日射

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にっしゃ solar radiation

地表面に到達した太陽の放射エネルギーのうち波長が 0.29~3.0μmのもの。地球上の気象などを支配する最も根本的な要素。

日射量は水平な面に受けるエネルギーで,太陽方向から直接くる直達日射と空からくる散乱日射との和である。一般に散乱日射は,直達日射の数分の1程度。日射量は太陽高度が高いほど大きく,一日のうちでは南中時,一年のうちでは夏至の頃が最大である。太陽放射は地球大気を通過する際に,空気分子,塵,水蒸気,オゾン,炭酸ガスなどによって減衰するため,日射量の測定は大気汚染の調査などに利用される。