ネプチューン (お笑いトリオ)

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ネプチューン
NEPTUNE
メンバー 名倉潤
原田泰造
堀内健
別名 ネプ
出身 太田プロダクション
ジュンカッツ(名倉)
フローレンス(原田・堀内)
芸種 コント
公式サイト ネプチューン公式プロフィール
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ネプチューンは、1994年に結成されたお笑い芸人トリオ・コントグループ。略称「ネプ」。所属事務所は、ワタナベエンターテインメント。なお、デビュー当時は太田プロダクションに所属していた。お笑い第四世代の代表格である。

メンバー

名前(ふりがな) 生年月日(年齢) 出身 愛称 担当
名倉 潤(なぐら じゅん) (1968-11-04) 1968年11月4日(55歳) 日本の旗 日本兵庫県姫路市 潤ちゃん、リーダー ツッコミ
原田 泰造(はらだ たいぞう) (1970-03-24) 1970年3月24日(54歳) 日本の旗 日本広島県広島市 タイゾー、泰ちゃん ボケ
堀内 健(ほりうち けん) (1969-11-28) 1969年11月28日(54歳) 日本の旗 日本神奈川県横須賀市 ホリケン、健ちゃん 大ボケ担当

 

来歴・人物

当初、原田は出身地が同じ友人とコンビ「パープルン」を結成し、活動していた(コンビ名の由来はその当時2人共居酒屋「村さ来」でアルバイトをしていたから[1])。しかし、相方が多額の借金を作り地元に帰ってしまった為に解散。原田が新しい相方を探していたところ、オーディション時に一緒で当時ピンで活動していた堀内に目が止まり、原田から声をかけて1991年に「フローレンス」を結成。コンビ名はたまたま見かけたラブホテルの名に由来する[1]

しかし、原田と堀内は共にボケでツッコミがいなかったため、コントがグダグダになってしまうという問題が多発した。この問題を解決するため、当時「ジュンカッツ」を解散したばかりで普段から世話になっていた先輩の名倉を原田・堀内の2人が頼む形で引き入れ、1994年にネプチューンを結成。ちなみに結成当初のトリオ名は「フローレンスZ」で、数ある候補の中に「ゲリマンダー」もあった。トリオ名の由来は漫画『キン肉マン』の登場人物・ネプチューンマン[1]

コンビ別れを繰り返して結成したグループのため、3人には芸歴に差があり、その上ネプチューンとしての活動期間はさらに短い。そのため、先輩後輩が個人によって違うので、ややこしいとメンバーは発言している(芸歴は名倉・堀内・原田の順)。関西の芸人や初めて共演する芸人や芸能人で芸歴の長い人がゲストで来た場合、相手の芸歴を考えてそれぞれの話し方を決めなくてはならないため、「不便だ」とこぼしている[2]

名倉は雨上がり決死隊とほぼ同期、原田と堀内は1期下で、千原兄弟FUJIWARAなどと同期となる[3]。しかし、後輩に当たるくりぃむしちゅーの2人から、名倉は『潤ちゃん』と呼ばれ、原田は『泰造』堀内は『健ちゃん』と呼ばれている(たまに堀内のことを『』と呼び捨てにすることもある)など、後輩であっても付き合いが長かったり、仲が良い芸人などはメンバーのことを呼び捨てで呼ぶこともある。

プライベートでの付き合いがほとんどない芸人グループが多い中、3人はプライベートでもとても仲が良く、楽屋は常に一緒である。楽屋では、原田と堀内がよくふざけあい、それを名倉が一歩引いて見守る、というのが常であるという。堀内曰く、番組の収録後に名倉から説教されるらしい[4]。2009年1月の『アメトーーク』で、芸人仲間からもその仲の良さが「青春ドラマのよう」と絶賛された。

3人はそれぞれ「潤ちゃん」「泰造」「健」と呼び合っている。ネプチューン結成初期の頃は名倉が一番先輩ということもあり、原田と堀内は「名倉さん」と「さん」付けで呼んでいたがある時、名倉が「同じグループなのに「さん」付けで呼ぶのはおかしいし周りも気を遣うから「さん」付けしなくていい」と原田と堀内に言ってから「潤ちゃん」と呼ぶようになった[注 1]

2000年代、特に名倉が渡辺満里奈と結婚した辺りから、名倉は司会・コメンテーターや雑誌の執筆活動に、原田はCM出演を含めた俳優業に、堀内は個性派俳優業に加え、トーク番組・バラエティー番組に単独で出演するなど、それぞれの特性を活かし、ピンでも活躍している。

笑う犬でははっぱ隊としてアメリカのテレビ番組に出演するなど、海外でも人気を博した。

クイズ番組『ネプリーグ』に出演しているためか、3人共漢字が得意である(特に名倉)。 

近年、2008年7月から後輩のくりぃむしちゅー、チュートリアルと一緒に出演したしゃべくり007をきっかけに、日本テレビ系番組の出演が増えており、2009年8月放送の「24時間テレビ 「愛は地球を救う」」のパーソナリティを務めるなど、活動の幅を広めている。また、24時間テレビの中で放送された「笑点」スペシャルでは、テレビで滅多にやらなくなったコントを久々に披露した。

