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{{基礎情報 会社
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|社名 = 千葉都市モノレール株式会社
 
|英文社名 = Chiba Urban Monorail Co.,Ltd.
 
|ロゴ = [[ファイル:Chiba Urban Monorail Logo.png|150px]]
 
|種類 = [[株式会社]]
 
|市場情報 = 非上場
 
|略称 =
 
|国籍 = {{JPN}}
 
|郵便番号 = 263-0012
 
|本社所在地 = [[千葉県]][[千葉市]][[稲毛区]]萩台町199-1
 
|設立 = [[1979年]]([[昭和]]54年)[[3月20日]]
 
|業種 = 陸運業・建設業など
 
|事業内容 = [[軌道法]]による一般運輸業など
 
|代表者 = 代表取締役社長 川上千里
 
|資本金 = 1億円(2018年3月31日現在)
 
|売上高 = 34億9015万6千円(2018年3月期)<ref name="pl">[http://chiba-monorail.co.jp/wp/wp-content/themes/2017/pdf/kessan/h28-soneki.pdf 平成29年度損益計算書]</ref>
 
|営業利益 = 5億2843万7千円(2018年3月期)<ref name="pl" />
 
|純利益 = 5億5522万円(2018年3月期)<ref name="pl" />
 
|純資産 = 54億3238万円(2018年3月31日現在)<ref name="bs">[http://chiba-monorail.co.jp/wp/wp-content/themes/2017/pdf/kessan/h28-taisyaku.pdf 平成29年度貸借対照表]</ref>
 
|総資産 = 132億6843万9千円(2018年3月31日現在)<ref name="bs" />
 
|従業員数 = 142名(2013年3月31日)
 
|決算期 = 3月31日
 
|主要株主 = [[千葉市]] 92.97%<br />[[JFEスチール|JFEスチール株式会社]] 1.57%<br />[[三菱重工エンジニアリング|三菱重工エンジニアリング株式会社]] 1.57%<br />[[千葉銀行|株式会社千葉銀行]] 1.12%<br />[[東京電力パワーグリッド|東京電力パワーグリッド株式会社]] 1.00%<br />([[2018年]][[3月31日]]現在)
 
|主要子会社 =
 
|関係する人物 =
 
|外部リンク = [http://www.chiba-monorail.co.jp www.chiba-monorail.co.jp]
 
|特記事項 =
 
}}
 
[[ファイル:Chiba Urban Monorail Series 1000 0002.jpg|thumb|right|240px|千葉都市モノレール]]
 
'''千葉都市モノレール株式会社'''(ちばとしモノレール)は、[[千葉県]][[千葉市]]内で[[モノレール#サフェージュ式|サフェージュ式懸垂式モノレール]]を運営している[[軌道法|軌道]]事業者。千葉市や千葉県などの出資による[[第三セクター]]方式で設立された[[第三セクター鉄道]]の一つである。通称は「'''千葉モノレール'''」。本社は千葉県千葉市[[稲毛区]]。
 
 
 
モノレールの愛称は'''タウンライナー'''で、[[マスコットキャラクター]]は[[サル]]の「モノちゃん」である。
 
 
 
== 概要 ==
 
[[千葉みなと駅]]から[[県庁前駅 (千葉県)|県庁前駅]]を結ぶ[[千葉都市モノレール1号線|1号線]]と、[[千葉駅]]から[[千城台駅]]を結ぶ[[千葉都市モノレール2号線|2号線]]の2路線を持つ。[[1988年]][[3月28日]]に最初の区間である2号線スポーツセンター駅 - 千城台駅間が開業し、[[1999年]][[3月24日]]に1号線を含めた全線が開通した。総営業距離15.2kmは'''懸垂式'''モノレールとしては世界最長で、[[2001年]]に[[ギネス世界記録]]に認定されている<ref group="注">跨座式を含めた場合、日本国内最長のモノレールは[[大阪府]]にある[[大阪高速鉄道|大阪モノレール]]、世界最長のモノレールは[[中華人民共和国|中国]][[重慶市]]にある[[重慶軌道交通]]である。</ref>。
 
 
 
