされる原因にもなっている</ref>、地方大会や全国大会で勝ち進んだ学校などで[[スポーツ障害]]や[[燃え尽き症候群]]になることがある。燃え尽き症候群は近年に限った事ではなく、古くは[[王貞治]]（現[[福岡ソフトバンクホークス]]取締役会長）も「もし5季連続出場を果たしていたら野球にけじめをつけて大学にいっていたと思う。最後に出られなかったことで気持ちが宙ぶらりんになった」と後年語っている<ref name="NettouNoSeiki">{{Cite book ja-jp|year = 2010年8月|title = 高校野球熱闘の世紀ザ・ベスト|publisher = [[ベースボール・マガジン社]]|series = B・B MOOK 684 スポーツ・スピリット No. 34|isbn = 978-4583616971|ndlc = Y94}}</ref>。
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| − |
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| − | 選抜は秋季大会の結果が反映され参加校数が絞られるが、選手権は高気温・強い日照のもとで行われる試合が地区予選でも珍しくない。2011年には選手が[[熱中症]]で次々に倒れて試合続行が不可能となり没収試合となる例まで出た。また、2013年には38[[セルシウス度|度]]を超える猛暑の中で試合が行われた熱中症になった選手に対して、チームの監督や県高野連の関係者が選手の体調管理に問題がある旨の発言をした<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20130712-1155943.html 埼玉大会で熱中症相次ぐ 熊谷38.3度] [[日刊スポーツ]]2013年7月12日</ref> 事を受け、インターネット上では「虐待」「体罰」「死者が出るまで同じことが続きそう」といった批判や、「開催時期をずらすべきだ」「ドームでやった方がいい」などの意見がツイッターなどで見られた<ref name="rondan"/>。ライターの[[松谷創一郎]]は夏の甲子園を「残酷ショー」と評し、高校野球はあくまでも教育の一環であるのに現行（2015年現在）の甲子園の日程はそれをまるで無視していると述べた<ref>{{Cite web|publisher=|title=高校野球を「残酷ショー」から解放するために――なぜ「教育の一環」であることは軽視され続けるのか?|url=http://bylines.news.yahoo.co.jp/soichiromatsutani/20150804-00048118/|date=2015-08-04|accessdate=2015-08-05}}</ref>。
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| − |
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| − | 実際、[[日本体育協会]]が推奨する熱中症予防のための運動指針では気温35度以上時の運動は特別の場合を除き原則禁止（対象が子供の場合は中止すべき）としていることから<ref>[http://www.japan-sports.or.jp/medicine/tabid/922/Default.aspx 公益財団法人日本体育協会熱中症予防のための運動指針]</ref><ref>[http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php 環境省熱中症予防情報サイト]</ref>、「もう夏のスポーツはやめよう」といった意見まで出ている<ref name="rondan"/>。このような批判が出る事に対しスポーツジャーナリストの[[玉木正之]]は「人気の裏返しでもあるのだろうが、長年マスコミが封印してきた高校野球への本音が、ネットでは言えるからだろう」と指摘、さらには「マスコミが大会を主催することで競技を発展させた面はあるが高校野球が商売と切り離せなくなった結果、開催時期などの問題点を指摘できず、健全なジャーナリズムが機能しなくなっている。（高野連は）選手がアマチュアであることに甘えている」とも指摘した。[[ダルビッシュ有]]は「見直すべきだと思うが、壁となるのが50年以上もの歴史」と発言した<ref name="rondan"/>。
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| − |
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| − | 夏の日中に集中して行われる大会運営に対しては野球に批判が集中しがちではあるが<ref name="rondan"/>、[[全国高等学校総合体育大会]]（インターハイ）においてもその状況に大差はない<ref>[http://www.2013soutai.jp/venue/index.html 北部九州総体日程]</ref>。
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| − |
