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| − | {{Otheruses|日本におけるラーメン（麺料理）|中国における拉麺（麺および麺料理）|拉麺|その他}}
| + | '''ラーメン''' |
| − | {{複数の問題|出典の明記=2016年3月|脚注の不足=2016年3月}}
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| − | [[ファイル:Shoyu ramen, at Kasukabe Station (2014.05.05) 2.jpg|thumb|260px|ラーメン（[[醤油ラーメン]]）の一例。丼には[[雷紋|雷文]]<ref>[http://www.seimen.co.jp/wonderland/tsu/4.html 西山製麺 ラーメンワンダーランド「ラーメン丼の図柄の意味は？」] 下記、関連項目・食器参照。</ref>の模様が見える。下記、関連項目・食器参照。]]
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| − | '''ラーメン'''とは、[[中華麺]]と[[スープ]]を主とし、様々な[[食材|具]]（[[チャーシュー]]・[[メンマ]]・[[味付け玉子]]・刻み[[ネギ|葱]]・[[海苔]]など）を組み合わせた麺[[料理]]。漢字表記は'''拉麺'''、'''老麺'''<ref name="広辞苑">広辞苑（岩波書店）による記述の変遷。第1版（昭和30年）[老麺]（中国音 laomien）、第2版（昭和46年）及び第2版補訂版（昭和51年）[老麺]（中国語）、第3版（昭和58年）及び第4版（平成3年）[拉麺・老麺]（中国語から）、第5版（平成10年）及び第6版（平成20年）[拉麺]（中国語から）</ref>または'''柳麺'''。別名は'''中華そば'''および'''支那そば'''・'''南京そば'''<ref name="rame01">[http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3&match=beginswith&itemid=DJR_RA-MENN_-010 大辞林（excite辞書）]、[http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/228789/m0u/%E6%8B%89%E9%BA%BA/ 大辞泉（goo辞書）]、[http://dic.search.yahoo.co.jp/search?p=%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3 日本大百科全書（Yahoo!辞書）]の「ラーメン」項より。</ref><ref name="rame02">石神秀幸『ラーメンの真髄』、ベスト新書、KKベストセラーズ、2007年、ISBN 978-4-584-12154-2 </ref>などである。[[中華人民共和国]]や[[中華民国]]では'''日式拉麺'''（{{lang|zh-hant|日式拉麵}}/{{lang|zh-hans|日式拉面}}）または'''日本拉麺'''（{{lang|zh-hant|日本拉麵}}/{{lang|zh-hans|日本拉面}}）と呼ばれる。[[英語]]表記は、[[オックスフォード英語辞典]]によると {{lang|en|ramen}}<ref>[http://oxforddictionaries.com/definition/english/ramen?q=ramen oxforddictionaries.com]</ref>、{{lang|en|Chinese noodles}}<ref>[https://kotobank.jp/jeword/%E3%82%8A%E3%82%87%E3%81%86%E3%82%8A プログレッシブ和英辞典（コトバンク）]</ref>。近年は「'''らーめん'''」や「'''らあめん'''」などと平仮名で表記されることもある。 | |
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| − | 日本では、[[明治]]時代に開国された港に出現した中国人街（南京街）に中華料理店が開店し、[[大正]]時代頃から各地に広まっていった<ref name="rame01" /><ref name="hakubutukan">[http://www.raumen.co.jp/home/study_history.html 新横浜ラーメン博物館「日本のラーメンの歴史」]</ref>。
| + | 中国の麺（めん）は小麦粉に塩、卵、梘水（かんすい）、水を加えてよくこねてつくるが、これを手だけで引っ張り、細く数多くの糸状に引き伸ばしてつくったものを拉麺（ラーミエン）という。拉（ラー）は引っ張るの意で、麺をつくる職人のなかでも、これは特殊技術として珍重されている。拉麺に対して麺杖（ミエンチヤン）（麺棒）で薄く伸ばして畳み、包丁で細く切ったものを切麺（チエミエン）という。これらの麺を用いて、湯麺（タンミエン）、涼麺（リヤンミエン）、炒麺（チャオミエン）など各種の中華そばがつくられる。 |
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| − | == 概要 ==
| + | 日本では、これらの麺に主としてしょうゆ味のスープを用いたものをラーメンあるいは中華そばと称している。関東大震災（1923）後大いに流行したもので、当時は支那そばとよばれていた。海苔（のり）、鳴門巻（なるとまき）、ホウレンソウなどの具（ぐ）を加えて日本風に仕立ててある。塩味、みそ味などのラーメンもある。なお、インスタントラーメンは、1958年（昭和33）の発売以来またたくまに大衆的な人気を得るに至った。 |
| − | ラーメンは[[江戸時代]]末に開港した[[横浜市|横浜]]・[[神戸市|神戸]]・[[長崎市|長崎]]・[[函館市|函館]]などに、明治時代になると誕生した[[中華街]]（当時は南京町と呼ばれた）で食べられていた中国の[[麺]]料理をルーツとするものである<ref name="hakubutukan" />。
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| − | [[1910年]]（[[明治]]43年）、[[東京府]][[東京市]][[浅草区]]に初めて日本人経営者[[尾崎貫一]]が[[横浜中華街]]から招いた[[中国人]][[コック (職業)|料理人]]12名を雇って日本人向けの中華料理店「[[来々軒]]」を開店し、大人気となった。その主力メニューは、当時は南京そば・支那そばなどと呼ばれたラーメンだった。ラーメン評論家の大崎裕史は、この年を「ラーメン元年」と命名している<ref>『日本ラーメン秘史』日経プレミアムシリーズ、2011年。</ref>。
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| − | この店の成功を受けて、[[大日本帝国]]に続々と庶民的な[[中華料理]]店が開店し、ラーメンは餃子やシュウマイなどとともに定番メニューとして広まっていった。[[第二次世界大戦|戦後]]は[[中国大陸]]からの引揚者によるラーメン[[屋台]]も多く出現した<ref name="hakubutukan" />。約100年の歴史の中で、さまざまなアレンジが加えられていき、中国やベトナムなどのアジアの麺料理とは異質な日本独特の麺料理に発展・変化している（''詳細は後述の[[#歴史|歴史]]の節を参照''）。
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| − | ラーメンはラーメン[[専門店]]、[[中華料理]][[店]]、[[レストラン]]、[[屋台]]などの外食で提供されている。数は少ないが茹で麺を自動調理して提供する[[自動販売機]]がある<ref>[http://jihanki.michikusa.jp/kanto/taro/ 埼玉県行田市 オートレストラン]</ref>ほか、[[インスタントラーメン|即席麺]]・[[カップ麺]]は、[[世界]]に輸出している。
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| − | == 名称 ==
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| − | 元は[[中国語]]で<ref name="rame01" />、別称はいくつもあり、「ラーメン」の語源も複数ある。
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| − | === 語源 ===
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| − | 語源は諸説あるため、複数記述する。
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| − | | |
| − | 1つは中国西北部に位置する[[蘭州市|蘭州]]の麺の一種「[[拉麺]]（{{ピン音|lā miàn}} ラーミェン）」（[[繁体字]]で「{{lang|zh-hant|拉麵}}」、[[簡体字]]で「{{lang|zh-hans|拉面}}」）が由来という説である。[[中国語]]の「拉」とは「引っ張る」という意味で、拉麺は[[蕎麦]]や[[うどん]]のように刃物で切り分けて細長い形にするのではなく、手で引っ張り伸ばして細長い麺の形を形成する手打ちの技法で作られる。この拉麺は麺生地を延ばし何層か折りたたんで包丁で細い麺状に切る「[[桿麺]]」とともに日本のラーメンの原型となったが、日本では各地にラーメンが広まった時期と製麺機が登場・普及した時期が近かったため、麺の手打ち職人が育つ間もなく製麺機での製麺が一般的になった<ref name="rame02" />。
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| − | | |
| − | 2つ目は老麺（ラオミェン）を由来とする説で、一部の辞典はラーメンの項目で「拉麺」とともに「老麺」という漢字表記も採用している<ref name="rame01" />。
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| − | | |
| − | 3つ目は、[[1922年]]（[[大正]]11年）[[北海道]][[札幌市]]に開店した「竹屋」という食堂（店主・大久昌治、後に支那料理竹家に改称）が由来という説で、竹屋食堂は後に中華料理も扱う店となるが、そこで店主の妻（大久たつ）が[[厨房]]の中国料理人の大声で「好了（ハオラー）」と告げるアクセントを気に入って印象に残り、「ラーメン」にしたという<ref>{{cite web|url=http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36086|title=ラーメン文化の普及を目指し|author=松田典仁|publisher=[[ニッケイ新聞]]|date=2012-09-13|accessdate=2013-01-08}}</ref>。
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| − | 名称は「ラーメン」「らーめん」と表記されることが多いが、稀に「らうめん」や「らあめん」表記されることもある。「中華そば」や「支那そば」とも表記されるが、呼び方が違うだけで料理は同じものである。時代とともに南京そば→支那そば→中華そば、と日本での呼び名は変わっていき、ラーメンという呼び方を広めたのは、[[1958年]]（昭和33年）に[[日清食品]]が発売した世界初の[[インスタントラーメン]]「[[チキンラーメン]]」であるともいわれている<ref name="rame02" />。[[ブラジル]]では日清食品は'''{{lang|pt|Miojo}}'''（明星）の商標を獲得しているが、{{lang|pt|Miojo}}はインスタントラーメンの代名詞的な呼び名ともなっている<ref>{{cite web|url=http://ascii.jp/elem/000/000/928/928334/|title=おそらく世界初、大気圏突入熱によるラーメン調理「明星ミッション」|author=行正和義|publihser=[[ASCII.jp]]|date=2014-09-01|accessdate=2016-07-14}}</ref>。
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| − | == 麺・スープ・具 ==
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| − | === 麺 ===
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| − | {{main|中華麺}}
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| − | [[ファイル:Fresh ramen noodle 001.jpg|thumb|200px|生麺]]
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| − | [[小麦粉]]を原材料とし、[[かん水]]（鹹水）というアルカリ塩[[水溶液]]を添加するのが大きな特徴である。そのため同じ小麦粉で作った麺でも、日本の[[うどん]]や中国の多くの麺料理と異なる独特の色・味・食感をもつ。
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| − | この小麦粉に水を加えて、細長い麺<!--中国における「麺」を記述する項目ではない（麺は中国ではイタリア語のパスタと同様に、小麦粉を練った食べ物のことを指す）-->とする。多くの場合は「製麺機」で製麺し、製麺会社が製造する麺を使用する店も多いが、1990年代以降小型の圧延機などが流通するようになり、ラーメン専門店では自家製麺を行う店が増えている。
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| − | また、麺の太さによって、「細麺」、「中細麺」、「中太麺」、「太麺」などとも区分される。また、めんの縮れ具合も考慮する。これを組み合わせ、[[マニア]]がラーメンの麺を評する際に「中細ストレート麺」などと称することもあるが、あくまでも感覚的な呼称である。博多ラーメンの細い麺からうどんより太い麺まで多種多様である。
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| − | おおよそ、[[切刃番手]]の数字により、麺の太さが決まるが、18番、20番、22番、24番の麺が使われる<ref name="nishiyama">[http://www.ramen.jp/wonderland/yougo/ka1.html ラーメン用語辞典 - 西山製麺株式会社]</ref><ref name="kanno">[http://www.kannoseimen.com/kannopedia/ka/05.php 切刃 - 菅野製麺所]</ref><ref name="kaneko">[http://www.kanekoss.co.jp/kiriha.html 切刃について - 金子製作所]</ref>。なお、札幌ラーメンは、太麺の22番が使われる<ref name="nishiyama" />。
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| − | 通常水を沸騰させた湯で茹であげられる。
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| − | === スープ ===
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| − | <!--「直前に」との記述は嘘。出典も無し。レトルトだけでなく缶詰のラーメンスープでさえ存在する。また、宣伝調の文句が続きそれも出典が無い。麺が茹で上がる直前に丼に入れたタレを[[出汁]]（ダシ）で割ってスープを作っている。-->
