ハン・ヒョジュ

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ハン・ヒョジュ
各種表記
ハングル 한효주
漢字 韓孝周
発音: ハニョジュ
公式ローマ字表記: Han Hyo-joo
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ハン・ヒョジュ(한효주、1987年2月22日[1] - )は、韓国女優

2006年に、まだ十代で無名の彼女が、ユン・ソクホ監督の季節シリーズ完結編『春のワルツ』の主役に抜擢され、シンデレラと呼ばれた。2009年には、テレビドラマ『華麗なる遺産』が高視聴率をとり、さらに2010年にイ・ビョンフン監督による『トンイ』の主演を務め、韓国を代表する女優の一人となった。

国民的清純派女優とされ、韓国でインターネット世論調査が行われた際、「嫁として連れてきてほしい女優」の第1位。

2013年11月、映画『監視者たち』で、韓国で最も権威のある青龍映画賞・主演女優賞を受賞した。

2011年以降は軸足を映画に移していたが、2016年にテレビドラマ『W -君と僕の世界-』に出演した[2]

来歴

  • 清州市で、父親は空軍将校、母親は小学校教師という家庭に生まれた。
  • 偶然、インターネットで応募した衣料ブランドのモデルに抜擢されて、芸能界に入ることになった。
  • ドラマデビュー作は2005年の『ノンストップ5』。
  • 2006年上半期にユン・ソクホ監督の季節シリーズ完結編『春のワルツ』の主演を射止めた。ユン監督がハン・ヒョジュを抜擢するにいたった経緯については、インターネットでヒョジュの写真を見て、その子供のような純真さと神秘的な感受性が役にぴったりだと判断したためと伝えられている。当時ドラマや映画活動をほとんどしていない新人の大抜擢は異例で、世間を驚かせたものの視聴率はあまり伸びなかった。しかしこのドラマを通して彼女の演技力は確実に鍛えられた。
  • 2009年には、主演したテレビドラマ『華麗なる遺産』が高視聴率[3]となった他、三星(サムスン)のカメラCMではセクシーダンス[5]を公開した。
  • 2009年、コンセプトアルバム『Love Tonic』にナレーションやAs Oneの『Break Up』にPV出演という形で参加した。
  • 2010年、Grand MINT FESTIVAL用に『Don't You Know』という曲をNo Replyとともに歌唱し、PV撮影等を行った。
  • 2011年10月、日本の芸能事務所フラームと日本国内のマネージメント専属契約を結ぶ[4]

人物

  • 身長170cm[5]東国大学校演劇映画科卒業。
  • 家族は、父母と弟が一人。
  • 父親は予備役空軍少佐で、現在は軍関連事業をしている模様。保守的かつ厳格で、ヒョジュの芸能界入りには反対したと伝えられている。[6]
  • 母親は小学校教師から後に公立学校の視学官。[7]「尊敬する人: 母親」。
  • 子供時代は結構おてんばで、スポーツ、特に陸上競技が好きだった。子供時代の名前はジヨンだったが、後ヒョジュに改名。
  • 春のワルツ』の撮影中、自分の演技に自信がなくなり、カメラが怖くなるほどであった。キム・ヘスクに「それさえ克服すればいい女優になれるのよ」と助言されて、その言葉が支えとなった。
  • トンイ』撮影終了後に、共演したチ・ジニがインタビューに答えて語った言葉 ― 「ドラマの見どころはトンイがいかに成長していくかですが、演じるヒョジュさん自身もこのドラマを通してどんどん成長して、素晴らしい女優さんに変身していきました」。
  • 王になった男』で共演したイ・ビョンホンが「暴露」したところによれば ― 「撮影中に一度お酒を飲みに行ったのですが‥‥お酒が凄く強い」。
  • 日本映画のファンであり、そのために日本語も学んだ。
  • 好きな日本の映画監督は岩井俊二犬童一心。岩井とは対談があり、また犬童の映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』に出演。共演してみたい俳優は、蒼井優上野樹里宮崎あおいだそうだが、上野とは『ビューティー・インサイド』で共演が実現。
  • 日本映画『マイ・バック・ページ』の韓国での上映にあたり、バリアフリー版音声解説のレコーディングに参加。これをきっかけとして、バリアフリー映画の広報大使を引き受けている(バリアフリー映画とは、視聴覚障害者が非障害者と一緒に映画を見ることができるように、画面の音声解説や字幕を入れた映画のこと)。
  • 趣味: 映画・音楽鑑賞、ピアノ、歌練習、演技練習、文を書くこと。
  • 特技: 口演童話、ピアノ、文を書くこと、競走、剣道。

出演作品

映画

公開 作品 配役
2006年 マイ・ボス マイ・ヒーロー2 リターンズ ユ・ミジョン
2006年 アドリブ・ナイト[6] イ・ポギョン 主演
2008年 走れ自転車[7] イム・ハジョン 主演 ※エンディング曲作詞・歌唱
2008年 素晴らしい一日 バス停留所の女 カメオ出演
2009年 テレシネマ7 天国への郵便配達人 チョ・ハナ 主演
2011年 ただ君だけ ジョンファ 主演
2012年 王になった男 王妃 準主演
2012年 ファイアーブラスト 恋に落ちた消防士[8] ミス 主演
2013年 監視者たち ハ・ユンジュ 主演
2014年 セシボン ミン・ジャヨン 準主演
2014年 MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 テ・ソヨン 日本映画  準主演
2014年 妙香山館[9] オヨウンラン 主演(短編芸術映画 ノーギャラ出演)
2015年 ビューティー・インサイド ホン・イス 主演
2016年 愛を歌う花[10] チョン・ソユル(キーセン) 主演
2018年 人狼(仮題) イ・ユニ 主演[8]
未定 ゴールデンスランバー(仮題) 日本の映画のリメイク版[9]

テレビドラマ

放映 作品 配役
2004年 - 2005 ノンストップ5[10] '
2006年 春のワルツ パク・ウニョン 主演  KBS
2007年 空くらい地くらい ソク・ジス 準主演  KBS
2008年 イルジメ〜一枝梅 ピョン・ウンチェ 準主演  SBS
2009年 華麗なる遺産 コ・ウンソン 主演  SBS
2009年 Soul Special
※ 5分×12エピソードからなるインターネットドラマ。OST収録曲「Sudden Burst of Tears」歌唱 feat. Gan-D
2010年 トンイ 淑嬪崔氏(トンイ) 主演  MBC
2016年 W -君と僕の世界- オ・ヨンジュ 主演

M-Video

  • 2004年 Simply Sunday <愛してます>
  • 2005年 ポジション <あなたがこの世界にいることだけで>
  • 2005年 Epik high <paris>
  • 2006年 U <離別は>
  • 2006年 ラブホリック <One Love>
  • 2009年 イ・ウサン <男はみんな同じ>
  • 2009年 As One <別れて>
  • 2010年 Daybreak <ポップコーン>
  • 2010年 ハン・ヒョジュ & No Reply <Don't you know>

CF

書籍・写真集

  • 2014年 『ハン・ヒョジュ 1st フォトブック ひざしのほうへ』(ハン・ヒョジュのエッセイ集、およびDVD付き) [11]
  • 2016年 『ハン・ヒョジュのすべて』(グラビアと全作品解説&インタビューからなる1冊) [12]

受賞歴

広報大使

  • 2007年9月 忠北教育庁 広報大使
  • 2007年10月 韓国空軍 広報大使
  • 2010年7月 GMF(グランドミントフェスティバル) 広報大使
  • 2010年7月28日 G20ソウル首脳会議 広報大使
  • 2010年7月 人口住宅総調査 広報大使
  • 2010年11月 デザイン・コリア 広報大使
  • 2011年3月 韓国国税庁 広報大使
  • 2011年12月 Nets Go 広報大使
  • 2012年11月 バリアフリー映画フォーラム 広報大使
  • 2013年6月 仁川障害者アジア大会 広報大使

脚注

  1. 인물정보(人物情報) NAVER(韓国語) 2017年6月18日閲覧。
  2. TV 프로그램 정보(TV番組情報)NAVER(韓国語) 2017年6月18日閲覧。
  3. 視聴率47%超の韓流スター、イ・スンギ、ハン・ヒョジュが来日 asahi.com
  4. 『フラーム』プレスリリース 2011年10月22日閲覧。
  5. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「FLaMme」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  6. [1]
  7. [2]
  8. [3] NAVER 영화(映画)(韓国語) 2017年8月27日閲覧。
  9. [4] NAVER 영화(映画)(韓国語) 2017年8月27日閲覧。
  10. '논스톱 5' 방송정보(『ノンストップ 5』 放送情報) NAVER(韓国語) 2011年7月14日閲覧。

外部リンク

テンプレート:フラーム テンプレート:青龍映画賞 主演女優賞