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| − | このため、春・夏とも[[2004年]]<ref group="注">夏の大会は[[2003年]]から導入するとしていたが、雨天中止による延期が頻発したため、1日4試合で開催した。この場合、春は2日、夏は3日以上雨天中止などによる順延が生じていれば、準々決勝は4試合を一括開催するとしていた。</ref> から、全国大会の準々決勝を2試合ずつ・2日に分けて開催していたが、夏は[[2013年]]から、春は[[2015年]]<ref group="注">本来なら春の大会も[[2014年]]から同様に行うとしていたが、雨天中止と、2回戦の1試合で引き分け再試合が生じて順延が2日生じたために、準々決勝の翌日に予定されていた休養日は取り消しとなり、結果的に連続開催（準々決勝は元から1日4試合開催）となった。</ref> から、準々決勝を1日で4試合一括開催に戻し、準々決勝の次の日を休養日とする日程に見直した（なお、夏の大会の地方予選ではこれ以前からも準々決勝の翌日、あるいは、高校の1学期の終業式が行われる[[7月20日]]前後の平日を予め開催しない日に制定しているものも多くある）。
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| − | また、[[2018年]]の[[全国高等学校野球選手権京都大会|京都大会]]では猛暑の為、準々決勝を当初の4連続試合から午前中に2試合行い、日中に休憩時間を設け16時から第3試合以降を開催する措置を取った。<ref>[https://mainichi.jp/koshien/articles/20180725/spn/00m/050/012000c （スポニチ）【京都】異例のナイター 高野連甲子園でも「来年以降視野に」]</ref>
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| − | === 高校球児自身や保護者の問題 ===
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| − | 数々の問題が指摘される中、高校球児自身やその保護者の対応を批判する声もある。横浜高校監督・[[渡辺元智]]は著書「高校野球って何だろう?」（報知新聞社刊）の中で「教育としての高校野球」「人を育てるのも人」を強調。その上で最近の生徒たちを「（昔の生徒に比べ）あいさつができない」「（悪い事をしても）謝らず言い訳をする」「口のきき方を知らない」「一般常識が欠けている」と批判。保護者へは「（他校の監督より）高校野球に熱が入るあまり、肝心な生徒さんの教育にはそっちのけで監督にかけあう、お届けものをする、監督や選手の人事に口を出す保護者、父母会まであると聞いている」と苦言。「生徒さんを強豪校へ入学させたりプロを目指したいならまずは野球の技術よりも生徒さんの教育（人間形成）が一番必要ではないのか」と批判した<ref>渡辺「高校野球って何だろう？」（報知新聞社刊）</ref>。
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| − |
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| − | また、近年、高校球児が刑事事件を起こし逮捕され学校や高野連が謝罪や釈明に追われるケースが急増している<ref>[http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091101000377.html 天理高野球部員を逮捕 女性医師に抱きついた疑い] 共同通信2009年9月11日</ref><ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110618-OYT1T00280.htm 仙台育英野球部員、被災の店に侵入…書類送検] 読売新聞2011年6月18日</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/06/15/kiji/K20120615003469790.html 浦和学院 野球部員が痴漢で逮捕 電車内で女子高生の下半身触る] スポーツニッポン2012年6月14日</ref>。特に[[第94回全国高等学校野球選手権大会|2012年夏の選手権大会]]では甲子園出場校の高校球児が大会期間中に刑事事件を起こし逮捕されたことを受け<ref>甲子園出場校の部員再逮捕＝女子高生にわいせつ容疑－広島県警 時事通信</ref><ref>[http://sankei.jp.msn.com/region/news/121023/tcg12102302030003-n1.htm 元作新学院野球部員 検察官送致に 栃木] 産経新聞2012年10月23日</ref> 高野連が緊急の会見を開く事態となった。これら刑事事件を起こした高校が出場を辞退したケースはなく、問題を起こした者を外し大会に出場している。また2012年の地区大会ではサヨナラ負けを喫した高校の野球部員が判定を不服として整列を拒否したりインターネット掲示板「[[2ちゃんねる]]」で審判を批判する書き込みや、[[Twitter]]を通じて対戦校の関係者や女子生徒への脅迫、強姦予告、殺害予告などが行われたため、学校側が野球部の活動自粛を決めた例もある<ref>{{Cite news |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120720/crm12072020410028-n1.htm |title=サヨナラ負けで審判批判をネット書き込み 神奈川・武相高野球部 |newspaper=産経新聞 |date=2012-07-20 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120721082037/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120720/crm12072020410028-n1.htm |archivedate=2012年7月21日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref><ref>{{Cite news |url=http://sankei.jp.msn.com/region/news/120721/kng12072119180003-n1.htm |title=サヨナラ負けの武相高野球部、ネットで審判批判 活動自粛 神奈川 |newspaper=産経新聞 |date=2012-07-21 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20120724043139/http://sankei.jp.msn.com/region/news/120721/kng12072119180003-n1.htm |archivedate=2012年7月24日 |deadlinkdate=2017年10月 }}</ref><ref>[http://www.daily.co.jp/baseball/flash/20140716656.shtml ２ちゃんねるで審判批判…ユーチューブで２００万回以上再生]</ref>。
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| − | [[北海道日本ハムファイターズ|東映]]や[[読売ジャイアンツ|巨人]]でプレーし、引退後は数々のプロ球団でコーチを歴任、また母校・中央大学でも監督を務めた[[高橋善正]]も「野球部はプロ養成所ではない。規律や社会のルールを破った者には以後1年間活動を認めない、部も一定期間活動停止にする、この位の厳しさが必要だ。高校野球部の不祥事は起きるべくして起きている」と論評している<ref>[http://gendai.net/articles/view/sports/132320 【高橋善正（中大監督）大学日本一を目指して】野球部はプロ養成所ではない] 日刊ゲンダイ2011年8月27日</ref>。
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| − | === 部活動としての高校野球の問題 ===
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| − | {{seealso|スポ根|上下関係}}
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| − | 高校野球も他のスポーツと同様に「勝利至上主義」基づく[[体罰]]などの「過剰な指導」、[[根性論]]に根ざすシゴキ、「指導者・先輩への絶対服従、上意下達」、「連帯責任」的な処分<ref group="注">PL学園では3年生に1・2年生の“付き人”がつけられていたことはよく知られる。2013年、頻発した部内暴力の原因として付き人制度が禁止され、さらに野球部専用の寮も廃止され、下級生が上級生の練習着を洗濯することも禁止となり、一般生徒寮の関係者と経営母体の[[パーフェクト・リバティー教団]]のボランティアが洗濯するなど、学校及び教団の主導による改革が行われている。[http://gendai.net/articles/view/sports/125925 【高校野球 TVではわからないホンネと裏側】―思い出してもゾッとする 甲子園常連校の「野球部の掟」1 PL学園 ロッテ・今江敏晃]（[[日刊ゲンダイ]]2010年8月18日）</ref> が存在する。シゴキの一例として[[黒田博樹]]は高校時代、夏の府大会で、自分の起こしたミスに対し監督から朝6時から夜9時まで15時間、ポールとポールの間のフェンス際を、水さえ与えられず際限なくただ「走れ」と命じられたという内容を2012年7月、[[ニューヨーク・タイムズ]]で告白、掲載された<ref>[http://www.nytimes.com/2012/07/06/sports/baseball/in-japan-yankees-hiroki-kuroda-was-molded-by-pain.html?pagewanted=all&_r=0ttp://www.rlyw.net/index.php/RLYW/comments/ny_times_yankees_kuroda_was_molded_by_pain_in_japan ヤンキース黒田は日本で苦痛によって作られた] ニューヨーク・タイムズ2012年7月6日</ref><ref group="注">黒田によればこのシゴキは4日間続き、その間風呂にも入れなかったと告白。最後は見かねたチームメイトの保護者が介入し事態は解決する。ニューヨーク・タイムズ特集『ヤンキース黒田は日本で苦痛によって作られた』より引用</ref>。このようなシゴキがエスカレート、地方・全国大会の出場を辞退したケースや先輩の暴行による後輩部員の死亡事故まで起きている<ref group="注">青森山田高校、野球部員死亡で謝罪。殴打した側の上級生野球部員は[[殺人]]や[[過失致死]]で逮捕されることもなく[[書類送検]]のみ（暴行と死亡との因果関係の特定には至っていないという理由）で、その後の野球部の処遇については（出場辞退や廃部など）学校側からも高野連からも発表されていなかった。</ref>。連帯責任は1960年代から70年代にかけては野球部とは全く無関係の在校生徒が起こした問題を受け連帯責任で甲子園出場を辞退したケースもあった（[[佐伯達夫]]の項も参照。）。1980年代から対象が在校生徒から野球部関係者と範囲が狭くなり、近年は問題を起こした者を外すのみと対象範囲が縮小されている。