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| − | ラーメンの汁は「スープ」と呼ぶ。丼に入れたタレを[[出汁]]（ダシ）で割ってスープを作る（出汁を「スープ」と呼ぶこともあるが、本項では混同を避けるため、区別して記述する）。
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| − | スープはラーメンの味を決定する非常に重要な要素であり、手間暇をかけて工夫したスープを使用する店がほとんどである。そのため、ダシとタレは分けて調理を行う。
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| − | ; 出汁
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| − | : スープの素となる。出汁は複数の素材から取ることが多く、日本のラーメン原点ともされる醤油ラーメンでは、[[鶏肋|鶏ガラ]]を基本に、野菜と削り節や煮干しで味を整えたものが主流である。また、「昔風」を標榜しているラーメンも同様のダシを使用することが多い。
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| − | : 鶏ガラ、[[豚骨]]、[[牛骨]]、[[削り節]]、[[コンブ|昆布]]など様々な材料が、ダシの素材として使用されている。臭み消しに[[タマネギ]]、[[ネギ|長ネギ]]、[[ショウガ|生姜]]、[[ニンニク]]などの[[薬味|香味野菜]]を使う。豚骨をベースにした店も多く、ほかに牛骨や、削り節・[[煮干し]]・[[トビウオ|あご]]などの魚介をベースにする店もある。昆布と削り節を組み合わせることで、旨みの[[相乗効果]]が生まれることはよく知られている<ref name="呈味">{{Cite journal|和書
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| − | |author = 国中明
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| − | |year = 1960
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| − | |title = 核酸関連化合物の呈味作用に関する研究
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| − | |journal = 日本農芸化学会誌
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| − | |volume = 34
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| − | |issue = 6
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| − | |pages = 489-492
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| − | |publisher = 日本農芸化学会
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| − | |naid = 130001230996
| |
| − | |issn =
| |
| − | |accessdate = 2012-10
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| − | |ref = harv
| |
| − | }}ONLINE {{issn|1883-6844}}, PRINT {{issn|0002-1407}}</ref>。
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| − | : [[うま味調味料]]（化学調味料）は複数のダシをまとめるとき、味を整えるために大きな役割をはたす。
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| − | ; タレ
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| − | : タレを出汁で割ってスープを完成させる。
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| − | : '''[[かえし]]'''とも呼ばれる。味噌の場合はペースト状、塩の場合は粉末状という場合もあり、必ずしも液状ではない。
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| − | ; 香味油
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| − | : コクや旨味を強調する。[[旭川ラーメン|旭川]]や[[酒田ラーメン|酒田]]、[[燕三条系ラーメン|燕]]などで用いられる。
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| − | : [[2000年]]前後には、醤油ラーメンのスープに豚の背脂の塊を浮かべる「背脂チャッチャ系」が流行した。
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| − | 自前でスープを調理せずにスープを作れるよう、業務用スープを利用している店もある。水で希釈する方式の濃縮スープや、冷凍したものを湯煎する方式のストレートスープなどがある。
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| − | === 具 ===
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| − | [[醤油ラーメン]]では[[叉焼]]（チャーシュー）と[[メンマ]]（シナチク）と[[ネギ]]、[[豚骨]]ラーメンでは叉焼とネギと [[キクラゲ]]がよく用いられる。具はトッピングとして追加するか、もしくは追加される具によって「野菜ラーメン」「ネギラーメン」など別個のメニューとなっている。具を入れないラーメンもある。<!--切りがないので定番となっている物に限定-->
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| − | ; [[叉焼]]（チャーシュー）
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| − | : 多くの場合は煮豚を使用する。その店の標準より多くトッピングした物は'''チャーシューメン'''と呼ばれる。
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| − | ; [[鶏卵|卵]]
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| − | : [[ゆで卵]]・[[半熟卵]]が使われるほか、これらを調味液に漬けて味付けした「味玉」（煮卵）や燻製液に漬けた「薫玉」が使われることもある。半分に切ったり[[スライス]]した状態でトッピングされることが多い。また、生卵を割りいれて[[月見#月見に見立てた料理|月見]]とすることもあり、地域によっては一般的である（[[徳島ラーメン]]など）。
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| − | ; [[ネギ]]
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| − | : おもに[[薬味]]として用いられる。東日本では薄く小口切りした白ネギが多く、ほかに白ネギを[[繊切り]]した「白髪ネギ」、それをさらに[[豆板醤]]や[[コチュジャン]]などで和えた「辛ネギ」もある。[[博多ラーメン]]など、西日本では[[小ねぎ]]、[[九条ねぎ]]などの細ネギを用いることが多い。地域に関係なく、出汁などによってネギの種類を変えることもある。[[竹岡ラーメン]]など、一部では[[タマネギ]]も用いる。
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| − | ; [[メンマ]]（支那竹/シナチク）
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| − | : [[マチク]]（麻竹）などの[[タケノコ|筍]]を[[発酵]]させたもの。
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| − | ; 青物
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| − | : 醤油ラーメンでよく用いられる。[[ホウレンソウ]]や[[ワカメ]]など。香りと歯触りを添える。近年では豆板醤などに漬けた[[ニラ]]を入れることもある。
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| − | ; [[鳴門巻き]]
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| − | : 渦巻き模様の[[蒲鉾]]で、彩りを添えるために用いられる。
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| − | ; [[海苔]]
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| − | : 青海苔や板海苔で独特の風味を加える。<!--中華そば時代からの１枚の小さな海苔についての由来ははっきりしていない。現在のラーメンの海苔は風味を変えることの他に見栄えや麺や付属としてたのむライスを巻いて食べさせる意味がある。修正内容はノート参照。-->
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| − | ; 野菜
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| − | : 味噌ラーメンでよく用いられる。[[モヤシ]]、[[キャベツ]]、[[ニンジン]]、[[タマネギ]]などの[[野菜炒め]]が使われるほか、茹でモヤシが単独で使用されることもある。あんかけでとろみが付けられることもある。
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| − | ; [[キクラゲ]]・[[紅しょうが]]・[[ゴマ]]・[[タカナ|高菜]]
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| − | : いずれも[[#九州・沖縄|九州系]]の豚骨ラーメン（特に博多ラーメン）でよく用いられる。キクラゲはトッピング感覚で使われる。紅しょうがは酸味が豚の脂のしつこさをさっぱりさせるといわれる。ゴマは薬味として用いられる（醤油ラーメンなどでの[[コショウ]]に相当）。タカナは[[漬け物]]にした「高菜漬け」を細かく切って油炒めにしたものを用いるほか、[[唐辛子]]を一緒に漬け込んだり、炒める際に唐辛子を加えた「辛子高菜」を用いることもある。
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| − | ; [[ニンニク]]
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| − | : ニンニク絞りで潰したもの、刻んだもの、すり下ろしたもの、揚げたものが使われる。
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| − | その他、店舗や家庭の好みなどによって多岐にわたる。
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| − | == 分類 ==
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| − | {{独自研究|section=1|date=2016年8月31日 (水) 05:38 (UTC)}}
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| − | 麺と同等以上に重要視されているのが汁（スープ）で様々な種類がある。また、麺以外に様々な具材を麺の上に並べて（トッピング）して食されることが定番であり、トッピングの具材の種類は非常に多い。
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| − | 各ラーメンは、日本の地方独特の食材が入る、地方の好みの特徴がある、など、地方差が大きい。地域ごとのラーメンについては、[[#おもな各地方のラーメン]]節を参照。
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| − | | |
| − | 各地方で地物や好みに合わせて発展した料理でもあり、似通ったラーメンも地域名や特産物を冠としたものや商標登録されたラーメンもあるなど、種類は多い。[[中華麺#中華麺を使った料理]]も参照。
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| − | === タレの種類による分類 ===
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | | style="text-align:center; width:10em;" | [[ファイル:Soy ramen.jpg|醤油ラーメン|200px]]<br />[[醤油ラーメン]] || [[醤油]]味のスープのラーメン。ラーメンの基本の味。合わせる出汁によって澄んだ色のすっきりした味わいのスープから濁りのある濃厚なものまで幅広いタイプに分かれる。魚介系の出汁や、醤油を味醂などと合わせて煮る事もあり、地域性を反映している（後述の[[#おもな各地方のラーメン]]節を参照）ラーメンが多くある。
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| − | |-
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| − | | style="text-align:center" | [[ファイル:Shio-ramen (2014-05-18).jpg|塩ラーメン|200px]]<br />[[塩ラーメン]] || [[塩]]味のスープのラーメン。<!--実際に塩分の多いものもあり、同レベルであるとの出典もないことからコメントアウト、実際は、他のラーメンと比較して塩分が多く入っているわけではない。--><!--そのような特徴は出典なし 醤油や味噌などの香りの強い調味料を使わないことによって、そうした香りが苦手な人でも食べやすいという特徴がある。-->醤油ダレよりもさらに出汁の特徴が現れやすいが、タレ自身の味わいが他のものよりもあっさりしているため、全体的にあっさりした味わいのものが多い。
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| − | |-
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| − | | style="text-align:center" | [[ファイル:Miso ramen, in Aichi, Japan (2014-10-17).JPG|味噌ラーメン|200px]]<br />[[味噌ラーメン]] || [[味噌]]味のスープのラーメン。味噌の香りと深いコクが特徴。味噌の種類にもよるが、濃厚な味わいになるものが多い。
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| − | <!--|-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[つけ麺]] || || 麺とスープを別々に提供するラーメン。ざるうどん、ざるそばに近い感覚。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[まぜそば]] || || スープが少なく、麺と具を混ぜて食べるラーメン。うどんの「ころ」に近い感覚であるが、具沢山という点が異なる。-->
