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| − | {{Otheruses}}
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| | [[File:1154 world map by Moroccan cartographer al-Idrisi for king Roger of Sicily.jpg|thumb|250px|世界地図 1154年にモロッコで描かれたもの。当時の用途には十分なものであったと考えられる。現代においても鉄道路線図などのように主題に応じて実際の地形を変形、省略した地図が広く用いられている。さらに世界地図において国ごとの面積を人口に比例して描いたものなど、変形自体に意味を持たせた地図もある。]] | | [[File:1154 world map by Moroccan cartographer al-Idrisi for king Roger of Sicily.jpg|thumb|250px|世界地図 1154年にモロッコで描かれたもの。当時の用途には十分なものであったと考えられる。現代においても鉄道路線図などのように主題に応じて実際の地形を変形、省略した地図が広く用いられている。さらに世界地図において国ごとの面積を人口に比例して描いたものなど、変形自体に意味を持たせた地図もある。]] |
| − | '''地図'''（ちず、英:map<ref name="britanica">ブリタニカ百科事典「地図」</ref> マップ、chart<ref name="britanica" /> チャート）とは、[[地球]][[表面]]の一部または全部を縮小あるいは変形し、[[記号]]・[[文字]]などを用いて表した図。 | + | '''地図'''（ちず、英:map マップ、chart チャート） |
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| − | == 概要 ==
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| − | 地図とは、地球表面の一部あるいは全部の状況を、通常は縮小して、記号化し、平面上に表現したものである<ref name="britanica" />。
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| − | <!--{{誰|date=2016年6月}}「{{要出典範囲|地球などの地表、あるいは架空の世界の全部または特定の一部分を縮小表現したものである。|date=2016年6月}}」-->
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| − | 地図は「[[文化]]の総合的産物」ともいわれ<ref name="jinbunchiri_p37">靑野寿郎・保柳睦美監修『人文地理事典』 p.37 1951年 古今書院</ref>、「[[文字]]よりも古い[[コミュニケーション]]手段」と称されることがあるように、表現手法として[[人類]]に重宝されてきた<ref>柴崎 (2008)：34ページ</ref>。
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| − | 地図の具備すべき条件として、(1) [[距離]]、(2) [[面積]]、(3) [[角]]、(4) 形の正確さと、(5) 明白さ・理解しやすさ等の要素があるとされる<ref name="jinbunchiri_p38">靑野寿郎・保柳睦美監修『人文地理事典』 p.38 1951年 古今書院</ref>。実用の地図は[[測量]]の結果を紙上に展開して地形・地物・説明文字を付して完成させた'''[[実測図]]'''と、実測図の成果や各種資料により編集原図を作製し製図・製版・印刷を経て出版される'''[[編纂図]]'''に大別される<ref name="jinbunchiri_p38"/>。ただ、[[地球]]は[[回転楕円体]]（[[扁球]]）である。平面的な小地域を図化した実測図においては上の条件を実用的な程度にまで満足させることができるが、球面の影響の出る大地域を図化した編纂図においては[[投影法 (地図)|投影法]]や[[縮尺]]などの点から上の条件を満たしきれないため読む際に注意を必要とする場合がある<ref name="jinbunchiri_p38"/>。
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| − | 地図の製作と収集能力を買われ、[[アメリカ合衆国連邦政府]]に登用された<ref>竹内・杉浦 編 (2001)：316ページ</ref>[[イザイア・ボウマン]]は「地図は地理的ないろいろの[[象徴]]の中で最も普遍性のある、また最も目立ったものである」と述べ、[[地理学]]における地図の重要性を説くと同時に、地理学は単なる「分布の科学」ではないとし、地理学における地図の限界にも言及している<ref>灰谷 (1958)：17 - 18ページ</ref>。ボウマンの指摘した地図の役割を要約すれば、分布の明示・測定の具象化・関連し合うものを同時に表現することの3点となる<ref>灰谷 (1958)：20ページ</ref>。
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| − | 地図では情報の多くが[[地図記号]]で表されているが、地図の種類または国ごとに統一され決められている。ただし地形図以外のもの（道路地図やガイドマップなど）においてはこのような規格には沿っていないものが多い。さらに鉄道[[路線図]]のように接続関係のみを重視し幾何学的正確性を無視したものもある<ref>先駆的な例として[[ロンドン地下鉄路線図]]がある</ref>。
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| − | 現在では、地図の[[デジタル化]]が進み地図上に多くの情報をあわせて持つことができるようになっている（[[地理情報システム]]（=GIS）参照）。
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| − | == 歴史 ==
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| − | {{main|初期の世界地図|江戸幕府の地図事業|マッパ・ムンディ}}
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| − | 地図は、[[文字]]よりも古くから人類に使われていたと考えられている。また、文字が存在しない文化でも、地図に類するものが使われている場合がある。
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| − | [[File:Baylonianmaps.JPG|thumb|right|200px|バビロニアの世界地図（[[紀元前600年]]ころ）]]
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| − | [[ファイル:Johannes Blaeu - World map 1664.jpg|thumb|ブラウ図（1664年）]]
