房総半島

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房総半島(ぼうそうはんとう)

関東地方の南東部に突出した半島。東と南は太平洋に,西は東京湾に面する。東西約 106km,南北約 130km,面積 5119km2,海岸線の長さは 364km。千葉県の大部分を占めるが,普通は房総丘陵を骨格とする突出部をいう。地形的には南から北へ3段階に低くなり,低山性の丘陵,台地,平野部に区分される。南部は標高 300m前後の房総丘陵で,半島の中・北部には上総,下総の両台地が広がり,平野部は利根川の沖積平野九十九里平野,東京湾岸の三角州平野などである。南部の海岸には海岸段丘隆起海食台地,海食崖が発達し,出入りに富んだ海岸線が多い。太平洋岸の太東崎から東京湾岸の富津岬にいたる約 190kmの海岸地帯は,1958年南房総国定公園に指定された。半島南部は全般に温暖多雨の気候,特に海岸沿いの平地は無霜地帯で花卉栽培が盛ん。房総丘陵以北は首都圏の一部に属し,そのなかに点在する近郊農業地域は九十九里平野にまで及んでいる。東京湾岸には京葉工業地域の造成が進み,住宅や工場の進出が著しく,急速に都市化,工業化が進行している。



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