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| − | |}
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| − | | |
| − | === 出汁の種類による分類 ===
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| − | ; 白湯（パイタン）出汁
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| − | 白濁した色が特徴。主に動物や魚の骨、野菜などを強火で長時間煮込み濃厚な味と風味を持つ。
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| − | * 豚白湯（ブタパイタン）出汁（いわゆるトンコツ出汁）
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| − | : 強火で煮込むことにより、出汁中に溶け出す骨髄内の脂質とコラーゲンに由来する濃厚な味わいが特徴。脂質は乳化しており、このため白濁して見える。諸説あるが、福岡県[[久留米市]]を発祥として北部九州各地に伝播したとされ、現在でも九州で最もポピュラーなラーメンである。
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| − | * 鶏白湯（トリパイタン）出汁
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| − | : 鶏ガラや胸肉等を強火で長時間煮込んで作る白濁色の出汁。濃厚ではあるが、豚骨出汁と比較すると後味が軽い。
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| − | : {{Gallery
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| − | |ファイル:Hakatara-men.jpg|豚骨ラーメン
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| − | |ファイル:Yoshimura.JPG|豚骨醤油ラーメン
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| − | |ファイル:Tori-baitang ramen.jpg|鶏白湯ラーメン
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| − | }}
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| − | ; 清湯（チンタン）出汁
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| − | 濁りが無く透き通った出汁。白湯系出汁と比較してすっきりした風味と味を持つものが多い。
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| − | * 鶏ガラ出汁
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| − | : 鶏ガラや煮干し、野菜を煮出して作る出汁。白に近い無色～やや黄色みがかった透き通った出汁。醤油、塩、味噌のあらゆるタレと合わせられる。
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| − | * 鶏ガラ豚ゲンコツ混合出汁
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| − | : 鶏ガラと豚ゲンコツを中心に多様な野菜、魚介、時に果物などを使い、ある程度のコクを持ち、複雑ながらすっきりとした味を身上とした出汁。タレとの組み合わせは万能型。
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| − | * 牛出汁
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| − | : 一部地域のみで用いられる出汁であるが、牛の筋や骨と野菜などから採る出汁。名称にも「牛ダシ」など材料に関わる名を持つラーメンに主に使用される。
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| − | * 魚介出汁
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| − | : 魚の削り節やイリコ、焼きアゴを始めとした魚介類をベースとした出汁。魚介の独特の風味を持つ。
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| − | ; [[カレーラーメン|カレー出汁]]
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| − | 出汁のベースは様々だが、カレーラーメン専門店ではカレーダレと合うようにスパイスを使いカレーの風味を持つ出汁を使用する場合が多い。
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| − | | |
| − | === 具による分類 ===
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| − | 具の内容によって次のような名称が用いられる。
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[ファイル:チャーシュー麺.jpg|チャーシュー麺|200px]] <br />チャーシュー麺 || 前述。[[叉焼]]を数多くトッピングしたラーメン。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[ファイル:ひよりワンタン.jpg|ワンタン麺|200px]]<br />[[ワンタン麺]] || [[ワンタン]]を具に用いたラーメン。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[ファイル:燕京広東麺.jpg|広東麺|200px]]<br />広東麺 || 中華あんかけを具に用いたラーメン。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | 五目麺 || 肉・野菜・魚介・玉子など複数の具を用いた関東に多いラーメン。「五目そば」ともいう。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | 天津麺 || カニ玉を具に用いたラーメン。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[ファイル:大王パーコー.jpg|パーコー麺|200px]]<br />[[パーコー麺]] || 揚げた[[ばら肉]]またはそれに衣を着けて揚げたものを載せたラーメン。店によっては煮込んだスペアリブを乗せた物を出す。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | チャンポン麺 || 肉・野菜炒めを玉子でとじたものを具材料とするラーメン。チャンポンとは言うものの[[長崎ちゃんぽん]]とは全く別種のもの。
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| − | |}
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| − | | |
| − | === その他 ===
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[ファイル:まるよしタンメン.jpg|タンメン|200px]] <br >[[タンメン]] || タンメンは、茹でた麺の上に、炒めた肉野菜を入れたスープをかけた、塩味の汁麺。スープは鶏ガラベースで澄んだ塩味。塩ダレをスープで割る日本の塩ラーメンとは調理法が異なり、麺や具材も[[長崎ちゃんぽん]]とは違う。また中国でいう湯麺とも意味が異なる。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[ファイル:Chicken ramen egg pocket.jpg|日清チキンラーメン|200px]]<br />[[インスタントラーメン]] || 湯を注ぐ、もしくは湯で煮るだけで食べられる即席の[[インスタント食品]]。元来のラーメンが主に飲食店において提供され、家庭料理としても浸透しているのに対し、インスタントラーメンは日本食の家庭料理として広く普及している。近年では、日本のみならず、中国や韓国などアジア地域でも、家庭料理として普及している。菓子代わりにそのまま食べることができるものもある。
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| − | |-
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| − | | style="width:10em; text-align:center" | [[ファイル:Nissin Raou.jpg|カップラーメン|200px]]<br />[[カップ麺]] || インスタントラーメンをそのまま食器になる容器に入れたもの、スープ・具が別袋になったもの、具が乾燥か茹かなど、様々な工夫をしたものがある。簡便な[[食事]]として、[[家庭]]や[[オフィス]]に、また、[[機内食]]、[[行動食]]としても広く浸透している。
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| − | |}
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| − | | |
| − | == 歴史 ==
| |
| − | === 沿革 ===
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| − | 日本で最初に中華麺を食べたのは[[徳川光圀]]（[[水戸黄門]]）であるとする説がある<ref name="にっぽんラーメン物語1">小菅、32頁。</ref>。[[1659年]]（[[万治]]2年）に[[明]]から亡命した[[儒学者]]の[[朱舜水]]が[[水戸藩]]に招かれた際に、所持品リストに中華麺を作る際に使うものが含まれるから、中国の汁麺を献上したとの記録はないものの、実際に作ったに違いないという。[[1697年]]（元禄10年）には、光圀の隠居所である[[西山荘]]を訪れた僧や家臣らに中華麺がふるまわれたとの記録もある<ref>水戸観光協会「[http://www.mitokoumon.com/syoku/kyoudo/ra-men.html 水戸藩らーめん]」</ref>。この説に基づき復元したものが[[新横浜ラーメン博物館]]にある。
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| − | | |
| − | 一方、『蔭涼軒日録』に、[[長享]]2年（[[1488年]]）に中国の『居家必要事類』という書物に書かれていたレシピを参考にして「経帯麺」という料理を調理し来客に振舞ったという記述があることが[[2017年]]（平成29年）に明らかになった<ref>[http://www.sankei.com/life/news/170713/lif1707130032-n1.html 初ラーメン水戸黄門でない？ 室町時代の新資料発見] - 産経ニュース、2017年7月13日</ref><ref>[http://www.hochi.co.jp/topics/20170713-OHT1T50281.html 日本で初めてラーメンを食べたのは「水戸黄門」ではなかった…歴史書き換える大発見] - スポーツ報知、2017年7月14日</ref>。この「経帯麺」は材料として小麦粉とかん水を使うことも書かれており、日本初のラーメンである可能性が示されている。
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| − | | |
| − | 日本への伝播としては、[[明治]]時代を迎えると[[神戸市|神戸]]や[[横浜市|横浜]]などの港町に[[中華街]]が誕生し、そこで提供された南京そばに始まるとされる。[[1884年]]（明治17年）に[[函館新聞]]（当時）に函館の船場町にある中華料理店養和軒が南京そばを15銭で提供を始める広告を出し、[[大正]]の頃まで提供したとされているが、証拠が乏しく当時の関係者もすでに亡くなっているため、養和軒の南京そばが今のラーメンと同種の食べ物であると断言できていない状況である<ref name="hakubutukan" />。
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| − | | |
| − | [[1910年]]（明治43年）には、[[横浜税関]]を退職した尾崎貫一が南京町（現・横浜中華街）から中国人コックをスカウトして、[[東京]]の[[浅草]]にラーメンをメインにした庶民的な中華料理店「[[来々軒]]」を開店（当時の来々軒を写した写真には「[[広東|廣東]]支那蕎麦 來々軒」「[[支那]]御料理 シナソバ、ワンタン、シウマイ、マンチウ」という看板が見える）、味は醤油スープで、1杯6銭（2007年現在で約300円相当）という値段も手頃で連日行列ができる人気は[[1976年]]（昭和51年）に暖簾を下ろすまで続いたという。開店当時は手延べ式の麺で、昭和に手打ちとなる<ref>BEGIN Japanology「ラーメン」 NHK 2009年10月16日</ref><ref>{{Cite book|和書
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| − | |author = はんつ遠藤
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| − | |authorlink =
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| − | |coauthors =
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| − | |translator =
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| − | |editor =
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| − | |others =
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| − | |title = うまいラーメン屋の步き方─ この1冊でラーメン博士になれる本
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| − | |date = 2003-04
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| − | |publisher = 生活情報センター
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| − | |isbn = 4915776964
| |
| − | |oclc = 167766813
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| − | }}</ref><ref name="rame03">{{Cite book|和書
| |
| − | |title = ザ・東京グルメ―足でかせいだ街角の美味 全222軒!
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| − | |date = 2007-01
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| − | |publisher = [[交通新聞社]]
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| − | |location =
| |
| − | |series = 散歩の達人テーマ版MOOK
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| − | |isbn = 4330909073
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| − | |oclc = 675063006
| |
| − | }}</ref>。この「来々軒」の流れを現在に受け継いでいる店は同店で最後に修行した宮葉進が[[1966年]]（昭和41年）に千葉市稲毛区に開店した「進来軒」だけとなっている<ref>[http://men.deca.jp/ziten.cgi?action=view&data=231 進来軒：千葉ラーメン紀行]</ref><ref>{{Cite book|和書
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| − | |author = 山路力也
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| − | |title = トーキョーノスタルジックラーメン
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| − | |date = 2008-06
| |
| − | |publisher = 幹書房
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| − | |isbn = 9784902615395
| |
| − | |oclc = 232342956
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| − | }}</ref><ref name="rame03" />。[[1914年]]（大正3年）には東京[[日本橋茅場町]]の「中国料理 大勝軒」が開店、東京に現存する最古のラーメン店として「[[シルシルミシル]]」2009年10月7日放送分のお初店調査で大勝軒の代表取締役本人が1914年創業を明言し、東京のラーメン店のお初に番組認定されている。[[札幌市|札幌]]では[[1922年]]（大正11年）、現・[[北海道大学]]正門前に[[仙台市]]出身の元警察官の大久昌治・タツ夫婦が「竹家食堂」を開店<ref name="にっぽんラーメン物語2">小菅、66頁。</ref>。そこで働く中国[[山東省]]出身の料理人の[[王文彩]]が作る本格的な中華料理が評判となって店は繁盛し、常連客の北大医学部教授（後の北大総長）の[[今裕]]（こんゆたか）の提案で店名も「支那料理 竹家」に改名<ref name="にっぽんラーメン物語3">小菅、67 - 70頁。</ref>。麺作りは初めは手で引っ張り伸ばす手打ち製法だったが、客が増えたため後に製麺機になった<ref name="にっぽんラーメン物語4">小菅、77頁。</ref>。なお、竹家のラーメンは中華料理の「肉絲麺（ロゥスーミェン）」を原型としたもので、塩味をベースとしており、主に中国人留学生向けの料理であった<ref name="さっぽろラーメン物語">富岡、14 - 15頁。</ref><ref name="にっぽんラーメン物語5">小菅、70 - 72頁。</ref>。そこで日本人の口にも合うようにと大久タツが王文彩の後任の料理人の李宏業、李絵堂の2人に相談し、2人はそれまでの油の濃かったラーメンから麺・スープ・具を改良、試行錯誤の末、[[1926年]]（大正15年）の夏に醤油味でチャーシュー、メンマ（シナチク）、ネギをトッピングした現在のラーメンの原形を作り出した<ref name="さっぽろラーメン物語"/><ref name="にっぽんラーメン物語6">小菅、78 - 88頁。</ref>（ただ、当時の竹家のラーメンは現在の札幌ラーメンとは異なる。）。当時、先述の浅草来々軒でもチャーシュー、メンマ、ネギを入れていたという醤油ラーメンがあり、横浜南京街でも同様の具を入れたラーメンができていたといい、各地で現在一般的になったラーメンの基本型ができていった<ref name="にっぽんラーメン物語7">小菅、34, 42 - 50頁。</ref>{{Sfn|奥山忠政|2003}}。
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| − | | |
| − | [[1954年]]には、[[長崎ちゃんぽん]]の白濁スープを豚骨スープにして濃厚にした白濁とんこつラーメンの「[[元祖長浜屋]]」が開業し、同時期、東京・[[荻窪]]では東京ラーメンの「丸長」や「春木屋」が開店<ref name=matsuoka>[http://1000ya.isis.ne.jp/1541.html 『ラーメンと愛国』]松岡正剛の千夜千冊1541夜、2014年04月15日</ref>。[[田中角栄]]の[[日本列島改造論]]により「地方の時代」が叫ばれるようになった[[1971年]]、[[京都]]で「[[天下一品]]」が開店、[[1974年]]に[[横浜]]の「[[吉村家]]」が開店し、[[家系ラーメン]]が始まる<ref name=matsuoka/>。[[1990年代]]に入ると、[[B級グルメ]]に注目が集まり、東京・[[環七]]では夜間営業店がしのぎを削る環七ラーメン戦争が起こった<ref name=matsuoka/>。地方の名店が東京に続々進出しはじめ、時代はご当地ラーメンから、個人の特色を押し出したラーメンに移行し、のれん分けなどで国内外のラーメンブームを形作っていった<ref name=matsuoka/>。
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| − | | |
| − | 今日のラーメンの普及には、大きく2つの源流が存在する。1つは、中華街（南京街）などでの中国からの移住者の営む中華料理屋や、戦前の来々軒に始まり戦後は中国や旧[[満洲国]]からの引揚者などが開店した日本風の中華料理屋のメニューである。2つは、[[屋台]]での販売と、その流れを汲む固定店舗を開設したラーメン屋である。中国でラーメンの調理法を覚えてきた人が多かったのに加え、安い材料で美味しく栄養あるラーメンは、物資が乏しい戦後にはうってつけだった。屋台自体は、古くは[[江戸時代]]の固定式屋台の夜鳴き蕎麦屋からの風習にのっとり、調理器具を積んで夜間に商売していた。「ドレミーレド、ドレミレドレー」というメロディーを[[チャルメラ]]で鳴らして流しの移動式屋台で市中を回る光景は昭和30年代まではよくみられた<ref name="rame01" /><ref name="hakubutukan" /><ref>[http://www.seimen.co.jp/wonderland/tsu/2.html 西山製麺 ラーメンワンダーランド「屋台のはじまり」]</ref><ref>[http://www.seimen.co.jp/wonderland/tsu/7.html 西山製麺 ラーメンワンダーランド「チャルメラの話」]</ref>。
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| − | | |
| − | 長年に渡り、庶民の味として親しまれてきたラーメンであったが、1996年、[[中華そば青葉]]が、魚介系と動物系の出汁を合わせる[[Wスープ]]のラーメンを打ち出したのをきっかけに、スープ料理としてのラーメンの価値が見直され、創作ラーメンブームにつながった。スープの出汁、タレ、香味油、煮玉子などのトッピング、麺と、ラーメンのあらゆる要素について新しい試みを行う料理人と店が次々と現れ、当時、普及が始まったインターネットのサイト上でのラーメンの食レポ、[[TVチャンピオン]]のラーメン王選手権が輩出した新世代のラーメン評論家、ラーメン特集を組む情報誌やテレビの情報番組、[[新横浜ラーメン博物館]]などとの相乗効果もあり、ラーメンの多様化が一気に進んだ。この流れは現在も続いており、ラーメンは日本料理において最も変化が激しく、多様化された料理形態となっている。
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| − | | |
| − | === 店舗形態 ===
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| − | 専門店の店舗形態としてはカウンターのみ、あるいはテーブルとカウンターからなるものが多い。専門店では味噌や醤油、豚骨などスープの味によって、メニューが区別されていることが多い。特定のスープの味に特化した専門店も多い。また、後述するご当地ラーメンのように、地域全体で独特なスープや味付け・食材が主流となっているという地域も多い。
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| − | | |
| − | これらラーメン専門店のラーメンは、麺とスープの製法に各店独自の工夫を凝らすことで様々な個性が生じ、独自の発達を遂げた。特にスープは多くの場合、レシピについて門外不出の「秘伝」とされ、[[暖簾分け]]という形での伝授や、法人化した店舗では[[チェーンストア|チェーン]]展開による指導などを通じて広まっていった。
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| − | | |
| − | 他方、チェーン展開や[[フランチャイズ]]展開を行っているラーメン店も現れている。このような形態の店舗では、スープなどは企業秘密のまま本社の工場で生産して、末端店舗は本部から卸されたスープを本部に決められたレシピ通りに使用するだけ、という形が採られることも多い。この場合、スープは運送に適したように、濃縮状態にされ、[[一斗缶]]などの容器に詰められている例もある。また、独自の屋号で開店していても、スープ、タレ、食材などは他店（他社）から提供を受けている店もある。これは'''味分け'''と呼ばれる場合がある<ref>[http://www.cookpit.co.jp/kaigyogaiyo.html ラーメン店開業支援「味分けFC」システム概要] - クックピット</ref>。
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| − | | |
| − | 現在では年間6000軒以上のラーメン屋が開業し、5000軒以上のラーメン屋が廃業するという凄まじい競争が起こっており、他店と差別化が図れないラーメン屋は1年と持たず潰れるほどである。
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| − | | |
| − | === 呼称の変遷 ===
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| − | 日本では明治から昭和初期までは、「南京そば」、「支那そば」と一般に呼称されていた<ref name="hakubutukan" />。この場合の「[[南京 (曖昧さ回避)|南京]]」は[[中華街|南京町（中華街）]]や[[南京豆]]同様に、都市としての[[南京市]]というより、「中国の」あるいは「外来の・舶来の」という意味合いがある。「[[支那]]」は当時の中国の意味である。
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| − | | |
| − | 戦後になり、1946年に[[中華民国]]（当時の中国の国名）の名称として支那という単語の使用自粛が外務省事務次官通達により要請されたことから、中華そばという名称が生まれ<ref>速水健朗『ラーメンと愛国』pp.21-22、講談社、2011年10月、ISBN 9784062800419</ref><ref>[https://ja.wikisource.org/wiki/%E6%94%AF%E9%82%A3%E3%81%AE%E5%91%BC%E7%A8%B1%E3%82%92%E9%81%BF%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E9%97%9C%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BB%B6 「支那の呼稱を避けることに關する件」]</ref>、支那そばに代わって中華そばと一般的に呼称されるようになった<ref name="hakubutukan" />。
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| − | | |
| − | 当初は多数派だった「中華そば」に代わって、「ラーメン」という呼称が多数派となったのは、1958年に発売された初の[[インスタントラーメン]]「[[チキンラーメン]]」が普及したためといわれている。以降はラーメンと呼称されることが一般的になったが、「中華そば」も引き続き使われている<ref name="rame02" /><ref name="hakubutukan" />。なお、[[おやつカンパニー]]（当時は松田産業）の「味付中華麺」など、チキンラーメン以前から即席麺は存在していた<ref>[http://j-net21.smrj.go.jp/develop/foods/entry/2011070601.html]</ref>。
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| − | | |
| − | また、「拉麺」も京都拉麺小路や[[東京拉麺]]など、使われている。
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| − | | |
| − | 近年ではラーメンの多様化を受けて、懐古的な意味合いから昔風のラーメンを支那そば、中華そばと呼ぶ店もある。中華そばはインスタントラーメンの名称にも使われている。
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| − | | |
| − | === ご当地ラーメンブームと「ラーメン本」 ===
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| − | これには、1960 - 70年代から既に高い知名度を持っていた[[札幌ラーメン]]などが観光に大きく寄与していたことも与っている。「札幌ラーメン」を謳ったチェーン店が全国に展開したり、[[インスタントラーメン]]の呼称に使われた。これらは「ご当地ラーメン」などと称され、観光資源として雑誌媒体、テレビマスコミでのPRなどに用いられる事が見られる様になった。
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| − | | |
| − | その後、これら「ご当地ラーメン」の個性を楽しむ人たちが増え、現在でもマスコミの取材などをきっかけとして地域毎にラーメンブームの様相を呈することは珍しくない。また、これによって現在では[[旅行ガイドブック]]ジャンルを細分化したジャンルの一つとして「'''ラーメン本'''」が成立しており、観光地のみならず、東京都内など大都市圏の多ジャンルのラーメン店舗間の競合の激しい地域でも、この本の情報を頼りにラーメンを食べ歩く者もいる。同様にインターネットで参加者によって[[口コミ]]的にラーメン店を評価する[[ホームページ]]やグルメ系[[ポータルサイト]]などもある。また、[[スーパーマーケット]]や[[コンビニエンスストア]]などで販売される生ラーメンや[[カップラーメン]]でも、人気のご当地ラーメン風の味付けをされた製品や、有名人気ラーメン店やその店主が[[タイアップ]]したラーメンが数多く販売されている。そして、これらの市場拡大によってラーメン専門のフード[[著作家|ライター]]や評論家という、ラーメンを食べて評し、記事を書く事を職業とする人物さえ幾人も登場している<ref>例: [[小野員裕]]、[[北島秀一]]、ほか多数。「[[:Category:ラーメン評論家]]」も参照。</ref>。
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| − | | |