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| − | 原始時代の地図は残存してはいないものの、その名残とされるものとしては[[タヒチ]]の[[先住民]]による木片を用いた立体図や[[マーシャル諸島]]の先住民による[[ヤシ]]の[[繊維]]と[[タカラガイ]]を用いた[[航海]]用図といったものがある<ref name="jinbunchiri_p181">靑野寿郎・保柳睦美監修『人文地理事典』 p.181 1951年 古今書院</ref>。
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| − | 現在、発見されているものの中で、最も古いと考えられている[[世界地図]]は、[[バビロニア]]の世界地図である。[[紀元前6世紀|紀元前600年]]ごろに作成されたと考えられている。ただ、世界地図とは言っても、想像や伝聞情報によると思われる箇所が多く、正確に描けているのは[[バビロン]]と周辺都市に限られている。
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| − | 社会が発展して国家が誕生すると、土地の耕作や用水路の建設など、行政のために地図は欠かせないものとなった。また、戦争ともなると地の利を活かす必要があり、軍事面でも自国や敵国の[[地形]]を把握することが重要となっていった。そのため、古今東西を問わず、為政者は正確な地図を作るために力を入れ、様々な地図が各地で作られた。
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| − | [[日本]]では、[[平安時代]]初期の弘仁5年6月23日付官符に引用されている「天平10年5月28日格」に「国図」の語があり、『続日本紀』の天平10年8月の記事に「天下の諸国をして国郡図を造進させる」と見えているので、この頃には[[日本地図]]が存在していたことは間違いない。ただし、地図そのものは残っておらず、これの詳細は不明である。現在確認されている中で、日本の最も古い地図は[[奈良時代]]の[[行基]]が作ったとされる[[行基図]]である。これは、正確性に欠けるものの広く流通し、いくつかの修正は入ったものの一般庶民には[[江戸時代]]まで使われていた。また、土地の耕作者や納税負担者を確定させるために「田図」などの土地関係の地図は古くから作成されていたと考えられ、律令制の下では田畑の調査をした際の校田図と[[班田収授]]の結果を記した班田図、[[荘園 (日本)|荘園]]が自己の所有地を記した荘園図、寺院が寺境内の区画や荘園などの所領について作成した寺域図・寺領図などの存在が知られており、縮尺や方格を用いた地図は[[奈良時代]]には存在していた。これらは先に律令制を採用していた中国からの技術に基づいたとみられている<ref>飯田剛彦「古代の地図」館野和己・出田和久 編『日本古代の交通・流通・情報 3 遺跡と技術』（吉川弘文館、2016年） ISBN 978-4-642-01730-5 P322-353</ref>。
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| − | [[File:Ino-zu-90-Musashi Shimousa Sagami.jpg|thumb|[[伊能忠敬]]による『[[大日本沿海輿地全図]]』[[武蔵国|武蔵]]・[[下総国|下総]]・[[相模国|相模]]]]
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| − | [[日本人]]が自国の正確な形を知ったのは、[[伊能忠敬]]らが作り上げた[[大日本沿海輿地全図]]によってである。これはそれまでの地図を凌駕する正確なものであり、見たものを大いに驚かせた。
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| − | <gallery>
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| − | ファイル:OrteliusWorldMap.jpeg|[[アブラハム・オルテリウス]]が描いた世界地図（1570年）
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| − | ファイル:Worldmaphedo.jpg |[[ポセイドニオス]]が描いたとされる[[世界地図]]（画像は1628年に書かれた複製品）
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| − | ファイル:TabulaRogeriana.jpg | 1154年、[[イドリースィー]]が描いたとされる[[世界地図]]。北が下になっている。
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| − | ファイル:Map of the Battle of Yalu River.jpg|[[鴨緑江会戦]]において、日本軍の[[第1軍 (日本軍)|第一軍]]が所有していた地図。
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| − | ファイル:Battle of Yalu River Cheremisov map 5.jpg|[[鴨緑江会戦]]の、ロシア軍の地図。日本軍の位置などが書きこまれている。
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| − | </gallery>
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| − | == 地図の種類 ==
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| − | 地図学上の分類である'''一般図'''と'''主題図'''については「[[地図学#地図の種類]]」を参照。
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| − | === 作製方法による分類 ===
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| − | 地図には広義の測量の直接的な成果として得られる'''実測図'''とこれを編集して作製される'''編纂図'''がある<ref name="jinbunchiri_p40">靑野寿郎・保柳睦美監修『人文地理事典』 p.40 1951年 古今書院</ref>。
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| − | | |
| − | このうち実測図はさらに基準点測量を基礎として細部を地形測量で測図した'''[[地形図]]'''と、単に地形測量や特殊測量のみによって測図される'''略測図'''に分けられる<ref name="jinbunchiri_p40"/>。
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| − | | |
| − | 書店等で一般的に入手可能な地形図は、[[東]][[西]][[南]][[北]]や[[緯度]]、[[経度]]が指し示されて、[[等高線]]による土地の高低差、[[海]]、[[湖]]、[[川|河川]]のような水域、行政区画、[[道路]]や建物の位置などの多くの情報が網羅されている。地形図について[[日本]]では[[国土地理院]]により[[測量]]が行われている。従来使われてきた[[測地系]]（座標を決める基礎情報）が、[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]などで使われるものと大きく異なっていたため、[[測量法]]の改正により[[2002年]]4月1日に「[[日本測地系]]」を「[[世界測地系]]」に変更した。その前後の緯度、経度は[[座標変換]]が必要になる。