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| − | [[田中将大]]が[[ニューヨークヤンキース]]に移籍した際に、地元の新聞[[ニューヨーク・タイムズ]]が1面トップで大特集を行ったが、田中の高校時代の野球生活を紹介し、チームへの絶対的な献身や規律の厳守を要求する日本の野球チームの実態を伝えている<ref>{{cite news|author= BARRY BEARAK |url =https://www.nytimes.com/2014/03/30/sports/baseball/yankees-masahiro-tanaka-epitomizes-the-japanese-approach-to-baseball.html| title =Yankees’ Masahiro Tanaka Epitomizes the Japanese Approach to Baseball|publisher =[[ニューヨーク・タイムズ]]|date=2014-3-29}}</ref>。この記事を自身のコラムで取り上げた[[国際]][[ジャーナリスト]]の[[ロバートソン黎子]]は、アメリカの青少年に日本の高校の野球部で行われている苦行僧的日々の強制は、まず無理だろうし、[[児童虐待]]という声も上がりかねないだろうと指摘している<ref>[[ロバートソン黎子]]「ロバートソン黎子のウーマンズ・アイ」、『[[熊本日日新聞]]』（熊本日日新聞社）2014年4月6日5面。</ref>。
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| − | 体罰に関してはプロ野球経験者の間でも意見が二分している。[[松坂大輔]]はリトルリーグ時代「野球でミスをしても怒られないが、悪い事をすれば尻をバットで叩かれること位は当たり前だった」と回顧<ref>吉井妙子「夢を見ない男 松坂大輔」新潮社</ref>。[[松井秀喜]]も中学時代、度重なる敬遠四球にふてくされた態度をとったところ試合後、監督から体罰を受けたと証言するが、一方で監督の体罰が無ければ今の自分はいなかったと回顧<ref>松井「不動心」新潮新書</ref>。逆に[[桑田真澄]]は、自らが殴られた経験を踏まえ「体罰は不要。子どもの自立を妨げ、成長の芽を摘みかねない」と指摘している<ref>[http://www.asahi.com/edu/articles/TKY201301110314.html 体罰は自立妨げ成長の芽摘む」桑田真澄さん経験踏まえ] 朝日新聞2013年1月11日、本人共著『野球を学問する』</ref>。
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| − | 2013年1月、社会問題化した[[大阪市立桜宮高等学校|桜宮高校]]バスケの体罰問題を受け、翌2月高野連は、加盟校全校に体罰根絶の徹底を求める通達を出した。また選抜大会開会式のスピーチで[[下村博文]]文部科学大臣が体罰根絶を改めて訴えるなど体罰根絶に努めた。しかし同年6月、高野連が野球部指導者にアンケートを行った結果、指導者から部員への体罰問題の項目では、全体の9.7%が「（体罰は）指導する上で必要」と回答したことを発表。アンケート結果を受け、西岡宏堂・審議委員長は「間違った考えの人がまだこれだけいることはショックだ。体罰がなくなるまで言い続けないといけない」と厳しい口調で語り体罰根絶に改めて努めていく旨を示した<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130621-OYT1T00228.htm?from=ylist 「体罰必要」高校野球部１割…高野連は衝撃」] 読売新聞ONLINE（2013年6月21日）</ref>。
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| − | 岐阜商高硬式野球部監督の[[鍛冶舎巧]]は、「引き出しの少ない指導者は生徒を型にはめたがる。個性を尊重し奔放にやらせると自分が対応できなくなるから」競技経験の無い部活の顧問を任される教員も多い。高校球児の頭髪に限れば周囲の固定観念が根強い。九州地方のチームが甲子園に立った時、監督は選手の頭髪を自由化すると、OBやファンから「球児らしくない」と苦情が殺到した。頭を丸めることを強制することは明確な体罰(暴力)と定義されている<ref>2018年6月7日中日新聞朝刊27面</ref>。
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| − | === 抗議権の無い者による抗議 ===
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| − | 高校野球では選手やコーチに抗議権が認められ、監督に抗議権が無い。しかし抗議権の無い者による抗議として次の事例がある。
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| − | #[[広陵高等学校 (広島県)|広陵]]対[[佐賀県立佐賀北高等学校|佐賀北]]（2007年選手権決勝） - 微妙な判定をきっかけに佐賀北が逆転。広陵の監督が[[抗議]]を表明し、高野連から注意を受けた<ref group="注">抗議はしなかったが佐賀北と対戦した帝京、長崎日大の監督も試合後、記者団へ微妙な判定は全て自分たちに不利だったというコメントを残している</ref>
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| − | #明石商対加古川北（2009年秋季兵庫大会） - サヨナラ打の判定をめぐり両校の監督が審判に抗議した結果、審判の判断が二転三転した<ref>神戸新聞2009年9月24日号など</ref>。県高野連は9月25日にベンチを出て抗議した明石商の監督と部長に注意を、試合後選手に整列を指示しなかった加古川北の監督、部長に厳重注意をそれぞれ言い渡した。また、県高野連審判部が二転三転した判定について県高野連に謝罪し、「再発防止に努める」とした<ref>神戸新聞2009年9月26日号</ref>。
