元号一覧 (朝鮮)

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元号一覧(げんごういちらん)では、朝鮮における歴代元号について記述する。なお朝鮮は伝統的に中国冊封体制下に入っていたので、基本的には中国王朝の暦を用いていた。このため、朝鮮独自の元号は少ない。

三国時代

高句麗

実際にはこの他にも元号があった。たとえば延嘉七年己未銘を持つ金銅如来像が発見されており、539年に比定されている[1][2]

新羅

唐滅亡後は、国際的な、また国内の混乱により状況が明らかではないが、後梁後唐の年号の使用が確認される。

後三国時代

後百濟

後高句麗(摩震)(泰封)

高麗

契丹)に服属後はの年号を使用。政治情勢に応じて遼と宋の年号の両方が現れる。遼滅亡後はの正朔を奉じ、に服属すると元の年号を用いた。高麗末期の混乱期には、の年号のほか、北元宣光年号が確認される。

朝鮮王朝

建国当初より明国に事大し、明の年号を忠実に使用。1636年に服属すると、清の正朔を奉じる。また、密かに明最後の年号崇禎を使用している(崇禎紀元)。

大韓帝国(旧韓国)

日本統治時代

連合軍軍政期

元号なし:1945年1948年

大韓民国

朝鮮民主主義人民共和国

脚注

  1. 吉良文男 『いまこそ知りたい朝鮮半島の美術』 小学館、2002年。ISBN 4096070130。
  2. 田辺三郎助 「仏像」『新版 韓国 朝鮮を知る事典』 平凡社、2014年。ISBN 9784582126471。

関連項目

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