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| − | | |
| − | また、編纂図も実測図をもとに実地調査・統計・文献調査の成果を取り入れ編纂・図化した'''一般編纂図'''（[[地勢図]]や[[地方図]]など）と、特定の事象についてのみ表現を目的とする'''特殊編纂図'''（土地利用図や人口分布図など）に分けられる<ref name="jinbunchiri_p40"/>。
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| − | | |
| − | === 縮尺による分類 ===
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| − | 地図は縮尺によって、縮尺100万分の1より小さい'''小縮尺図'''、縮尺100万分の1から10万分の1の'''中縮尺図'''、縮尺100万分の1より大きい'''大縮尺図'''に分けられる<ref name="jinbunchiri_p40"/>。
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| − | | |
| − | === 投影法による分類 ===
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| − | 地図には目的に応じた[[投影法 (地図)|投影法]]が用いられる。地図は投影面の種類によって、[[平面図法]]、[[円錐図法]]、[[円筒図法]]、[[便宜図法]]に分類される<ref name="jinbunchiri_p40"/>。また、正しく表現する対象により、正主距離図（正距図）、正積図、正角図に分類される<ref name="jinbunchiri_p40"/>。
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| − | {{Main|投影法 (地図)}}
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| − | === 収容地域による分類 ===
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| − | 地図は収容地域によって、[[世界地図]]（世界全図）、半球図、[[日本地図]]（日本全図）のような各国の地図、市町村図などに分類される<ref name="jinbunchiri_p40"/>。
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| − | | |
| − | === 様式による分類 ===
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| − | 地図はその様式により、調製地域となる範囲を画した上で一定の経緯度で分割し一区画ごとに作製した'''切図'''（地形図や地勢図など）、用途に応じて一葉の形式あるいは折本や掛図とした'''全図'''（世界全図や日本全図など）、地勢図などを規格を統一して一冊の形式にまとめた'''[[地図帳]]'''に分類される<ref name="jinbunchiri_p40"/>。
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| − | | |
| − | === 目的による分類 ===
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| − | 地図は一般図と特殊図に分けられ、一般図は基本図と編纂図、特殊図は地籍図（土地事業用図、都市計画図、地質図など）と土地利用図（人口密度図、交通図、統計図など）に分けられる<ref name="jinbunchiri_p40"/>。
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| − | == 地図の要素 ==
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| − | [[File:EU Pop2008 1024.PNG|thumb|ヨーロッパの人口分布を記した地図。人口の多い地域を大きく描いているため、実際の地形とは大きく異なる。]]
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| − | 地図の要素には (1) 距離・面積、(2) 位置・方向、(3) 高さ、(4) 地形・地物・地名などがある<ref name="jinbunchiri_p40-41">靑野寿郎・保柳睦美監修『人文地理事典』 p.40-41 1951年 古今書院</ref>。
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| − | === 距離・面積 ===
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| − | 地図上の距離・面積は縮尺によって定まる<ref name="jinbunchiri_p41">靑野寿郎・保柳睦美監修『人文地理事典』 p.41 1951年 古今書院</ref>。
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| − | | |
| − | === 位置・方向 ===
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| − | 地図上の位置・方向は投影法によって定まる<ref name="jinbunchiri_p41"/>。
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| − | === 高さ ===
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| − | 地図上の高さは水準測量によって定まる<ref name="jinbunchiri_p41"/>。
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| − | | |
| − | === 地形・地物・地名 ===
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| − | 地形は水平曲線（[[等高線]]、等深線）あるいはボカシ・ケバ・段彩などによって表現される<ref name="jinbunchiri_p41"/>。
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| − | | |
| − | 地物には都市・集落・鉄道・道路・河川など縮尺化して地図上で真形を表すことのできる'''骨格地物'''と、縮尺化しても地図上では真形を表すことのできない'''記号地物'''がある<ref name="jinbunchiri_p41"/>。記号地物はさらに、独立樹や井戸などの'''小物体'''、学校など建物の性質を示す'''副記号'''、水田や森林など地類の状況を示す'''地類記号'''などに分類される<ref name="jinbunchiri_p41"/>。
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| − | | |
| − | 地図上の地名とは国名、地理的地名、路線名など図形で表現することが困難なもので、日本の地図では漢字、かな、数字などで記載される<ref name="jinbunchiri_p41"/>。
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| − | == 立体地図 ==
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| − | [[File:Blank globe.svg|thumb|right|地球を平面に描いた地図]]
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| − | '''立体地図'''（りったいちず）、あるいは'''3次元地図'''（さんじげんちず）とは、地形の起伏（大縮尺の場合は建築物の高低を含む）を見る人に感じさせる地図の総称であり、大別すると平面の紙に記したもの、模型で起伏を表したもの、コンピュータのデータで高さの情報を持っているものがある。
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| − | | |
| − | === 平面地図を用いた手法 ===
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| − | 隣接した[[視点]]からとった2枚の平面状の図を見ることによって、人間は脳内に立体的な像を再現することができるという[[立体視]]の技術によって作成された地図で、[[ステレオグラム]]とも称する。裸眼で見たり、赤色・青色の色眼鏡をかけて見る。この原理は[[写真測量法]]においては、[[標高]]が不明な2枚の[[航空写真]]から、写真内の地点の標高を求める際にも用いられる。
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| − | === 模型 ===
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| − | 工作物で高さを表す。「浮き彫り」のことを[[レリーフ]]と呼ぶことから、レリーフ地図ともいう。また、[[ジオラマ]]と称することもある。児童・生徒の工作の場合など、[[等高線]]の形に切り取った厚紙を重ねて作成することもある。なお、[[地球儀]]を立体地図の一種として扱う場合もある。
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| − | | |
| − | === コンピュータ地図 ===
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| − | [[コンピュータ]]内の[[データ]]として3次元情報を持ち、これを[[3次元コンピュータグラフィックス]]の技術によって画面上に地図として表示する。コンピュータ地図の一般として拡大・縮小・移動（スクロール）ができるほか、立体視特有の操作として空中の一点を「目」の位置として、ここから視線を上下左右に移動して見ることができる場合が多い。
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| − | | |
| − | データは、離散的な点の3次元座標を[[数値標高モデル]](DEM)の形式で持ち、ここから地表面を[[ポリゴン]]で表すようにソフトウェア処理する場合と、はじめからポリゴン形式で持つ場合がある。[[カーナビゲーション]]用の地図などで都市の建物の3次元情報を持つ場合はポリゴン形式が多い。
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| − | == 地図と法的関係 ==
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| − | === 日本における権利 ===
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| − | *著作権法
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| − | :地図は[[著作権法]]第10条1項6号で[[著作物|図形の著作物]]として例示されており、[[著作権法|同法]]で保護される。保護期間はおよそ次のように定められている。
| |
| − | :*個人が著作権を持つときは、[[著作権法|同法]]第50条において著作者の死後50年。
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| − | :*法人その他の団体が著作の名義を有するときは、[[著作権法|同法]]第53条において公表後50年。
| |
| − | :*無名で公表されたときは、[[著作権法|同法]]第53条において公表後50年。
| |
| − | :なお、古い地図の中には『[[版権]]』と記されているものがあるが、これは『[[著作権]]』の旧称である。
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| − | | |
| − | === 不動産登記法による地図 ===
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| − | [[不動産登記法]]第14条（地図等）には、
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| − | : [[登記所]]には、'''地図'''及び建物所在図を備え付けるものとする。
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| − | : 地図は、一[[筆界|筆]]又は二筆以上の土地ごとに作成し、各土地の区画を明確にし、[[地番]]を表示するものとする。
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| − | と定められており、特に、'''法14条地図'''と呼ぶこともある。同条第4項に規定する地図に準ずる図面とあわせて、[[公図]]と呼ぶ。
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| − | === 測量法と地図 ===
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| − | [[国土地理院]]およびその前身（例：[[内務省 (日本)|内務省]]地理局、[[参謀本部 (日本)|参謀本部]][[陸地測量部]]）が発行した地図のときは、[[1890年]]（明治23年）に陸地[[測量標]]條例が施行されたときに遡って、[[測量法]]の規定が適用される。
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| − | == インターネットにおける地図配信 ==
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| − | {{更新|date=2017年5月|section=1}}
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| − | [[インターネット]]による地図配信は、[[ウェブサイト]]で閲覧するタイプと、専用[[ソフトウェア]]で閲覧するタイプに分けられる。
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| − | | |
