天童市

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天童市(てんどうし)

山形県東部,山形盆地の中央部に位置し,最上川の右岸にある市。山形,東根両市にはさまれ,寒河江市の東に位置する。市域の西部は山形盆地に属し,東部は奥羽山脈に含まれる山岳地帯。 1954年,天童町と成生 (なりゅう) 村,蔵増村,津山村,田麦野 (たむぎの)村,山口村,寺津村の6村が合体。 58年市制施行。 62年豊栄 (とよさか) 村を編入。地名は南北朝時代に北畠天童丸が根拠地としたことに由来するという。初め最上家の一族天童氏の城下町,天正 12 (1584) 年天童氏が最上義光に追放されてからは羽州街道に沿う要地として発達。天保1 (1830) 年織田氏の館がおかれて以来再び城下町として繁栄。米作,畑作や果樹栽培が行われ,天童高原には牧場がある。下級武士の内職として始められた将棋駒や,木工家具の製作は地場産業として知られる。城址舞鶴山はサクラ,ツツジ,モミジの名所で,山元には文化財の若松寺(じゃくしょうじ) 観音堂がある。周辺の農村には,サクランボ,ブドウ,リンゴ,モモなどの観光果樹園が多い。原崎沼 (ばらさきぬま) はカモの飛来地として有名。市街地東の矢野目には西沼田遺跡があり,史跡に指定されている。市域西部の平野地を JR奥羽本線,国道13,48号線が南北に通る。その沿道に天童温泉があり,山形県下有数の温泉地。東部の面白山 (おもしろやま) 西麓一帯は天童高原県立自然公園に属する。

脚注

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