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{{Infobox Currency
 
| currency_name_in_local = dansk krone <small>{{da icon}}</small><br />dansk króna <small>{{fo icon}}</small><br />danskinut koruuni  <small>{{kl icon}}</small>
 
| iso_code = DKK
 
| using_countries = {{DNK}}, ''{{GRL}}, {{FRO}}'' <sup>1</sup>
 
| inflation_rate = 1.5% (Denmark only)
 
| inflation_source_date = ''[https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/fields/2092.html The World Factbook]'', 2007 est.
 
| ERM_since = [[1979年]][[3月13日]]
 
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| plural = kroner
 
| plural_subunit_1 = øre
 
| used_coins = 50 オーレ、 1, 2, 5, 10, 20 クローネ
 
| used_banknotes = 50, 100, 200, 500, 1000 クローネ
 
| issuing_authority = [[デンマーク国立銀行]]
 
| issuing_authority_website = {{URL|www.nationalbanken.dk}}
 
| footnotes = フェロー諸島では別の紙幣が発行されている。[[フェロー・クローネ]]を参照。
 
}}
 
'''デンマーク・クローネ'''は[[デンマーク]]の[[通貨]]の名称である。クローネとは[[西洋の冠|王冠]]を意味する言葉であり、[[スウェーデン]]通貨の[[スウェーデン・クローナ|クローナ]]も同じ意味である。
 
  
== 概要 ==
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'''デンマーク・クローネ'''
1クローネは100[[オーレ]]であり、1クローネの対円レートは概ね20円程度で推移している。[[ISO 4217|ISO4217]]でのコードはDKK。内的にはkrと略記される。DKRやDkrは公式な物ではない。
 
  
クローネという通貨名称は[[ノルウェー]]でも使用されており、([[ノルウェー・クローネ]])、かつてはドイツ諸侯国でも使用されていた。また英語読みの[[クラウン]]も[[イギリス]]をはじめ、各国の通貨単位となっていた。
+
 通貨の単位。英語のcrown(王冠)と同義で、かつてはオーストリア・ハンガリー帝国の通貨単位であったが、現在はスウェーデン、ノルウェー、デンマークおよびアイスランドの通貨の名称となっている(正確にはスウェーデンではクローナKrona、ノルウェー、デンマークではクローネKrone、アイスランドではクローナKróna)。
  
[[1983年]]には、[[デビットカード]]による[[電子決済]]システム「[[Dankort]]」が公開されており、[[2015年]]までに発行枚数は通算580万枚、 公式発表では2015年の1枚あたりの平均決済回数は209回である<ref name="北欧">{{cite web|format=PDF|url=http://www.japanordic.com/assets/wp-content/uploads/2017/08/14.pdf|title=デンマークの電子決済サービス モバイルペイ|date=2017年7月|author=安岡美佳, 赤賀映|publisher=北欧研究所|page=3|accessdate=2017-10-20}}</ref>。大規模なマーケットストアのチェーン店のみでなく、個人商店など、デンマークに存在する店舗のほぼ全てで使用できるため、成人しているデンマーク国籍保有者のほぼ全員がDankortを所有していると言われている<ref name="森田">{{cite web|url=http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/report/newsletter/2017/no17-019.html|title=キャッシュレス社会成熟化の過程と今後の展開 北欧デンマークの事例から|date=2017-08-30|author=森田麻記子|publisher=[[富士通]]|accessdate=2017-10-20}}</ref>。
+
 1875年スウェーデン、ノルウェー、デンマーク3国はスカンジナビア貨幣同盟をつくり、同じ品位の本位貨幣を法貨として流通させる共通の金本位制を樹立した。第一次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)すると、これら3国は金本位制を停止し、金の輸出を禁止したが、大戦中にこの中立3か国が悩んだのはむしろ金の大量流入であり、その対策として金排除政策をとった。第一次世界大戦後、スウェーデンは1924年、デンマークは1927年、ノルウェーは1928年に金本位制に復帰したが、1931年にイギリスが金本位制を離脱すると、同年3国ともこれに倣った。第二次世界大戦中の1944年にアイスランドはデンマークから独立して共和国となった。第二次世界大戦後はいずれも国際通貨基金(IMF)に加盟し、対米ドル平価の維持に努めた。
  
デンマークでは、世界でも早い時期からDankortのような電子決済が定着しており{{R|北欧}}、政府が完全キャッシュレス化に向けて動いていることもあって、電子マネーによる取引が著しく普及し、現金による取引の方が稀になり、2017年現在のデンマークでの現金決済比率は10%以下となっている。2017年1月現在、造幣局は既に閉鎖され、硬貨は外国で少量委託製造されているが、紙幣は新たに製造されていない。デンマークは2030年に現金を完全に廃止することを決定している。
 
 
[[スウェーデン・クローナ#スウェーデンのキャッシュレス化]]も参照。
 
 
== 歴史 ==
 
:''1914年までの歴史については[[クローネ#歴史]]も参照''
 
クローネは[[1873年]]に[[法定通貨]]として導入され、[[デンマーク]]、[[スウェーデン]]、[[ノルウェー]]の三国はこのクローネ通貨で統一した[[金本位制]]の[[スカンジナビア]]通貨同盟を発足させた。当時のクローネの金平価は、純金1グラム=2.48クローネ(1クローネ=純金0.40323グラム)であったが、この通貨同盟は[[第一次世界大戦]]後に崩壊した。しかし通貨同盟崩壊後もデンマーク、ノルウェー、スウェーデン共にそのままの通貨名を継続して現在に至っている。また、ノルウェーはEU非加盟国であるが、デンマークも、スウェーデンも独自通貨を維持している。
 
 
== フェロー諸島とグリーンランド ==
 
[[フェロー諸島]]では、独自のモチーフを使った[[フェロー・クローネ]][[紙幣]]が発行されているが、[[硬貨]]については、デンマークのものがそのまま使用されている。
 
 
また、[[グリーンランド]]でも、デンマーク本国の新紙幣発行に合わせて、[[2009年]]から[[2011年]]にかけて独自のモチーフを使った紙幣を発行する予定である。
 
 
== ユーロとの関係 ==
 
欧州に[[ユーロ]]が導入される前のクローネは[[ドイツマルク]]とリンクさせて常に安定を保っていた。のちに、他の[[欧州連合]]の諸国にユーロが導入される時点で、デンマークも同様にユーロを導入する予定であったが、[[2000年]]に行われた[[国民投票]]で、クローネへの愛着からユーロ導入の法案は否決された。これは、国民の中にドイツやフランスなどの強国の主導権を嫌ったこともその要因の一つである。
 
 
その後[[2004年]]に再度ユーロ導入の是非を国民投票に計ったが、この時も法案は否決された。[[2008年]]10月、金融危機を契機として再びユーロ導入の是非を国民投票によって問うこととなった。このときの国民投票では 53.1% がユーロ導入に反対した<ref>{{Cite web|url=http://www.eu-info.de/euro-waehrungsunion/5300/5318/5319/|title=Im Jahr 2000 stimmten 53,1 Prozent der Danen gegen die Euro-Einführung|publisher=EU-Info.Deutschland|language=ドイツ語|accessdate=2009-07-25}}</ref>。しかしその後、デンマーク政府は、2011年にも国民投票の再実施を検討している<ref>{{Cite web|date=2008-10-31|url=http://www.euractiv.com/de/euro/dnemark-plant-zweite-euro-abstimmung-2011/article-176840|title=Danemark plant zweite Euro-Abstimmung fur 2011|publisher=EurActiv.com|language=ドイツ語|accessdate=2009-07-25}}</ref>。しかし、デンマークのトーニング・シュミット首相は後に自国通貨の適用除外(オプト・アウト)に関する国民投票の約束を取り下げている<ref>EurActiv(2013)"[http://www.euractiv.com/elections/danes-move-closer-eu-opt-outs-re-news-529956?utm_source=feedly Denmark moves closer to referendum on EU opt-outs]"</ref>。2013年5月16日のストックホルムのインタビューにおいて、トーニング・シュミット首相は、「現政権下では非現実的だ」と述べ、2015-19年に見込まれる「次期政権下でも、国民投票実施の選択肢を協議することには意味がないと思う」とした<ref name="denmark president">ブルームバーグ(2013)「[http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MMXSU26JIJW301.html デンマーク、ユーロ導入は無期延期へ-ペッグ制が国守ると首相]」</ref>。[[2010年欧州ソブリン危機|欧州債務危機]]において、デンマークは他の北欧諸国とともに資金の避難先となっていたが、これについてトーニング・シュミット首相は「ユーロ導入を意図的に見合わせるというデンマークの選択によってデンマークが守られたのだ」という考えを示した<ref name="denmark president"></ref>。しかし、ユーロ圏にいずれかの時点で加わる是非については協議を続けるとも述べている<ref name="denmark president"></ref>。2014年現在、デンマーク・クローネは[[ヨーロッパ為替相場メカニズム]](ERM-II)のもとでユーロに±2.25の変動幅を持ってペッグしている<ref>European Commision(2014)"[http://ec.europa.eu/economy_finance/euro/adoption/erm2/index_en.htm Economic and Financial affairs]"</ref>。なお、通常は±15%の変動幅でのユーロへのペッグがされており、デンマーク・クローネは通常よりも小さい変動幅のなかでのペッグとなっている<ref>European Commision(2014)"[http://ec.europa.eu/economy_finance/euro/adoption/erm2/index_en.htm Economic and Financial affairs]"のなかの他国のペッグの幅を参照。通常は変動幅は15%である。</ref>。ERM IIへの参加はユーロ参加への前段階として求められているものであり、トーニング・シュミット首相がユーロ圏にいずれかの時点で加わる是非については協議を続けるとも述べている<ref name="denmark president"></ref>通り、ユーロ導入の可能性は不明瞭であるものの、可能性がないわけではない。
 
 
== 硬貨 ==
 
 
この国の硬貨は、[[日本]]の[[五円硬貨]]、[[五十円硬貨]]や[[ノルウェー・クローネ|ノルウェーの硬貨]]と同様に先進諸国では珍しい穴あきの硬貨が見られる。伝統的に表面は国王の肖像かモノグラムが使用されている。通常貨幣の他に、最近は塔シリーズ、童話シリーズ、北極シリーズ、船シリーズなどのテーマ貨幣が発行されている。また、王室の慶事などでしばしば記念貨幣も発行される。これらのテーマ貨幣、記念貨幣は、金貨、銀貨としてコレクション用に発行される硬貨の他、通常の硬貨と同じ素材で流通用に発行される10および、20クローネ硬貨がある。
 
 
現行の硬貨は次の通り<ref>かつて発行されていた25オーレ青銅貨(模様は50オーレ青銅貨と同様)は、2008年9月30日限りで流通停止となり、2011年9月末で他の額面硬貨との交換も停止され、現在は完全に失効している。</ref>。
 
 
*50オーレ(青銅貨)
 
:表:[[クリスチャン5世 (デンマーク王)|クリスチャン5世]]王の王冠 裏:額面と王立造幣局のハートのミントマーク
 
*1クローネ(白銅貨)
 
:[[マルグレーテ2世 (デンマーク女王)|マルグレーテ2世]]女王 のモノグラム(穴あき)
 
*2クローネ(白銅貨)
 
:[[マルグレーテ2世 (デンマーク女王)|マルグレーテ2世]]女王 のモノグラム(穴あき)
 
*5クローネ(白銅貨)
 
:[[マルグレーテ2世 (デンマーク女王)|マルグレーテ2世]]女王 のモノグラム(穴あき)
 
*10クローネ([[アルミニウム青銅]]貨)
 
:[[マルグレーテ2世 (デンマーク女王)|マルグレーテ2世]]女王 の肖像、裏は紋章
 
*20クローネ(アルミニウム青銅貨)
 
:[[マルグレーテ2世 (デンマーク女王)|マルグレーテ2世]]女王 の肖像、裏は紋章
 
 
== 紙幣 ==
 
この国の紙幣は、かつては農業や漁業を象徴する牧歌的なデザインの物が中心であったが、現女王の治世と共に、[[イエンス・ユール]](Jens Juel)作の女性肖像を使ったパステルカラーの物に変更された。このシリーズ72紙幣では最高額面の1000クローネ紙幣が初めて発行されたが、この紙幣には用紙に日本の[[楮]]や[[三椏]]といった[[和紙]]の原料を混ぜた用紙が使われていた。その後1997年からはセキュリティ対策を強化した現行の紙幣が発行され流通している。このシリーズ97の各紙幣には、特定の認識マークで複製を防止する[[ユーリオン]]といわれる図案が裏表に採用されている。
 
 
このシリーズ97紙幣は、50、100、200、500、1000クローネの5種類で、シリーズ72紙幣にあった、10、20クローネ紙幣は硬貨に変更されたので発行されなかった。そのかわりに200クローネ紙幣が新たな額面の紙幣として、最初に発行された。デンマークやノルウェーでは高額紙幣はあまり流通しておらず、特に1000クローネ紙幣は旅行者が手にすることはもちろん、現地の人々も滅多に手にすることのない紙幣である。
 
 
シリーズ97紙幣は、表が近代文化人の肖像、裏はデンマーク国内の教会にある石像のレリーフに統一され、額面が上がるにつれて10mmずつ長さが長くなっている。
 
 
その後、各紙幣ともにさらにセキュリティ対策を高めた改訂版が2002年後半から順次発行された。これらは図案そのものに変更はないが、紫外線発光インクによるモチーフの印刷、ホログラムパッチの付加などが主な改良点である。
 
 
[[デンマーク国立銀行]]では、偽造が一層困難といわれる新しい紙幣を発行することになり、2009年からこれらを順次発行してきたが、2011年5月の1000クローネ紙幣の発行で、全ての券種の紙幣の置き換えが完了した。この新しい、シリーズ2009紙幣のデザインは、デンマーク国内の「橋」をモチーフとした風景になり(裏は出土品)、これまでのような人物の肖像は使用されていない。これは多分にユーロ紙幣を意識してのことだと思われる。前回は改札まで25年が経過していたが、今回は12年での改札となる。50クローネ紙幣が2009年8月11日に、100クローネ紙幣が2010年5月4日に、200クローネ紙幣が2010年10月19日に発行され、次いで500クローネ(2011年2月15日)、1000クローネ(2011年5月24日)の順に発行された。
 
 
シリーズ2009紙幣の偽造対策としては、ユーリオン模様、マイクロ文字、紫外線反応インク、インタリオ印刷、安全線、黒透かしなど従来の対策に加え、新たにスレッドウィンドウというものが設けられた。これは、これまで各国で行われてきた、薄い金属の細帯を紙に漉き込んで、その一部を紙幣表面に窓状に表したものと似ているが、この紙幣の細帯は樹脂製で、かまぼこ型レンズを使った3D画像のように、中に描かれた波型の模様が紙幣を傾けると、その向きと直角の方向に(つまり紙幣を左右に傾けると模様は上下に、紙幣を上下に傾けると左右にアニメーションする非常に高度な技術を用いたものである。ホログラムで文字がアニメーションするのはスイスの紙幣にも見受けられるが、このようなスレッド自体に複雑な仕組みを施したものを採用している国は少なく、スウェーデンの新1000クローナ紙幣や韓国の50000ウォン紙幣など数例があるのみで非常に珍しい。新たに発行されるアメリカの新100ドル紙幣にもこの技術が採用される予定である。
 
 
デンマークの紙幣印刷機には、凹版印刷のインクをすぐに乾燥させる装置を具備しているので、インタリオ印刷などの凹版部分が非常にクリアに仕上がっている。また紙幣には用紙の耐久性を高める目的で表面にある種の樹脂を塗布しているため、表面に独特の光沢感が見られる。
 
 
なお、この国の紙幣は、1945年以降に発行されたものは、全て法的に有効である。過去の紙幣には光の速さを測定した[[オーレ・レーマー]]や、電流の磁気作用を発見した[[ハンス・クリスチャン・エルステッド|エルステッド]]、文学者で童話作家の[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]などの肖像が用いられていた。
 
 
=== シリーズ97紙幣 ===
 
 
*50クローネ(紫)125mmX72mm 1999年5月発行 2005年8月改版
 
:表:[[カレン・ブリクセン]](作家) 裏:ケンタウルス(Landet教会のレリーフ)
 
*100クローネ(橙)135mmX72mm 1999年11月発行 2002年11月改版
 
:表:[[カール・ニールセン]](音楽家) 裏:バジリスク(Tommerby教会のレリーフ)
 
*200クローネ(緑)145mmX72mm 1997年3月発行 2003年4月改版
 
:表:ヨハンヌ・ルイーゼ・ハイベルク(女優) 裏:ライオン(Viborg大聖堂のレリーフ)
 
*500クローネ(青)155mmX72mm 1997年9月発行 2003年9月改版
 
:表:[[ニールス・ボーア]](科学者) 裏:龍と戦う騎士(Lihme教会のレリーフ)
 
*1000クローネ(赤)165mmX72mm 1998年9月発行 2004年11月改版
 
:表:アンナ・アンケル、ミハイル・アンケル夫妻(画家) 裏:騎士の決闘(Bislev教会のレリーフ)
 
 
=== シリーズ2009紙幣 ===
 
 
*50クローネ(紫)125mmX72mm 2009年8月発行
 
:表:Sallingsund Bridge 裏:Skarpsalling Vessel
 
*100クローネ(黄橙)135mmX72mm  2010年5月発行
 
:表:old Little Belt Bridge 裏:Hindsgavl dagger
 
*200クローネ(黄緑)145mmX72mm  2010年10月発行
 
:表:Knippelsbro 裏:a belt-plate from Langstrup
 
*500クローネ(青)155mmX72mm 2011年2月発行
 
:表:the bridge Dronning Alexandrines Bro 裏:the bronze vessel from Keldby
 
*1000クローネ(赤)165mmX72mm 2011年5月発行
 
:表:the Great Belt Bridge 裏:the Sun Chariot
 
 
== 為替レート ==
 
[[Image:DKK-USD v2.svg|350px|対ドルレート]]
 
対ドル為替レート
 
{{為替レート|DKK|t=デンマーク・クローネ}}
 
 
== 脚注 ==
 
<div class="references-small"><references /></div>
 
 
== 関連項目 ==
 
*[[クローネ]]
 
*[[Dankort]]
 
*[[為替]]
 
*[[為替レート]]
 
*[[現行通貨の一覧]]
 
 
== 外部リンク ==
 
* [http://www.bis-ans-ende-der-welt.net/Daenemark-B-En.htm デンマークの紙幣] {{Ref-en}}{{Ref-de}}
 
  
 
{{クローネ}}
 
{{クローネ}}
 
{{ヨーロッパの通貨}}
 
{{ヨーロッパの通貨}}
 
{{アメリカ州の通貨}}
 
{{アメリカ州の通貨}}
 
+
{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{DEFAULTSORT:てんまくくろおね}}
 
{{DEFAULTSORT:てんまくくろおね}}
 
[[Category:クローネ]]
 
[[Category:クローネ]]

2018/10/16/ (火) 21:49時点における最新版

デンマーク・クローネ

 通貨の単位。英語のcrown(王冠)と同義で、かつてはオーストリア・ハンガリー帝国の通貨単位であったが、現在はスウェーデン、ノルウェー、デンマークおよびアイスランドの通貨の名称となっている(正確にはスウェーデンではクローナKrona、ノルウェー、デンマークではクローネKrone、アイスランドではクローナKróna)。

 1875年スウェーデン、ノルウェー、デンマーク3国はスカンジナビア貨幣同盟をつくり、同じ品位の本位貨幣を法貨として流通させる共通の金本位制を樹立した。第一次世界大戦が勃発(ぼっぱつ)すると、これら3国は金本位制を停止し、金の輸出を禁止したが、大戦中にこの中立3か国が悩んだのはむしろ金の大量流入であり、その対策として金排除政策をとった。第一次世界大戦後、スウェーデンは1924年、デンマークは1927年、ノルウェーは1928年に金本位制に復帰したが、1931年にイギリスが金本位制を離脱すると、同年3国ともこれに倣った。第二次世界大戦中の1944年にアイスランドはデンマークから独立して共和国となった。第二次世界大戦後はいずれも国際通貨基金(IMF)に加盟し、対米ドル平価の維持に努めた。




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