[[2006年]][[4月28日]]に[[国土交通省]]から認定を受けた[[産業活力再生特別措置法]]に基づく事業再構築計画により累積損失の解消と単年度黒字化が図られた。同年5月に99%[[減資]]するとともに、千葉県と千葉市が債権者となっている貸付金204億円を[[現物出資]]する形で[[第三者割当増資]]による[[新株発行]]が行われ([[債務の株式化]]・[[デット・エクイティ・スワップ]])、これにより一時的に[[資本金]]が205億円となった。さらに同年[[8月]]には千葉県出資分100%、千葉市出資分98.2%、民間出資分80%それぞれの減資(計102億円分の減資)と[[資本準備金]]5億円の取り崩しを行うとともに、軌道資産の一部([[簿価]]90億円相当)を千葉市に無償譲渡して[[減価償却]]費と設備更新費の大幅削減を行った。この譲渡損90億円については資本準備金の取り崩しを行った。これらの施策の結果、同年度決算では最終黒字が1億9600万円、[[営業係数]]が96と、開業以来初の黒字を計上した。
 
 
 
合理化策の一環として、現在はモノレール車両の[[動力車操縦者]](運転士)が[[車両基地]]における車両検査要員を兼任することで人員削減を図っている<ref>『[[川島令三&向谷実の鉄道マニア倶楽部|鉄道マニア倶楽部 Vol.3]]』([[MONDO21]])第6回</ref>。
 
 
 
開業当初より[[自動券売機]]専用の[[プリペイドカード]]である「モノレールカード」(プレミアム付き)を[[2009年]]2月まで発行していた。[[首都圏 (日本)|首都圏]]のJRを除く公民鉄における磁気カード式のプリペイドカードとしては最後まで運用されたカードであった。[[パスネット]]には当初より対応しなかったが、利用者から対応について要望が多数寄せられたため、パスネット協議会に加盟していたこともある(パスネット自体は導入しなかった)。次世代[[ICカード]]乗車券の協議機関である[[PASMO]]協議会には設立当初より参加し、準備期間を経て[[2009年]]3月14日に運用を開始している。また、[[交通系ICカード全国相互利用サービス]]の対象外であり、PASMOと[[Suica]]以外のIC乗車券は使用できない<ref>{{PDFlink|[http://www.pasmo.co.jp/about_pasmo/pdf/PASMO_area.pdf PASMO・Suicaご利用路線図(簡略版)]}}</ref>。
 
 
 
2018年6月22日付で、千葉市役所出身の川上千里が社長に就任した。
 
 
 
== 沿革 ==
 
* [[1979年]]([[昭和]]54年)[[3月20日]] - 会社設立。
 
* [[1988年]](昭和63年)[[3月28日]] - 2号線 スポーツセンター - 千城台間開業。
 
* [[1991年]]([[平成]]3年)[[6月12日]] - 2号線 千葉 - スポーツセンター間開業。
 
* [[1995年]](平成7年)[[8月1日]] - 1号線 千葉みなと - 千葉間開業。
 
* [[1999年]](平成11年)[[3月24日]] - 1号線 千葉 - 県庁前間開業。同時に2号線で一割程度の所要時間短縮や全駅に自動精算機設置、千葉駅中央口に継続定期券自動発行機設置もされた。
 
* [[2006年]](平成18年)
 
** [[4月28日]] - 産業活力再生法に基づく事業再構築計画が認定される。
 
** [[6月21日]] - 2号線作草部 - 千葉公園間で下水道工事中の[[移動式クレーン|クレーン車]]のアームと列車が衝突する事故が起きる。
 
* [[2009年]](平成21年)[[3月14日]] - [[PASMO]]を導入。
 
* [[2012年]](平成24年)[[7月8日]] - 新型車両「[[千葉都市モノレール0形電車|Urban Flyer 0-type]]」営業運転開始。
 
 
 
== 路線 ==
 
* [[千葉都市モノレール1号線|1号線]]:[[千葉みなと駅|千葉みなと]] - [[県庁前駅 (千葉県)|県庁前]]間 3.2km
 
* [[千葉都市モノレール2号線|2号線]]:[[千葉駅|千葉]] - [[千城台駅|千城台]]間 12.0km
 
 
 
1号線を[[千葉市立青葉病院]]まで延伸する計画がある(詳細は[[千葉都市モノレール1号線#延伸計画|1号線の延伸計画]]を参照)。
 
 
 
また、[[穴川駅 (千葉県)|穴川駅]]より、[[千葉都市モノレール稲毛駅・稲毛海岸駅への延伸構想|稲毛駅・稲毛海岸駅への延伸構想]]がある<ref name="mainichi20180127">[https://mainichi.jp/articles/20180127/ddl/k12/020/185000c 市が延伸想定調査へ 来年度予算案に] - [[毎日新聞]]、2018年1月27日</ref>。
 
