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{{Redirect|十国峠|[[群馬県]]と[[長野県]]の境界にある十'''石'''峠|十石峠}} {{Infobox rail line | box_width = 300px | other_name = 十国峠ケーブルカー | name = 十国鋼索線 | color = 808080 | image = Jukkokutoge Cable Car 2010.JPG | image_width = 300px | image_alt = 十国峠ケーブルカーの車両 | caption = 十国峠ケーブルカーの車両 | type = [[ケーブルカー|鋼索鉄道]] | status = | start = 起点：十国登り口駅 | end = 終点：十国峠駅 | stations = 2駅 | open = {{Start date|1956|10|16|df=y}} | event1label = | event1 = | close = | owner = [[伊豆箱根鉄道|駿豆鉄道→伊豆箱根鉄道]] | operator = | depot = | conductionsystem = 単線2両交走式 | stock = [[#車両|車両]]の節を参照 | linelength_km = 0.3 | linelength = | gauge = {{RailGauge|1435mm|lk=on}} | minradius_m = | el = | speed = | elevation = 高低差：101 m<ref name="chizucho">今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳』4号 関東2、新潮社、2008年、p.45</ref> | maxincline = 408 [[パーミル|‰]]<ref name="shirarezaru">けいてつ協會『知られざる鉄道』JTB、1997年、p.184</ref> (22 [[度 (角度)|°]] 11 [[分 (角度)|′]]) | map = | map_state = }} {| {{Railway line header}} {{UKrail-header2|停車場・施設・接続路線|gray}} {{BS-table}} {{BS|ENDEa+BSalr|0.0|十国登り口駅|}} {{BS|STR+BSlr||||}} {{BS|STR||||}} {{BS|SPLa||||}} {{BS|SPLe|||}} {{BS|STR||||}} {{BS|STR+BSlr||||}} {{BS|ENDEe+BSelr|0.3|十国峠駅|}} |} |} '''十国鋼索線'''（じっこくこうさくせん）は、[[静岡県]][[函南町]]の十国登り口駅から十国峠駅に至る[[伊豆箱根鉄道]]の[[ケーブルカー]]路線である。通称は「'''箱根 十国峠ケーブルカー'''」。 == 概要 == 箱根と伊豆を結ぶ[[静岡県道20号熱海箱根峠線|十国峠ドライブウェー]]の途中にある無料休憩所（[[ドライブイン]]）の十国登り口駅と、展望台のある十国峠駅を結んでいる。十国峠駅は函南町と[[熱海市]]の境にあり、十国五島（[[伊豆国|伊豆]]・[[駿河国|駿河]]・[[遠江国|遠江]]・[[甲斐国|甲斐]]・[[信濃国|信濃]]・[[武蔵国|武蔵]]・[[上総国|上総]]・[[下総国|下総]]・[[安房国|安房]]・[[相模国|相模]]、[[伊豆大島|大島]]・[[新島]]・[[神津島]]・[[三宅島]]・[[利島村|利島]]<ref>[http://www.izuhakone.co.jp/jukkoku-cable/monument/index.html/ 箱根 十国峠ケーブルカー 十国峠山頂のご案内]</ref><ref>[http://www.ataminews.gr.jp/s/spot/120/ 十国峠] - あたみニュース（熱海市観光協会）</ref>）を展望できるといわれる標高766mの日金山の山頂、'''十国峠'''へと登ることができ、気象条件によっては、山頂にある頂上展望台の望遠鏡から[[東京タワー]]や[[東京スカイツリー]]も見えることがある<ref>[http://www.at-s.com/news/detail/100085898.html 「スカイツリー、十国峠から見えた！函南」]（静岡新聞、2011年12月21日閲覧）</ref>。 十国峠駅の南には眺めの良い芝地が整備され、風の弱い日にはピクニックなども楽しめる。また、その先には山腹にある[[姫の沢公園]]へと繋がる歩道があり、各所にアスレチックなどが置かれ、子供連れのハイキング客などが訪れる。 