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| − | #横浜対関東一（2012年選抜大会準々決勝） - 5回裏一死一、三塁の場面で横浜がセーフティースクイズを敢行。同点かと思われたが、関東一より「三塁走者が本塁を踏んでいない」との[[アピールプレイ|アピール]]。球審がアピールを認めたため、同点スクイズは幻となった。球審がマイクを握り「三塁走者が本塁を踏んでいないとアピールしたので、アウトにしました」と宣告後、横浜高校の監督・渡辺元智が身ぶり手ぶりを加え、球審に「走者はベースを踏んでいる」と猛抗議した。しかし、大会本部の総務委員から「監督に抗議権はない」事を告げられ口頭で注意を受けた。横浜の三塁走者は試合後、記者団に「踏んでなければスパイクの裏の感触でわかる。ガッツリ踏んだと思いました」と語り、[[テキサス・レンジャーズ]]の[[ダルビッシュ有]]は[[ツイッター]]で「横浜高校渡辺監督に注意って。てかいつも思うけど何で抗議がダメなの？ 高校野球やってた時から色々と謎な決まりが多かった記憶が。」と横浜監督を擁護し、高野連の体制を批判した<ref>{{cite news |title=ダルがツイッターで横浜・渡辺監督を擁護 |newspaper=デイリースポーツ |date=2012-04-02 |url=http://www.daily.co.jp/newsflash/2012/04/02/0004937291.shtml |accessdate=2012-04-09}}</ref>。
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| − | #鹿児島玉龍対樟南（2000年鹿児島大会） - 飛球を巡る審判の判定に樟南の監督[[枦山智博]]が主将を通じて30分にわたり抗議、審判がマイクで観客に説明した。試合後、枦山は判定が覆らないとわかっていたが自軍選手の鼓舞、相手高校の良い流れを断ち切るための作戦として抗議を行ったと説明<ref name="「抗議で30分中断」『朝日新聞』2000年7月13日付朝刊18面"/>。当時、枦山は県高野連の[[理事]]を務めていたが、責任を取り試合後に辞任を申し出<ref name="『読売新聞』2000年7月16日付西部本社朝刊28面。"/>。県高野連は7月20日理事会で枦山の辞任を了承、同時に始末書の提出を求めた<ref>『朝日新聞』2000年7月21日付西部本社朝刊鹿児島31面。</ref>。
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| − | #岐阜城北対県岐阜商（2006年夏季岐阜大会） - 県岐阜商がサヨナラホームランを打った際、歓喜した控え選手と走者が交錯。岐阜城北の監督が県岐阜商の野球規則違反<ref>野球規則3.17 両チームのプレーヤー及び控えのプレーヤーは、実際に競技にたずさわっているか、競技に出る準備をしているか、あるいは一塁または三塁のベースコーチに出ている場合を除いて、そのチームのベンチに入っていなければならない。本条項に違反したときは、審判員は、警告を発した後、その反則者を競技場から除くことができる。</ref> を主張し抗議、選手は試合後30分ほど整列を拒否した。試合後高野連は県岐阜商に控え選手が試合終了前にベンチから飛び出したことに対して、岐阜城北に整列の遅延行為を理由とした厳重注意処分をそれぞれ下した<ref>読売新聞2006年7月27日付</ref>
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| − | === 「高校野球賭博」 ===
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| − | 高校野球が主に「対象試合の勝敗予想」「優勝校の予想」など対象に[[賭博]]対象となっている問題。かつては暴力団が胴元となり一試合に数百万から数千万円が動いたケースもあったが<ref>毎日新聞1985年10月22日号 高校野球賭博で山口組組員を逮捕</ref><ref>NHKニュース全国版1985年10月22日放送</ref> 近年では高校野球賭博が暴力団だけでなく一般市民や身内のグループ、会社のサラリーマン内で横行し検挙された例や<ref>[http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121210/crm12121014290012-n1.htm 大阪ガス野球部員ら18人、高校野球賭博の疑い MSN産経ニュース2012年12月10日配信分2013年1月19日閲覧]</ref><ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20120904/tro12090419530004-n1.html JR西社員ら、野球やサッカーで賭博行為2013年1月19日閲覧]</ref><ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/20130111/tro13011118040008-n1.html 高校野球賭博で山口組系幹部逮捕、客39人送検 サンスポ.com2013.1.11 18:02配信分 2013年1月19日閲覧]</ref><ref>[http://npn.co.jp/article/detail/95554561/ 高校野球賭博でサラリーマン大量送検…でも今年一番熱かったのはAKB総選挙賭博だった 2013年1月18日閲覧]</ref> 2015年[[読売ジャイアンツ所属選手による野球賭博問題|プロ野球選手が野球賭博に関与していた問題]]では高校野球の勝敗に現金を賭けていたことも明らかにされた<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLZO93067410R21C15A0CC0000/ 巨人の笠原・松本投手も関与 野球賭博、調査委が公表 日本経済新聞]</ref>
