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← コンスタンティノス1世 (ギリシャ王)

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{{基礎情報 君主 |人名 =コンスタンティノス1世 |各国語表記 ={{Lang|el|Κωνσταντίνος Α΄}} |君主号 =[[ギリシャ王国|ギリシャ]][[ギリシャ国王の一覧|国王]] |画像 =Constantine I of Greece.jpg |画像サイズ = |画像説明 =コンスタンティノス1世 |在位 =[[1913年]][[3月18日]] - [[1917年]][[6月11日]]<br>[[1920年]][[12月19日]] - [[1922年]][[9月27日]] |戴冠日 = |別号 = |全名 ={{Lang|el|Κωνσταντίνος}}<br />コンスタンティノス |出生日 ={{生年月日と年齢|1868|8|2|no}} |生地 =[[File:State Flag of Greece (1863-1924 and 1935-1970).svg|border|25x20px]] [[ギリシャ王国]]、[[アテネ]] |死亡日 ={{死亡年月日と没年齢|1868|8|2|1923|1|11}} |没地 ={{ITA1861}}、[[パレルモ]] |埋葬日 =[[1936年]][[11月22日]] |埋葬地 =[[File:State Flag of Greece (1863-1924 and 1935-1970).svg|border|25x20px]] [[ギリシャ王国]]、[[アッティカ]]、[[:en:Tatoi Palace|タトイ宮殿]] |継承者 = |継承形式 = |配偶者1 =[[ソフィア (ギリシャ王妃)|ソフィア・ティス・プロシアス]] |子女 =[[ゲオルギオス2世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス2世]]<br />[[アレクサンドロス1世 (ギリシャ王)|アレクサンドロス1世]]<br />[[エレナ・ア・ロムニエイ|エレーニ]]<br />[[パウロス1世 (ギリシャ王)|パウロス1世]]<br />[[イレーネ・ディ・グレチア|イリニ]]<br />[[エカテリニ (ギリシャ王女)|エカテリニ]] |王家 =[[グリュックスブルク家|グリクシンブルグ家]] |王朝 = |王室歌 = |父親 =[[ゲオルギオス1世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス1世]] |母親 =[[オルガ (ギリシャ王妃)|オルガ・コンスタンティノヴナ・ティス・ロシアス]] |宗教 =[[キリスト教]][[ギリシャ正教会|正教会]] |サイン = }} {{Commons&cat|Constantine I of Greece|Constantine I of Greece|コンスタンティノス1世}} '''コンスタンティノス1世'''（{{翻字併記|el|'''Κωνσταντίνος Α΄'''|Konstantinos I}}、[[1868年]][[8月2日]] - [[1923年]][[1月11日]]）は、[[ギリシャ王国|ギリシャ]]の[[ギリシャ国王の一覧|国王]]（在位：[[1913年]][[3月18日]] - [[1917年]][[6月11日]]、[[1920年]][[12月19日]] - [[1922年]][[9月27日]]）。 == 生涯 == [[ギリシャ国王の一覧|ギリシャ国王]][[ゲオルギオス1世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス1世]]の長男として[[1868年]]に[[アテネ]]で生まれた。母は[[ロシア大公女・大公妃一覧|ロシア大公女]][[オルガ (ギリシャ王妃)|オリガ・コンスタンティノヴナ]]。 [[1896年]]に王太子として、アテネで開催された[[アテネオリンピック (1896年)|第1回近代オリンピック]]の実行委員会を指揮した。オリンピックのマラソン競技で[[パナシナイコスタジアム]]に地元ギリシャの[[スピリドン・ルイス]]が先頭で入ってきた際には、大喜びで弟の[[ゲオルギオス (ギリシャ王子)|ゲオルギオス]]王子とともに最後の200mを伴走した<ref>{{Cite book|和書|author=[[吉井道郎]] |title=オリンピックの事典 |publisher=[[三省堂]] |date=1984-06-30 |pages=20-23 |isbn=4-385-15530-5 }}</ref>。[[1897年]]の[[希土戦争 (1897年)|希土戦争]]、[[1912年]]の[[第一次バルカン戦争]]では[[ギリシャ軍]]の司令官に任命された。 1913年に[[テッサロニキ]]で父が暗殺されると王位を継ぎ、コンスタンティノス1世として即位した。翌1914年には[[第一次世界大戦]]が勃発した。[[ドイツ帝国|ドイツ]]で教育を受け、[[プロイセン王国|プロイセン]]の陸軍士官学校で学び、[[ドイツ皇帝]][[ヴィルヘルム2世 (ドイツ皇帝)|ヴィルヘルム2世]]の妹[[ソフィア (ギリシャ王妃)|ゾフィー]]と結婚したコンスタンティノス1世は、[[中央同盟国]]に対してより親密感を抱いていた。 