中心業務地区

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中心業務地区(ちゅうしんぎょうむちく, 英語: central business district, CBD[1])は、多数の人口が集中する都市において形成される官庁企業本社、大規模商店などが集積した地区である。中心業務地区は往々にして、郊外からの交通の便が良い、地価が高い、高層ビルが立ち並ぶ、(特に日本の場合は)地下街が発達している、といった特徴がある。通常、都市であればその規模の大小を問わず中心業務地区の概念が成立する。

中心業務地区の例

国内総生産上位15ヶ国の主な中心業務地区については下表のとおりである。なお、同一の国の中で複数の都市を掲載している場合については、都市圏人口の多い順に列挙した。

国・都市 地区
日本の旗 東京 丸の内大手町霞が関西新宿
日本の旗 大阪 大手前堂島中之島船場
日本の旗 名古屋 伏見丸の内名駅
中華民国の旗 台北 中正区(政治)・信義区大安区中山区
大韓民国の旗 ソウル 中区鍾路区
中華人民共和国の旗 北京 北京CBD国貿
中華人民共和国の旗 上海 浦東新区
香港の旗 香港 中環尖沙咀湾仔
アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク ミッドタウンダウンタウン
アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス ダウンタウン
アメリカ合衆国の旗 シカゴ ループEnglish版
アメリカ合衆国の旗 サンフランシスコ ファイナンシャルディストリクト
アメリカ合衆国の旗 シャーロット アップタウン
ドイツの旗 ベルリン ポツダム広場
ドイツの旗 フランクフルト インネンシュタット
イギリスの旗 ロンドン シティウェストミンスター
イギリスの旗 マンチェスター シティセンター
フランスの旗 パリ ラ・デファンス
フランスの旗 リヨン パールデュー駅
イタリアの旗 ローマ モンティカストロ・プレトーリオエウローパ
イタリアの旗 ミラノ Zona 1、Zona 2
イタリアの旗 ナポリ チェントロ・ディレツィオナーレ
スペインの旗 マドリード A.Z.C.A.
カナダの旗 トロント ノースヨーク
ロシアの旗 モスクワ キタイ・ゴロッドプレスニャモスクワ・シティ
ロシアの旗 サンクトペテルブルク ネフスキー大通り
インドの旗 ムンバイ ナリマンポイント
ブラジルの旗 サンパウロ パウリスタ大通り
メキシコの旗 メキシコシティ レフォルマ通りサンタフェ
オーストラリアの旗 シドニー en:シティ (ウィンヤードなど)
オーストラリアの旗 メルボルン en:シティ
オーストラリアの旗 ブリスベン en:シティ (クイーンストリートモールなど)

備考

中心業務地区という言葉は、日本では馴染みが薄いが、英国やかつて英国の統治下にあった国々(豪州など)では、地理学者に限らず一般にも用いる。米国では「ダウンタウン」(Downtown)と呼ばれることが多く、その呼び名が大衆に広く浸透している。

出典・脚注

  1. 「中央業務地区」と訳される場合もある。(建築用語辞典 中央業務地区(CBD)”. 建築SOHO.net (2007年). . 2011閲覧.