| − | この様なご当地ラーメンが時に大きな市場や経済効果を作り出してきた一方で<ref>例:財団法人日本地域開発センター機関誌『地域開発』2008年12月号通巻531号 特集「[http://www.jcadr.or.jp/kaihatsu/mokuji-2/mokuji_2008/mokuji_0812.html 「ご当地ラーメン」によるまちづくり]」{{issn|0385-6623}}。{{NCID|AN00140572}}。</ref>、「ご当地ラーメン」には、単にラーメン店の店舗数が人口や市街地の規模に比して多いだけで、その地域の固有といえる特段の共通の特徴がなかったり、マスコミに特集されるほどの質（味に加えて接客サービスなど）が伴っていない地域も存在している。ブームに便乗しようとする者も多い。
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| − | | |
| − | ライターの[[速水健朗]]によれば、このご当地ラーメンブームは[[三浦展]]のいう「[[ファスト風土化]]」（主に[[1970年代]]辺りから[[モータリゼーション]]とともに日本の風景が均一化していったとする議論）と密接に結び付いていると述べている<ref>{{Cite book|和書
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| − | |last =
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| − | |first =
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| − | |author = [[速水健朗]]
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| − | |title = ラーメンと愛国
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| − | |year = 2011
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| − | |publisher = [[講談社]]
| |
| − | |isbn = 978-4062800419
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| − | |oclc = 758439090
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| − | |pages = 166-168
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| − | }}</ref>。
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| − | | |
| − | == ご当地ラーメン ==
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| − | {{commonscat|Ramen of Japan by prefecture|各都道府県のラーメン}}
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| − | 特定の地域で食べられているそれぞれ何らかの独自性があるラーメンを'''ご当地ラーメン'''という。しかし、必ずしも、周辺地域の店が同じような味とは限らない。その地域の名を冠して呼称されることが多い。
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| − | <div style="border:#aaa 2px solid; background-color:#F5F5F5; padding:0.1em; width:55%; text-align:left;" id="index">
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| − | 索引：[[#北海道|北海道]] l [[#東北|東北]] | [[#関東|関東]] | [[#中部|中部]] | [[#近畿|近畿]] | [[#中国・四国|中国・四国]]| [[#九州・沖縄|九州・沖縄]]</div>
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| − | === 北海道 ===
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| − | {{see also|北海道のラーメン}}
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | |+
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| − | ! 都道府県 !! 名称 !! 市町村 !! 画像 !! 解説
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| − | ! rowspan="9" nowrap="nowrap" | 北海道
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| − | | style="width:10em" | [[旭川ラーメン]] || style="width:10em" | [[旭川市]] || [[ファイル:Asahikawara-men.jpg|200px|旭川ラーメン]] || [[北海道]][[旭川市]]発祥のラーメン。[[魚介類]]と、[[豚骨]]・[[鶏ガラ]]でだしをとった醤油ダレのWスープで、スープの上層に、ラード油が浮いているものが多い。
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| − | |-
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| − | | [[札幌ラーメン]] || [[札幌市]] || [[ファイル:すみれ.jpg|200px|札幌ラーメン]]|| [[北海道]][[札幌市]]発祥のラーメン。あっさりした豚骨ベースのラーメンであり、醤油味・味噌味・塩味の3種類が提供される。
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| − | | [[カレーラーメン]]・[[室蘭カレーラーメン]] || [[苫小牧市]]※発祥地 <br /> [[室蘭市]] || [[File:Muroran-CurryRamen.jpg|200px|室蘭カレーラーメン]] || [[カレー]]スープ仕立てのラーメン。[[北海道]][[苫小牧市]]発祥という説もあるが、日本全国、各地から自然発祥的に生まれたラーメンである。
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| − | | [[函館ラーメン]] || [[函館市]] || [[ファイル:Siora-men.jpg|200px|函館ラーメン]] || [[北海道]][[函館市]]発祥のラーメン。透明スープの[[塩ラーメン]]である。
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| − | | 滝川ラーメン || [[滝川市]] || || [[北海道]][[滝川市]]発祥のラーメン。
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| − | | [[地獄ラーメン]] || [[北広島市]] || || [[北海道]][[北広島市]]発祥のラーメン。
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| − | | [[釧路ラーメン]] || [[釧路市]] || [[ファイル:kawamura.jpg|200px|釧路ラーメン]] || [[北海道]][[釧路市]]発祥のラーメン。
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| − | |}
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| − | [[#index|索引に戻る]]
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| − | === 東北 ===
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | ! 都道府県 !! 名称 !! 市町村 !! 画像 !! 解説
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| − | |-
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| − | ! rowspan="4" nowrap="nowrap" | 青森県
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| − | |-
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| − | | style="width:10em" | [[津軽ラーメン]]（濃厚煮干し系） || style="width:10em" | [[弘前市]] || [[File:たかはし.jpg|200px|津軽ラーメン]] ||ドロドロの濃厚煮干し系とさっぱりした王道系がある。（県農林水産部による）
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| − | |-
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| − | |あおもりラーメン（あっさり煮干し系）
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| − | |[[青森市]]
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| − | |あっさりとした煮干しのスープ
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| − | | [[八戸らーめん]] || [[八戸市]] || [[File:Hachinohe ramen by mappi1322 in Hachinohe.jpg|200px|八戸らーめん]] ||
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| − | |-
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| − | ! rowspan="3" nowrap="nowrap" | 秋田県
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| − | |[[十文字ラーメン]] || [[横手市]]十文字町 <br /> 旧・[[十文字町]] || ||煮干や鰹節などを出汁に使用した醤油ベースのあっさりとした和風スープ、かんすいを全く用いず独特の食感をもつ細い縮れ麺が特徴。
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| − | |-
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| − | | [[比内地鶏ラーメン]] || [[大館市]]ほか全県 || ||比内地鶏（[[天然記念物]]の[[比内鶏]]のF1種）ベースのラーメンで、鶏肉がトッピングされることが多い。あっさりした風味。
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| − | |-
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| − | ! rowspan="3" nowrap="nowrap" | 岩手県
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| − | | [[大船渡さんまらーめん]] || [[大船渡市]] || ||
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| − | | [[磯ラーメン]] || [[三陸沿岸]] || ||魚介出汁と、海藻と魚介の具が特徴。発祥は三陸だが現在北海道から宮城まで供されている。
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| − | ! rowspan="3" nowrap="nowrap" | 宮城県
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| − | | [[仙台ラーメン]] || [[宮城県]][[仙台市]] || [[ファイル:Sansyokudaizumisora-menn.jpg|200px|仙台ラーメン]] ||
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| − | | [[気仙沼らぁめん]] || [[気仙沼市]] || ||
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| − | ! rowspan="7" nowrap="nowrap" | 山形県
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| − | | [[酒田ラーメン]] || [[酒田市]] || [[ファイル:HI370064.JPG|200px|酒田ラーメン]] ||
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| − | | [[とりもつラーメン]] || [[新庄市]] || ||
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| − | | 鳥中華 || [[天童市]] || ||
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| − | | [[冷やしラーメン]] || [[山形市]] || [[ファイル:Yamagata "Shu-chan" Hirashi ramen (9041262125).jpg|200px|冷やしラーメン]] ||
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| − | | [[赤湯ラーメン]] || [[南陽市]] || ||
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| − | | [[米沢ラーメン]] || [[米沢市]] || ||
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| − | |-
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| − | ! rowspan="4" nowrap="nowrap" | 福島県
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| − | | [[喜多方ラーメン]] || [[喜多方市]] || [[ファイル:kitakatara-men.jpg|200px|喜多方ラーメン]] ||
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| − | | [[白河ラーメン]] || [[白河市]] || [[File:白河ラーメン.jpg|200px|白河ラーメン]] ||
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| − | | [[郡山ブラック]] || [[郡山市]] || [[File:Koriyama Black.JPG|200px|郡山ブラック]] ||
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| − | [[#index|索引に戻る]]
