ギリシア文字
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ギリシア文字(ギリシアもじ)
古代ギリシア人がフェニキア文字を借用してつくった文字。前 1000年頃にできあがったものとみられており,初めは東ギリシア文字 (イオニア文字) と西ギリシア文字 (カルキディア文字) とで多少の差があったが,前4世紀にイオニア文字に統一された。イオニアのアルファベットは,24の文字から成る。ギリシア文字のフェニキア文字と異なる大きな特徴は,母音を表わす文字があることである。なお,現在は,現代ギリシア語を書くのに用いられている。