|
|
1行目: |
1行目: |
− | '''オイレウス'''({{lang-grc-short|'''Ὀιλεύς'''}}, {{ラテン翻字|el|Oileus}})、あるいは'''オイーレウス'''({{lang-grc-short|'''Ὀϊλεύς'''}}, {{ラテン翻字|el|Oïleus}})は、[[ギリシア神話]]の人物で、[[ロクリス]]地方の王である。[[ホドイドコス]]とペルセオーンの娘アグリアノメー<ref name=Hy_14>ヒュギーヌス、14話。</ref>、あるいはラーオノメーとの子で<ref>高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.80b。</ref>、妻エリオーピスとの間に[[小アイアース]]を<ref>『イーリアス』13巻697行。</ref>、[[妾]]のレーネーとの間に[[メドーン]]をもうけた<ref name=Il_2_727_728>『イーリアス』2巻727行-728行。</ref>。
| + | {{テンプレート:20180815sk}} |
− | | |
− | オイレウスは[[アルゴナウタイ]]の1人で<ref>[[ロドスのアポローニオス]]、1巻74行。</ref><ref name=Hy_14 />、城塞への攻撃と<ref name=Il_2_727_728 />、敵の追撃に長けていた<ref>ロドスのアポローニオス、1巻75行-76行。</ref>。[[アルゴー船]]の冒険では、[[アレース]]の島に住む怪鳥が空から落とした鋭い羽根に傷つけられたことが述べられている<ref>ロドスのアポローニオス、2巻1035行-1038行。</ref>。
| |
− | | |
− | 子供のうちメドーンはオイレウスの妻エリオーピスの兄弟を殺してしまったためにロクリスを去り、[[テッサリアー]]地方のピュラケーに住んだ<ref>『イーリアス』13巻693行-697行。</ref>。その後、小アイアースとメドーンはともに[[トロイア戦争]]に[[ギリシア]]軍の武将として参加した<ref>『イーリアス』2巻527行-535行。</ref><ref name=Il_2_727_728 />。
| |
− | | |
− | == 脚注 ==
| |
− | {{Reflist}}
| |
− | | |
− | == 参考文献 ==
| |
− | * 『[[オデュッセイア]]/[[アルゴナウティカ]]』[[松平千秋]]・[[岡道男]]訳、[[講談社]](1982年)
| |
− | * [[ヒュギーヌス]]『ギリシャ神話集』[[松田治]]・青山照男訳、[[講談社学術文庫]](2005年)
| |
− | * [[ホメロス]]『[[イリアス]](上・下)』松平千秋訳、[[岩波文庫]](1992年)
| |
− | * [[高津春繁]]『ギリシア・ローマ神話辞典』、[[岩波書店]](1960年)
| |
− | | |
− | == 関連項目 ==
| |
− | * [[オイレウス (小惑星)]]
| |
− | | |
− | {{ギリシア神話}}
| |
− | {{デフォルトソート:おいれうす}}
| |
− | [[Category:ギリシア神話の人物]]
| |
− | [[Category:アルゴナウタイ]]
| |