ソフトバンクグループ

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ソフトバンクグループ株式会社英文社名: SoftBank Group Corp.)は、日本携帯電話等の電気通信事業者インターネット関連企業等を傘下に置く持株会社日経平均株価及びTOPIX Core30の構成銘柄の一つ。

固定電話インターネットに関わるインフラ事業、インターネット・カルチャー事業も行っている。プロ野球チーム「福岡ソフトバンクホークス」の親会社でもある。

各事業に関する説明はグループ会社を参照。

沿革

1970年代

  • 1978年夏、孫正義が開発した電子翻訳機を売り込みに日本の電機企業を10社前後訪問する。ロゴの2本線は「海援隊」の旗に基づいており、「ソフトバンクは、同志の船。マストに翻るのは、21世紀の海援隊」という願いが込められた。同時に「=(イコール)」を意味し、情報ネットワークを誰もが公平に楽しめる世の中を実現するための「アンサー」を導きだすのはソフトバンク、という決意と願望が込められた[1]
  • 1979年2月、孫がシャープに自動翻訳機を売込んで得た資金1億円を元手に、米国でソフトウェア開発会社の「Unison World」を設立。社名の由来は「UNIX」と孫正義の「SON」[2]。インベーダーゲーム機を日本から輸入。

1980年代

  • 1980年昭和55年) - 孫がカリフォルニア大学バークレー校を卒業し、日本へ帰国。
  • 1981年(昭和56年)9月3日 - 孫が親戚からの出資を含め日本ソフトバンク株式会社を創立。
  • 1982年(昭和57年) - 仕入れと販売先が揃う。さらに、パソコン関係の出版業務に進出し業務拡大を図った。5月、「Oh! PC」「Oh! MZ」を創刊。
  • 1983年(昭和58年) - 孫正義が重い慢性肝炎を患っていることが発覚し、病気療養のために孫は会長に一時退く。社長には、日本警備保障(現セコム)の副社長だった大森康彦を招聘。
  • 1986年(昭和61年) - 孫正義が社長に復帰し、大森康彦は会長に就任。
  • 1987年(昭和62年) - フォーバルと共同でNCC-BOX(世界初のLCR)を開発。フォーバルが全国の中小法人に無償配布し、新電電からのロイヤリティで莫大な利益を出す。この資金を基にソフトバンクは急速に成長していく。

1990年代

2000年代

2010年代

グループ会社

2017年3月末現在で、子会社739社および持分法適用会社131社である。2016年内に国内事業をソフトバンクグループジャパン合同会社傘下へ、海外事業をソフトバンクグループインターナショナル合同会社傘下へそれぞれ異動させる予定で、国内事業に関しては同年4月1日付で13社がソフトバンクグループジャパン合同会社に親会社が異動となっている。

主な子会社・関連会社

事業管轄
  • Starburst Ⅰ, Inc.(スプリントの株式78%を保有する中間持株会社たる米国法人)
  • Galaxy Investment Holdings, Inc.(スプリントの株式78%を保有する中間持株会社たる米国法人)
国内通信事業
スプリント事業
ヤフー事業
流通事業
  • Brightstar Global Group Inc.(87.1%)
  • ディーコープ株式会社(100%)
  • SBフレームワークス株式会社
  • SBロジスティクス株式会社
ARM事業
SVF事業
その他
  • 株式会社ディープコア(汐留事業4号株式会社より変更)(100%)
  • SBエナジー株式会社(100%)
  • SBギフト株式会社
  • SBパワー株式会社(100%)
  • SBパワーマネジメント株式会社
  • Seacastle Container Leasing
  • SoftBank Capital
  • SoftBank Group Capital Limited
  • SB Group US, Inc.
  • Softbank Group International Japan株式会社
  • SB Pan Pacific Corporation
  • SB Product Group Japan株式会社
  • SoftBank America Inc.
  • SOFTBANK Inc.
  • SoftBank Holdings Inc.
  • Hayate Corporation
  • STARFISH I PTE LTD
  • アミューズ2.0有限会社
  • アルテミス株式会社
  • ガリレイ・ジャパン株式会社
  • 汐留エステート株式会社
  • 汐留事業6号株式会社
  • 汐留事業7号株式会社
  • 汐留事業8号株式会社
  • 汐留ファイナンス株式会社
  • 汐留リース株式会社
影響力基準を満たすとされる企業(公式発表のない企業を含む)
3%以上の大口株主とされる企業
かつての子会社・関連会社

脚注・出典

  1. 『ロゴの秘密』(高橋書店 2013年)P.142f.
  2. シャープ・ポケット電訳機IQ-3000 孫はこれを元手に79年2月、アメリカでソフト開発会社を興した。社名は「UNIX」と、孫の頭文字を掛け合わせて「ユニソンワールド」と名付けた。
  3. ソフトバンクが豪社と合弁で、テレビ朝日に資本参加”. PC Watch (1996年6月20日). . 2012閲覧.
  4. ソフトバンク、東証1部上場”. PC Watch (1998年1月16日). . 2012閲覧.
  5. 井上篤夫『志高く 孫正義正伝』実業之日本社 ISBN 978-4-408-10705-9
  6. ウィルコムの再生支援に関する基本合意書の締結について - ウィルコム 2010年3月12日
  7. 株式会社ウィルコムの会社分割・減増資等の完了に関するお知らせ - ウィルコム 2010年12月21日
  8. ソフトバンク株式会社による株式交換を通じてのイー・アクセス株式会社の完全子会社化に関するお知らせ 兼 ソフトバンクモバイル株式会社とイー・アクセス株式会社の業務提携のお知らせ - ソフトバンク株式会社 2012年10月1日
  9. ソフトバンクがイー・アクセス買収へ 携帯契約数、2位auに迫る - 産経新聞 2012年10月1日
  10. 孫社長の「必ずドコモ抜く」契約数で現実味 ソフトバンク、イー・アクセス買収 (1/2ページ) - 産経新聞 2012年10月2日
  11. もっとも、「UQ WiMAX」を運営するUQコミュニケーションズ(KDDIが32.26%株式所有)の契約者数約320万件を合算した場合、ソフトバンク系とKDDI系の移動通信契約者数は同程度になる(参考
  12. 当社によるスプリントの戦略的買収(子会社化)について - ソフトバンク 2012年10月15日
  13. ソフトバンク、スプリント買収で合意 1兆5709億円 - 朝日新聞 2012年10月15日
  14. ソフトバンク株式会社とイー・アクセス株式会社の 株式交換契約の一部変更に関するお知らせ - ソフトバンク 2012年11月2日
  15. ソフトバンク株式会社とイー・アクセス株式会社の株式交換完了に関するお知らせ - ソフトバンク イー・アクセス 2013年1月7日
  16. 子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ - ソフトバンク 2013年1月17日
  17. ソフトバンクとガンホー、スマホゲーム「Clash of Clans」のSupercellを傘下に 1500億円で - ITmedia 2013年10月15日
  18. 「タブレット」がゲームを制する 「スーパーセル」の攻勢に日本のソーシャルゲームは苦境 - J-CASTニュース 2013年10月23日
  19. ソフトバンクがロボット事業に本格参入 -新会社「アスラテック」を通じて - ガジェット速報 2013年11月20日
  20. ソフトバンク「感情持った」人型ロボ発表 海外展開も視野
  21. 話題の人型ロボット「ペッパー」は台湾製 きのう日本でお披露目
  22. ソフトバンクの人型ロボ Pepper 開発者「言葉では2〜3割しか伝わらない」。9月にも先行販売予定
  23. [1]
  24. [2]
  25. [3]
  26. 当社及び子会社の商号変更に関するお知らせ,ソフトバンク株式会社,2015年5月11日
  27. ソフトバンク、Netflixの映像配信を独占提供”. ORICON (2015年8月24日). . 2015閲覧.
  28. 子会社(モバイルテック株式会社およびBBモバイル株式会社)の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ,ソフトバンクグループ株式会社,2015年10月22日
  29. ソフトバンク、ニケシュ・宮内体制の分権と機動性向上を図る組織再編,ケータイ Watch,2016年3月7日
  30. “バスケットBリーグ、ソフトバンクと大型契約”. 日刊スポーツ. (2016年3月10日). http://www.nikkansports.com/sports/news/1614817.html 
  31. “Bリーグ 9・24開幕!ソフトB ライブ配信サービス開始へ”. スポーツニッポン. (2016年3月10日). http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/03/10/kiji/K20160310012187810.html 
  32. ソフトバンク、ARM買収を正式発表”. PC Watch (2016年7月18日). . 2016閲覧.
  33. “ソフトバンク、純利益初の1兆円台 17年3月期”. 日本経済新聞. (2017年5月10日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL10HGN_Q7A510C1000000/ . 2015閲覧. 
  34. トヨタ自動車三菱UFJフィナンシャル・グループに次ぐ。
  35. “ソフトバンク最終利益 初めて1兆円超える”. NHK NEWS WEB. (2017年5月10日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170510/k10010976531000.html . 2015閲覧. 
  36. ソフトバンク、純利益1兆4000億円越え』 2017年5月12日 Onebox News
  37. ソフトバンク、10兆円ファンド きょうにも発足 日本経済新聞 2017年5月20日
  38. ソフトバンクがボストン・ダイナミクスをGoogleから買収』 2017年6月9日 Onebox News
  39. SoftBank plans to invest roughly $880 billion in tech through more Vision Funds Business Insider 2017年10月19日
  40. ソフトバンク:フォートレス・インベストメントの買収手続き完了”. Bloomberg (2017年12月27日). . 2017閲覧.
  41. 米当局、ソフトバンクに業務制限 投資会社買収で、中国との関係警戒”. Bloomberg (2018年4月6日). . 2018閲覧.
  42. ウーバー株主、ソフトバンクなどへの一部株式売却で合意”. Bloomberg (2017年12月29日). . 2017閲覧.
  43. アルデバランがソフトバンクロボティクスにブランド変更”. ソフトバンクロボティクスホールディングス (2016年5月19日). . 2017閲覧.

関連項目

外部リンク