| − | 2006年の[[Google]]日本語版検索ランキングの1位は「地図」であり、インターネットにおいて最も主要な[[コンテンツ]]となった。
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| − | === Webサイトでの地図配信 ===
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| − | 初期の地図配信サイトは、地図の閲覧に主を置いており、縮尺変更やスクロールの度に[[画面遷移]]が行われるなど操作性が優れたものは見受けられなかった。しかし、[[Google マップ|Google Maps]]の登場以降、画面遷移のないスムーズな操作性の新世代地図サイトが登場し始めた。なお、Google Mapsの日本進出以前に[[Mapion]]が実験サービス「マピオンラボ code:guriguri」としてスクロール地図の提供を行っている。<!--（これは、本来地図メーカーではないGoogleが他の地図メーカーよりも優れたサイトを構築し、一般ユーザーの地図サイトに対する要求が高くなった為である。地図自体は地図メーカーのものを使用している。）-->新世代地図サイトは地図に属性を結びつけて表現されているものが多く、高い技術が要求されるためか、そのほとんどがベータ版である。
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| − | 画面遷移のない地図配信の技術には主に[[Ajax]]や、[[Adobe Flash|Flash]]が使われる。特に、Flashによる地図配信はFlash 8・[[Adobe Flex|Flex]] 2が[[Graphics Interchange Format|GIF]]・[[Portable Network Graphics|PNG]]の外部画像をサポートするまでは、一部の例外を除き登場していない。最近{{いつ|date=2017年5月}}、呼称として''スクロール地図''という言葉が定着してきた。
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| − | ==== 地図形式 ====
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| − | 使用される地図の形式は主に3つに分けられる。
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| − | ===== ラスター地図 =====
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| − | [[ラスター形式]]の地図をそのまま配信する方法。[[サーバ]]にほとんど負荷がかからない。
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| − | | |
| − | 最も簡単でスピーディーな方法に思えるが、地図のデータ量が膨大になる・決められた縮尺の地図しか表示できない・座標計算が難しい・減色時に隣り合う地図と色合いが変わらないようにしなければならない・等、簡単ではない。
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| − | | |
| − | [[空中写真]]（衛星写真や航空写真）はこの形式になる。
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| − | ===== ベクター地図（サーバでラスタライズ） =====
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| − | [[ベクター形式]]の地図をサーバでラスター地図に変換<ref>このようにビットマップ形式以外のデータをビットマップ化することを[[ラスタライズ]]と言う。</ref>し配信する方法。ハイスペックなサーバでも変換に時間がかかる。
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| − | 変換用のソフトをサーバにインストールする必要があるが、座標と縮尺を指定するだけで地図が表示できる。
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| − | 地図サイト構築用ソフトとして販売されているものはこの形式が多い。
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| − | ===== ベクター地図 =====
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| − | [[ベクター形式]]の地図をそのまま配信する方法。サーバにほとんど負荷がかからない。[[ラスター形式]]と異なり、一般的な[[ウェブブラウザ|Webブラウザ]]のための共通の[[ベクターグラフィックス]]データ形式が未だ確立していないため、ブラウザ毎に個別の実装が必要になる。実装方法としては、ブラウザがネイティブでサポートしている個別の形式（一般的には[[Scalable Vector Graphics|SVG]]と[[VML]]）を用いる方法と、専用の[[プラグイン]]を用いる方法とがある。
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| − | レイヤ合成、レイヤ切り替え、[[クリッカブルマップ]]、拡大・縮小・回転表示の実現が比較的容易に可能で、印刷が最もきれいに行える形式であり、その標準的な配信手法の確立が待たれる。
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| − | 国土地理院では[[電子国土]]背景地図を元にSVG形式の地図データを作成し、これを社会実験に用いることができるよう一般に公開している。
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| − | ==== 主な地図配信サイト ====
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| − | * Ajax系
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| − | ** Google マップ ベータ<ref>[http://maps.google.co.jp/ Google マップ ベータ]</ref> 世界初のAjax地図サイトの日本語版。
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| − | ** goo 地図<ref>[http://map.goo.ne.jp/ goo 地図]</ref> 全画面地図はFlash。
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| − | ** Yahoo!地図<ref>[http://map.yahoo.co.jp/pl Yahoo!地図]</ref>
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| − | ** MapFan Web<ref>[http://www.mapfan.com/ MapFan Web]</ref>