始めは短期戦で終わると予想されていた戦争が長期化の様相を呈してくると、コンスタンティノス1世はどちらの陣営に味方するのかという困難な選択を迫られた。民衆から支持を集めていた時の首相[[エレフテリオス・ヴェニゼロス|ヴェニゼロス]]は[[連合国 (第一次世界大戦)|連合国]]を支持しており、[[地中海]]の覇権を握っているのは連合国であったことから、コンスタンティノス1世はやむなく中立を選択した。 連合国側が[[ガリポリの戦い]]に敗れると、コンスタンティノス1世は[[1915年]]10月、ヴェニゼロスを解任し、自身の意のままになる人物を首相に任命した。解任されたヴェニゼロスは[[テッサロニキ]]において連合国の支持のもと暫定革命政府を組織、コンスタンティノス1世と対立した。[[1916年]]、対立が深まり[[内戦]]が避けられなくなると、国王はドイツに艦隊、陸軍および経済的援助を要請したが、[[プロイセン参謀本部|ドイツ参謀本部]]はこれを断った。 コンスタンティノス1世は[[1917年]]6月11日退位に同意し、ギリシャを離れた。王位は次男の[[アレクサンドロス1世 (ギリシャ王)|アレクサンドロス]]が継承し、コンスタンディノスは[[スイス]]において亡命生活を送った。第一次世界大戦が終結後、[[1920年]]10月25日にアレクサンドロスが死去すると、国民投票が行われ、コンスタンティノス1世の復位が決定した。彼はギリシャに戻って再び王位に就いたが、[[1919年]]から[[1922年]]まで戦われた[[希土戦争 (1919年-1922年)|希土戦争]]に敗れると、[[1922年]]9月27日に、軍隊の[[クーデター]]により王位を追われ、長男の[[ゲオルギオス2世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス2世]]が後を継いだ。 その後は[[イタリア王国|イタリア]]で2度の亡命生活を送り、[[1923年]]に[[シチリア島]]の[[パレルモ]]で死去した。 == 家族 == [[1889年]][[10月27日]]にアテネで[[ドイツ皇帝]][[フリードリヒ3世 (ドイツ皇帝)|フリードリヒ3世]]の娘[[ソフィア (ギリシャ王妃)|ゾフィー]]と結婚した。夫妻は6人の子供をもうけた。 * [[ゲオルギオス2世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス2世]]（[[1890年]] - [[1947年]]） ギリシャ国王（[[1922年]] - [[1924年]]、[[1935年]] - [[1947年]]） * [[アレクサンドロス1世 (ギリシャ王)|アレクサンドロス1世]]（[[1893年]] - [[1920年]]） ギリシャ国王（[[1917年]] - [[1920年]]） * [[エレナ・ア・ロムニエイ|エレーニ]]（[[1896年]] - [[1982年]]） ルーマニア王太子[[カロル2世 (ルーマニア王)|カロル]]（のちのカロル2世）と結婚、その後離婚 * [[パウロス1世 (ギリシャ王)|パウロス1世]]（[[1901年]] - [[1964年]]） ギリシャ国王（[[1947年]] - [[1964年]]） * [[イレーネ・ディ・グレチア|イリニ]]（[[1904年]] - [[1974年]]） アオスタ公爵[[トミスラヴ2世|アイモーネ]]と結婚 * [[エカテリニ (ギリシャ王女)|エカテリニ]]（[[1913年]] - [[2007年]]） リチャード・ブランドラムと結婚 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 関連項目 == * [[バルカン戦争]] == 外部リンク == * [http://www.firstworldwar.com/source/greece_constantineabdication.htm 1917年退位宣言] {{先代次代|[[ギリシャ国王の一覧|ギリシャ国王]]|1913年 - 1917年|[[ゲオルギオス1世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス1世]]|[[アレクサンドロス1世 (ギリシャ王)|アレクサンドロス1世]]}} {{先代次代|[[ギリシャ国王の一覧|ギリシャ国王]]|復位：1920年 - 1922年|[[アレクサンドロス1世 (ギリシャ王)|アレクサンドロス1世]]|[[ゲオルギオス2世 (ギリシャ王)|ゲオルギオス2世]]}} {{DEFAULTSORT:こんすたんていのす1}} [[Category:ギリシャ国王]] [[Category:グリュックスブルク家ギリシャ系]] [[Category:ドイツ帝国の元帥]] [[Category:希土戦争 (1897年)]] [[Category:バルカン戦争期の軍人]] [[Category:金羊毛騎士団員]] [[Category:ギリシャの正教徒]] [[Category:1896年アテネオリンピック]] [[Category:アテネ出身の人物]] [[Category:1868年生]] [[Category:1923年没]]

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