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| − | === 関東 ===
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | ! 都道府県 !! 名称 !! 市町村 !! 画像 !! 解説
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| − | ! rowspan="3" nowrap="nowrap" | 茨城県
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| − | | [[水戸藩らーめん]] || style="width:10em" | [[水戸市]] || [[File:Mitohan Ramen Ishidaya.jpg|200px|水戸藩らーめん]] ||
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| − | | [[スタミナラーメン (茨城)|スタミナラーメン]] || style="width:10em" | [[ひたちなか市]] || [[ファイル:水戸市・松喜吉のスタミナラーメン.jpg|200px|スタミナラーメン]] ||
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 栃木県
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| − | | [[佐野ラーメン]] || [[佐野市]] || [[ファイル:まるＱ.jpg|200px|佐野ラーメン]] ||
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 群馬県
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| − | | 藤岡ラーメン || [[藤岡市]] || ||鶏ガラを軸としたあっさり目の醤油味のスープと、太めの縮れ麺を使う店が多い。
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| − | ! rowspan="3" nowrap="nowrap" | 埼玉県
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| − | | [[スタミナラーメン (埼玉)|スタミナラーメン]] || || [[ファイル:娘々.jpg|200px|スタミナラーメン]] ||
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| − | | 茶らーめん || [[鶴ヶ島市]] || ||
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| − | |-
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| − | ! rowspan="6" nowrap="nowrap" | 千葉県
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| − | | [[竹岡ラーメン]] || [[富津市]] || [[ファイル:Umenoya.JPG|200px|竹岡ラーメン]] ||
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| − | | [[勝浦タンタンメン]] || [[勝浦市]] || [[ファイル:Katsuura TanTanMen.jpg|200px|勝浦タンタンメン]] ||
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| − | | [[船橋ソースラーメン]] || [[船橋市]] || || [[ソース (調味料)|ソース]]味をベースにしたラーメン。
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| − | | [[アリランラーメン]] || [[市原市]]・[[長南町]]・[[長柄町]] || [[ファイル:アリランラーメン.jpg|200px|アリランラーメン]] ||
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| − | |-
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| − | | [[ホワイトガウラーメン]] || [[袖ケ浦市]] || || 牛乳を使用した白いスープのラーメン。袖ケ浦市の牛乳生産量が千葉県内トップクラスであることから、スープに牛乳を使ったラーメンが考案された。
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| − | ! rowspan="6" nowrap="nowrap" | 東京都
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| − | | [[東京ラーメン]] || || [[ファイル:tokyoramen.jpg|200px|東京ラーメン]]|| [[浅草区]]（現・[[台東区]]）の[[来々軒]]が発祥。鶏ガラベースの醤油ラーメン。
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| − | |-
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| − | | [[荻窪ラーメン]] || [[杉並区]] ||[[ファイル:春木屋の中華そば（大盛り） (4830303823).jpg|200px|荻窪ラーメン]] || [[東日本旅客鉄道|JR]][[中央本線|中央線]][[荻窪駅]]周辺が発祥。魚介系スープがベースの醤油ラーメン。
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| − | | [[八王子ラーメン]] || [[八王子市]] || [[ファイル:Hachioujira-men.jpg|200px|八王子ラーメン]] ||
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| − | | [[中華そば青葉|青葉系ラーメン]] || [[中野区]] || [[File:中華そば青葉が提供している「中華そば」.JPG|200px|青葉系ラーメン]] ||魚系スープと動物系スープの脂をあわせたスープがベースの醤油ラーメン。
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| − | | [[油そば]] || || [[ファイル:Aburasoba.jpg|200px|油そば]] ||
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| − | ! rowspan="6" nowrap="nowrap" | 神奈川県
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| − | | [[サンマーメン]] || [[横浜市]]および[[湘南]]地方の一部 || [[ファイル:Sannma-men.jpg|200px|サンマーメン]] ||
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| − | | [[家系ラーメン]] || 横浜市 || [[ファイル:iekeiramen111.jpg|200px|家系ラーメン]] ||
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| − | | [[神奈川淡麗系ラーメン]] || 横浜市のくじら軒や[[海老名市]]の中村屋等に代表される醤油細麺 ||[[ファイル:Nakamuraya.jpg|神奈川淡麗ラーメン]] ||
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| − | | [[小田原系ラーメン]] || [[神奈川県#西部:丹沢・箱根火山|神奈川県西部]] ||[[ファイル:松田町ラーメン大西1.jpg|200px|小田原系ラーメン]] || [[湯河原町]]にある「味の大西」が総本山
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| − | | [[小田原系担々麺]] || [[神奈川県#西部:丹沢・箱根火山|神奈川県西部]] || [[ファイル:神奈川県小田原市上曽我四川 小田原系担々麺.jpg|200px|小田原系担々麺]]|| [[小田原市]]上曽我にある「四川」が総本山
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| − | === 中部 ===
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | |+
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| − | ! 都道府県 !! 名称 !! 市町村 !! 画像 !! 解説
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| − | ! rowspan="6" nowrap="nowrap" | 新潟県
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| − | | colspan="4" | {{seealso|新潟県のラーメン}}
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| − | | style="width:10em" | [[燕三条系ラーメン]] || style="width:10em" | [[燕市]]・[[三条市]] || [[ファイル:tsubamesanjoramen.jpg|200px|燕三条系ラーメン]] || [[新潟県]]の[[新潟県県央地域|県央地域]]（[[燕市]]・[[三条市]]）を中心に作られ食べられている背油濃しょうゆの極太ラーメンの総称。
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| − | | [[新潟あっさり系ラーメン]] || [[新潟市]] || [[File:Ramen with half sized fried rice（ラーメン半チャーハンセット）.JPG|200px|新潟あっさり系ラーメン]] || [[新潟県]][[新潟市]][[中央区 (新潟市)|中央区]]、主に[[新潟島]]周辺が発祥の新潟の代表的なラーメンの種類。
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| − | |-
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| − | | [[新潟濃厚味噌ラーメン]] || 新潟市 || [[ファイル:Miso ramen, Komadori, Niigata, Japan.jpg|200px|新潟濃厚味噌ラーメン]] || [[新潟県]][[新潟市]][[西蒲区]]発祥のラーメン。味噌が濃厚で、別丼で割りスープが付く。
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| − | |-
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| − | | [[長岡生姜醤油ラーメン]] || [[長岡市]] || [[File:Aoshima Syokudo Ramen.jpg|200px|長岡系ラーメン]] || [[新潟県]][[長岡市]]発祥のラーメン。豚ガラを多く使い、比較的油っこい[[醤油]]味の[[スープ]]に[[生姜]]の風味、香りがはっきりと分かるほど強く利いており、柔らかめの[[チャーシュー]]が組み合わされる。
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| − | |-
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 長野県
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| − | | | [[王様中華そば]] || [[長野県]]全域と[[新潟県]]・[[山梨県]]・[[東京都]]の一部 || || かつて[[長野県]][[長野市]][[権堂町]]に存在したラーメン店「光蘭」をインスパイアしたラーメン。鶏がらの澄んだ醤油味のスープに黒胡椒を入れるのが定義。
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| − | |-
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| − | ! rowspan="8" nowrap="nowrap" | 富山県
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| − | | style="width:10em" | [[富山ブラック]] || style="width:10em" | [[富山市]] || [[ファイル:Toyama Black Daiki.jpg|200px|富山ブラック]] ||
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| − | | 富山ホワイト || 富山市 || ||
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| − | | [[入善ブラウンラーメン]] ||rowspan="2"| [[入善町]] || ||
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| − | | [[入善レッドラーメン]] || ||
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| − | | [[おやべホワイトラーメン]] || [[小矢部市]] || ||
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| − | | [[高岡グリーンラーメン]] || [[高岡市]] || ||
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| − | | かけ中 || [[射水市]] || || ラーメンのスープの代わりにうどんのつゆを使った新湊のラーメン。
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 福井県
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| − | | [[敦賀ラーメン]] || [[敦賀市]] || || 豚骨と鶏ガラの2種類を併せた醤油味のスープが主流<ref>[http://www.turuga.org/taberu/taberu_index.html （社）敦賀観光協会]</ref>。
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| − | |-
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 岐阜県
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| − | | [[高山ラーメン]] || [[高山市]] || [[ファイル:takayama_ramen.jpg|200px|高山ラーメン]] ||
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| − | ! rowspan="4" nowrap="nowrap" | 愛知県
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| − | | [[好来系]] || [[名古屋市]]及び[[中京圏]] || ||名古屋の好来軒で始まった豚骨系のラーメン。叉焼、メンマの大盛りがそれぞれあるのが特徴。弟子が名古屋近郊に店を出して広がった。名古屋ラーメンという看板を出している店もあった。