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| − | ** マピオン<ref>[http://www.mapion.co.jp/ マピオン]</ref> 全画面地図はFlash。
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| − | ** Bing Maps<ref>[http://maps.bing.com/ Bing Maps]</ref>
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| − | *マッシュアップ
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| − | * Flash系
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| − | ** NAVIEW<ref>[http://naview.net/ NAVIEW]</ref> ベクター地図。
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| − | ** FLASH EARTH<ref>[http://www.flashearth.com/ FLASH EARTH]</ref> 衛星写真・航空写真専門。
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| − | *ラボサイト
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| − | ** MAPION LABs<ref>[http://labs.mapion.co.jp/ MAPION LABs]</ref>
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| − | === ソフトウェアでの地図配信 ===
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| − | 地図のデータ部分をインターネットでダウンロードして地図を表示する。携帯電話においては地図を保存する容量が無いためアプリケーション地図ソフトは基本的にこの形式となる。
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| − | ==== 主な地図配信ソフトウェア ====
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| − | * PC
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| − | ** [[電子国土Webシステム]]
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| − | ** [[Google Earth]]
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| − | * 携帯電話
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| − | ** [[NTTドコモ]] [[地図アプリ]]
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| − | ** [[マピオン]] アプリスクロール地図
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| − | ** [[NAVITIME]] アプリ
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| − | | |
| − | == 地図制作を行っている組織 ==
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| − | *[[:en:National mapping agency]] 各国の地図作成機関
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| − | *[[:en:Category:Cartography organizations]] 地図製作会社のカテゴリページ（記事が作成済みの組織についてのみリスト化されている）
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| − | === 欧州 ===
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| − | ==== イギリス ====
| |
| − | * [[:en:Ordnance Survey]]
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| − | | |
| − | === オランダ ===
| |
| − | * <ref name="britanica" />[[:en:Tele Atlas]] (TomTom子会社) - [[カーナビ]]会社のTomTomに買収された。Apple iOS 6の地図として使われる (なお、日本部分ではインクリメントPが使われている)。
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| − | | |
| − | ==== フランス ====
| |
| − | * [[:fr:Institut national de l'information géographique et forestière]]
| |
| − | * [[ミシュラン]]
| |
| − | | |
| − | ==== ドイツ ====
| |
| − | * Bundesamt für Kartographie und Geodäsie (BKG)
| |
| − | | |
| − | ==== スペイン ====
| |
| − | * Dirección General del Instituto Geográfico Nacional
| |
| − | | |
| − | ==== ポルトガル ====
| |
| − | * [[:pt:Instituto Geográfico Português]]
| |
| − | | |
| − | ==== イタリア ====
| |
| − | * [[:it:Istituto Geografico Militare]]
| |
| − | | |
| − | ==== スイス ====
| |
| − | * [[:en:Swisstopo]]
| |
| − | | |
| − | ==== ギリシア ====
| |
| − | * [[:el:Γεωγραφική Υπηρεσία Στρατού]]
| |
| − | | |
| − | ==== ロシア ====
| |
| − | * [[:ru:Федеральная служба государственной регистрации, кадастра и картографии]]
| |
| − | | |
| − | === 北米・中米・南米 ===
| |
| − | ==== 米国 ====
| |
| − | * [[アメリカ地質調査所]]
| |
| − | * [[Google]] - Google Mapsでは、他社の地図データの他に、膨大な独自の地図データを使っている (なお、日本部分ではゼンリンが使われている)。
| |