 
 
== 車両 ==
 
[[ファイル:Chiba Urban Monorail 0 series 20120809.jpg|thumb|千葉都市モノレールの最新型車両「URBAN FLYER 0-type」]]
 
; [[千葉都市モノレール1000形電車|1000形]]
 
: 開業当初からの車両。製造年次によって[[方向幕|行先表示器]]が幕式や[[発光ダイオード|LED]]など違いがある。全部で20編成40両が製造されたが、現在は17編成34両が在籍する。第18 - 20編成の3本はヘッドマーク取り付け対応改造が施工されている。2012年度以降、1次車は後述の0形で置き換えられる予定である。
 
; [[千葉都市モノレール0形電車|0形]]「URBAN FLYER 0-type(アーバン・フライヤー・ゼロ-タイプ)」
 
: [[2012年]]度に導入された新型車両<ref>[http://www.chiba-monorail.co.jp/4_know/urban-flyer.html URBAN FLYER 0-type (アーバンフライヤー ゼロタイプ)製作に着手しました。] - 千葉都市モノレール、2012年1月19日閲覧。</ref>(当初は2009年度導入予定であった<ref>[https://web.archive.org/web/20070409144217/http://www.chiba-monorail.co.jp/uf-otype/urban-flyer.html 千葉モノレール 新型車両「URBAN FLYER 0-type」](Internet Archive) - 千葉都市モノレール、2007年4月9日のアーカイブ。</ref>)。通称UFO。従来車両をベースに[[バリアフリー]]化や新しい技術基準への適合などが行われる。2012年度中に3編成6両が製造される予定で、初期に製造された1次車と順次置き換える。2014年春までに8両を導入する予定で<ref>{{cite web|title=千葉モノレール 初リニューアル|url=http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001201200001|publisher=[[朝日新聞]]|date=2012-01-20|accessdate=2012-01-21}}</ref>、2012年7月8日から第21編成(001-002)と第22編成(003-004)の2編成が<ref>{{cite web|title=千葉モノレール0形「URBAN FLYER」が営業運転を開始|url=http://railf.jp/news/2012/07/09/190000.html|publisher=[[交友社]]『鉄道ファン』railf.jp|date=2012-07-09|accessdate=2012-07-10}}</ref>、2012年11月1日から第23編成(005-006)が営業運転を開始した。
 
:* 先頭部の床下にはガラス窓を採用するなど、「都市内を空中散歩する」感覚を目指している。
 
:* 2009年10月24日の東京新聞千葉版によるところでは、車内では黒を基調としオレンジをアクセントとした個別いすタイプの座席や、[[回生ブレーキ]]などを採用することになっている。
 
:* バリアフリーのため、[[車椅子スペース]]やドア上に開閉チャイム付きの案内表示器を設置する。
 
:* [[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]方式を採用し、エネルギー効率及び乗り心地の向上を行う。
 
 
 
== ロケーションサービス ==
 
近年は[[テレビドラマ]]や[[コマーシャルメッセージ|CM]]などの撮影に対し、同じ千葉市の[[フィルム・コミッション|ちばしフィルムコミッション]]などと連携して積極的な誘致を図っており、同社の場合、駅や車両での撮影だけでなく、本社社屋や車両基地をも積極的に撮影用に貸し出しているのが特徴である<ref>[http://www.chiba-monorail.co.jp/loca/loca.html ロケーションサービスのご案内] - 千葉都市モノレール</ref>。
 
;映画
 
:*『[[バタアシ金魚]]』([[1990年]])
 
;ドラマ
 
:*『[[警部補 矢部謙三]]』([[テレビ朝日]]系)
 
:*『[[TAXMEN]]』([[東京メトロポリタンテレビジョン|MXTV]]ほか)
 
:*『[[逃亡弁護士 (テレビドラマ)|逃亡弁護士]]』([[関西テレビ放送|関西テレビ]]制作・[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系)
 
:*その他
 
 
 
== アニメ・ゲームとのコラボレーション ==
 
2008年の[[ライトノベル]]およびそれを原作とした2010年のテレビアニメ『[[俺の妹がこんなに可愛いわけがない (アニメ)|俺の妹がこんなに可愛いわけがない]]』に、千葉駅付近や[[千葉公園]]等から見たモノレールが度々登場したことに伴い、さまざまな取り組みが行なわれた。
 
 
 
[[2011年]]5月には、キャラクターを描いた記念切符が発売された<ref>{{Cite news|url=http://news.dengeki.com/elem/000/000/364/364838/ |title=桐乃と黒猫が駅員さんに!? 『俺の妹』と千葉モノレールのコラボ切符が発売決定!! |newspaper=DENGEKIONLINE |publisher=[[アスキー・メディアワークス]] |date=2011-05-02 |accessdate=2011-05-03 |language=日本語}}</ref>。
 
 
 
1000形第19編成に同作品のラッピングが施され、2013年3月30日から2014年3月31日<ref group="注">当初は6月30日までの予定であったが、要望を受け2度延長された。</ref>まで運行された<ref>{{Cite web|url=http://chiba-monorail.co.jp/index.php/event-goods/orenoimouto/oreimo-wrapping/ |title=スペシャルコラボラッピングモノレール 3月30日運行開始 |publisher=千葉都市モノレール |date=2013-03-17 |accessdate=2013-09-30 |language=日本語}}</ref>。10月以降は声優によるアナウンスが土休日の10時から16時に短縮された<ref>{{Cite web|url=http://chiba-monorail.co.jp/index.php/20130927/ |title=俺の妹。スペシャルコラボラッピングモノレールの運行期間を延長します。 |publisher=千葉都市モノレール |date=2013-09-27 |accessdate=2013-09-30 |language=日本語}}</ref>。
 
 
 
また、[[2015年]][[5月2日]]からは[[ライトノベル]]およびそれを原作としたテレビアニメ『[[やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。]]』のキャラクターが車両にラッピングされ<ref>{{Cite web|url=http://chiba-monorail.co.jp/index.php/20150424 |title=俺ガイルラッピングモノレール運行&グッズ発売決定!(ラッピングデザイン公開!)|publisher=千葉都市モノレール |date=2015-04-27 |accessdate=2015-05-08 |language=日本語}}</ref>、2016年4月1日まで運行された<ref>{{Cite web|url=http://chiba-monorail.co.jp/index.php/event-goods/gairu/ |title=俺ガイル×ちばモノ |publisher=千葉都市モノレール |accessdate=2016-04-03}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://railf.jp/news/2016/03/30/170000.html |title=千葉都市モノレール「俺ガイル」ラッピング編成に「LAST RUN」ヘッドマーク|publisher=交友社『鉄道ファン』railf.jp|date=2016-03-30 |accessdate=2016-04-03}}</ref>。
 
 
 
2017年12月7日から、『[[ステーションメモリーズ!]]』(以下、駅メモ!)に登場するキャラクター、作草部チコ・マコ姉妹が公認キャラクターになったことを記念し、駅メモ!モノレールを運行する。
 
 
 
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|caption1=アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』ラッピング車両
 
|image2=アニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」ラッピング車両.jpg
 
|caption2=アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』ラッピング車両
 
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== 脚注 ==
 
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=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group="注"}}
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[千葉テレビ放送|チバテレ]] - 2006年頃まで「ビデオ散歩」という番組で時々運転席からの映像を放送していた。それ以前だと1990年辺りで「タウンガイド」という番組のオープニング映像にも登場していた。
 
* [[舞浜リゾートライン]]([[ディズニーリゾートライン]]) - 同じ千葉県内にあるモノレール路線を運営している会社(跨座式)。
 
 
 
== 外部リンク ==
 
{{Commonscat|Chiba Urban Monorail}}
 
* [http://www.chiba-monorail.co.jp/ 千葉都市モノレール]
 
* [http://www.chiba-monorail.co.jp/4_know/urban-flyer.html URBAN FLYER 0-type (アーバンフライヤー ゼロタイプ)]
 
* [http://www.mhi.co.jp/technology/review/indexj-47-2.html 三菱重工技報 第47巻 第2号]「千葉都市モノレール “アーバンフライヤー”」
 
 
 
{{PASMO}}
 
{{DEFAULTSORT:ちはとしものれる}}
 
[[Category:千葉都市モノレール|*]]
 
[[Category:日本の軌道事業者]]
 
[[Category:千葉県の交通|社ちはとしものれる]]
 
[[Category:稲毛区の企業]]
 
[[Category:第三セクター鉄道]]
 
[[Category:日本のモノレール]]
 
[[Category:日本のギネス世界記録]]
 

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