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| − | {{Infobox 組織
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| − | | 名称 =会員呼称: フリーメイソン<br />（団体呼称: フリーメイソンリー）
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| − | | 画像 = Square compasses.svg
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| − | | 画像説明 =
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| − | | 略称 =
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| − | | 設立 =
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| − | | 廃止 =
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| − | | 種類 = [[友愛団体]]（[[秘密結社]]、[[非公開団体]]）
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| − | | 地位 =
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| − | | 目的 = 会員相互の特性と人格の向上をはかり、よき人々をさらに良くする
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| − | | 本部 = 各地域の各[[ロッジ (フリーメイソン)|ロッジ]]<br/>'''事実上の総本部'''（[[イングランド・連合グランドロッジ]]）<br/>{{GBR}}{{ENG}}[[ロンドン]]
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| − | | ウェブサイト = '''事実上の総本部'''（イングランド・連合グランドロッジ）<br/>[http://www.grandlodge-england.org/ United Grand Lodge of England] UGLE {{en icon}}
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| − | | 補足 = 会員同士の親睦を目的とした友愛団体であり秘密結社
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| − | }}
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| − | [[ファイル:Square compasses.svg|180px|right|thumb|フリーメイソンリーのシンボルマークの一つ。[[定規]]と[[コンパス]]は石工職人のギルドだったことの名残。 上向き三角形（コンパス）と下向き[[三角形]]（直角定規）の結合はダビデの星を形成し、男と女、陽と陰、天と地、精神と物質など世界の[[二元性]]の融和を表現している。中央の「G」は至高存在を意味し、[[神]]（GOD）、[[幾何学]]（geometry）、[[栄光]]（Glory）、[[寛容]]（Grandeur）、[[黄金]]（Gold）、[[グノーシス]]（Gnosis）の意味も込められている。フリーメイソンにおいて個々の建築道具は人間の美徳と対応し、直角定規は道徳、コンパスは真理、[[こて (工具)|こて]]は結束と友愛、槌は知識や知恵を象徴している。]]
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| − | [[File:MasonicEyeOfProvidence.gif|200px|right|thumb|フリーメイソンリーが用いるシンボルの一つ、[[プロビデンスの目]]。]]
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| − | [[File:Château de Mongenan Temple maçonnique.JPG|180px|right|thumb|18世紀の備品。壁にプロビデンスの目。]]
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| − | [[File:Franc-maçonnerie à Strasbourg-Hauts grades (2).jpg|180px|right|thumb|エプロン、コルドン（たすき掛けの装飾品）、外衣など。]]
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| − | [[File:Edmonds, Washington - Masonic Lodge 02.jpg|180px|right|thumb|米国[[エドモンズ (ワシントン州)|エドモンズ]]のロッジ。]]
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| − | [[File:141 Gipps St Abbotsford Lodge Room From WM position.jpg|180px|right|thumb|オーストラリア[[メルボルン]][[アボッツフォード (ビクトリア州)|アボッツフォード]]のロッジ内部。]]
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| − | [[File:1gamle-logen-vinter-front.jpg|180px|right|thumb|宴会場、コンサート会場、フリーメイソンのロッジ、これらの用途として1836年に建設されたノルウェーの[[オスロ]]にある「ガムレ・ローシェン」（[[:en:Gamle Logen|den Gamle Logen]]）<ref group="*">劇作家[[ヘンリック・イプセン|イプセン]]や、イプセンの戯曲「[[ペール・ギュント]]」の主人公のモデルになった音楽家[[オーレ・ブル]]、[[ペール・ギュント (グリーグ)|「ペール・ギュント」のための音楽]]を作曲した[[エドヴァルド・グリーグ|グリーグ]]、ノーベル文学賞作家[[ビョルンスティエルネ・ビョルンソン|ビョルンソン]]、音楽家[[ハルフダン・シェルルフ]]、音楽家[[ヨハン・スヴェンセン]]、これらの人物は「ガムレ・ローシェン」（den Gamle Logen）を使用して仕事をしたことがある。</ref>。]]
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| − | [[File:Olympic flag.svg|180px|right|thumb|1920年制定[[オリンピックシンボル|オリンピック旗]]。[[古代ギリシア]]時代の[[古代オリンピック]]にならい[[近代オリンピック]]を提唱した[[ピエール・ド・クーベルタン|ピエール・ド・クーベルタン男爵]]は、フリーメイソンである<ref name="westlancsfreemasons">{{Cite web |url= http://www.westlancsfreemasons.org.uk/wp-content/uploads/2012/11/Chorley-Freemasonry-and-the-Olympics-Presentation.pdf|title= Freemasonry and the Olympics|format= PDF|publisher= Provincial Grand Lodge of West Lancashire|accessdate=2013-09-09}}</ref>。1894年[[国際オリンピック委員会]]（IOC）設立時のメンバーであった[[:en:Oliver Russell, 2nd Baron Ampthill|アンプティル男爵]]は1890年にフリーメイソンリーに入会した<ref>{{Cite web |date= 2012年|url= http://www.freemasonry.london.museum/os/wp-content/uploads/2012/08/Sportsmen-in-English-Lodges-July-2012.pdf|title= SPORTSMEN IN ENGLISH LODGES|format= PDF|publisher= The Library and Museum of Freemasonry (United Grand Lodge of England)|accessdate=2013-09-09}}</ref>。初期IOCメンバー<ref name="westlancsfreemasons" /> で初代[[イギリスオリンピック委員会]]会長<ref>{{Cite web |url= http://www.aim25.ac.uk/cgi-bin/vcdf/detail?coll_id=14115&inst_id=47|title= British Olympic Association Archive Collection|publisher= [[:en:AIM25|AIM25]]|accessdate=2013-09-09}}</ref> の[[:en:William Grenfell, 1st Baron Desborough|デスボロー男爵]]は、1875年にフリーメイソンリーに入会した<ref name="westlancsfreemasons" />。<br />[[アテネオリンピック (1896年)|第1回大会]]（アテネ、1896年4月）は男性のみ参加資格がありまた1名の女性マラソン選手が非正規で参加し、4年1か月経た[[パリオリンピック (1900年)|第2回大会]]（パリ、1900年5月-10月）から女性の参加が整備された。クーベルタン男爵は、女性の参加は男性にとって良からぬことであると考えていた<ref>{{Cite web |author= [http://www.leeds.ac.uk/arts/people/20048/philosophy/person/869/jim_parry Jim Parry] (School of Philosophy, Leeds University)|url= http://www.ethicsandsport.com/public/uploads/files/Physical%20Education%20as%20Olympic%20Education%20(Long%20version).pdf|title= Physical Education as Olympic Education|format= PDF|publisher= Internationaal Centrum voor Ethiek in de Sport|accessdate=2013-09-16|quote= I still think that contact with feminine athletics is bad for him (the modern athlete) ...}}</ref>。]]{{修正2|1|冗長で冒頭文を含めてまとまりがない|date=2018-03-09}}
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| − | '''フリーメイソン'''（{{Lang-en-short|Freemasonry}}）は、[[16世紀]]後半から[[17世紀]]初頭に、判然としない起源から起きた[[友愛]][[結社]]。
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| − | 現在多様な形で全世界に存在し、その会員数は600万人を超え、うち15万人は[[スコットランド]]・グランドロッジならびに[[アイルランド]]・グランドロッジの管区下に、25万人は[[英連邦]]グランドロッジに<ref>[http://www.ugle.org.uk/what-is-masonry/frequently-asked-questions// "Frequently Asked Questions"] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090923002523/http://www.ugle.org.uk/what-is-masonry/frequently-asked-questions |date=2009年9月23日 }}. United Grand Lodge of England. Retrieved 2009-09-28.</ref>、200万人は[[米国]]のグランドロッジに所属している<ref>Hodapp, Christopher. Freemasons for Dummies. Indianapolis: Wiley, 2005. p. 52.</ref>。
| + | '''フリーメイソン'''（{{Lang-en-short|Freemasonry}}） |
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| − | 「フリーメイソン」とは厳密には各個人会員の事を指しており、団体名としては以下の通り。
| + | 18世紀初頭、ロンドンで組織された国際的友愛団体。中世の石工組合を起源にするといわれ、超人種的、超階級的、超国家的、相愛的な平和人道主義を奉じる、一種のコスモポリタニズム運動。 |
| − | :{{Lang-en-short|'''Freemasonry'''}}（フリーメイソンリー）
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| − | :{{Lang-fr-short|'''Franc-maçonnerie'''}}（フランマソヌリ）
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| − | :{{Lang-it-short|'''Massoneria'''}}（マッソネリア）
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| − | :{{Lang-de-short|'''Freimaurerei'''}}（フライマウレライ）
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| − | :{{Lang-ru-short|'''Масонство'''}}（マソンストヴォ）
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| − | 以下、英語的な発音である「'''フリーメイソンリー'''」と記載するが、「'''フラン・マソン'''」や「'''マッソン結社'''」なども使われている<ref>[{{NDLDC|2387518}} マソン結社の組織と秘密] J.トウールマンタン著 国際政経学会調査部訳 1939年</ref><ref>[https://books.google.co.jp/books?id=J28_yZ9GmMgC&pg=frontcover ソヴェト・ロシア辞典] P.131 ロシヤ問題研究所 1928年</ref>。なお本項目は「フリーメイソン」と表記しているが、日本グランド・ロッジは「'''フリーメイスン'''」と表記している<ref>[http://japan-freemasons.org/jp/modules/wfchannel/ 日本グランド・ロッジ]</ref>。
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| − | この友愛結社（組合）は、管轄上、独立した{{仮リンク|グランドロッジ (フリーメイソン)|en|Grand Lodge|label=グランドロッジ}}もしくは一部が東方社（オリエント、大東社系）の形で組織され、それぞれが下部組織（下位のロッジ）から成る自身の管区を管轄している。これらの多様なグランドロッジは、それぞれが認め合い、あるいは拒否し、境界を形成する<ref group="*">グランドロッジは、通常では他のグランドロッジと、相互に認知した境を設け、それらを侵犯したり秘密にしたりすることはしない。</ref>。また、フリーメイソンリーの主要な支部には、関連した付属団体が存在するが、それらはそれぞれが独立した組織である。フリーメイソンリーは[[秘密結社]]<ref name="asahiTKY200801030211" /> または「semi-secret」（半分秘密の）<ref>{{Cite web |author= Amiram Barkat|date= 2005-09-02|url= http://www.haaretz.com/news/mysterious-temple-mount-artifact-evokes-da-vinci-code-1.168895|title= Mysterious Temple Mount artifact evokes 'Da Vinci Code' Archaeologist uncover a mysterious bronze pendant in Jerusalem.|publisher= [[ハアレツ]]紙|accessdate=2013-05-06}}</ref><ref>{{Cite web |author= Neo Patwa|date= 2010-04-10|url= http://www.hoshien.or.jp/class/english_reports/english-report3.html|title= 英語講座リポート3 ‘ Obama's Victory and US Elections ’|work= What's Happening in the World?|publisher= 公益財団法人 [[早稲田奉仕園]]|accessdate=2013-05-06}}</ref> 団体と表現する場合があるが、いかなる団体であれ団体内部の秘密というものがあり、そうした視点においてフリーメイソンリーは広く知られた公開結社なのであるというフリーメイソンリー側の意見もある<ref name="3about">{{Cite web |url= http://number-3.net/jp/about.html|title= メイスンとは|publisher= 国立市 スクエア・アンド・コンパス・ロッジ No. 3|accessdate=2013-05-16}}</ref>。「お前、秘密を漏らしたら首を切るぞ」と脅かして口伝で秘技を伝えた実務的メイソンの時代は400年間続いた<ref name="iwakami">{{harvnb|岩上安身『ベールを脱いだ日本のフリーメーソンたち』}}</ref>。
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| − | 西洋史に深いかかわりをもつ。[[帝国郵便]]を担うトゥルン・ウント・タクシス家出身の皇帝特別主席代理は全員がフリーメイソンであった。
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| − | フリーメイソンリーは「自由」、「平等」、「友愛」、「寛容」、「人道」の5つの基本理念がある<ref name="Masonic Lodge Gustav Stresemann">{{Cite web |url= http://www.stresemann.eu/loge_eng.htm|title= Lodge|publisher= Masonic Lodge Gustav Stresemann|accessdate=2013-07-11|quote= The five basic ideals of Freemasonry: freedom, equality, fraternity, tolerance and humanity ... (フリーメイソンリーの5つの基本理念: 自由、平等、友愛、寛容、人道 ...)}}</ref>。
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| − | == 沿革 ==
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| − | === 総説 ===
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| − | 起源とフリーメイソンリーに関して対外的な資料が少ないため、諸説存在する。レギウス・マニュスクリプトとして知られるある詩人は、およそ[[1390年]]頃と疑われる、としており、これは諸説あるメイソン起源説の中では、もっとも早くに上るものである<ref>[http://www.masonicsites.org/blue/regius1.htm "The Regius Manuscript"] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110726175034/http://www.masonicsites.org/blue/regius1.htm |date=2011年7月26日 }}. Masonicsites.org.</ref>。
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| − | 16世紀には、スコットランドに[[ロッジ (フリーメイソン)|メイソンのロッジ]]（[[:en:Masonic Lodge|Masonic Lodge]]）が存在していた、とする証拠もある<ref>Stevenson, David (November 1988). The Origins of Freemasonry: Scotland's Century 1590-1710. Cambridge: Cambridge University Press.</ref>。
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| − | 例えば、スコットランドのキルウィーニングのロッジには、16世紀後半の記録があり、それは[[1599年]]にあった第二シュワー法に言及している<ref>[http://www.southchurch.mesh4us.org.uk/pdf/important/secondschawstatute.pdf Second Schaw Statutes,] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20090305045632/http://www.southchurch.mesh4us.org.uk/pdf/important/secondschawstatute.pdf |date=2009年3月5日 }} 1599.</ref>。
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| − | イングランドにおいては、17世紀中盤にはロッジが存在していたことを示す明白な書証がある<ref>Coil, Henry Wilson (1961). William M. Brown, William L. Cummings, Harold Van Buren Voorhes. ed. Coil's Masonic Encyclopedia (Revised and Updated by Allen E. Roberts, 1995 ed.). Richmond, Va: Macoy Pub. & Masonic Supply Co. ISBN 978-0-88053-054-5.</ref>。
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| − | 最初のグランドロッジである英国グランドロッジ（GLE、グランドロッジ・オブ・イングランド）は[[1717年]]6月24日に設立され、この日に、4つの既存のロンドンのロッジが合同で晩餐をしている。
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| − | こうして統括機関は素早く拡張され、殆どの英国のロッジが結合した。
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| − | しかし、少数のロッジは、GLEが企図した例えば第三位階の創設のような幾つかの近代化に憤然として、[[1751年]][[7月17日]]にこれに対抗したグランドロッジを形成し、彼らはそれを古代英国グランドロッジと称した<ref>{{harvnb|Morris|2006|p=27}}</ref>。
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| − | この「近代」（GLE）と「古代」の二つのグランドロッジは、[[1813年]]9月25日に英連邦グランドロッジ（UGLE）に統合されるまで、互いに覇を競った。
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| − | アイルランド・グランドロッジとスコットランド・グランドロッジは、それぞれ[[1725年]]と[[1736年]]に形成された。
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| − | フリーメイソンリーは、[[1730年]]代までには古代、近代共に北米の英植民地に進出し<ref group="*">アイルランドやスコットランドのグランドロッジも同様であった。</ref>、多様な州グランドロッジを組織した。
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| − | [[独立戦争]]後、米国のグランドロッジは独立し、それぞれの州に根を下ろした。
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| − | 何人かは、[[ジョージ・ワシントン]]を初代{{仮リンク|グランドマスター (フリーメイソン)|en|Grand Master (Masonic)|label=グランドマスター}}として、これらを股にかけた合衆国グランドロッジの組織を構想したが、多くのグランドロッジが統合によって、自分達の権威が低下するのを望まなかったため、このアイディアは短命に終わった<ref>Bullock, Steven C.; Institute of Early American History and Culture (Williamsburg, Va.) (1996). Revolutionary brotherhood: Freemasonry and the transformation of the American social order, 1730-1840. Chapel Hill: University of North Carolina Press. ISBN 978-0-8078-4750-3.</ref>。
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| − | 古代であれ近代であれ、ロッジを運営するにあたって行なっているメイソンリーとしての活動内容に差はなかったのだが、こうした部門はF.& A.M.（Free and Accepted Masons）だったり、A.F.& A.M.（Antient Free and Accepted Masons）だったりと、そのネーミングに名残を見出し得た。
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| − | ヨーロッパの最も古い管区であるフランス大東社（GOdF）は、[[1733年]]に設立された。
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| − | しかしながら、大東社は至高の存在（メイソンでは、複数の宗教の会員がいることから各員が神と信じるものを最大公約数をとってこう表現する）への尊崇義務を会員規定から撤廃し、英語圏メイソンとの確執を引き起こし、両社は[[1877年]]頃、公式の関係を断絶した<ref>[[:en:Freemasonry#cite note-2|"GLNF: Grande Loge Nationale Francaise"]] (in French). Grande Loge Nationale Francaise (GLNF). Retrieved 2006-02-06.</ref>。
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| − | こうした中で、グランドロッジ・ナショナーレ・フランセーズ（GLNF）が、一般に英連邦メイソンとの友好関係を保ち、世界と調和した唯一のグランドロッジとなった。
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| − | こうした経緯故に、しばしばフリーメイソンリーは相互に親善関係にない二つの系統から構成されるといわれている。
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| − | *英連邦メイソンとそれに連なる管区（グランドロッジと呼ばれる）の伝統、そして
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| − | *欧州大陸系の大東社とそれに連なる管区の伝統（グランドオリエントと呼ばれる）である。
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| − | ラテン系の地域においては、一説によると大東社系スタイルの大陸型メイソンが優勢を占めていたとされるが、英連邦メイソンと友好関係にあるグランドロッジも存在し、それは英メイソンと友愛関係を仲良く分かち合っている。
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| − | 世界の他の地域においては、マイナーなバリエーションも存在するが、フリーメイソンリーの大部分は、英連邦メイソンのスタイルに近似の傾向にある。
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| − | === 通説 ===
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| − | 石工組合としての実務的メイソンリーが前身として中世に存在した、とする説もある。こうした職人団体としてのフリーメイソンリーは近代になって衰えたが、イギリスでは[[建築]]に関係のない[[貴族]]、[[紳士]]、[[知識人]]がフリーメイソンリーに加入し始めた（思索的メイソンリー。「思弁的-」とも）。それと共に、フリーメイソンリーは職人団体から、友愛団体に変貌したとするのである。
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| − | または、実務的メイソンリーとの直接の関係はなく、その組織を参考に、貴族たちが別個に作ったのが、思索的メイソンリーであるともいう。中世ヨーロッパでは、[[建築]]はあらゆる分野の技術に精通する必要がある「王者の技術」とされ、[[建築学]]や職人の社会的地位は高かった。また、技術の伝承についても厳しい掟が設けられた。その神秘性から、実務的メイソンリーが貴族などに注目され、[[薔薇十字団]]の正体ではないかと期待する者もあった。もっとも、これについては実務的メイソンリーはあくまでも石工団体であり、期待は裏切られた結果に終わったようである。
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| − | 石工団体を元にした名残りとして、石工の道具であった直角[[定規]]と[[コンパス]]（[[:en:Square and Compasses|Square and Compasses]]）がシンボルマークとして描かれ、内部の階位制度には「[[徒弟]]（Entered Apprentice）、[[職人]]（Fellow Craft）、[[親方]]（[[棟梁]]とも訳す。Master Mason）」の呼称が残っており、集会においては、元は石工の作業着である[[エプロン]]を着用する。なお、[[ピラミッド]]に目の「[[プロビデンスの目]]」をシンボルとするのはフリーメイソンだけではなく、[[啓蒙時代]]のヨーロッパにおいて[[啓蒙思想]]の立場をとる団体が好んで使用したシンボルであり、フランス人権宣言の上部にシンボルが描かれているのも、基本となる考え方が啓蒙時代の哲学的、政治学的諸原理に由来するためである。
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| − | 友愛団体に変貌したフリーメイソンリーは、イギリスから、商業や文化のネットワークを介して、[[ヨーロッパ]]諸国、[[ロシア]]、[[アメリカ大陸]]、さらには西欧諸国従属下にあるアフリカやアジアの[[植民地]]にまで広まった<ref group="*">ただし、植民地や居留地におけるロッジは初期はあくまで居留民のためのものであり、現地人の入会は認められなかった</ref>。民間人を対象とする国際的な互助組織がない時代だったので、会員であれば相互に助け合うというフリーメイソンリーは、困難を抱えた人間にとって非常にありがたかった。[[ウィーン]]のロッジに加入していた[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|モーツァルト]]は、同じロッジのフリーメイソンに借金の無心をした記録が残っている。
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| − | フリーメイソンリーが広まった時期は、絶対王政から啓蒙君主、市民革命へと政治的な激動が続く時代でもあり、特定の宗教を持たずに理性や自由博愛の思想を掲げるヨーロッパ系フリーメイソンリーは、特定の宗教を否定することから、自由思想として[[カトリック教会]]などの宗教権力からは敵視された。とりわけ[[フランス革命]]の当事者たちの多くがフリーメイソンであったため、しばしば旧体制側から体制を転覆するための[[陰謀]]組織とみなされた。[[ナチス・ドイツ]]の時代には[[マルクス主義]]や[[自由主義]]とともに民族の統一を阻む抹殺されるべき教説<ref>[[南利明 (法学者)|南利明]][民族共同体と法―NATIONALSOZIALISMUSあるいは「法」なき支配体制―(3) 3 ]</ref> として扱われ、弾圧を受けた。[[アメリカ独立戦争|独立戦争]]にかかわった多くの会員がいた[[アメリカ合衆国|アメリカ]]においても白眼視される傾向があった。ちなみにニューヨークの[[自由の女神像]]はフランス系フリーメイソンリーとアメリカ系フリーメイソンリーの間に交わされた贈り物という側面もあり、[[自由の女神像 (ニューヨーク)#概要|台座の銘板]]にはその経緯とメイソンリーの定規・コンパス・Gの紋章がきざまれている<ref name="cobhammasons">[http://www.cobhammasons.org.uk/charivar.htm Masonic Miscellanea] イングランドサリー州[[コブハム]]（[[:en:Cobham, Surrey|Cobham]]）「Coveham Lodge」公式サイト（英語）</ref>。
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| − | フリーメイソンリーの入会儀式は秘密とされたが、そのために、かえってさまざまな好奇心をかきたてた。[[レフ・トルストイ|トルストイ]]の『戦争と平和』では1810年代のロシアのフリーメイソンの会合が描写されている。またモーツァルトの『魔笛』にフリーメイソンリーの入会儀式の影響を指摘する意見もある。
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| − | <gallery align="center" widths="150" heights="150">
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| − | ファイル:Declaration of Human Rights.jpg|1789年の[[フランス人権宣言]]。絵の上部の[[三角形]]に[[プロビデンスの目]]が描かれている。
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| − | ファイル:Statue of Liberty National Monument STLI 02-05.jpg|仏国メイソンリーから米国メイソンリーに贈られた[[ニューヨーク湾]][[リバティ島]]の自由の像（プロメテウス）
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| − | ファイル:Franc-maçonnerie à Strasbourg-Triangle.jpg|メイソンリーの装飾品。フランス[[ストラスブール]]。[[ヘブライ文字]]で「[[ヤハウェ|YHWH]]」と刻んである。
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| − | ファイル:Red triangle.svg|[[ナチス・ドイツ]]はメイソンリーを[[ユダヤ教]]の関連団体と見なした<ref name="Jonathan Levy" />。多数のメイソンがナチスに拘束され、監獄で死亡した<ref name="nazis">{{Cite web|url=http://japan-freemasons.org/jp/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=1#q5|title=どんな弾圧を受けたのですか?|publisher=日本グランド・ロッジ|accessdate=2013-08-12|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100528211452/http://japan-freemasons.org/jp/modules/xoopsfaq/index.php?cat_id=1#q5|archivedate=2010年5月28日|quote=ナチスによる何万人もの政治犯の中にフリーメイスン会員との理由で多数の会員が監獄へ入れられましたが、そのほとんどは獄中で死亡しました。|deadurldate=2017年9月}}</ref>。[[強制収容所 (ナチス)|ナチスの強制収容所]]に送り込まれたメイソンは[[ナチ強制収容所のバッジ|赤い逆三角形のバッジ]]を付けられた。
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| − | ファイル:Bundesarchiv B 145 Bild-P017073, Berlin, Olympische Spiele im Olympiastadion.jpg|1936年[[ベルリンオリンピック]]。客席に[[ドイツ国大統領#ドイツ国の大統領旗|ヒトラー総統旗]]（[[:en:Personal standard of Adolf Hitler|ヒトラーの個人的紋章旗]] [[ファイル:Standarte_Adolf_Hitlers.svg|10x10ピクセル]]）が掲げられている。独裁者ヒトラーはオリンピックをユダヤとフリーメイソンが発案したと考えていた<ref>{{Cite web |url= http://www.uky.edu/Centers/Asia/SECAAS/Seras/2009/SERAS_2009.pdf|title= Asian Studies - University of Kentucky|format= PDF|publisher= [[ケンタッキー大学]]|accessdate=2014|quote=Hilton, Christopher. 2006. Hitler’s Olympics: The 1936 Berlin Olympic Games. Stroud, England: Sutton.}}</ref>。ヒトラーは最初のうち開催を嫌がったが、側近から政権を高らかに謳うことができると説得され開催する気になった。[[プロイセン州]]首相[[ヘルマン・ゲーリング]]が、国家社会主義ドイツ中にフリーメイソンの居場所などどこにもないと声明を発表したのは1933年である<ref>{{Cite web|date=1941年2月|url=http://mill-valley.freemasonry.biz/amermerc.htm|title=The American Mercury Newspaper, 1941|publisher=The American Mercury|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120813052953/http://mill-valley.freemasonry.biz/amermerc.htm|archivedate=2012年8月13日|accessdate=2014|deadurldate=2017年9月}}</ref>。
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| − | </gallery>
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| − | === 宗教団体とフリーメイソンリーの関係 ===
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| − | {{出典の明記| date = 2018-03-09| section = 1}}
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| − | カトリックとの対立関係は長く、[[1738年]]に時の[[教皇|ローマ教皇]][[クレメンス12世 (ローマ教皇)|クレメンス12世]]がフリーメイソンの[[破門#キリスト教|破門]]を教書で宣告した（ただし、直接対立したのは前述の[[フリーメイソン#フランス大東社とフランスでの動向|フランス大東社]]系が中心）。もっとも、カトリックの影響力低下もあり、もとよりイギリスなど[[プロテスタント]]（あるいは[[イギリス国教会]]）諸国では破門の影響はほとんどなかった。一方カトリックの少なくないフランスでは、両者の対立はカトリックによる一方的な圧力に留まらず、逆に政教分離を主張したフリーメイソンリーなどの影響で、公立学校から聖職者が追放される事態も起こった。[[1983年]]に破門は一応解除されたが、カトリックは公的にフリーメイソンを危険視する姿勢を崩していない。しかし、カトリック信徒でフリーメイソンリーに入会する者は少なくないという。
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| − | {{wikisourcelang|en|Humanum genus|ローマ教皇レオ13世『Humanum genus』}}
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| − | フリーメイソンに関する歴史や[[テンプル騎士団]]との関係については、M.ベイジェント、R.リー『テンプル騎士団とフリーメーソン』（林和彦訳、三交社刊）に詳説されている。
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| − | 元フリーメイソンであった創始者による新宗教も多く、[[モルモン教]]の創始者ジョセフ・スミスならびに二代目大管長ブリガム・ヤング（加入はブリガム・ヤングが先）、[[エホバの証人]]（[[ものみの塔聖書冊子協会]]）の創始者[[チャールズ・テイズ・ラッセル]]、[[クリスチャン・サイエンス]]の創始者[[メリー・ベーカー・エディ]]らがいる。
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| − | === 社会奉仕団体とフリーメイソンリーの関係 ===
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| − | ==== 概要 ====
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| − | {{multiple image
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| − | | align = right
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| − | | image1 = Paul Harris.jpg
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| − | | width1 = 102
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| − | | caption1 = ロータリークラブ創設者P・P・ハリス。フリーメイソンである。
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| − | | image2 = Monumento a Melvin Jones (Madrid) 02.jpg
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| − | | width2 = 150
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| − | | caption2 = ライオンズクラブ創設者メルビン・ジョーンズの彫像。メルビン・ジョーンズはフリーメイソンである。
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| − | }}
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| − | 日本グランドロッジのグランドセクレタリー<ref>{{Cite web |date= 2011-11-08|url= http://www.sotozen-net.or.jp/syumucyo/j20111108.html|title= フリーメイスンから毛布1250枚を寄贈いただきました|work= 宗務庁より|publisher= [[曹洞宗]]公式サイト・曹洞禅ネット|accessdate=2013-05-03}}</ref> であり2002年にグランドマスターを務めた<ref name="officers-of-the-grand-lodge-2011">{{Cite web |author= Most Worshipful Grand Lodge of Japan|date= 2011-04-27|url= http://www.facebook.com/notes/most-worshipful-grand-lodge-of-japan/officers-of-the-grand-lodge-2011/198693820172983|title= OFFICERS OF THE GRAND LODGE 2011|publisher= facebook|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="Past Grand Masters">{{Cite web |url= http://www2.gol.com/users/lodge1/history-e/pgm.html|title= Past Grand Masters of the Grand Lodge of Japan|publisher= 横浜市 ファーイースト・ロッジ No. 1|accessdate=2013-05-03}}</ref>[[フィリップ・A・アンブローズ]]によると[[ボーイスカウト]]や[[ロータリークラブ]]、[[ライオンズクラブ]]などはフリーメイソンリーからの派生であるという<ref name="globe.asahi.p.2">{{Cite web |author= 宮地ゆう, 三浦英之|date= 2011-11-20|url= http://globe.asahi.com/movers_shakers/2012012000029.html?page=2|title= <nowiki>[第33回]</nowiki> フリーメイソンの被災地支援 イメージ改善につながるか|work= ニュースの裏側|publisher= [[朝日新聞グローブ|朝日新聞GLOBE]]|accessdate=2013-05-03}}</ref>。高須克弥が名誉会員に名を連ねる「[[と学会]]」<ref name="entry-11028945194">{{Cite web |author= 高須克弥|date= 2011-09-25|url= http://ameblo.jp/drtakasu/entry-11028945194.html|title= と学会名誉会員|publisher= Ameba BLOG|accessdate=2014年}}</ref> の運営委員でフリーメイソンに関する書籍を著している[[皆神龍太郎]]（『トンデモフリーメイソン伝説の真相』『検証 陰謀論はどこまで真実か』等）によると、「フリーメイソンは何をしているのか」という問いはロータリークラブやライオンズクラブが何をしているのかという問いと同様であり、ボーイスカウトを思い浮かべてもよく、ボランティア活動も一生懸命で、フリーメイソンはロッジ内で商売や政治の話はできないので陰謀を巡らせるような組織でもないそうである<ref>{{Cite web |date= 2013-01-29|url= http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2013/01/post_3014.html|title= フリーメイソンの正体は!?|publisher= マイナビニュース|accessdate=2013-05-03}}</ref>。
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| − | フリーメイソンリーとは「全人類の兄弟愛という理想の実現」「文明というものがもつ真正で最高の理想実現」等を目的にする友愛団体であり、ボーイスカウト、ロータリークラブ、ライオンズクラブ等の社会奉仕団体のような慈善活動も行うが、慈善活動が全てというわけではない<ref name="3about" /><ref name="3admission" />。
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| − | ロータリークラブの創始者である[[:en:Paul P. Harris|ポール・P・ハリス]]はフリーメイソンであったが{{refnest|group="*"|その件についてロータリーの公文書には記載されていない（[http://www.sogographics.com/hrc/lib/2013-2014/bull/NO2797-140523.pdf 国際ロータリー第2720地区 人吉ロータリークラブ 『会報』 2014年5月23日]）。}}、社会奉仕と慈善活動に専念する公開結社として、ロータリークラブを設立したといわれている。[[愛知県]][[江南市]]のロータリークラブの話では、フリーメイソンリーからロータリークラブになった経緯としては、ポール・ハリスはフリーメイソンリーのように閉鎖的な秘密結社より開かれた組織を求めたのであろうということであり、ロータリークラブ側（RIA）は組織としてのフリーメイソンリーとの関わりは否定しているということである<ref name="kounan-rc">{{Cite web |date= 2012-11-22|url= http://www.kounan-rc.com/kaihou/wnc/kaihou_wnc/annex/372_03-file.pdf|title= フリーメイソンとロータリークラブ|format=PDF|work= Weekly Report 2012年（平成24年）11月22日 (木) 曇り 第2351回（当年度第20回）移動例会（la CASA 江南店にて）|publisher= 国際ロータリー第2760地区 江南ロータリークラブ|accessdate=2013-05-03}}</ref>。フリーメイソンの[[高須克弥]]（高須クリニック院長）の話ではフリーメイソンリーがロータリークラブと同様の組織であるかというと、全く違うようである<ref>{{Twitter status|katsuyatakasu|281290356019052544}}</ref>。元国際ロータリー会長[[レイモンド・ヘイバンズ]]（Raymond M. Havens）らもフリーメイソンである<ref>{{cite book|author=Rotary International|year=1997|url=http://books.google.com/books?id=0a5NcODk8IgC|title=Paul Harris and His Successors: Profiles in Leadership|isbn=9780915062416}}</ref>。
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| − | ライオンズクラブでは、ライオンズクラブ国際協会の創設者[[メルビン・ジョーンズ]]<ref name="mission-and-history">{{Cite web |url= http://www.lionsclubs.org/JA/about-lions/mission-and-history/index.php|title= ライオンズクラブ国際協会ミッションと歴史|work= ライオンズとは|publisher= ライオンズクラブ国際協会|accessdate=2013-05-03}}</ref> はフリーメイソンである<ref name="jones_m">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/jones_m/jones_m.html|title= Melvin Jones|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>。
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| − | ==== ボーイスカウト ====
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| − | [[File:Scouting pioneers.jpg|thumb|right|200px|初期ボーイスカウトの指導者たち。<br />中央: ロバート・ベーデン＝パウエル（メイソンではない）。<br />左: [[アーネスト・トンプソン・シートン]]（[[コネチカット州|コネチカット]]グランドロッジではメイソン特有の「ブラザー」ではなく「Mr.」になっている<ref name="ctfreemasons">{{Cite web |url= http://www.ctfreemasons.net/index.php/masonic-youth/masonic-scouters-association.html|title= Connecticut Masonic Scouters Association|work= Masonic Youth|publisher= Grand Lodge of Connecticut A.F. & A.M|accessdate=2013-05-03}}</ref>）。<br />右: ダニエル・カーター・ビアード（メイソンである）。]]
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| − | ===== ボーイスカウトの創設者ロバート・ベーデン＝パウエル =====
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| − | ボーイスカウトとフリーメイソンリーの関係において、ボーイスカウト創設者の[[イギリス陸軍|英国陸軍]][[少将]][[ロバート・ベーデン＝パウエル]]は妻[[オレブ・ベーデン＝パウエル|オレブ]]によるとフリーメイソンではなく<ref name="baden-powell" />、娘のベティも父ロバートはメイソンのメンバーではないという<ref>{{Cite web |url= http://www.scoutlodge9783.org.uk/freemasonry.html|title= Freemasonry and the Scout Movement|publisher= The Scout Lodge No. 9783|accessdate=2013-07-29}}</ref>。
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| − | ロバート・ベーデン＝パウエルの弟デビッドはフリーメイソンであった<ref name="baden-powell">[http://www.freemasonry.bcy.ca/texts/baden-powell.html Freemasonry and Lord Baden-Powell] - Grand Lodge of British Columbia and Yukon</ref>。ロバートの孫[[:en:Michael Baden-Powell|マイケル]]もフリーメイソンであり<ref name="baden-powell" />、マイケルはオーストラリアのロッジ「ベーデン＝パウエル・ロッジNo.488」の元・マスター（[[:en:Masonic Lodge Officers#Worshipful Master|Past Master]]）である<ref>{{Cite web |url= http://www.santfreemasons.org.au/sites/default/files/8/event/2012/12/twa_flyer_masonic_pdf_16226.pdf|title= LODGE BADEN-POWELL No. 222 SA & NT|format= PDF|publisher= Grand Lodge of SA & NT|accessdate=2013-07-29}}</ref>。
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| − | ; フリーメイソンリーのロッジ
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| − | 「ベーデン＝パウエル・ロッジNo.488」のように、ボーイスカウトたちによって作られたロバート・ベーデン＝パウエルにちなんだフリーメイソンリーのロッジもあり<ref name="baden-powell" />、「ベーデン＝パウエル・ロッジNo.488」は、1929年、豪[[ビクトリア州]]知事でビクトリアグランドロッジのグランドマスターを務める<ref>{{Cite news |title= GRAND LODGE MASTER. LORD SOMERS RE-ELECTED. APPROBATION OF FREEMASONS.|url= http://trove.nla.gov.au/ndp/del/article/3976424|newspaper= [[:en:The Argus (Australia)|The Argus]]|date= 1928-12-20|accessdate= 2013-07-29}}</ref> フリーメイソンの[[:en:Arthur Somers-Cocks, 6th Baron Somers|サマーズ男爵]]らの会議によりボーイスカウトのフリーメイソンロッジが計画され、設立された<ref name="About BP Lodge">{{Cite web |url= http://www.badenpowelllodge.com/about_bp_lodge.htm|title= About BP Lodge|publisher= Baden Powell Lodge No. 488|accessdate=2013-07-29}}</ref>。サマーズ男爵はボーイスカウトの理事長、副チーフ・スカウトを経て、1941年のロバート・ベーデン＝パウエルの死後、ロバートを引き継いで[[:en:Chief Scout (The Scout Association)|チーフ・スカウト]]になった。「ベーデン＝パウエル・ロッジNo.488」はロバート・ベーデン＝パウエルの名が付けられた最初のロッジであり<ref name="baden-powell" />、また存命人物の名がロッジに付けられることは異例であった<ref name="About BP Lodge" />。ロバートはこのロッジのために「With best wishes for the success of the Lodge in its good work. Baden-Powell of Gilwell, 12th May 1931」と銘記した<ref name="baden-powell" /><ref name="About BP Lodge" />。
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| − | スカウトの名を冠するフリーメイソンリーのロッジ「スカウトロッジ」もある<ref>{{Cite web |url= http://www.scoutlodge9783.org.uk/index.html|title= The Scout Lodge, No. 9783, Devonshire|publisher= The Scout Lodge No. 9783|accessdate=2013-07-29}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.scoutlodge1907.org.uk/Lodge%20History.htm|title= Lodge History|publisher= The Scout Lodge No. 1907|accessdate=2013-07-29}}</ref>。
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| − | ; ジャングル・ブック
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| − | {{See also|[[:en:The Jungle Book and Scouting|ジャングル・ブックとスカウティング]]（英語版wikipedia）}}
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| − | ロバート・ベーデン＝パウエルはノーベル文学賞作家[[ラドヤード・キップリング]]と友人であった<ref name="baden-powell" /><ref name="Scouting Milestones">{{Cite web |url= http://scoutguidehistoricalsociety.com/kipling.htm|title= Rudyard Kipling and Baden-Powell|publisher= Scouting Milestones|accessdate=2013-07-29}}</ref>。1916年、ロバートは低年齢のスカウトへの教えに適した物語が必要と思い、キップリングの著書『[[ジャングル・ブック (小説)|ジャングル・ブック]]』（1894年）を[[:en:Cub Scout|カブ・スカウト]]（ウルフ・カブ）の[[:en:The Wolf Cub's Handbook|ハンドブック]]のメインテーマに使いたいとキップリングに頼んだ<ref name="Scouting Milestones" />。キップリングは承諾した<ref name="Scouting Milestones" />。キップリングは1886年にメイソンリーに入会し1889年にメイソンリーを辞め、1909年に再びメイソンリーに参加し、1910年に名誉会員を務め、1922年に「Builders of the Silent Cities Lodge No. 12」の設立に関与し、その後生涯にわたりその設立したロッジの会員であった<ref name="kipling_r">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/kipling_r/kipling_r.html|title= Joseph Rudyard Kipling|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-07-29}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/texts/rudyardkipling.html|title= Rudyard Kipling Notes|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-07-29}}</ref>。
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| − | [[File:William Boyce2.png|thumb|left|150px|米国ボーイスカウト設立発起人ウィリアム・ディクソン・ボイス（メイソンである）。英国ボーイスカウト少年がウィリアム・ディクソン・ボイスに実践した[[無名スカウトの善行|善行]]により米国ボーイスカウトは設立された。その物語は[[ウィリアム・ディクソン・ボイス#無名スカウトの伝説|文献による幾分の相違]]があるが、いずれにせよ米国ボーイスカウトの発案者はボイスである。]]
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| − | ===== アメリカ合衆国のボーイスカウト =====
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| − | ; 設立の由来
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| − | [[1907年]]に英国で発足したボーイスカウトが米国に設立されたのは[[1910年]]である。[[ボーイスカウトアメリカ連盟|アメリカのボーイスカウト]]（[[:en:Boy Scouts of America|BSA]]）設立は[[無名スカウトの善行|英国のあるボーイスカウト少年の善行]]に由来する<ref>{{Cite web |year= 2000|url= http://www.scouting.org/seabase/sitecore/content/scouting/about/annualreports/previousyears/2000/04.aspx|title= Celebrating the Past, Looking to the Future|publisher= Boy Scouts of America|accessdate=2013-05-20}}</ref>。BSA設立発起人（incorporator）となる米国人実業家[[ウィリアム・ディクソン・ボイス]]が[[1909年]]に英国ロンドンに滞在中、濃霧で道に迷ってしまい、ある少年がボイスを助けた<ref name="Founders" /><ref name="previousyears060120">{{Cite web |year= 2006|url= http://www.scouting.org/media/pressreleases/previousyears/2006/060120.aspx|title= BSA Celebrates 96 Years of Service|publisher= Boy Scouts of America|accessdate=2013-05-20}}</ref>。その少年はボーイスカウトであり、ボイスがお礼の[[チップ (サービス)|チップ]]を用意しても、少年は人に親切にすることはスカウトの義務であると説明しチップを受け取らなかった<ref name="Founders" /><ref name="previousyears060120" />。少年に感激したボイスは、ロバート・ベーデン＝パウエルに会い米国にボーイスカウトを設立することを提案し、[[アーネスト・トンプソン・シートン]]、[[:en:Daniel Carter Beard|ダニエル・カーター・ビアード]]（ダンおじさん）、[[:en:James E. West (Scouting)|ジェームス・E・ウェスト]]の3人の協力のもと、1910年2月8日にBSAを設立した<ref name="previousyears060120" /><ref>{{Cite web |year= 2003|url= http://www.scouting.org/media/pressreleases/previousyears/2003/030203b.aspx|title= Scout Troops, Packs, Crews Celebrate Scouting's 93rd Anniversary|publisher= Boy Scouts of America|accessdate=2013-05-20}}</ref>。ロバート・ベーデン＝パウエルと彼ら4人の設立者のうち（BSA設立前または設立後に）フリーメイソンであったことが確認されているのはウィリアム・ディクソン・ボイス<ref name="ctfreemasons" /><ref name="Janice A. Petterchak">Janice A. Petterchak『Lone Scout: W.D. Boyce and American Boy Scouting』（Legacy Press、2009年、ISBN 0965319873）</ref>、ダニエル・カーター・ビアード<ref name="ctfreemasons" /><ref name="beard_d">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/beard_d/beard_d.html|title= Daniel Carter Beard|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="other-famous-masons">{{Cite web |url= http://www.mn-masons.org/masonic-history/famous-masons/other-famous-masons|title= Other Famous Masons|work= Masonic Facts & History|publisher= Grand Lodge of Minnesota Ancient Free & Accepted Masons|accessdate=2013-05-03}}</ref>、ジェームス・E・ウェスト<ref name="ctfreemasons" /> の3人である。BSAの設立発起人となったボイスの他3人は設立時の役員に就任した。またダニエル・カーター・ビアードが組織していた[[:en:Sons of Daniel Boone|Sons of Daniel Boone]]（後にBoy Pioneers of America）は、BSAが設立されるとBSAに合併した<ref name="Founders" /><ref name="other-famous-masons" />。ボイスが[[1915年]]に設立した[[:en:Lone Scouts of America|Lone Scouts of America]]は[[1924年]]にBSAに合併した<ref name="Founders" />。
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| − | ; ダニエル・カーター・ビアード
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| − | ボーイスカウトにより「ダンおじさん」（Uncle Dan）として親しまれるダニエル・カーター・ビアードはフリーメイソンリーとボーイスカウトとの関係を最初に築いたフリーメイソンであるという<ref name="hoac-bsa.org">{{Cite web |author= |date= |url= http://www.hoac-bsa.org/daniel-carter-beard-masonic-scouter-award|title= Daniel Carter Beard Masonic Scouter Award|work= Boy Scout Community Organization Award|publisher= Boy Scouts of America — Heart of America Council|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="1001-beard">{{Cite web |author= |date= |url= http://www.pagrandlodge.org/freemason/1001/beard.html|title= Pa Freemason November 01 - Daniel Beard Award Scouting|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="scouting-masons">{{Cite web |url= http://www.gl-mi.org/scouting-masons.htm|title= The Daniel Carter Beard Masonic Scouter Award|publisher= Grand Lodge of Michigan|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="daniel-carter-beard-award">{{Cite web |url= http://www.ctfreemasons.net/index.php/departments/grand-lodge-awards/daniel-carter-beard-award.html|title= Daniel Carter Beard Award|publisher= Grand Lodge of Connecticut A.F. & A.M|accessdate=2013-05-03}}</ref>。またBSAへの貢献によりメソニック・ロッジの会員すなわちフリーメイソンにメダルが贈られる「ダニエル・カーター・ビアード・メソニック・スカウター・アワード」があり、これはフリーメイソンリーによる栄誉としてBSAの承認を得て創設された賞である<ref name="hoac-bsa.org" />。
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| − | [[File:Photograph of President Truman in the Oval Office receiving a report on the accomplishments of the Boy Scouts from a... - NARA - 200293.jpg|right|200px|thumb|[[ホワイトハウス]]の[[ウエストウイング|オーバルオフィス]]にてボーイスカウトから敬礼を受けるフリーメイソンの[[ハリー・S・トルーマン]]大統領。BSA設立時における大統領の役割としてはウィリアム・タフト（メイソン）が現職大統領、セオドア・ルーズベルト（メイソン）が前大統領としてBSA役員に就任した。]]
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| − | ; BSA初期役員等
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| − | BSA設立発起人ウィリアム・ディクソン・ボイスの他、BSA設立時の14人の役員<ref name="Founders">{{Cite web |url= http://www.scouting.org/About/FactSheets/Founders.aspx|title= Founders|work= Fact Sheets|publisher= Boy Scouts of America|accessdate=2013-05-03}}</ref> のうち（BSA設立前または設立後に）フリーメイソンであったことが確認されているのは、名誉会長の[[ウィリアム・タフト]]<ref name="pagrandlodge-taft">{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/taft.html|title= WILLIAM HOWARD TAFT|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="GLBCY"/>、名誉副会長兼チーフスカウト市民の[[セオドア・ルーズベルト]]<ref name="GLBCY"/><ref name="pagrandlodge-troosevelt">{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/troosevelt.html|title= THEODORE ROOSEVELT|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="Nefontaine160"/>、副会長の[[:en:Milton A. McRae|ミルトン・A・マクレー]]<ref name="burnslodge">{{Cite web |url= http://www.burnslodge.org/history.html|title= History of Robert Burns Masonic Lodge #97|publisher= Robert Burns Masonic Lodge No. 97|accessdate=2013-05-03}}</ref>、同じく副会長のベンジャミン・L・デュラニー（Benjamin L. Dulaney、1857年生）<ref name="10000famous">{{Harvnb|ウィリアム・R・デンスロウ&ハリー・S・トルーマン『10,000 Famous Freemasons』}}</ref>、ナショナルスカウトコミッショナーのダニエル・カーター・ビアード（ダンおじさん）、チーフスカウトエグゼクティブのジェームス・E・ウェストなど。その他、[[:en:Charles Eastman|チャールズ・イーストマン]]や[[:en:Griffith Ogden Ellis|グリフィス・オグデン・エリス]]らフリーメイソンと確認されている人物<ref name="other-famous-masons" /><ref name="Joy Porter">Joy Porter『[http://books.google.com/books?id=S3H4w-2NDZYC Native American Freemasonry: Associationalism and Performance in America]』（U of Nebraska Press、2011年、ISBN 9780803225473）</ref> が設立に関与した。
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| − | ===== 日本のボーイスカウト =====
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| − | 第二次世界大戦後の日本においてボーイスカウトは日本のフリーメイソンリー復興に大きな役割を果たし、またフリーメイソンリー側では米国のメイソンたちが日本のボーイスカウトを支援する約束をした<ref name="Wangelin">{{Cite web |author= Tim Wangelin|url= http://www2.gol.com/users/lodge1/history-e/papers/wangelin.html|title= Freemasonry and Modern Japanese History|work= Freemasonry in Japan|publisher= 横浜市 ファーイースト・ロッジ No. 1|accessdate=2013-05-03}}</ref>。[[1947年]]、[[連合国軍占領下の日本]]におけるボーイスカウト活動再開を許可した[[連合国軍最高司令官総司令部|連合国軍最高司令官]][[ダグラス・マッカーサー]]はフリーメイソンであった<ref name="Wangelin" />。マッカーサーは[[1949年]]9月から[[1951年]]4月の帰国まで[[ボーイスカウト日本連盟]]の名誉総長を務めた<ref>{{Cite web |date= 2012-03-08|url= http://www.scout.or.jp/_userdata/event/90th/90th_zixtushiyoukou.pdf|title= ボーイスカウト日本連盟創立90周年 記念事業基本実施要項|format= PDF|publisher= ボーイスカウト日本連盟|accessdate=2013-06-03}}</ref>。ボーイスカウト日本連盟の前身である少年団日本連盟初代総裁の[[後藤新平]]はフリーメイソンであり<ref>綾部恒雄『秘密結社』（講談社、2010年）193頁。</ref>、戦後のボーイスカウト復興に取り組んだボーイスカウトの幹部[[村山有]]と[[三島通陽]]も後にフリーメイソンリーに入会した<ref name="Wangelin" />。
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| − | 日本のフリーメイソンリーはボーイスカウト団体を支援している<ref name="J-whyjoin">{{Cite web|url=http://www.freemasonryinjapan.com/J-whyjoin.htm|title=なぜフリーメイソンに入会するのか?|publisher=東京メソニックセンター|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090607085316/http://www.freemasonryinjapan.com/J-whyjoin.htm|archivedate=2009年6月7日|accessdate=2013-06-03|deadurldate=2017年9月}}</ref>。
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| − | 日本のフリーメイソンリーの恒例行事「[[メソニック子ども祭り]]」にはボーイスカウトが参加する<ref>{{Cite web|url=http://freemasonryinjapan.com/Childrens%20Festival.htm|title=The Masonic Children's Festival 2002|publisher=東京メソニックセンター|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090213142633/http://freemasonryinjapan.com/Childrens%20Festival.htm|archivedate=2009年2月13日|accessdate=2013-06-03|deadurldate=2017年9月}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.freemasonryinjapan.com/images/05190055.JPG|title=05190055.JPG|publisher=東京メソニックセンター|archiveurl=https://web.archive.org/web/20051220090244/http://www.freemasonryinjapan.com/images/05190055.JPG|archivedate=2005年12月20日|accessdate=2013-06-03|deadurldate=2017年9月}}</ref>。
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| − | {{Clear}}
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| − | <!--以下、各国の特記事項-->
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| − | == 組織 ==
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| − | [[ファイル:Freemasons.hall.london.arp.750pix.jpg|thumb|right|220px|ロンドンのグレート・クイーン・ロードにある「フリーメイソンズ・ホール」。1933年に竣工し、[[イングランド・連合グランドロッジ]]が入っている。また一般向けの博物館も併設している。]]
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| − | === 活動内容 ===
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| − | フリーメイソン日本[[グランドロッジ (フリーメイソン)|グランド・ロッジ]]の公式ホームページによれば、「会員相互の特性と人格の向上をはかり、よき人々をさらに良くしようとする団体」であるとされているが、具体的な活動内容は非公開である。対外的には学校設営や、[[慈善団体]]への資金援助などの[[チャリティー]]活動を行っており、日本では5月に子ども祭り（[[メソニック子ども祭り]]）、8月にバーベキューが催され、これには会員以外の一般人も参加可能であるという。その他の行事として、「昼食会」「野外活動」「遠足」「チャリティ・コンサート」などがある<ref>{{Cite web|url=http://www.freemasonryinjapan.com/J-special%20event.htm|title=2002の行事|publisher=東京メソニックセンター|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090607101127/http://www.freemasonryinjapan.com/J-special%20event.htm|archivedate=2009年6月7日|accessdate=2013-06-03|deadurldate=2017年9月}}</ref>。社会福祉として孤児院、ホームレス、レイプ被害者、眼球バンク、火傷した子供、盲導犬等に関わる活動を支援している<ref name="J-whyjoin" />。
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| − | | |
| − | 会員同士の親睦を深め合うことも活動の一環であり、集会後の食事会も正式な活動である。初期のロッジは、[[レストラン]]や[[パブ]]、[[居酒屋]]、[[宿泊施設]]が多かった。
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| − | === 特徴 ===
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| − | [[File:Masonic symbol of germany.jpg|thumb|right|120px|フリーメイソン特有の[[握手]]。フリーメイソンは口外してはいけない秘密の握手がある<ref name="wsj" />。秘密の握手は種類がいくつかある<ref>{{Cite web |date= 2013-03-03|url= http://happism.cyzowoman.com/2013/03/post_1980.html|title= フリーメイソンの握手法! 法王にまつわるマラキの預言とウワサ|work= ハピズム|publisher= [[サイゾー|サイゾーウーマン]]|accessdate=2013-05-03}}</ref>。]]
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| − | フリーメイソンリーは、原則として国や州を単位とする、'''グランド・ロッジ'''（[[:en:Grand Lodge|Grand Lodge(英語版)]]）と呼ばれる本部があるものの、全体を統制する総本部はない。ただし、最初にグランド・ロッジの成立した、[[イングランド]]のグランド・ロッジによる認証が本流であるとする認識から、これを「正規派」「正統派」と称し、同グランド・ロッジが認証しないロッジは非正規な存在と見なされることが多い。以下の「[[#会員数]]」「[[#入会条件]]」も、正規派とされるフリーメイソンリーの例である。
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| − | グランド・ロッジは'''プロビンシャル・グランド・ロッジ'''（Provincial Grand Lodge）や'''ディストリクトグランドロッジ'''（District Grand Lodge）と呼ばれる県・地域支部、および直轄に管理されるロッジで構成され、県・地域支部はロッジと呼ばれる支部から構成される。ただし、活動規模の小さい国や地域では、グランドロッジは県・地域支部を置かず、ロッジを直接管理している場合もある。日本においては[[財団法人#一般財団法人|一般財団法人]]日本メイスン財団（[[公益法人制度改革]]に伴い、[[厚生労働省]]所管の公益法人であった財団法人「東京メソニック協会」から2012年4月1日改組）と[[権利能力なき社団|任意団体]]「日本グランド・ロッジ」傘下のロッジ群の2形態で構成され、日本メイスン財団所有の建物に日本グランド・ロッジが入居し、各ロッジの福祉関連事業は財団の事業予算で支援されている。また、イングランド系、[[スコットランド]]系、[[フィリピン]]系、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[マサチューセッツ州]]の系統、アメリカ・[[ワシントン州]]のプリンス・ホール系（[[ネグロイド|黒人]]系）ロッジが日本グランド・ロッジとは別系統で存在する。それらの殆どは在日米軍基地内にある軍事ロッジ（軍人により設営されるロッジ）である。
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| − | ロッジは他のロッジから認証されることで、フリーメイソンのネットワークに加入できる。あるロッジの振る舞いがフリーメイソンリーとして不適切であった場合、他のロッジはそのロッジへの認証を取り消すことで排除する。正式名称が '''Free and Accepted'''（承認された） '''Masons''' であるのはそのためである。
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| − | 会員は"[[ブラザー|Brother]]"（[[兄弟]]）と互いに呼びあう。会員は秘密の[[符牒]]（ふちょう）や握手法で「兄弟」かどうかを見分け、「兄弟」はいざという時は助け合うことになっている。欧米には有力者の会員も多いため、さまざまな場面で有利に働くことがあるという（人脈が出来る）。ただし、ロッジには外の問題を持ち込まない決まりになっているとされる。また、符牒や握手法は秘密の建前ながら、現実には暴露本などで有名になりすぎたため、欧米ではむやみに使いたがる非会員も少なからず存在する。そのため、実際に会員を見分ける必要がある時は[[会員証]]を提示させるか、それができない状況ならば、さらに込み入った質問（test question、検分質問）を行っているという<ref>{{Harvnb|有澤玲|2011|pp=198-206}}</ref>。
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| − | また、ヨーロッパのフリーメイソンには準会員に相当する存在として、"serving brother"（奉仕する兄弟）が設けられている。これは、初期にレストランなどを利用してロッジの会合を開いていたことに端を発する。店主や給仕などにも守秘義務を課す必要があったため、必要最小限の参入儀礼を執り行い、準会員相当の資格を与えた上で、実務的な内容の誓約を取り交わすことにしたのである。専用のロッジが一般的になると、今度は門外門衛（門番）に有給で「奉仕する兄弟」を雇用する事例が増えた。門外門衛は職務上儀式に参加できないため不人気であり、会員のみでは人手不足になりがちだからである。また、貴族を会員に迎え入れた場合、その従者を徒弟か、あるいは「奉仕する兄弟」にしたり、軍事ロッジで雑務を行う下級兵士を「奉仕する兄弟」にした例もある。アメリカでは準会員の制度は無いが、施設の維持管理などは、信頼の置ける非会員を有給で雇う例が少なくない<ref>{{Harvnb|有澤玲|2011|pp=216-217}}</ref>。
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| − | === 会員数 ===
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| − | {{See also|[[:en:List of Masonic Grand Lodges|メソニック・グランドロッジの一覧]]（英語版Wikipedia）}}
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| − | 会員数については上述したが、非公開的な結社である為、異説もあり、日本グランド・ロッジによれば、世界に上述の半数の約300万人とされている。また、[[2011年]]に『[[ウォール・ストリート・ジャーナル]]』が報じたところによると、2000年代半ばに200万人を切り、現在は140万人になっている<ref name="wsj">バリー・ニューマン 『ウォール・ストリート・ジャーナル』2011年10月13日「[http://jp.wsj.com/Life-Style/node_323651 フリーメイソンの最新の陰謀─「ネットで若手会員を獲得せよ」 2011年 10月 13日 13:58 JST]」</ref>。『[[朝日新聞]]』に明らかにしたところによれば、日本での会員数は約2000人で、多くは[[在日米軍]]関係者。日本人は300人程度という<ref name="asahiTKY200801030211">『朝日新聞』[[2008年]][[1月4日]]号「[https://web.archive.org/web/20080106105540/http://www.asahi.com/national/update/0103/TKY200801030211.html 「秘密結社」フリーメイソン日本本部50年 一般入会も]」</ref>。その為海外からの日本グランド・ロッジに対する認識はいわゆる「[[軍事ロッジ]]（または「ミリタリー・ロッジ」）」であるという。日本人における会員第一号は、[[西周 (啓蒙家)|西周]]。米軍関係者は国外への異動も多くその実数は変動する。また、日本国内には、フィリピン系ライジングサン、黒人系プリンスホール等のロッジ、及び会員も別途存在する為、正確な会員数は不明。日本のロッジでは英語と日本語、またはそのいずれか一方が使用されている<ref>{{Cite web |url= http://www2.gol.com/users/lodge1/faq-j/faq-japan.html|title= 日本のフリーメイスンリーについて|work= Far East Lodge No. 1 FAQ（よくある質問）|publisher= 横浜市 ファーイースト・ロッジ No. 1|accessdate=2013-05-03}}</ref>。
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| − | === 入会条件 ===
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| − | [[ファイル:Freimaurer Initiation.jpg|thumb|right|300px|1800年頃の入会儀式の一部。]]
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| − | 入会資格として何らかの真摯（しんし）な[[信仰]]を要求しており、[[ユダヤ教]]、[[キリスト教]]、[[イスラム教]]（以上[[アブラハムの宗教]]）の[[信者|信徒]]はもちろん、[[仏教]]徒<ref>現にフリーメイソンリー会員の高須克弥は[[浄土真宗]]の僧侶である。</ref> などであっても入会できる。[[無神論]]者は入会できない（例えば日本のあるロッジではそのようである<ref name="3admission">{{Cite web |date= 2011年3月|url= http://number-3.net/jp/admission.html|title= 入会希望者の手引き|publisher=国立市 スクエア・アンド・コンパス・ロッジ No. 3|accessdate=2013-05-03}}</ref>。しかしながら[[メキシコの大統領]][[プルタルコ・エリアス・カリェス]]のような無神論者や共産主義者のフリーメイソン<ref name="10000famous" /> も存在する。[[#フランス大東社とフランスでの動向]]も参照。）。たとえ信仰する宗教があったとしても、社会的地位の確立していない宗教（例として[[新宗教]]各派）である場合は入会できない。ただし、特定の宗教を信仰していなくても、神（あるいはそれに類する創造者）の存在を信じるものであれば、入会資格はある<ref name="3admission" />。これらの信仰を総称して、「至高の存在への尊崇と信仰」と呼ぶ。
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| − | [[File:Loweton.jpg|180px|right|thumb|マスターメイソンの子息のための"[[:es:Loweton|Loweton]]"の儀式。]]
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| − | その他の入会資格として、[[成年]][[男性|男子]]で<ref name="3admission" />、世間での評判が良く、高い道徳的品性の持ち主であり、健全な心に恵まれ、定職と一定の収入があり<ref name="3admission" />、家族がいるならばきちんと養っていること<ref name="3admission" />（独身者も入会できる<ref name="cyzowoman">{{Cite web |date= 2013-03-24|url= http://happism.cyzowoman.com/2013/03/post_2092.html|title= これが本当の答えだ! フリーメイソンの本当の正体とは? 非常識な日本メディアの陰謀史観を最強のデバンカーが斬る!|work= ハピズム|publisher= サイゾーウーマン|accessdate=2013-05-03}}</ref>）、[[身体障害|身体障害者]]でないことが求められる。ただし、二度の世界大戦で傷痍軍人が激増し、社会活動する身体障害者は珍しくなくなった。そのため、現在は身体障害者排除の規定は廃止されていないが、ロッジの裁量で入会を認めることができるようになっている<ref>{{Harvnb|有澤玲|2011|pp=228-229}}</ref>。[[国立市|国立]]ロッジNo. 3の入会条件からも、各国・各ロッジごとに差異があることが伺われる<ref name="3admission" />。京都メソニック・ロッジNo.5では「関西圏内に12ヶ月以上居住していること」という条件があった<ref>{{Cite web|url= http://www7a.biglobe.ne.jp/~kyoto-masonic-lodge5/howtojoin.html|title= メイスンになるには|publisher= 京都メソニック・ロッジNo. 5|accessdate= 2014|archiveurl= https://web.archive.org/web/20090611074704/http://www7a.biglobe.ne.jp/~kyoto-masonic-lodge5/howtojoin.html|archivedate= 2009年6月11日|deadurldate= 2017年9月}}</ref>。
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| − | ロッジ会員の投票で全会一致の承認を得た上で、さらに身辺調査を行い最終的に決定する。また、入会時には4万円から6万円程度の一時金が必要である。この他、年会費として6千円前後。アメリカでは、入会金450[[ドル]]、年会費300ドル<ref name="wsj" />。そしていざ入会する際には儀式の暗記と宣誓の暗唱が求められる。そのため事前にコーチが付いてレクチャーも行われる（なお、階級昇進においても儀式の暗記と宣誓の暗唱が求められる）。入会を拒否された場合でも、一定期間を置いて再申請は可能。
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| − | 儀式の中にはソロモン神殿の築家[[棟梁]][[ヒラム|ヒラム・アビフ]]の伝承等をメイソンの理念に絡めた[[演劇]]を行うものが存在する。
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| − | 日本グランド・ロッジでは、月に1度無料説明会を行っている<ref>覆面社長「[http://blog.giri2.net/archives/50565654.html 2006年06月30日 覆面社長、フリーメイソンの説明会に…行く? ]」</ref>。1970年代には会員数が5000人規模<ref name="globe.asahi.p.2" /> に達したが、その後減り続け、2000人規模まで落ち込んだ。2006年、『[[ダ・ヴィンチ・コード (映画)|ダ・ヴィンチ・コード]]』が映画化され、これを観た入会志望者が増加。無料説明会を開くようになった。しかし、2008年に広報担当の[[日本のフリーメイソンリー#日本グランドロッジの歴代グランドマスター|渡辺一弘]]と[[日本のフリーメイソンリー#日本グランドロッジの歴代グランドマスター|北村安忠]]が朝日新聞の取材に応じた際の渡辺の説明によると、「人脈作りを期待したり、秘密結社という想像を膨らませたりして入って、期待と違うとやめていく人が多い」ということであった<ref name="asahiTKY200801030211" />。
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| − | アメリカでは、会員数減少に歯止めを掛けるため、説明会の[[広告]]を出し、集団儀式を主催して数百人単位での新規入会を行うようになった。しかし、『Freemasons For Dummies』の著者[[:en:Christopher L. Hodapp|クリストファー・ホダップ]]（2005年の初版当時三十二階級メイソン）によると、「高齢団員による絶望的なグループ」、「請求書の支払いやまずい食事、誰がユニフォームにアイロンをかけるか、といったことに関する長時間の会議」などを目の当たりにして、新人の多くは2度と姿を見せなかった。ただし、こうした努力の結果、会員数減少に歯止めは掛かっているという<ref name="wsj" />。
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| − | また、メイソンの食事会・集会・ロッジにおける[[政治]]活動も禁じられており、宗教や政治問題を持ち込んではならないとしている（中立性を保つこと、差別の排除、全人類の兄弟愛の実現等のため）<ref name="3admission" />。
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| − | 自分が会員であることを隠す必要はなく、会員であることを公言している人もいる。ただし、自分以外の会員について、その者が存命中に会員であることを公表することは禁じられている。入会勧誘は内規で禁じており、公募はしていない（実際には、前出のように無料説明会も開いているのだが、直接の勧誘はしない建前）。入会には2人の推薦者（保証人）が必要とされる。推薦者となる2人のフリーメイソンの友人・知人がいない者は、ロッジを訪問し、多くの会員たちと交流する中で推薦人を見つけることもできるようである<ref name="3admission" />。入会の前に多数のメイソンリー会員と知り合うことは重要なことのようである<ref>{{Cite web |url= http://www2.gol.com/users/lodge1/faq-j/faq-join.html#JSE04|title= 入会申し込みから会員に成るまで？|work= Far East Lodge No. 1 FAQ（よくある質問）|publisher= 横浜市 ファーイースト・ロッジ No. 1|accessdate=2013-05-03}}</ref>。
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| − | 外部の取材については、かつては厳しく制限していたが、近年は「フリーメイソンズ・ホール」に「The Library and Museum of Freemasonry」を併設して、蔵書を閲覧できるようにしたり所蔵品を紹介するツアーを実施している。また定期的にグランドマスターの就任式を公開したり、テレビカメラの前で会員が儀式劇を再現するなど少しずつ情報公開に方向転換している<ref name="wsj" /><ref name="Takarajima">別冊宝島233『陰謀がいっぱい!』（[[宝島社]]、1995年、ISBN 4-7966-9233-9）</ref>。ちなみに、日本グランド・ロッジの儀式見学を許された初めての取材者は[[赤間剛]]である<ref>{{Harvnb|赤間剛|1983| p=75}}</ref>。これはあくまで外部取材についての話で、[[ジャーナリスト]]の会員はこれ以前から少なからず存在する。2016年8月25日、日本初となるオフィシャルガイドが宝島社より発売予定<ref>[http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000414.000005069.html 公式表記は「フリーメイスン」！“日本初”のオフィシャルブック 8/25発売！ シンボルマークをあしらった3WAYヘルメットバッグ付き 2016年8月16日 17時58分] - [[PR TIMES]] 宝島社</ref>。
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| − | [[女性]]は入会することができないが、[[外郭団体]]として第3階級マスター・メイソン（親方。[[#階級]]参照）の妻、母、姉妹だけが入会できる[[:en:Order of the Eastern Star|イースタン・スター（東方の星の結社）]]（The International Order of Easten Star）が存在する。こうした外郭団体は、女性を対象とするものでも会員（もちろん男性）がお目付役兼サポーターとして付けられている<ref>{{Harvnb|有澤玲|2011|pp=372-375}}</ref>。また、一部のロッジでは、[[:en:Freemasonry and women|女性のフリーメイソンリー会員]]を認めているところもあるが（例えば[[:en:Women's Grand Lodge Of France|Grande Loge féminine de France]]や[[:en:Mixed Grand Lodge of France|Grande Loge mixte de France]]）、多くのロッジでは伝統などを理由にこれを認めておらず、排除している。ちなみに女性会員の場合でも呼び方は「シスター」ではなく「ブラザー」である。
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| − | [[子供]]から入会できる外郭団体としては、男子は[[デモレー|ディモレー結社]]（デモレー）、女子は[[:en:Job's Daughters International|国際ヨブの娘たち]]、[[:en:International Order of the Rainbow for Girls|少女のための虹の国際結社（虹の少女たち）]]などがあり、[[ボーイスカウト]]や[[ガールスカウト]]に類似する活動を行っている。ディモレー結社や虹の少女たちは、親が非会員でも入会できる<ref>{{Harvnb|有澤玲|2011|pp=378-380}}</ref>。
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| − | === 日本のフリーメイソンリー ===
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| − | {{Main|日本のフリーメイソンリー}}
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| − | === 「非正規」なロッジについて ===
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| − | イングランドのロッジが認証していない「非正規」ロッジと、フリーメイソン以外の秘密結社の区別は、しばしばあいまいである。
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| − | ==== フランス大東社とフランスでの動向 ====
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| − | {{External media
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| − | | audio1 = [[File:Rouget de lisle.jpg|right|100px|ルージェ・ド・リール Rouget de l'Isle]]
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| − | [https://www.youtube.com/watch?v=pHOkECIg1AA&feature=youtu.be&t=48s ラ・マルセイエーズ (ベルリオーズ編曲版)] - フリーメイソンの[[クロード・ジョゼフ・ルージェ・ド・リール|ルージェ・ド・リール]]大尉が1792年に作詞作曲した『[[ラ・マルセイエーズ]]』。1795年にフランス国歌。
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| − | }}
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| − | [[File:Logo de la Republique francaise.png|thumb|left|200px|[[フランス|フランス共和国]]政府の公式ロゴ。フランス大東社はフランス共和国の原則として最大に具現化されている「[[自由、平等、友愛]]」（Liberté, Égalité, Fraternité）の原則を大切に守っている<ref name="our-values">{{Cite web |url= http://www.godf.org/index.php/pages/details/slug/our-values|title= Our values|work= Presentation|publisher= フランス大東社（GODF）|accessdate=2013-05-03}}</ref>。]]
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| − | [[File:Aigle-SC-GCREAA.jpg|thumb|right|100px|[[双頭の鷲]]。「[[:fr:Suprême Conseil Grand Collège du Rite écossais ancien accepté|フランス大東社におけるスコティッシュ・ライトの最高評議会]]の第33階級と最終階級の最も偉大な監察官」の装飾品。]]
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| − | | |
| − | 「非正規」派のグランド・ロッジとして有力なのは、[[フランス]]の「フランス大東社」（[[:en:Grand Orient de France|GODF]]）である。ただし、当初は英米系と相互承認関係にあった。同ロッジは従来のフランス・グランド・ロッジから独立した勢力を統合し、[[1773年]][[10月22日]]発足した。仏大東社は、英米系のロッジと違い、組織として政治活動に加わる者も少なくなかった（[[フランス革命]]では、フリーメイソン思想のかかわりが指摘される反面、関係者が多数処刑されている。また、ロッジとしてはむしろ[[アンシャン・レジーム]]の立場で、革命は彼等の予想外の出来事だったとする研究もある<ref>ジェラール・ガイヨ 「フランス革命はフリーメーソンの陰謀か?」『歴史』49号 及び{{Harvnb|リュック・ヌフォンテーヌ|1996|pp=129-133}}</ref>。従って、政治活動に加わっていても、組織だって革命に与したかどうかは議論がある）。
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| − | フランスでフリーメイソンリーが政治的影響を強めるのは19世紀後半、[[フランス第三共和政|第三共和制]]期に入ってからである。政治活動を禁じた「正規派」と異なり、仏大東社は[[利益団体|圧力団体]]としても機能した。
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| − | [[1877年]][[9月13日]]、仏大東社は憲章を改訂して「至高の存在への尊崇と信仰」の義務規定を撤廃し、「良心の自由と人間性の確立」を新たな基本理念と定めた。これを基本理念の逸脱と見なした英系ロッジは、仏大東社の認証を取り消した。ただし、「正規派」メイソンの片桐三郎によれば、[[1867年]]、仏大東社がアメリカ・[[ルイジアナ州]]に設立したスコティッシュ・ライト評議会（上位階級授与のための組織、[[#スコティッシュ・ライトの上位階級|後述]]）が、同州のグランド・ロッジに管轄権を要求したため、米国系ロッジはこれを不服とするルイジアナ州のグランド・ロッジの要請に基づき、仏大東社の認証を取り消した事件があった。片桐によれば、英米系との対立はこの事件がきっかけであり、憲章改訂はだめ押しに過ぎなかったとしている<ref>{{Harvnb|片桐三郎|2006|pp=152-156}}</ref>。その結果、仏大東社は「[[無神論|無神論者]]」の[[レッテル]]を貼られたが、これは信仰の自由・信仰しない自由を共に認めたものであり、信仰そのものの否定ではない。さらに、その後共産主義者の入会も認め、[[:fr:Arthur Groussier|Arthur Groussier]]、[[フレッド・ツェラー]]などグランドマスターになった者もいる。
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| − | また、フランスのロッジに女性会員（仏大東社自体は認めていない<ref group="*">1894年、仏大東社から分離した男女混成のロッジ「人権」がある。「人権」と仏大東社は、現在相互承認関係にある。他、1952年に女性専用のロッジ「フランス女性グランド・ロッジ」（[[:fr:Women's Grand Lodge Of France|GLFF]]）も発足した。もちろん、「正規派」はこれらのロッジを承認していない。（[http://www.godf.org/index.php/pages/details/slug/histoire-de-la-franc-maconnerie GODF公式サイトにおける「人権」への言及]）</ref>）や[[アフリカ|アフリカ系]]（[[ネグロイド|黒人系]]）会員を認めたことも、「正規派」による非難の理由とされた。すなわち、当時の「正規派」が[[人種差別]]思想を多分に持っていたことを意味する。
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| − | | |
| − | 現在でも、フランスでは仏大東社系のフリーメイソンリーが最大勢力である<ref group="*">「正規派」としては、1913年に仏大東社から分裂した「フランス国民グランド・ロッジ」がある。</ref>。政治的には、19世紀末から20世紀初めに、カトリックとの対立の所産でもある[[政教分離原則|政教分離]]推進に強い影響力を持った。そのため、[[1904年]]にはフランスは[[ローマ教皇庁]]との[[国交]]断絶に至った（現在は国交回復）。その後影響力を低下させたが、1936年の総選挙で[[人民戦線#フランス|人民戦線]]が勝利した背景にも、仏大東社の仲介があったという。戦後も、民族自決の立場からフランス植民地だった[[アルジェリア]]独立を支持するなど、仏大東社は政治的発言を行っている（特定の支持政党はないが、おおむね[[社会党 (フランス)|社会党]]に近いとされる）。
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| − | 仏大東社は、[[ベルギー]]大東社などと{{仮リンク|CLIPSAS|en|CLIPSAS}}を設立している。「正規派」に比べて少数ではあるが、欧州や[[ラテンアメリカ|中南米]]を中心に約8万人がこれに属しているという。なお、「大東社」を名乗っているロッジがすべて仏大東社系ではない。「正規派」で大東社を称するロッジも多いのである。
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| − | {{-}}
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| − | <gallery align="center">
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| − | File:DiplomeGODF1787.jpg|フランス大東社のメイソンの証明書。1787年。
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| − | File:GODF rue Cadet Paris.JPG|[[パリ]]の[[:fr:Rue Cadet|カデ通り]]にあるフランス大東社の本部。
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| − | File:Musée 09087 salle.JPG|フランス大東社の本部内にある{{ill2|フリーメイソン博物館|en|Musée de la Franc-Maçonnerie}}。最初フランス大東社が1889年に[[驚異の部屋|博物陳列室]]として設立した。2000年にフランスの公式博物館になった。
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| − | File:Neuf Soeurs - Jeton 01.jpeg|フランス大東社の著名なロッジ「九姉妹神」（La loge des "[[:en:Les Neuf Sœurs|Neuf Sœurs]]"）のコイン裏面。表面は九姉妹神ロッジのメイソンで米国の政治家[[ベンジャミン・フランクリン]]<ref name="nine">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/texts/nine.html|title= La Loge des Neufs Soeurs|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-13}}</ref>。
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| − | File:Statue of Voltaire in the Pantheon.jpg|最晩年に九姉妹神ロッジでメイソンリーに入会した[[ヴォルテール]]<ref name="nine" /> の彫像。パリの[[パンテオン (パリ)|パンテオン]]所蔵。
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| − | File:Le_Droit_Humain_Paris_XIIIe_arrond.jpg|女性・男性混成のフリーメイソンリー団体「人権」（[[:fr:Le Droit humain (France)|Le Droit Humain]]）の建造物。パリの[[:fr:Rue Jules-Breton|ジュール・ブルトン通り]]にある。
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| − | </gallery>
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| − | ==== プリンス・ホール（黒人ロッジ） ====
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| − | 過去に「非正規」派として知られていたのが、アメリカの黒人メイソン、プリンス・ホール（[[:en:Prince Hall|Prince Hall]]）によるグランド・ロッジ、「アフリカ・ロッジ」である。[[1784年]][[9月20日]]、[[ボストン]]で設立された。こちらも[[1787年]]に一度イングランドのグランド・ロッジから承認を受けていた。しかし、活動が休眠状態となり、納付金滞納を理由に[[1813年]]に認証を取り消された。<br/>
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| − | [[1827年]]、活動を再開し納付金支払いを英グランド・ロッジに願い出たが、英側はこれを無視した。やむなく、同年[[6月28日]]、独自のグランド・ロッジ設立を宣言。仏大東社との大きな違いは、黒人によるロッジは、従来の英米系ロッジと全く変わることのない憲章を奉じていたことである。そのため、最初の納付金滞納はともかく、その後支払いを願い出ても相手にせず、英米系ロッジが黒人のグランド・ロッジを無視し続けたことは、英米系ロッジによる人種差別思想の表れといえた。
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| − | 黒人によるロッジは独自に勢力を拡大し、米国と[[カナダ]]を中心に、日本にもロッジを設けている。「正規派」が黒人によるロッジを再承認するようになったのは、1980年代も後半になってからである。[[1994年]]には、イングランド・グランド・ロッジとの相互承認を回復した<ref>{{Harvnb|片桐三郎|2006|p=173}}</ref>。
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| − | {{Clear}}
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| − | <gallery align="center">
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| − | File:Prince hall portrait.jpg|フリーメイソンの正装を着たプリンス・ホール。
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| − | File:African Meeting House.jpg|プリンス・ホールの息子でアフリカン・ロッジで活動した[[:en:Primus Hall|プリムス]]<ref>{{Cite book |author= Faustine C. Jones-Wilson|year= 1996|title= [http://books.google.com/books?id=Ni2qhq1n1d4C&pg=PA200 Encyclopedia of African-American education]|publisher= Greenwood Publishing Group|page= 200|isbn= 9780313289316}}</ref> が設立に参加した教会「[[:en:African Meeting House|African Meeting House]]」（[[アメリカ合衆国国家歴史登録財]]）。ここにプリムス主催の学校があった。
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| − | File:Seattle - Prince Hall Masonic Temple 01.jpg|米[[シアトル]]のプリンス・ホール・[[:en:Masonic Temple|メソニック・テンプル]]。[[ワシントン州|ワシントン]]・ アンド・ジュリスディクションのプリンスホール・グランドロッジ<ref>{{Cite web |url= http://www.mwphglwa.org/GrandEast.htm|title= THE GRAND LODGE|publisher= The Most Worshipful Prince Hall Grand Lodge of WA & Jurisdiction|accessdate=2013-06-03}}</ref>。
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| − | File:Eutaw Place Temple MD1.jpg|米[[ボルチモア]]にあるプリンス・ホール・メイソンリーの所有物件「[[:en:Eutaw Place Temple|Eutaw Place Temple]]」。もとはドイツ人ユダヤ教徒の[[シナゴーグ]]。
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| − | File:Prince Hall Cemetery Memorial Day observance.jpeg|アメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されている[[マサチューセッツ州]]の[[:en:Prince Hall Mystic Cemetery|プリンス・ホール墓地]]。メイソンのエプロンを着用して[[戦没将兵追悼記念日]]に集うメイソンたち<ref>[https://picasaweb.google.com/101188024986805743734/PrinceHall# Prince Hall] - [[Picasa|Picasa ウェブ アルバム]]</ref>。
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| − | </gallery>
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| − | == フリーメイソンリーに対する批判 ==
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| − | {{See also|陰謀論の一覧|反メイソン党}}
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| − | 反メイソンリー（あるいは反メイソンリーと呼ばれる者達）は、「フリーメイソンに対する対抗勢力（opposition to Freemasonry）」と定義されてきた。<ref>Anti-Masonry - Oxford English Dictionary (Compact Edition), Oxford University Press, 1979, p.369</ref><ref>[http://www.webster-dictionary.net/d.aspx?w=Antimasonry "Antimasonry - Definition of Antimasonry by Webster Dictionary"]. Webster-dictionary.net. Retrieved 2011-09-08.</ref>
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| − | しかしながら、こうした反メイソンの性向は必ずしも共通しているわけではない。反メイソンリーは、多様なメイソンに敵対的な集団による、幅広い様々な批判から成っており、多くの暴露や告発が、18世紀以来行われてきた。[[1826年]]以来起きた「モーガン批判」のような政治的な反駁は、一定期間にわたる反メイソン運動を生みだし、それは未だに使われることがある。<ref>[http://dictionary.infoplease.com/anti-mason infoplease.com] definition of "anti-mason."</ref>
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| − | === 宗教的見地での批判 ===
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| − | フリーメイソンリーは宗教に挑戦する信条を形成するとされることがあり、あるいはそれ自体が異端団体であり批判を招くこともある。<ref>{{harvnb|Morris|2006|p=204}}</ref>
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| − | ==== キリスト教とフリーメイソンリー ====
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| − | 多様な宗派の構成員達が批判説を唱えるが、とりわけ[[クリスチャン]]の宗派はメイソンに対し高姿勢で接し、信者達に会員になることを禁止したり反対したりしてきた。
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| − | ===== カトリック教会 =====
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| − | フリーメイソンリー批判において、最も歴史の長い宗派は、[[カトリック教会|ローマ・カトリック教会]]である。教会の教理に真っ向から矛盾する自然主義的な[[理神論]]を唱えていることから、カトリック教会によるメイソン批判がなされてきた。<ref>Cardinal Law, Bernard (1985-04-19). [http://www.catholicculture.org/culture/library/view.cfm?id=5285&CFID=139015864&CFTOKEN=96823018 "Letter of 19 April 1985 to U.S. Bishops Concerning Masonry"]. CatholicCulture.org. Retrieved 2007-07-09.</ref> こうして、数名の[[教皇]]達の[[回勅]]が、フリーメイソンリーに反対して発布された。その最初のものは、教皇[[クレメンス12世]]の[[1738年]][[4月28日]]の回勅であり、最後のものは[[レオ13世]]の[[1890年]][[10月15日]]の使徒的書簡である<ref>Canon 2335, 1917 Code of Canon Law from [http://freemasonry.bcy.ca/anti-masonry/canon.html "Canon Law regarding Freemasonry, 1917-1983"]. Grand Lodge of British Columbia and Yukon.</ref>。[[1917年]]発布の[[教会法]]は、特にフリーメイソンリーに入会する者は必然的に破門になると明白に謳っている。また、同年の教会法ではメイソン的と思われる書籍が禁止されている。
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| − | [[1983年]]になると、教会は新しい教会法を発布した。それは、前の教会法のように、メイソンの団体を秘密結社であると名指しでは批判をしていないが、以下のように記している。
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| − | 「反教会的な陰謀を持つ結社に参加する者は、即座に処罰を被る。そのような結社を助長したり、入会したりする者は、聖務禁止の罰を被る。」
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| − | ここでメイソンという表記がなくなっていることから、[[第二バチカン公会議]]によりリベラル化した教会においては、カトリック信者のメイソンリーへの参加禁止の態度が変化したのではないか、という考えを、カトリックの側でもまたメイソンの側でも引き起こすことになる。<ref>McInvale, Reid (1991). [http://www.iodatacenters.com/ "Roman Catholic Church Law Regarding Freemasonry"]. Transactions of Texas Lodge of Research 27: 86–97. OCLC 47204246.</ref>
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| − | しかしながら、[[ベネディクト16世 (ローマ教皇)|ヨーゼフ・ラッツィンガー]]（後のベネディクト16世）は、[[枢機卿]]在任時に教理省長官として、メイソンの組織に対して公に以下のように宣言している。
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| − | 「メイソン組織に対する教会の否定的な判決は、彼らが教会とは相容れない教義を持つようになって以来、変わることなく残っている。それゆえ、そこに参加する者達は、除外された状態であり続ける。メイソン組織に登録される信者は、[[大罪]]の状態にあり、[[聖体拝領]]に与ってはいけない。」
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| − | それゆえカトリックの考え方によると、メイソンのロッジへの参加はいまだに破門に該当する行為であり続けるということになる。一方、フリーメイソンリーはカトリックとの友好関係の構築に反対しているわけではない。英連邦グランドロッジとそれに連なるロッジ群は、教会の主張を否定して「フリーメイソンは宗教ではなく、宗教の代理でもない」としている。<ref name="Freemasonry and Religion">[http://www.ugle.org.uk/static/masonry/freemasonry-and-religion.htm "Freemasonry and Religion"]. United Grand Lodge of England. Retrieved 2012-02-23.</ref>
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| − | ===== プロテスタント =====
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| − | カトリックの訴えとは対照的に、プロテスタントの側からの批判は、フリーメイソンが[[神秘主義]]、[[オカルト]]主義、[[悪魔主義]]であるとする見地に根ざしているようである。<ref>Jack Chick. [http://www.chick.com/reading/tracts/1074/1074_01.asp "The Curse of Baphomet"]. Retrieved 2007-09-29.</ref> たとえば、メイソンの学者[[アルバート・パイク]]は、しばしばプロテスタントによって、メイソンの権威的な立場にいる者として扱われる<ref>Arturo de Hoyos and S. Brent Morris, Is it True What They Say About Freemasonry, M.Evans & Company, 2nd edition (revised), Chapter 1, 2004</ref>。しかし、パイクは博識ではあるが、公的な情報だけに依拠するなら、議論の対象になっているようフリーメイソンリーのスポークスマンではなく、さらにはこうした批判は、19世紀の合衆国で孤立していた南部のフリーメイソンリーに対する姿勢と無理解に基づいているとフリーメイソンリーによって主張されている。<ref>Pike, Albert; T. W. Hugo; Scottish Rite (Masonic order). Supreme Council of the Thirty-Third Degree for the Southern Jurisdiction (1950) [1871]. Morals and Dogma of the Ancient and Accepted Scottish Rite of Freemasonry. Washington, DC: House of the Temple. OCLC 12870276. "In preparing this work [Pike] has been about equally Author and Compiler. (p. iii.) ... The teachings of these Readings are not sacramental, so far as they go beyond the realm of Morality into those of other domains of Thought and Truth. The Ancient and Accepted Scottish Rite uses the word "Dogma" in its true sense of doctrine, or teaching; and is not dogmatic in the odious sense of that term. Everyone is entirely free to reject and dissent from whatsoever herein may seem to him to be untrue or unsound (p. iv)"</ref>
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| − | [[自由メソジスト教会]]の創始者であるB.T.ロバーツは、フリーメイソンリーに対する19世紀中盤における反対者であった。ロバーツは道徳的見地から、この組織に反対し、言及している。
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| − | 「ロッジの神は、聖書の神にあらず」
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| − | ロバーツはフリーメイソンリーを神秘主義か代替宗教（宗教にとってかわろうとするもの）とし、自分の教会において、フリーメイソンの大臣を支持することがないよう推奨した。秘密結社からの自由は、自由メソジスト教会の「自由」の由来の一つでもあった。<ref>Snyder, Howard (2006). Populist Saints. Grand Rapids, Michigan: William B. Eerdmans Publishing Company. p. 727).</ref>
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| − | ===== 聖公会 =====
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| − | フリーメイソンリーの創始以来、多くの[[英国国教会]]の[[主教#聖公会|主教]]は、メイソンになってしまい、大主教ジオフリー・フィッシャーもそのような一人であった<ref>Beresiner, Yasha (July 2006). [http://www.mqmagazine.co.uk/issue-18/p-07.php?PHPSESSID=c59cd231db419873a6a6 "Archbishop Fisher – A Godly man and a Brother"]. Masonic Quarterly Magazine (18). Retrieved 2007-05-07.</ref>。過去において、英国国教会では国教会の教えとメイソンの実践に矛盾が生まれるとする者は少数だった。しかしながら過去何十年かにおいては、特に教会の福音的勝利のために、国教会でフリーメイソンリーに対する議論が話題に上ることもあった。現[[カンタベリー大主教]]である[[ローワン・ウィリアムズ]]博士は、メイソンの儀式に対するいくつかの懸念を持っていることを明らかにし、一方で国教会での内や外でのメイソンの犯罪行為を耐え難いとしている。一方で、[[2003年]]には、英国のメイソンリーに対して、自身が[[モンマス]]主教であった時に、キリスト教とメイソンの信条は相容れないとし、自分の管区内における上級職へのメイソンの任用を妨げたことについて、謝罪の必要性を感じているという。<ref>Hastings, Chris; Elizabeth Day (2003-04-20). [https://web.archive.org/web/20080331060756/http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=%2Fnews%2F2003%2F04%2F20%2Fnmason20.xml&sSheet=%2Fnews%2F2003%2F04%2F20%2Fixhome.html "Rowan Williams apologises to Freemasons"]. The Daily Telegraph. Archived from the original on 2007-11-23. Retrieved 2007-07-09.</ref>
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| − | ===== 正教会 =====
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| − | [[1933年]]、[[ギリシャ正教会]]は、フリーメイソンであることは背教行為の構成要件となると声明し、したがってそのような者は、[[痛悔]]し、メイソンリーを抜けるまで[[領聖]]できないとした。これは[[正教会]]の終始不変の見解とされている。フリーメイソンリーに対する正教会の論評は、「フリーメイソンリーはそれが神秘主義や秘密主義、あるいは理神論を信奉する秘密結社である限りにおいて、キリスト教とあらゆる点において、共存することができない。」とする[[カトリック教会]]や[[プロテスタント]]の従来の主張を支持している<ref>[http://orthodoxinfo.com/ecumenism/masonry.aspx "Freemasonry: Official Statement of the Church of Greece (1933)"]. Orthodoxinfo.com. 1933-10-12. Retrieved 2011-01-15.</ref>。正規のフリーメイソンリーは、伝統としてこれらの主張に対して、しばしば英連邦グランドロッジに連なるロッジ群の「メイソンは宗教でなく、宗教に代わるものでもない」とする以上の反論はしていない<ref name="Freemasonry and Religion"/>。近年では、しかしながら、こうした姿勢は変化しつつあり、多くのメイソンのウェブサイトや出版物が、これらの批判に反論している。
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| − | ==== イスラム教とフリーメイソンリー ====
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| − | 一部にメイソンを[[メシア]]僭称者とする批判もあるものの、多くの[[イスラム]]教徒の反メイソン議論は、[[反ユダヤ主義]]や反[[シオニズム]]とリンクしている。<ref name="Saddam to be formally charged">Sands, David R (2004-07-01). [http://www.washingtontimes.com/news/2004/jul/1/20040701-120129-6565r/ "Saddam to be formally charged"]. The Washington Times. Retrieved 2006-06-18.</ref><ref>Prescott, Andrew. [http://www.freemasons-freemasonry.com/prescott03.html The Study of Freemasonry as a New Academic Discipline]. pp. 13–14. Retrieved 2008-12-18.</ref>
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| − | 反メイソンのムスリムによると、メイソンは、全世界のユダヤ人の利益を促進し、[[エルサレム]]に黄金のドームを破壊しての[[ソロモン神殿]]の再建を推し進めるものである。<ref>[http://www.islamonline.net/servlet/Satellite?cid=1119503547288&pagename=IslamOnline-English-Ask_Scholar%2FFatwaE%2FFatwaEAskTheScholar "Can a Muslim be a freemason?"] . Islamonline.com</ref>
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| − | また、[[ハマース]]による1988年の抵抗運動の定義第28章の記述によると、メイソンやロータリークラブやライオンズクラブその他の謀略グループは、シオニズムの利益を図り、その指示に従っている<ref>[http://avalon.law.yale.edu/20th_century/hamas.asp "Hamas Covenant 1988"]. Avalon.law.yale.edu. 1988-08-18. Retrieved 2011-01-15.</ref>。
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| − | イスラム教徒が多数を占めている多くの国々では、管区を伴ってのメイソンリー設立は許されていないが、[[トルコ]]や[[モロッコ]]のような国では、グランドロッジが設置されており<ref>Leyiktez, Celil. [http://www.freemasons-freemasonry.com/layiktez1.html "Freemasonry in the Islamic World"]. Retrieved 2 October 2007.</ref>、[[マレーシア]]<ref>[http://www.dglme.org/contacts/contacts.aspx DGLME.org - The District Grand Lodge of the Middle East] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20081206005838/http://www.dglme.org/contacts/contacts.aspx |date=2008年12月6日 }}</ref> や[[レバノン]]<ref>[http://www.nymasons.org/cms/districtsonline Districts Online,Grand Lodge F. & A. M. State of New York] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20080705104458/http://www.nymasons.org/cms/districtsonline |date=2008年7月5日 }}</ref> のような国では、他国のグランドロッジ傘下の支部グランドロッジが存在する。
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| − | [[パキスタン]]においては、[[1972年]]に当時の首相[[ズルフィカール・アリー・ブットー|ブットー]]がフリーメイソンリーを追放し、そのすべての印刷物を差し押さえている<ref>[http://archives.dawn.com/?s=masonic+mystique "Masonic mystique "] - Dawn.com</ref>。[[イラク]]は、第一次大戦後、英国の[[委任統治]]領となり、その前後には英連邦メイソン（UGLE）も進出したが、[[1958年]]のイラク革命によって、関係は逆転し、立憲君主制は廃止され、[[アブドルカリーム・カーシム]]によって、共和政が宣言された。そして、ロッジにおける会合の許可証は廃止され、その後の法律ではさらに進んで、あらゆる形での会合の禁止が導入された。
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| − | その姿勢は、その後[[サッダーム・フセイン]]の下で強化され、「フリーメイソンリーを含むシオニストの方針を推進する者や、シオニスト組織に関係する者」は誰であれ死刑が定められた。<ref name="Saddam to be formally charged"/>（ただし、ブットはその後クーデターで、フセインも米軍の[[イラクの自由作戦]]で共に拘束され、[[処刑]]されている。）
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| − | === 政治的見地からの批判 ===
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| − | [[ファイル:Roberto Calvi.jpg|thumb|220px|right|ロベルト・カルヴィ。]]
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| − | 英連邦系（UGLE）のフリーメイソンリーは会員の政治及び宗教に関する議論を禁じているが、有力者が会員として存在し、また世界的な組織である以上、国際政治に無縁な組織として活動を続けることは難しいという意見もある。たとえば[[1981年]]には、すでにフリーメイソンのロッジとしての承認を取り消されていた[[イタリア]]のロッジ「[[ロッジP2|P2]]」が、承認取り消し後にも元会長で極右政党幹部の[[リーチオ・ジェッリ]]や、[[アンブロシアーノ銀行]][[頭取]]の[[ロベルト・カルヴィ]]らの元メンバーがその後も「P2」として活動し、[[イタリア共産党]]を除く政財界や[[マフィア]]、[[バチカン]]との間を結び付けていた。そして、国際的に[[反共主義|反共]]勢力の援助を行い、さらに国内では[[クーデター]]を企図したことが明るみに出た事件があった（'''P2事件'''）。その結果、P2の関係者で、他のロッジのメンバーとなっていた者はフリーメイソンリーを追放された。
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| − | | |
| − | このように、有力者が会員として存在している以上、フリーメイソンの理念に反した形で、個々のロッジの次元を超えて政治的、社会的活動や陰謀を行うものの存在がないとはいえない。
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| − | | |
| − | 過去には、第一次世界大戦中に「イングランド・グランド・ロッジ」は、敵国となったドイツ、[[オーストリア]]、[[ハンガリー]]、[[オスマン帝国|トルコ（オスマン帝国）]]出身者の会員すべてを追放し、戦後もしばらく解除されなかったことがあった。戦後、フランスとドイツのフリーメイソンリーが両者の親善を協議したものの、[[戦争犯罪]]については意見が折り合わなかった。このように、フランス系は元より、政治と距離を置く正規派（英米系）においても、政治の影響は避けられなかった。
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| − | {{-}}
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| − | == 起源 ==
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| − | # 中世イギリスの石工職人の[[ロッジ]]説
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| − | #: [[1360年]]、[[イギリス]]、[[ウィンザー城|ウィンザー宮殿]]の建造の際に徴用された568人の[[石工]]職人達が、数百年に渡る[[ゴシック建築]]のプロジェクトを遂行しようとしたときに自分たちの権利・技術・知識が他の職人に渡らないようにロッジで[[暗号]]を使用したのが始まりとされる。成立の時期は諸説あるが、石工組合説が現在の通説である。なお、ロッジと[[ギルド]]はしばしば混同されるが、厳密には別のものである。ギルドは[[自治都市]]を基盤としていたため、よそ者に排他的だった。しかし、石工は工事の状況に応じて雇用する必要があり、工事現場を渡り歩く職人も珍しくなかった。そのため、古くからロッジ間の交流があり、また他所のロッジに出向く時に同業者を見分ける手段として、暗号や符牒が発達したのである。もっとも、中にはギルドとロッジが同居している場合もあった。また、ロッジという形態を生んだのは[[スコットランド]]・イングランド・[[アイルランド]]だけで、さらに現在のフリーメイソンリーに発展したのは、直接的にはほぼスコットランドのみとされている。他の地方では、最後まで文字通りの石工のギルドとして存在した。
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| − | # テンプル騎士団説
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| − | #: [[1118年]]、聖地[[エルサレム]]への巡礼者の保護を目的として[[フランス]]で結成された[[テンプル騎士団]]の生き残りが建てた組織と言われている。元々の設立メンバーは9人の[[騎士]]だが、貿易や[[金融業]]で莫大な富と権力を有し、巨大組織となった。しかし[[14世紀]]、当時のフランス王[[フィリップ4世 (フランス王)|フィリップ4世]]の奸計（かんけい）により壊滅状態に追い込まれ、スコットランドに逃げ延びた騎士たちがその地で新たに作った組織がフリーメイソンリーになったという説もある。スコティッシュ・ライトによる位階が広く用いられているのはそのためであるとされる。
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| − | # ソロモン神殿建築家説
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| − | #:     ''「[[ヒラム#フリーメイソンのヒラム伝説]]」も参照''<br />[[エルサレム神殿|ソロモン神殿]]の建築家を起源とする説はフリーメイソンリーの自称である。ソロモン神殿建築の際の建築家棟梁[[ヒラム|ヒラム・アビフ]]が建築家集団を「親方」「職人」「徒弟」からなる集団に分け、それぞれに秘密の合言葉や[[符牒]]を定めて仕事に当たらせた。<!-- [[神殿伝説]]を参照。 -->
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| − | # 近代設立説
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| − | #: 起源がどこにあるにせよ、現代のフリーメイソンリーの発足を[[1717年]][[6月24日]]の[[ロンドン]]、グランド・ロッジ（[[:en:Premier Grand Lodge of England|Premier Grand Lodge of England]]）の結成とする説。これはこのロッジの結成を転機としてフリーメイソンリー自体の性格が大きく変貌を遂げるからである。そして[[1723年]]、[[:en:James Anderson (Freemason)|ジェームズ・アンダーソン]]により「[[:en:Constitutions of the Free-Masons|フリーメイソン憲章]]」が制定された。
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| − | # [[ピラミッド]]建設の際の石工集団説
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| − | #:[[古代エジプト文明]]の象徴であるピラミッドを建造したとする説。それは「ピラミッドとは石を切り出して作られた巨大建造物である。紀元前においてあれほどの建造物を作るには熟練した石工の技術が必要となるがフリーメイソンが打ってつけだったのではないか」とするものだ。フリーメイソンのシンボルとして使われている[[プロビデンスの目]]を始め、ピラミッドの[[モチーフ]]がフリーメイソンのシンボルとして使われていることだろう。また「[[ナイル]]・ロッジ」や「[[ピラミッド]]・ロッジ」など[[エジプト]]に関係する名前が使われており、かつて日本には「[[スフィンクス]]・ロッジ」があった様に、現在でも一部で古代エジプト文明が信仰されている。またエジプトのスフィンクス前には[[ケンタッキーフライドチキン]]社のケンタッキースフィンクス前店という[[フランチャイズ]]店が建っている。これは[[創業者]]の[[カーネル・サンダース]]がメイソンであり<ref>[http://www.lodgestpatrick.co.nz/famous2.php#M|title= Famous Freemasons M-Z]</ref>、その関係でフィンクスとピラミッドの前に建っているという。
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| − | == 階級 ==
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| − | [[File:Freimaurer Erhebung.jpg|thumb|right|300px|第3階級の儀式。18世紀。]]
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| − | [[File:Masonic diploma 1891.jpg|thumb|right|200px|米国のメイソンの証明書。名前、階級履歴等の記入欄がある。メイソンリーに「入会」して第1階級のメイソンになることを「initiated」、第2階級への「進級」を「passed」、第3階級への「昇級」を「raised」と言っている。各々の英語に対応した「入会」、「進級」、「昇級」という日本語は日本グランドロッジによる区分けである<ref>{{Cite web|url= http://japan-freemasons.org/jp/modules/wfchannel/index.php?pagenum=5|title= 日本 フリーメイスン|publisher= 日本グランド・ロッジ|archiveurl= https://web.archive.org/web/20090126043829/http://japan-freemasons.org/jp/modules/wfchannel/index.php?pagenum=5|archivedate= 2009年1月26日|accessdate= 2013-07-29|deadurldate= 2017年9月}}</ref><ref name="japan-freemasons16" />。]]
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |+ フリーメイソンリーの階級
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| − | ! 階級 !! 名称 !! 和訳名称<ref group="*" name="lodge">片桐によれば、日本のフリーメイソンリーは、英語表記をそのまま使っている。よって和訳は非公式な物である。</ref> !! 区分1 !! 区分2
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| − | |-
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| − | | 1 || Entered Apprentice || 徒弟 || rowspan="3" colspan="2" style="color:#FFFFFF; background-color:#3366FF;" | Blue Lodge<br/>（ブルー・ロッジ、青ロッジ）
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| − | |-
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| − | | 2 || Fellow Craft || 職人
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| − | |-
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| − | | 3 || Master Mason || 親方
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| − | |}
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| − | | |
| − | フリーメイソンリーの階級はこれだけである。ただし、実務的メイソンリーの組織では「徒弟」（エンタードアプレンティス）、「職人」（フェロークラフト）の2階級のみで、親方（マスターメイソン）は職人の代表者という位置付けであり、階級ではなかった。また、徒弟のさらに下に、ロッジに加入していない下働きの石工も存在した。親方が階級として分化したのは18世紀に入ってから、思索的メイソンリーによるものである。1717年のグランド・ロッジの成立から、遅くとも1730年には導入され、次第に定着していった<ref>{{Harvnb|片桐三郎|2006|pp=34-35,94-95}}</ref>。これは、他の職業のギルドが、早くから3階級に分かれていた影響もあったといわれる。
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| − | | |
| − | 実務的メイソンリーでは、徒弟から職人への進級は最低7年を必要とし、さらに技能試験に合格する必要があった<ref>{{Harvnb|片桐三郎|2006|p=35}}</ref>。しかし、現在の思索的メイソンリーでは、石工の実務を修行するわけではないため、親方への昇級は3-4か月で可能である<ref name="japan-freemasons16">{{Cite web|url= http://japan-freemasons.org/jp/modules/wfchannel/index.php?pagenum=16|title= 入会希望者の手引き|publisher= 日本グランド・ロッジ|archiveurl= https://web.archive.org/web/20090126043804/http://japan-freemasons.org/jp/modules/wfchannel/index.php?pagenum=16|archivedate= 2009年1月26日|accessdate= 2013-05-06|deadurldate= 2017年9月}}</ref>。
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| − | | |
| − | 一般的にフリーメイソンリーの上位階級として知られているのは、関連組織の[[スコティッシュ・ライト]]（スコッチ儀礼）、[[ヨーク・ライト]]（ヨーク儀礼）が用意した階級<ref group="*">片桐は、実務上の根拠のある基本階級と区別して、「階位」と呼んでいる。{{Harv|片桐三郎|2006|pp=125-126}}</ref> である。スコティッシュ・ライトは30階級、ヨーク・ライトは9階級の上位階級を用意している。かつてのオリエンタル・ライト・メンフィス（メンフィス東方儀礼）では、94もの上位階級を設けていた（後に30階級に削減）。<br/>
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| − | [[1737年]][[3月21日]]、フランス・パリで、騎士の[[アンドリュー・M・ラムゼイ]]がフリーメイソンリーの目標は世界を一大共和国となすことで、起源は石工組合ではなく[[十字軍]]であると主張した演説を行った。上位階級が記録されているのはこれ以降のことであり、ラムゼイの演説をきっかけに創設された可能性が高い。また、ラムゼイは暗にテンプル騎士団とのかかわりもほのめかしたという。なお、陰謀論でフリーメイソンリーが「ワン・ワールド」を目指す組織とされることがあるのは、ラムゼイのこの発言が原因と思われる。「ワン・ワールド」思想についてはフリーメイソンリー側も否定していないが、組織的に特定政府の転覆を図ることはないとしている<ref name="Takarajima" />。<br/>
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| − | この結果、一時は千を超す階級が乱立し、また基本階級のロッジに対する優位権を主張して対立するなど、混乱を引き起こした。さらに上位階級は[[特許|パテント]]として階級授与者が独自の判断で第三者に階級を授与する権利を与える方式だったので、基本階級を経ず、ロッジに足を踏み入れたことのない上位階級者さえ現れた。
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| − | | |
| − | 現在では、上位階級の組織はフリーメイソンリーの上位団体ではなく、関連組織として位置付けられている。そして、上位階級の授与資格者を、親方階級を得た者に限っている。しかし、オカルト色の強い階級が多数あることも影響して、陰謀論ではしばしば闇の組織として取りざたされる。また、ロッジによっては、上位階級を用意していても、内容を秘密にしているところもあるという。上位階級の昇級の詳細については非公開だが、暴露本によって公開された内容は（少なくとも一部は）事実であることを認めている<ref name="Takarajima" />。たとえば、ある階級の儀式には、[[バチカン]]の教皇の帽子とヨーロッパの王様の王冠を模した帽子を踏みつぶすというものがあり、[[教皇権]]や[[王権]]との対立の歴史を物語っている（『陰謀がいっぱい!』では、メイソン側は独裁者に反対し、言論・思想の自由を奪うことに反対する意思表示であって、王権そのものの否定ではないと説明している<ref name="Takarajima" />）。
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| − | | |
| − | 特殊な例として、スウェーデン儀礼の上位階級（9階級）がある。[[スウェーデン]]では、最上位階級は[[スウェーデン君主一覧|スウェーデン国王]]専用（スウェーデン・グランド・ロッジは、国王が代々グランド・マスターに就任している<ref>{{Harvnb|片桐三郎|2006|p=149}}</ref>）となっており、国権とフリーメイソンリーが一体化している。しかし、「正規派」ロッジとは相互承認関係にある。
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| − | | |
| − | 基本の3階級は、「'''ブルー・ロッジ（青ロッジ）'''」と呼ばれる。単に「ロッジ」と呼ぶ場合は、この「ブルー・ロッジ」で構成された集会所を指すことが多い。これに対し、上位階級はさらにいくつかに分けられるが、総称して「'''レッド・ロッジ（赤ロッジ）'''」と呼ぶ（狭義には、赤をシンボルカラーに持つ「[[ロイヤル・アーチ]]」階級を含んだロッジを意味する）。
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| − | === スコティッシュ・ライトの上位階級 ===
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| − | {| class="wikitable"
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| − | |+ スコティッシュ・ライトの上位階級
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| − | ! 階級 !! 名称 !! 和訳名称<ref group="*" name="lodge" /> !! 区分1 !! 区分2 !! 主題
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| − | |-
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| − | | 4 || Secret Master || 秘密の親方 || rowspan="11" style="color:#000000; background-color:#FFCCCC;" | 十全会 || rowspan="11" style="color:#000000; background-color:#FFCCCC;" | Lodge of Perfection<br/>（完成のロッジ） || rowspan="9" | [[ヒラム#フリーメイソンのヒラム伝説|ハイラム]]伝承
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| − | |-
| |
| − | | 5 || Perfect Master || 完璧な親方
| |
| − | |-
| |
| − | | 6 || Intimate Secretary || 親密な秘書
| |
| − | |-
| |
| − | | 7 || Provost and Judge || 主監と判事
| |
| − | |-
| |
| − | | 8 || Intendant of the Building || 建物の管理者
| |
| − | |-
| |
| − | | 9 || Elected Master of Nine || 選ばれた9人の親方
| |
| − | |-
| |
| − | | 10 || Illustrious Elect of Fifteen || 選ばれた輝かしい15人
| |
| − | |-
| |
| − | | 11 || Sublime Elect of the Twelve, or Prince Ameth || 選ばれた至高の12人またはアメス王子
| |
| − | |-
| |
| − | | 12 || Grand Master Architect || 建築の大親方
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| − | |-
| |
| − | | 13 || Royal Arch of Enoch, or Royal Arch of Solomon || エノクまたはソロモンのロイヤル・アーチ || エノク伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 14 || Perfect Elu, Grand elect, Perfect, and Sublime Mason || 完全なる被選抜者または完全にして崇高な石工 || ソロモン伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 15 || Knight of the East || 東方または剣の騎士 || rowspan="4" style="color:#000000; background-color:#FFCC99;" | 薔薇十字会 || rowspan="2" style="color:#000000; background-color:#FFCC99;" | Council of the Princes of Jerusalem<br/>（[[エルサレム]]の王子の会議） || rowspan="2" |アポクリファ（[[外典]]）
| |
| − | |-
| |
| − | | 16 || Prince of Jerusalem || エルサレムの王子
| |
| − | |-
| |
| − | | 17 || Knight of the East and West || 東西の騎士 || rowspan="2" style="color:#000000; background-color:#FFCC99;" | Chapter of the Rose Croix<br/>（薔薇十字の支部） || テンプル騎士団
| |
| − | |-
| |
| − | | 18 || Knight Rose Croix || 薔薇十字の騎士 || 十字軍伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 19 || Grand Pontiff || 大司教 || rowspan="12" style="color:#000000; background-color:#FF9966;" | Council of Kadosh<br/>（神聖会） || rowspan="12" style="color:#000000; background-color:#FF9966;" | 王者の秘密の王子の法院 || 旧約聖書
| |
| − | |-
| |
| − | | 20 || Grand Master of All Symbolic Lodges || 全ての象徴的ロッジの大親方 || 自由友愛理念
| |
| − | |-
| |
| − | | 21 || Noachite, or Prussian Knight || [[ノア (聖書)|ノア]]の末裔または[[プロイセン]]の騎士 || プロイセン騎士伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 22 || Knight of the Royal Axe, or Prince of Libanus || 王者の斧の騎士またはレバノンの王子 || ソロモン伝説
| |
| − | |-
| |
| − | | 23 || Chief of the Tabernacle || [[幕屋]]の長 || rowspan="3" | モーゼ伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 24 || Prince of the Tabernacle || 幕屋の王子
| |
| − | |-
| |
| − | | 25 || Knight of the Brazen Serpent || 青銅の蛇の騎士
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| − | |-
| |
| − | | 26 || Prince of Mercy, or Scottish Trinitarian || 恩寵の王子またはスコットランドの三位一体 || 初期キリスト教
| |
| − | |-
| |
| − | | 27 || Knight Commander of the Temple || 殿堂の指揮官 || 十字軍伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 28 || Knight of the Sun, or Prince Adept || 太陽の騎士または熟達した王子 || 哲理
| |
| − | |-
| |
| − | | 29 || Grand Scottish Knight of St. Andrew || 聖アンドリューのスコットランド大騎士 || rowspan="2" | テンプル騎士団伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 30 || Knight Kadosh || カドシュの（聖なる）騎士
| |
| − | |-
| |
| − | | 31 || Grand Inquisitor Commander || 大審問長官 || rowspan="2" colspan="2" style="color:#FFFFFF; background-color:#CC6666;" | Consistory<br/>（法院会議） || 古代エジプト伝承
| |
| − | |-
| |
| − | | 32 || Sublime Prince of the Royal Secret || 王者の秘密の至高の王子 || 哲理
| |
| − | |-
| |
| − | | 33 || Grand Inspector General || 最高大総監 || colspan="2" style="color:#FFFFFF; background-color:#CC3333;" | Supreme Council（最高法院） || 総合理念
| |
| − | |}
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| − | | |
| − | 英語版wikipediaの[[:en:Scottish Rite|Scottish Rite]]も参照。
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| − | | |
| − | 片桐三郎（32階級）によれば、33階級（最高大総監）は功労者に与えられる名誉階級であるという<ref name="Takarajima" />。
| |
| − | | |
| − | 基本階級は必ず正規の参入儀礼を必要とするが、上位階級は4、9、12-14、18、22、28-33階級は正規の参入儀礼で、それ以外は「通達」により昇級が行われるという<ref>{{Harvnb|有澤玲|1998|p=}} 附表26頁</ref>。
| |
| − | | |
| − | 33階級の上にさらに3階級を付け加えられているとする説もある<ref group="*">[[ルシファー]]及び[[ロスチャイルド家]]を36階級とし、ロスチャイルド、[[ロックフェラー]]家など「ロイヤル・ファミリー」とユダヤ教[[ファリサイ派|パリサイ派]][[ラビ]]集団などを35階級、ロスチャイルド・トリビューン（壇）などを34階級とする説があるが、陰謀論の域を出ない。また、特に功績の大きな会員に、33階級相当だが最高大総監より格上の"Grand Cross"（[[グランドクロス|大十字]]）を授与しているという説もある。</ref>。
| |
| − | <gallery align="center">
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| − | File:House of the Temple - Dupont Circle.JPG|米[[ワシントンD.C.]]にあるスコティッシュ・ライトの[[:en:Masonic Temple|メソニック・テンプル]]「[[:en:House of the Temple|House of the Temple]]」。
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| − | File:Scottish Rite Cathedral Indianapolis Indiana, viewed from the Indiana War Memorial Plaza.jpg|米[[インディアナポリス]]にある[[:en:Scottish Rite Cathedral|スコティッシュ・ライト大聖堂]]。
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| − | File:Scottish Rite Cathedral Shreveport.JPG|米[[ルイジアナ州]]にあるスコティッシュ・ライト大聖堂。
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| − | |33階級のエプロン。
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| − | </gallery>
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| − | === ヨーク・ライトの上位階級 ===
| |
| − | {| class="wikitable"
| |
| − | |+ ヨーク・ライトの上位階級
| |
| − | ! 階級 !! 名称 !! 和訳名称<ref group="*" name="lodge" /> !! 区分
| |
| − | |-
| |
| − | | 4 || Mark Master || 著名な親方 || rowspan="4" | 深奥儀礼
| |
| − | |-
| |
| − | | 5 || Past Master || 巨匠の親方
| |
| − | |-
| |
| − | | 6 || Most Excellent Master || 最優秀の親方
| |
| − | |-
| |
| − | | 7 || Royal Arch || ロイヤル・アーチ
| |
| − | |-
| |
| − | | 8 || Royal Master || 王者の親方 || rowspan="3" | 秘処儀礼
| |
| − | |-
| |
| − | | 9 || Select Master || 選りすぐりの親方
| |
| − | |-
| |
| − | | 10 || Super Excellent Master || 超越した親方
| |
| − | |-
| |
| − | | 11 || Illustrious Order of the Red Cross || 赤十字の輝かしい騎士 || rowspan="3" | 騎士儀礼
| |
| − | |-
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| − | | 12 || Order of the Knights of Malta (or simply Order of Malta) || [[マルタ騎士団|マルタ騎士]]
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| − | |-
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| − | | 13 || Order of the Temple || 聖堂騎士
| |
| − | |}
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| − | | |
| − | 英語版wikipediaの[[:en:York Rite|York Rite]]も参照。
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| − | <gallery align="center">
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| − | File:Triple tau.svg|深奥儀礼（[[:en:Royal Arch Masonry|Royal Arch Masonry]]）のグランドエンブレムになっているトリプル[[Τ|タウ]]。
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| − | File:Council of Royal & Select Masters Emblem.svg|第8階級と第9階級のエンブレム。左官の[[こて (工具)|こて]]、未完成のトライアングル、剣。
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| − | File:Cross-Pattee-alternate red.svg|騎士儀礼（[[:en:Knights Templar (Freemasonry)|Knights Templar]]）のシンボルになっている[[クロスパティー|末広十字]]。
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| − | File:Knights Templar Logo (Freemasonry).gif|騎士儀礼のロゴ。末広十字に「[[:en:In hoc signo vinces|IN HOC SIGNO VINCES]]」。
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| − | </gallery>
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| − | === スウェーデン儀礼の上位階級 ===
| |
| − | {| class="wikitable"
| |
| − | |+ スウェーデン儀礼の上位階級
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| − | ! 階級 !! 名称 !! 和訳名称<ref group="*" name="lodge" /> !! 区分
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| − | |-
| |
| − | | 4 || Apprentice of St. Andrew || 聖アンドリューの徒弟 || rowspan="3" | 聖[[アンデレ|アンドリュー]]のロッジ (St. Andrew's degrees)
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| − | |-
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| − | | 5 || Companion of St. Andrew || 聖アンドリューの仲間
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| − | |-
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| − | | 6 || Master of St. Andrew || 聖アンドリューの親方
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| − | |-
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| − | | 7 || Very Illustrious Brother, Knight of the East || 非常に高名な兄弟または東方の騎士 || rowspan="4" | 地方支部 (Chapter degrees)
| |
| − | |-
| |
| − | | 8 || Most Illustrious Brother, Knight of the West || もっとも輝かしい兄弟または西方の騎士
| |
| − | |-
| |
| − | | 9 || Enlightened Brother of St. John's Lodge || 聖ヨハネロッジの賢明な兄弟
| |
| − | |-
| |
| − | | 10 || Very Enlightened Brother of St. Andrew's Lodge || 聖アンドリューロッジの非常に賢明な兄弟
| |
| − | |-
| |
| − | | 11 || Most Enlightened Brother, Knight Commander of the Red Cross || 最も賢明な兄弟または赤十字の騎士司令官 || rowspan="2" | 大評議会の名誉学位 (Grand Council honorary degree)
| |
| − | |-
| |
| − | | 12 || Vicar of Solomon || ソロモンの代理者<ref group="*">スウェーデン国王専用。</ref>
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| − | |}
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| − | | |
| − | 英語版wikipediaの[[:en:Swedish Rite|Swedish Rite]]も参照。4階級と5階級は、まとめて扱われているようである<ref>[http://www.frimurarorden.se/eng/the_swedish_rite.html The Swedish Rite] スウェーデン・グランド・ロッジ英語版</ref>。
| |
| − | <gallery align="center">
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| − | File:Frimurarkors.svg|スウェーデン儀礼のシンボルになっている[[聖ゲオルギウス十字]]。
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| − | File:Bååtska palatset 01.JPG|[[:sv:Svenska Frimurare Orden|スウェーデンのグランドロッジ]]が所有する宮殿「[[:sv:Bååtska palatset|Bååtska Palatset]]」。
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| − | File:Frimurerlogen Copenhagen portal.jpg|[[:en:Danish Order of Freemasons|デンマークのグランドロッジ]]。
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| − | File:Oslo Order of Free Masons mainlodge1.jpg|[[:en:Norwegian Order of Freemasons|ノルウェーのグランドロッジ]]。
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| − | </gallery>
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| − | == 人物 ==
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| − | [[ファイル:Masonic Memorial grounds.jpg|thumb|300px|フリーメイソンの殿堂として[[バージニア州]][[アレクサンドリア (バージニア州)|アレキサンドリア]]に建てられたジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナルメモリアル。ワシントンの名が刻まれている。]]
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| − | | |
| − | {{Main|フリーメイソンのメンバー一覧|l1=フリーメイソンリーのメンバー一覧}}
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| − | {{See also|Category:フリーメイソン|l1=フリーメイソンに関するカテゴリ}}
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| − | フリーメイソンであるとされる著名人のリストである（国籍別、生年順）。なお、このリストはあくまで参考文献にフリーメイソンであると記されていることを示すに留まり、各々の人物が本当にフリーメイソンであると断言するものではない。
| |
| − | | |
