「ハス」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
ja>Gofukuji
(種子)
 
 
(同じ利用者による、間の5版が非表示)
1行目: 1行目:
 
{{Otheruses|水生植物|[[淡水魚]]|ハス (魚)}}
 
{{Otheruses|水生植物|[[淡水魚]]|ハス (魚)}}
{{Redirect|蓮の花|[[サカナクション]]の楽曲|さよならはエモーション/蓮の花}}
+
 
{{Otheruses|菡萏(中国語、日本語でハス)|その他の菡萏|菡萏}}
 
 
{{生物分類表
 
{{生物分類表
 
|名称 = ハス
 
|名称 = ハス
19行目: 18行目:
 
|英名 = Lotus
 
|英名 = Lotus
 
}}
 
}}
'''ハス'''(蓮、学名:''Nelumbo nucifera'')は、[[インド]]原産の[[ハス科]]多年性[[水生植物]]。
+
'''ハス'''(蓮、学名:''Nelumbo nucifera'')
 
 
[[地下茎]]は「[[レンコン|蓮根]]」(れんこん、はすね)といい、野菜名として通用する。
 
 
 
== 名称など ==
 
{| border="0" cellpadding="1" cellspacing="2" style="margin:3px; width:10%; border:solid 1px #bbb; float:right;"
 
|-
 
| [[ファイル:Nelumbo Nucifera fruit - botanic garden Adelaide.jpg|200px]]|| [[ファイル:Nelumbo nucifera-IMG 3528.jpg|150px]]
 
|-
 
| colspan="2" style="text-align: left;" |ハスの[[花托]]。[[蜂]]の巣状([[ハニカム構造]])に見える
 
|}
 
日本での古名「'''はちす'''」は、[[花托]]の形状を[[蜂]]の巣に見立てたとするのを通説とする。「'''はす'''」はその転訛。
 
 
 
'''水芙蓉'''(すいふよう、みずふよう)、もしくは単に'''芙蓉'''(ふよう)、'''不語仙'''(ふごせん)、'''池見草'''(いけみぐさ)、'''水の花'''などの異称をもつ。
 
 
 
漢字では「'''蓮'''」のほかに「'''荷'''」または「'''藕'''」<ref name="『広辞苑』">新村出、『広辞苑』、岩波書店(1961)</ref>の字をあてる。
 
 
 
ハスの花と[[睡蓮]]を指して「'''蓮華'''」(れんげ)といい<ref name="『仏教植物散策』">中村元、『仏教植物散策』、東書選書(1986)</ref>、仏教とともに伝来し古くから使われた名である<ref>ラーメンや中華料理で用いる「[[散蓮華]]」(ちりれんげ。略して単に「れんげ」とも)の名は、その形が蓮華の花びらによく似ていることから、散り落ちた花びらに見立てたもの。[[ゲンゲ]]を「れんげ草」というのも、一説には花の形が似ているからだともいう。</ref>。
 
 
 
属名 Nelumbo は[[シンハラ語]]から。種小名 nucifera は[[ラテン語]]の形容詞で「[[種実類|ナッツ]]の実のなる」の意。
 
 
 
英名 Lotus([[ロータス]])はギリシア語由来で、元はエジプトに自生する[[スイレン]]の一種「[[ヨザキスイレン]]」 ''{{Sname|species|Nymphaea lotus}}'' を指したものという。
 
 
 
7月の誕生花であり、夏の[[季語]]。
 
 
 
[[花言葉]]は「雄弁」。
 
 
 
== 特徴 ==
 
[[File:Nelumbo nucifera 01.JPG|thumb|right|350px|水面に繁殖するハス]]
 
原産地は[[インド亜大陸]]とその周辺。地中の[[地下茎]]から茎を伸ばし水面に葉を出す。草高は約1m、[[茎]]に通気のための穴が通っている。水面よりも高く出る葉もある([[スイレン]]にはない)。[[葉]]は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉ができる([[ロータス効果]])。
 
 
 
花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる<ref>[[七十二候]]・[[小暑]]([[7月7日]]ごろ)の次候に「蓮始開(蓮の花が開き始める)」とある。</ref>。
 
早朝に咲き昼には閉じる<ref>かつて、「ポン」という音とともに開花するという俗説があった。</ref>。
 
 
 
園芸品種も、小型のチャワンバス(茶碗で育てられるほど小型の意味)のほか、花色の異なるものなど多数ある。
 
 
 
なお、[[果実]]の皮はとても厚く、土の中で発芽能力を長い間保持することができる。[[1951年]](昭和26年)3月、[[千葉市]]にある[[東京大学検見川総合運動場|東京大学検見川厚生農場]]の落合遺跡で発掘され、[[理学博士]]の[[大賀一郎]]が発芽させることに成功したハスの実は、[[放射性炭素年代測定]]により今から2000年前の[[弥生時代]]後期のものであると推定された([[大賀ハス]])。その他にも[[中尊寺]]の[[中尊寺金色堂|金色堂]][[須弥壇]]から発見され、800年ぶりに発芽に成功した例(中尊寺ハス)や[[埼玉県]][[行田市]]のゴミ焼却場建設予定地から出土した、およそ1400年から3000年前のものが発芽した例([[行田蓮]])もある。
 
 
 
近年の[[被子植物]]の[[デオキシリボ核酸|DNA]]分岐系統の研究から、スイレン科のグループは被子植物の主グループから早い時期に分岐したことがわかってきた。しかしハス科はそれと違って被子植物の主グループに近いとされ、[[APG分類体系]]では[[ヤマモガシ目]]に入れられている。
 
 
 
後述するように、人間にとっては鑑賞や宗教的なシンボル、食用などとして好まれる植物であるが、繁茂し過ぎると他の水生生物に悪影響を与える懸念がある。このため[[手賀沼]](千葉県)などでは駆除が行われている。水中の茎を切ると組織に水が入って腐り、再生しなくなる<ref>[https://mainichi.jp/articles/20180703/ddl/k13/040/009000c 「ロボットでハス刈り取り/東大大学院開発/大量繁茂の千葉・手賀沼で初実験」]『毎日新聞』朝刊2018年7月3日(東京面)2018年7月5日閲覧</ref>。
 
 
 
== 利用 ==
 
食用、薬用、観賞用として[[湿地]]で栽培される。
 
 
 
=== 地下茎 ===
 
[[File:Curry (lotus roots).JPG|thumb|right|250px|[[レンコン]]料理]]
 
地下茎は[[レンコン]](蓮根)として食用になる。日本では[[茨城県]]、[[徳島県]]で多く栽培されており、[[中華人民共和国|中国]]では[[湖北省]]、[[安徽省]]、[[浙江省]]などが産地として知られている。中国では、すり潰して取った[[でん粉]]を[[クズ|葛]]と同様に、[[砂糖]]とともに熱湯で溶いて飲用する場合もある。
 
 
 
=== 葉 ===
 
葉については「[[蓮の葉]]」を参照。
 
 
 
=== 種子 ===
 
{{栄養価 | name = はす、未熟、生<ref name="食品成分表2015">
 
{{Cite |和書 |editor = [[文部科学省]]科学技術・学術審議会資源調査分科会 |title = [[日本食品標準成分表]] |accessdate = 2016-10-15 |edition = 2015年版(七訂) |date = 2015-12-25 |isbn = 978-4-86458-118-9 |chapter = 5 種実類 |chapterurl = http://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/01/15/1365343_1-0205r2_1.pdf}}<!-- chapterformat = PDF だが、実装されていない模様 --></ref>
 
| kJ = 356 | water = 77.5 g | protein = 5.9 g | fat = 0.5 g <!-- satfat, monofat, polyfat はわずかなため省略 --> | carbs = 14.9 g | fiber = 2.6 g | sodium_mg = 2 | potassium_mg = 410 | calcium_mg = 53 | magnesium_mg = 57 | phosphorus_mg = 190 | iron_mg = 0.6 | zinc_mg = 0.8 | manganese_mg = 1.33 | vitA_ug = 0 <!-- 微量 --> | thiamin_mg = 0.18 | riboflavin_mg = 0.09 | niacin_mg = 1.4 | pantothenic_mg = 0.85 | vitB6_mg= 0.16 | folate_ug = 230 | vitB12_ug = (0) <!-- 推定量 --> | vitC_mg = 27 | vitD_ug = (0) <!-- 推定量 --> | vitE_mg = 0.6 | vitK_ug = 1 | note = 廃棄部位:殻及び薄皮 }}
 
[[File:Nelumbo nucifera ハスの実を売る少年 DSCF2273.jpg|200px|thumb|left|ハスの実を売る少年。[[種子]]をそのまま生食する。([[カンボジア]]]]
 
'''はすの実'''([[:en:Lotus seed|en]])と呼ばれる果実(種子)にも[[でん粉]]が豊富であり、生食される。若い緑色の[[花托]]が生食にはよく、花托は堅牢そうな外見に反し、[[スポンジ]]のようにビリビリと簡単に破れる。柔らかな皮の中に白い蓮の実が入っている。種は緑色の[[ドングリ]]に似た形状で甘味と苦みがあり、生の[[トウモロコシ]]に似た食感を持つ。また[[甘納豆]]や[[汁粉]]などとしても食べられる。
 
 
 
中国や[[台湾]]、[[香港]]、[[マカオ]]では[[餡]]として加工されたものを[[蓮蓉餡]]と言い、これを[[月餅]]、[[最中]]、[[蓮蓉包]]などの菓子に利用されることが多い。餡にする場合、苦味のある芯の部分は取り除くことが多く、取り除いた芯の部分を集めて蓮芯[[茶]]として飲まれることもある。ベトナムでは[[砂糖漬け]]や[[チェー]]([[:en:Chè|Chè]])の具として食べられる。
 
 
 
また、蓮肉(れんにく)という[[生薬]]として、鎮静、滋養強壮作用がある。
 
 
 
=== 芽 ===
 
果実の若[[芽]]は、果実の中心部から取り出して、[[中国茶#茶を使わない茶外茶|茶外茶]]として飲用に使われる。
 
 
 
=== 花 ===
 
ハスを国花としている[[ベトナム]]では、[[雄蕊]]で茶葉に香り付けしたものを[[花茶]]の一種である[[蓮茶]]として飲用する。資料によれば甘い香りが楽しめると言う。かつては茶葉を花の中に挿入し、香りを茶葉に移していた<ref>{{Cite |和書| title = アジアのお茶を楽しむ | author = 新星出版社編集部 | publisher = 新星出版社 | date = 2002 | p=14}}</ref>。
 
 
 
=== 茎 ===
 
*撥水性の葉と茎が[[ストロー]]状になっている性質から、葉に酒を注いで茎から飲む[[象鼻杯]](ぞうびはい)という習慣もある。
 
*ベトナムでは茹でて[[サラダ]]のような[[和え物]]にして食べる。
 
*中国のハスの一大産地である[[湖北省]]では、春から夏にかけて、[[間引き|間引かれた]]若茎(葉の芽)を[[炒め物]]・[[漬け物]]などにして食べる<ref>[http://j.cjveg.com/news.aspx?id=21 湖北特色蔬菜——藕带]</ref>。
 
*日本においては食べやすく切った茎を[[煮物]]の材料として用いる。
 
*産地である秋田県では、茎を用いた[[砂糖漬け]]が作られている。<!--また、日本で作られる[[アンゼリカ]]は、本来の[[セイヨウトウキ]]の茎の代わりにフキの茎が用いられている。これは細かく刻むなどしてケーキの材料に用いられる。-->
 
*茎の表皮を細かく裂いて作る糸を「茄絲(かし)」、茎の内部から引き出した繊維で作る糸を「藕絲(ぐうし)」と呼び、どちらも布に織り上げる等、利用される。
 
 
 
== 象徴としてのハス ==
 
ハスの花、すなわち蓮華は、清らかさや聖性の象徴として称えられることが多い。
 
 
 
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」という日本人にも馴染みの深い中国の成句<ref>[[北宋]]の儒学者・[[周茂叔]]の著した『愛蓮説』からの引用。</ref>が、その理由を端的に表している。
 
 
 
=== 宗教とハス ===
 
==== ヒンドゥー教 ====
 
[[File:Maker unknown, India - Krishna and Radha - Google Art Project.jpg|230px|thumb|right|ハスの上の[[クリシュナ]]と[[ラーダー]]]]
 
古代[[インド]]では、[[ヒンドゥー教]]の神話や[[ヴェーダ]]や[[プラーナ文献|プラーナ]]聖典などにおいて、ハスは特徴的なシンボルとして繰り返し登場する。例えば、『バガヴァッド・ギーター』11章で、[[クリシュナ]]は「蓮華の目を持つ者よ」と美称され、[[アルジュナ]]は「ハスの上に座す[[梵天]](最高神)を、そして[[シヴァ]]神、あらゆる賢者たち、聖なる蛇たちをわたしは見ます」と語る<ref>{{cite web|url=http://www.telugutoranam.com/gita/index.php3?chapter=11|title=Bhagavad Gita &#x005b;Chapter 11&#x005d;|publisher=Telugu Toranam|accessdate=2006年11月4日 UTC}}</ref>。
 
 
 
同5章の記述「結果を最高神に任せ執着なく義務を遂行する者は、罪に迷わない。あたかもハスの葉に水が触れぬがごとく」は<ref>{{cite web|url=http://www.telugutoranam.com/gita/index.php3?chapter=5#T10|title=Bhagavad Gita &#x005b;Chapter 5&#x005d;|publisher=Telugu Toranam|accessdate=2006年11月4日 UTC}}</ref>、後の仏教における「ハス」の象徴的用法と近いものを含む。泥から生え気高く咲く花、まっすぐに大きく広がり水を弾く凛とした葉の姿が、俗世の欲にまみれず清らかに生きることの象徴のようにとらえられ、このイメージは仏教にも継承された。
 
 
 
性典の中では「[[ほと|女陰]]」の象徴。
 
 
 
[[多神教]]信仰から[[女神]]崇拝が生まれ、その為、古代インドでは女性に対する4段階の格付けが生まれた。上から[[パドミニ]](蓮女)、[[チトリニ]](彩女、芸女)、[[シャンキニ]](貝女)、[[ハスティニ]](象女)といい、最高位の「蓮女」の象徴として[[ラクシュミー]]という女神が、崇拝された(参照:性典『[[ラティラハスヤ]]』)。
 
 
 
==== 仏教 ====
 
[[File:Buddha meditating.jpg|230px|thumb|right|蓮華座]]
 
[[仏教]]では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ、様々に意匠されている。[[如来]]像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また[[厨子]]の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。主に寺院では仏前に「[[常花]]」(じょうか)と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれている。一方で、仏教国[[チベット]]では標高が高く生育しないため、想像でかかれたのかチベット仏教寺院では日本に比べ、かなり変形し、その絵はほんのり赤みがかった白い花として描かれている。
 
 
 
また死後に[[極楽浄土]]に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想があり、「[[一蓮托生]]」という言葉の語源になっている。
 
 
 
なお、経典『[[摩訶般若波羅蜜経]]』には「青蓮花赤蓮花白蓮花紅蓮花」との記述がある。ここでの青や、他で登場する黄色は睡蓮のみに存在する色である。仏典においては蓮と睡蓮は区別されず、共に「蓮華」と訳されている<ref name="『仏教植物散策』">中村元、『仏教植物散策』、東書選書(1986)</ref>。
 
 
 
==== 密教 ====
 
[[密教]]においては[[釈迦]]のみならず、ラクシュミー(蓮女)である[[吉祥天|吉祥天女]]を本尊として信仰する吉祥天女法という修法があり、蓮は特別な意味を持つ。
 
 
 
=== 組織の象徴として ===
 
[[インド]]、[[スリランカ]]、[[ベトナム]]の[[国花]]。
 
 
 
[[中華人民共和国]][[マカオ]]の区旗にもデザインされている。
 
 
 
日本では、以下の地方公共団体が「市の花」に採用している。
 
*[[愛知県]][[愛西市]]
 
*[[滋賀県]][[守山市]]
 
*[[埼玉県]][[行田市]] - [[古代蓮の里|古代蓮]] - 市の建設工事によって偶然掘り起こされた約1400年から3000年前のものと推定される蓮は、「古代蓮」とも「行田蓮」とも称され、市の花及び[[天然記念物]]とされている。
 