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| − | | [[台湾ラーメン]] || [[名古屋市]]及び[[中京圏]] || [[ファイル:CodazziTaiwanRamen.jpg|200px|台湾ラーメン]] ||
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| − | | [[ベトコンラーメン]] || [[一宮市]]・岐阜県[[岐阜市]] ||[[File:Betokon Ramen, at Shinkyo Ichinomiya (2014-05-18) 01.JPG|200px|ベトコンラーメン]]|| ニンニクをたっぷり使ったラーメン。「ベスト・コンディション・ラーメン」の略、あるいは「[[ベトナム戦争]]中の時期に生まれ、[[南ベトナム解放民族戦線|ベトコン]]の名前にちなんだ」ともいわれる。<!-- 出典は該当項目に明示されているので、そちらを参照してほしい。-->
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| − | |-
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 静岡県
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| − | | [[志太系ラーメン]] || [[藤枝市]]・[[焼津市]]・[[島田市]] || ||朝ラーメン発祥の地。冷やしラーメンもある。
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| − | | |
| − | === 近畿 ===
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | |+
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| − | ! 都道府県 !! 名称 !! 市町村 !! 画像 !! 解説
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 京都府
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| − | | style="width:10em" | [[京都ラーメン]] || style="width:10em" | [[京都府]]南部・[[滋賀県]]南部地域 || [[ファイル:Kyoto-Shinpuku.jpg|200px|京都ラーメン]] ||
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| − | ! rowspan="3" nowrap="nowrap" | 滋賀県
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| − | | [[近江ちゃんぽん]]|| [[彦根市]] || [[ファイル:Hikone okabe champon.jpg|200px|近江ちゃんぽん]] ||
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| − | |-
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| − | | [[湖国ブラック]] || [[大津市]] || ||たまり醤油を使った黒いラーメン。具に麩が入るのが特徴
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| − | ! rowspan="5" nowrap="nowrap" | 兵庫県
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| − | | [[神戸ラーメン]] || [[神戸市]]・[[阪神間|阪神地域]] || [[ファイル:第一旭.jpg|200px|神戸ラーメン]] ||
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| − | | [[播州ラーメン]] || [[西脇市]]・[[加東市]]・[[多可町]] || [[ファイル:Bansyu-men.jpg|200px|播州ラーメン]] ||
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| − | | [[姫路ラーメン]] || [[姫路市]]・[[加古川市]]・[[たつの市]]・ [[播磨]]地域|| [[File:らーめん八角の姫路ラーメン.jpg|200px|姫路ラーメン]] ||
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| − | | 播州赤穂塩ラーメン || [[赤穂市]] || ||
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 大阪府
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| − | | [[高井田ラーメン]] || [[大阪市]][[東成区]]・[[東大阪市]] || [[ファイル:Takaida tyukasoba001.JPG|200px|高井田ラーメン]] ||
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 奈良県
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| − | | [[天理ラーメン]] || [[天理市]] || [[ファイル:Saika ramen 01.jpg|200px|天理ラーメン]] ||
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 和歌山県
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| − | | [[和歌山ラーメン]] || [[和歌山市]]など[[和歌山県]][[紀北|紀北地方]] || [[ファイル:wakayamaramen222.jpg|200px|和歌山ラーメン]] ||
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| − | === 中国・四国 ===
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | |+
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| − | ! 都道府県 !! 名称 !! 市町村 !! 画像 !! 解説
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| − | |-
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| − | ! rowspan="3" nowrap="nowrap" | 岡山県
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| − | | style="width:10em" | [[岡山ラーメン]] || style="width:10em" | [[岡山市]] || [[ファイル:Okayamara-men.jpg|岡山ラーメン|200px]] ||
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| − | | [[笠岡ラーメン]] || [[笠岡市]] || [[ファイル:Kasaoka ramen 20130323.JPG|200px|笠岡ラーメン]] ||
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| − | ! rowspan="5" nowrap="nowrap" | 広島県
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| − | | 福山ラーメン || [[福山市]] || ||
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| − | | [[尾道ラーメン]] || [[尾道市]] || [[ファイル:onomochiramen2222333.jpg|尾道ラーメン|200px]] ||
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| − | | 呉ラーメン || [[呉市]] || ||
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| − | | [[鳥取牛骨ラーメン]] || [[鳥取県]] || [[ファイル:Tottori Gyūkotsu Ramen.jpg|鳥取牛骨ラーメン|200px]] ||
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| − | | 瀬戸内の海鮮だしラーメン || [[松山市]] || ||瀬戸内海の小魚などの海産物・乾物からとった濃厚なスープに特徴がある。コクがあって食べごたえがある。甘くなく、にんにくを使わない。「あづま家」などに代表される。
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| − | | 瓢系ラーメン || [[松山市]] || ||甘い味のスープとチャーシューに特徴がある。複数の「瓢」で始まる店の名称に由来。
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| − | ! rowspan="2" nowrap="nowrap" | 徳島県
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| − | | [[徳島ラーメン]] || [[徳島市]] || [[ファイル:tokusimara-men2.jpg|徳島ラーメン|200px]] ||
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| − | | [[鍋焼きラーメン]] || [[須崎市]] || [[ファイル:nabeyakuramen.jpg|鍋焼きラーメン|200px]] ||
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| − | === 九州・沖縄 ===
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| − | {| class="wikitable" style="clear:both;"
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| − | ! 都道府県 !! 名称 !! 市町村 !! 画像 !! 解説
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| − | ! rowspan="5" nowrap="nowrap" | 福岡県
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| − | | style="width:10em" | [[博多ラーメン]] || style="width:10em" | [[福岡市]] || [[ファイル:Hakatara-men.jpg|博多ラーメン|200px]] ||
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| − | | [[大牟田ラーメン]] || [[大牟田市]] || [[ファイル:九州大牟田ラーメン きらら - flickr 3467621212 58324373a2 o.jpg|200px|大牟田ラーメン]] ||
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| − | | あごだしラーメン || [[長崎県]]北部 || ||
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| − | | [[宮崎ラーメン]] || || ||
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| − | | [[沖縄そば]] || || [[ファイル:yanbarusoba.jpg|沖縄そば|200px]] ||
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| − | | |[[沖縄のラーメン文化]] || || || 2000年にご当地ラーメンの作成企画があったものの、<br />普遍的・明確な定義は2014年現在まだ無い。
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| − | | |
| − | == 日本国外のラーメン事情 ==
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| − | 日本国外では「[[インスタントラーメン]]」が「ラーメン」であると認識している所が多く、本来のラーメンが存在する国は少ない。
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| − | | |
| − | === アジア ===
| |
| − | 中国の麺料理には、麺棒で薄く伸ばしたたんだ生地を、包丁で細く切った「切麺」、小麦粉の塊を刀で削る「[[刀削麺]]」や、湯麺、涼麺、炒麺などがある<ref name="rame01" />。
| |
| − | | |
| − | 日本食としてのラーメンの中では豚骨ラーメンの人気が高く、熊本の[[味千ラーメン]]のフランチャイジーが400店近くを中国国内に展開しており、日本の外食チェーン店としては最も多い。[[タイ王国|タイ]]では首都の[[バンコク]]を中心に、[[8番らーめん]]や味千ラーメン、山小屋ラーメン、ばんからラーメンなど、日本の多店舗型ラーメン店の進出が目立つ。逆に言えば、中国で日本食としてのラーメンは豚骨ラーメン以外支持が薄い。その理由として、現地のラーメンとの差別化を明確にできていない点、海産物から取るダシの味が苦手な中国人が少なからずいる点などがあげられる<ref>[http://diamond.jp/articles/-/139072?page=2 中国で「日式ラーメン」といえば豚骨味しか売れない理由] DIAMOND ONLINE.株式会社ダイヤモンド社 2017.8.18 （文・藤岡久士、2017年8月19日閲覧）</ref>。
| |
| − | | |
| − | また2015年7月下旬、南インド・チェンナイでは、インド初の本格日本式ラーメン店「秋平-AKI BAY-」がオープンし、日本人駐在員や現地のインド人に親しまれている。完全ハラルフードで、様々な宗教に対応しているため、今後中東地区などへの進出も期待されている。
| |
| − | | |
| − | === 米州・ヨーロッパ ===
| |
| − | [[ファイル:Lamen restaurant in Paris by MoonSoleil.jpg|right|200px|thumb|パリ（フランス）のラーメン店]]
| |
| − | 日本出身のチェーン店は[[アメリカ合衆国]]や[[カナダ]]に[[味千ラーメン]]や[[らーめん山頭火]]、[[藤一番]]が進出している。また、[[天下一品]]が[[ハワイ]]の[[ホノルル]]に支店を出している。
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| − | | |
| − | ヨーロッパ出身のチェーン店には英国在住の華僑が開いた「[[ワガママ]]」がある。
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| − | | |
| − | == 近種の料理 ==
| |
| − | === 中華料理 ===
| |
| − | * [[担担麺]] - 中国[[四川省]]発祥の麺料理。
| |
| − | * [[担仔麺]] - [[台湾]]の料理。肉味噌と香菜を上に載せる。
| |
| − | * 排骨麺 - 台湾の料理。[[排骨]]を上に載せる。
| |
| − | * [[牛肉麺]] - 中国四川省を源流とする台湾の料理。高雄市岡山区が発祥の地とされる。<!--
| |
| − | ちゃんぽんは記載済み 中国での名前をいちいち記載する必要は無い。
| |
| − | * 什菜 - ちゃんぽん麺のこと。中国ではこう呼ばれる。-->
| |
| − | * 桐皮麺 - 宋時代の中国で生まれた麺料理。麺が細くスープは透き通った醤油味で脂控えめ、具材も淡白な味付けで種類も抑え目と、最初の頃に主流だった日本のラーメンに見た目も味も似ている。
| |
| − | | |
| − | === 中華麺を使った日本の料理 ===
| |
| − | ラーメンと同様の麺を使用するがラーメンに分類されることはほとんどない料理。
| |
| − | * [[焼きそば]]（[[炒麺]]・炸麺）
| |
| − | * [[焼きラーメン]] - ラーメンと[[焼きそば]]の中間的な料理。
| |
| − | * [[ローメン]]
| |
| − | * [[冷やし中華]]
| |
| − | * [[ちゃんぽん]]
| |
| − | | |
| − | === その他の料理 ===
| |
| − | * [[サイミン]] - [[ハワイ州|ハワイ]]の郷土料理。ラーメンとほぼ同じ麺を使用し、基本的なトッピングも日本のラーメンに酷似している。スープには[[エビ]]などの出汁が用いられ、油分の少ないあっさりとした仕上がりである。<!--起源にはいくつかの説が存在し、一説では明治以前から入植していた中国人から中華麺の製法を学んだ日系移民が広めたという。-->
| |
| − | * [[ライスヌードル]] - [[米]]を原料とした麺。[[東アジア]]や[[東南アジア]]でラーメンと似た食べ方をされる。ベトナム料理の[[フォー]]など。
| |
| − | * [[らーめん缶]] - ラーメン風に仕立てたこんにゃく麺を缶詰にしたもの。通常のラーメンを缶詰にするとスープで麺が伸びてしまうため、こんにゃく麺を使用している。
| |
| − | | |
| − | == ラーメンのフードテーマパーク ==
| |
| − | * [[あさひかわラーメン村]] （北海道旭川市）
| |
| − | * [[札幌ら〜めん共和国]] （北海道札幌市中央区）
| |
| − | * [[札幌ラーメン横丁]] （北海道札幌市[[中央区 (札幌市)|中央区]]）
| |
| − | * [[札幌すすきのラーメン館]]（北海道札幌市中央区）
| |
| − | * [[エルムの街|津軽ラーメン街道]] （[[青森県]][[五所川原市]]）
| |
| − | * [[武蔵浦和ラーメンアカデミー]] （埼玉県さいたま市）
| |
| − | * [[船橋駅#駅構内・駅ビル|船橋ラーメン横丁]] （[[千葉県]][[船橋市]]）
| |
| − | * [[東京ラーメンストリート]] （[[東京駅一番街]]）
| |
| − | * [[品達]] （東京都港区）
| |
| − | * [[ラーメン国技館]] （東京都港区）
| |
| − | * [[ラーメンスクエア]] （東京都立川市）
| |
| − | * ラーメンSymphony （神奈川県川崎市）
| |
| − | * [[新横浜ラーメン博物館]] （神奈川県横浜市）
| |
| − | * ときめきラーメン万代島 （新潟県新潟市）
| |
| − | * [[名古屋駅#駅周辺の施設|名古屋・驛麺通り]]（愛知県名古屋市）
| |
| − | * [[京都ラーメン#チェーン店・テーマパーク|京都拉麺小路]]（京都府京都市）
| |
| − | * 麺ロード（兵庫県神戸市）
| |
| − | * 高松拉麺築港（香川県高松市）
| |
| − | * [[ラーメンスタジアム2]] （福岡県福岡市）
| |
| − | * ラーメンチャンピオン（シンガポール共和国）
| |
| − | ; 廃館・閉館
| |
| − | * ラーメン国技場 仙台場所（宮城県仙台市、2003年9月3日 - 2008年2月29日）
| |
| − | * らーめん七福人 （埼玉県さいたま市）
| |
| − | * [[全国ご当地店センバツ ラーメン甲子園]] （神奈川県横浜市）
| |
| − | * 名古屋麺屋横丁（愛知県名古屋市）
| |
| − | * 桑名らーめん街道 （三重県桑名市）
| |
| − | * [[浪花麺だらけ]] （大阪府大阪市）
| |
| − | * 泉ヶ丘ラーメン劇場（大阪府堺市）
| |
| − | | |
| − | == ご当地ラーメンをテーマにした番組 ==
| |
| − | '''テレビ'''
| |
| − | * 『[[ダイアモンド☆ユカイとユカイなラーメン研究所]]』（[[とちぎテレビ]]、[[2014年]][[4月3日]] - 2014年[[6月26日]]（13回））
| |
| − | * 『[[ラーメンの旅]]』（[[テレビ新潟]]）
| |
| − | * 『[[日本全国ラーメン選手権]]』（[[CS放送]]の[[TBSチャンネル]]、2006年2月-）
| |
| − | '''ラジオ'''
| |
| − | * 『[[姫ら〜,グルメ応援隊!]]』（[[FM GENKI]]、2012年1月15日-、毎月第1第3日曜日17:15-18:00）<ref name="himeratai">[http://ameblo.jp/himeratai/ 番組公式ブログ]</ref><ref name="fmgenki">[http://fmgenki.jp/radio/sunday.html FMGENKI179.3公式サイト番組表]</ref>
| |
| − | * 『[[関西ラーメンコロシアム]]』（[[MBSラジオ]]、[[2015年]][[1月5日]]-）
| |
| − | | |
| − | == 脚注 ==
| |
| − | {{脚注ヘルプ}}
| |
| − | {{Reflist|2}}
| |
| − | <ref name="広辞苑">広辞苑（岩波書店）による記述の変遷。第1版（昭和30年）[老麺]（中国音 laomien）、第2版（昭和46年）及び第2版補訂版（昭和51年）[老麺]（中国語）、第3版（昭和58年）及び第4版（平成3年）[拉麺・老麺]（中国語から）、第5版（平成10年）及び第6版（平成20年）[拉麺]（中国語から）</ref>
| |
| − | </references>
| |
| − | | |
| − | == 参考文献 ==
| |
| − | *{{Cite book|和書
| |
| − | |author = 奥山忠政
| |
| − | |authorlink =
| |
| − | |coauthors =
| |
| − | |year = 2003
| |
| − | |title = 文化麺類学・ラーメン篇
| |
| − | |publisher = 明石書店
| |
| − | |page =
| |
| − | |id =
| |
| − | |isbn = 4-7503-1792-6
| |
| − | |ref = harv
| |
| − | }}
| |
| − | *{{Cite book|和書
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| − | |author = [[小菅桂子]]
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| − | |authorlink =
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| − | |coauthors =
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| − | |year = 1998
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| − | |title = にっぽんラーメン物語
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| − | |series = 講談社+α文庫
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| − | |publisher = 講談社
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| − | |page =
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| − | |id =
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| − | |isbn = 4-06-256302-9
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| − | |ref = harv
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| − | }}
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| − | * 速水健朗『ラーメンと愛国』講談社現代新書 2011
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| − | * 『[[世界大百科事典]] 7』 [[平凡社]]、[[1988年]]（昭和63年）[[3月15日]]初版発行
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| − | * 後藤武士 著 『読むだけですっきりわかる日本地理』 [[宝島社]]、[[2009年]]（平成21年）[[6月19日]]初版発行、ISBN 978-4-7966-7060-9
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| − | * 富岡木之介『さっぽろラーメン物語』まんてん社 1977
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| − | == 関連項目 ==
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| − | {{Commonscat|Ramen}}
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| − | {{Wiktionary|ラーメン}}
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| − | * 食器
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| − | ** [[丼]]（どんぶり） - ほとんどのラーメンはこの食器で供される。特に「[[雷紋|雷文]]」（らいもん、四角い渦巻きが繋がった模様）の描かれた丼が多用され、「雷文」「龍」「鳳凰」「双喜文」（そうきもん、漢字の喜を2つ並べて結婚する新郎新婦が並んで喜んでる姿に見立てた祝福文様）の4つの絵柄はラーメン丼のトレードマークともなっている[http://www.seimen.co.jp/wonderland/tsu/4.html]。
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| − | ** [[散蓮華]]（レンゲ）
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| − | * 人物<!--
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| − | ** [[林家木久扇]] - 全国ラーメン党会長。/このような名称ではあるが政党ではなく、チェーン店の名称に過ぎない。/
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| − | ラーメン店の店主を挙げていてはきりがない-->
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| − | ** [[山岸一雄]] - ラーメン料理人。[[つけ麺]]を考案したといわれている。
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| − | ** [[武内伸]] - ラーメン評論家。
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| − | ** [[佐野実]] - ラーメン料理人。
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| − | * メーカー
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| − | ** [[日清食品]]
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| − | ** [[サンヨー食品]]
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| − | ** [[明星食品]]
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| − | ** [[東洋水産]]
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| − | ** [[エースコック]]
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| − | ** [[寿がきや食品]]
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| − | ** [[徳島製粉]]
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| − | ** [[イトメン]]
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| − | ** [[マルタイ]]
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| − | ** [[大黒食品工業]] （マイフレンド、大黒、AKAGIの商品ブランド）
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| − | ** [[東京拉麺]]
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| − | ** [[とかち麺工房]]
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| − | * 団体
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| − | ** [[日本ラーメン協会]]
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| − | * 宗教
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| − | ** [[空飛ぶスパゲッティ・モンスター教]] - このパロディ宗教では麺類が神聖な食物とされているため、「ラーメン」が祈りの言葉となっている。
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| − | * [[ヌードルハラスメント]]
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| − | == 外部リンク ==
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| − | * [http://www.tokyochukamen.or.jp/ 東京都中華麺製造業協同組合]
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| − | * [http://www.zenmenren.or.jp/ 全国製麺協同組合連合会]
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| − | * [http://www.raumen.co.jp/home/study.html 新横浜ラーメン博物館 ラーメン知識学]
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