| − | フリーメイソンであるとされる人物にも、結社に所属していたという直接の証拠が残っている者（例：[[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト|モーツァルト]]）もいれば、資料によってはフリーメイソンであったとされる者（例：[[ジュゼッペ・ヴェルディ|ヴェルディ]]）もいる<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|pp=339-341}}</ref>。中にはジョージ・ワシントンのようにフリーメイソンの礼装姿の肖像画や写真が残っている者も存在する。
| |
| − | | |
| − | また、フリーメイソンであったか否か、文献間で争いがある者もいる。たとえば[[リヒャルト・ワーグナー|ワーグナー]]は、ある本では[[1841年]]に加入したことになっているが<ref>パウル・ネットゥル『モーツァルトとフリーメイスン結社』（音楽之友社、1981年、ISBN 4-276-22117-X）p.222</ref>、別の本ではそのことには触れられておらず、代わりに、[[1872年]]に入団申し込みをしたが断られたエピソードが挙げられている<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|pp=326-328}}</ref>。
| |
| − | | |
| − | 会員数はアメリカが世界最大である。初期の移民は宗教闘争から逃れてきた者が多く、その中にフリーメイソンの会員が数多く含まれていたことに起因し、フリーメイソンの理念と集会はコロニーの人々をまとめる役割を持った。アメリカの建国にたずさわったベンジャミン・フランクリンやジョージ・ワシントンなど、「アメリカ建国の父」56人の内、53人が会員であった。歴代[[アメリカ合衆国大統領]]のうち、ワシントンを含めて14人が会員となっている<ref>吉村正和『フリーメイソン』講談社</ref>。吉村は、アメリカの本質を「道徳国家」ととらえ、フリーメイソンの理念との共通点を示唆している。フリーメイソンのアメリカ合衆国大統領は15人であったとする説もある<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/anti-masonry/anti-masonry05.html|title= Anti-masonry Frequently Asked Questions Section 5, version 2.9|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>。
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| − | | |
| − | 日本では市販の書籍で[[陰謀論]]のみが目につくが、欧米では会員である事は一種のステータスでもある。元日本グランド・ロッジの大親方（Grand Master）であるリチャード・クライプは、10年前の米国のある雑誌の調査であるとして、全米トップビジネスマン1万5千人中、1万人が会員であり、英国でも男性王族は入会が伝統になっていると述べた<ref name="Takarajima" />。
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| − | | |
| − | インターネットの普及により世界各国フリーメイソンリーのグランドロッジ、個別のロッジ等のウェブサイトを訪問すると著名な会員名が公表されている場合がある。またフリーメイソンのウィリアム・R・デンスロウが著し、フリーメイソンの[[ハリー・S・トルーマン]]第33代米国大統領が序文を寄せた書籍『[[#span 10,000 Famous Freemasons|10,000 Famous Freemasons]] / 一万人の著名なフリーメイソン』（初版: 1957年-1960年、vol.1-vol.4）は、「[[#Phoenixmasonry Masonic Museum and Library|Phoenixmasonry Masonic Museum and Library]]」がインターネット上で全編を公開している。『10,000 Famous Freemasons』にその時代までの全ての著名なフリーメイソンが列挙されているわけではない。例えば1920年代にヨーロッパで時代の寵児であった[[リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー]]伯爵は、彼を敵視していたナチス・ドイツが発行した『{{lang|de|Die Freimaurerei Weltanschauung Organisation und Politik}} / フリーメイソンリー 世界観 組織と政策』（1938年、著: ディーター・シュヴァルツ、序文: [[ラインハルト・ハイドリヒ]][[保安警察 (ドイツ)|保安警察]]長官）によってフリーメイソンであることが暴露され、クーデンホーフ＝カレルギーの支持者であったトルーマンが序文に参加しているにもかかわらず、『10,000 Famous Freemasons』にクーデンホーフ＝カレルギーの名は記載がない。
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| − | | |
| − | === 日本 ===
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| − | {{Main|日本のフリーメイソンリー}}
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| − | === アメリカ合衆国 ===
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| − | {{試聴
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| − | |filename=MargaretWoodrowWilson-TheStarSpangledBanner2.ogg
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| − | |title=米国3代目国歌『星条旗』
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| − | |description=米国フリーメイソンのフランシス・スコット・キー作詞、英国フリーメイソンのジョン・スタフォード・スミス作曲。
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| − | |filename2=Washington Post.ogg
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| − | |title2=行進曲『ワシントン・ポスト』
| |
| − | |description2=米国フリーメイソンのジョン・フィリップ・スーザ作曲。
| |
| − | |filename3=Sousa's Band - Stars and Stripes Forever.ogg
| |
| − | |title3=行進曲『星条旗よ永遠なれ』
| |
| − | |description3=米国フリーメイソンのジョン・フィリップ・スーザ作曲。
| |
| − | |help=no
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| − | |image=[[File:Flag of the United States.svg|50px|星条旗]]
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| − | }}
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| − | [[File:Mt rushmore 07 27 2005.jpg|200px|right|thumb|ガットスン・ボーグラムはフリーメイソンになってからラシュモア山の頂きに4人の大統領の彫像を400人の作業員とともに作った。左端から[[ジョージ・ワシントン|ワシントン]]、[[トーマス・ジェファーソン|ジェファーソン]]、[[セオドア・ルーズベルト|T・ルーズベルト]]、[[エイブラハム・リンカーン|リンカーン]]。]]
| |
| − | [[File:Franklin at freemasonry uniform.jpg|right|thumb|100px|メイソンの服装のベンジャミン・フランクリン。]]
| |
| − | [[File:Kellogg Briand Pact.jpg|thumb|right|200px|1929年7月24日ホワイトハウス。[[不戦条約|ケロッグ・ブリアン協定]]の発効日に。[[フランク・ケロッグ|ケロッグ]]は起立した3人のうち右側。ケロッグと[[アリスティード・ブリアン|ブリアン]]はフリーメイソン。]]
| |
| − | {{Main2|大統領については下記「[[#アメリカ合衆国大統領]]」を}}
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| − | * [[ベンジャミン・フランクリン]]（1706年生、1730年1月入会）<ref name="Nefontaine160">{{Harvnb|リュック・ヌフォンテーヌ|1996|pp=160-161}}</ref>,<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/franklin_b/franklin_b.html|title= Benjamin Franklin|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 初代[[アメリカ合衆国郵政長官|郵政長官]]（1775年-1776年）、[[アメリカ独立宣言]]起草委員。[[ペンシルベニア大学]]創設者の一人。
| |
| − | * [[デウィット・クリントン]]（1769年生、1793年入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/clinton_d/clinton_d.html|title= De Witt Clinton|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 上院議員、[[ニューヨーク州知事]]。
| |
| − | * [[フランシス・スコット・キー]]（1779年生）<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/district37/D37-Hist_of_Flag.php|title= A Masonic History of Our Flag|publisher= 37th Masonic District of the Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 弁護士、詩人。彼の詩作品『[[マクヘンリー砦の防衛]]』（[[:en:s:Defence of Fort McHenry|Defence of Fort McHenry]]）は1931年に3代目の国歌『[[星条旗 (国歌)|星条旗]]』の歌詞となった。作家の[[F・スコット・フィッツジェラルド]]（フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド）は彼の子孫。
| |
| − | * [[サミュエル・ヒューストン]]（1793年生）<ref>{{Harvnb|吉村正和|1989|p=157}}</ref> - 下院議員、[[テキサス州]]知事、[[テネシー州知事の一覧|テネシー州知事]]。
| |
| − | * [[マシュー・ペリー]]（1794年生、1819年入会）<ref name="10000famous" />,<ref name="Wangelin" />,<ref>Bicentenial Commemorative Volume of Holland Lodge No. 8, Published by the Lodge, New York, 1988</ref> - [[東インド艦隊 (アメリカ海軍)#歴代司令官|東インド艦隊司令官]]。日本開国に向けた[[黒船来航]]。
| |
| − | * [[マーク・トウェイン]]（1835年生、1861年5月22日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/> - 作家。著書は『[[トム・ソーヤーの冒険]]』など。
| |
| − | * [[バッファロー・ビル]]（1846年生）<ref>John Hamill and Robert Gilert (Eds.), Freemasonry, A Celebration Of The Craft p. 230 (J.G. Press, 1998)</ref> - [[ガンマン]]。
| |
| − | * [[:en:Daniel Carter Beard|ダニエル・カーター・ビアード]]（1850年生）<ref name="ctfreemasons" />,<ref name="beard_d" />,<ref name="other-famous-masons" /> - [[ボーイスカウトアメリカ連盟|アメリカのボーイスカウト]]（[[:en:Boy Scouts of America|Boy Scouts of America]]）創設者の一人「ダンおじさん」（Uncle Dan）。ニューヨークのMariner's Lodge No. 67でメイソンとなり<ref name="1001-beard" /><ref name="scouting-masons" /><ref name="daniel-carter-beard-award" />、1917年にメイソンとしての階級が昇級（raised）した<ref name="beard_d" />。
| |
| − | * [[ジョン・フィリップ・スーザ]]（1854年生、1881年7月15日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.bluelodge-wa.org/upton206/pubs/LatestTB.pdf|title= From the East|format= PDF|publisher= William H. Upton Naval and Military Masonic Lodge No. 206 Free and Accepted Masons of Washington|accessdate=2013-05-03}}</ref>,<ref name="Hamill"/> - 海兵隊[[准尉]]、海軍[[少佐]]。海兵隊バンド楽長を辞任後、[[スーザ吹奏楽団]]を結成。音楽作品に行進曲『[[ワシントン・ポスト (行進曲)|ワシントン・ポスト]]』（1889年）、国家行進曲『[[星条旗よ永遠なれ]]』（1896年）。
| |
| − | * [[キング・キャンプ・ジレット]]（1855年生）<ref name="gillette_k">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/gillette_k/gillette_k.html|title= King Camp Gillette|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - カミソリメーカー[[ジレット|ジレット社]]の創業者（1901年）。1901年6月にマスターメイソン昇級（raised）<ref name="gillette_k" />。
| |
| − | * [[ロバート・ピアリー]]（1856年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Hamill"/> - 探検家。
| |
| − | * [[フランク・ケロッグ]]（1856年生、1880年入会）<ref name="10000famous" /> - 米国務長官。[[不戦条約|ケロッグ・ブリアン協定]]。1929年ノーベル平和賞。
| |
| − | * [[:en:Charles Eastman|チャールズ・イーストマン]]（1858年生）<ref name="Joy Porter" /> - [[ネイティブ・アメリカン]]。医師、著作家、活動家。先住民の[[キリスト教青年会]]（YMCA）を設立。アメリカのボーイスカウト設立に関与した。
| |
| − | * [[ウィリアム・ディクソン・ボイス]]（1858年生）<ref name="ctfreemasons" />,<ref name="Janice A. Petterchak" /> - 実業家・探検家。アメリカのボーイスカウト設立発起人（incorporator）<ref>{{Cite web |url= http://www.scouting.org/About/FactSheets/BSA_History.aspx|title= History of the BSA Highlights|work= Fact Sheets|publisher= Boy Scouts of America|accessdate=2013-05-03}}</ref>。
| |
| − | * [[:en:Milton A. McRae|ミルトン・A・マクレー]]（1858年生）<ref name="burnslodge" /> - 新聞発行者。アメリカのボーイスカウト初代副会長の一人。
| |
| − | * [[ウィリアム・ジェニングス・ブライアン]]（1860年生、1902年1月28日入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/bryan_w/bryan_w.html|title= William Jennings Bryan|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第41代[[アメリカ合衆国国務長官|国務長官]]（1913年-1915年）。
| |
| − | * [[ヘンリー・フォード]]（1863年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/> - 自動車メーカー[[フォード・モーター]]の創設者（1903年設立）。1894年11月24日にメイソンの階級を昇級（raised）した<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/ford_h/ford_h.html|title= Henry Ford|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>。[[トーマス・エジソン]]が設立した[[:en:Edison Illuminating Company|Edison Illuminating Company]]のチーフ・エンジニアを経て1903年にフォード社を設立。孫の[[:en:Ford family tree|ベンソン・フォード]]（1919年生）、[[:en:William Clay Ford, Sr.|ウィリアム・クレー・フォード]]（1925年生）はメイソンである<ref name="10000famous" />。
| |
| − | * [[ガットスン・ボーグラム]]（1867年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Hamill"/> - 彫刻家。[[ラシュモア山]]の「四人の大統領の彫像」を手掛けた。1904年6月10日にメイソンの階級を昇級（raised）した<ref name="10000famous" />。
| |
| − | * [[:en:Paul P. Harris|ポール・P・ハリス]]（1868年生）<ref name="kounan-rc" /> - 国際ロータリー（ロータリークラブ）創設者。
| |
| − | * [[:en:Griffith Ogden Ellis|グリフィス・オグデン・エリス]]（1869年生）<ref name="other-famous-masons" /> - アメリカのボーイスカウト設立に関与した。
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| − | * [[コーデル・ハル]]（1871年生）<ref name="Hans Hesse">{{Cite book |author= Hans Hesse|year= 2001|title= [http://books.google.com/books?id=mcxD0qxHMO0C&pg=PA256 Persecution and Resistance of Jehovah's Witnesses During the Nazi Regime, 1933-1945]|publisher= [[:en:Berghahn Books|Berghahn Books]]|page= 256|isbn= 9783861087502}}</ref> - 国務長官（1933年-1944年）。「[[ハル・ノート]]」（1941年）。「国際連合の父」。[[国際連合]]（国連; UN）設立（1945年）における顕著な功績により1945年[[ノーベル平和賞]]受賞<ref name="hull-facts">{{Cite web |url= http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/peace/laureates/1945/hull-facts.html|title= Cordell Hull - Facts|publisher= The Official web site of the Nobel Prize|accessdate=2013-10-07}}</ref>。コーデル・ハルが（国務長官の間、既に）フリーメイソンであったようであることが記述されている文献がある<ref name="Hans Hesse" />。彫刻家でフリーメイソンの[[:en:Bryant Baker|ブライアント・ベーカー]]は<ref name="10000famous" />、コーデル・ハルの彫像を制作した<ref name="10000famous" /><ref>{{Cite web |url= http://siris-artinventories.si.edu/ipac20/ipac.jsp?&profile=all&source=~!siartinventories&uri=full=3100001~!15842~!0#focus|title= Cordell Hull, (sculpture)|publisher= [[スミソニアン博物館|SIRIS]]|accessdate=2013-10-07}}</ref>。ブライアント・ベーカーは、「ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナルメモリアル」のジョージ・ワシントン像を制作した人物である<ref name="10000famous" />。
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| − | * [[ウォルター・クライスラー]]（1875年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="10000famous" /> - 自動車メーカー[[クライスラー]]創業者。スコティッシュ・ライト32°<ref>{{Cite web |url= http://kinghiramlodge.com/famousmasons.htm|title= Famous Masons|publisher= King Hiram Lodge #566|accessdate=2013-10-07}}</ref>。
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| − | * [[:en:James E. West (Scouting)|ジェームス・E・ウェスト]]（1876年生）<ref name="ctfreemasons" /> - 法律家。アメリカのボーイスカウト初代[[:en:Chief Scout Executive|チーフスカウト・エグゼクティブ]]。
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| − | * [[メルビン・ジョーンズ]]（1879年生、1906年入会）<ref name="jones_m" /> - 実業家。[[ライオンズクラブ]]国際協会の創設者（1917年設立）<ref name="mission-and-history" />。
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| − | {{multiple image
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| − | | footer = バージニア州[[ノーフォーク (バージニア州)|ノーフォーク]]にある[[ダグラス・マッカーサー#マッカーサー記念館|マッカーサー記念館]]のダグラス・マッカーサー像。
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| − | | image1 = MacArthur Memorial.jpg
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| − | | caption1 = [[アポロ11号]]の搭乗員の[[エドウィン・オルドリン]]。ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナルメモリアル内に写真が飾られており、オルドリンの左手薬指にはフリーメイソンの指輪がはめられている。(1969年7月20日撮影)
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| − | | image2 = Edgar Mitchell cropped.jpg
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| − | | caption2 = [[アポロ14号]]搭乗の[[宇宙飛行士]]、[[エドガー・ミッチェル]]。彼もまたメイソンであり<ref>[http://www.masonicinfo.com/famous2.htm Famous Masons]</ref>、月面と地球との間で[[テレパシー]]実験を行った<ref>{{Cite web | url = http://www.cabinetmagazine.org/issues/5/esp.php | title = Private Lunar ESP: An Interview with Edgar Mitchell | accessdate = 2009-10-21}}</ref>。
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| − | }}
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| − | {{External media
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| − | | audio1 = [https://www.youtube.com/watch?v=KV8Hj_E8LJc デューク・エリントン: A列車で行こう]
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| − | | audio2 = [https://www.youtube.com/watch?v=zXPg1iAFY_4 ベニー・グッドマン: シング・シング・シング]
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| − | | audio3 = [http://rovimusic.rovicorp.com/playback.mp3?c=kXmE4bOXVaxOaTrYFGdsTfKUU23ZQzDPVjJ3ONioHGo=&f=J ナット・キング・コール: L-O-V-E]<!--Sample from http://www.allmusic.com/album/the-best-smooth-jazzever%21-vol-3-mw0001923065 -->
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| − | }}
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| − | * [[ダグラス・マッカーサー]]（1880年生、1936年1月17日入会）<ref name="Hamill">Hamill, John et al., ''Freemasonry: A Celebration of the Craft'', World Publications, 1999, ISBN 1-57215-267-2</ref>,<ref name="Gardiner">Gardiner, Herbert G., ''[http://www.calodges.org/ncrl/MACARTHU.htm Douglas MacArthur, A Freemason For All Seasons]'', Northern California Research Lodge （2006年12月26日取得）</ref> - 陸軍元帥、[[連合国軍最高司令官総司令部]]（GHQ）最高司令官。
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| − | * [[ハリー・ワーナー]]（1881年生）<ref name="281uglq">{{Cite web |date=2013年9月|url= http://www.281uglq.name/Newsletters/201309-CH-Harley-Newsletter.pdf|title= SEPTEMBER MEETINGS|publisher= C.H. Harley Lodge No 281 U.G.L.Q.|accessdate=2015年}}</ref> - [[ワーナー・ブラザース]]を設立したワーナー四兄弟の長男。カリフォルニアの「Mount Olive Lodge No. 506」所属<ref name="281uglq" />。
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| − | * [[フィオレロ・ラガーディア]]（1882年生、1913年入会）<ref name="GLBCY"/> - 下院議員。第99代[[ニューヨーク市長]]（1934年-1945年）。
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| − | * [[チェスター・コンクリン]]（1886年生）<ref name="glbet-el">{{Cite web |url= http://www.glbet-el.org/masonictexte/List%20of%20Freemasons.pdf|title= List of Freemasons|publisher= Grand Lodge Bet-El|accessdate=2015年}}</ref> - コメディアン。『[[モダン・タイムス]]』（1936年）、『[[独裁者 (映画)|独裁者]]』（1940年）他、[[チャールズ・チャップリン|チャップリン]]映画に多数出演。カリフォルニアの「University Lodge #394」で1916年9月18日にメイソンとしての階級が昇級（raised）<ref name="glbet-el" />。
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| − | * [[タイ・カッブ]]（1886年生、1907年入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Yoshimura">{{Harvnb|吉村正和|1989|p=161}}</ref> - プロ野球外野手。[[デトロイト・タイガース]]監督。
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| − | * [[:en:Sam Warner|サム・ワーナー]]（1887年生）<ref name="281uglq" /> - ワーナー・ブラザースを設立したワーナー四兄弟の三男。カリフォルニアの「Mount Olive Lodge No. 506」所属<ref name="281uglq" />。
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| − | * [[リチャード・バード]]（1888年生）<ref>{{Harvnb|吉村正和|1989|p=160}}</ref> - 探検家、海軍少尉。
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| − | * [[:en:Paul Whiteman|ポール・ホワイトマン]]（1890年生）<ref name="stcecile" /> - "ジャズの王"。1922年5月2日にSt. Cecile Lodgeでマスターメイソンに昇級（raised）した<ref name="stcecile">{{Cite web |url= http://www.stcecile.com/paulwhiteman.html|title= Paul Whiteman|publisher= St. Cecile Lodge #568|accessdate=2013-10-04}}</ref>。1924年に『[[ラプソディ・イン・ブルー]]』の作曲を[[ジョージ・ガーシュウィン]]に依頼した。[[ガーディアン]]紙はジョージ・ガーシュウィンもメイソンであると記述しているが根拠が提示されていない<ref>http://www.theguardian.com/music/2014/jul/02/secret-jazz-freemason-history-duke-ellington-sun-ra</ref>。ガーシュウィン同様に[[:en:Joseph Schillinger|ジョセフ・シュリンガー]]の教え子であった[[グレン・ミラー]]をメイソンと考えるロッジもあるが<ref>{{Cite web |url= http://www.lodge228.co.uk/famous-masons.html|title= Famous Freemasons|publisher= Lodge St Andrew No.228|accessdate=2013-10-02}}</ref>、『10,000 Famous Freemasons』にグレン・ミラーの項目はない。
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| − | * [[カーネル・サンダース]]（1890年生、1917年4月6日入会）<ref name="Takarajima" />,<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/sanders_h/sanders_h.html|title= Colonel Harland Sanders|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - [[KFCコーポレーション|ケンタッキーフライドチキン]]（KFC）の創業者（1952年設立）。
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| − | * [[:en:Jack Warner|ジャック・L・ワーナー]]（1892年生）<ref name="281uglq" />,<ref>{{harvnb|Hodapp|2011|p=292}}</ref> - ワーナー・ブラザースを設立したワーナー四兄弟の四男。カリフォルニアの「Mount Olive Lodge No. 506」所属<ref name="281uglq" />。ジャック・L・ワーナーの息子[[:en:Jack M. Warner|ジャック・M・ワーナー]]がメイソンであることは『10,000 Famous Freemasons』に1938年11月30日「Mt. Olive Lodge No. 506」で昇級（raised）と記載されている。
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| − | * [[ハロルド・ロイド]]（1893年生）<ref name="Lloyd">{{cite web|last=Lloyd|first=Harold|title=Phoenix Masonry Masonic Museum| url=http://www.phoenixmasonry.org/masonicmuseum/harold_lloyd_masonic_bio.htm| work=Masonic Research|publisher=Phoenix Masonary| accessdate=29 July 2012}}</ref> - [[コメディアン]]。
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| − | * [[ジョン・エドガー・フーヴァー]]（1895年生）<ref name="princealbertlodge" /> - [[連邦捜査局]]（FBI）初代長官（1924年-1972年）。1920年11月9日マスターメイソン昇級（raised）<ref name="GLBCY"/>。
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| − | * [[ジミー・ロジャーズ (カントリー歌手)|ジミー・ロジャース]]（1897年生）<ref name="GLBCY" /> - [[ヨーデル]]を取り入れたカントリー歌手。[[ミシシッピ州|ミシシッピ]]「John L. Spinks Lodge No. 507」のメイソン<ref name="GLBCY" />。
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| − | * [[デューク・エリントン]]（1899年生、1932年入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/> - [[ジャズ]]ミュージシャン。レパートリーは『[[A列車で行こう (ジャズ)|A列車で行こう]]』（1939年）など。同時代のジャズミュージシャン[[ルイ・アームストロング]]を「Montgomery Lodge」のメイソンと主張する人々もいるが、実際にはそのロッジは存在せず、少なくともルイ・アームストロングが入っていたのは、フリーメイソンリーとは別の友愛団体「[[:en:Knights of Pythias|Knights of Pythias]]」であった<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/armstrong_l/armstrong_l.html|title= Louis Armstrong|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate= 2013-10-04}}</ref>。
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| − | * [[ライマン・レムニッツァー]]（1899年生）<ref name="10000famous" /> - 陸軍大将。[[北大西洋条約機構|NATO]]ヨーロッパ連合軍最高司令官。[[国防大学 (アメリカ合衆国)|国防大学]]副学長。第二次世界大戦でイタリア降伏・ドイツ降伏調印の幹部職員。[[朝鮮戦争]]時の中将。
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| − | * [[クラーク・ゲーブル]]（1901年生、1933年入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="matawanlodge" /> - 映画俳優。出演は『[[風と共に去りぬ (映画)|風と共に去りぬ]]』（1939年）など。
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| − | * [[チャールズ・リンドバーグ]]（1902年生）<ref name="GLBCY" /> - パイロット。世界初の単独[[大西洋横断飛行]]を達成。1926年マスターメイソン昇級（raised）<ref name="GLBCY" />。
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| − | * [[ジョン・スタインベック]]（1902年生、1929年3月1日入会）<ref name="steinbeck_j">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/steinbeck_j/steinbeck_j.html|title= John Steinbeck|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 作家。著書は『[[怒りの葡萄]]』『[[エデンの東]]』など。1962年[[ノーベル文学賞]]受賞。
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| − | * [[カウント・ベイシー]]（1904年生）<ref name="Nefontaine160"/> - ジャズミュージシャン。『[[:en:Basie in London|Basie in London]]』などの[[レコード]]をリリース。
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| − | [[File:Baker Banana 2.jpg|100px|right|thumb|ジョセフィン・ベーカー（仏語読み: ジョゼフィーヌ・バケル）。]]
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| − | [[File:Congressional Gold Medal Arnold Palmer.jpg|right|thumb|100px|アーノルド・パーマー。米[[議会名誉黄金勲章]]。この勲章はジョージ・ワシントンらのメイソンも受勲している。]]
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| − | [[File:Scottie Pippen headshot.jpg|100px|right|thumb|NBAスコッティ・ピッペン。]]
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| − | * [[ジョセフィン・ベーカー]]（1906年生、1960年3月6日入会）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=389}}</ref>,<ref name="baker_j">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/baker_j/baker_j.html|title= Josephine Baker|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-10-28}}</ref> - アメリカ合衆国出身フランス女性。俳優、ジャズミュージシャン。同性愛者または両性愛者<ref>{{Cite web |author= Kathy Belge|url= http://lesbianlife.about.com/od/lesbiansinhistory/p/Famous-Lesbians-In-History.htm|title= Josephine Baker|publisher= About.com|accessdate=2013-05-03}}</ref>。フランス系の女性専用グランドロッジ「[[:en:Women's Grand Lodge Of France|GLFF]]」系のロッジ「La Nouvelle Jerusalem」所属のフリーメイソン<ref name="baker_j" />。
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| − | * [[:en:Harold Stassen|ハロルド・スタッセン]]（1907年生）<ref name="stassen_h">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/stassen_h/stassen_h.html|title= Harold Stassen|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第25代[[ミネソタ州]]知事（1939年-1943年）。第3代ペンシルベニア大学学長（1948年-1953年）。メイソンとしてはShekinah Lodge No. 171で1939年から1940年までWorshipful Masterを務めた<ref name="stassen_h" />。
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| − | * [[ジョン・ウェイン]]（1907年生、1970年7月9日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="princealbertlodge" /> - 俳優、映画監督。
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| − | * [[サーグッド・マーシャル]]（1908年生）<ref name="GLBCY"/> - 96人目の[[合衆国最高裁判所|最高裁判所]]判事（1967年-1991年）。
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| − | * [[バリー・ゴールドウォーター]]（1909年生）<ref name="GLBCY"/> - 上院議員。
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| − | * [[ベニー・グッドマン]]（1909年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=384}}</ref> - ジャズミュージシャン。レパートリーは『[[シング・シング・シング]]』など。
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| − | * [[:en:Tom Bradley (American politician)|トーマス・ブラッドリー]]（1917年生）<ref name="GLBCY"/> - 第38代[[ロサンゼルス]]市長。
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| − | * [[ナット・キング・コール]]（1919年生、1944年1月9日入会）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|pp=388-389}}</ref>,<ref>{{Cite web|url=http://www.pinallodge30.com/famousmasons.aspx|title=Famous Masons|publisher=Pinal Lodge #30|archiveurl=https://archive.is/20121208144505/http://www.pinallodge30.com/famousmasons.aspx|archivedate=2012年12月8日|accessdate=2013-10-02|deadurldate=2017年9月}}</ref> - ジャズミュージシャン。レパートリーは『[[恋に落ちた時]]』『[[:en:L-O-V-E|L-O-V-E]]』など。1954年に発表した『[[スマイル (チャールズ・チャップリンの曲)|スマイル]]』は、チャップリンの映画『モダン・タイムス』のテーマ曲に歌を付けたもの。
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| − | * [[ジョン・ハーシェル・グレン]]（1921年生）<ref name="lodgestpatrick">{{Cite web |url= http://www.lodgestpatrick.co.nz/famous.php|title= Famous Freemasons A-L|publisher= Lodge St. Patrick No.468 Irish Constitution|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 元[[海兵隊]][[戦闘機]][[パイロット (航空)|パイロット]]、[[政治家]]。[[マーキュリー計画]]で[[マーキュリー・アトラス6号|マーキュリー6号]]に搭乗し、[[地球周回軌道]]を飛行。
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| − | * [[:en:Carl L. Sitter|カール・L・シッター]]（1922年生）<ref>{{Cite web |url= http://johnwarrenlodge.org/about/famous.htm|title= Famous Or Well Known Masons|publisher= John Warren Lodge|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 海兵隊大佐。朝鮮戦争の功績により米軍最高位の勲章「[[名誉勲章|Medal of Honor]]」をフリーメイソンのトルーマン大統領から授与された。所属ロッジは「オアシス・オブ・マーラ・メソニック・ロッジ #735」（[[:en:Oasis of Mara Masonic Lodge|Oasis of Mara Masonic Lodge #735]]）。
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| − | * [[ボブ・ドール]]（1923年生、1955年4月19日入会）<ref name="GLBCY"/> - 上院議員。
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| − | * [[アーノルド・パーマー]]（1929年生）<ref name="princealbertlodge">{{Cite web |url= http://www.princealbertlodge.com/prince-albert-lodge-famous-masons.php|title= A small selection of famous Freemasons|publisher= Prince Albert Lodge No 248 UGLQ|accessdate=2013-05-03}}</ref> - プロゴルファー。
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| − | *[[ジェームズ・アーウィン]]（1930年生）<ref name="lodgestpatrick" /> - [[アメリカ航空宇宙局]]（NASA）の宇宙飛行士。[[アポロ15号]]搭乗。
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| − | *ザ・デストロイヤー（1930年生）日米で活躍した元・プロレスラー、本名は'''リチャード・ジョン・ベイヤー。'''
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| − | * [[:en:Andrew Young|アンドリュー・ヤング]]（1932年生）<ref name="GLBCY"/> - 第14代[[アメリカ合衆国国際連合大使|国連大使]]（1977年-1979年）、第55代[[アトランタ]]市長（1982年-1990年）。
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| − | * [[:en:Dave Thomas (businessman)|デイヴ・トーマス]]（1932年生、1959年4月13日入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/thomas_d/thomas_d.html|title= Dave Thomas|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - ハンバーガーレストラン[[ウェンディーズ]]の創業者（1969年設立）。
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| − | * [[リチャード・ドレイファス]]（1947年生）<ref>{{Cite web |url= http://scottishrite.org/journal/september-october-2011/to-the-soldiers-of-the-light/|title= TO THE SOLDIERS OF THE LIGHT|publisher= The Supreme Council, 33°, A. & A.S.R. of Freemasonry, S.J., U.S.A|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 俳優。映画『[[未知との遭遇]]』主人公など。
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| − | * [[スティーブ・ウォズニアック]]（1950年生、1980年入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/wozniak_s/wozniak_s.html|title= Steve Wozniak|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - [[アップル (企業)|アップル]]の共同設立者（1976年設立）。
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| − | * [[エディ・マーフィ]]（1961年生）<ref name="matawanlodge">{{Cite web |url= http://www.matawanlodge.org/famous.htm|title= Famous Masons|publisher= Matawan Lodge No. 192 F&AM|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 俳優、コメディアン。
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| − | * [[デニス・ロッドマン]]（1961年生）<ref name="acacia">{{Cite web |date= |url= http://www.mastermason.com/acacia/Famous%20Black%20Masons.htm|title= February's Famous Masonic Men: Famous Black Masons|publisher= [http://acacialodgenj.org/about.html Acacia Lodge #20] on MasterMason.com (www.mastermason.com/acacia)|accessdate= 2013-09-16}}</ref> - 元[[NBA]]バスケットボール選手。NBAの「[[リバウンド王 (NBA)|リバウンド王]]」（1992年-1998年）。フリーメイソンのスコッティ・ピッペンが[[シカゴ・ブルズ]]在籍中（1987年-1998年、2003年-2004年）のチームメイト（ロッドマン在籍: 1995年-1998年）。フリーメイソンのシャキール・オニールが[[ロサンゼルス・レイカーズ]]在籍中（1996年-2004年）のチームメイト（ロッドマン在籍: 1999年）。
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| − | * [[スコッティ・ピッペン]]（1965年生）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/prince_hall/famous.html|title= Famous Prince Hall freemasons|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 元NBAバスケットボール選手。[[スモールフォワード]]名手。[[NBAオールスターゲーム]]MVP（1994年）。フリーメイソンのデニス・ロッドマンとはブルズでチームメイト。
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| − | * [[シャキール・オニール]]（1972年生、2011年6月11日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>[https://plus.google.com/photos/101897484012874571066/albums/5661892779962206513 Shaquille O'Neal is made a Freemason "At Sight" - June 11, 2011] - [[Google+]]</ref> - 元NBAバスケットボール選手。NBA得点王（1995年、2000年）。フリーメイソンのデニス・ロッドマンとはレイカーズでチームメイト。NBAのNational TV出演時（2012年1月頃）にフリーメイスンの指輪を見せ、あなたはメイスンかと訊ねられると「もちろんだよ私は。」と答えた。
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| − | <gallery widths="150px" heights="150px">
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| − | File:Modern Times poster.jpg|チャップリン映画『モダン・タイムス』（1936年）のポスター。ナット・キング・コールはこの映画のテーマ曲『スマイル』をカバーした。<br />[[file:Nuvola apps arts.svg|16px]] [https://www.youtube.com/watch?v=H-WqFUnqhSc ナット・キング・コール『スマイル』を試聴する]
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| − | |ヒトラーを痛烈に批判したチャップリンの喜劇映画『独裁者』（1940年）の中でチャップリンにシェービングをしてもらったチェスター・コンクリン。この理髪店の場面において[[ヨハネス・ブラームス|ブラームス]]（フリーメイソン<ref name="masonichomeny" />）の『[[ハンガリー舞曲|ハンガリー舞曲 第5番]]』が流れる。
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| − | File:Clark Gable and Vivien Leigh - Wind.jpg|[[ヴィヴィアン・リー]]/クラーク・ゲーブル主演映画『風と共に去りぬ』（1939年）におけるクラーク・ゲーブル（レット・バトラー役）。<br />[[file:Nuvola apps kaboodle.svg|16px]] [https://www.youtube.com/watch?v=yNvuIuWY3Sw 映画『風と共に去りぬ』を閲覧する（一部抜粋）]
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| − | File:CasablancaPoster-Gold.jpg|ワーナー・ブラザースの映画『[[カサブランカ (映画)|カサブランカ]]』（1942年）。登場人物のヴィクトル・ラズロ（左端）は反ヒトラー、反ナチスのR・クーデンホーフ＝カレルギー（1922年メイソンリー入会）がモデルであるといわれている（[[リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー#映画「カサブランカ」、リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー、フリーメイソンリー|映画『カサブランカ』、リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー、フリーメイソンリー]]も参照）。
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| − | File:Paul Whiteman in Rhapsody in Blue trailer.jpg|ワーナーブラザーズ映画『[[:en:Rhapsody in Blue (film)|Rhapsody in Blue]]』（1945年）に出演する"ジャズの王"ポール・ホワイトマン。<br />[[file:Nuvola apps kaboodle.svg|16px]] [https://www.youtube.com/watch?v=ko0qOfZBf7k&feature=youtu.be&t=1m17s 映画『Rhapsody in Blue』予告編を閲覧する]<br />ホワイトマンの依頼でガーシュウィンの楽曲『ラプソディ・イン・ブルー』は作曲された。<br />[[file:Nuvola apps arts.svg|16px]] [https://www.youtube.com/watch?v=1YKO_fRZh4M 楽曲『ラプソディ・イン・ブルー』1924年版を試聴する]
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| − | File:MasonicTemple01.jpg|[[:en:Hollywood Masonic Temple|ハリウッド・メソニック・テンプル]]。上部に「FREEMASONRY BUILDS ITS TEMPLES AMONG THE NATIONS AND IN THE HEARTS OF MEN」と刻まれている。
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| − | ; {{Anchor|アメリカ合衆国大統領}}
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| − | [[File:Prince of Wales-5.jpg|left|thumb|200px|メイソンの米大統領フランクリン・ルーズベルト（左）とメイソンの英首相ウィンストン・チャーチル（右）。「[[大西洋憲章]]」が調印された[[プリンス・オブ・ウェールズ (戦艦)|英国戦艦プリンス・オブ・ウェールズ]]にて。国際連合（国連; UN）の設立に寄与する構想「大西洋憲章」はフランクリン・ルーズベルトとチャーチルの2人のメイソンによって調印が行われた。<br />国際連合の前身[[国際連盟]]を「[[十四か条の平和原則]]」により提唱した[[ウッドロウ・ウィルソン]]第28代大統領はフリーメイソンとは通常考えられていないが<ref name="presfmy">{{Cite web |author= [http://bessel.org/pbbio.htm Paul M. Bessel] (Past Senior Grand Warden of the Grand Lodge of Washington DC)|url= http://bessel.org/presfmy.htm|title= U.S. Presidents and Freemasonry|publisher= Paul M. Bessel's Homepage|accessdate=2013-09-23}}</ref>、彼の副大統領[[トーマス・R・マーシャル]]はフリーメイソンであり<ref name="vpmas">{{Cite web |author= Paul M. Bessel (Past Senior Grand Warden of the Grand Lodge of Washington DC)|url= http://bessel.org/vpmas.htm|title= Vice Presidents of the U.S. & Freemasonry|publisher= Paul M. Bessel's Homepage|accessdate=2013-09-23}}</ref>、1881年にマスターメイソンに昇級（raised）した<ref>{{Cite web |url= https://www.facebook.com/photo.php?fbid=648335731851247&set=a.528389760512512.122020.516480475036774&type=1|title= Federal Masonic Lodge 2013年9月5日|publisher= Federal Masonic Lodge No. 1 on facebook|accessdate=2013-09-23}}</ref>。アメリカ合衆国はフリーメイソンのジェームズ・モンロー第5代大統領が提唱した[[モンロー主義]]（1823年）の尊重もあり国際連盟不参加。]]
