「事実」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
ja>ハトー・ポッポー
(182.251.196.198 (会話) による ID:69463380 の版を取り消し)
 
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
1行目: 1行目:
{{出典の明記|date=2009年6月}}
 
'''事実'''(じじつ、ラテン語 factum、フランス語 fait、英 fact)とは、
 
* ことの[[真実]]。真実のことがら。本当にあったことがら<ref name="koujien">広辞苑 第六版【事実】</ref>。'''既成事実'''(きせいじじつ)とも言う。
 
* (哲学用語)もともと[[神]]によってなされたことを意味し、時間と空間の中に見出される[[実在]]的な[[できごと]]や[[存在]]のこと<ref name="koujien" />。
 
<!--{{要出典範囲|発生した現象のこと全般を指す、抽象的な概念、ないし、それに合致する現象を指す表現である。|date=2014年9月}}-->
 
  
== 概説 ==
+
'''事実'''(じじつ、ラテン語 factum、フランス語 fait、英 fact)
もともとは、神がしたこと、という意味である。まずラテン語のfacere(あるいはfacio)「する」「行う」という意味の動詞 があり<ref name="OED">Oxford English Dictionary</ref>、その[[過去分詞]]形factumが「(神によって)行われた」と形容詞的に用いられ、それが名詞化し「(神によって)行われたこと」を意味するようになったものである。[[フランス語]]のfaitも同様で、faire(する、行う)という動詞があり、その過去分詞形のfaitが名詞化したものである。英語のfactも15世紀にラテン語のfactumを語源として使われるようになったものである<ref name="OED" />。「実在的なもの」とされるのであるため、[[幻想]]・[[フィクション|虚構]]・[[可能性]]などと対立する<ref name="koujien" /><ref>ちなみに古代ギリシアの[[アリストテレス]]が用いた概念では「[[デュナミス]] ([[可能態]])」対「[[エンテレケイア]] (現実態)」という対比がある</ref>。
+
----
 +
[名]
  
== 脚注 ==
+
1 実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。「意外な―が判明する」「供述を―に照らす」「―に反する」「―を曲げて話す」「歴史的―」
{{脚注ヘルプ}}
 
<references />
 
  
== 関連書 ==
+
2 哲学で、ある時、ある所に経験的所与として見いだされる存在または出来事。論理的必然性をもたず、他のあり方にもなりうるものとして規定される。
*本多勝一『事実とは何か』未来社1971。
+
----
*蓑田速夫『裁判と事実認定―事実とは何か』近代文芸社 1996
+
[副]本当に。実際に。「―一度もその人には会っていない」
  
== 関連項目 ==
 
{{Wiktionary}}
 
<!-- {{Commonscat|Fact}} -->
 
* [[特別:Prefixindex/事実|事実で始まる記事の一覧]]
 
  
<!-- == 外部リンク == {{Cite web}} -->
+
{{テンプレート:20180815sk}}
{{Philos-stub}}
 
  
 
{{デフォルトソート:ししつ}}
 
{{デフォルトソート:ししつ}}

2018/9/23/ (日) 12:53時点における最新版

事実(じじつ、ラテン語 factum、フランス語 fait、英 fact)


[名]

1 実際に起こった事柄。現実に存在する事柄。「意外な―が判明する」「供述を―に照らす」「―に反する」「―を曲げて話す」「歴史的―」

2 哲学で、ある時、ある所に経験的所与として見いだされる存在または出来事。論理的必然性をもたず、他のあり方にもなりうるものとして規定される。


[副]本当に。実際に。「―一度もその人には会っていない」




楽天市場検索: