トーマス・ジェファーソン
Jefferson, Thomas
[生] 1743.4.13. バージニア,シャドウェル
[没] 1826.7.4. バージニア,モンティセロ
アメリカの政治家,思想家。アメリカ独立宣言の起草者。第3代大統領 (在任 1801~09) 。
バージニア植民地のプランター (大農場主) の家に生れ,1757年父の死により遺産を相続。生涯を通じて 1200ha余の土地と,約 150人の奴隷を所有。 62年ウィリアム・アンド・メアリー大学卒業。 67年弁護士となる。 69~74年バージニア植民地議会議員。独立運動の指導者となり 73年 R.リー,P.ヘンリーらとともにバージニア通信連絡委員会を組織。 75,76年大陸会議代表。 B.フランクリン,J.アダムズらとともに独立宣言起草委員に指名され,独立宣言草案を執筆。
79~81年バージニア邦知事として独立戦争下の邦を指導。 83~85年再び大陸会議代表。 85~89年フランス駐在公使として同盟国フランスとの友好維持にあたった。 90~93年 G.ワシントン大統領のもとで初代国務長官。財務長官 A.ハミルトンをはじめとする連邦派に対抗してリパブリカンズ (共和派) の代表的存在となり,アメリカにおける政党誕生の礎をつくった。
97~1801年アダムズ大統領のもとで副大統領。 01年第3代大統領に就任。大統領としてはハミルトン路線を継承した。 03年ナポレオン治下のフランスと交渉し,「ルイジアナ購入」に成功。わずか 1500万ドルの支出によってアメリカの領土は一躍2倍になり,白人人口の西漸のための基礎となった。ナポレオン戦争では中立政策を維持。第2期の大統領任期終了とともにバージニア州モンティセロのプランテーションに引退。主著『バージニア覚え書』 Notes on the State of Virginia (1782) 。
- トーマス・ジェファーソン
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- アメリカ独立戦争の人物
- アメリカ合衆国ドル紙幣の人物
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- ユニテリアン
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- イングランド系アメリカ人
- ウェールズ系アメリカ人
- 宗教懐疑論の人物
- 1743年生
- 1826年没