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| − | === 高野連の「干渉」 ===
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| − | 主催する高野連が学校や周辺に過度な干渉をしているという問題。部の場合、[[ユニフォーム]]はともかくマネージャーの服装<ref>[http://www.ne.jp/asahi/fukushima/kouyaren/Kisoku/Taikai-Kitei.pdf 福島県高等学校野球大会規定および注意事項] 福島県高等学校野球連盟</ref> だけでなく、抽選会に出席する責任教師や監督、選手の服装に至るまで指定され<ref>[http://ironna.jp/article/1804 きれいごとを並べたてる偽善組織 それが高野連だ [[野々村直通]]（開星高校前野球部監督・教育評論家）]</ref>、過去に出場校のユニフォームに入っている刺繍が好ましくないとして説明を求めた結果、学校側が刺繍をはずした事例がある<ref>[http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-93834-storytopic-86.html 高野連が沖尚指導/「文武両道」の刺しゅうで] 琉球新報1999年4月10日</ref>。部外では当時の[[長野県知事]]（[[田中康夫]]）の応援に対して干渉した例、開会式当日、[[広島への原子爆弾投下]]の時刻にあわせて他の出場校とともに開会式前に室内練習場で黙祷を捧げようと計画した選手を制止し、自校のみで黙祷させた例もある<ref>[https://web.archive.org/web/20050808000742/http://www.asahi.com/national/update/0806/OSK200508060023.html 高陽東の原爆黙祷巡り混乱 社内連絡不備と本社が陳謝] asahi.com 2005年8月6日</ref>。
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| − | 報道への干渉例として[[読売新聞]]が2007年8月1日から2007年8月3日にかけ、3回シリーズで連載した高野連の在り方や問題点を取り上げた特集記事「高野連ってなに？」<ref>（上）憲章タテに巨大影響（中）税制優遇、収益還元（下）独自の組織論 変わるか - すべて読売新聞の記事より</ref> を掲載。高野連が読売新聞に対し、記事の訂正と謝罪を求めたが読売新聞は回答をしていない。
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| − | === 観客、高校野球ファンの問題 ===
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| − | 観客や高校野球ファンによる問題。「[[8号門クラブ]]」によるバックネット裏席の占拠が度々問題視されており、2016年からのドリームシート設置に影響しているのではないかとの声もある<ref>[https://news.biglobe.ne.jp/sports/0113/blnews_160113_3458654962.html 高野連、8号門クラブにメス センバツのドリームシート設置に歓迎の声]</ref>。
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| − | 1992年の[[松井秀喜5打席連続敬遠]]の際にはグラウンドに大量のメガホンが投げ込まれたり、[[明徳義塾中学校・高等学校|明徳義塾高校]]の校歌斉唱の際に球場全体から「帰れ」コールや勝利直後から脅迫の電話や手紙が送られる等の嫌がらせが発生し、一時はパトカーや警備員から守られながら行動せざるを得ない事態となった。
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| − | 試合の展開等から観客の応援が一方的になる事もあり、2016年選手権の[[東邦高等学校|東邦高校]]対[[八戸学院光星高等学校|八戸学院光星高校]]では東邦高校への過度な応援により、八戸学院光星の選手が「周りみんなが敵に見えました……」と発言している<ref>[http://number.bunshun.jp/articles/-/826338 甲子園ファンの声援に潜む「残酷さ」。八戸学院光星は、何と戦ったのか。]</ref>。
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| − | また、学校や選手に対する偏見、憶測やデマが度々発生する事がある。例えば、学校が県外の生徒で固められていると「第二○○代表」と揶揄される事が多々あり、[[秀岳館高等学校|秀岳館高校]]は試合に勝利しても冷たい視線や罵声を浴びる事があった<ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/184985?page=2 甲子園で秀岳館に見た｢嫌われる勇気｣の成果 ｢結果を出すための覚悟｣を貫いた鍛治舎監督]</ref>。
