御前崎

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御前崎の位置
御前崎の位置
御前崎の
位置
御前崎の位置(静岡県の地図)
ファイル:Omaezaki and Lighthouse.jpg
西側の海岸線から望む御前埼灯台と御前崎(右端)

御前崎(おまえざき)は、静岡県御前崎市御前崎に属し、東に駿河湾を、南に遠州灘を望む。静岡県では島嶼を除けば最南端である。

地理

東へ突き出る形で伸びる岬で、遠州灘側は強い湾岸流により砂丘が続くが、近年では海岸侵食が激しく、海岸線が後退している。一帯は風が強く、殊に10月から4月にかけて「遠州のからっ風」と呼ばれる偏西風が吹く。東岸には御前崎港、その北側には地頭方漁港が立地する。海岸線に沿った県道が整備されて眺望が楽しめる。

一帯は静岡県立御前崎遠州灘自然公園に指定されており、また岬近辺を御前崎ケープパークと称して整備している。

「御前崎のウミガメおよびその産卵地」は、国の天然記念物に指定されている。毎年6月〜8月にアカウミガメの産卵が見られ、一定個体数以上の産卵地としては日本最北限である。

御前埼灯台

最南端には御前埼灯台が立つ。海抜53m、光達19海里。多くの灯台を手がけた英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンにより設計され、1874年に初点灯した。映画喜びも悲しみも幾歳月』の舞台の一つともなった。参観灯台で、一般人も有料で見学できる。

御前岩

御前埼灯台の東南東3kmほどの海中に御前岩と呼ばれる暗礁がある。この海域では1953年から1957年までの間に17隻の海難事故が発生する[1]危険な海域であった。この海域に船舶が近寄らないようにするため、1958年に御前岩灯標が設置された。

行事など

ファイル:Marine Park Omaezaki.jpg
マリンパーク御前崎

周辺


交通

ファイル:Cape Omaezaki and Pacific Ocean.jpg
御前埼灯台上から見下ろす御前崎、海岸線を通る静岡県道357号佐倉御前崎港線太平洋

脚注

関連項目

  • 神子元島 - 静岡県の最南端(島嶼を含めた場合)
映画の舞台
歌謡曲の舞台

外部リンク

座標: 東経138度13分32秒北緯34.59472度 東経138.22556度34.59472; 138.22556