ちなみにメンバー全員が下戸であり、酒は飲めなかったり飲めても少量だったりしたが2016年現在、名倉と堀内は以前よりは飲めるようになったらしく飲みに行く事が多くなったようである。特に堀内は昔はビールでも小さいコップの底に少し注いだぐらいの量しか飲めなかったが2016年現在では中ジョッキを何杯も飲めるほど飲めるようになった。しかし原田は相変わらず全く飲めず、飲むと吐いてしまうほどの下戸である。

ウッチャンナンチャンさまぁ〜ずよゐこ出川哲朗キャイ〜ンTIMらと共に、ウンナンファミリーと呼ばれている。

芸風

ネタ作りは主に堀内が担当しているが、堀内独自の擬音や歌のテイストが使用されているものが多い独特なもので、実際に堀内自身が演じて説明しないと、メンバーに伝わらないものがほとんどである。それをひとつのちゃんとしたコントに直すのは、名倉の役割であるという。

コントでは、原田・堀内のボケ(2人で童謡やオリジナルのミュージカル風の歌を唄う事もある)に対し名倉が突っ込むも、更にボケ続けるという「ボケ倒し」「ツッコミすかし」のスタイル。名倉のツッコミは関西弁で声を張り上げるものの、頭を叩く・体を蹴るなどの強烈なものではなく、むしろ常識人から見た的確な指摘というスタイルである。時に名倉は、2人に巻き込まれる形でダチョウ倶楽部のようにギャグを繰り出したり、イジられ役に回る事もある。素の状態やフリートークの場面でも度々同様のやり取りを展開し、原田・堀内の天然性、名倉の常識人的バランスと面倒見の良い、ある意味お人好しな面などが垣間見られる。

タモリのボキャブラ天国』出演時代、ネプチューンは原田と堀内の強烈な個性で一際存在感を放っており、爆笑問題と並んで、番組内での人気も視聴率を大きく左右するほど絶大なものであった。その中において名倉の存在がやや薄く、共演者から「名倉はいらない」などと番組内でネタにされる事もあったが、名倉の的確なツッコミは2人のボケを纏めるためになくてはならない人物であり、また「タイ人」「に似ている」「浅丘ルリ子似」等、あえて弄られ役として前に出ることで、次第に3人揃った形でキャラを定着させた。

現在の出演番組

レギュラー
特番

過去の出演番組

テレビ番組

バラエティ

日本テレビ
TBS
フジテレビ
テレビ朝日
テレビ東京

単発・スペシャル

ラジオ番組

映画・ドラマ

  • ネプチューン in どつきどつかれ(1998年8月1日公開) - 主演
  • ピッキングトリオの事件簿(フジテレビ、2001年11月2日) - ネプチューン初主演
  • デカ007(日本テレビ、2010年4月26日) - 『しゃべくり007』のスピンオフ企画であり、ネプチューン含め『しゃべくり007』に出演しているレギュラーメンバー(くりぃむしちゅー、チュートリアル)がメインキャストとなっている(ドラマ自体の主演はチュートリアル・徳井義実)。
  • 空想大河ドラマ 小田信夫NHK総合、2017年2月)[5]

書籍

  • ネプチューングラフィティ・於「どつきどつかれ」 - 写真集
  • ネプチューンの4コマライブ メキシカンスマッシュ

歌手としての活動

ネプチューン
別名 日本の旗 日本 Tokyo
ジャンル J-POP
コーラス(ハモネプも参照)
活動期間 トイズファクトリー(1998年 - 2002年)
事務所 渡辺プロダクション

トイズファクトリーに所属。現在アルバム1枚、ミニアルバム1枚、シングル4枚をリリース。

また、「はっぱ隊」としてSingle CD・Single DVD『YATTA』を、「G20+ネプ&イモト」名義でSingle CD ボクラノセカイをリリース。

ゲーム

  • ネプリーグDS
  • 超!!ネプリーグDS

CM

脚注

注釈

  1. 実際に結成初期時の雑誌のインタビューには(原田と堀内が)「名倉さん」と呼んでいるのが掲載されている。

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 原田がBOOM TOWN出演時に発言
  2. ネプチューンのオールナイトニッポンでの発言
  3. 雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』「お笑い芸人誰が先輩?後輩?この際はっきりさせよう!」 2007年10月11日放送
  4. 堀内が出演している『アリケン』にて
  5. “ネプチューン、前田司郎脚本「空想大河ドラマ」銘打つ新感覚コメディに挑戦”. お笑いナタリー. (2016年11月11日). http://natalie.mu/owarai/news/208929 . 2017閲覧. 

関連項目

外部リンク

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