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| − | インターネットの発達により、2010年代以降ではそれが更に顕著となっている。2017年選手権の[[仙台育英学園高等学校|仙台育英高校]]対[[大阪桐蔭中学校・高等学校|大阪桐蔭高校]]の試合では仙台育英の選手のプレーがインターネットで問題視され、仙台育英の勝利直後に該当選手に対して誹謗中傷が殺到し、該当選手のtwitterのアカウントも炎上する事態となった<ref>[http://diamond.jp/articles/-/139363 仙台育英と大阪桐蔭、逆転劇の裏で走塁めぐりネット炎上]</ref>。
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| − | == 脚注 ==
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| − | === 注釈 ===
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| − | {{Reflist|2|group="注"}}
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| − | === 出典 ===
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| − | {{Reflist|2}}
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| − | == 関連項目 ==
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| − | *[[高校野球全国大会歴代優勝校]]
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| − | *[[高校野球全国大会の記録一覧]]
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| − | *[[甲子園の名がつく高校生大会一覧]]
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| − | *[[クラブ活動]]
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| − | *[[スポ根]]
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| − | *[[高校野球板]]
| |
| − | *[[マスターズ甲子園]]
| |
| − | *[[野球漫画]]
| |
| − | *[[野球を扱った作品一覧]]
| |
| − | *[[今ありて]] - 選抜高等学校野球大会大会歌
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| − | *[[栄冠は君に輝く]] - 全国高等学校野球選手権大会大会歌
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| − | *[[全国高等学校軟式野球選手権大会]]
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| − | *[[高校野球100年のものがたり]]
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| − | == 外部リンク ==
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| − | {{commonscat|High school baseball in Japan}}
| |
| − | * [http://www.jhbf.or.jp/ 公益財団法人日本高等学校野球連盟]
| |
| − | * [http://www.student-baseball.or.jp/ 公益財団法人 日本学生野球協会]
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| − | * [http://www.jhbf.or.jp/rule/charter/index.html 日本学生野球憲章]
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| − | * [http://www2.asahi.com/koshien/ 朝日新聞デジタル：高校野球]
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| − | * [http://koshien.mainichi.jp/senbatsu/ センバツ高校野球大会 -毎日.jp]
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| − | {{高校野球}}
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| − | {{DEFAULTSORT:につほんのこうこうやきゆう}}
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| − | [[Category:日本の高校野球|*]]
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