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'''バレーボール'''({{lang-en-short|''volleyball''}})は、ネット越しに[[ボール]]を打ち合う[[球技]]。1チーム6人で行われる<ref>9人制もあり主に「[[ママさんバレー]]」として[[日本]]で行われているが、世界的には普及しておらず、国際試合は6人制で行われている。</ref>。[[日本語]]や[[漢字文化圏|漢字圏]]では'''排球'''(はいきゅう)と訳されている。
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'''バレーボール'''({{lang-en-short|''volleyball''}})
 
 
==歴史==
 
[[File:William G. Morgan.jpg|thumb|left|150 px|ウィリアム G. モーガン]]
 
バレーボールは、[[テニス]]をヒントに、女性や子供が気軽に楽しめる[[レクリエーション]]として[[1895年]][[2月9日]]、[[アメリカ合衆国]]で[[ウィリアム・G・モーガン]]によって考案された。このころのルールは非常に単純で、試合に集まった人たちを同じ数の2チームに分けて、相手コートに返す際の回数は決まっておらず、ボールを打ち合い、ボールを落としたほうが負けというものであった。
 
 
 
[[1896年]]、モーガンはこの新ゲームをスプリングフィールドで開催されたYMCA体育指導者会議の際に公開した。モーガンは当初このゲームをミントネット(Mintonette)と名付けたが、後にハルステッド(YMCAトレーニングスクール教官)の提案を受け、名称をバレー・ボール([[ボレー]]・ボール、volley ball)に改めた。[[1952年]]に現在のようにバレーボール(volleyball)と一語で表すようになった。
 
 
 
バレーボールは各地に点在する[[キリスト教青年会|YMCA]]を通じてアメリカ全土に広まっていき、[[1900年]]に[[カナダ]]、[[1906年]]に[[キューバ]]に紹介された。
 
 
 
[[Image:Volleyball at 6th Far Eastern Games.jpg|thumb|[[第6回極東選手権競技大会]](大阪府)での女子バレーボールの試合([[1923年]])。帽子・スカート・タイツのユニフォームを着て、屋外で開催されている。]]
 
[[日本]]にバレーボールが紹介されたのは[[1913年]]のことで、YMCA体育主事のF.H.ブラウンによってもたらされた。この頃はまだしっかりとルールが出来上がっていなかったので、日本において独自にルールが作られていった。チームの人数は最初は16人であったが、12人に変わり、続いて9人となり現在の9人制バレーボールに近いものが出来上がった。
 
 
 
[[ヨーロッパ]]にバレーボールが紹介されたのは[[1920年]]ごろで、[[第一次世界大戦]]で渡欧したアメリカ軍兵士によって[[フランス]]から[[イタリア]]、[[チェコスロバキア]]、[[ポーランド]]、[[ソビエト]]へと普及していった。このころにはチームの人数も6人と決まっており、すでに現在の6人制バレーボールに近いものが出来上がっていた。ソビエトでは[[1925年]]に[[ソビエト連邦共産党|ロシア共産党]]の中央委員会が『100万人のバレーボール』のスローガンを掲げソ連バレーボール協会を設立し、本格的にバレーボールの発展に取り組んだ。
 
 
 
バレーボールは世界各国の[[キリスト教青年会|YMCA]]を通じて国際的に普及し、[[1924年]][[1924年パリオリンピック|パリ五輪]]ではアメリカのスポーツとして紹介された。
 
 
 
[[1947年]]には[[国際バレーボール連盟]]が結成され、アメリカ式のルールを修正し国際ルールが出来上がった。
 
 
 
[[1949年]]に第1回[[バレーボール世界選手権]]([[男子]])がチェコスロバキアで行われた。日本が国際バレーボール連盟に加盟したのは[[1951年]]であった。当時、日本のバレーボールの主流は9人制であり、国際試合で使われる6人制バレーボールはまだよく知られていなかった。
 
 
 
[[1950年代]]に入ると東欧諸国ではソビエトの高さとパワーに対抗するために技術開発が進められるようになった。特にチェコスロバキアは次々と新しい技術の開発に着手し、速攻、フェイント、ブロックアウトなどの戦術を編み出した。
 
 
 
[[1952年]]には[[女子]]の第1回バレーボール世界選手権がソビエトで行われた。
 
 
 
[[1953年]]に日本で6人制が採用された。
 
 
 
[[1964年]][[1964年東京オリンピック|東京五輪]]からバレーボールが正式種目に加わった。コンビネーション・バレーが確立されたのはこのころからで、回転レシーブ、時間差攻撃など日本独特の技術が編み出された。
 
 
 
日本では協調性を養う[[スポーツ]]として、[[中学校]]・[[高校]]の体育で扱うことが多く、一般的に定着した。(この節についての脚注・出典:<ref>アクティブスポーツ 2012 (総合版) 大修館書店</ref>)
 
 
 
{{See also|日本のバレーボール}}
 
 
 
==ルール==
 
6人制のルールは[[国際バレーボール連盟]]が、9人制のルールは[[日本バレーボール協会]]が定めている。ここでは6人制のルールについて記述する。日本では、小学生は1セット21点(3セットマッチ/3セット目は15点まで)で行われ、中高生は1セット25点(3セットマッチ/3セット目も25点まで)で行われている。
 
===競技場===
 
[[Image:VolleyballCourt.png|thumb|275px|バレーボールコート]]
 
長辺18m、短辺9mの長方形のラインが引かれたコートを用いる。その中央にはコートを二分する形で幅1m、長さ約10mのネットが張られている。ネットの高さは男子が2.43m、女子が2.24mと定められている。ネットからそれぞれ3mにはアタックラインと呼ばれるラインがある。
 
 
 
コートの外には3m以上の空間(フリーゾーン)、天井までの高さは7m以上が必要とされる。国際バレーボール連盟および日本バレーボール協会主催の競技会では、フリーゾーンは最小限サイドラインから5m、エンドラインから8m、天井の高さは12.5m必要と定められている。
 
 
 
また最低気温(10℃以上)や[[照度]](1000-1500lx)なども規定がある。
 
 
 
===用具===
 
;ボール:[[ボール (バレーボール)|ボール]]の色は均一で明るい色か、複数色の組み合わせとされるが、大会や試合では同一でなくてはいけない。円周は65-67&nbsp;cm、重量は260-280g、内圧は0.30-0.325kgf/cm{{sup|2}}。現在、全国大会の取り扱いでは、0.31kgf/cm{{sup|2}}に統一することとなっている。
 
 
 
===ユニフォーム===
 
ジャージ、パンツ、ソックスはリベロ以外の全員がそろっていることが条件。リベロ・プレーヤーは対照的な色のユニフォームでないといけない。ユニフォームのナンバーは1から18番を原則としているが、やむをえない事情があれば、1から99番まで使用することができる。数字の大きさは胸部が15cm以上、背部は20cm以上、字幅は2cm以上でなければならない。チームキャプテンは、胸のナンバーの下に長さ8cm、幅2cmのマークをつける。
 
 
 
===チーム===
 
1チームは、6人以上12人以内のプレーヤー、監督1人、コーチ1人、トレーナー1人、医師1人で構成される。前衛・後衛それぞれ3人、計6人で競技を行う。プレーヤーのうち1人をリベロプレーヤーとして登録することができる(中体連・高体連主催の大会では、2名まで登録できる)。
 
 
 
但し、国内大会の競技要項により、部長、マネージャーなどがベンチスタッフとして認められることがある。
 
現在、全国大会やそれに準じる大会では、監督を含むベンチスタッフを置くには、コーチや指導者としての公認資格の有資格者がいることを条件としている。
 
 
 
国際バレーボール連盟及び日本バレーボール協会主催のシニア競技会(公式戦)においては最大限14名のプレーヤーで構成できる。この場合、リベロを除くプレーヤーは最大限12名登録できる。
 
 
 
==== キャプテン ====
 
[[ファイル:Piotr Gruszka 2010-05-29.jpg|thumb|100px|<small>キャプテンマーク</small>]]
 
リベロを除く上記プレーヤーの内、1名がチームキャプテンとなり、試合中コート内でプレーしている間はゲームキャプテンとして行動する。チームキャプテンがコート外にいる時は他のコート上のプレーヤーがゲームキャプテンとなる。
 
 
 
ゲームキャプテンは試合中断中のとき、競技規則の適用などについて審判員に説明を求めることができる。ゲームキャプテンは監督不在の時、タイムアウトや選手交代の権限を持つ。
 
 
 
===競技形式===
 
試合は'''[[ラリーポイント制]]'''で行われ、国内の主な大会、国際試合は'''5セットマッチ'''で行われる。それ以外の大会では3セットマッチが採用されることがある。
 
;ラリーポイント制 :'''サーブ権'''を持つチームの選手がサービスを行うことでボールの打ち合いが始まり、攻撃決定やミス、反則で打ち合いが終わる。これを'''ラリー'''という。ラリーに勝ったチームが、1点を得ると同時に次のサーブ権を得る。
 
;5セットマッチ :先に25ポイント(第5セットに限り15ポイント)を取ったチームに1セットが与えられ、3セットを先に獲得したチームが勝者となる。ポイントが24-24(第5セットは14-14)となった場合は[[デュース]]となり、どちらかが先に2ポイントの差を付けるまでそのセットは続けられる。
 
;3セットマッチ :先に25ポイントを取ったチームに1セットが与えられ、2セットを先に獲得したチームが勝者となる。ポイントが24-24となった場合はデュースとなり、どちらかが先に2ポイントの差を付けるまでそのセットは続けられる。
 
 
 
===タイムアウト===
 
各チームは一回につき'''30秒間'''の[[タイムアウト]]をとることができる。各チームはこの間に作戦を練ったり、選手を休憩させるなどしている。タイムアウトの回数制限は両チームとも各セット2回ずつ。たとえ使わなくても、次のセットに持ち越すことはできない。
 
 
 
また、国際試合などでは、第5セット以外に両チームの内、8点と16点を先取した場合、自動的にプレイが止まる。これを「テクニカルタイムアウト」という。テクニカルタイムアウトの休憩時間は'''60秒間'''<ref>日本国内で行われる国際大会では、{{JPNvb}}戦のみ長くなることもある。([http://www.sanspo.com/sports/news/111204/spk1112042130006-n1.htm 日本有利おかしい、イラン監督が批判/バレー - SANSPO.COM 2011年12月4日]{{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref> であり、このルールが適用される大会では第5セット以外の各セットに最低2回プレイが止まる。
 
 
 
===プレー中の動作===
 
チームはネットを越えてボールを返すために最大で3回(6人制の場合、正当なブロックは一回として数えない)ボールに触れることができる。1回目のレシーブやブロックの場合を除き、競技者は連続して2回ボールを打つことはできない。現行のルールではボールを返す際に体のどの部位を用いてもよい。
 
 
 
===ポジションとローテーション===
 
[[Image:VolleyballRotation.png|thumb|200px|ローテーション]]
 
各プレーヤーはそれぞれ次に示すポジションに就く。
 
*前衛(ネットに近い側):左からフロントレフト(FL)、フロントセンター(FC)、フロントライト(FR)
 
*後衛(ネットから遠い側):左からバックレフト(BL)、バックセンター(BC)、バックライト(BR)
 
後衛のプレーヤーはネット際でのスパイクやブロックを禁止されるなど、 ポジションに応じてプレーに制限がある。
 
 
 
ポジションはサーブ権を獲得するごとに時計回りに入れ替わり(これを'''ローテーションという''')、新たにバックライトに就くことになったプレーヤーがサーブを打つ。
 
ローテーションの順序は、 バックライト→バックセンター→バックレフト→フロントレフト→フロントセンター→フロントライト の順。
 
 
 
また、後衛のプレーヤーと何度でも交替できる選手'''[[リベロ (バレーボール)|リベロプレーヤー]]'''を置くことができる。 リベロプレーヤーは、 後衛のプレーヤーと交代してコートに入り、 ローテーションが進行して前衛にまわる前に元のプレーヤーと交代してゲームを離れる。 リベロプレーヤーの交代は、 ラリー中以外のときに 特にゲームを中断せずに行われる。 リベロプレーヤーには、後衛に課せられるプレー上の制限に加えて フロントゾーンでのトスや、ネットよりも上方でボールに触れて相手コートに返球することも禁止される。 リベロプレーヤーは 他のプレーヤーと異なる色の[[ユニフォーム]]を着用する。
 
 
 
===主な反則行為===
 
;ダブル・コンタクト(ドリブル) :同じプレーヤーが連続してボールに触れた場合。ブロックと1回目のレシーブは除く。
 
;キャッチ・ボール(ホールディング) :ボールがプレーヤーの身体の一部で静止してしまった場合。通称ホール。
 
;ボール・アウト :ボールがコート外に落ちたり、サイドマーカー(通称アンテナ、ネット付近でのコートの内外を示すネットに取り付ける棒)に触れたりその外側を通過して相手側コートに返った場合。
 
;タッチ・ネット :ボールをプレーする動作中の選手による両アンテナ間のネットへの接触(髪の毛やユニフォームなども含む)は反則である。通称ネッチ。
 
;ペネトレーション・フォールト(オーバーネット) :ネットを越えて相手側のコートにあるボールに触れた場合。自コート側に帰ってくることが確実なボールは除く。[[1964年]]の[[1964年東京オリンピックのバレーボール競技|東京オリンピック]]では、相手([[バレーボールロシア女子代表|ソ連]])のオーバーネットによって[[バレーボール全日本女子|日本]]の[[金メダル]]が決まった。
 
;フォア・ヒット(オーバータイムス) :自コートから相手コートに返球する間に4回以上ボールに触れた場合。ブロックは1回には数えない。
 
;インターフェア :相手側のコートにあるボールに意図的に触れた場合や相手選手のプレーを妨害した場合。
 
;ペネトレーション・フォールト(パッシング・ザ・センターライン) :プレーヤーがセンターラインを越して相手側のコートに入った場合。センターラインから踏み出なければ反則にならない。
 
;ポジショナル・フォールト(アウト・オブ・ポジション、ローテーションミス) :サーブを打つ瞬間にプレーヤーが規定のポジションに就いていない場合。リベロ・プレーヤーの交代が正当でない場合にも適用される。
 
;アタック・ヒットの反則 :バック・プレーヤーがフロント・ゾーン(アタックラインの延長線上よりネットに近い区域も含む)から跳び上がってネット上端より完全に高い位置のボールを相手コートへ返球した場合。
 
;アシステッド・ヒット :プレーヤーが味方の他プレーヤーや外部の構造物などの助けを借りてボールをプレイした場合。
 
;サーブに関する反則 :1. 主審がサーブの許可を出したあと、8秒以内にサーブを打たなかった場合('''ディレイ・イン・サービス''' いわゆる8秒ルール違反)。
 
:2. サーブ順を間違えた場合。
 
:3. サーブエリア外またはエンドラインを踏み越してサーブした場合。
 
:4. 味方プレーヤーがネット際でスクリーンを形成して、そのブラインドにサーブを打った場合。
 
 
 
===6人制と9人制の共通点と違い===
 
[[ファイル:Avia-Slepsk (4).jpg|thumb|試合後の握手]]
 
9人制は主に「[[ママさんバレー]]」として[[日本]]では行われているが、世界的には普及しておらず、国際試合は6人制で行われている。
 
9人制では、6人制と比較して、次のような違いがある。
 
*一般男子はコートがやや広い。
 
*ネットの高さがやや低い。
 
*ボールは[[ママさんバレー]]は白色とカラーボール(全国大会のみ白一色)、一般は6人制と同じ(6人制はカラーボール)
 
*交代要員は3人以内(6人制では6人以内)。
 
*3セットマッチ、21ポイントで1セット。
 
*アタックライン、リベロ、ローテーションが無い。
 
*プレー中、ネットにボールが触れた場合には、4打以内に相手コートに返せばよい。
 
*サーブの打ち直しが1回に限り可能。
 
*ブロックを1打に数える(6人制では1打に含まない)。
 
*どの選手もスパイクを打てる(6人制では後衛の選手はアタックラインを越えてスパイクを打てないが9人制にアタックラインは無い)。
 
*オーバーネットしない限り、サーブブロック(スパイクでも可)が有効(6人制では反則)。
 
 
 
==技術・戦術の変遷==
 
敵チームを欺き、ブロックを外して得点を決めるために、バレーボールでは様々な戦術が用いられている。これらの戦術は、得点が入り次のプレーが始まるまでの間に決められ、サインによって伝達される。多くの場合、セッターが司令塔を務める。
 
 
 
戦術が上手くいけば得点につながりやすい。しかし、戦術を実行するためには、レシーブしたボールがうまくセッターのところに行くことが大事で、ここを崩されると戦術通りの攻撃は実行できなくなる。相手から返ってきたボールをいかに上手く処理するかが、攻撃の成功のカギを握る。
 
 
 
==ルールの変遷==
 
考案された当時は、ボールを落とさないようにネット越しに打ち合う以外には特にルールは無かった。1910年頃に日本に伝えられた時には、4人×4人の16人で行われており、日本独自のルールとして、12人制ののち、9人制が普及した。[[国際バレーボール連盟]] (FIVB) では[[1947年]]に6人制の国際ルールを制定した。
 
 
 
FIVB主催の大会における主なルール改正としては以下の物が挙げられる<ref>「バレーボール ルールの変遷とその背景」(池田久造 日本文化出版 1985)</ref><ref>月刊バレーボール 2009年1月号 55ページ</ref><ref>[http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/4173/1/21yoshida.pdf 法政大学体育・スポーツセンター紀要21, 23-26(2003) 「バレーボールにおけるルール改正に伴う戦術の変化についての研究」 吉田康伸]</ref>。従来はオリンピックのたびに4年ごとのルール変更だったが、1994年からは変更頻度が上がった。
 
{{See also|ラリーポイント制}}
 
 
 
* [[1965年]] ブロックのオーバーネットの許容。
 
* [[1967年]] サーブ5秒以内([[1999年]]に8秒以内に変更)。
 
* [[1969年]] アンテナをサイドラインから20cm外側に取り付け。ボール重量270g±10g。
 
* [[1973年]] パッシング・ザ・センターラインの緩和。
 
* [[1977年]] ブロックのワンタッチをカウントしない。アンテナはサイドバンド上に取り付け。スリーボールシステム(1試合に3つのボールを使用しデッドタイムを無くす)の導入。
 
* [[1984年]] サーブに対するブロックの禁止(FIVBロサンゼルス五輪総会にて)。ファーストコンタクト(1回目のレシーブのこと)における、ドリブル(現在のダブルコンタクト)を許容(アンダーハンドのみ)。
 
* [[1989年]] 5セット目のみをラリーポイント制に。セット間2分間。プレー中にベンチからの指示を許可。
 
* [[1994年]] サービスゾーンが、従来の右隅から3mの範囲から、エンドライン一杯 (9m) に広がる(FIVBアテネ世界選手権総会にて)。
 
* [[1995年]] 膝から下での打球も、反則ではなくなる。ファーストコンタクトではオーバーハンドも含め、ダブルコンタクト・ホールディング(現在のキャッチ)をとらないことになる。
 
* [[1998年]] [[リベロ (バレーボール)|リベロ]]制の正式導入(低身長の選手にも活躍の可能性を与えることが目的)。ボールの内気圧の低減(最大値を旧:0.425kgf/cm{{sup|2}}から新:0.325kgf/cm{{sup|2}}へ)。カラーボールの使用許可。
 
* [[1999年]] サーブのネットインを認める。5セットマッチの全[[ラリーポイント制]]の導入(サーブ権ポイント制では試合時間が一定せず、テレビ放映権が売りにくかったことによる変更)。[[デュース]]の際の勝敗は、2点差がつくまで無制限になる。サーブ8秒以内。
 
* [[2007年]] ネット上で両チームの選手がボールを押し合った場合も、プレー続行となる(以前はプレーを止めノーカウントとした)。
 
* [[2009年]] 両足より上部の[[身体]]のいかなる部分が、相手[[コート]]に触れても、相手のプレーを妨害しない限り許される(以前は両手などがセンター・ラインを超えて相手コートに触れると反則であった)。競技者が[[ネット]](上部の白帯は除く)に触れても、相手のプレーを妨害しない限り許される(以前はネットのいかなる部分も触ると反則であった。ネットに触れてもいいものの、わざとネットを引き下げアタックを打つ等の行為をすると、スポーツマンシップに反する行為として、罰則が与えられる可能性がある)。→[[2014年]]に廃止
 
* [[2011年]] 第1リベロと第2リベロ同士の交代制限撤廃。
 
* [[2013年]] 前年の総会で承認された、指を用いたオーバーハンドサーブレシーブにおけるダブルコンタクト・キャッチの厳罰化適用を、実施延期と発表<ref>[http://www.jva.or.jp/news/20130510.html ヒットの特性に関するルール9.2.4の適用延期について - 日本バレーボール協会]</ref>。
 
* [[2013年]]
 
** チャレンジシステム([[ビデオ判定#バレーボール|ビデオ判定]])の試験導入。各チームごと、1セット2回失敗するまで要求可能。
 
** 10月に開催するU-23世界選手権で2つの特別ルールを試行。(1)現行の25点制を21点制に変更、これによりテクニカルタイムアウトは8点・16点から、12点に。(2)主審の吹笛後にサーブを打つまでの時間を、現行の8秒から15秒に変更<ref>{{cite web|url=http://www.fivb.org/EN/volleyball/competitions/U23/men/2013/viewPressRelease.asp?No=42867&Language=en|title=Twenty-one point rule to be tested at U23 World Championships|author=FIVB|accessdate=2013-09-21}}</ref>。
 
* [[2014年]] ボールをプレーする動作中の選手による両アンテナ間のネットへの接触は反則とし、2009年の緩和(白帯のみ)が撤回となった<ref>[http://www.kva-v.com/wp-content/uploads/2015-rules-revision.pdf 各種ルールの修正点・改正点について 平成27年3月21日] - 鹿児島県バレーボール協会</ref><ref>[http://www5c.biglobe.ne.jp/~sports/keijiban.html 2015年度ルール改正] - 徳島県連盟バレーボール協議会</ref>。2015年度から適用。
 
* [[2015年]] この年の[[2015年ワールドカップバレーボール|W杯]]など、[[勝ち点]]よりも勝数が、順位決定方法で優先されるようになった。
 
* [[2016年]] チャレンジシステムは当該プレー後5秒以内の申請となり、ラリー中にも適用されることとなった<ref>[http://www.nikkansports.com/sports/news/1649429.html タイ監督激怒!レッドカードで2失点「人生初めて」] - 日刊スポーツ、2016年5月19日</ref><ref>[http://www.asahi.com/articles/ASJ5L7KZFJ5LUTQP03M.html タイが抗議「これはショーだ」 遅延行為で2失点] - 朝日新聞、2016年5月19日</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/05/19/kiji/K20160519012616140.html 長引く試合、選手に混乱も…課題多いバレーのチャレンジシステム] - スポニチ(柳田博)、2016年5月19日</ref>。
 
 
 
==用語==
 
{{seealso|バレーボールの用語一覧}}
 
===技術に関するもの===
 
[[Image:Volleyball serve.jpg|thumb|170px|サーブ]]
 
[[Image:Serve in volleyball London 2012.jpg|thumb|170px|スパイクサーブ]]
 
;サーブ(サービス) :相手コートに向かってボールを打つことをいう。サーブには、手を下から振り出す'''アンダーハンドサーブ'''、ボールを高く上げてジャンプしながら強く打つ'''スパイクサーブ(ジャンピングサーブ)'''、ジャンプしないでコントロール重視で打つ'''フローターサーブ'''、助走をつけて軽くジャンプしその後トスを上げて打つ'''ブロードサーブ'''、ジャンプしてフローターの動作で打つ'''ジャンプフローターサーブ'''、アンダーハンドで高く打ち上げる'''天井サーブ'''などの方法がある。
 
 
 
[[Image:Volleyball reception.jpg|thumb|170px|アンダーハンドパス]]
 
 
 
;アンダーハンドパス
 
:相手からの強い返球を低い位置で受けるときに効果的なプレイ。そのため[[レシーブ]]と呼ばれることもあり、大別してサービスレシーブとスパイクレシーブの2種類がある。とりわけスパイクレシーブをディグ(Dig)と呼ぶ。両腕を体の正面に伸ばして、片手でもう一方の手を軽く握り、手首の付近でボールを弾く動作がよく用いられる。低い位置のボールを受けるには都合が良い。その反面、ボールのコントロールは比較的難しい。
 
 
 
;オーバーハンドパス
 
:緩やかな速さのボールを、頭の上方で、両手でボールを軽く押し上げるような姿勢でボールを弾くプレイ。[[トス]]とも呼ばれる。コントロールを重視する次のアタックの前に行うことが多い。
 
 
 
;スパイク(アタック)
 
:跳躍しながらネット越しにボールを打つ動作が[[スパイク]]である。相手コートに叩き付けるように下向きに打つことが基本だが、相手のブロックにボールをわざと当ててコート外にボールを出したり、タイミングをずらして相手のブロックを避けてプレイする場合もある。
 
[[Image:Volleyball block.jpg|thumb|170px|ブロック]]
 
 
 
;ブロック
 
:相手のスパイクに対してタイミングよくジャンプし、両手を上に伸ばして自分のコートにボールが打ち込まれることを防ぐ、またはその威力を軽減させるプレイ。ブロックによるボールへの接触は、6人制では返球までの1回に数えないが、9人制では1回に数える。
 
 
 
;フェイント
 
:スパイクを打つように見せかけて、ボールを指先などで軽くはじき、ブロックに当てないように相手コートに落とすなど、相手が想定しないであろう動作で相手を翻弄するプレイ。
 
 
 
;バランススマッシュ
 
:両手を180度の状態に伸ばし、そのまま風車のように回転させ、打つスパイク。別名:ラウンドハウス・アームスイング。
 
 
 
===戦術に関するもの===
 
;クイック攻撃(速攻)
 
:トスを低く速く上げ、素早くスパイクを打つ攻撃。トスの上げる位置により、大きくA~Dの4種類が存在し、セッターはこれらを使い分ける。Aクイックはセッターのほぼ真上のレフト側からの攻撃、BクイックはAクイックよりレフト側に離れたところ。Cクイックはセッターほぼ真上のライト側からの攻撃で、DクイックはCクイックよりライト側に離れたところからのスパイク。
 
 
 
;オープン攻撃
 
:トスを山なりに大きく上げ、そのタイミングに合わせてスパイクを打つ攻撃。時間的に余裕があり比較的強打が可能。しかし敵にとってもタイミングが合わせ易いという側面も持つ。また、セットアップが乱れる場合は時間的余裕を利用してオープン攻撃に繋げる事が多い。レフトとライトからの攻撃に使われることが多く、センターからは稀である。
 
 
 
;セミ攻撃
 
:トスをオープンより少し低めに、かつ少しセッター側に近い場所に上げ、スパイクを打つ攻撃。オープン攻撃とクイック攻撃との中間と言える攻撃プレイ。
 
 
 
;平行
 
:オープンとほぼ同じ位置からオープンよりも低く速いトスを打つ攻撃。名前の由来は、ネットの上辺に沿ってほぼ平行にトスを行うことから。全日本チームが初めて披露した攻撃プレイで、新幹線ひかり号からの命名で『ひかり攻撃』と呼んだ。難易度は高いがブロックをかわし易い。
 
 
 
;バックアタック
 
:後衛のプレーヤーがアタックラインの後ろから行う攻撃。
 
 
 
;パイプ攻撃
 
:バックアタックの中でも、短いトスで速攻気味に中央から行う攻撃。
 
 
 
;時間差攻撃
 
:ボールに触れる予定の無い『おとり』のプレーヤーがジャンプすることで、相手のブロックのタイミングを狂わせる戦術。
 
 
 
;一人時間差
 
:スパイクを打つ選手が自らが本来のジャンプをする前にジャンプのフェイントを入れることで、相手のブロックのタイミングを狂わせる戦術。発案者は日本の[[森田淳悟]]。
 
 
 
;移動攻撃(ブロード)
 
:センタープレイヤーが、Cクイック・Dクイック・ライト平行の位置に走り、片足で流れながら打つ。セッターは長く低いトスを上げる。
 
 
 
;ツーアタック
 
:通常セッターがトスを上げるはずの2回目での攻撃プレイ。
 
 
 
===プレイヤーポジション===
 
{{バレーボールのポジション}}
 
ポジションを選手の役割によって分類したものを'''プレイヤーポジション'''という。
 
;[[ミドルブロッカー]]
 
:主にブロックをする人。
 
 
 
;[[ウイングスパイカー]]
 
:主にスパイクを打つ人。
 
 
 
;[[セッター (バレーボール)|セッター]]
 
:主にトスをあげる人。
 
 
 
;[[オポジット|スーパーエース(オポジット)]]
 
:セッターの対角のポジションでバックアタックも含め、常にスパイクを打つ可能性がある人。
 
 
 
;[[リベロ (バレーボール)|リベロ]]
 
:守備専門の人。ルールによって定められているポジションで、他の選手より行動に制限がある。
 
 
 
;[[レシーバー]]
 
:相手の返球時にブロックをせず、第2打のセッターでもない人を指す。または、後衛のみで投入されるピンチレシーバー(リリーフレシーバー)を指す。
 
 
 
===その他===
 
;チャンスボール
 
:ボールの操作が容易な返球のこと。
 
 
 
;バレーボール3大大会
 
:オリンピック、世界選手権、ワールドカップのこと。
 
 
 
;お見合い
 
:ボールをふたりのプレーヤーが取りに行った結果、譲り合ってしまいボールを落としてしまうこと。
 
<!--
 
;背番号
 
:背番号の1はエース
 
:背番号の下にラインが入っている選手はゲーム・キャプテン
 
-->
 
 
 
==派生してできたスポーツ==
 
[[File:SOME OF THE MALE RESIDENTS OF THE CENTURY VILLAGE RETIREMENT COMMUNITY MEET EACH EVENING TO PLAY WATER-VOLLEYBALL IN... - NARA - 548575.jpg|thumb|170px|[[w:Water volleyball|Water volleyball]]]]
 
;[[ビーチバレー]] :砂浜でやるバレーボール。現在は、2人制が主流。4人制もある。
 
;[[ビーチボールバレー]] :[[富山県]][[朝日町 (富山県)|朝日町]]発祥。ビニール製のビーチボールで行う。4人制でバドミントンコートを使う。
 
;[[バルーンバレーボール]] :[[ビーチボール]]を使うバレーボール。
 
;[[風船バレー]] :[[風船]](※使うのはゴム風船の方。[[風船玉]]を使う場合もある)を使うバレーボール。
 
;[[ソフトバレーボール]](ミニバレーボール) :ボールがゴム製でバレーボールよりやや大きい。4人制。
 
;[[手錠バレー]] :[[手錠]]を着けて両手を固定する。軟らかいボールを使用<ref>[http://yurusports.com/archives/302 手錠バレー(handcuffs-volley)] 世界ゆるスポーツ協会</ref><ref>[http://www.amidus.jp/projects/ch/24/2 第2話:新スポーツを創るアートディレクター 株式会社電通 井本 善之さん]</ref>。
 
;[[トリムバレーボール]] :バレーボールより一回り大きく、軟らかいボールを使用。
 
;[[シッティングバレーボール]]:座って行うバレーボール。[[パラリンピック]]の正式種目。
 
;[[視覚障害者のスポーツ#フロアバレーボール|フロアバレーボール]]:[[視覚障害者]]にも対応したバレーボール。ボールをネットの下から通過させる。6人制。
 
;[[ローリングバレーボール]] :フロアーバレーボールをベースに考案された。6人制。
 
;[[デフバレーボール]]:[[聴覚障害者]]に対応したバレーボール。
 
;[[家庭バレーボール]]:[[宮城県]]生まれのバレーボール。家庭婦人バレーボールとは違う。
 
;[[キャッチバレーボール]] :[[東京都]][[練馬区]]で発祥。ボールを打つのではなく投げ、キャッチする。
 
;[[スカッシュバレーボール]] :[[高知県]]で生まれたバレーボール。3人で行う。ボールはゴム製のものを使い、必ず3回で返球する。コートは[[バドミントン]]用。
 
;[[泥んこバレーボール]] :田んぼでおこなうバレーボール。「泥田バレーボール」、「パディバレーボール」などとも呼ぶ。
 
;[[混合バレーボール]] :男女各3人ずつの6人制。ネットの高さは224cm。
 
;[[パークバレー]] :4人制。パーク([[公園]])でおこなう。
 
;[[ミニバレー]] :4人制。
 
 
 
==類似スポーツ==
 
;[[ファウストボール]] :バレーボールの前身とも言われる<ref>[http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1998/00716/contents/006.htm 日本財団図書館(電子図書館)SPORTS FOR ALL NEWS Vol.29]</ref>。
 
;[[キンボール]] :4人制。直径122cm、重さ1kgの巨大なボールを使用。
 
;[[ボサボール]] :3-5人制。[[トランポリン]]を使用。
 
 
 
他にも'''[[インディアカ]]'''は、ネットを介したラリー競技で、素手で行うノーバウンドルールという共通点がある。[[羽根]]のついたボールを使用し、4人制など、相違点もある。
 
 
 
==バレーボールを題材とする漫画・アニメ・ドラマ==
 
* [[アタックNo.1]]
 
* [[サインはV]]
 
* [[てのひらにアイを!]]
 
* [[ハイキュー!!]]
 
* [[ハリガネサービス]]
 
* [[リベロ革命]]
 
* [[エース‼︎]]
 
* [[神様のバレー]]
 
 
 
==ゲームソフト==
 
; [[バレーボール (任天堂)|バレーボール]] :[[1986年]]、[[任天堂]]より[[ファミリーコンピュータ ディスクシステム]]で発売されたゲームソフト。
 
; [[バレーボール ワールドカップ ~ヴィーナス エボリューション~]] :2007年10月、[[スパイク]]より[[PlayStation 2]]で発売。
 
 
 
== 専用体育館 ==
 
岩手県紫波町に日本初のバレーボール専用体育館ができた
 
<ref>{{cite news | url =http://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00209/| title =【岩手県紫波町 オガールプロジェクト ①】この"公民連携モデル"の何がすごいのか?| publisher =| date= 2015-05-11| accessdate =2016-12-24}}</ref>。
 
 
 
==脚注==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
 
 
== 参考文献 ==
 
* 2011年度版バレーボール6人制競技規則 (日本バレーボール協会発行)
 
 
 
==関連項目==
 
*[[バレーボールの用語一覧]]
 
*[[バレーボール大会一覧]]
 
*[[バレーボールチーム一覧]]
 
*[[バレーボール選手一覧]]
 
  
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2チームに分かれ,中央をネットで区切ったコート内でネット越しにボールを床に落とさずに打ち合い,得点を競う球技。6人制バレーボールと[[9人制バレーボール]]がある。 1895年アメリカのウィリアム・G.[[モーガン]]が考案。第1次世界大戦後ヨーロッパから各国に普及し,1947年[[国際バレーボール連盟]] FIVBが創設された。 1957年6人制がオリンピック競技として承認され,1964年東京オリンピック競技大会から実施された。以後6人制が世界の主流となった。日本へは 1913年アメリカのフランクリン・H.[[ブラウン]]によって紹介された。 1927年大日本排球協会 (のちに日本バレーボール協会に改称) が設立され,当初9人制を採用していたが,1951年国際バレーボール連盟に加盟後6人制を導入した。6人制は3セットないし5セットで行なわれ,それぞれ2セットないし3セット先取で勝敗が決まる。1セットは一方が2点差をつけて
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25点先取した時点で終了,24対 24の場合はどちらかが2点勝ち越すまで行なう。ただし第5セットは2点差をつけて 15点先取したチームの勝ちとなる。得点は,かつてはサービスを受けるレシーブ側がエラーかファウルしたときだけサービス権をもつ側に与えられ,サービスする側がエラーかファウルをした場合はサービス権が相手に移るだけだった。しかしその後,試合のスピードアップのためラリーポイント制が導入され,サービス権の有無にかかわらず相手チームがミスや反則を犯したり,味方チームがラリーに勝てば点が与えられるように改正された。また,両チームとも1人のリベロ選手を指名できるようにもなった。リベロは守備専門で,サービスやブロックはできない。他の選手とは別の色のユニフォームを着る。コートの規格は 18m× 9mで,ネットの高さは男子 2.43m,女子 2.24m。
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==外部リンク==
 
==外部リンク==
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*[http://www.fivb.org/ FIVB] - [[国際バレーボール連盟]] {{en icon}}
 
*[http://www.fivb.org/ FIVB] - [[国際バレーボール連盟]] {{en icon}}
**[http://www.fivb.org/EN/Refereeing-Rules/Documents/FIVB.2011-2012.VB.RulesOfTheGame.Eng.TextfileOnly.2.1.1.pdf FIVB RULES OF THE GAME 2009-2012] - 国際バレーボール連盟 {{en icon}}
 
 
*[http://www.jva.or.jp/ JVA] - [[日本バレーボール協会]]
 
*[http://www.jva.or.jp/ JVA] - [[日本バレーボール協会]]
*[http://www.jsvr.org/ 日本バレーボール学会]
 
*[http://w-volley.necsports.net/rule/ ルール紹介] - [[NECレッドロケッツ]]
 
*[http://www.fujitv.co.jp/sports/volley/oqt2012/word.html バレーボール用語集] - フジテレビ バボちゃんネット・編
 
*[http://www.taishukan.co.jp/sports/sports/volleyball.htm バレーボール] - 大修館書店 スポーツ資料館
 
*[http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/28896/1/89_P53-72.pdf 北海道大学大学院教育学研究科紀要, 89: 53-72 バレーボールの初心者に対するパスの技術指導(pdf)]
 
* [http://www.volleyball-tube.com/videos/incredible-volleyball-actions/ Incredible Volleyball Actions]
 
  
 
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2018/9/4/ (火) 22:01時点における版

 バレーボール
統括団体 国際バレーボール連盟
通称 バレー、排球
起源 1895年、アメリカ合衆国
マサチューセッツ州ホルヨーク
特徴
身体接触
選手数 6人
男女混合
ボール バレーボール (大きさは異なる)
オリンピック 1964年
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バレーボール: volleyball

2チームに分かれ,中央をネットで区切ったコート内でネット越しにボールを床に落とさずに打ち合い,得点を競う球技。6人制バレーボールと9人制バレーボールがある。 1895年アメリカのウィリアム・G.モーガンが考案。第1次世界大戦後ヨーロッパから各国に普及し,1947年国際バレーボール連盟 FIVBが創設された。 1957年6人制がオリンピック競技として承認され,1964年東京オリンピック競技大会から実施された。以後6人制が世界の主流となった。日本へは 1913年アメリカのフランクリン・H.ブラウンによって紹介された。 1927年大日本排球協会 (のちに日本バレーボール協会に改称) が設立され,当初9人制を採用していたが,1951年国際バレーボール連盟に加盟後6人制を導入した。6人制は3セットないし5セットで行なわれ,それぞれ2セットないし3セット先取で勝敗が決まる。1セットは一方が2点差をつけて

25点先取した時点で終了,24対 24の場合はどちらかが2点勝ち越すまで行なう。ただし第5セットは2点差をつけて 15点先取したチームの勝ちとなる。得点は,かつてはサービスを受けるレシーブ側がエラーかファウルしたときだけサービス権をもつ側に与えられ,サービスする側がエラーかファウルをした場合はサービス権が相手に移るだけだった。しかしその後,試合のスピードアップのためラリーポイント制が導入され,サービス権の有無にかかわらず相手チームがミスや反則を犯したり,味方チームがラリーに勝てば点が与えられるように改正された。また,両チームとも1人のリベロ選手を指名できるようにもなった。リベロは守備専門で,サービスやブロックはできない。他の選手とは別の色のユニフォームを着る。コートの規格は 18m× 9mで,ネットの高さは男子 2.43m,女子 2.24m。

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