「和習」の版間の差分

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'''和習'''(わしゅう)または'''和臭'''('''倭臭''')とは[[日本人]]が[[漢文]]を作る時に、[[日本語]]の影響によっておかす独特な癖や用法。[[江戸時代]]に[[荻生徂徠]]によって指摘された。これが最も著しいものが漢字のみで書かれた日本語文の[[候文]]である。
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'''和習'''(わしゅう)または'''和臭'''('''倭臭'''
==種類==
 
荻生徂徠が見出した「和字」「和句」「和習」の3種類を今日では「和習」と総称する。
 
  
===和字===
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日本独特の風習。
「和訓を以て字義を誤るもの」すなわち同訓異義の字の混同である。
 
  
例えば「有」と「在」の混同は『[[日本書紀]]』にも既に見られ、「この玉は今石上神宮にある」の部分を「是玉今'''有'''石上神宮」(本来なら「是玉今'''在'''石上神宮」)としてしまっている。
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===和句===
 
「位置上下の則を失う」すなわち語順の誤りである。
 
 
 
例えば「喫煙を禁止する」を正しく漢文で書くと「禁止喫煙」であり「喫煙禁止」は漢文として正しくない。
 
 
 
===和習===
 
「語気声勢の中華に純ならざるもの」すなわち中国人の語気や音調になりきっていないことを指す。
 
 
 
==参考文献==
 
*『和習談義』 [[神田喜一郎]]『墨林間話』(岩波書店、ISBN 9784000020787)所収
 
 
 
==関連項目==
 
*[[日本書紀]]-和習の有無により各部分の筆者を推定する説([[森博達]])がある
 
*[[Engrish]]
 
*[[フランポネ]]
 
*[[誤用]]
 
 
 
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[[Category:和製漢語|*わしゆう]]
 
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[[Category:日本の言語]]
 
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[[Category:中国語の方言]]
 
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2018/10/14/ (日) 09:16時点における最新版

和習(わしゅう)または和臭倭臭

日本独特の風習。



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