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| − | * [[ジョージ・ワシントン]]（1732年生、1752年11月4日入会）<ref name="GLBCY">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/textfiles/famous.html|title= A few famous freemasons|publisher= [[:en:List of Masonic Grand Lodges#North America|Grand Lodge of British Columbia and Yukon]]|accessdate=2013-10-07}}</ref>,<ref name="Nefontaine160"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/washington.html|title= GEORGE WASHINGTON|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 初代大統領（1789年-1797年）。[[ウィリアム・アンド・メアリー大学]]総長（1788年-1799年）。
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| − | * [[ジェームズ・モンロー]]（1758年生、1775年11月9日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/monroe.html|title= JAMES MONROE|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第5代大統領（1817年-1825年）。[[バージニア大学]]客員理事。
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| − | * [[アンドリュー・ジャクソン]]（1767年生）<ref name="GLBCY"/> - 第7代大統領（1829年-1837年）。[[テネシー州|テネシー]]グランドロッジの第6代グランドマスター（1822年-1824年）<ref>{{Cite web|url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/jackson.html|title= ANDREW JACKSON|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate= 2013-05-03|archiveurl= https://web.archive.org/web/20120825105405/http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/jackson.html|archivedate= 2012年8月25日|deadurldate= 2017年9月}}</ref>。
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| − | * [[ジェームズ・ブキャナン]]（1791年生、1816年12月入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/buchanan.html|title= JAMES BUCHANAN|publisher=Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第15代大統領（1857年-1861年）。
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| − | * [[ジェームズ・ポーク]]（1795年生、1820年6月5日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/polk.html|title= KNOX POLK|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第11代大統領（1845年-1849年）。
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| − | * [[アンドリュー・ジョンソン]]（1808年生、1851年5月5日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/johnson.html|title= ANDREW JOHNSON|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第17代大統領（1865年-1869年）。
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| − | * [[ジェームズ・ガーフィールド]]（1831年生、1861年11月19日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/garfield.html|title= JAMES ABRAM GARFIELD|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第20代大統領（1881年-1881年）。
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| − | * [[ウィリアム・マッキンリー]]（1843年生、1865年5月1日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/mckinley.html|title= WILLIAM McKINLEY|publisher=Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第25代大統領（1897年-1901年）。
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| − | * [[ウィリアム・タフト]]（1857年生、1909年2月18日入会）<ref name="pagrandlodge-taft" />,<ref name="GLBCY"/> - 第27代大統領（1909年-1913年）。69人目の最高裁判所判事（1921年-1930年）、第10代最高裁判所首席裁判官（1921年-1930年）。[[シンシナティ大学]]法学部初代学部長。
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| − | * [[セオドア・ルーズベルト]]（1858年生、1901年1月2日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="pagrandlodge-troosevelt" />,<ref name="Nefontaine160"/> - 第26代大統領（1901年-1909年）。1906年ノーベル平和賞受賞。
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| − | * [[ウォレン・ハーディング]]（1865年生、1901年6月28日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/harding.html|title= WARREN GAMALIEL HARDING|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第29代大統領（1921年-1923年）。
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| − | * [[フランクリン・ルーズベルト]]（1882年生、1911年10月11日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/froosevelt.html|title= FRANKLIN DELANO ROOSEVELT|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第32代大統領（1933年-1945年）。
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| − | * [[ハリー・S・トルーマン]]（1884年生、1909年2月9日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="truman">{{Cite web|url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/truman.html|title= HARRY S TRUMAN|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate= 2013-05-03|archiveurl= https://web.archive.org/web/20120717073748/http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/truman.html|archivedate= 2012年7月17日|deadurldate= 2017年9月}}</ref> - 第33代大統領（1945年-1953年）。Sovereign Grand Inspector General 33°（スコティッシュ・ライト）<ref name="truman" />。トルーマンが前書きを執筆した『10,000 Famous Freemasons』（出版: Macoy Publishing & Masonic Supply Co., Inc.）は1957年から1960年にかけて出版され、トルーマン自身の項目もあり、彼の進級・昇級、所属ロッジ、メイソンの役職等、メイソンとしての彼の経歴が書いてある。
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| − | * [[リンドン・ジョンソン]]（1908年生、1937年10月30日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/index.html|title= Masonic Presidents Of The United States|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第36代大統領（1963年-1969年）。リンドン・ジョンソンは、3階級のうちの第1階級エンタード・アプレンティスにしかなっていないため、メイソンとしてカウントしない人々もいる<ref name="presfmy" />。
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| − | * [[ジェラルド・R・フォード|ジェラルド・フォード]]（1913年生、1949年9月30日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/>,<ref name="ford">{{Cite web |url= http://www.pagrandlodge.org/mlam/presidents/ford.html|title= GERALD RUDOLPH FORD|publisher= Grand Lodge of Pennsylvania|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第38代大統領（1974年-1977年）。Sovereign Grand Inspector General 33°（スコティッシュ・ライト）<ref name="ford" />。
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| − | 以上がメイソンであると通常考えられている大統領である（第36代のリンドン・ジョンソンは、第1階級のメイソンにしかなっていない）<ref name="presfmy" />。
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| − | {{-}}
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| − | <gallery widths="150px" heights="150px">
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| − | File:WhiteHouseSouthFacade.JPG|大統領官邸「[[ホワイトハウス]]」。設計者の[[:en:James Hoban|ジェームズ・ホーバン]]はフリーメイソンである<ref name="GLBCY"/>。
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| − | File:Washington Masonic print.jpg|フリーメイソンの服装を身に付け聖書を前に立つジョージ・ワシントン初代大統領。この服装はマスターメイソンのものである。エプロンはラ・ファイエット（フリーメイソン）の夫人が縫った。
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| − | File:OneUSD both sides.png|[[commons:George Washington#On currency|米国通貨数種の肖像になっているジョージ・ワシントン]]。そのうちの1957年1ドル紙幣。裏面の図柄は米国の[[アメリカ合衆国の国章|国璽]]。
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| − | File:Freemason Theodore Roosevelt.jpg|メイソンの服装を着るセオドア・ルーズベルト大統領。
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| − | File:President Harry S. Truman shakes hands with British Prime Minister Winston Churchill after visiting at the residence... - NARA - 198807.jpg|メイソン同士で握手をするトルーマン大統領（左）とチャーチル英首相（右）。1945年7月18日、[[ポツダム会談]]期間中のドイツにて。
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| − | File:Photograph of President Truman wearing his Masonic regalia (he was a thirty-third degree Scottish Rite Mason), with... - NARA - 200176.jpg|メイソンのエプロンを着け5人の士（姓名は不明<ref>{{Cite web |author= Rowe, Abbie|date= 1950年2月22日|url= http://www.trumanlibrary.org/photographs/view.php?id=37282|title= Truman and Others at Masonic Memorial|work= Truman Library Photographs|publisher= Harry S. Truman Library and Museum|accessdate=2013-05-03}}</ref>）と並ぶトルーマン。1950年2月22日、ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナルメモリアルにて。
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| − | File:Photograph of President Truman with other dignitaries, waving as he leaves the George Washington National Masonic... - NARA - 200174.jpg|帽子を被り手を振るトルーマン。1950年2月22日、ジョージ・ワシントン・メソニック・ナショナルメモリアルにて。
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| − | File:Masonic Building.jpg|[[:en:Masonic Hall (Manhattan)|マンハッタンのメソニック・ホール]]。ビルには[[:en:Grand Lodge of New York|ニューヨーク・グランドロッジ]]と複数のロッジが入っている。ニューヨーク・グランドロッジ傘下の「セント・ジョンズ・ロッジ」（St. John's Lodge）にはジョージ・ワシントンが大統領就任に使用した聖書（[[:en:George Washington Inaugural Bible|George Washington Inaugural Bible]]）が保管されている。
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| − | File:Phi Beta Kappa Key.png|[[:en:Phi Beta Kappa Society|ファイ・ベータ・カッパ・ソサエティ]]のシンボルのカギ（{{Lang|el|ΦΒΚ}}）。このソサエティ（{{Lang|el|ΦΒΚ}}）は成績良好学生をメンバーとして結集した米国で最も栄誉ある友愛団体。1776年に結成され、オリジナルメンバーの10人がフリーメイソンに入会した<ref>{{Cite book |author= Hastings, William T.|year= 1965|title= Phi Beta Kappa as a Secret Society with its Relations to Freemasonry and Antimasonry Some Supplementary Documents|location = Richmond, Virginia|publisher= United Chapters of Phi Beta Kappa|page= 5}}</ref>。ウィリアム・タフト大統領とセオドア・ルーズベルト大統領は、[[:en:List of Phi Beta Kappa members by year of admission|{{Lang|el|ΦΒΚ}}メンバー]]でフリーメイソン。
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| − | </gallery>
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| − | {{Clear}}
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| − | [[File:Bones logo.jpg|right|thumb|200px|[[秘密結社]][[スカル・アンド・ボーンズ]]のロゴ。ブッシュ父子はメンバーの中にフリーメイソンも多数いるとされるスカル・アンド・ボーンズのメンバー（ボーンズマン）である。パパ・ブッシュ（ジョージ・H・W・ブッシュ）が1990年9月11日に[[:en:s:Address Before a Joint Session of the Congress on the Persian Gulf Crisis and the Federal Budget Deficit|連邦議会スピーチ]]で用いた「[[:en:New world order (politics)|new world order]]」（[[新世界秩序]]）という言葉はフリーメイソンリーを想起させることとなった<ref name="03mason">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/anti-masonry/anti-masonry03.html#mason|title= 9. Was <nowiki>[insert name]</nowiki> a freemason?|work= Anti-masonry Frequently Asked Questions Section 3, version 2.9|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>。またパパ・ブッシュは[[アメリカ合衆国大統領就任式|大統領就任の宣誓]]で[[:en:George Washington Inaugural Bible|ジョージ・ワシントンのメイソンの聖書]]（ブッシュ一家の聖書と併せて）を使用し<ref name="tb2006-12" /><ref>{{Cite web |url= http://memory.loc.gov/ammem/pihtml/pibible.html|title= Bibles and Scripture Passages Used by Presidents in Taking the Oath of Office|publisher= [[アメリカ議会図書館]]|accessdate=2013-05-03}}</ref>、息子のジョージ・W・ブッシュは2001年の就任時にジョージ・ワシントンのメイソンの聖書を希望したが天候不良により使用できなかったため一家の聖書を使用した<ref>{{Cite web|url= http://www.inaugural.senate.gov/about/facts-and-firsts|title= Facts, Firsts and Precedents|publisher= Joint Congressional Committee on Inaugural Ceremonies|accessdate= 2013-05-03|archiveurl= https://www.webcitation.org/6VMqbV6ML?url=http://www.inaugural.senate.gov/about/facts-and-firsts|archivedate= 2015年1月6日|deadurldate= 2017年9月}}</ref>。これまでのところブッシュ父子はメイソンではない<ref name="tb2006-12">{{Cite web |date=2006年12月|url= http://www.calodges.org/no442/AmityLodge/TB/tb2006/tb2006-12.pdf|format= PDF|title= Volume XCIII, Number 12|work= Blackmer Lodge Trestleboard|publisher= Amity Lodge No. 442 Free and Accepted Masons in California|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref name="danbrown">{{Cite web |url= http://www.lodgestpatrick.co.nz/danbrown.php|title= Dan Brown’s ‘The Lost Symbol’ - A curse or a blessing in disguise?|publisher= Lodge St. Patrick No.468 Irish Constitution in New Zealand|accessdate=2013-05-03}}</ref>。正規ロッジにブッシュ父子の入会記録はない<ref name="03mason" />。]]
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| − | 第3代[[トーマス・ジェファーソン]]はメイソンであるともないとも言われ<ref name="10000famous" />、メイソンでないという考えが有力である<ref name="presfmy" />。第16代[[エイブラハム・リンカーン]]はメイソンではない<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/wannabe/lincoln_a.html|title= Abraham Lincoln|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>。第40代[[ロナルド・レーガン]]は、メイソンではないが、スコティッシュライトの名誉会員であった<ref>{{Cite web |url= http://www.mastermason.com/wilmettepark/pres.html|title= United States Presidents|publisher= Wilmette Park Lodge No. 931 on "MasterMason.com"|accessdate=2013-09-25}}</ref>。 第41代[[ジョージ・H・W・ブッシュ]]、第43代[[ジョージ・W・ブッシュ]]の父子は、これまでのところメイソンではない<ref name="tb2006-12" /><ref name="danbrown" />。ブッシュ父子のメイソンリー入会を記録している正規ロッジ（regular lodge）はない<ref name="03mason" />。第42代[[ビル・クリントン]]はメイソンリーの外郭団体デモレーのメンバーであり、これまでのところメイソンではないようである<ref name="danbrown" /><ref name="Hall of Fame">{{Cite web|url= http://www.demolay.org/aboutdemolay/halloffame.php|title= Hall of Fame|publisher= DeMolay International|accessdate= 2013-05-03|archiveurl= https://web.archive.org/web/20100905133239/http://www.demolay.org/aboutdemolay/halloffame.php|archivedate= 2010年9月5日|deadurldate= 2017年9月}}</ref>。第44代[[バラク・オバマ]]は、2009年11月時点では、メイソンではない<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/obama_b/obama_b.html|title= US President Barack Obama is not a freemason|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-07-11}}</ref>。
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| − | 大統領がメイソンでなくとも副大統領がメイソンである政権、どちらもメイソンでない政権、どちらもメイソンである政権がある<ref name="vpmas" />。
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| − | {{Clear}}
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| − | ; ハワイ
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| − | [[File:Kalakaua in masonic uniform.jpg|right|thumb|100px|フリーメイソンの正装を着たカラカウア国王。]]
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| − | * [[カメハメハ4世]]（1830年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Hamill"/> - [[ハワイ王国]]第4代国王（1855年-1863年）。
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| − | * [[カメハメハ5世]]（1834年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Hamill"/> - ハワイ王国第5代国王（1863年-1872年）。
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| − | * [[カラカウア]]（1836年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Hamill"/> - ハワイ王国第7代国王（1874年-1891年）。
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| − | * [[デューク・カハナモク]]（1890年生）<ref>{{Cite web|url= http://www.pinallodge30.com/famousmasons.aspx|title= Famous Masons|publisher= Pinal Lodge #30 F&AM, Casa Grande, AZ|accessdate= 2013-05-06|archiveurl= https://archive.is/20121208144505/http://www.pinallodge30.com/famousmasons.aspx|archivedate= 2012年12月8日|deadurldate= 2017年9月}}</ref> - サーファー、水泳選手。[[オリンピック競泳競技]]メダリスト（金3・銀2）。
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| − | ハワイ諸島の発見者[[ジェームズ・クック]]はメイソンであったと常々言われている<ref name="10000famous" />。クックが「Lodge of Industry No 186」に入会したメイソンであるという主張があるが、そのロッジはクックが死去してからおよそ9年後に認可された<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/cook_j/cook_j.html|title= James Cook|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-10-07}}</ref>。
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| − | === 欧州 ===
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| − | ;フランス
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| − | [[File:Encyclopedie de D'Alembert et Diderot - Premiere Page - ENC 1-NA5.jpg|right|100px|thumb|ディドロとダランベールらによる『百科全書』。モンテスキュー、ヴォルテールも参加した。]]
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| − | * [[シャルル・ド・モンテスキュー]]（1689年生、1730年5月12日入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/montesquieu_c/montesquieu_c.html|title= Charles Montesquieu|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 哲学者。息子のジャン・バティスト・モンテスキュー（Jean Baptiste Montesquieu）もメイソンである<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010" />。
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| − | * [[ヴォルテール]]（1694年生、1778年4月7日入会）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Nefontaine160"/> - フランス革命に影響を及ぼした哲学者。フリーメイソンになった翌月に死亡した彼がフリーメイソンであった期間は2か月足らずであった。
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| − | * [[ドゥニ・ディドロ]]（1713年生）<ref>[http://web.mit.edu/dryfoo/www/Masonry/Essays/fascism.html The Annihilation of Freemasonry by Sven G. Lunden]</ref> - 『[[百科全書]]』（1751年-1772年）編集の中心であった[[百科全書派]]の哲学者、作家。吉村正和は、ディドロがフリーメイソンであったかについて「確証がない」としている<ref>{{Harvnb|吉村正和|1989|p=109}}</ref>。デンスロウ&トルーマンの『10,000 Famous Freemasons』もまたディドロがメイソンではないという説を紹介している<ref name="10000famous" />。しかしながらセルビアのグランドロッジによるとディドロはパリの百科全書派ロッジ「九姉妹神」（[[:en:Les Neuf Sœurs|Les Neuf Sœurs]]、レ・ヌフ・スール）所属のメイソンである<ref>{{Cite web |url= http://www.rgls.org/en/freemasonry/famous-freemasons-world/33-denis-diderot.html|title= Denis Diderot|publisher= Regular Grand Lodge of Serbia A.F. & A.M|accessdate=2013-05-03}}</ref>。『百科全書』が出版禁止になるとディドロは九姉妹神ロッジなどのロッジを通じて販売した<ref name="sumioka">{{Cite web |author= [[純丘曜彰|純丘皦綺]]|date= 2001年|url= http://www.edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/paper/hpaper/2001masonry.pdf|title= 近代の結社活動 — フリーメイソンリーを中心に —|format= PDF|publisher= 純丘曜彰 アネックス 哲学研究室|accessdate=2015年}}</ref>。
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| − | * [[ジャン・ル・ロン・ダランベール]]（1717年生）<ref name="rgls30">かつてセルビアのグランドロッジが入会日・所属ロッジ等の記述なしに掲載していた（このグランドロッジは他で余り掲載されていない人物たちを掲載していたが、特別な情報提供であったのか、単に誤解していたのか判然としない）。{{Cite web|url= http://www.rgls.org/sr/slobodno-zidarstvo/poznati-masoni-iz-sveta.html?start=30|title= Poznati Masoni u Svetskoj Istoriji 2/3|publisher= Regular Grand Lodge of Serbia A.F. & A.M|accessdate= 2015年|archiveurl= https://web.archive.org/web/20120829024935/http://www.rgls.org/sr/slobodno-zidarstvo/poznati-masoni-iz-sveta.html?start=30|archivedate= 2012年8月29日}}</ref> - 『百科全書』編集の中心であった百科全書派の哲学者、数学者、物理学者。
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| − | * [[フランソワ・ジルースト]]（1737年生）<ref>{{Cite book|author=Malcolm Boyd|year=1992|title = [http://books.google.com/books?id=Rp5OAAAAIAAJ&printsec=frontcover Music and the French revolution]|publisher=Cambridge University Press|page=95|isbn=9780521402873}}</ref> - 音楽家。
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| − | * [[ジョゼフ・ギヨタン]]（1738年生）<ref name="guillotin_j">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/guillotin_j/guillotin_j.html|title= Joseph-Ignace Guillotin|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 医師・政治家。死刑執行装置の[[ギロチン]]の名称の由来の人物。人道的で苦痛の少ない死刑の国内導入に尽力し、彼の出現以降、断頭装置はギロチンと呼ばれるようになった。「九姉妹神ロッジ」の設立メンバー<ref name="guillotin_j" />。
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| − | * [[オノーレ・ミラボー]]（1749年生）<ref name="liberlatomorum">[http://liberlatomorum.jimdo.com/tenues-de-l-année-2011/22-décembre-2011/les-grands-textes-de-la-franc-maçonnerie-décryptés/ Les Grands textes de la Franc-Maçonnerie décryptés]. loge « LIBER LATOMORUM»</ref> - フランス革命初期の指導者。1783年12月に九姉妹神ロッジに参加した<ref>''[http://books.google.com/books?id=5RPyQAumWmgC Franc-maçonnerie et politique au siècle des lumières: Europe-Amériques]'', Presses Univ de Bordeaux, 2006. p. 287.</ref>。
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| − | [[File:Lafayette Washington Bartholdi.jpg|left|100px|thumb|ラ・ファイエット（左）とジョージ・ワシントン（右）の彫像。[[16区 (パリ)|パリ16区]]のアメリカ合衆国広場。]]
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| − | [[File:Statue aux invalides.jpg|thumb|100px|right|フランス皇帝ナポレオン1世の像。[[オテル・デ・ザンヴァリッド|ロテル・デザンヴァリッド]]「<!--栄光の庭-->中庭」（la Cour d'Honneur）。]]
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| − | [[File:Hugo-Europe.jpg|thumb|100px|left|ヴィクトル・ユーゴー像。[[ブルボン宮殿]]<ref>{{Cite web |url= http://www.pro-europa.eu/fr/index.php/component/content/article/1-home|title= Victor Hugo|publisher= Pro Europa - Ambelos Cultural Center|accessdate=2013-07-29}}</ref>。背後の文言は[[:s:fr:Congrès de la Paix 1849|1849年「欧州統合構想」演説]]<ref>{{Cite web |date= 2010-09-16|url= http://www.touteleurope.eu/fr/nc/print/actions/culture-sciences/culture/actualite/actualites-vue-detaillee/afficher/fiche/4615/t/44167/from/2352/breve/douze-mini-portraits-de-grands-europeens-et-europeennes.html|title= Douze petits portraits de grands Européens et Européennes|publisher= [[:fr:Toute l'Europe|Toute l'Europe]]|accessdate=2013-07-22}}</ref>。]]
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| − | [[File:Eiffel-tower-356113.jpg|thumb|100px|right|エッフェル塔。]]
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| − | * [[ラファイエット|ラ・ファイエット]]（1757年生）<ref name="Nefontaine160"/> - フランスの[[侯爵]]。[[アメリカ独立革命]]に関与し、ジョージ・ワシントン司令官のもとで副官を務める。フランス革命時には市民軍司令官を務め、[[人間と市民の権利の宣言|フランス人権宣言]]を起草した。
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| − | * [[アンリ・ド・サン＝シモン]]（1760年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=250}}</ref> - 思想家。アメリカ独立戦争に参加した。
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| − | * [[クロード・ジョゼフ・ルージェ・ド・リール]]（1760年生、1782年入会）<ref name="GLBCY" />,<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=248}}</ref> - フランス革命期の軍人。フランスの国歌『[[ラ・マルセイエーズ]]』の作詞・作曲者。ロッジ「{{Lang|fr|Les Freres discrets}}」所属<ref name="GLBCY" />。[[フランス第三共和政]]下で『ラ・マルセイエーズ』の編曲をしたロマン派の音楽家[[エクトル・ベルリオーズ]]（作曲は『[[ローマの謝肉祭 (序曲)|ローマの謝肉祭]]』『[[ラーコーツィ行進曲|ラコッツィ行進曲]]』など）をメイソンとして掲載しているロッジがある（入会日・所属ロッジ等記載なし）<ref name="gran-logia-andorra">{{Cite web |url= http://gran-logia-andorra.com/en/node/84|title= Some Famous Freemasons|publisher= Gran Lògia d'Andorra|accessdate=2013-05-16}}</ref>。
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| − | * [[ナポレオン・ボナパルト]]（1769年生）<ref name="GLBCY"/> - フランスの皇帝。彼がフリーメイソンリーを支持して自らの目的のために利用したということはあったようであるが、彼がフリーメイソンであったかどうかの決定的な証拠はない<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/aqc/napoleon.html|title= Napoleon I. and Freemasonry|work= Ars Quatuor Coronatorum|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>。『10,000 Famous Freemasons』によると、1795年から1798年に[[マルタ]]の「[[:en:Freemasonry in Malta|Army Philadelphe Lodge]]」で入会したのであろうという調査があり<ref name="10000famous" />、米[[ベルビュー (ワシントン州)|ワシントン州ベルビュー]]の「ロッジ・ナポレオン・ボナパルト」（Lodge Napoleon Bonaparte）によると、エジプト・カイロのロッジ「Isis」（[[:en:Rite of Memphis-Misraim#The Rite of Misraïm|ミスライム儀礼]]）で1799年に入会したと考えるメイソンもいる<ref>{{Cite web|url=http://www.lodgenapoleon.com/page5|title=Why Napoleon Bonaparte?|publisher=Lodge Napoleon Bonaparte|archiveurl=https://web.archive.org/web/20100329143440/http://www.lodgenapoleon.com/page5|archivedate=2010年3月29日|accessdate=2013-08-23|deadurldate=2017年9月}}</ref><ref name="Napoleon Bonaparte-Freemason">{{Cite web|author=[[:fr:Robert Ambelain|Robert Ambelain]]|date=2009-04-10|url=http://lodgenapoleon.blogspot.jp/2009/04/napoleon-bonaparte-freemason.html|title=Napoleon Bonaparte-Freemason|publisher=Lodge Napoleon Bonaparte公式ブログ|accessdate=2013-08-23}}</ref>。ナポレオンの実兄[[ジョゼフ・ボナパルト]]（[[ナポリとシチリアの君主一覧|ナポリ君主]]、[[スペイン君主一覧|スペイン君主]]）、実弟[[リュシアン・ボナパルト]]（カニーノ＝ムシニャーノ大公）、実弟[[ルイ・ボナパルト]]（[[ホラント王国|オランダ]]王）、実弟[[ジェローム・ボナパルト]]（[[ヴェストファーレン王国|ヴェストファーレン]]国王）はフリーメイソンである<ref name="10000famous" />。オランダ王ルイ・ボナパルトの息子でフランス皇帝の[[ナポレオン3世]]はフランスのスコティッシュ・ライトのメンバーである<ref name="10000famous" />。
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| − | * [[:fr:Joseph Léopold Sigisbert Hugo|レオポール・ユーゴー]]（1773年生）<ref>{{Cite web |author=Alain DECAUX|date=2002-02-28|url=http://www.academie-francaise.fr/victor-hugo-et-dieu-celebration-du-bicentenaire-de-la-naissance-de-victor-hugo|title=Victor Hugo et Dieu, célébration du bicentenaire de la naissance de Victor Hugo|publisher=[[アカデミー・フランセーズ|Académie française]]|accessdate=2015年}}</ref> - 軍人。文豪[[ヴィクトル・ユーゴー]]の父。所属ロッジは[[エクス＝アン＝プロヴァンス]]の「{{Lang|fr|loge L'Initié}}」<ref>{{Cite web |author=Jacques Duchenne|year=2008|url=http://books.google.com/books?id=B0GhfWlkH2sC|title=Les Francs-Macons et Leur Religion|publisher={{Lang|fr|Les Editions Publibook}}|accessdate=2015年|page=281}}</ref>、[[ティオンヴィル]]のロッジ<ref name="Paul Rousseau" />、「{{Lang|fr|L'Amitié}}」（{{Lang|fr|Orient d'Aix}}）<ref name="Achille Ricker" />、「{{Lang|fr|La Concorde}}」（{{Lang|fr|Orient de Bastia}}）<ref name="Achille Ricker">{{Cite book |author=Achille Ricker|year=1978|url=http://books.google.com/books?id=RHL2NhqtmLIC|title=Histoire de la franc-maçonnerie en France: lettre liminaire de Me Richard Dupuy|publisher={{Lang|fr|Nouvelles Editions Latines}}|accessdate=2015年|page=280}}</ref> などが挙げられている。
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| − | * [[スタンダール]]（1783年生、1806年入会）<ref name="Grahan Orton">Grahan Orton, ''[http://books.google.com/books?id=aug8AAAAIAAJ The Year's Work in Modern Language Studies]'', Cambridge University Press Archive, 1965. p. 94.</ref> - 作家。著書は『[[赤と黒]]』など。1806年、パリにあるスコットランドのロッジ「Sainte Caroline」でメイソンになった<ref name="Grahan Orton" /><ref>F. C. Green, ''[http://books.google.com/books?id=fMkEyU6l7Q4C Stendhal]'', Cambridge University Press, 2011. p. 61.</ref>。
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| − | * [[ジャコブ・マイエール・ド・ロチルド]]（1792年生、1802年10月24日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="princealbertlodge" />,<ref name="matawanlodge" /> - 仏[[ロスチャイルド家|ロスチャイルド財閥]]の開祖。兄[[ネイサン・メイアー・ロスチャイルド|ネイサン]]と同じくロンドン「Emulation Lodge No. 12」<ref name="matawanlodge" />。
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| − | * [[ヴィクトル・ユーゴー]]（1802年生）<ref>{{Cite web|url=http://calodges.org/ncrl/benito.htm|title=BENITO JUAREZ, HIS MASONIC FORMATION, STRUGGLES AND LEGACY|publisher=Northern California Research Lodge|accessdate=2013年|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131205204254/http://calodges.org/ncrl/benito.htm|archivedate=2013年12月5日}}</ref>,<ref name="Freemasons' Magazine 1868">{{Cite book |year= 1868|title= The Freemasons' Magazine and Masonic Mirror. Vol. XVIII. (New Series) January to June, 1868|url= http://books.google.com/books?id=lFMFAAAAQAAJ&pg=PA483|publisher= The Freemasons' Magazine Company Ltd.|location= London|page= 483}}</ref>,<ref>{{Cite web |date=2012-07-20|url=http://www.lefigaro.fr/culture/2012/07/20/03004-20120720ARTFIG00279-paris-capitale-maconnique.php|title=Paris, capitale maçonnique|publisher=[[フィガロ (新聞)|Le Figaro]]|accessdate=2015年}}</ref> - 作家。著書は『[[レ・ミゼラブル]]』など。政治活動家（中年期以降）。ユーゴーはメイソンのDr. Henry Hopkinsに対して自分がフリーメイソンリーに所属していることを認めた<ref name="Freemasons' Magazine 1868" />。ユーゴーの小説『[[ノートルダム・ド・パリ]]』は、メイソンの象徴で満ちている<ref>{{Cite web |url=http://freemasonry.bcy.ca/fiction/davincicode.html|title=Masonic references in The Da Vinci Code|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2015年}}</ref>。同小説の「{{Lang|fr|Ceci tuera cela}}（これがあれを滅ぼすだろう）」の章は、疑う余地なくメイソンリーが反映されている<ref>{{Cite web |date=2010-04-03|url=http://www.humanite-future.fr/2010/04/03/victor-hugo-une-pensee-maconnique/|title=Victor Hugo, une pensée maçonnique ?|publisher={{Lang|fr|loge du Grand Orient de France L'Humanité Future}}|accessdate=2015年}}</ref>。『レ・ミゼラブル』における秘密結社「ABC（ア・ベ・セー）の友」は、実在の政治的秘密結社「[[:fr:Society of the Rights of Man|人権協会]]」がモデルであるが、メイソンリーに類似する<ref name="Paul Rousseau">{{Cite book |author= Paul ROUSSEAU|year=2004|url=http://www.victor-hugo.lu/cgi-bin/baseportal.pl?htx=/biblio&cap=1|title=Victor Hugo ... mon Bon Cousin|publisher={{Lang|de|Zeitschrift für Internationale Freimaurer-Forschung}}|accessdate=2015年|pages=69-88}}</ref>。ユーゴーは1871年に[[ルクセンブルク|ルクセンブルク大公国]]のロッジ「{{Lang|fr|Enfans de la Concorde fortifiée}}」のメイソンたちと接触した<ref name="Paul Rousseau" />。ユーゴーがメイソンでないという文献もある。
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| − | * [[ピエール・ジョゼフ・プルードン]]（1809年生）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/history/revolution/|title= Freemasonry and nineteenth-century revolution|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2015年}}</ref> - 社会主義者、無政府主義者。
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| − | * [[ギュスターヴ・エッフェル]]（1832年生）<ref name="cobhammasons" /> - [[エッフェル塔]]を建設したエッフェル社の代表。[[ガーター|ガーターベルト]]の発案者。[[自由の女神像 (ニューヨーク)|ニューヨークの自由の女神像]]内部の設計に携わった<ref name="cobhammasons" />。
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| − | * [[フレデリク・バルトルディ]]（1834年生、1874年入会）<ref name="Nefontaine160"/>,<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/bartholdi_f/bartholdi_f.html|title= Frédéric Auguste Bartholdi|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 彫刻家。ニューヨークの自由の女神像の製作者。
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| − | * [[アリスティード・ブリアン]]（1862年生）<ref name="Osterrieder">{{Cite web |url= http://www.celtoslavica.de/bibliothek/pdf/Osterrieder_2010_Der%20prophezeite%20Krieg.pdf|title= Der prophezeite Krieg|last= Osterrieder|first= Markus|year= 2010|publisher= CeltoSlavica|page= 10|format= PDF|accessdate= 2014年}}</ref> - フランス首相、外相。ケロッグ・ブリアン協定。1926年ノーベル平和賞。1887年にロッジ「Le Trait d'Union」へ（1889年にロッジから「不適格」宣言<ref>{{Cite book |last1= Mayeur|first1= Jean Marie|year= 2003|title= Les parlementaires de la troisième république|url= http://books.google.com/books?id=uFnTuJi_474C&pg=PA114|page= 114|publisher= Publications de la Sorbonne|isbn= 9782859444846|accessdate= 2014年}}</ref>）、1895年にロッジ「Les Chevaliers du Travail」所属<ref name="Osterrieder" />。
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| − | * [[アンドレ・シトロエン]]（1878年生）<ref name="GLBCY" /> - 自動車メーカー[[シトロエン]]創業者。ロッジ「{{Lang|fr|La Philosophie Positive}}」所属<ref name="GLBCY" />。
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| − | ; ドイツ
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| − | [[File:Johann Christian Bach.jpeg|thumb|100px|left|モーツァルトに音楽的影響を与えたヨハン・クリスティアン・バッハ。「音楽の父」J.S.バッハの息子。J.S.バッハもメイソンという説がある。]]
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| − | {{multiple image
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| − | | image1 = Adam Weishaupt01.jpg
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| − | | caption1 = [[イルミナティ]]主宰者アダム・ヴァイスハウプト教授。フリーメイソンリーにも入会した。
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| − | | image2 = Goethe von Liebe nach Lips.jpg
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| − | | caption2 = フリーメイソンの文豪[[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ|ゲーテ]]。イルミナティにも入会した（1783年2月）<ref>Jonathan Israel, ''[http://books.google.com/books?id=6NE8gZ2FIU0C Democratic Enlightenment: Philosophy, Revolution, and Human Rights 1750-1790]'', Oxford University Press, 2011. p. 748.
