三井精機工業

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三井精機工業株式会社(みついせいきこうぎょう)は、埼玉県比企郡川島町に本社を置く、三井グループ工作機械メーカー。三井直系10社の1社。かつてはオート三輪を製造し、日野自動車の販売網で売ったこともある。

2008年現在ジェイテクト(旧・豊田工機)が筆頭株主で、今もなおトヨタグループと古いつながりを持っている。また同社の関連会社に該当する。

国産初のブロックゲージの製作し、戦前の精密機械産業を支えてきた。

工作機械は世界でも、最高峰の精度を誇り、マザーマシン中のマザーマシンとも呼ばれている。かつての機械工にとって憧れの存在であり、いつかは三井精機の工作機械を使いたいと言われていた。

概要

沿革

  • 1928年(昭和3年) - 東京府荏原郡六郷町(現東京都大田区)に株式会社津上製作所を設立する。
  • 1937年(昭和12年) - 商号を東洋精機株式会社と改める。
  • 1942年(昭和17年) - 三井工作機械株式会社と合併し、三井精機工業株式会社となる。
  • 1981年(昭和56年) - 桶川工場を埼玉県桶川市から比企郡川島町に移転し、川島工場として開設する。
  • 1994年(平成6年) - 本社を大田区下丸子に移転する。
  • 2001年(平成13年) - 川島工場に本社を移転し、本社および本社工場とする。同時に東京本社を品川区に開設する。

主な製品

  • 精密工作機械部門
    • マシニングセンタ
    • ジグ中ぐり盤
    • ジグ研削盤
    • ねじ研削盤
    • 専用機
  • 産業機械部門

外部リンク