なお、十国峠駅へはケーブルカーを使う以外にも、道が急ではあるが、熱海峠の[[伊豆スカイライン]][[熱海峠インターチェンジ|熱海峠IC]]の近くからも、上記の芝地近くまで自動車で行くことができ、駐車場も設置されている。 <gallery> ファイル:Jikkoku-cable-car.jpg|十国登り口駅とドライブイン ファイル:Mount Fuji and Jukkokutōge Station 20101204.jpg|十国峠駅と富士山 ファイル:Jukkokutoge1.jpg|十国峠から日没前の富士山（2008年11月19日撮影） </gallery> === 路線データ === * 路線距離（[[営業キロ]]）：0.3km * [[軌間]]：1435mm * 駅数：2駅（起終点駅含む） * 高低差：101m 同じ伊豆箱根鉄道の[[伊豆箱根鉄道駒ヶ岳鋼索線|駒ヶ岳鋼索線]]（2005年廃止）を始め、日本国内の多くのケーブルカーは、1067mm軌間を採用しているが、十国鋼索線では[[標準軌]]を採用している。これは、車両製作にあたり当時日本国内唯一の標準軌のケーブルカーであった妙見鋼索鉄道（現・[[能勢電鉄妙見の森ケーブル]]）の台車を転用したためである。 == 運行形態 == おおむね15分毎の運行で、所要時間は3分である。 == 車両 == 1・2の2両がある。いずれも開業時に製造された車両で、1号車には「日金」、2号車には「十国」の愛称が付けられている。車体塗装は[[ライオンズカラー]]。 == 歴史 == * [[1956年]]（昭和31年）[[10月16日]] 駿豆鉄道により十国鋼索線 十国登り口 - 十国峠間が開業。 ** 開業にあたって、機材は戦時中に[[不要不急線|不要不急路線]]として廃止された兵庫県の[[能勢電鉄妙見の森ケーブル|妙見鋼索鉄道]]の設備を転用し、主要機材は1925年製造のものを使用。 * [[1957年]]（昭和32年）[[6月1日]] 駿豆鉄道が伊豆箱根鉄道に社名変更。 == 駅一覧 == 十国登り口駅 - 十国峠駅 == 接続路線 == * 十国登り口駅：[[熱海駅]]から[[伊豆箱根バス]][[元箱根]]行き所要時間35分。 == 十国峠駅からの眺望 == {| style="margin-left:-1em" |- | style="vertical-align:top" | {{wide image|View from Jukkoku Pass 20101204 c.jpg|800px|十国峠から望む[[愛鷹山]]と[[富士山]]。左端に[[沼津アルプス]]と[[駿河湾]]、右端に[[箱根山]]の[[中央火口丘]]。|300px|right}} | style="vertical-align:top" | {{wide image|View from Jukkoku Pass 20101204 a.jpg|950px|十国峠から南方向の眺め。[[伊豆半島]]東部の海岸と山稜。左端に薄く見えるのは[[伊豆大島]]。<br /><small>逆光で消えてしまっている方向には、本来は[[天城山]]の山体と、伊豆半島の北西部を構成する[[達磨山]]などの山々が見える。</small>|300px|right}} |} == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 関連項目 == {{Commonscat|Jukkokutōge Cable Line}} {{Commonscat|Jukkoku Pass|十国峠}} * [[日本の鉄道路線一覧]] == 外部リンク == * {{Official website|http://www.izuhakone.co.jp/jukkoku-cable/|伊豆箱根鉄道グループ 箱根 十国峠ケーブルカー}} * {{facebook|jukkoku}} * [http://izugeopark.org/maps/area-kannami/jikkokutouge/jikkoku_view/ 十国峠展望台] - 伊豆半島ジオパーク {{ウィキ座標2段度分秒|35|7|39.6|N|139|2|20.4|E|region:JP|display=title}} {{デフォルトソート:いすはこねてつとうしつこくこうさくせん}} [[Category:日本の鋼索式鉄道]] [[Category:中部地方の鉄道路線|しつこくこうさくせん]] [[Category:伊豆箱根鉄道|路しつこくこうさくせん]] [[Category:函南町の交通|しつこくこうさくせん]] [[Category:伊豆半島ジオパーク|しつこくこうさくせん]]

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