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| − | </ref><ref>Patrick Bridgwater, ''[http://books.google.com/books?id=bmYgAgAAQBAJ The German Gothic Novel in Anglo-German Perspective]'', [[:en:Rodopi (publisher)|Rodopi]], 2013. p. 75.</ref><ref>{{Cite book |author=[[大谷啓治]]|title= イルミナティ|url= http://kotobank.jp/word/イルミナティ-1506079|publisher= [[小学館]] [[日本大百科全書]]|accessdate= 2015年}}</ref>。
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| − | }}
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| − | [[File:Goethe Schillermonument.jpg|100px|left|thumb|[[:en:Goethe–Schiller Monument|ゲーテ（左）とシラー（右）の像]]。[[:en:Deutsches Nationaltheater and Staatskapelle Weimar|ワイマールの劇場広場]]。「Dem Dichterpaar Goethe und Schiller Das Vaterland」（詩人の二人組 ゲーテとシラー 祖国）。]]
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| − | {{multiple image
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| − | | align = right
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| − | | footer = ドレスデンの文学博物館「[[:de:Schillerhäuschen|シラーハウシェン]]」にある[[:de:Schillerhäuschen#Schiller-Körner-Denkmal|シラーとケルナーの像]]。左端がクリスティアン・ゴットフリート・ケルナー、その隣がシラー。
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| − | | image1 = Schiller-Körner-Denkmal in Loschwitz 3.jpg
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| − | }}
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| − | {{External media
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| − | | audio1 = [[File:Beethoven.jpg|right|100px|ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven]]
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| − | [https://www.youtube.com/watch?v=EGGaPfomg60 ベートーヴェン交響曲第9番] - [[ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団|ベルリン・フィル]]公式YouTube。交響曲第9番の第4楽章（主題: 歓喜の歌）抜粋。管弦楽のフガートから著名な合唱部分（1:30-）へ。
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| − | }}
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| − | [[File:Trier BW 2014-06-21 11-11-49.jpg|right|100px|thumb|弁護士ハインリヒ・マルクス一家の自宅。息子のカール・マルクスもここで育った。現・[[:en:Karl Marx House|カール・マルクス記念館]]。]]
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| − | [[File:Aristide Briand and Gustav Stresemann.jpg|thumb|left|150px|1926年にノーベル平和賞を二人同時受賞した[[アリスティード・ブリアン|ブリアン]]（左）と[[グスタフ・シュトレーゼマン|シュトレーゼマン]]（右）。二人ともフリーメイソン。]]
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| − | * [[レオポルト・モーツァルト]]（1719年生）<ref>メイナード・ソロモン『モーツァルト』（新書館、1999年、ISBN 4-403-12006-7）ほか。</ref> - 音楽家。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父親。
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| − | * [[ゴットホルト・エフライム・レッシング|ゴットホールト・エフライム・レッシング]]（1729年生、1771年10月14日入会）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Nefontaine160"/> - 思想家。作家。
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| − | * [[ヨハン・クリスティアン・バッハ]]（1735年生）<ref name="GLBCY"/> - オペラ作曲家。「音楽の父」[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ]]（J.S.バッハ）の息子。ロンドンのロッジ「Nine Muses No. 235」所属<ref name="10000famous" />。その所属の日付は1778年6月15日である<ref>{{Cite web |url= http://www.ninemuses.org.uk/historybook/|title= An Account of the Lodge of Nine Muses No. 235 1777 - 2012|page=178|publisher= The Lodge Nine Muses No. 235- a UGLE masonic lodge, consecrated 1777|accessdate=2015年}}</ref>。このロンドンのロッジは当初No. 235ではなかった<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010" />。父J.S.バッハに関しては、『10,000 Famous Freemasons』にJ.S.バッハの項目はない。しかし、J.S.バッハがパリ（ロンドンではなく）のロッジ「Nine Muses No. 235」所属のメイソンであるという調査がある<ref>{{Cite web |url= http://freemasonszambia.com/keith_stocley/Masonry%20&%20Music.pdf|title= Masonry and Music|publisher= Freemasonry in Zambia|accessdate=2015年}}</ref>。またさらに、[[グロスター]]の「Nine Muses Lodge 235」でPast Masterを務めていた人物によると、このグロスターのロッジは1777年に設立されたが、400年遡ることができ、モーツァルトやJ.S.バッハが「Nine Muses Lodge」を訪れたのであるという<ref>{{Cite web |url= http://www.oasis41.com/history/october-2007|title= October 1, 2007 Second Annual Cajun Potluck & Stated Meeting|publisher= Oasis Lodge #41|accessdate=2015年}}</ref>。
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| − | * [[:en:Adam Weishaupt|アダム・ヴァイスハウプト]]（1748年生、1777年入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/texts/illuminati.html|title= A Bavarian Illuminati primer|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 哲学者。[[バイエルン王国]]で秘密結社[[イルミナティ]]を設立した。
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| − | * [[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ]]（1749年生、1780年1月入会）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Nefontaine160"/> - 作家。著書は『[[若きウェルテルの悩み]]』『[[ファウスト]]』など。ゲーテの詩『[[野ばら]]』と『[[魔王 (ゲーテ)|魔王]]』を歌曲にしたメイソンの音楽家がいる。
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| − | * {{Anchors|フリードリヒ・フォン・シラー}}[[フリードリヒ・フォン・シラー]]（1759年生）<ref>{{Cite web |url= http://www.vmls.org.rs/index.php?option=com_content&view=article&id=73&Itemid=30|title= Poznati masoni|publisher= Velika Masonska Loža Srbije|accessdate=2013-07-11}}</ref>,<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/schiller_f/schiller_f.html|title= Friedrich von Schiller|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - ベートーヴェン『[[歓喜の歌]]』の歌詞のもとになっているシラーが書いた「自由<ref name="loge-beethoven" />」を称賛する詩（1785年）は、[[フリードリヒ・フォン・シラー#生涯の親友ケルナー|シラー生涯の親友]]で[[ライプツィヒ]]のロッジ「三本のヤシの木の中のミネルヴァ」（[[:de:Minerva zu den drei Palmen|Minerva zu den drei Palmen]]）に所属するフリーメイソン<ref name="Christian Gottfried Körner">{{Cite web |url= http://www.freimaurer-in-essen.de/cms/index.php?option=com_content&task=view&id=31&Itemid=39|title= V. Christian Gottfried Körner|work= Unser Namenspatron|publisher= Freimaurerloge 'Schiller'|accessdate=2013-07-15}}</ref>[[:en:Christian Gottfried Körner|クリスティアン・ゴットフリート・ケルナー]]の依頼で[[ドレスデン]]のロッジ「三振りの剣」（[[:de:Zu den drei Schwertern und Asträa zur grünenden Raute|Zu den drei Schwertern]]）が行うメイソンリーの儀式のために書いた詩である<ref>{{Cite web |url= http://www.rgls.org/en/freemasonry/famous-freemasons-world/148-friedrich-schiller.html|title= Friedrich Schiller|publisher= Regular Grand Lodge of Serbia A.F. & A.M|accessdate=2013-07-11}}</ref><ref name="Ode an die Freude">{{Cite web |url= http://www.freimaurer-in-essen.de/cms/index.php?option=com_content&task=view&id=34&Itemid=39|title= VIII. Die "Ode an die Freude"|work= Unser Namenspatron|publisher= Freimaurerloge 'Schiller'|accessdate=2013-07-11}}</ref><ref>{{Cite web |author= Franz-L. Bruhns (Altstuhlmeister Freimaurerloge "Am Rauhen Stein")|url= http://internetloge.de/arst/schiller.htm|title= Johann Christoph Friedrich Schiller|publisher= Internetloge, Hamburg|accessdate=2013-07-11}}</ref>。[[1790年代]]にケルナーは詩を書き直した（[[:de:An die Freude (Körner-Fassung)|ケルナー版『歓喜の歌』]]）。ケルナーは[[1813年]]に「三振りの剣」ロッジのWorshipful Masterとなった<ref name="Christian Gottfried Körner" />。
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| − | * [[ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ]]（1762年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=46}}</ref> - 哲学者。[[フリードリヒ・シラー大学イェーナ|イェーナ大学]]教授、[[フンボルト大学ベルリン|ベルリン大学]]初代哲学教授。
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| − | * {{Anchors|ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン}}[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン]]（1770年生）<ref name="Nefontaine160"/> - 音楽家。ベートーヴェンがフリーメイソンであったかについては専門家の中でも意見が分かれている<ref>吉田進『フリーメイソンと大音楽家たち』（国書刊行会）のp.158以下を参照。</ref>。『10,000 Famous Freemasons』にベートーヴェンの項目はない。[[ボン]]市の「ロッジ・ベートーヴェン」（[[:de:Freimaurerei in Bonn|Loge Beethoven zur ewigen Harmonie]]）は、ベートーヴェンをメイソンでない可能性もないわけではないと言っている<ref name="loge-beethoven">{{Cite web |url= http://www.loge-beethoven.de/beeth.html|title= LUDWIG VAN BEETHOVEN|publisher= Loge Beethoven zur ewigen Harmonie in Bonn|accessdate=2013-08-19}}</ref>。『[[交響曲第9番 (ベートーヴェン)|交響曲第9番]]』第4楽章（主題『歓喜の歌』）の歌は、フリーメイソンの[[フリードリヒ・フォン・シラー|シラー]]によってフリーメイソンリーの儀式のために書かれた1785年の詩に由来する<ref name="Ode an die Freude" />。主題『歓喜の歌』はロッジ「Humanitas」でフリーメイソンになったリヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー伯爵により[[リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー#欧州の歌|欧州の歌にする提案]]もなされた。ベートーヴェンの1806年の作品『What is the Mason’s aim』は、ボンのロッジ「{{Lang|fr|Loge des Freres Courageaux a l'Orient de Bonn}}」のために書かれた歌である<ref name="bcy-beethoven">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/beethoven_l/beethoven_l.html|title= Ludwig van Beethoven|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2015-12-18}}</ref>。ベートーヴェンがメイソンの儀式の演奏会に出席した記録があり、それらに出席するためには「恐らく」メイソンでなければならなかった<ref name="bcy-beethoven" />。『[[弦楽四重奏曲第7番 (ベートーヴェン)|弦楽四重奏曲第7番]]』第3楽章最後の頁にベートーヴェンは「{{Lang|de|Einen Trauerweiden oder Akazien-Baum aufs Grab meines Bruders}}」という言葉を書いた。ベートーヴェンは弟[[:en:Kaspar Anton Karl van Beethoven|カスパール]]の結婚を案じてこれを書いたという説があるが<ref>{{Cite book|author=Nancy November|year=2014|title = Beethoven's Theatrical Quartets: Opp. 59, 74 and 95|url=http://books.google.com/books?id=5qwqAgAAQBAJ|publisher=Cambridge University Press|page=69}}</ref>、他の説ではメイソンに関連する言葉である<ref name="bcy-beethoven" />（[[アカシア]]はメイソンのシンボルである<ref>{{Cite web |url=http://www.masonic-lodge-of-education.com/freemason-symbols.html|title=Freemason Symbols|publisher=Masonic Lodge of Education|accessdate=2015-12-18}}</ref>）。
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| − | * [[:de:Heinrich Marx (Justizrat)|ハインリヒ・マルクス]]（1777年生）<ref name="Hoffmann">{{Cite book |last= Hoffmann|first= Stefan-Ludwig|year= 2007|title= [http://books.google.com/books?id=ayczQHuOwf4C&pg=PA312 The Politics of Sociability: Freemasonry and German Civil Society, 1840-1918]|publisher= University of Michigan Press|page= 312|isbn= 9780472115730}}</ref> - [[ラビ|ユダヤ教の指導者]]。弁護士。[[カール・マルクス]]（[[マルクス主義]]の開祖で共産主義者）の父親。[[:de:Großloge der Alten Freien und Angenommenen Maurer von Deutschland|ドイツ・グランドロッジ]]が発行するフリーメイソンの機関誌『{{Lang|de|HUMANITÄT}}<ref group="*">[[file:Searchtool.svg|16px]] [http://freimaurer-wiki.de/index.php/Datei:HumanGruppe.jpg 機関誌『HUMANITÄT』のサンプル画像を閲覧する] (freimaurer-wiki.de)</ref>』（人類）の1992年第5号<ref>{{Cite book |last= Sandmann|first= Nikolaus|year= 1992|title= HUMANITÄT: Zeitschrift für Gesellschaft, Kultur und Geistesleben|publisher= [[:de:Großloge der Alten Freien und Angenommenen Maurer von Deutschland|Großloge A.F.u.A.M. von Deutschland]]|location= Hamburg|volume= 5|pages= 13-15|chapter= Heinrich Marx, Jude, Freimaurer und Vater von Karl Marx}}</ref> によると、彼はフランス大東社（GODF）の「{{Lang|fr|Loge L'Ètoile Anséatique}}」（ハンザの星ロッジ）に入会した。このロッジは1812年から1813年頃、フランス大東社がドイツの都市[[オスナブリュック]]に設立した<ref name="Hoffmann" />。息子のカールはあるインタビューでフリーメイソンに言及しているが、少なくともそれ時点においてカールはフリーメイソンではなかったであろうことが示唆されている<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/anti-masonry/marx_k.html|title= Marx on Freemasonry|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2014}}</ref>。
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| − | * [[ルイ・シュポーア]]（1784年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=275}}</ref> - 音楽家。
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| − | * [[ジャコモ・マイアベーア]]（1791年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=293}}</ref> - 音楽家。
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| − | * [[カール・レーヴェ]]（1796年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=273}}</ref> - 音楽家。
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| − | * [[ハインリヒ・ハイネ]]（1797年生）<ref name="Johannis-Freimaurerloge">{{Cite web |url= http://www.freimaurer-marburg.de/index.php?option=com_content&view=article&id=7:in-marburg&catid=3:nach-freimaurern-benannte-strassen&Itemid=9|title=Nach Freimaurern benannte Straßen, Gebäude und Einrichtungen in Marburg|publisher= Johannis-Freimaurerloge "Zu den drey Löwen" i. O. zu Marburg an der Lahn|accessdate=2015年}}</ref> - 詩人。パリのロッジ「Les Trinosophes」のメンバー<ref name="Johannis-Freimaurerloge" />。ハイネの詩集『[[歌の本]]』の詩を曲にしたメイソンの音楽家がいる。
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| − | * [[フェリックス・メンデルスゾーン]]（1809年生）<ref name="Don Michael Randel">{{Cite book |author= Don Michael Randel|year= 2003|title= [http://books.google.com/books?id=02rFSecPhEsC&printsec=frontcover The Harvard Dictionary of Music]|publisher= Harvard University Press|page= 334|isbn= 9780674011632}}</ref> - ロマン派の音楽家。作曲は『[[無言歌集 (メンデルスゾーン)#第5巻 作品62|春の歌]]』『[[夏の夜の夢 (メンデルスゾーン)|結婚行進曲]]』など。
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| − | * [[ハインリヒ・シュリーマン]]（1822年生）<ref name="rgls30" /> - 考古学者。
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| − | * [[ヨハネス・ブラームス]]（1833年生）<ref name="masonichomeny">{{Cite web|url=http://www.masonichomeny.org/ourcommunity/otherfacilities/library/|title=Library - Masonic Care Community of New York|publisher=Masonic Care Community Of New York|accessdate=2015年|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120724042628/http://www.masonichomeny.org/ourcommunity/otherfacilities/library/|archivedate=2012年7月24日}}</ref>,<ref>{{Cite book |year= 2000|title= The Cambridge Biographical Encyclopedia|publisher= Cambridge University Press|isbn= 0-521-63099-1}}</ref> - 音楽家。作曲は『[[ハンガリー舞曲|ハンガリー舞曲 第5番]]』など。『埋葬の歌』（{{Lang|de|Begräbnisgesang}}）op. 13は、その意図するところがモーツァルトの『[[フリーメイソンのための葬送音楽]]』をはじめとする18世紀から19世紀にフリーメイソンの儀式のために作曲された葬送作品群に類似する<ref>{{Cite web|author=William Grim|date=2005年|url=http://www.musikmph.de/musical_scores/vorworte/387.html|title=Johannes Brahms Begräbnisgesang|publisher=[[:en:Musikproduktion Höflich|Musikproduktion Höflich]]|accessdate=2015年}}</ref>。ブラームス『埋葬の歌』はモーツァルト『フリーメイソンのための葬送音楽』同様に[[ハ短調]]であり、ハ短調と[[変ホ長調]]に用いられる[[調号]]「3つの[[フラット (記号)|フラット]]」はメイソンを象徴する<ref name="mozarts_magic_flute" />。<br /><code>[[file:E-flat-major c-minor.svg|44px|3つのフラット 3 flats]] [[file:Nuvola apps arts.svg|16px]] [https://www.youtube.com/watch?v=o88_ZEPhO6U&feature=youtu.be&t=10s ブラームス『埋葬の歌』を試聴する] ([[hr交響楽団]]公式YouTube)</code>
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| − | * [[ヘルマン・ヘッセ]]（1877年生）<ref>[http://www.freimaurerei-hamburg.de/index.php/grosse-persoenlichkeiten Große Persönlichkeiten]. Johannisloge "Zum rothen Adler" zu Hamburg.</ref> - 作家。著書は『[[車輪の下]]』など。1946年ノーベル文学賞受賞。
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| − | * [[グスタフ・シュトレーゼマン]]（1878年生、1923年入会）<ref name="de Hoyos">{{Cite book | title= Freemasonry in Context: History, Ritual, Controversy | url= http://books.google.com/books?id=hXq4lJeX_DUC | editor1-last= de Hoyos | editor1-first= Arturo | editor1-link= | editor2-last= Morris | editor2-first= S. Brent | year= 2004 | publisher= Lexington Books | isbn= 978-0739107812 | pages= 93-94}}</ref> - ドイツ首相、外相。1926年ノーベル平和賞。ロッジ「フリードリヒ大王」（Friedrich der Große）所属<ref name="de Hoyos" />。
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| − | * [[オットー・クレンペラー]]（1885年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=381}}</ref> - 音楽家。
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| − | {{Clear}}
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| − | ; イタリア
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| − | [[File:Parco di pinocchio 02.JPG|thumb|right|150px|児童文学『ピノッキオの冒険』の著者カルロ・コッローディが幼少期を過ごした[[トスカーナ州|トスカーナ]]の[[分離集落|村落]][[ペーシャ|コッローディ]]にある[[:it:Parco di Pinocchio|ピノッキオ公園]]。]]
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| − | [[File:S Eustachio - palazzo Giustiniani 1150644.JPG|thumb|right|150px|イタリア大東社の建物（1901年から1985年まで）「[[:it:Palazzo Giustiniani (Roma)|パラッツォ・ジュスティニアーニ]]」。]]
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| − | * [[フランチェスコ・ジェミニアーニ]]（1687年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=54}}</ref>
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| − | * [[ジャコモ・カサノヴァ]]（1725年生、1750年入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | * [[カリオストロ]]（1743年生）<ref>{{Harvnb|吉村正和|1989|pp=55-56}}</ref> - [[モーリス・ルブラン]]の小説「[[アルセーヌ・ルパン]]」シリーズ『[[カリオストロ伯爵夫人]]』（1924年）や[[宮崎駿]]映画『[[ルパン三世 カリオストロの城]]』（1979年）の題材になった人物。
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| − | * [[アントニオ・サリエリ]]（1750年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=266}}</ref> - 作曲家。
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| − | * [[ルイジ・ケルビーニ]]（1760年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=227}}</ref>
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| − | * [[ジュゼッペ・マッツィーニ]]（1805年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=340}}</ref> - 「イタリア建国の父」と呼ばれた[[政治家]]。「[[青年イタリア]]」を結成。[[イタリア大東社]]（[[:en:Grand Orient of Italy|Grande Oriente d'Italia]]）のグランドマスター<ref name="GLBCY"/>。
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| − | * [[ジュゼッペ・ガリバルディ]]（1807年生、1844年8月8日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | * [[カルロ・コッローディ|カルロ・ロレンツィーニ]]（1826年生）<ref name="grandeoriente">{{Cite web |url= http://www.grandeoriente.it/che-cosa-e-la-massoneria/massoni-celebri/|title=Massoni celebri|publisher= イタリア大東社|accessdate=2015年}}</ref> - 作家（筆名: カルロ・コッローディ）。著書は『[[ピノッキオの冒険]]』など。
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| − | * [[ジャコモ・プッチーニ]]（1858年生）<ref name="Don Michael Randel" /> - 音楽家。
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| − | * [[エンリコ・フェルミ]]（1901年生）<ref name="grandeoriente" /> - 物理学者。1938年[[ノーベル物理学賞]]受賞。
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| − | * [[リーチオ・ジェッリ]]（1919年生）<ref name="David">「法王暗殺」デイビッド・ヤロップ著 文藝春秋 1985年</ref> - [[イタリア社会運動]]幹部。フリーメイソンリーから派生した[[ロッジP2]]代表。
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| − | * [[ロベルト・カルヴィ]]（1920年生）<ref name="David" /> - [[銀行家]]。[[アンブロシアーノ銀行]][[頭取]]。
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| − | * [[シルヴィオ・ベルルスコーニ]]（1936年生）<ref name="David" /> - [[イタリア]]の第74代・第79代・第81代[[首相]]。[[セリエA (サッカー)|セリエA]]・[[ACミラン]]元会長、現名誉会長。
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| − | * [[ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイア]]（1937年生）<ref name="David" />
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| − | ; {{Anchor|オーストリア}}
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| − | [[File:Haydn and Mozart.jpg|200px|left|thumb|ハイドン（左）とモーツァルト（右）。]]
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| − | [[File:E-flat-major c-minor.svg|thumb|left|200px|メイソンを象徴する[[調号]]「3つの[[フラット (記号)|フラット]]」<ref name="mozarts_magic_flute">{{Cite web |url=http://www.freemasonry.bcy.ca/biography/mozart_a/mozarts_magic_flute.html|title=Mozart’s Magic Flute|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2015年}}</ref>。モーツァルトがメイソンのための諸作品で用いた。カンタータ「フリーメーソンの喜び」[[変ホ長調]] K.471、「[[フリーメイソンのための葬送音楽]]」[[ハ短調]] K.477、「[[ピアノ協奏曲第22番 (モーツァルト)|ピアノ協奏曲第22番]]」変ホ長調 K.482、「[[交響曲第39番 (モーツァルト)|交響曲第39番]]」変ホ長調 K.543などが「3つのフラット」を用いたメイソンのための楽曲である<ref name="Mozart’s masonic music" />。<br /><br />[[file:Nuvola apps arts.svg|16px]] [https://www.youtube.com/watch?v=T_MZYlhmZDk&feature=youtu.be&t=6s モーツァルト『フリーメイソンのための葬送音楽』を試聴する] ]]
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| − | [[File:Alfred Hermann Fried nobel.jpg|right|100px|thumb|ノーベル平和賞受賞の平和主義者アルフレート・フリート博士。]]
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| − | [[File:International Paneuropean Union flag.svg|right|200px|thumb|R・クーデンホーフ＝カレルギー伯爵が結成のパン・ヨーロッパ連合の[[リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー#汎ヨーロッパ主義|旗]]。後年の新デザインのもの。「青空」、「赤十字」、「金色の太陽」、「[[欧州旗]]の星」。]]
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| − | {{試聴
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| − | |filename=Anthem of Europe (US Navy instrumental long version).ogg
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| − | |title=『欧州の歌』
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| − | |description=正式な『欧州の歌』は歌なし、メロディのみ。
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| − | |help=no
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| − | |image=[[File:Flag of Europe.svg|50px|欧州旗]]
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| − | }}
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| − | * [[フランツ1世 (神聖ローマ皇帝)]]（1708年生）<ref>テア・ライトナー『ハプスブルクの子供たち』（新書館、1997年、p118 ISBN 4-403-24042-9）</ref>
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| − | * [[フランツ・ヨーゼフ・ハイドン]]（1732年生、1785年入会）<ref name="Nefontaine160"/>,<ref name="10000famous" />,<ref>{{Cite web |url= http://www.newadvent.org/cathen/07158b.htm|title= Franz Joseph Haydn|publisher= [[カトリック百科事典]]|accessdate=2013-05-13}}</ref> - [[古典派音楽|古典派]]の音楽家。ハイドンの作曲『[[神よ、皇帝フランツを守り給え]]』は[[オーストリア帝国]]国歌とドイツ国歌『[[ドイツの歌]]』のメロディである。『神よ、皇帝フランツを守り給え』は[[フランツ2世]]に捧げられた。フランツ2世はメイソンリーを抑圧し、1801年に施策を変えた<ref name="10000famous" />。フランツ2世はフリーメイソンである<ref>{{Cite web |url= http://www.calodges.org/no289/famous.htm|title= Some Famous Masons|publisher= Menifee Valley Lodge No. 289, F.&A.M|accessdate=2013-05-13}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.goldenstar484.com/#!history-corner|title= History Corner|publisher= Golden Star 484 Freemason Lodge Drygen Ontario|accessdate=2013-05-13}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://susquehanna130.org/about-freemasons|title= About Freemasons|publisher= Susquehanna Lodge 130 A.F. & A.M. Masonic Temple|accessdate=2013-05-13}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.howard101.net/mobile/?action=page§ion=15&pagenum=245&href=%2Findex.cfm%3Fsection%3D15%26pagenum%3D245&title=Famous%20Freemasons|title= Famous Freemasons|publisher= Howard Lodge Number 101|accessdate=2013-05-13}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.huntsville364.org/Candidate%20Education%20Part%20II.htm|title= Pre Degree Candidate Education Part II|publisher= Huntsville Lodge No. 364 Free and Accepted Masons of Arkansas|accessdate=2013-05-13}}</ref>。作詞をした[[:en:Lorenz Leopold Haschka|レオポルド・ハシュカ]]もフリーメイソンである<ref>{{Cite web |url= http://www.newadvent.org/cathen/07147b.htm|title= Lorenz Leopold Haschka|publisher= カトリック百科事典|accessdate=2013-05-13}}</ref>（St. Joseph Lodge所属<ref>{{Cite book |author= Paul Nettl|year= 1957|title= [http://books.google.com/books?id=gWkZAQAAIAAJ MOZART and MASONRY]|publisher= Philosophical Library|page= 139|isbn= 1566490618}}</ref>）。
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| − | * [[:en:Ignaz von Born|イグナーツ・フォン・ボルン]]（1742年生）<ref>テア・ライトナー『ハプスブルクの子供たち』（新書館、1997年、p119 ISBN 4-403-24042-9）</ref> - 金属工学者、鉱物学者。
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| − | * [[エマヌエル・シカネーダー]]（1751年生）<ref>茅田俊一『フリーメイスンとモーツァルト』（講談社、1997年、p.257 ISBN 4-06-149369-8）</ref> - 劇作家、俳優。モーツァルトのオペラ『[[魔笛]]』の台本を書いた。
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| − | * [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]（1756年生、1784年12月14日入会）<ref name="Nefontaine160"/>,<ref>{{Cite web |url= http://www.freemasonry.bcy.ca/biography/mozart_a/mozart_a.html|title= Wolfgang Amadeus Mozart|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-07-18}}</ref> - 古典派の音楽家。[[#メイソンのために書かれた楽曲|フリーメイソン関連の諸作品]]を残した。この団体と彼の関係、または彼が音楽にほどこした「シンボリズム」については、日本でも専門書が数冊出版されている。
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| − | * [[フランツ・シューベルト]]（1797年生）<ref name="rgls30" /> - 音楽家。作曲は『[[野ばら]]』『[[魔王 (シューベルト)|魔王]]』『[[鱒 (歌曲)|鱒]]』『[[エレンの歌第3番|エレンの歌 第3番]]（アヴェ・マリア）』『[[白鳥の歌|白鳥の歌 セレナーデ]]』など。シューベルトとフリーメイソンに関しては『Schubert durch die Brille XI: Franz Schubert und die Freimaurer』（Dietlinde Rakowitz、1993年）も参照。
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| − | * [[アルフレート・フリート]]（1864年生）<ref name="Jahrbuch">{{Cite book |author= |year= 1995|title= Jahrbuch der Forschungsloge Quatuor Coronati|publisher= [[:de:Quattuor Coronati#Nachbetrachtung|Forschungsloge Quatuor Coronati]]|location= Bayreuth|volume= 32|chapter= RICHARD NIKOLAUS Graf COUDENHOVE-KALERGI als Freimaurer|chapterurl= https://archive.org/details/DolddownloadrichardNikolausGrafCoudenhove-kalergi1894-1972}}</ref> - 法学者。平和主義者。1911年ノーベル平和賞受賞。ウィーンのロッジ「ソクラテス」所属<ref name="Jahrbuch" />。1910年の著書『パン・アメリカ』（{{Lang|de|Pan-Amerika}}）は、パン・ヨーロッパ運動のR.N.栄次郎・クーデンホーフ＝カレルギー伯爵に感銘を与えた<ref>{{Cite web |author= 田中文憲|date= 2004年|url= http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php/AN00181569-20040300-1001.pdf?file_id=5117|title= ヨーロッパ統合の立役者たち(1) : リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー|format= PDF|publisher= [[奈良大学]]リポジトリ|accessdate=2014}}</ref>。クーデンホーフ＝カレルギー伯爵が設立した[[国際汎ヨーロッパ連合|パン・ヨーロッパ連合]]は、フリート博士の平和主義が継承されている<ref name="Jahrbuch" />。
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| − | * [[:en:Frederick Hertz|フレデリック・ヘルツ]]（1878年生）<ref name="Jahrbuch" /> - 社会学者、経済学者、歴史家。ユダヤ系でナチスから追われる。ウィーンのロッジ「未来」（{{Lang|de|Zukunft}}）所属<ref name="Jahrbuch" />。パン・ヨーロッパ連合初代事務局長。パン・ヨーロッパ連合の構想は1922年ウィーンの第29回世界平和会議で生まれ、会議の開会スピーチはオーストリアのグランドロッジ事務局長ウラジミール・ミサール（Wladimir Misar）が行った<ref name="Jahrbuch" />。
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| − | * [[リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー|リヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホーフ＝カレルギー]]（1894年生、1922年入会）<ref>{{Cite book |author= Richard N. Coudenhove-Kalergi|others= {{Lang|es|Félix de la Fuente (traducción), Otto de Habsburgo (prólogo)}}|date= 2011年9月1日|title= Pan-Europa|url= http://books.google.com/books?id=N-drFWKFS3UC&pg=PA190|publisher= Paneuropa Verlag GmbH, Augsburg {{Lang|es|y [[:es:Ediciones Encuentro|Ediciones Encuentro, S. A.]], Madrid}}|pages= 190-191|isbn= 9788499205540}}</ref>,<ref>{{Cite web |url= http://www.paneuropa.ru/home.php?id=0&id2=4&id3=44&lang=|title= Пан-Европа Куденхове-Калерги – человек, проект|publisher= 汎ヨーロッパ連合 (PANEUROPA.ru)|accessdate=2013-05-03}}</ref>,<ref name="freemasonries-1850-1935">{{Cite web |author= Joachim Berger|date= 2010-12-03|url= http://www.ieg-ego.eu/en/threads/european-networks/secret-societies/freemasonries-1850-1935/joachim-berger-european-freemasonries-1850-1935|title= European Freemasonries, 1850–1935: Networks and Transnational Movements|publisher= [[:en:European History Online|European History Online]]|accessdate=2013-05-03}}</ref> - [[伯爵]]、[[政治活動家]]。日系オーストリア人。[[国際汎ヨーロッパ連合|国際パン・ヨーロッパ連合]]国際会長（1926年-1972年）。R・クーデンホーフ＝カレルギー伯爵は世界平和やヨーロッパ復興のためにパン・ヨーロッパ連合を結成した。若き日の彼は[[地球儀]]を眺めて[[世界連邦]]や[[汎ヨーロッパ主義|パン・ヨーロッパ]]（汎ヨーロッパ）の構想に至った<ref>{{Cite web |author= 高嶋久|date= 2010-05-17|url= http://www.worldtimes.co.jp/syohyou2010/bk100516-2.html|title= 書評: 青山栄次郎伝|publisher= [[世界日報 (日本)|世界日報社]]|accessdate=2013-10-07}}</ref>。「パン・ヨーロッパ」を標榜する彼は「[[欧州統合]]」に取り組んだ。彼は[[ナチス・ドイツ]]指導者[[アドルフ・ヒトラー]]の不倶戴天の敵であった。彼がフリーメイソンであることを反フリーメイソンリーのナチス・ドイツが暴露した<ref name= "Jonathan Levy">{{Cite book |author= Jonathan Levy|date= 2007-06-30|title= [http://books.google.com/books?id=wNb4RXDxEt4C&printsec=frontcover The Intermarium: Wilson, Madison, and East Central European Federalism]|publisher= Universal-Publishers|page= 394|isbn= 9781581123692}}</ref>。ベートーヴェンの『歓喜の歌』を[[欧州の歌]]として提案し（1929年<ref name="Paneurope Suisse">{{Cite web |url= http://www.suissemagazine.com/sites/paneurope/paneurope2009/rck.html|title= Paneurope Suisse - Suisse Magazine|publisher= [http://www.paneurope.ch/ Paneurope Suisse] à [[:fr:Suisse magazine|Suisse Magazine]] (汎ヨーロッパ連合)|accessdate=2014}}</ref>・1955年）、実際に採択された（1972年・1985年）。[[ヨーロッパの日]]を1930年に提案した<ref name="Paneurope Suisse" />。[[wikt:Brüderlichkeit|Brüderlichkeit]]（ブリューダーリッヒカイト）すなわち友愛を提唱した。彼の出生地日本のメイソン鳩山一郎が結成した友愛青年同志会名誉会長も務めた。第61・63代英首相チャーチルはクーデンホーフ＝カレルギーの汎ヨーロッパ運動に賛同し、クーデンホーフ＝カレルギーの協力のもと1946年「チューリッヒ演説」を行い「[[ヨーロッパ合衆国]]」を提唱した<ref>{{Cite web |url= http://www.paneuropa.ru/home.php?id=3&lang=|title= Рихард Николас фон Куденхове-Калерги|publisher= 汎ヨーロッパ連合 (PANEUROPA.ru)|accessdate=2013-07-29}}</ref>。欧州統合構想は、第二次世界大戦の際亡命した米国ではフリーメイソンの第33代米大統領ハリー・S・トルーマンからの支持も得られた<ref name="RCKexp2-3">{{Cite web |url= http://www.law.tohoku.ac.jp/~tozawa/RCK%20HP/RCKexp2-3.htm|title= リヒャルト・クーデンホーフ・カレルギーの生涯（3）|publisher= [[東北大学]]大学院法学研究科・法学部 [[戸澤英典]]研究室「[[リヒャルト・クーデンホーフ＝カレルギー|RCK]]通信」|accessdate=2013-08-02}}</ref><ref name="RCKexp2-4">{{Cite web |url= http://www.law.tohoku.ac.jp/~tozawa/RCK%20HP/RCKexp2-4.htm|title= リヒャルト・クーデンホーフ・カレルギーの生涯（4）|publisher= 東北大学大学院法学研究科・法学部 戸澤英典研究室「RCK通信」|accessdate=2013-08-02}}</ref>。ロッジ「Humanitas（人道）」を1926年に辞めた<ref>{{Citation|last= Jajeśniak-Quast|first= Dagmara|year= 2010|title= Einzelveröffentlichungen des Deutschen Historischen Instituts Warschau Bd. 23|chapter= Polish Economic Circles and the Question of the Common European Market after World War I|chapterurl=http://www.perspectivia.net/content/publikationen/ev-warschau/kohlrausch-steffen-wiederkehr_cultures/jajesniak-quast_circles|publisher= Fibre-Verlag|isbn= 9783938400586}}</ref>。
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| − | ; イングランド
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| − | [[File:Isaac Newton, English School, 1715-20.jpg|150px|left|thumb|[[ニュートン力学]]を確立したアイザック・ニュートン。[[大阪芸術大学]]の[[純丘曜彰]]教授によると、ニュートンはフリーメイソンロッジ乗っ取りを計画し、弟子のジョン・デサグリエにロンドン・グランドロッジを設立させ、ニュートンがロンドン・グランドロッジの実質的支配者であったという<ref name="sumioka" />。しかしながら、ニュートン自身がフリーメイソンであるかどうかは不確かである。『10,000 Famous Freemasons』にニュートンの項目はない。純丘教授もニュートンがフリーメイソンであるとは記述していない。ニュートンを著名なフリーメイソンとして掲載しているアイルランドのLodge St. Patrick No.468は、ニュートンの入会日、所属ロッジを記載していない<ref>{{Cite web |url= http://www.lodgestpatrick.co.nz/famous2.php|title= Famous Freemasons M-Z|publisher= Lodge St. Patrick No.468 Irish Constitution|accessdate=2013-05-03}}</ref>。]]
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| − | [[File:Entrance to The Royal Society.jpg|thumb|right|200px|英国の科学団体[[王立協会]]。多数のフリーメイソンが王立協会メンバーである。王立協会メンバーのメイソンは、哲学者モンテスキュー、英首相チャーチル、ノーベル賞物理学賞[[アルバート・マイケルソン]]、ノーベル生理学・医学賞アレクサンダー・フレミング、王立協会会長アイザック・ニュートンの弟子デザグリエ、米建国のベンジャミン・フランクリン、世界初訪日メイソンのイサーク・ティチングなど<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010">{{Cite web |date= 2010年1月|url= http://www.freemasonry.london.museum/os/wp-content/resources/frs_freemasons_complete_jan2010.pdf|title= FREEMASONS AND THE ROYAL SOCIETY: Alphabetical List of Fellows of the Royal Society who were Freemason|publisher=Library and Museum Charitable Trust of the United Grand Lodge of England|accessdate=2015年}}</ref>。]]
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| − | [[File:King George VI with Scottish Freemasons.JPG|150px|right|thumb|イングランド出身のイギリス国王ジョージ6世（最前列中央）とスコットランドのメイソンたち。]]
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| − | [[File:Chambers Cyclopaedia 1728.jpg|100px|right|thumb|『百科全書』に影響を与えた『サイクロペディア』。]]
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| − | * [[イーフレイム・チェンバーズ]]（1680年頃生）<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010" />,<ref>{{Harvnb|吉村正和|1989|p=108}}</ref> - 百科事典『[[:en:Cyclopaedia, or an Universal Dictionary of Arts and Sciences|サイクロペディア]]』（1728年）編纂者。王立協会メンバー。『サイクロペディア』はフランス百科全書派の『百科全書』編纂に影響を与えた。
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| − | * [[ジョン・デサグリエ]]（1683年生）<ref name="desaguliers">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/desaguliers_j/desaguliers_j.html|title= John Theophilus Desaguliers|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2015年}}</ref> - 科学者。[[アイザック・ニュートン]]の弟子。デサグリエは[[:en:Premier Grand Lodge of England|ロンドン・グランドロッジ]]（のちのイングランド・グランドロッジ）を設立した<ref name="sumioka" />。1719年にイングランド・グランドロッジ3代目グランドマスター就任<ref name="desaguliers" />。
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| − | * [[:en:William Byron, 5th Baron Byron|ウィリアム・バイロン第5代バイロン男爵]]（1722年生）<ref name="byron_w">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/byron_w/byron_w.html|title= William Byron, Lord Byron of Rochdale|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - [[イングランド貴族]]。1747年にPremier Grand Lodge of Englandのグランドマスター就任<ref name="byron_w" />。メイソンではないかと言われている詩人の第6代バイロン男爵[[ジョージ・ゴードン・バイロン]]<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/byron_g/byron_g.html|title= George Gordon 6th Baron, Byron of Rochdale|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> の大おじにあたる。
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| − | * [[エラズマス・ダーウィン]]（1731年生、1754年入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/darwin_e/darwin_e.html|title= Erasmus Darwin|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 医師、自然哲学者。王立協会メンバー。進化論[[チャールズ・ダーウィン]]の祖父。
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| − | * [[エドワード・ギボン]]（1737年生、1774年12月19日入会）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Yoshimura1989-p11">{{Harvnb|吉村正和|1989|p=11}}</ref> - 歴史家。王立協会メンバー。著書は『[[ローマ帝国衰亡史]]』など。
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| − | * [[エドワード・ジェンナー]]（1749年生）<ref name="UGLE-Booklet_R1" /> - 免疫学者。王立協会メンバー。1802年12月30日マスターメイソン昇級（raised）<ref name="GLBCY" />。
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| − | * [[ジョン・スタフォード・スミス]]（1750年生）<ref>{{Cite web |url= http://www.onondagadistrict.org/main/random_mason/44|title= JOHN STAFFORD SMITH|publisher= Onondaga County Masonic District|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 音楽家。彼が作曲した『[[天国のアナクレオンへ]]』のメロディは1931年にアメリカ合衆国の国歌『星条旗』のメロディになった。
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| − | * [[ジョージ4世 (イギリス王)|ジョージ4世]]（1762年生）<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | * [[ネイサン・メイアー・ロスチャイルド]]（1777年生、1802年10月24日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="matawanlodge" /> - 英ロスチャイルド財閥の開祖。弟[[ジャコブ・マイエール・ド・ロチルド|ジャコブ]]と同じくロンドン「Emulation Lodge No. 12」<ref name="GLBCY"/><ref name="matawanlodge" />。
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| − | * [[ジョゼフ・リスター]]（1827年生）<ref name="UGLE-Booklet_R1" /> - 外科医、衛生学者。
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| − | * [[エドワード7世 (イギリス王)|エドワード7世]]（1841年生、1868年入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | * [[アーサー・サリヴァン]]（1842年生）<ref name="GLBCY"/> - 音楽家。
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| − | * [[アーサー・コナン・ドイル]]（1859年生、1887年1月26日入会）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/> - 作家。著書『[[シャーロック・ホームズの冒険]]』収録の「[[赤毛組合]]」において、ホームズが依頼人をフリーメイソンだと言い当てるシーンがある。
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| − | * [[フレデリック・ホプキンズ]]（1861年生、1902年2月26日入会）<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010" /> - [[生化学者]]。王立協会メンバー。1929年[[ノーベル生理学・医学賞]]受賞。1922年に2つのロッジから退会<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010" />。
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| − | * [[ラドヤード・キップリング]]（1865年生、1886年入会）<ref name="kipling_r" />,<ref name="Yoshimura1989-p11"/> - 作家。著書は『[[ジャングル・ブック (小説)|ジャングル・ブック]]』など。1907年ノーベル文学賞受賞。
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| − | * [[ウィンストン・チャーチル]]（1874年生、1901年5月24日入会）<ref name="Nefontaine160"/>,<ref name="churchill_w">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/churchill_w/churchill_w.html|title= Winston Churchill|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 第61代イギリス首相（1940年-1945年）、第63代イギリス首相（1951年-1955年）。[[アバディーン大学]]学長（1914年-1918年）、[[エディンバラ大学]]学長（1929年-1932年）、[[ブリストル大学]]総長（1929年-1965年）。1953年ノーベル文学賞受賞。