*[[千葉県]][[千葉市]] - [[大賀ハス]] - [[1993年]]に千葉市花に制定。
 
 
 
== ギャラリー ==
 
<gallery caption="ハス" mode="packed-hover" height="180">
 
ファイル:Nelumno nucifera open flower - botanic garden adelaide edit3.jpg|
 
ファイル:Nelumbo nucifera 002.JPG|
 
ファイル:Water droplets in lotus1.JPG|
 
ファイル:Nelumbo July 2011-2a.jpg|
 
ファイル:Nelumbo nucifera qtl1.jpg|
 
ファイル:Nelumbo nucifera-IMG 5613.jpg|
 
</gallery>
 
  
== 脚注 ==
+
[[ハス科]]多年性[[水生植物]]。
{{reflist}}
 
  
== 関連項目 ==
+
熱帯インド原産と考えられているが,日本には非常に古く中国から渡来し,広く各地の池,沼,水田などで栽培される。地下茎は細くて節が多く,長大となり,水底の泥の中をはう。葉は地下茎の節より出て,柄は長く直立し水面に出る。葉身は扁円形の楯形で径 40~50cm,葉脈が四方に放射している。夏に,水上に直立した花柄の先に白ないし紅色の花をつける。萼は4~5個で小型,花弁は多数がつき,蜂巣状の花托上面の穴に多数の堅果が熟する。晩秋,葉が枯れた頃に肥大する地下茎の末端部を蓮根として食用にするほか,果実も食べられる。ハスの種子は非常に長期にわたって発芽力をもつことでも有名である。なお,ハスは仏教と密接な関係をもっている。
{{commons&cat|Nelumbo_nucifera|Nelumbo_nucifera}}
 
{{wikispecies|Nelumbo_nucifera}}
 
* [[蓮の葉]]
 
* [[ロータス効果]]
 
* [[妙法蓮華経]]
 
* [[ヴィシュヌ]]
 
* [[ブラフマー]]
 
* [[阿弥陀如来]]
 
* [[ユリ]]
 
  
== 外部リンク ==
+
*[[蓮華]]  
* [http://hfnet.nih.go.jp/contents/indiv_agreement.html?513 ハス(レンカ/レンコン/レンジツ/レンニク/レンヨウ) - 「健康食品」の安全性・有効性情報] ([[国立健康・栄養研究所]]
+
*[[蓮華座]]  
* [http://www.us.oct-net.jp/~sekibutu/hana.html 石仏観光センター 大分県臼杵石仏の古代蓮]
 
* [http://www2u.biglobe.ne.jp/~shinithi/hasu/hasu.html 滋賀県烏丸半島 蓮群落] みずの森植物園前に広がる蓮の大群落
 
* [http://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/index.html 埼玉県行田市・古代蓮の里 "古代蓮会館" ホームページ]
 
* [http://www010.upp.so-net.ne.jp/hosyuji-temple/ 新宮市の白龍山宝珠寺ホームページ]([[宝珠寺]]
 
  
 +
{{テンプレート:20180815sk}}
 +
 
{{DEFAULTSORT:はす}}
 
{{DEFAULTSORT:はす}}
 
[[Category:ハス科]]
 
[[Category:ハス科]]

2018/10/20/ (土) 13:44時点における最新版


ハス(蓮、学名:Nelumbo nucifera

ハス科多年性水生植物

熱帯インド原産と考えられているが,日本には非常に古く中国から渡来し,広く各地の池,沼,水田などで栽培される。地下茎は細くて節が多く,長大となり,水底の泥の中をはう。葉は地下茎の節より出て,柄は長く直立し水面に出る。葉身は扁円形の楯形で径 40~50cm,葉脈が四方に放射している。夏に,水上に直立した花柄の先に白ないし紅色の花をつける。萼は4~5個で小型,花弁は多数がつき,蜂巣状の花托上面の穴に多数の堅果が熟する。晩秋,葉が枯れた頃に肥大する地下茎の末端部を蓮根として食用にするほか,果実も食べられる。ハスの種子は非常に長期にわたって発芽力をもつことでも有名である。なお,ハスは仏教と密接な関係をもっている。



楽天市場検索: