「佐世保玉屋」の版間の差分

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|代表者  = 代表取締役 田中丸弘子
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[[ファイル:Sasebo Tamaya140429.jpg|right|thumb|225px|佐世保玉屋の「大規模小売店舗」表示板(2014年4月)]]
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'''株式会社佐世保玉屋'''(させぼたまや、[[英語|英称]]:''Sasebo Tamaya Department Store Inc.'')は、[[長崎県]][[佐世保市]]に店舗を置く[[百貨店]]。[[佐賀市]]の[[佐賀玉屋]]は、ルーツを同じくする[[玉屋 (百貨店)|玉屋]]グループの兄弟会社である。
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'''株式会社佐世保玉屋'''(させぼたまや、[[英語|英称]]:''Sasebo Tamaya Department Store Inc.''
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[[長崎県]][[佐世保市]]に店舗を置く[[百貨店]]。[[佐賀市]]の[[佐賀玉屋]]は、ルーツを同じくする[[玉屋 (百貨店)|玉屋]]グループの兄弟会社である。
  
 
九州における[[高島屋]][[ハイランドグループ]]の重要拠点である。
 
九州における[[高島屋]][[ハイランドグループ]]の重要拠点である。
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== 沿革 ==
 
* [[1806年]](文化3年) 田中丸善吉が、[[肥前国]][[小城郡]][[牛津町|牛津村]](現・[[佐賀県]][[小城市]]牛津町牛津)西町に荒物店「田中丸商店」として創業<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1990" />。
 
* [[1894年]]([[明治]]27年) [[日清戦争]]を機として佐世保市松浦町に進出。
 
* [[1911年]](明治44年) 田中丸合名会社(資本金20万円)設立。
 
* [[1918年]]([[大正]]7年)[[10月30日]] 「'''株式会社田中丸呉服店'''」に改組<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1990" />。
 
* [[1920年]](大正9年) 佐世保市栄町に鉄筋4階建てで開業。その後田中丸一族が分かれて、[[福岡市]]や[[佐賀市]]、[[小倉市]](現・[[北九州市]][[小倉北区]])にも会社を作り進出。
 
* [[1925年]](大正14年) 佐世保で初めてのラジオが、食堂に設置される。
 
* [[1928年]]([[昭和]]3年) 座売販売から土間式販売へ移行。
 
* [[1929年]](昭和4年) マネキンガールを大阪から招く。
 
* [[1931年]](昭和6年) 商号を'''玉屋'''へ改称。同年、1~5階までのエレベーターを新設。
 
* [[1935年]](昭和10年) 女性店員制服洋装制定モガ(モダンガール)で話題を集める。
 
* [[1939年]](昭和14年) 軍用機3機(玉屋報国号)を献納。
 
* [[1941年]](昭和16年) '''株式会社佐世保玉屋'''へ改称<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1990" />。
 
* [[1942年]](昭和17年) [[福岡玉屋]]が[[香港]]店開業<ref name="kawabata-2009">{{Cite journal
 
  | author =川端基夫
 
  | title = 戦前・戦中期における百貨店の海外進出とその要因
 
  | journal = 龍谷大学経営学論集Vol.49 No.1
 
  | publisher = [[龍谷大学]]
 
  | issue = 2009-06
 
  | pages = 1-22
 
}}</ref>。
 
* [[1943年]](昭和18年) 戦時体制の為、販売業務を縮小、一部が海軍及び海軍工廠関係の使用する所となる。
 
* [[1948年]](昭和23年) 大水害、1階が浸水。
 
* [[1950年]](昭和25年) レストラン・タマヤ開店(佐世保駐留の国連軍対象のレストランとしてオープン)。 
 
* [[1965年]](昭和40年) [[長崎市]]に[[スーパーマーケット]]形式の「マルタマ住吉店」を開業。
 
* [[1966年]](昭和41年) [[伊万里市]]に子会社を作り、「伊万里玉屋」を開業<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1990" />。
 
* [[1969年]](昭和44年) [[長崎市]][[新大工町]]に「長崎玉屋」を開業<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1990" />。
 
* [[1973年]](昭和48年) 佐世保市[[高天町]]に「玉屋家具サロン」を開業<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1990" />([[1991年]]、LIVING MUSEUM LIM(リビングミュージアム・リム)へ改称)。
 
* [[1978年]](昭和53年) 長崎市のベッドタウンとして発展する[[諫早市]][[西諫早ニュータウン]]に「諫早玉屋」を開業<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1990" />(2006年閉店)。
 
* [[1980年]](昭和55年)
 
** 3月 「佐世保玉屋」の食品壳り場を改装<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1981">{{Cite
 
  | coauthors =
 
  | title = 流通会社年鑑 1981年版
 
  | publisher = [[日本経済新聞社]]
 
  | date = 1980-11-17
 
  | pages = 46
 
  | isbn =
 
  }}</ref>。
 
** 9月 「佐世保玉屋」の婦人雑貨壳り場を改装<ref name="nikkei-commerce-yearbook-1981" />。
 
* [[1987年]](昭和62年) 百貨店開業70周年記念として、佐世保市へ1,000万円寄贈(市は玉屋文化体育振興基金設立)。
 
* [[2006年]](平成18年) 玉屋創業200周年を迎える。
 
* [[2009年]](平成21年) 田中丸弘子が社長に就任。
 
* [[2014年]](平成26年)2月 「長崎玉屋」が閉店<ref name="asahi2014625"/>。
 
* [[2016年]](平成28年)[[1月31日]] 「伊万里玉屋」が閉店<ref name="asahi201621"/>。
 
 
== 店舗 ==
 
=== 佐世保玉屋 ===
 
* 所在地:長崎県佐世保市栄町2番1号
 
* フロアガイドなどは[http://www.sasebo-tamaya.co.jp/floor_guide/ 佐世保玉屋フロアガイド]を参照。
 
* 食品は1階で販売しており、また現在では珍しくなった屋上遊園地がある<ref>[http://portal.nifty.com/kiji/161116198072_1.htm 佐世保に現存した天空の楽園] デイリーポータルZ:@nifty</ref>。
 
 
=== 佐世保玉屋 長崎支店 ===
 
{{商業施設
 
|書式 =
 
|文字色 =
 
|名称 = 長崎玉屋
 
|外国語表記 =
 
|代表者 =
 
|画像 = Nagasaki Tamaya.JPG
 
|画像サイズ =
 
|画像説明 = 長崎玉屋(2008年12月)
 
|建物名称 = 長崎玉屋,長崎市新大工町市場<ref name="toyo-ogataten-2009">{{Cite
 
  | coauthors =
 
  | title = 週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2009年版
 
  | publisher = [[東洋経済新報社]]
 
  | date = 2009
 
  | pages = 1786
 
  | isbn =
 
  }}</ref>
 
|所在地郵便番号 = 850-0017<ref name="toyo-ogataten-2009" />
 
|所在地 = [[長崎県]][[長崎市]]新大工町5番35号<ref name="toyo-ogataten-2009" />
 
|位置 =
 
|開業日 = [[1969年]](昭和44年)5月<ref name="toyo-ogataten-2009" />
 
|閉店日 = [[2014年]](平成26年)2月<ref name="asahi2014625"/>
 
|施設所有者 = 玉屋不動産
 
|施設管理者 =
 
|敷地面積 =
 
|商業施設面積 = 10,482<ref name="toyo-ogataten-2009" />
 
|延床面積 = 16,769<ref name="toyo-ogataten-2009" />
 
|店舗数 =
 
|中核店舗 = 佐世保玉屋:8,932[[平方メートル|m<sup>2</sup>]]<ref name="toyo-ogataten-2009" />
 
|営業時間 =
 
|駐車台数 =
 
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|後身 =
 
|外部リンク =
 
|商圏人口 = 
 
}}
 
{| class="wikitable"
 
!階!!フロア概要
 
|-
 
!RF
 
|''屋上''<br />展望施設・ペットコーナー・祐徳稲荷分社・社旗掲揚台
 
|-
 
!7F
 
|''茶室のフロア''<br />玉屋茶室「玉昇庵」・店舗事務所
 
|-
 
!6F
 
|''レストラン・催事のフロア''<br />玉屋ファミリーレストラン、喫茶ローゼ、催事場、玉屋ホール
 
|-
 
!5F
 
|閉鎖
 
|-
 
!4F
 
|''フィットネスクラブ''<br />[[コシダカホールディングス|カーブス]](フィットネスクラブ)
 
|-
 
!3F
 
|''婦人服・紳士服・呉服・寝装具・リビングのフロア''<br />婦人服(フォーマル、レリアンなど)、呉服、紳士服、眼鏡、補聴器、時計、宝石、タオル、寝装具、健康・介護用品、リフォームコーナー、お客様サロン
 
|-
 
!2F
 
|''婦人服と婦人雑貨銘店・家庭用品のフロア''<br />化粧品、靴、バッグ、婦人雑貨、生活雑貨、ダイニング、食器、陶磁器、婦人服(カジュアル)、HAVE A NICE TRIP
 
|-
 
!1F
 
|''食品のフロア''<br />総合案内所、食品、酒、銘店、生活雑貨、コダマ健康食品、新大工市場商店街(食品専門店32店舗)
 
|}
 
 
* 営業時間は1階・4階:10:00 - 19:00、他フロアは18:30閉店。
 
* 1階は新大工市場と一体になっている。その為か1階に関しては、百貨店というよりスーパーマーケットの雰囲気に近い。
 
* 佐世保玉屋はホームページが存在するが、長崎玉屋に関してはイベント情報のみで、サービス案内やフロアガイドは紹介されていなかった。
 
* 正式名称は、「'''佐世保玉屋 長崎支店'''」だが、「'''長崎玉屋'''」の呼称が多く用いられた。
 
* 一旦閉店後は近隣や系列会社に仮店舗を設けて営業を続ける。新大工市場商店街は再開発ビル建設決定まで営業を継続。
 
* 過去には[[大村市]]にギフトサロン(所在地:長崎県大村市東三城町7−9)を運営していた。(現在は撤退済み。)
 
 
=== マルタマ長崎住吉店 ===
 
* 所在地:長崎県長崎市若葉町4番23号
 
* 佐世保玉屋の子会社である「株式会社滑石玉屋百貨店」(長崎マルタマストア)の運営する食品スーパー。現在は住吉店のみ。かつては滑石店などがあった。
 
* 佐世保玉屋ウェブサイトでは店舗に関して殆ど触れられていない。
 
* かつては福岡県内において[[福岡玉屋]]の子会社運営による「マルタマ」も存在したが、経営悪化により寿屋マルタマとなった後に[[カリーノ|寿屋]]に経営譲渡されている。
 
* 長崎玉屋一時閉店中は一部売り場がその仮店舗として運営される。
 
 
== 関連事業 ==
 
* 玉屋グループの旗艦店が消滅した福岡県内の穴を埋める事業は佐賀玉屋とも“連携”して行っているが、佐世保玉屋では[[アミュプラザ博多]]に乳幼児・子供用の服を扱った「Little House」のテナントを開設している。
 
* 「オレンジライフ」の経営再建に際し阪急キッチンエールと提携、「玉屋キッチンエール」の名で長崎・佐世保における事業をフランチャイジーとして展開する。
 
 
== 関連項目 ==
 
* [[佐賀玉屋]]
 
* [[福岡玉屋]]
 
* [[小倉玉屋]]
 
* [[博多リバレイン]] - 当初は福岡玉屋をこの再開発ビルに移転する計画であった。
 
* [[リバーウォーク北九州]] - 小倉玉屋敷地を含む一帯を再開発。当初はこの再開発ビルに入居する計画であった。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
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{{Reflist}}
 
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== 関連項目 ==
 
* [[佐世保初売り]]
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.sasebo-tamaya.co.jp/ 佐世保玉屋]
 
* [http://www.sasebo-tamaya.co.jp/ 佐世保玉屋]
* {{facebook|355867334468062|佐世保玉屋}}公式アカウント
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玉屋 (百貨店) > 佐世保玉屋


株式会社佐世保玉屋(させぼたまや、英称Sasebo Tamaya Department Store Inc.

長崎県佐世保市に店舗を置く百貨店佐賀市佐賀玉屋は、ルーツを同じくする玉屋グループの兄弟会社である。

九州における高島屋ハイランドグループの重要拠点である。

県都・長崎市でも営業していたが、店舗老朽化と地域全体の再開発計画のため、2014年(平成26年)2月で閉店[1]。仮店舗による営業に移行した。

また子会社の株式会社伊万里玉屋(いまりたまや)が佐賀県伊万里市で百貨店を営業していたが、2016年(平成28年)1月31日をもって閉店[2]


脚注

  1. 八尋紀子 (2014年6月25日). “再開発、年内に計画書 「長崎玉屋」一帯の地権者 時代に合う施設、目標”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 長崎版 
  2. 菅原普 (2016年2月1日). “伊万里玉屋が閉店 50年の歴史に幕 惜しむ客、県内外から”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 佐賀全県版 

外部リンク



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