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| − | * [[エドワード・アップルトン]]（1892年生、1922年4月25日入会）<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010" />,<ref name="lakecity">{{Cite web |url= http://lakecitylodge127.org/masonry/famous.html|title= Famous Masons|publisher= Lake City Lodge No. 127|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 物理学者。王立協会メンバー。1947年ノーベル物理学賞受賞。1922年10月にロッジ「Isaac Newton University lodge No. 859」でマスターメイソン昇級（raised）、1925年9月30日に同ロッジ退会<ref name="frs_freemasons_complete_jan2010" />。
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| − | * [[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード8世]]（1894年生）<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | * [[ジョージ6世 (イギリス王)|ジョージ6世]]（1895年生）<ref name="GLBCY"/>,<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | * [[:en:Jimmy Wheeler|ジミー・ウィーラー]]（1910年生）<ref>{{Cite web|url= http://www.ugle.org.uk/what-is-masonry/famous-masons/|title= Famous Masons|publisher= Grand Lodge of England|accessdate= 2013-05-03|archiveurl= https://web.archive.org/web/20130603205526/http://ugle.org.uk/what-is-masonry/famous-masons/|archivedate= 2013年6月3日|deadurldate= 2017年9月}}</ref>,<ref>{{Cite web |url= http://www.grandlodgescotland.com/index.php?option=com_content&task=view&id=236&Itemid=158|title= Famous Freemasons|publisher= Grand Lodge of Scotland|accessdate=2013-05-03}}</ref>,<ref>{{Cite web |url= http://www.tees509.org.uk/index.php/famous-masons/|title= Famous Masons|publisher= Tees Lodge 509 in the Province of Durham|accessdate=2013-05-03}}</ref>,<ref>{{Cite web |url= http://www.theliverpoolgroup.org.uk/history.php|title= History - The Liverpool Group|publisher= The Liverpool Group|accessdate=2013-05-03}}</ref>,<ref>{{Cite web |url= http://www.foundationlodge82.co.uk/british-freemasons.htm|title= Famous British Freemasons|publisher= Foundation Lodge 82|accessdate=2013-05-03}}</ref> - コメディアン。
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| − | * [[エドワード (ケント公)|ケント公エドワード王子]]（1935年生）<ref>[http://www.ugle.org.uk/about-ugle/whos-who/ United Grand Lodge of England » Who's Who]</ref> - 現在のイングランド・連合グランドロッジのグランドマスター。
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| − | * [[リック・ウェイクマン]]（1949年生）<ref>{{Cite web |url= http://www.chelsea-lodge.org.uk/Officers05.htm|title= List of Officers for the year 2014-2014|publisher= Chelsea Lodge No 3098|accessdate=2014}}</ref> - 音楽家、コメディアン、タレント。ロック・バンド「[[イエス (バンド)|イエス]]」での活動などで知られる。ロンドンにあるチェルシー・ロッジのマスターとしてイベントに参加している姿が公開されている。
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| − | * [[クリストファー・アーンショー]]（1953年生） - 日本在住25年以上の[[タロット]]・マスター<ref>クリストファー・アーンショー『聖なる「黙示録タロット」カード』（2011年、BABジャパン）の[[日外アソシエーツ|BOOK著者紹介情報]]より。</ref>。スコティッシュライト32階級<!-- <ref name="tocana7243">{{Cite web |date=2015-09-23|url= http://tocana.jp/2015/09/post_7243_entry.html|title=フリーメイソンで製薬会社の社長が語る！ 巨大組織「フリーメイソンの真実」（1/2）|publisher=TOCANA|accessdate=2015年}}</ref> -->{{出典無効|date=2017年7月}}。[[ソシエテ・ジェネラル|ソシエテ・ジェネラル銀行]]証券部門副支店長、[[万有製薬|メルク万有]]アソシエト・ダイレクター等を歴任<ref>{{Cite web |url= http://spiritualceo.jimdo.com/dr-クリスについて/|title=Dr クリスについて|publisher=Spiritual CEO (Dr. クリス公式サイト)|accessdate=2015年}}</ref>。[[野口英世]]財団顧問<ref>{{Cite web |url= http://profile.ameba.jp/earnshaw/|title=Dr.クリスのプロフィール|publisher=Ameba BLOG|accessdate=2015年}}</ref>。
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| − | ; ウェールズ
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| − | * [[:en:Joseph Parry|ジョセフ・パリー]]（1841年生）<ref>{{Cite web |url= http://www.rgle.org.uk/MHC_Welsh.htm|title= Welsh Freemasonry|publisher= The Masonic High Council the Mother High Council of the World of the Most Ancient and Honourable Fraternity of Free and Accepted Masons|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 音楽家。アメリカ合衆国に移住し、イギリスに帰国後[[ウェールズ大学]]教授になった。彼が製作した作曲作品『[[:en:Myfanwy|Myfanwy]]』『[[:en:Aberystwyth (hymn tune)|Aberystwyth]]』は[[南アフリカの国歌]]『[[神よ、アフリカに祝福を]]』に使用されている。
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| − | ; スコットランド
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| − | * [[:en:Andrew Bell (engraver)|アンドリュー・ベル]]（1726年生）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/bell_a/bell_a.html|title= Andrew Bell|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>,<ref name="Royal Arch No.76">{{Cite web|url= http://www.lodge76.wanadoo.co.uk/famous_scottish_freemasons.htm|title= Famous Scottish Freemasons|publisher= Lodge Stirling Royal Arch No.76|accessdate= 2013-05-03|archiveurl= https://web.archive.org/web/20120628084014/http://www.lodge76.wanadoo.co.uk/famous_scottish_freemasons.htm|archivedate= 2012年6月28日|deadurldate= 2017年9月}}</ref> - 『[[ブリタニカ百科事典]]』の共同創設者。「Lodge St. David No.36」でメイソンリーに入会<ref name="Royal Arch No.76" />。
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| − | * [[ジェームズ・ワット]]（1736年生、1763年入会）<ref name="GLBCY" /> - 発明家。[[蒸気機関]]の改良。単位[[ワット]]の元になった。
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| − | * [[ウォルター・スコット]]（1771年生、1801年3月2日入会）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Yoshimura1989-p11"/> - 作家。スコットランド・ポンド紙幣の肖像になっている。
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| − | * [[トーマス・カーライル]]（1795年生）<ref name="Yoshimura1989-p11"/> - 歴史家、評論家。エディンバラ大学運営評議会議長。
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| − | * [[トーマス・リプトン]]（1848年生）<ref name="GLBCY" /> - 紅茶ブランド[[リプトン]]創業者。1870年8月に[[グラスゴー]]のロッジ「Scotia No. 178」でメイソンの階級を昇級（raised）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/lipton_t/lipton_t.html|title= Sir Thomas Johnstone Lipton|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2015年}}</ref>。
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| − | * [[アレクサンダー・フレミング]]（1881年生、1909年入会）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/fleming_a/fleming_a.html|title= Sir Alexander Fleming|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref> - [[ペニシリン]]を発見した細菌学者。1945年ノーベル生理学・医学賞受賞。
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| − | ; 北アイルランド
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| − | * [[ジョイ・ダンロップ]]（1952年生）<ref name="lodgestpatrick" /> - オートバイレーサー。
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| − | ; アイルランド
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| − | [[File:Laputa - Grandville.jpg|thumb|150px|right|スウィフト原作『ガリヴァー旅行記』の一場面、空飛ぶ島「[[ガリヴァー旅行記#第三篇 ラピュータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリッブおよび日本への渡航記|ラピュータ]]」と遭遇するガリヴァー。]]
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| − | * [[ジョナサン・スウィフト]]（1667年生）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Yoshimura1989-p11"/> - 作家。著書は『[[ガリヴァー旅行記]]』など。ロンドンのロッジ「 Lodge Goat-at-the-Foot-of-the-Haymarket, No. 16」所属<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/swift_j/swift_j.html|title= Jonathan Swift|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2015年}}</ref>。
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| − | * [[オスカー・ワイルド]]（1854年生、1875年入会）<ref name="GLBCY" /> - 詩人・作家。同性愛者。著書は『[[サロメ (戯曲)|サロメ]]』など。1875年5月25日マスターメイソン昇級（raised）<ref>{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/wilde_o/wilde_o.html|title= Oscar Fingal O'Flaherty Wills Wilde|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-05-03}}</ref>。
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| − | ; バチカン市国
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| − | * ロザリオ・フランチェスコ・エスポジト（1921年生）<ref>[http://www.catholicculture.org/news/features/index.cfm?recnum=49344 News Features - Catholic Culture]</ref> - 最初の著書は「フリーメーソンとイタリア」<ref>[http://stpaul.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/11/post_d1ef.html 聖パウロ会ニュース・［訃報］ロザリオ・フランチェスコ・エスポジト神父]</ref>。
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| − | ; ベルギー
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| − | * [[レオポルド1世 (ベルギー王)|レオポルド1世]]（1790年生）<ref>[http://www.mason.be/en/celeb.htm Famous Belgian freemasons] Grand Orient of Belgium</ref>
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| − | * [[アンリ・ヴュータン]]（1820年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=300}}</ref> - 音楽家。
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| − | ; ポーランド
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| − | * [[スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ|スタニスワフ2世]]（1732年生）<ref name="Wirtualny Wschód Wolnomularski" />
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| − | * [[タデウシュ・コシチュシュコ]]（1746年生）<ref name="Wirtualny Wschód Wolnomularski" />
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| − | * [[ヤン・ヘンリク・ドンブロフスキ]]（1755年生）<ref name="Wirtualny Wschód Wolnomularski" />
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| − | * [[ユーゼフ・ポニャトフスキ]]（1763年生）<ref name="Wirtualny Wschód Wolnomularski" />
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| − | * [[アダム・イエジィ・チャルトリスキ]]（1770年生）<ref name="Wirtualny Wschód Wolnomularski">[http://www.wolnomularstwo.pl/ Wirtualny Wschód Wolnomularski]</ref>
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| − | * [[アダム・ミツキェヴィチ]]（1798年生）<ref name="Wirtualny Wschód Wolnomularski" />
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| − | ; チェコ
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| − | * [[アルフォンス・ミュシャ]]（1860年生、1898年入会）<ref name="GLBCY" />,<ref>ミュシャ・リミテッド編 島田紀夫・坂上桂子訳『アルフォンス・ミュシャ 波乱の生涯と芸術』（講談社、2001年、ISBN 4-403-12006-7）p.154</ref>-1898年パリでロッジに入り、1918年にはプラハのコメンスキー・ロッジ設立に協力した。その後にチェコスロヴァキア本部のグランド・マスター、後に同国第2ソヴリン・グランド・コマンダーになった。チェコスロヴァキアの支部のために[[レターヘッド]]やメダル等のデザインを手掛けた。
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| − | * [[エドヴァルド・ベネシュ]]（1884年生）<ref>[http://www.exsequi.org.za/famouse-freemasons.asp Exsequi Lodge History: Famous Freemasons] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20071030170815/http://www.exsequi.org.za/famouse-freemasons.asp |date=2007年10月30日 }}</ref> - 1924年から1925年頃、プラハの古くからのロッジ「Jan Amos Komensky No. 1」で入会し（initiated）、1927年から1928年頃にプラハのロッジ「Pravda Vitezi」で進級（passed）と昇級（raised）をした<ref name="10000famous"/>。
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| − | ; プロイセン
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| − | * [[フリードリヒ2世 (プロイセン王)|フリードリヒ2世]]（1712年生）<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | ; ハンガリー
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| − | {{External media
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| − | | audio1 = [[File:Barabás Portrait of Franz Liszt.jpg|right|100px|フランツ・リスト Franz Liszt]]
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| − | [https://www.youtube.com/watch?v=wKqqNqKWbLk リゴレット・パラフレーズ] - [[スカラ座]]公式YouTube。<br />[[演奏記号#発想記号|発想]] "''{{Lang|it|con somma passione}}''" （最高に豊富な情熱で）の部分は5:52から聴かれる。
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| − | }}
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| − | [[File:Paramount Pictures logo.png|150px|left|thumb|映画会社パラマウントのロゴ。ナチスからの[[パリの解放]]を描写した同社の映画『[[パリは燃えているか]]』（1966年）という題名は、フリーメイソンを弾圧したアドルフ・ヒトラーの言葉から。]]
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| − | * [[フランツ・リスト]]（1811年生、1841年入会）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Nefontaine160"/>,<ref name="Don Michael Randel" />, <ref group="*">彼とフリーメイソンの関係については、福田弥『リスト』（音楽之友社）pp.70-72や、吉田進『フリーメイソンと大音楽家たち』（国書刊行会）pp.312-326を参照。</ref> - [[ロマン派音楽|ロマン派]]の音楽家・ピアニスト（ピアノの魔術師）。作曲は『[[愛の夢|愛の夢 第3番]]』『[[パガニーニによる大練習曲]] [[ラ・カンパネッラ|第3番 ラ・カンパネッラ]]』など。彼の男声合唱曲『労働者の合唱 ''Arbeiterchor''』はフリーメイソン主催のイベントのために作曲されたもの。1859年に作曲した『[[「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ|リゴレットによる演奏会用パラフレーズ]]』（リゴレット・パラフレーズ）は、ヴェルディのオペラ『[[リゴレット]]』（1851年）からの[[パラフレーズ]]作品である。ヴェルディの『リゴレット』の原作は、ヴィクトル・ユーゴー（フリーメイソン）の1832年の戯曲『[[王者の悦楽]]（王様はお楽しみ）』（[[:fr:Le roi s'amuse|Le roi s'amuse]]）。
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| − | * [[:en:Adolph Zukor|アドルフ・ズーカー]]（1873年生）<ref name="10000famous" /> - 映画会社[[フェイマス・プレイヤーズ・フィルム・カンパニー]]（のちの[[パラマウント映画|パラマウント]]社）設立者。フリーメイソンリーのロッジに50年間在籍した<ref name="10000famous" />。
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| − | ; デンマーク
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| − | * [[ハンス・クリスティアン・エルステッド]]（1777年生）<ref>{{Cite web |url= http://www.denstoredanske.dk/Livsstil,_sport_og_fritid/Foreninger/Hemmelige_foreninger/Den_Danske_Frimurerorden|title= Den Danske Frimurerorden|publisher= [[デンマーク大百科事典]]|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 物理学者、科学者。
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| − | ; ユーゴスラビア
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| − | * [[イヴォ・アンドリッチ]]（1892年生）<ref>{{Cite web |date=2010-03-21|url= http://www.blic.rs/Vesti/Reportaza/181581/Masonski-dosije-Ive-Andrica|title= Masonski dosije Ive Andrića|publisher= [[ブリツ|Blic Online]]|accessdate=2015年}}</ref> - 作家、外交官。1961年ノーベル文学賞受賞。
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| − | ; スイス
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| − | {{multiple image
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| − | | align = right
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| − | | image1 = Croixrouge logos.jpg
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| − | | width1 = 199
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| − | | caption1 = 赤十字と赤新月の標章。<br /><br />[[File:Flag of the Red Crystal.svg|border|196px]]<br />[[赤十字社#名称と標章|共通標章]]の赤水晶。
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| − | | image2 = Statue Henri Dunant.JPG
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| − | | width2 = 112
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| − | | caption2 = アンリ・デュナンの彫像。<br />「FONDATEUR DE LA CROIX-ROUGE」<br />（赤十字の創設者）。
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| − | }}
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| − | * [[:fr:Pierre-Maurice Glayre|ピエール＝モーリス・グレイル]]（1743年生）<ref name="freimaurerei.ch">{{Cite web |url= http://www.freimaurerei.ch/e/zweck/personen-e.php|title= Some famous personalities|publisher= Grand Lodge Alpina of Switzerland|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 外交官、政治家。
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| − | * [[:en:Jonas Furrer|ヨナ・フラー]]（1805年生）<ref name="freimaurerei.ch" /> - [[全州議会]]初代議長。[[連邦参事会|連邦内閣]]初代閣僚。初代[[連邦大統領 (スイス)|連邦大統領]]。
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| − | * [[:en:Johann Kaspar Bluntschli|ヨハン・カスパルト・ブルンチェリー]]（1808年生）<ref name="10000famous" /> - 政治家。国際法学者。[[ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク]]教授。
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| − | * [[アンリ・デュナン]]（1828年生）<ref name="UGLE-Booklet_R1">{{Cite web|url= http://www.ugle.org.uk/wp-content/uploads/2009/04/UGLE-Booklet_R1_148x210_LR_150.pdf|title= Are you thinking of becoming a Freemason?|format= PDF|work= UGLE Booklet|publisher= United Grand Lodge of England|archiveurl= https://web.archive.org/web/20130502174034/http://www.ugle.org.uk/wp-content/uploads/2009/04/UGLE-Booklet_R1_148x210_LR_150.pdf|archivedate= 2013年5月2日|accessdate= 2013-05-03|deadurldate= 2017年9月}}</ref> - [[赤十字社|赤十字]]を構想し、彼の構想のもと[[国際赤十字赤新月組織一覧|世界各国の赤十字の諸団体]]が設立されている<ref>{{Cite web |url= http://www.icrc.org/eng/who-we-are/history/founding/overview-section-founding.htm|title= Founding and early years of the ICRC (1863-1914)|publisher= 赤十字国際委員会|accessdate=2013-05-03}}</ref><ref>{{Cite web |url= http://www.icrc.org/eng/resources/documents/misc/57jnvq.htm|title= Henry Dunant (1828-1910)|publisher= 赤十字国際委員会|accessdate=2013-05-03}}</ref>。1901年第1回ノーベル平和賞受賞。
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| − | * [[:en:Louis Ruchonnet|アントワーヌ・ルイ・ジョン・ルショネ]]（1834年生）<ref name="freimaurerei.ch" /> - [[国民議会 (スイス)|国民議会]]議長。連邦内閣閣僚。連邦大統領。
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| − | * [[:en:Adrien Lachenal|アドリアン・ラシュナル]]（1849年生）<ref name="freimaurerei.ch" /> - 全州議会議長。国民議会議長。連邦内閣閣僚。
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| − | * [[:fr:Édouard Quartier-la-Tente|エドゥアール・カルティエ＝ラ＝タン]]（1855年生）<ref name="10000famous" /> - 政治家。
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| − | * [[:fr:Karl Gustav Jung|カール・グスタフ・ユングSr.]]（1794年生）<ref>http://www.nytimes.com/books/first/m/mclynn-jung.html</ref> - [[バーゼル大学]]教授（医学）。精神科医・心理学者[[カール・グスタフ・ユング]]（1875年生）の祖父。1850年にスイス連邦でメイソンリーのグランドマスター就任<ref>John A. Rush, ''[http://books.google.com/books?id=O45aDYWOL-oC Entheogens and the Development of Culture: The Anthropology and Neurobiology of Ecstatic Experience]'', North Atlantic Books, 2013. p. 522.</ref>。セルビアのグランドロッジは孫の[[カール・グスタフ・ユング|ユング]]（1875年生）がメイソン（スイスのグランドマスター）であると以前に記載した<ref>https://web.archive.org/web/20130802114306/http://www.rgls.org/sr/slobodno-zidarstvo/poznati-masoni-iz-sveta/23-carl-gustav-jung.html</ref>。
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| − | * [[:en:Augusto Giacometti|アウグスト・ジャコメッティ]]（1877年生）<ref name="freimaurerei.ch" /> - ペインター。ジャコメッティ兄弟（[[アルベルト・ジャコメッティ|アルベルト]]、[[:en:Diego Giacometti|ディエゴ]]、[[:en:Bruno Giacometti|ブルーノ]]）の親戚。
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| − | * [[:fr:André Chédel|アンドレ・シェデル]]（1915年生）<ref name="freimaurerei.ch" /> - 作家、哲学者、ジャーナリスト。
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| − | ; フィンランド
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| − | * [[ジャン・シベリウス]]（1865年生、1922年8月18日入会）<ref name="GLBCY" />,<ref name="Nefontaine160"/> - 音楽家。作曲は『[[フィンランディア]]』など。
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| − | ; スウェーデン
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| − | * [[アドルフ・フレドリク (スウェーデン王)|アドルフ・フレドリク]]（1710年生）<ref name="10000famous" /> - [[ホルシュタイン＝ゴットルプ王朝]]初代国王。ストックホルムのロッジのマスター、Protector of Swedish Freemasonryの称号<ref name="10000famous" />。
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| − | * [[:en:Arvid Lindman|アーヴィッド・リンドマン]]（1862年生）<ref name="10000famous" /> - [[スウェーデンの首相]]。スウェーデンのグランドロッジの偉大な総長（grand chancellor）<ref name="10000famous" />。
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| − | ; ロシア
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| − | {{multiple image
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| − | | caption1 = 画家シャガール。
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| − | | width2 = 131
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| − | | caption2 = 革命家バクーニン。
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| − | }}
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| − | * [[アレクサンドル・プーシキン]]（1799年生、1821年入会）<ref name="GLBCY" /> - 詩人、作家。著書は『[[エヴゲーニイ・オネーギン]]』など。
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| − | * [[ミハイル・バクーニン]]（1814年生）<ref name="lakecity" />,<ref name="Bro.Mikhail Bakunin">{{Cite web |author= フランス大東社|date= 2013-04-06|url= https://www.facebook.com/photo.php?fbid=511889415539516&set=a.465965800131878.112351.465926283469163&type=1|title= Grand Orient de France 4月6日|publisher= facebook|accessdate=2013-05-13}}</ref> - 革命家。無政府主義者。イタリア[[フィレンツェ]]のロッジ「社会進歩」（Il Progresso Sociale、イル・プログレッソ・ソチャーレ）のメンバー<ref name="Bro.Mikhail Bakunin" />。フランス大東社（GODF）がバクーニンを「ブラザー」と呼んでいる<ref name="Bro.Mikhail Bakunin" />。またフランス大東社が受け継ぐ先人にバクーニン（{{Lang|fr|Bakounine}}）を並べ上げている<ref name="our-values" />。
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| − | * [[イワン・ツルゲーネフ]]（1818年生）<ref name="rgls30" /> - 作家。著書は『[[初恋 (ツルゲーネフ)|初恋]]』『[[父と子]]』など。
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| − | * [[レフ・トルストイ]]（1828年生）<ref>{{Cite web|url= http://www.rgls.org/sr/slobodno-zidarstvo/poznati-masoni-iz-sveta/178-leotolstoy.html|title= LeoTolstoy|publisher= Regular Grand Lodge of Serbia A.F. & A.M|accessdate= 2013年|archiveurl= https://web.archive.org/web/20131023011748/http://www.rgls.org/sr/slobodno-zidarstvo/poznati-masoni-iz-sveta/178-leotolstoy.html|archivedate= 2013年10月23日}}</ref> - 作家。著書は主人公（[[:en:Pierre Bezukhov|ピエール]]）がメイソンリーに入会する『[[戦争と平和]]』など。『10,000 Famous Freemasons』は、多くの者がトルストイをメイソンだと考えているが当時のロシア政府が入会を禁止していた、と記述している。当局のその措置のためトルストイはメイソンでないとの説もある。
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| − | * [[セルゲイ・クーセヴィツキー]]（1874年生）<ref>{{Harvnb|吉田進|2006|p=379}}</ref> - 音楽家。作曲家・指揮者。
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| − | * [[マルク・シャガール]]（1887年生、1912年入会）<ref name="GLBCY" /> - 画家。作品は『私と村』『誕生日』など。
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| − | === その他 ===
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| − | {{multiple image
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| − | | image1 = James Naismith with a basketball.jpg
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| − | | caption1 = 球技バスケットボールの考案者ジェームズ・ネイスミス。
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| − | | caption2 = ジェームズ・ネイスミスの米国切手。
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| − | }}
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| − | ; カナダ
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| − | * [[ジェームズ・ネイスミス]]（1861年生、1894年入会）<ref name="James Naismith">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/naismith_j/naismith_j.html|title= Dr. James Naismith|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-09-16}}</ref> - スポーツ指導者。 1891年に球技スポーツ[[バスケットボール]]を考案した。
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| − | ; ブラジル
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| − | * [[デオドロ・ダ・フォンセカ]]（1827年生）<ref>[http://www.geocities.com/RainForest/8527/hist.html The History of Masonry in Brazil] – Bibliography: Menezes, Manuel Joaquim de, Exposição Histórica da Maçonaria no Brasil (1857); Mello, Mário Carneiro do Rego, A Maçonaria e a Revolução Republicana de 1817 (1912); Amaral, Braz do, A Conspiração Republicana da Bahia de 1798 (1926); Barros, F. Borges de, Primórdios das Sociedades Secretas na Bahia (1928); Kloppenburg, Boaventura, A Maçonaria no Brasil (Orientação para os Católicos) (1961)</ref>
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| − | ; チリ
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| − | * [[サルバドール・アジェンデ]]（1908年生）<ref name="Nefontaine160"/>
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| − | ; ベネズエラ
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| − | * [[シモン・ボリバル]]（1783年生）<ref>神代修『シモン・ボリーバル』</ref> - [[大コロンビア]]共和国初代大統領。スペイン[[カディス]]でメイソンリーに入会<ref name="GLBCY" />。
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| − | * [[アウグスト・セサル・サンディーノ]]（1895年生）<ref name="Takahashi">高橋均『サンディーノ戦記』</ref> - 革命家。
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| − | * [[アナスタシオ・ソモサ・ガルシア]]（1896年生）<ref name="Takahashi" /> - 第34・39代大統領。
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| − | ;インド
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| − | [[File:Jawaharlal Nehru as a young child with his parents.png|100px|right|thumb|1919年と1928年にインド国民会議議長を務めたモティラル・ネルー。写真左は妻。写真右の息子は独立インドの初代首相ジャワハルラール・ネルー（1929年と1930年にインド国民会議議長）。]]
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| − | * [[:en:Motilal Nehru|モティラル・ネルー]]（1861年生）<ref name="rglni">{{Cite web |url= http://rglni.org/eminentmasons.php|title=SOME VERY WELL KNOWN INDIAN FREEMASONS|publisher= Regional Grand Lodge of Northern India|accessdate=2015年}}</ref> - [[インド国民会議]][[:en:President of the Indian National Congress|議長]]（1919年・1928年）、[[ネルー・ガーンディー・ファミリー|ネルー・ガンディー]]第二世代。初代[[インドの歴代首相|インド首相]][[ジャワハルラール・ネルー]]の父。[[カーンプル]]のロッジ「Harmony」所属<ref name="rglni" />。メイソンの服装をしたモティラル・ネルーの肖像画が発見されている<ref name="rglni" />。
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| − | * [[:en:Gaganendranath Tagore|ガガネンドラナート・タゴール]]（1867年生）<ref name="rglni" /> - 画家。アジアで初めてノーベル賞を受賞した詩人[[ラビンドラナート・タゴール]]の従兄の息子（甥）。
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| − | ; 香港
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| − | * [[ヴィクター・李]]（1947年生）{{要出典|date=2013年9月}}
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| − | ; フィリピン
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| − | * [[ホセ・リサール]]（1861年生）<ref>[http://www.glphils.org/famous-masons/frizal.htm Famous Filipino Masons - Jose Rizal]</ref> - スペインでメイソンリーに入会<ref name="GLBCY"/>。
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| − | ; オーストラリア
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| − | {{multiple image
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| − | | align = left
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| − | | image1 = StateLibQld 1 139254 Landing the aircraft, Southern Cross in Brisbane, Queensland, ca. 1928.jpg
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| − | | width1 = 150
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| − | | caption1 = C・E・キングスフォード＝スミスが1928年に米国で購入した航空機の現物。彼は同機に「[[:en:Southern Cross (aircraft)|サザンクロス]]」（南十字）と名付けた。1935年に彼が豪政府に売却したその現物機は[[ブリスベン空港]]近郊にある彼の記念館のドームに保管・展示されている。
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| − | | image2 = MascotAirport5.jpg
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| − | | width2 = 138
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| − | | caption2 = [[シドニー国際空港]]のキングスフォード＝スミスを記念した展示場。同空港は彼の栄誉を讃えて彼の名の「キングスフォード＝スミス国際空港」としても知られる<ref>{{Cite web |url= http://australia.gov.au/about-australia/australian-story/charles-kingsford-smith|title= Charles Kingsford Smith|publisher= [[:en:Government of Australia|Australian Government]]|accessdate=2013-08-12}}</ref>。「サザンクロス」の模型や彼の肖像が飾られている。
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| − | }}
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| − | * [[エドモンド・バートン]]（1849年生）<ref name="freemasonsvic">{{Cite web |url= http://www.freemasonsvic.net.au/ourhistory/famousaustralianfreemasons.aspx
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| − | |title= Famous Australian Freemasons|work= Our History|publisher= Freemasons Victoria|accessdate=2013-05-03}}</ref>,<ref name="dglcarpentaria">{{Cite web |url= http://www.dglcarpentaria.org.au/|title= Freemasons in Far north Queensland|publisher= District Grand Lodge of Carpentaria|accessdate=2013-05-03}}</ref> - 初代[[オーストラリアの首相|オーストラリア首相]]。オーストラリア最高裁次席判事。
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| − | * [[ヘンリー・ローソン]]（1867年生）<ref name="dglcarpentaria" /> - 詩人、短編作家。
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| − | * [[ロバート・メンジーズ]]（1894年生）<ref name="freemasonsvic" />,<ref name="dglcarpentaria" /> - 第12代首相。
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| − | * [[チャールズ・キングスフォード・スミス|チャールズ・エドワード・キングスフォード＝スミス]]（1897年生、1925年4月9日入会）<ref name="freemasonsvic" />,<ref name="dglcarpentaria" />,<ref>{{Cite web |date= March 2007|url= http://www.nswmasonicclub.com.au/wp-content/uploads/2012/09/March-Magazine-2007.pdf|title= SIR CHARLES KINGSFORD-SMITH|format= PDF|publisher= New South Wales Masonic Club|accessdate=2013-08-02}}</ref> - オーストラリアから米国へ飛行した初のパイロット（1934年）。[[オーストラリア・ドル]]紙幣の肖像になった。
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| − | * [[:en:Hubert Opperman|ヒューバート・オッパーマン]]（1904年生）<ref name="freemasonsvic" /> - 自転車選手。[[オーストラリア連邦議会]]議員。[[移民・市民権大臣]]。インフラストラクチャー・輸送大臣。
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| − | * [[ウィリアム・マクマホン]]（1908年生）<ref name="freemasonsvic" /> - 第20代首相。
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| − | * [[ドナルド・ブラッドマン]]（1908年生）<ref name="freemasonsvic" />,<ref name="dglcarpentaria" /> - [[クリケット]]選手。
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| − | * [[:en:Graham Kennedy|グラハム・ケネディ]]（1934年生）<ref name="freemasonsvic" /> - TVスター。オーストラリアのテレビの王。
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| − | {{-}}
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| − | ; 出生地不詳
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| − | * [[サンジェルマン伯爵]] <ref>{{Harvnb|吉村正和|1989|p=56}}</ref>
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| − | {{Clear}}
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| − | ; 北朝鮮最高指導者金正恩とフリーメイソンリー
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| − | {{External media
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| − | | image1 = [http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20130323500003 {{Lang|ko|北 김정은, 코트에 손 반만 끼어넣는 이유는}} (北 金正恩、コートに手を半分入れる理由とは)] - [[ソウル新聞]]は、金正恩が右手を懐に入れる写真の掲載とともに、その仕草はナポレオン1世の真似であるという指摘を報じた（2013年3月22日）。
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| − | | image2= [http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324432404578333480032286150.html#slide/1 金正恩とデニス・ロッドマン] - デニス・ロッドマンが北朝鮮訪問時の写真9枚。[[ウォール・ストリート・ジャーナル]]（2013年3月1日）。
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| − | }}
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| − | 北朝鮮（[[朝鮮民主主義人民共和国]]）最高指導者[[金正恩]]は、彼の右手を懐に入れる仕草がナポレオン1世の真似とも言われ（[[順天郷大学校|順天郷大学]]教授[[呉允盛]]の説）、その仕草はフリーメイソンの特徴であるが金正恩はメイソンではないであろう、彼がメイソンならば彼の国家の国際関係はもっと安定しているはずであろう、など噂されている<ref>{{Cite web |date= 2013-04-20|url= http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0420&f=national_0420_005.shtml|title= 【中国BBS】金正恩氏はフリーメーソン? 右手を懐に入れる理由|publisher= [[サーチナ|サーチナニュース]]|accessdate=2013-09-16}}</ref>。[[大韓民国]]では2011年、ナポレオンが懐に手を入れるのはフリーメイソンリーの会員同士の合図であると[[文化放送 (韓国)|文化放送]]が特集した<ref>{{Cite web |date= 2011-09-25|url= http://article.joins.com/news/article/article.asp?total_id=6267763|title= {{Lang|ko|프리메이슨 ‘은밀한 수신호’ 나폴레옹 초상화서 발견 ‘경악’}}|publisher= [[中央日報]]|accessdate=2013-09-16}}</ref>。
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| − | | |
| − | 金正恩は子供の頃からバスケットボールというスポーツが大好きである<ref name="Isozaki&Sawada">{{Cite book |author= [[礒崎敦仁]]|coauthors= [[澤田克己]]|year= 2010|title= [http://books.google.com/books?id=kYDlGJdp60kC&pg=PT34 LIVE講義北朝鮮入門]|publisher= [[東洋経済新報社]]|isbn= 9784492211922}}</ref>。このスポーツを1891年に考案したジェームズ・ネイスミスは1894年にフリーメイソンリーに入会した<ref name="James Naismith" />。スイス留学時代の金正恩はNBAのヨーロッパ遠征試合を観戦するために公立中学校の午後の授業を抜け出して北朝鮮大使館に車を出させて親友と2人で日帰りでスイス[[ベルン]]からフランス[[パリ]]へ行った<ref name="Isozaki&Sawada" />。公立中学校の休み時間はいつもバスケットボールで遊び、自宅に[[:Category:バスケットボール漫画|バスケットボールの漫画]]が沢山あり、学校でよくバスケットボール漫画の絵を描いていた<ref name="Isozaki&Sawada" />。礒崎・澤田『LIVE講義北朝鮮入門』は当時[[大韓民国|韓国]]で人気のあった日本の漫画『[[SLAM DUNK]]』（1990年-1996年）の[[ハングル]]版を金正恩も読んでいたものと推測している<ref name="Isozaki&Sawada" />。2000年までのスイス留学時代の金正恩は未成年であるため未だフリーメイソンリーに入会できない。
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| − | 最高指導者となって以降も金正恩[[朝鮮労働党中央委員会総書記|第一書記]]が最も熱中するスポーツのバスケットボールに対する思い入れが見られ、2013年の動向においては、[[外務省 (北朝鮮)|外務省]]をバスケットボール後援機関として指定した<ref>{{Cite web |date= 2013-08-14|url= http://sankei.jp.msn.com/world/news/130814/kor13081413100000-n2.htm|title= 「サッカー、バスケを支援せよ」スポーツ振興、金正恩流「国策」 対南・米カードに（2/2ページ）|publisher= [[産経新聞]]|accessdate= 2013-09-16}}</ref>。
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| − | 元NBA選手[[デニス・ロッドマン]]は、1861年設立ロッジの米[[ニュージャージー州]]「アカシア・ロッジ」（Acacia Lodge）が明かしたところによると、フリーメイソンである<ref name="acacia" />。2013年2月28日北朝鮮[[平壌]]にて、フリーメイソンのデニス・ロッドマンは金正恩と2人でバスケットボールを観戦後、金正恩に言った<ref name="cnn">{{Cite web |date= 2013-03-01|url= http://www.cnn.co.jp/showbiz/35028948.html|title= 訪朝の元NBAのロッドマン氏、金正恩氏とバスケ観戦 「生涯の友」|publisher= [[CNN]]|accessdate= 2013-09-16|quote= ロッドマンさんは観戦後、「あなたは生涯の友だ」と金第1書記に語りかけた。}}</ref>。
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| − | {{Cquote|You have a friend for life.<ref>{{Cite web |author= Lynn Zinser|date= 2013-02-28|url= http://www.nytimes.com/2013/03/01/sports/basketball/dennis-rodman-meets-north-korean-leader.html?_r=0|title= Rodman Meets With North Korean Leader, Courtside|publisher= [[ニューヨーク・タイムズ]]|accessdate= 2013-09-16}}</ref>（あなたは生涯の友だ<ref name="cnn" />）|20px||デニス・ロッドマン|}}
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| − | ロッドマンは2013年9月に、「友人の金第一書記に会いに行く」ために再び北朝鮮を訪問した<ref>{{Cite web |date= 2013-09-03|url= http://www.cnn.co.jp/world/35036744.html|title= ロッドマン氏が再訪朝、「バスケ外交」|publisher= CNN|accessdate= 2013-09-16|quote= 友人の金第1書記に会いに行くだけだ}}</ref>。ロッドマンは2013年12月には北朝鮮で北朝鮮バスケットチームの指導をする予定であり、2014年1月にはバスケット交流試合のために北朝鮮に行く予定であり、フリーメイソン仲間で元NBAチームメイトの[[スコッティ・ピッペン|ピッペン]]が交流試合メンバーに入っている<ref>{{Cite web |date= 2013-09-10|url= http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013091000086|title= 金第1書記誕生日に交流試合＝12月に再訪朝－ロッドマン氏|publisher= 時事通信社|accessdate= 2013-09-16}}</ref>。
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| − | 共産主義者を受け入れるフリーメイソンリーのロッジは、フランス大東社（GODF）系やロシアのグランドロッジ（[[アンドレイ・ボグダーノフ]]）などである。
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| − | == 関連団体 ==
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| − | {{See also|[[:en:Category:Masonic organizations|フリーメイソンリー関連団体のカテゴリ]]（英語版wikipedia）}}
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| − | === ロッジP2 ===
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| − | [[File:Ricevuta di pagamento per l'iscrizione del dott. Silvio Berlusconi alla loggia massonica P2.gif|thumb|150px|right|ジェッリ逮捕後、彼の[[ナポリ]]の別荘を家宅捜索時に押収されたベルルスコーニのP2ロッジ入会時の会費の領収証。]]
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| − | '''[[ロッジP2]]'''は[[イタリア]]に本拠を置いていた団体。メンバーはイタリアの政府や[[軍]]関係者、[[警察]]関係者内の[[反共主義|反共産主義]]者を中心としていたが、[[南アメリカ]]の軍事独裁政権との関係が深く、その活動内容がフリーメイソン内から非難され[[1976年]]に破門された。しかしその後も元代表の[[リーチオ・ジェッリ]]らが極右組織と組んで活動し、[[1980年]]にはメンバーが[[ボローニャ駅爆破テロ事件]]を引き起こした。元[[イタリア王国]][[王太子]]の[[ヴィットーリオ・エマヌエーレ・ディ・サヴォイア]]や[[シルヴィオ・ベルルスコーニ]][[首相]]、[[バチカン]]の金融スキャンダルを引き起こし[[暗殺]]された[[アンブロシアーノ銀行]][[頭取]]の[[ロベルト・カルヴィ]]もメンバーであった。
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| − | === デモレー ===
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| − | '''[[デモレー]]'''は、14世紀のテンプル騎士団の最後の総長であり、フリーメイソンリーのメンバーであった[[ジャック・ド・モレー]]（Jacques DeMolay）の優れた騎士道精神にちなんで名づけられた団体。
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| − | デモレーは12歳から21歳の若者のための人格育成を目指している組織である。日本における現在の活動地域は東京のみ。場所は東京メソニック協会。
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| − | ウォルト・ディズニーはデモレーのメンバーである<ref name="03mason" />。陰謀を疑う人々らがウォルト・ディズニーを第33階級のフリーメイソンと主張しているが、その主張に根拠は無い<ref name="03mason" />。ジョン・スタインベックはデモレーのメンバーであり<ref name="Hall of Fame" /> フリーメイソンでもあった<ref name="steinbeck_j" />。
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| − | ===シュライン===
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| − | '''[[シュライン]]'''（[[:en:Shriners|Shriners]]）は[[1870年]]に作られたフリーメイソンの内組織<ref>[http://www.shrinersinternational.org/en/Shriners/History/Beginnings.aspx|title= Shriners International公式HP]</ref>。元々、メイソン間の親睦や娯楽を目的に作られた団体で、恵まれない子どもに[[小児専門病院|小児科病院]]（シュライン小児病院 [[:en:Shriners Hospitals for Children|Shriners Hospitals for Children]]）を運営することにあった。著名人の入会者には[[コメディアン]]の[[ハロルド・ロイド]]<ref name="Lloyd"/> や[[ケンタッキーフライドチキン]]の創業者[[カーネル・サンダース]]などがいる。全てのシュライン会員がメイソンだが、全てのメイソンがシュライン会員ということではない<ref>[http://www.shrinersinternational.org/Shriners/MasonShriners/Masons.aspx|title= Masons and Shriners参照]</ref>。
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| − | <gallery align="center">
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| − | File:Harold Lloyd Shriner 1946.JPG|シュラインのメンバーだった[[コメディアン]]の[[ハロルド・ロイド]]。
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| − | File:Colonel Sanders Grave 3.jpg|カーネル・サンダースの墓標に印されたフリーメイソンとシュラインのマーク。
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| − | File:Shrine Auditorium.jpg|シュラインが寄付金を出資して名前がつけられた[[シュライン・オーディトリアム]]。
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| − | File:Shriners Hospital, Galveston.jpg|[[テキサス州]]にあるシュライン小児病院。
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| − | </gallery>
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| − | == フリーメイソン関連の作品 ==
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| − | {{external media
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| − | | topic = 楽曲を試聴する
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| − | | width = 400px
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| − | | audio1 = [https://www.youtube.com/watch?v=dmXnwcBBhqU&feature=youtu.be&t=6s モーツァルト: 無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが K. 619] - YouTube（ClassicalExperience: concertclassic.com）。
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| − | | audio2 = [http://ml.naxos.jp/album/CDX-5055 モーツァルト: フリーメーソンのための音楽全集] - オンライン音楽図書館 "[[ナクソス (レコードレーベル)|Naxos Music Library]]"。
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| − | | audio3 = [http://ml.naxos.jp/work/800017 シベリウス: フリーメーソンの儀式音楽 Op. 113 （1927年原典版）] - オンライン音楽図書館 "Naxos Music Library"。
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| − | | audio4 = [https://player.believe.fr/v2/3325480681349?embed=1&embedType=53f5dde7044c7&referer=http%3A%2F%2Fwww.believeband.com%2Fartists%2F138507%2Cles-musiciens-de-paris-groupement-rituel-dinsturments-a-vents-choeur-les-chantres-de-la-tradition-roger-cotte-ana-maria-miranda-christian-ivaldi-rene-terrasson-hamilton-schiuyler-pierre-gianotti-jean-ver-hasselt-andre-lacombe.html%3Flang%3Dde&believeband=1# Musiques Rituelles Maçonniques Du XVIIIe Siècle（18世紀フリーメイソンの音楽集）] - フランソワ・ジルースト「大洪水」、ベートーヴェン「[[ベートーヴェンの楽曲一覧#吹奏楽曲|行進曲 変ロ長調]]」WoO. 29（このアルバムにおける題名は「{{Lang|fr|Marche maçonnique}}」）、「[[ベートーヴェンの楽曲一覧#独唱歌曲|奉献歌（Opferlied）]]」WoO.126、モーツァルト等の作品を収録。このアルバム『[[18世紀フリーメイソンの音楽集]]』は[[:fr:Grande Loge de France|フランス・グランドロッジ]]（GLDF）の後援で制作された。フランス・グランドロッジのグランドマスター[[:fr:Pierre Simon (médecin)|ピエール・シモン]]がこのアルバムに寄せたメッセージがライナーノーツに付属する。
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| − | }}
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| − | === メイソンのために書かれた楽曲 ===
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| − | * [[フランソワ・ジルースト]]: 葬送カンタータ「大洪水」 Rituel Maçonnique Funèbre "Le Déluge"
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| − | * [[ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト]]: [[ケッヘル番号]]（K.）順に、<br />「[[歓喜に寄す (モーツァルト)|歓喜に寄す]]」K.53、「[[:de:O heiliges Band|おお、聖なる絆]]」K.148、「[[:en:Sancta Maria, mater Dei|天主の御母なる聖マリア]]」K.273（後にメイソンのロッジに適用）、[[モーツァルトの室内楽曲#管楽を伴う室内楽曲|K.410]]、[[モーツァルトの楽曲一覧#1785年(29歳) ウィーン|K.429]]、[[モーツァルトの楽曲一覧#1785年(29歳) ウィーン|K.468]]、[[モーツァルトの楽曲一覧#1785年(29歳) ウィーン|K.471]]、 「[[フリーメイソンのための葬送音楽]]」ハ短調K.477、[[ピアノ協奏曲第22番 (モーツァルト)|K.482]]、[[モーツァルトの楽曲一覧#1786年(30歳) ウィーン、プラハ|K.483]]、[[モーツァルトの楽曲一覧#1786年(30歳) ウィーン、プラハ|K.484]]、「[[交響曲第39番 (モーツァルト)|交響曲第39番]]」K.543、「[[:en:Adagio and Fugue in C minor (Mozart)|アダージョとフーガ ハ短調]]」K.546（元はメイソン用の作品ではない）、「[[:en:Adagio and Rondo for glass harmonica, flute, oboe, viola and cello|アダージョとロンド]]」K.617、「[[アヴェ・ヴェルム・コルプス#モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ニ長調、K.618|アヴェ・ヴェルム・コルプス]]」ニ長調K.618（元はメイソン用の作品ではない）、小カンタータ「[[無限なる宇宙の創造者を崇敬する汝らが]]」K.619、「[[魔笛]]」K.620、[[:es:Kleine Freimaurer-Kantate|フリーメイソン小カンタータ「高らかにわれらの喜びを告げよ」]]K.623、「[[レクイエム (モーツァルト)|レクイエム]]」K.626（後にメイソンの葬儀に適用）など<ref name="Mozart’s masonic music">{{Cite web |url= http://freemasonry.bcy.ca/biography/mozart_a/music.html|title= Mozart’s masonic music|publisher= Grand Lodge of British Columbia and Yukon|accessdate=2013-07-18}}</ref>。<br />後にメイソン用になった<ref name="Mozart’s masonic music" />「[[:en:Psalm 130|深き淵よりわれ汝を呼ぶ]]」K.93（A.22）の実際の作者は[[:en:Johann Georg Reutter|J. A. J. K. ゲオルク・ロイター]]といわれている<ref>{{Citation|year=1954|author=Karl Pfannhauser|title=Mozart hat kopiert!}}</ref>。<br />歌曲「おお、聖なる絆」K.148の副題は「ヨハネロッジへの頌歌 Lobgesang auf die feierliche [[:de:Johannisloge|Johannisloge]]」である。<br />[[:en:Thamos, King of Egypt|K.345]]、[[モーツァルトの室内楽曲#管楽を伴う室内楽曲|K.411]]もメイソンの楽曲であったのであろうといわれている<ref name="Mozart’s masonic music" />。その他、「{{Lang|de|Des Todes Werk}}（死の仕事）」、「{{Lang|de|Vollbracht ist die Arbeit der Meister}}（マスターたちの仕事は終わった）」の2つの散逸した1785年の作品がある<ref name="Mozart’s masonic music" />。<br />オーストリア国歌「[[山岳の国、大河の国]]」のメロディでもある合唱曲「みんなで腕を組み合おう Lasst uns mit geschlungnen Händen」K.623aは[[:de:Johann Holzer|ヨハン・ホルツァー]]作曲ではないかともいわれている<ref>{{Cite web |url= http://austria-forum.org/attach/Wissenssammlungen/Symbole/Bundeshymne/Hymne_Mozart.pdf|title= Mozart war es sicher nicht!|format= PDF|publisher= Austria-Forum|accessdate=2013-07-18}}</ref>。ヨハン・ホルツァーはフリーメイソンである<ref>{{Cite book |author= Dardis McNamee|year= 2011|title= [http://books.google.com/books?id=_mXZu2Lp_DoC&pg=PT32&lpg=PT32 Frommer's Austria]|publisher= [[:en:John Wiley & Sons|John Wiley & Sons]]|chapter= Austria Today: Singing a New song|isbn= 9781119994510|quote= ... fellow Free Mason Johann Baptist Holzer ...}}</ref>。<br />2013年現在フランス等のメイソンによる団体「九姉妹神 Les Neuf Sœurs」では「魔笛」等がWebRadioとして流されている<ref>{{Cite web |url= http://lesneufsoeurs.net/main/index.php?lang=en|title= Les Neuf Sœurs|publisher= Les Neuf Sœurs|accessdate=2013-07-18}}</ref>。<br />{{See also|[[:en:Mozart and Freemasonry|Mozart and Freemasonry]]（英語版wikipedia）}}
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| − | * [[ジャン・シベリウス]]: フリーメイソンの典礼音楽 作品113
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| − | === フリーメイソンが登場する作品 ===
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| − | ==== 映画 ====
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| − | {{Columns-start|num=2}}
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| − | * 『[[カサブランカ]]』[[1942年]]/アメリカ
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| − | * 『[[ヘルプ!4人はアイドル]]』[[1965年]]/イギリス<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html">[http://freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html Masonic references in cinema], Grand lodge of British Columbia and Yukon. 2015-01-29閲覧。</ref>
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| − | * 『[[ペーパー・ムーン]]』[[1973年]]/アメリカ<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | * 『[[王になろうとした男 (映画)|王になろうとした男]]』[[1975年]]/アメリカ
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| − | * 『[[チャンス (1979年の映画)|チャンス]]』[[1979年]]/アメリカ
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| − | * 『[[エイリアン2]]』[[1986年]]/アメリカ・イギリス/メイソンの指輪が登場。<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | * 『[[ミシシッピー・バーニング]]』[[1988年]]/アメリカ<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | * 『[[ゴッドファーザー PART III]]』[[1990年]]/アメリカ<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | * 『[[陰謀のセオリー]]』[[1997年]]/アメリカ<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | {{Column}}
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| − | * 『[[エンド・オブ・デイズ]]』[[1999年]]/アメリカ<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | * 『[[フロム・ヘル]]』[[2001年]]/アメリカ
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| − | * 『[[マジェスティック (2001年の映画)|マジェスティック]]』[[2001年]]/アメリカ<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | * 『[[ナショナル・トレジャー]]』[[2004年]]/アメリカ
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| − | * 『[[ダ・ヴィンチ・コード (映画)|ダ・ヴィンチ・コード]]』[[2006年]]/アメリカ<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/cinema.html" />
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| − | * 『[[ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記]]』[[2007年]]/アメリカ
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| − | * 『[[ロスト・シンボル]]』[[2012年]]/アメリカ
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| − | {{Columns-end}}
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| − | ==== 文芸 ====
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| − | {{Columns-start|num=2}}
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| − | * 『[[神々の血脈]]』-[[西谷史]] [[1987年]]/日本
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| − | * 『[[約束された場所で|約束された場所で —underground 2]]』-[[村上春樹]] [[1998年]]/日本{{refnest|group="*"|その他の村上作品では、フリーメイソンが直接登場するわけではないがドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』が登場し（『[[風の歌を聴け|風の歌 -]]』『[[世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド|世界の終り -]]』『[[ねじまき鳥クロニクル|ねじまき鳥 -]]』『[[1Q84]]』）、村上が自身の言葉で『カラマーゾフ - 』に言及することもある。また村上は『[[ノルウェイの森]]』の主人公にトーマス・マン『魔の山』を読ませている。トルストイ『戦争と平和』も村上の作品に登場する。}}
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| − | * 『[[東京タブロイド]]』-[[水城正太郎]] [[2001年]]/日本
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| − | * 『[[:ru:Рудин (роман)|Рудин]]』-[[イワン・ツルゲーネフ|ツルゲーネフ]] [[1856年]]/ロシア
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| − | * 『{{Lang|ru|Степной король Лир}}』-ツルゲーネフ [[1870年]]/ロシア
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| − | * 『[[戦争と平和]]』-[[レフ・トルストイ|トルストイ]] [[1865年]]/ロシア
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| − | * 『[[悪霊 (ドストエフスキー)|悪霊]]』-[[フョードル・ドストエフスキー|ドストエフスキー]] [[1873年]]/ロシア
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| − | * 『[[カラマーゾフの兄弟]]』-ドストエフスキー [[1880年]]/ロシア
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| − | * 『[[アモンティラードの樽]]（[[:en:The Cask of Amontillado|The Cask of Amontillado]]）』-[[エドガー・アラン・ポー]] [[1846年]]/アメリカ
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| − | * 『[[シスター・キャリー]]（[[:en:Sister Carrie|Sister Carrie]]）』-[[セオドア・ドライサー]] [[1900年]]/アメリカ
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| − | * 『ザ・スノーマン』-[[オー・ヘンリー]] [[1917年]]/アメリカ/短編集『[[:en:Waifs and Strays|Waifs and Strays]]』（[[1917年]]）収録作品。<ref>[http://freemasonry.bcy.ca/fiction/21.html Masonic references in 21st century prose], Grand lodge of British Columbia and Yukon. 2015-01-29閲覧。</ref>
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| − | * 『[[武器よさらば]]』-[[アーネスト・ヘミングウェイ|ヘミングウェイ]] [[1929年]]/アメリカ
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| − | * 『[[エデンの東]]』-[[ジョン・スタインベック]] [[1952年]]/アメリカ
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| − | * 『[[冷血]]』-[[トルーマン・カポーティ|カポーティ]] [[1965年]]/アメリカ
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| − | * 『[[天使と悪魔]]』-[[ダン・ブラウン]] [[2000年]]/アメリカ
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| − | * 『[[ロスト・シンボル]]』-ダン・ブラウン [[2009年]]/アメリカ
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| − | * 『[[運命の書]]（[[:en:The Book of Fate|The Book of Fate]]）』-[[ブラッド・メルツァー]] [[2008年]]/アメリカ
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| − | {{Column}}
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| − | * 『[[アンの夢の家]]』-[[L・M・モンゴメリ|モンゴメリ]] [[1917年]]/カナダ
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| − | * 『[[百年の孤独]]』-[[ガブリエル・ガルシア＝マルケス|ガルシア＝マルケス]] [[1967年]]/コロンビア
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| − | * 『[[荒涼館]]』-[[チャールズ・ディケンズ]] [[1853年]]/イギリス/この作品の他、『[[:en:Sketches by Boz|Public Dinners]]』『[[:en:Barnaby Rudge|Barnaby Rudge]]』『[[:en:Our Mutual Friend|Our Mutual Friend]]』にメイソンやその儀式が描写される。チャールズ・ディケンズ自身はメイソンではないが、兄弟や息子はメイソンである<ref>[http://www.midnightfreemasons.org/2013/12/was-charles-dickens-freemason.html Was Charles Dickens a Freemason?] by Midnight Freemason Contributor WB Gregory J. Knott (Past Master of St. Joseph Lodge, Board of Directors of The Masonic Society, and Member of the Scottish Rite Research Society)</ref>。
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| − | * 『[[:en:Endymion (Disraeli novel)|Endymion]]（エンディミオン）』-[[ベンジャミン・ディズレーリ]] [[1880年]]/イギリス/フリーメイソンの居酒屋（Tavern）が出てくるのだが、現実のディズレーリ自身はフリーメイソンを欧州の破壊者と警告している。<ref>[http://www.mastermason.com/urdaneta302/home_files/readings_files/revo.html Masonry and the Philippine Revolution©by MW Bro. Reynold Smith Fajardo, PGM Grand Masonic Historian (GMH)], MasterMason.com. 2015-01-29閲覧。</ref>
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| − | * 『非社会的な社会主義者（[[:en:s:An Unsocial Socialist|An Unsocial Socialist]]）』-[[ジョージ・バーナード・ショー|バーナード・ショー]] [[1887年]]/イギリス
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| − | *『[[赤毛組合|赤毛連盟（Red-Headed League）]]』（[[シャーロック・ホームズの冒険]]に所収） -[[アーサー・コナン・ドイル]] [[1891年]]/イギリス/本作に登場するJ・ウィルソン氏は、作中にフリーメイソンリー会員であることを示す描写がある。
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| − | * 『[[:en:Dodger (novel)|Dodger]]（ドジャー）』-[[テリー・プラチェット]] [[2012年]]/イギリス/[[チャールズ・ディケンズ|ディケンズ]]の作中人物から着想を得た。
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| − | * 『The Farewell to the Brethren of St. James’s Lodge, Tarbolton (Masonic Farewell)』-[[ロバート・バーンズ]] [[1786年]]/スコットランド<ref>[http://freemasonry.bcy.ca/fiction/poetry.html Masonic references in poetry], Grand lodge of British Columbia and Yukon. 2015-01-29閲覧。</ref>
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| − | * 『[[ユリシーズ]]』-[[ジェイムズ・ジョイス|ジョイス]] [[1922年]]/アイルランド
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| − | * 『[[ヴィルヘルム・マイスターの修業時代]]』-[[ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ|ゲーテ]] [[1796年]]/ドイツ
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| − | * 『[[魔の山]]』-[[トーマス・マン]] [[1924年]]/ドイツ
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| − | * 『[[ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え]]』-[[マルキ・ド・サド]] [[1797年]]/フランス
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| − | * 『[[法王庁の抜け穴]]（[[:fr:Les Caves du Vatican|Les Caves du Vatican]]）』-[[アンドレ・ジッド]] [[1914年]]/フランス/アンドレ・ジッド自身はメイソンではない<ref name="liberlatomorum" />。
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| − | * 他、[[アレクサンドル・デュマ・ペール|大デュマ]]、[[ハーマン・メルヴィル|メルヴィル]]、[[ラドヤード・キップリング|キップリング]]、[[ウィリアム・メイクピース・サッカレー|サッカレー]]、[[マーク・トウェイン]]、[[ウォルター・スコット]]等の作品。<ref>[http://freemasonry.bcy.ca/fiction/literature.html Masonic references in literature], Grand lodge of British Columbia and Yukon. 2015-01-29閲覧。</ref>
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| − | {{Columns-end}}
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| − | ==== テレビ番組 ====
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| − | * 『[[空飛ぶモンティ・パイソン]]』[[1969年]]-[[1974年]]/イギリス 第2シリーズの第4話で登場人物が、コンペに参加した建築家の中からフリーメイソンを見分ける方法（秘密の握手）を伝授するというネタが用いられている。
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| − | * 『[[刑事コロンボ]]』[[1973年]]/シーズン 2 エピソード 5（14話）「偶像のレクイエム（Requiem for a Falling Star）」。1時間5分55秒にシュラインのリングが登場。<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/tv.html">[http://freemasonry.bcy.ca/fiction/tv.html Masonic references in television], Grand lodge of British Columbia and Yukon. 2015-01-29閲覧。</ref> （13話「Dagger of the Mind」ではコロンボが「私の父親はエルクだったんですよ、私の母が辞めろというまで」と言う<ref name="2015/5/8/19:05">[http://freemasonry.bcy.ca/fiction/other/tv.html#columbo Fraternities and societies on television], Grand lodge of British Columbia and Yukon. 2015-05-08閲覧。</ref>。エルクはメイソンリーと別の友愛団体[[:en:Benevolent and Protective Order of Elks|Benevolent and Protective Order of Elks]]のメンバー。）
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| − | * 『[[Xファイル]]』[[1995年]]/シーズン2エピソード13。フリーメイソンのエンブレムの墓。<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/tv.html" />
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| − | * 『[[:en:The Thin Blue Line (TV series)|The Thin Blue Line]]』[[1996年]]/シリーズ2エピソード2・エピソード3。[[ローワン・アトキンソン]]他出演。<ref name="freemasonry.bcy.ca/fiction/tv.html" />
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| − | * イギリス[[BBC]]の自動車番組[[トップ・ギア]]では、[[レクサス]]はフリーメイソンが乗る車だとネタにされており、モンティ・パイソンで登場した「秘密の握手」などをすることもある。
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| − | * 『[[進め!電波少年]]』/事前許可（アポイント）を取らず多くの著名人に様々な依頼を敢行するという企画が中心の番組であり、[[松村邦洋]]が日本グランド・ロッジに押しかけ、玄関のインターホンを鳴らして会員にしてくださいと繰り返した。年配の男性職員が対応したが会員にはしてもらえなかった。
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| − | * 『[[YOUは何しに日本へ?]]』[[2014年]][[5月26日]]放送/空港でたまたま取材した[[フィリピン]]から来ていた団体が日本グランド・ロッジの新グランドマスター就任式に出席する予定の[[マニラ]]のメイソンとその家族であり、彼らに付いてそのまま就任式の密着取材を敢行した。日本グランド・ロッジにTV取材が入るのはこれが初であった。グランドマスター（第57代）となった米軍基地に勤務する在日フィリピン人男性のヴィクター・オーティスに番組ディレクターが「世界を裏で牛耳っているのは本当ですか？」と質問したところ、オーティスは「まさか！」「いくつかの国の大統領がフリーメイソンなのは真実だけど…でもそれだけで世界を牛耳るなんて無理かな」「我々がやっているのは社会奉仕活動です」と回答した。
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| − | * 『[[モヤモヤさまぁ〜ず2]]』[[2015年]][[10月4日]]放送/特番「モヤモヤさまぁ～ず2スペシャル「ロンドン」」で[[さまぁ～ず]]と[[テレビ東京]]の[[狩野恵里]]アナウンサーがロンドンのフリーメイソンズ・ホールに作られているフリーメイソン博物館を訪れた。[[三村マサカズ]]が日本でのフリーメイソンにまつわる都市伝説の一つである「千円札を折り曲げて透かすと[[富士山]]に[[野口英世]]の目が重なりフリーメイソンのシンボルとなる」を会員である案内係の男性に確認していたが「ただ光に透けただけである」と失笑されていた。その後集会場に案内され、狩野がそこに設置されている[[パイプオルガン]]を用いて「[[赤いスイートピー]]」を演奏した。
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| − | ==== 漫画 ====
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| − | * 『[[探偵学園Q]]』-原作[[天樹征丸]]・作画[[さとうふみや]]/[[2001年]]/日本/作中でフリーメイソンの暗号について触れている。
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| − | * 『[[ゴルゴ13]]』-第53巻-3「ズドロナス・マリヨ」で依頼するのがフリーメイソンの人間。整形手術でゴルゴと瓜二つの神父をバチカンに送り込みゴルゴの怒りを買った。
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| − | * 『霞ヶ関のフリーメイソン』-著者[[ケニー鍋島]]/[[前川つかさ]]/1994年/[[飛鳥新社]]/日本
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| − | ==== ゲーム ====
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| − | * 『[[ファイナルファンタジーX]]』<ref>[http://freemasonry.bcy.ca/fiction/games.html Masonic references in games], Grand lodge of British Columbia and Yukon. 2015-01-29閲覧。</ref>
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| − | === フリーメイソンをモデルにしたと思われる組織が登場する作品 ===
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| − | * 『[[仮面ライダーBLACK]]』
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| − | ==== アニメ ====
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| − | * 『[[ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!]]』 [[1989年]]/日本 - 「'''スリーメイソン'''」という秘密結社が登場する<ref group="*">[[ルパン三世]]劇場アニメ『[[ルパン三世 カリオストロの城]]』では、カリオストロとはフリーメイソンの[[カリオストロ]]に由来する。</ref>。
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| − | * 『[[ザ・シンプソンズ]]』エピソード [[:en:Homer the Great|Homer the Great]] [[1995年]]/アメリカ - 「'''ストーン・カッターズ'''」という秘密結社が登場する。
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| − | ==== 文芸 ====
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| − | * 『秘密』 - ゲーテの長編詩。
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| − | * 『[[緋弾のアリア]]』 - 「'''リバティー・メイソン'''」という秘密結社が登場する。
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| − | -->
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| − | === パロディ ===
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| − | * [[フリーソーメン]] - [[そうめん]]を食べる、無償でふるまう自称・秘密結社。同様の自称・秘密結社に、イモ料理を食べる「[[イモミナティ]]」が存在する。
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| | == 脚注 == | | == 脚注 == |
| − | {{脚注ヘルプ}}
| + | {{reflist}} |
| − | | + | {{テンプレート:20180815sk}} |
| − | ===注釈===
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| − | {{reflist|2|group="*"}}
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| − | ===出典注===
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| − | {{reflist|3}} | |
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| − | == 参考文献 ==
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| − | <!--{{参照方法|date=2015年10月|section=1}}-->
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| − | === メイソン自身によって書かれた文献 ===
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| − | * {{Cite book|author=S. Brent Morris|title=The Complete Idiot's Guide to Freemasonry|publiser=Alpha Books|year=2006|isbn=1-59257-490-4|ref={{SfnRef|Morris|2006}}}}
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| − | ::—— 日本語版は有澤玲による翻訳『フリーメイソン完全ガイド（上・歴史と組織構成、下・神話の真相とシンボル）』（楽土社、2008年）。原著者[[S・ブレント・モリス]]の所属ロッジはメリーランド州エリコット・シティーの第70ロッジ「パトモス」。同ロッジの元マスター。スコティッシュライト33°の保持者。ロンドンの世界最古の研究ロッジ「戴冠聖4人」の唯一のアメリカ人メンバー。同書は、メイソンの中のメイソンの専門家によるメイソン入門書といえる。アメリカのメイソンが中心。 | |
| − | * {{Cite book|和書|author=[[日本のフリーメイソンリー#片桐三郎|片桐三郎]]|year=2006|month=11|title=入門 フリーメイスン全史 --- 偏見と真実|publisher=アム アソシエイツ|isbn=4-903388-20-4 |ref={{SfnRef|片桐三郎|2006}}}}
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| − | * {{Cite book|和書|author=[[村山有]]|year=1968|month=12|title=終戦のころ――思い出の人びと――|series=時事新書|publisher=時事通信社|ref=harv}}
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| − | ::—— 戦後日本でのフリーメイスンの設立に関する一次資料。
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| − | * {{Cite book|和書|author=[[日本のフリーメイソンリー#山屋明|山屋明]]|year=1996|month=11|title=日本のフリーメイスン|publisher=あさま童風社|isbn=978-4900787094 |ref={{SfnRef|山屋明|1996}}}}
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| − | <span id="span 10,000 Famous Freemasons"></span>
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| − | * {{Cite book|author=[[ウィリアム・R・デンスロウ]] (著) & [[ハリー・S・トルーマン]] (序文)|year=1957|url=http://books.google.com/books?id=4nCwSgAACAAJ|title =10,000 Famous Freemasons|publisher=Macoy Publishing & Masonic Supply Co., Inc|ref={{SfnRef|ウィリアム・R・デンスロウ&ハリー・S・トルーマン『10,000 Famous Freemasons』}}}}
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| − | ::—— ウィリアム・R・デンスロウは『Royal Arch Mason Magazine』の編集にも携わったメイソン。トルーマンの長年の友人でメイソンのRay Vaughn Denslow（1885年生-1960年没）の息子。『10,000 Famous Freemasons』はMasonic Library & Museum AssociationメンバーのPhoenixmasonryによりオンラインで全編公開されている（[http://www.phoenixmasonry.org/10,000_famous_freemasons/Volume_1_A_to_D.htm http://www.phoenixmasonry.org/10,000_famous_freemasons]）。
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| − | * {{Cite book|author=[[:en:Christopher L. Hodapp|Christopher Hodapp]]|year=2011|title = Freemasons For Dummies|url=http://books.google.com/books?id=O7m29W5zShQC|publisher=John Wiley & Sons|isbn=9781118054642|ref={{SfnRef|Hodapp|2011}}}}
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| − | ::—— [[:en:For Dummies|For Dummies]]とは入門書のシリーズ。著者Christopher L. Hodappはグランドマスター、ソヴリンマスター等を歴任、スコティッシュライト33°（当時32°）。
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| − | === 一般著者による文献 ===
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| − | * {{Cite book|和書|author=[[赤間剛]]|year=1983|month=8|title=フリーメーソンの秘密 世界最大の結社の真実|publisher=三一書房|isbn=4-380-83233-3 |ref=harv}}
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| − | * {{Cite book|和書|author=[[有澤玲]]|year=1998|month=12|title=秘密結社の事典 暗殺教団からフリーメイソンまで|publisher=柏書房|isbn=4-7601-1697-4|ref=harv}}
| |
| − | * {{Cite book|和書|author=有澤玲|year=2011|month=10|title=【真説】 フリーメイソン大百科（上）|publisher=彩図社|isbn=978-4-88392-814-9|ref=harv}}
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| − | * {{Citation|和書|author=[[岩上安身]]|url=http://www.hh.iij4u.or.jp/~iwakami/fmei.htm|title=日本ロッジ元グランド・マスター・ロングインタビュー: ベールを脱いだ日本のフリーメーソンたち|publisher=岩上安身・旧公式サイト|ref={{SfnRef|岩上安身『ベールを脱いだ日本のフリーメーソンたち』}}}}
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| − | ::—— ジャーナリスト岩上安身によるメイソンへの直接インタビュー。2人のフリーメイソン、[[日本のフリーメイソンリー#リチャード・A・クライプJr.|リチャード・クライプ]]（1992年に日本グランドロッジのグランドマスター）と片桐三郎（1995年当時日本グランドロッジ広報責任者、2004年日本グランドロッジのグランドマスター）が取材に応じた。『陰謀がいっぱい!』（宝島社1995年）収録記事に加筆したもの。ここにおける「日本ロッジ」とは長崎県の9番ロッジではなく「日本グランドロッジ」である。
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| − | * {{Cite book|和書|author=[[竹下節子]]|date=2015|title=フリーメイスン もうひとつの近代史|publisher=[[講談社]]|series=講談社選書メチエ601|ISBN=978-4062586047|ref=harv}}
| |
| − | * {{Cite book|和書|author=[[リュック・ヌフォンテーヌ]]|others=[[村上伸子]] (訳)、吉村正和 (監修)|year=1996|month=10|title=フリーメーソン|series=「知の再発見」双書 61|publisher=創元社|isbn=4-422-21121-8|ref=harv}}
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| − | ::—— 和書では数少ない、フランス大東社系のメイソンリーを主題とする文献。
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| − | * {{Cite book|和書|author=[[吉田進]]|title=フリーメイソンと大音楽家たち|publisher=国書刊行会|year=2006|isbn=4-336-04811-8|ref=harv}}
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| − | * {{Cite book|和書|author=[[吉村正和]]|title=フリーメイソン 西欧神秘主義の変容|series=講談社現代新書 930|publisher=[[講談社]]|year=1989|month=1|isbn=4-06-148930-5 |ref=harv}}
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| − | ::—— 筆者は名古屋大学教授。内容に一部間違いあり。フリーメイソンの政治への関与には肯定的。
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| − | == 発展資料 ==
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| − | {{Further reading}}
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| − | === メイソン自身によって書かれた文献 ===
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| − | * [[日本のフリーメイソンリー#ジェームズ・L・ジョンストン|Johnston, James L]] (Past Grand Master of Japan, 1983), Japan's Freemasonry An Occidental Fraternity in an Insular and Homogeneous Society, Pacific Western University, 1990.
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| − | *[http://www.ugle.org.uk/news-events/freemasonry-today FREEMASONRY TODAY] イングランド系ロッジの総本部であるイングランド・グランドロッジ連合（UGLE）が年四回、公的に発行している雑誌。ウェブ上でバックナンバーが全ページ閲覧できる。活動報告が中心。英語。
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| − | === 一般著者による文献 ===
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| − | * {{Cite book|和書|author=赤間剛|year=1992|month=4|title=フリーメーソンとは何か|series=三一新書|publisher=三一書房|isbn=4-380-92002-X}}
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| − | * {{Cite book|和書|author=荒俣宏|authorlink=荒俣宏|year=2010|month=5|title=フリーメイソン 「秘密」を抱えた謎の結社|series=角川ONEテーマ21|publisher=角川書店|isbn=978-4-04-710227-9}}
| |
| − | * {{Cite book|和書|author=大沢鷺山|year=1941|title=日本に現存するフリーメーソンリー |publisher=内外書房|isbn=B000JBMLY8|ref=harv}}
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| − | * {{Cite book|和書|author=加治将一|year=2004|title=石の扉 --- フリーメーソンで読み解く世界 |publisher=新潮社|isbn=9784101266411|ref=harv}} 明治維新の背後にメイソンがいたと主張。メイソンのマーキングの紹介。海外で受けられるメイソンとしての特権の紹介、など。テレ東の番組「やりすぎコージー」の都市伝説特集で紹介された内容と傾向が似ている。なお、メイソンの歴史の部分は、著者の空想で膨らませた部分が多すぎ信用できない。
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| − | * {{Cite book|和書|author=久保田政男|year=1981|title=フリーメーソンとは何か |publisher=日本工業新聞社|isbn=4-8191-0840-9|ref=harv}} 反メイソンプロパガンダの典型例。反ユダヤ主義の陰謀論で溢れる。フリーメイソンは反国家主義のユダヤ人が各民族国家を滅ぼすために作った組織で、フランス革命、アメリカ建国、ソ連建国、第二次世界大戦、中国共産党の誕生、敗戦後の日本統治、はフリーメイソンによって実行されたと、という空想的な主張を説く。
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| − | * {{Cite book|和書|author=島田四郎・高山数生・成澤宗男|year=2010|title=見えざる日本の支配者フリーメーソン |publisher=徳間書店|isbn=9784199060939|ref=harv}}（五次元文庫）。初出は1998年。陰謀論とは対極的なハードジャーナリズム系。なぜ日本グランドロッジの他、メイスン財団が存在するのか、財団の役割は何かなどを究明。主に財団の金の流れを追っている。日本グランドロッジのメイソン・高崎廣の独白で基本は構成されている。その他実際のメイソンである、G. I. パーディ、ジョー A. ディエリ、ロバート F. コネリー、グスタフ・スワンソン各人の貴重なインタビューも含む。
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| − | * [[副島隆彦]] [[SNSI 副島国家戦略研究所]] 『フリーメイソン=ユニテリアン教会が明治日本を動かした』 成甲書房、2014年、ISBN 978-4880863160
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| − | * {{Cite book|和書|author=山石太郎（田尾岩太郎）|title=フリーメーソンは世界を救う―世界最大秘密結社の謎と真実|publisher=たま出版|year=1991|isbn=978-4884812676|ref=harv}} 陰謀論系。フリーメイスンの思想を小説の形で表現。史実を扱ったと思われる部分には、興味深い指摘がある。『人間と世界の改革者 --- 楽園を創るフリーメーソン物語』（1967）の再版。
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| − | * {{Cite book|和書|author=湯浅慎一|title=秘密結社フリーメイソンリー|publisher=太陽出版|year=2006|isbn=978-4884694920|ref=harv}} 筆者はドイツ観念論などを専門とする大学教授（京都府立医科大学）。
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| − | * {{Cite book|和書|author=湯浅慎一|title=フリーメイソンリー―その思想、人物、歴史|series=中公新書|publisher=中央公論社|year=1990|isbn=978-4884694920|ref=harv}}
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| − | * {{Cite book|和書|author=皆神龍太郎＋有澤玲|title=トンデモフリーメイソン伝説の真相|publisher=楽工社|year=2009|isbn=9784903063393|ref=harv}}反陰謀論。ただしその主張は必ずしも説得力のあるものではない。非常識な立場はすべて「トンデモ説」とラベリングし、上から目線で切り捨てるため、かえって本質が見えなくなっている。
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| − | * [[三宅理一]] 『エピキュリアンたちの首都』 学藝書林、1989年、ISBN 978-4905640356
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| − | * {{Cite book|和書|author=ピエール＝イヴ・ボルペール|authorlink=ピエール＝イヴ・ボルペール|others=[[深沢克己]]編訳|year=2009|month=4|title=「啓蒙の世紀」のフリーメイソン|publisher=山川出版社|isbn=978-4-634-47505-2}} - 歴史学の手法による入門書であり、巻末に基本用語解説が設けられている。
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| − | * {{Cite book|和書|author=ダッドレイ・ライト|authorlink=ダッドレイ・ライト|others=[[吉田弘之]]訳|year=1996|month=7|title=ローマ教皇とフリーメーソン|publisher=三交社|isbn=4-87919-131-0}}
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| − | * {{Cite book|和書|author=ヤコブ・カッツ|authorlink=ヤコブ・カッツ|year=1995|month=5|title=ユダヤ人とフリーメーソン|publisher=三交社|isbn=978-4879191267 |ref=harv}}
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| − | * Domenico V. Ripa Montesano, Vademecum di Loggia, Edizione Gran Loggia Phoenix degli Antichi Liberi Accettati Muratori – Roma Italia 2009 ISBN 978-88-905059-0-4.
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| − | *H. ラインアルター『フリーメイソンの歴史と思想: 「陰謀論」批判の本格的研究』増谷英樹、 上村敏郎訳、三和書籍、2016年、ISBN 978-4862511959
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| − | == 関連項目 ==
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| − | * [[養蜂箱]]
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| − | * [[フラタニティ]]
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| − | * [[フリーメイソンズ・ホテル (トゥージェイ)]]
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| − | * [[ヨーク・ストリート/フリーメイソン駅]]
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| − | * [[東京タワー]]
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| − | * {{ill2|ピッグペン暗号|en|Pigpen_cipher}}‐別名：Freemason's cipherと呼ばれ、秘密の情報を記録するのに使用された。
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| − | == 外部リンク ==
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| − | {{外部リンクの注意|section=1}}
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| − | {{Commonscat|Freemasonry|フリーメイソンリー}}
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| − | {{External media
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| − | | width = 265px
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| − | | align = right
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| − | | video1 = [https://www.youtube.com/user/UGLEchannel United Grand Lodge of England: UGLEchannel], on YouTube.
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| − | | video2 = [https://www.youtube.com/watch?v=GbWgAK24zLc Freemasonry - The Journey of Your Life Part 1], [https://www.youtube.com/watch?v=LEXeZhqn3Ks 2], [https://www.youtube.com/watch?v=xdA-LOjKAFY 3], by a freemason Julian Rees, on YouTube Lewis Masonic Channel.
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| − | }}
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| − | ===主要な上位団体および関連団体===
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| − | * [http://www.yorkrite.org/ York Rite of Freemasonry]（ヨーク・ライト） {{en icon}}
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| − | * [http://scottishrite.org/ Supreme Council, Ancient and Accepted Scottish Rite, Southern Jurisdiction]（スコティッシュ・ライト〈SJ〉） {{en icon}}
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| − | * [http://www.scottishritenmj.org/ Supreme Council, Ancient Accepted Scottish Rite, Northern Masonic Jurisdiction]（スコティッシュ・ライト〈NMJ〉） {{en icon}}
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| − | * [http://www.ramint.org/ General Grand Chapter, Royal Arch Masons, International]（ロイヤルアーチ） {{en icon}}
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| − | * [http://www.ggccmi.org/ General Grand Council, Cryptic Masons, International] {{en icon}}
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| − | * [http://www.knightstemplar.org/ Grand Encampment of Knights Templar of the United States] （テンプル騎士団。ロイヤルアーチの次に位置する。非常に献身的なキリスト教徒のメイソンのみが参加を許された） {{en icon}}
| |
| − | * [http://www.grandcollegeofrites.org/ The Grand College of Rites of the U.S.A.] {{en icon}}
| |
| − | * [http://www.high12.org/ High Twelve International] {{en icon}}
| |
| − | * [http://www.roosusa.org/ Royal Order of Scotland] {{en icon}}
| |
| − | * [http://www.redcrossconstantine.org/ Red Cross of Constantine] （ヨークライト系。キリスト教徒のロイヤルアーチメイソンであることが会員資格） {{en icon}}
| |
| − | * [https://www.gorainbow.org/ International Order of Rainbow for Girls] （メイソンによる少女、若い女性のための団体。メイソンの親族でなくとも入会可能） {{en icon}}
| |
| − | * [http://www.jobsdaughtersinternational.org/ International Order of Job’s Daughters] （メイソンの親族である少女、若い女性のための団体） {{en icon}}
| |
| − | * [http://www.demolay.org/ Order of DeMolay for Boys] （メイソンによって組織された青少年のための団体） {{en icon}}
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| − | ===その他===
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| − | * [http://search.ancestry.co.uk/search/group/freemason_registers?o_xid=64493 Ancestry - Freemasonry Membership Registers] - 1733～1923年の英連邦メイソン会員登録者のオンライン検索を行うサービスであり、『United Grand Lodge of England』の原本に基づく<ref>[http://gigazine.net/news/20151206-freemasonry-membership-registers/ 秘密結社「フリーメイソン」メンバー200万人の名前や職業などがネットで公開中] GIGAZINE 2015年12月6日</ref><ref>[http://www.afpbb.com/articles/-/3067869 フリーメイソン190年分の名簿をネット公開] AFP 2015年11月24日</ref>。{{en icon}}
| |
| − | * [http://www.freemasonry.fm/ Freemasonry.fm - MADE BY FREEMASONS FOR FREEMASONS] - メイソンたちがメイソンたちのために制作したサイト。 {{en icon}}
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| − | * [http://www.freemasoncollection.com Freemason Collection - MADE BY FREEMASONS FOR FREEMASONS] - メイソンたちがメイソンたちのために制作したサイト。 {{en icon}}
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| − | * {{Anchors|Phoenixmasonry Masonic Museum and Library}}[http://www.phoenixmasonry.org/ Phoenixmasonry, Inc.] - Phoenixmasonry Masonic Museum and Library（[http://www.masoniclibraries.org/membershiplist.php Masonic Library & Museum Association] のメンバー）のサイト。 {{en icon}}
| |
| − | ** 『[http://www.phoenixmasonry.org/10,000_famous_freemasons/Volume_1_A_to_D.htm 一万人の著名なフリーメイソン A-D], [http://www.phoenixmasonry.org/10,000_famous_freemasons/Volume_2_E_to_J.htm E-J], [http://www.phoenixmasonry.org/10,000_famous_freemasons/Volume_3_K_to_P.htm K-P], [http://www.phoenixmasonry.org/10,000_famous_freemasons/Volume_4_Q_to_Z.htm Q-Z]』 - ハリー・S・トルーマン、ウィリアム・R・デンスロウ、1957年。 {{en icon}}
| |
| − | * [http://www.masonicinfo.com/ Anti-Masonry: Points of View] - メイソンのEdward L. Kingの個人的サイト（"This site was created by a Mason ..."[http://masonicinfo.com/sitefacts.htm]）。メイソン内部で組織的に構想したサイトではない（"It was conceived and released without any suggestions from any Masonic source whatsoever."[http://masonicinfo.com/leader.htm]）。 {{en icon}}
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| − | {{Normdaten}}
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| | {{DEFAULTSORT:ふりいめいそん}} | | {{DEFAULTSORT:ふりいめいそん}} |