| − | * [[:en:NAVTEQ]] ([[Nokia]]子会社) - 携帯会社のNokiaに買収された。MicrosoftのBingに使われている (なお、日本部分ではゼンリンが使われている)。
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| − | | |
| − | ==== メキシコ ====
| |
| − | * [[:es:Instituto Nacional de Estadística y Geografía]]
| |
| − | * [[:en:Guía Roji]]
| |
| − | | |
| − | === アジア ===
| |
| − | ==== インド ====
| |
| − | * [[:en:Survey of India]]
| |
| − | | |
| − | ==== 中国 ====
| |
| − | * [[:zh:国家测绘地理信息局]]
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| − | ==== タイ ====
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| − | * [[:en:Royal Thai Survey Department]]
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| − | === 日本 ===
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| − | * [[国土地理院]]
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| − | * [[アイサンテクノロジー]]
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| − | * [[アジア航測]]
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| − | * [[国際航業]]
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| − | * [[昭文社]]
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| − | * [[ゼンリン]]
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| − | * [[パスコ (航空測量)]]
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| − | * [[マイナビ出版]] (旧[[東京地図出版]])
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| − | * [[ヤフー (企業)]] (旧[[アルプス社]])
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| − | == 脚注 ==
| + | 地球表面の一部または全部の状況を，普通は縮小して，記号化し，平面上に表現したもの。 |
| − | {{Reflist}}
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| − | == 参考文献 ==
| + | 地図は土地の状態を空中写真のようにそのまま縮小して描いたものではなく，作成者が必要と認めた事項だけを選択のうえ，通常は総描し，地名，数値，国境，行政界などの見える形としては存在しない要素も含め記号化して表現したものである。地図には多目的な一般図と，特定の目的に基づく主題図 (特殊図) がある。作成方法では測量の成果としての地図である実測図と，実測図や調査資料，統計などから編集した編集図がある。縮尺からは大縮尺図，中縮尺図，小縮尺図がある。 |
| − | * 柴崎亮介 監修『地理空間情報活用推進基本法入門』[[日本加除出版]]、平成20年7月10日、250pp. ISBN 978-4-8178-1353-4
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| − | * [[竹内啓一]]・杉浦芳夫 編『二〇世紀の地理学者』[[古今書院]]、2001年10月9日、386pp. ISBN 4-7722-6004-8
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| − | * 灰谷富士人 (1958) "イザイアボーマンの地図に対する見解―その時代性について―"社会科研究（全国社会科教育学会）.6:16-23.
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| | == 関連項目 == | | == 関連項目 == |
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| | *[[国土地理院]] | | *[[国土地理院]] |
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| − | == 外部リンク ==
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| − | {{Commons&cat|Atlas|Maps}}
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| − | * [http://www.oldmapsonline.org Old Maps Online]
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| − | * ゼンリン
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| − | ** [http://www.zenrin.co.jp/brand/index.html ゼンリンの地図づくり] - 地図の調査・製作方法など
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| − | ** [http://www.zenrin.co.jp/mapgallery/index.html ゼンリン地図の資料館]
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| − | * [http://tois.nichibun.ac.jp/chizu/ 大学共同利用機関 国際日本文化研究センター 所蔵地図データベース（日本の古地図閲覧）]
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| − | * [http://www.jmc.or.jp/ (財)日本地図センター]
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| − | * {{EoE|Maps|Maps}}
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| − | * [https://web.archive.org/web/20090429102103/http://kochizu.gsi.go.jp/HistoricalMap/ 古地図コレクション 古地図資料閲覧サービス 国土地理院]
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