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(内容を「 '''こだま''' 東海道・山陽新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。昭和39年(1964)の東海道新幹線の開業とともに運行を…」で置換)
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{{Infobox 列車名
 
|列車名=こだま
 
|ロゴ=
 
|ロゴサイズ=
 
|画像=JR Shinkansen Series 700 and 700RailStar.jpg
 
|画像サイズ=300px
 
|画像説明=「こだま」に使用される700系16両編成(左)と8両編成(右)
 
|国={{JPN}}
 
|種類=[[特別急行列車]]([[新幹線]])
 
|現況=運行中
 
|地域=[[東京都]]、[[神奈川県]]、[[静岡県]]、[[愛知県]]、[[岐阜県]]、[[滋賀県]]、[[京都府]]、[[大阪府]]、[[兵庫県]]、[[岡山県]]、[[広島県]]、[[山口県]]、[[福岡県]]
 
|前身=特急「こだま」[[つばめ (列車)|「つばめ」「はと」]][[東海道本線優等列車沿革|その他]]
 
|運行開始=[[1964年]][[10月1日]]<ref group="注">運行開始日は、新幹線の愛称としてのものである。</ref>
 
|運行終了=
 
|後継=
 
|運営者=[[東海旅客鉄道]](JR東海)<br />[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)
 
|旧運営者=[[日本国有鉄道]](国鉄)
 
|平均乗客数=
 
|起点=[[東京駅]](東海道新幹線)
 
[[新大阪駅]](山陽新幹線)
 
|停車地点数=
 
|終点=[[新大阪駅]](東海道新幹線)
 
[[博多駅]](山陽新幹線)
 
|営業距離=1069.1 [[キロメートル|km]](東京 - 博多間)<ref group="注">実キロ。東京 - 博多間の営業キロは1174.9 [[キロメートル|km]]である。</ref>
 
|平均所要時間=
 
|運行間隔=
 
|列車番号=
 
|使用路線=JR東海:[[東海道新幹線]]<br />JR西日本:[[山陽新幹線]]<br />([[東海道・山陽新幹線]])
 
|クラス=[[グリーン車]]・[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]
 
|身障者対応=
 
|座席=グリーン車[[座席指定席|指定席]]<br />普通車指定席<br />普通車[[自由席]]
 
|その他=
 
|車両=[[#使用車両・編成]]
 
|軌間=1,435 [[ミリメートル|mm]]
 
|電化=[[交流電化|交流]]25,000 [[ボルト (単位)|V]]・60 [[ヘルツ|Hz]]
 
|最高速度=285 [[キロメートル毎時|km/h]](東海道新幹線)<br>300 km/h(山陽新幹線)
 
|線路所有者=
 
|ルート番号=
 
|備考=
 
|路線図=
 
|路線図表示=<!--collapsed-->
 
}}
 
[[File:Shinkansen Series 300 Rollsign.JPG|thumb|行先表示機などにおける案内では青色が用いられる。]]
 
'''こだま'''は、[[東海旅客鉄道]](JR東海)[[東海道新幹線]]の[[東京駅]] - [[新大阪駅]]間、および[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)[[山陽新幹線]]の新大阪駅 - [[博多駅]]間で運転されている[[特別急行列車]]の[[列車愛称|愛称]]である。列車の案内表示では青色が用いられることがある<ref name="asahi_20101213">{{Cite news |author=佐藤亜季 |title=車内照明に新幹線表示板… 鉄道もLED化進行中 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=2010-12-13 |url=http://www.asahi.com/airtravel/OSK201012080168.html |agency=[[朝日新聞社]] |accessdate=2018-01-21}}</ref>。
 
  
本項では、東海道新幹線開業以前に[[日本国有鉄道]](国鉄)が東京駅 - [[大阪駅]]・[[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]<!--設定当初、1往復は神戸発着だった-->間を[[東海道本線]]経由で運行していた国鉄初の[[電車]]特急列車についても記述する。
+
'''こだま'''
  
== 概要 ==
+
東海道・山陽新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。昭和39年(1964)の東海道新幹線の開業とともに運行を開始。「ひかり」などの乗り継ぎに用いられる緩行列車で、山陽新幹線開業後も途中区間を結ぶのみで東京・博多間直通などはない。
東海道・山陽新幹線の各駅に停車する列車。停車駅は[[東海道新幹線#駅一覧|東海道新幹線駅一覧]]・[[山陽新幹線#駅一覧|山陽新幹線駅一覧]]を参照。
+
{{テンプレート:20180815sk}}
  
[[新幹線]]の「こだま」は、[[1964年]]([[昭和]]39年)[[10月1日]]に東海道新幹線が開通した当初から速達タイプの「[[ひかり (列車)|ひかり]]」に対して始発駅から終着駅まですべての駅に停車する列車として運行を開始した。もともと「こだま」は東海道本線を走行する“ビジネス特急”として親しまれていた列車であり(詳細は後述)、名称とともにその役割を継承したものである。
 
 
[[1972年]](昭和47年)[[3月15日]]の山陽新幹線[[岡山駅|岡山]]開業、[[1975年]](昭和50年)[[3月10日]]の山陽新幹線博多駅延伸で運行区間を延ばしていくが、「ひかり」やその後運行を開始した「[[のぞみ (列車)|のぞみ]]」が全区間を走行する列車として運転されたのに対し、「こだま」は当初より近距離の都市間輸送や「のぞみ」「ひかり」との乗り継ぎ輸送が主な役割と位置づけられており、岡山延伸以降は廃止系統でも[[静岡駅|静岡]] - [[岡山駅|岡山]]間、[[名古屋駅|名古屋]] - [[広島駅|広島]]間などの区間運転が主体で、全区間を運行する列車はない。近年は東海道新幹線では輸送力確保と[[東海道新幹線#編成両数と座席数の統一|座席数統一]]のために16両編成を用いるのに対し、山陽新幹線では6両・8両の短縮編成を主に用いていることもあって、新大阪駅を越える列車は運行されておらず、東京発の列車は基本的に「東京から名古屋」「東京から新大阪」しかない。ほとんどの駅で「のぞみ」や「ひかり」を待避<ref group="注">山陽新幹線内では「みずほ」「さくら」の待避もあり、場合によっては2列車以上を待避したり、臨時列車の待避も設定されているため、当該列車が運転されない日は単に時間調整のために停車するだけの例もある。</ref>するため、所要時間は目的地によって異なるが通常より多くかかる。例として東京 - 新大阪間の日中の所要時間は4時間4分(2014年3月のダイヤ改正後現在)であるが、同区間を早朝および夜間に走る無待避列車の所要時間の合計が約3時間30分<ref group="注">上りの場合、こだま696号(新大阪 - 名古屋間無待避、1時間2分)・こだま694号(名古屋 - 浜松間無待避、40分)・こだま702号(浜松 - 東京間無待避、1時間48分)の所要時間の合計が3時間30分となる。</ref>であり、運転時間のうち約30分強が待避のための停車時間に割り当てられていることとなる。
 
 
また、運行開始当時より「ひかり」「のぞみ」用車両を車両基地最寄り駅([[三島駅]]など)へ回送させる列車を「こだま」として運行している事例もある<ref group="注">このため、東海道新幹線ではJR西日本の車両(現在は300系F編成、700系B編成)を使う列車が存在し、また山陽新幹線でも[[2006年]][[3月17日]]までJR東海の車両を使った列車が上下各1本(下り:岡山 - [[三原駅|三原]]間、上り:三原 - 新大阪間)存在した。300系J編成が定期運用で岡山以西に乗り入れる唯一の列車でもあったが、改正後はF編成に置き換えられた。その後[[2008年]][[3月15日]]改正で下り1本(岡山 → 三原間)が再び300系J編成で運用されるようになった。また運用上の都合でF編成の運用にJ編成が入ったりその逆もあった。</ref>ほか、[[新幹線通勤]]対策で朝晩を中心に、拠点駅ではない途中駅([[静岡駅]]・[[浜松駅]]・[[福山駅]]・[[新山口駅]]・[[新下関駅]]など)始発・終着となる列車も数多く設定されている。
 
 
山陽新幹線で運行される「こだま」の多数は博多駅から[[博多南線]]へ乗り入れ、[[博多南駅]]まで運行される。博多南線内では列車名のない在来線の特急列車扱いとなる。
 
 
=== 名称の由来 ===
 
「こだま」の名称は、1958年(昭和33年)、[[東京]] - [[大阪]]間の日帰り可能な電車による「ビジネス特急」新設にあたって、最終的には国鉄末期まで広く使われたJNRマークやアルファベットの「T」をモチーフとした特急エンブレムが採用されたシンボルマークとともに、一般公募によって決められたものである。東海道新幹線開業に伴う東京 - 大阪間在来線特急の廃止により、在来線特急としての「こだま」は[[1964年]][[9月30日]]に廃止され、翌日[[10月1日]]から新幹線の列車名として使用されている。
 
 
1958年5月4日にビジネス特急の完成予想図が新聞発表され、これに合わせて愛称の募集が告知された。既にほかの列車に使用されている愛称、および将来的に使用を予定していた「[[富士 (列車)|富士]]」は避けるという条件が付けられていた。5月20日締め切りで6月上旬発表を予定していたが、応募が殺到したために発表は6月下旬に延期された。
 
 
約93,000票もの応募があり、愛称名の種類は2500種類に上った。1位は5,957票の「はやぶさ」で、「平和」1,076票、「さくら」692票といったほかの候補と比較しても「こだま」は374票と、それほど多い得票ではなかった。最終選考で「こだま」は[[木霊]]つまり[[山彦]]のことであり、「1日で行って帰ってくることができる」ことから決定されたものといわれる。
 
 
なおこの時に佳作として以下のものが発表され、将来の特急名として採用するとされた。
 
* 「はやぶさ」:1958年10月1日、東京 - [[鹿児島駅|鹿児島]]間の急行「さつま」特急格上げに伴う改称で採用。詳細は[[はやぶさ (列車)#列車愛称の由来|「はやぶさ」列車愛称の由来]]を参照。
 
* 「さくら」:「平和」に[[国鉄20系客車|20系客車]]を投入する際の改称で採用。詳細は[[さくら (列車)#概要|列車愛称について]]を参照。
 
* 「平和」:東京 - [[長崎駅|長崎]]間の特急「さちかぜ」に、1958年10月1日のダイヤ変更に伴う改称で採用。詳細は[[さくら (列車)#概要|列車愛称について]]を参照。
 
* 「初雁」(はつかり):1958年10月1日に[[上野駅|上野]] - [[青森駅|青森]]間の新設特急名として採用。詳細は[[東北本線優等列車沿革#列車愛称の由来|「はつかり」列車愛称の由来]]を参照。
 
 
また、のちの新幹線に採用された名前では「のぞみ」が108通、「[[やまびこ (列車)|やまびこ]]」が291通であった(「ひかり」は当時急行列車に使用されていたため選考対象外)。珍しい応募としては「愛妻」(日帰りできるので[[浮気]]を防げるから)・「躍進日本」・「十河」(当時の[[十河信二]]国鉄総裁から)・「金田」([[東京ヤクルトスワローズ|国鉄スワローズ]]のエースピッチャー[[金田正一]]から)などがあった<ref>『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.82 - 84</ref>。
 
 
== 新幹線「こだま」 ==
 
=== 運行概況 ===
 
[[2018年]][[3月17日]]現在、早朝・深夜を除いて東海道区間では東京発着で名古屋駅まで毎時1本、新大阪駅まで毎時1本<ref group="注">下りの夕方帯のみ新大阪着の設定がなく、その間は名古屋着のこだまと名古屋 - 新大阪間各駅停車のひかりがそれぞれ毎時2本となっている。</ref>が運転されている。山陽区間では新大阪駅または岡山発着で博多駅まで毎時1本程度が運転されている。
 
 
[[車内販売]]は2012年3月17日のダイヤ改正で全廃された<ref group="注" name="700_and_N700_16cars_vending_machine_and_kodama_drink_buy">2012年3月17日のダイヤ改正では東海道・山陽新幹線から100系(山陽区間のみで東海道区間は2003年9月16日に引退)・300系が引退されたのと700系・N700系16両編成全編成に飲料の自動販売機が設置(700系初期車の16両編成はマスコットグッズの自動販売機も設置)されたために「こだま」での車内販売は全廃となり、16両編成の「こだま」の車内では自動販売機のみで飲料のみの購入(700系初期車の16両編成で運転する「こだま」では自動販売機のみでマスコットグッズも購入可)となっていたが、2014年3月15日で700系・N700系16両編成の車内の自動販売機が全廃されたために、現在はN700系8両編成以外の「こだま」の車内では飲料の購入もできない(マスコットグッズはすべての「こだま」の車内で購入できない)。また、N700系8両編成の「こだま」の車内では、現在も自動販売機のみで飲料のみの購入はできる。</ref>。それ以前は東京 - [[名古屋駅|名古屋]]・新大阪間の通し運転列車のみ営業していた。
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%; margin:1em 0em 2em 3em;"
 
|+ 2018年3月17日改正時点での運行区間
 
!style="width:1em;"|路線
 
!号数
 
!運行区間
 
!使用車両
 
!備考
 
|-
 
!style="width:1em;" rowspan="4"|東海道新幹線
 
!630 - 687号
 
|東京 - 名古屋・新大阪間
 
|rowspan="4"|[[新幹線700系電車|700系]]<br />[[新幹線N700系電車|N700系]]
 
|
 
|-
 
!690 - 697号
 
|[[三島駅|三島]]・[[静岡駅|静岡]]・名古屋 - 新大阪間
 
|
 
|-
 
!700 - 708号
 
|東京 - 三島・静岡・[[浜松駅|浜松]]間
 
|
 
|-
 
!800 - 812号
 
|東京 - 三島間
 
|
 
|-
 
!style="width:1em;" rowspan="3"|山陽新幹線
 
!720 - 773号
 
|新大阪 - [[岡山駅|岡山]]・[[広島駅|広島]]・博多間<ref group="*">[[姫路駅|姫路]] → 博多間、新大阪 → 新山口間</ref><br />岡山 - 広島・博多間<ref group="*">[[福山駅|福山]] → 新大阪間、[[三原駅|三原]] → 新大阪間、[[新岩国駅|新岩国]] → 新大阪間、博多 → 福山間、岡山 → 三原間</ref>
 
|[[新幹線500系電車|500系]]<br />700系<br />N700系
 
|一部区間運転あり(下記参照)
 
|-
 
!820 - 827号
 
|広島 - 博多間
 
|700系
 
|
 
|-
 
!850 - 875号
 
|[[新山口駅|新山口]]・[[新下関駅|新下関]]・小倉 - 博多間
 
|500系<br />700系
 
|
 
|}
 
{{reflist|group="*"}}
 
 
=== 使用車両・編成 ===
 
東海道・山陽新幹線で現在運用中の全車種が使用されている。なお、車両の配置区所はJR東海所有車が[[東京交番検査車両所]]と[[大阪交番検査車両所]]、JR西日本所有車が[[博多総合車両所]]である。なお、N700系(8両編成)は[[九州旅客鉄道]](JR九州)[[熊本総合車両所]]所属の編成が使用されることもある。
 
; 記号凡例
 
: {{bgcolor|#cf9|G}}=[[グリーン車]][[座席指定席|指定席]]
 
: 指=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]指定席
 
: 自=普通車[[自由席]]
 
: S=喫煙ルーム
 
: [[File:Rauchen_Verboten.svg|15px]]=禁煙席
 
 
==== 700系 ====
 
{{Tokaido Shinkansen 16 unit|自|自|一部の列車は普通車全車自由席}}
 
[[新幹線700系電車|700系]]は16両編成が日中の東京 - 名古屋・新大阪間の過半の列車と早朝・深夜の区間列車の一部に使用されており、引退した300系に代わり東海道新幹線の主力車種となっている。山陽新幹線では<!-- B編成が -->岡山 - 広島間の下り1本に使用されている。
 
 
東海道新幹線区間の早朝・夜間に設定されている一部の区間列車では、平日のみ普通車全車自由席となる。ただし13 - 15号車は[[修学旅行列車|修学旅行団体が乗車する列車]]で指定席となる場合がある。
 
{{-}}
 
{|style="float:right; margin:0em 0em 0em 1em; border:1px solid gray;"
 
|-
 
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #0072bc; text-align:center;"|700系 8両編成編成図
 
|-
 
|style="font-size:80%; text-align:center;"|{{TrainDirection|博多|新大阪}}
 
|-
 
|style="text-align:center;"|
 
{|class="wikitable" style="font-size:80%; text-align:center; margin:auto;"
 
|-
 
|1||2||3||4||5||6||7||8
 
|-
 
|自||自||自||指||指||指||自||自
 
|}
 
|-
 
|style="font-size:80%;"|
 
* [[File:Rauchen_Verboten.svg|17px]] '''全車両禁煙'''
 
* 一部の列車で座席種別が変更する場合ある
 
* 8号車の個室は締切扱い
 
|}
 
700系のうち、「[[ひかりレールスター]]」用である8両編成(E編成)は500系と並んで山陽新幹線における「こだま」の主力車種の一つとなっている。
 
 
2000年3月ダイヤ改正から「ひかりレールスター」として運用を開始した当時は、間合い運用の形で広島 - 博多間などの区間列車の一部で運用されていた。2011年3月の九州新幹線全通に伴い、レールスターの一部が「[[さくら (新幹線)|さくら]]」に置き換えられた影響で、山陽区間において100系の運用を置き換え、700系E編成でのこだま運用が大幅に増えた。一部の列車は全席自由席で運行されている。なお、2012年3月のダイヤ改正以前は、指定席は8号車のみとなっていた。その後、2012年3月ダイヤ改正で指定席が5・6号車に変更され、2014年3月ダイヤ改正から、4号車も一部の列車を除き指定席となった。
 
{{-}}
 
 
==== 500系 ====
 
{|style="float:right; margin:0em 0em 0em 1em; border:1px solid gray;"
 
|-
 
|style="background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #0072bc; text-align:center;"|500系 8両編成編成図
 
|-
 
|style="font-size:80%; text-align:center;"|{{TrainDirection|博多|新大阪}}
 
|-
 
|style="text-align:center;"|
 
{|class="wikitable" style="font-size:80%; text-align:center; margin:auto;"
 
|-
 
|1||2||3||4||5||6||7||8
 
|-
 
|自||自||自s||指||指||指||s自||自
 
|}
 
|-
 
|style="font-size:80%;"|
 
* [[File:Rauchen_Verboten.svg|17px]] '''全座席禁煙'''(3・7号車デッキに喫煙ルーム設置)
 
|}
 
JR西日本の博多総合車両所に所属する[[新幹線500系電車|500系]]8両編成(V編成)が2008年12月1日から山陽新幹線限定で運用開始し、0系運用と100系運用の一部を置き換えている。2011年の九州新幹線全通に伴い、運用がさらに増加した。16両編成(W編成)は2007年の冬以降、通常300系F編成が使用される山陽新幹線の300系運用に不定期で充当されており、東海道新幹線では原則運用されない。
 
 
500系8両編成で運転される列車の8号車には、子ども用の疑似運転台が設置されている<ref>[http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174361_799.html 新幹線の運転を体感! 500系「こだま号」にお子様向け運転台を設置します] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20100503131355/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174361_799.html |date=2010年5月3日 }} - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年9月4日</ref>。ハンドルやスイッチを設置しており、これらを操作することで速度計やATC信号などが対応して点灯する仕組みとなっている。
 
 
2009年3月14日から、「こだま指定席往復きっぷ」がJR西日本から発売されており、該当列車は5号車(場合によっては4・5号車)が指定席に変更される<ref>[http://www.tetsudo.com/news/305/%E5%B1%B1%E9%99%BD%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A%E3%80%8C%E3%81%93%E3%81%A0%E3%81%BE%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%A0%BC%E5%AE%89%E3%81%8D%E3%81%A3%E3%81%B7%E3%82%92%E7%99%BA%E5%A3%B2/ 山陽新幹線「こだま」の格安きっぷを発売]([http://archive.is/dS8aP →アーカイブ]) - 『鉄道コム』2009年3月12日付け掲載記事</ref>。
 
 
2013年10月1日 - 12月18日の期間、4号車と5号車について座席配置を「2列×2列」に改める工事を順次実施。翌12月19日より5号車が指定席となり、さらに2014年3月15日のダイヤ改正からは4号車も一部の列車を除き指定席となった。そのため、1編成あたりの定員は8両編成(V編成)化直後の608名から557名へと減少している。
 
 
[[File:JRW-500 V2 inHimeji.jpg|thumb|200px|left|500系8両編成(V2編成)]]
 
{{-}}
 
 
==== N700系 ====
 
{|style="float:right; margin:0em 0em 0em 1em; border:1px solid gray;"
 
|style="text-align:center; background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #999;"|N700系 16両編成編成図
 
|-
 
|style="text-align:center; font-size:80%;"|{{TrainDirection|博多|東京}}
 
|-
 
|
 
{|class="wikitable" style="font-size:80%; text-align:center; margin:0em auto;"
 
|-
 
|1||2||3||4||5||6||7||8||9||10||11||12||13||14||15||16
 
|-
 
|自
 
|自
 
|自<small>S</small>
 
|自
 
|自
 
|自
 
|自<small>S</small>
 
|style="background-color:#cf9;"|G
 
|style="background-color:#cf9;"|G
 
|style="background-color:#cf9;"|G<small>S</small>
 
|指
 
|指
 
|自
 
|自
 
|自<small>S</small>
 
|指
 
|}
 
|-
 
|style="font-size:80%;"|
 
* [[File:Rauchen Verboten.svg|17px]] 全座席禁煙
 
|-
 
|style="text-align:center; background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #999;"|N700系 8両編成編成図
 
|-
 
|style="font-size:80%; text-align:center;"|{{TrainDirection|博多|岡山}}
 
|-
 
|style="text-align:center;"|
 
{|class="wikitable" style="font-size:80%; text-align:center; margin:auto;"
 
|-
 
|1||2||3||4||5||colspan="2"|6||7||8
 
|-
 
|自
 
|自
 
|自<small>S</small>
 
|指
 
|指
 
|指
 
|style="background-color:#cf9;"|G
 
|<small>S</small>自
 
|自
 
|}
 
|-
 
|style="font-size:80%;"|
 
* [[File:Rauchen Verboten.svg|17px]] 全座席禁煙
 
|}
 
[[新幹線N700系電車|N700系]]は、東海道新幹線では2009年3月14日から浜松駅の始発の次の列車と三島駅到着最終(東京始発)の上下各1本で定期運用を開始した。山陽新幹線では通常300系<!-- F編成 -->充当の「こだま」1往復に不定期で充当されている。2009年3月13日まで朝晩の小倉 - 博多間2往復(朝下り2本上り1本、夜上り1本)に充当されていたが、同改正以降はN700系以外の車両が用いられるようになり、一時的に山陽新幹線内での定期こだま運用は消滅した。2010年3月13日のダイヤ改正でN編成が早朝・深夜の新下関 - 博多間1往復と小倉 - 博多間1往復に再度使用されるようになった。山陽新幹線区間の一部列車はグリーン車を除き全車自由席で、新下関・小倉 - 博多間のみを運転する列車においては車内でのみ[[グリーン券]]を発売している。
 
 
2011年3月12日以降、「さくら」「みずほ」用のS編成(8両編成)が「こだま」として博多 → 岡山間で運行されている。この場合、2&2シートの4・7・8号車も自由席としている。また、2012年3月17日からは[[九州旅客鉄道]](JR九州)所有のR編成も博多→新下関間の1本のみであるが使用されている。2014年3月15日ダイヤ改正から、4号車は一部列車を除き指定席となっている。
 
[[File:JRC N700 series Z28.jpg|thumb|200px|left|N700系(Z28(現・X28)編成)]]
 
{{-}}
 
 
==== 過去の車両 ====
 
===== 0系 =====
 
東海道新幹線では1999年9月18日まで、山陽新幹線では2008年11月30日まで使用された。
 
 
[[新幹線0系電車|0系]]は、1964年10月1日の東海道新幹線開業当初から運用開始。当初は12両編成で運行していたが、その後16両編成化されたものの、再び12両化(S編成)されたのち、東海道新幹線区間では1989年に16両編成化(Y編成)された。Y編成は指定席車となる9 - 12号車の4両を2+2の4列シートに改造して運用していた。1999年9月18日の「こだま」473号(東京 → 名古屋間)の運行をもって東海道新幹線からは撤退した。
 
 
山陽新幹線においては、当初は東海道新幹線と共通運用で12両編成または16両編成で運行されたが、1985年6月に独自の6両編成(R編成)が投入され、その後は4両の短縮編成(Q編成、広島以西限定)も運用された。末期は、2+2の4列シート(旧ウエストひかり普通席用)を使用したWR編成が用いられていた。
 
 
最後まで残った3編成は2008年4月から6月にかけて原色塗装に変更され、11月30日の「こだま」659号(岡山 → 博多間)の運行をもって新幹線の定期運行から撤退、全車引退した。
 
 
東海道「こだま」専用編成は原則的に山陽新幹線内に乗り入れないものとされたため、一部の編成には岡山以西の換気方式に対応しない車両が組み込まれていた。当該編成では識別のため、本来の編成番号に50を足していた。
 
 
<gallery>
 
File:Shinkansen Type-0 Kodama.jpg|0系16両YK編成
 
File:0 Q4 Kodama Hakata 19980700.jpg|0系Q4編成
 
File:R61 Kodama 635 Higashi-Hiroshima 20030719.JPG|0系R61編成<br />新塗色仕様
 
File:0kei hikari himeji.JPG|0系R68編成<br />原色仕様
 
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===== 100系 =====
 
東海道新幹線では2003年8月31日まで、山陽新幹線では2012年3月14日まで使用された。
 
 
[[新幹線100系電車|100系]]は、JR西日本の[[博多総合車両所]]に所属する6両編成(K編成)が山陽新幹線限定で使用されていたが、[[2012年]]の春に運用から撤退すると報じられた<ref>[http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201005290050.html 「シンデレラエクスプレス」100系新幹線12年春引退] - [[朝日新聞]] 2010年5月29日</ref>。座席は、グリーン席からひじ掛け内蔵テーブルやフットレストを撤去したものが転用された2列+2列シートである。
 
 
列車によっては、5・6号車も指定席となる場合や全車自由席(853号)の運用も存在した。
 
 
かつて(定期運行としては2003年8月まで)は16両編成(X・G編成など)が東海道新幹線でも用いられていた。また、2011年3月11日までは4両編成(P編成)が山陽新幹線で運用されていたが、信号システムの関係上新大阪駅まで乗り入れることはなく、最大でも姫路 - 博多間で使用された。P編成は、全車両が「ウエストひかり」普通車用や100系グリーン車などから転用した2列+2列座席であった。
 
 
最後まで残った3編成は2010年6月から9月にかけて原色塗装に変更され、2012年3月14日の「こだま」766号(博多 → 岡山間)の運行をもって新幹線の定期運行から撤退、300系とともに全車引退した。
 
 
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File:Shinkansen100.jpg|100系16両編成(G編成)
 
File:JRWest Shinkansen Series 100 P11.jpg|100系4両編成(P11編成)
 
File:JRW Shinkansen Series 100 K55.jpg|100系6両編成(K55編成)<br />新塗色仕様
 
File:K53 Kodama 629 Higashi-Hiroshima 20030719.JPG|100系6両編成(K53編成)<br />原色仕様
 
File:Shinkansen S100 K57 Kodama 610 Hiroshima 20030720.jpg|[[新幹線100系電車|100系電車]]「こだま」<br />(2003年7月20日 [[広島駅]])
 
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===== 300系 =====
 
[[新幹線300系電車|300系]]は、東海道新幹線では700系登場以降主力車種となっていたが、老朽による廃車が進み、「のぞみ」から撤退した700系に置き換えられた。山陽新幹線では、2012年3月13日まで<!-- J編成が -->早朝の[[姫路駅|姫路]] → 岡山間で1本、<!-- F編成が -->岡山 - 博多間で1往復に使用されていた。東海道新幹線では2012年3月12日の「こだま」650号(新大阪 → 東京間)、山陽新幹線では2012年3月13日の「こだま」727号(岡山 → 博多間)の運行をもって新幹線の定期運行から撤退、全車引退した。
 
 
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File:Shinkansen 300-kei 2.jpg|300系
 
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=== 「こだま」に特化した旅行商品・乗車券類 ===
 
{{main|新幹線こだま号に特化した旅行商品と乗車券類}}
 
[[JR]]と一部の[[旅行代理店|旅行会社]]では、「こだま」の利用に特化した旅行商品や[[特別企画乗車券|トクトクきっぷ]]を、通常発売額([[運賃]]と[[特別急行券|特急料金]]等の合算額)と比べて格安な金額にて、販売している。
 
 
==== 旅行商品 ====
 
===== 東海道新幹線区間 =====
 
* '''ぷらっとこだまエコノミープラン'''([[ジェイアール東海ツアーズ]])
 
===== 山陽新幹線区間 =====
 
* '''バリ得こだま・ひかり号'''([[日本旅行]])
 
* '''トク得!ひかり・こだま'''([[ジェイティービー]])
 
* '''きままにこだま&ひかり'''([[近畿日本ツーリスト]])
 
* '''こだまっぷ・ひかりっぷ'''(南海国際旅行)
 
 
何れのプランとも、交通手段(新幹線)のみを提供する[[企画旅行#募集型企画旅行|募集型企画旅行]]([[フリープラン]])の形態で販売されているものであり、[[鉄道事業者]](今回の場合はJR)との間で締結された契約に基づいて発行される乗車券類とは異なる。
 
 
そのため、実際の取扱(旅行中、旅行中止に伴う払戻など)に際してJRの[[乗車券|乗車券類]]とは異なる点が存在することから、プランを企画した旅行会社ではパンフレットなどで「'''“きっぷ”ではなく募集型企画旅行である'''」という旨の文言を記載し、注意を促している。
 
 
==== 特別企画乗車券 ====
 
* '''こだま指定席往復きっぷ'''
 
* '''こだま指定席きっぷ'''
 
* '''こだま早特往復きっぷ'''
 
 
何れも山陽新幹線区間にて運行されている「こだま」に特化した乗車券類となっており、同線を管轄している[[西日本旅客鉄道株式会社|JR西日本]]が企画・発売している。
 
 
片道あたりの金額が通常発売額に比して格安に設定されている一方で、対象となる列車が限定されていること、発売枚数が限定されていること、購入後の変更が出来ないことなどの制約条件が付帯されているのが特徴である。
 
 
=== 沿革 ===
 
新幹線としての「こだま」の沿革を記述する。
 
 
==== 東海道新幹線特急「こだま」 ====
 
{|style="float:right; margin:1em 0em 1em 1em; border:1px solid gray;"
 
|+ 1964年10月1日時点の編成図
 
|style="text-align:center; background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #999;"|こだま
 
|-
 
|style="text-align:center; font-size:80%;"|{{TrainDirection|新大阪|東京}}
 
|-
 
|
 
{|class="wikitable" style="font-size:80%; text-align:center; margin:0em auto;"
 
|-
 
|1||2||3||4||5||6||7||8||9||10||11||12
 
|-
 
|二
 
|二
 
|二
 
|二
 
|{{small|B}}二
 
|二
 
|style="background-color:#cf9;"|一
 
|style="background-color:#cf9;"|一
 
|{{small|B}}二
 
|二
 
|二
 
|二
 
|}
 
|-
 
|style="text-align:left; font-size:80%;"|
 
; 記号凡例
 
: B=[[食堂車|ビュフェ]]
 
: {{bgcolor|#cf9|一}}=[[一等車]][[座席指定席|指定席]]
 
: 二=[[二等車]]指定席
 
|}
 
 
* [[1964年]](昭和39年)
 
** [[1964年10月1日国鉄ダイヤ改正|10月1日]]:在来線の特急の名称を引き継ぎ、東京 - 新大阪間の各駅に停車する列車として運行を開始。ただし「ひかり」が「[[超特急]]」として割高な「[[特別急行券|超特急料金]]」を徴収したのに対し、「こだま」は「特急」として運行された。もちろん「ひかり」よりは遅いものの、東京 - 新大阪間を5時間で結んだ。ともに全車[[座席指定席]]を採用。新幹線列車の名称としては在来線特急「こだま」を引き継ぐものという意味のほかに、超特急を「ひかり」とすることで「光速」と「音速」という速さの対比を付けたとされる。
 
** [[12月18日]]:[[普通車 (鉄道車両)|二等車]]に[[自由席]]が設定される。当時は1列車の座席定員の120%程度までで発行を打ち切っており、現在の[[特別急行券#立席特急券|立席特急券]]に近いものとなっている。
 
* [[1965年]](昭和40年)[[5月12日]]:二等車と同様の発券方式を採用して、[[グリーン車|一等車]]に自由席を設定。
 
** [[11月1日]]:路盤の安定により「ひかり」とともにスピードアップし、東京 - 新大阪間を4時間に短縮。以後、新駅開業による停車時間増や車両交代による速度向上を経つつ、同区間の所要時間は4時間強程度で推移する。
 
* [[1966年]](昭和41年)7月 - 11月:一等車の利用率が低いため、2両のうちの1両を二等車に置き換え。
 
* [[1969年]](昭和44年):「こだま」の[[食堂車|ビュフェ]]の利用率が低いのと、普通車(1969年5月10日に二等車を普通車に変更)の輸送力を増強するため、2両のうち1両を売店付き普通車に7月以降順次置き換え。
 
* [[1970年]](昭和45年)
 
** 3 - 9月:この時期に開催された[[日本万国博覧会]]に伴い、例外的な輸送が実施された([[大阪万博の交通]]も参照)。
 
*** {{要出典範囲|date=2018年1月|臨時輸送の一環で、一部の駅を通過した列車が運行された。これは上の特急料金の取り扱いの兼ね合いによるもので、「ひかり」を新大阪駅24時発まで増発したため、その補助も兼ねて運行された。停車駅は当時の「ひかり」と同様、名古屋駅・京都駅のみ。}}
 
*** [[ゴールデンウイーク]]期間中と夏期に、東海道本線上りの大阪 - 三島間を運行する[[臨時列車|臨時]][[夜行列車|夜行]][[急行列車]]として、「'''エキスポこだま'''」が運行された。この列車は三島駅で、同駅始発の東京行き臨時列車「こだま」492号に接続して、東京近郊の東海道本線の通勤輸送に支障を与えることなく東京方面への連絡を図る目的があった<ref>{{Cite|和書|author=須田寛|title=東海道新幹線II 改訂新版|date=2010|pages=32|publisher=JTBパブリッシング|series=キャンブックス|isbn=978-4-533-07896-5}}</ref><ref>{{Cite|和書|title=新幹線50年の時刻表 時刻表でふりかえる新幹線のあゆみ 上巻 |date=2014|pages=30, 48|publisher=交通新聞社|series=トラベルMOOK|isbn=978-4-330-48614-7}}</ref>。
 
** 10月1日:万博輸送終了により、[[グリーン車]]の自由席が廃止。
 
 
==== 山陽新幹線開業後 ====
 
* [[1972年]](昭和47年)
 
** [[3月15日]]:[[山陽新幹線]][[岡山駅]]開業。山陽新幹線内でも「ひかり」とともに各駅に停車する列車として運行されることになった。また[[名古屋駅|名古屋]] - 岡山間を運行する「こだま」も設定され、新大阪駅を越える列車も登場した。またそのほかには静岡 - 岡山間の「こだま」も1往復設定された。
 
*** 山陽新幹線内を各駅に停車する「ひかり」が設定されたことから、同線内での「こだま」は東京発着の「ひかり」運行前・運行終了後の運行が中心となった。
 
*** 東京発着の「こだま」は新大阪駅までの運行で、それ以西へは運行されていない。ただし[[1991年]][[3月16日]]ダイヤ改正までは[[臨時列車]](または定期列車の延長運転)として、東京 - 岡山間や名古屋 - 博多間を運転する「こだま」が設定されたことはあった<ref>『JR時刻表』(弘済出版社)、1991年1月号pp.41 - 58および1991年3月号pp.42 - 59。晩年は、東京発岡山行の「こだま431号」のみが最多客時に運行されていた。</ref>。
 
*** 東京 - 名古屋間をのぞき、「ひかり」との[[特別急行券|特急料金]]の区別を廃止。
 
** [[6月29日]]:12両編成「こだま」の一部が16両編成に増結、[[1973年]]8月までにすべての「こだま」編成が16両化。
 
* [[1973年]](昭和48年)10月1日:「こだま」のビュフェを従業員の要員不足と利用客の減少を理由に休止し、売店と車内販売の営業体制に切り替え(その後1976年7月にセルフサービスでビュフェ営業が復活)。
 
* [[1975年]](昭和50年)3月15日:山陽新幹線[[博多駅]]延伸により、山陽新幹線内の運行区間も拡大。同時に東京 - 名古屋間の「ひかり」との特急料金の格差が廃止。
 
* [[1976年]](昭和51年)8月20日:「こだま」用編成(0系K編成)で運転される「こだま」の16号車自由席が禁煙になる<ref name="Shinkansen 20 496">『東海道 山陽新幹線二十年史』日本国有鉄道新幹線総局、1985年、p.496。</ref>。[[ファイル:shinkansen_1986_01.jpg|thumb|right|ダイヤ異常時、本線に停車中の「ひかり」を追い越す珍しいシーン<br />(1986年 浜松駅)]]
 
* [[1980年]](昭和55年)[[10月1日]]:利用客が減少した「こだま」の運転本数が削減。自由席・指定席の配置を「ひかり」と同一方向とし、1号車が禁煙になる<ref name="Shinkansen 20 500">『東海道 山陽新幹線二十年史』日本国有鉄道新幹線総局、1985年、p.500。</ref>。
 
* [[1984年]](昭和59年)[[7月1日]]:禁煙車両が2両に増加<ref name="Shinkansen 20 503">『東海道 山陽新幹線二十年史』日本国有鉄道新幹線総局、1985年、p.503。</ref>。
 
* [[1985年]](昭和60年)
 
** [[3月14日]]:「こだま」編成が12両組成に減車。「ひかり」編成で運行される一部の「こだま」をのぞき「こだま」は12両で運行されることとなった。
 
** 6月:博多発着列車の一部で6両編成の「こだま」が運行開始。以後、山陽新幹線の各列車に拡大し、同線における「こだま」の本数増加。
 
* [[1986年]](昭和61年)
 
** 5月:100系量産車の早期落成車を暫定的に東海道新幹線の「こだま」に充当。2階建て車両非連結の12両編成でG編成と名乗っていた。
 
** 11月1日:最高速度が220km/hに引き上げ、東京 - 新大阪間で運転する最速列車は3時間52分となる。
 
 
==== 国鉄分割民営化以降 ====
 
{|style="float:right; margin:1em 0em 1em 1em; border:1px solid gray;"
 
|+ 1997年3月22日時点の編成図
 
|style="text-align:center; background-color:#eee; border-bottom:solid 4px #999;"|こだま
 
|-
 
|style="text-align:center; font-size:80%;"|{{TrainDirection|博多|広島}}
 
|-
 
|
 
{|class="wikitable" style="font-size:80%; text-align:center; margin:0em auto;"
 
|-
 
|1||2||3||4
 
|-
 
|自
 
|自
 
|{{small|B}}自
 
|指
 
|}
 
|-
 
|style="text-align:left; font-size:80%;"|
 
; 凡例
 
: B=[[食堂車|ビュフェ]](非営業)
 
: 指=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]指定席
 
: 自=普通車自由席
 
|}
 
 
* [[1987年]](昭和62年)11月ごろ:東海道新幹線の「こだま」用0系指定席車(9・10号車)の4列シートへのグレードアップ(2&amp;2シート)が行われ始め、翌年[[1988年]](昭和63年)[[3月13日]]の[[一本列島]]のダイヤ改正までに完了する。
 
* [[1989年]](平成元年):東海道区間の「こだま」が順次16両組成に増強。0系指定席車の4列シートへのグレードアップが9 - 12号車に拡大。
 
* [[1990年]](平成2年)[[3月10日]]:姫路 - 広島・博多間の「こだま」が4往復新設。
 
* [[1996年]](平成8年)
 
** 東海道新幹線の日中の「こだま」に100系が投入される。
 
** [[3月16日]]:これまで東海道新幹線では全区間で日中毎時2本運転されていたが、利用率の低下に伴い1往復を名古屋発着に短縮し、米原駅停車の新大阪行き「ひかり」に接続。米原駅停車の「ひかり」が岐阜羽島駅にも停車(「のぞみ」の待避も岐阜羽島に変更)し、名古屋 - 新大阪間各駅停車で補充。
 
* [[1997年]](平成9年)3月22日:山陽新幹線に0系4両Q編成の「こだま」が登場。
 
* [[1999年]](平成11年)
 
** 9月18日:東海道新幹線「こだま」における唯一の0系運用2往復が100系に置き換え。指定席の4列シートも廃止。
 
** [[10月2日]]:同日のダイヤ改正で、静岡 - 岡山間運行の「こだま493・492号」が新大阪駅で系統分割。山陽新幹線岡山駅開業から続いてきた東海道・山陽新幹線直通の「こだま」が消滅<ref>『JR時刻表』(弘済出版社)、1999年7月号pp.34 - 55および1999年10月号pp.34 - 55</ref>。
 
* [[2000年]](平成12年)
 
** 3月11日:山陽区間で新大阪発着の「こだま」が1時間に2本から1本に削減され、姫路駅での折り返しになる。代わりに「ひかり」の一部が西明石駅に停車し、姫路駅で「こだま」と接続<ref name="jrw_19991217">[https://web.archive.org/web/20000303170640/http://www.westjr.co.jp/kou/press/4press/n991217a.html 平成12年春 ダイヤ改正について]([[インターネットアーカイブ]])- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年12月17日</ref>。
 
** 3月18日:元「[[ウエストひかり]]」の車両を利用した0系WR編成(R64編成)が組成される。全車2列+2列シートが採用された。
 
** 10月4日:山陽新幹線の「こだま」に100系4両P編成が投入<ref name="100PK">{{Cite book|和書|title=JR電車編成表 '09冬号|year=2008|publisher=ジェー・アール・アール|pages=p.130|id=ISBN 9784882830504}}</ref>。2002年2月12日に6両K編成も営業運転開始<ref name="100PK" />。
 
* [[2001年]](平成13年)
 
** 2月:東海道新幹線の日中の「こだま」に300系が投入される。
 
** 8月21日:新たに2列+2列シートを採用した100系4両P編成(P4編成)が組成される。
 
* [[2002年]](平成14年)
 
**1月10日:新たに2列+2列シートを採用した100系6両K編成(K51編成)が組成される。
 
**6月:FIFA([[国際サッカー連盟]])主催[[2002 FIFAワールドカップ|サッカーワールドカップ]]開催に伴う、以下の[[横浜国際総合競技場]]開催試合に関係した、新横浜始発東京行を設定<ref>[http://shinkansen50.jp/history/history_25.html 【25】日韓W杯を支えた新幹線(2002年)] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20170802172831/http://shinkansen50.jp/history/history_25.html |date=2017年8月2日 }} - 東海道新幹線50周年記念サイト 新幹線パーフェクトヒストリー</ref>。
 
***[[6月9日]]:グループH [[サッカー日本代表|日本]]vs[[サッカーロシア代表|ロシア]]
 
***[[6月11日]]:グループE [[サッカーアイルランド代表|アイルランド]]vs[[サッカーサウジアラビア代表|サウジアラビア]]
 
***[[6月13日]]:グループG [[サッカーエクアドル代表|エクアドル]]vs[[サッカークロアチア代表|クロアチア]]
 
***[[6月30日]]:[[2002 FIFAワールドカップ・決勝|決勝]] [[サッカードイツ代表|ドイツ]]vs[[サッカーブラジル代表|ブラジル]]
 
****この日は万一、試合が延長戦・[[PK戦]]にもつれ込んだ場合を想定し、新横浜始発東京行の深夜運行を4本用意していたが、試合は延長戦に突入することなく終了したため、深夜運行することなく大会観客輸送を終えた。
 
* [[2003年]](平成15年)
 
** 8月31日:同日の「こだま」2往復を最後に東海道新幹線での100系の定期運用が終了。9月16日の臨時「ひかり」を最後に運用終了。
 
** 10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更。
 
**# 東海道新幹線「こだま」の最高速度が270km/hに引き上げ、東京 - 新大阪間の標準所要時間を4時間10分から4時間へ10分短縮。
 
**# 山陽新幹線の姫路発着の「こだま」が岡山発着に短縮し、代替として「ひかり」の一部が相生駅に停車<ref>[https://web.archive.org/web/20031001163934/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030730b.html 平成15年秋 ダイヤ改正](インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日</ref>。
 
* [[2005年]](平成17年)3月31日:100系P12編成の組成をもって、山陽新幹線「こだま」用編成(0系R編成、100系K・P編成)の全編成2列+2列シート化、フレッシュグリーン塗色化の完了。[[File:Renewal 100series+0series Okayama.jpg|200px|thumb|山陽新幹線「こだま」用100系+0系<br />(新塗色 岡山駅)]]
 
* [[2006年]](平成18年)[[3月18日]]:ダイヤ改正により、以下のように変更<ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20060215012716/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/051222b_01.pdf 平成18年春のダイヤ改正(別紙詳細)]}}(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2005年12月22日</ref>。
 
*# 山陽新幹線の「こだま」が18本(3本は運行区間の一部)が削減され、岡山 - 博多間で1時間に1本のみ、新大阪 - 岡山間で2時間に1本となる時間帯も発生する。
 
*# 16両編成の4号車が禁煙になる。
 
* [[2007年]](平成19年)[[7月1日]]:ダイヤ改正により、山陽新幹線の「こだま」が削減され、新大阪 - 博多間1往復が新大阪 - 広島間1往復と新山口 - 博多間1往復に分割<ref>{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20071020114034/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/pdf/061222a_03e.pdf 平成年19春ダイヤ改正について]}}(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福岡支社プレスリリース 2006年12月22日</ref>。毎日運行の臨時列車1往復を運行開始(事実上の増発)。
 
* [[2008年]](平成20年)
 
** [[3月15日]]:ダイヤ改正により、次のように変更。
 
**# 東海道新幹線の「こだま」が新大阪 → 三島間で1本増発し、東京発浜松行き1本が名古屋行きに運行区間が延長。
 
**# 東京 → 新大阪間の標準所要時間を3分短縮し、3時間57分運転とする。
 
**# 利用客の多い山陽新幹線の一部の「こだま」を4・6両編成から16両編成へ増強する一方、利用客の少ない一部の「こだま」が削減(新大阪 - 岡山間2往復、岡山 - 広島間3往復、広島 - 小倉間2往復、小倉 - 博多間5往復が削減)。また小倉 - 博多間の2往復にN700系を投入。
 
**# 東海道新幹線の日中の「こだま」(東京 - 名古屋間4往復および新大阪 → 三島間の上り1本)に700系を投入。
 
** [[11月30日]]:山陽新幹線から0系「こだま」の定期運用が終了<ref>[https://web.archive.org/web/20090329094338/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1173951_799.html 0系新幹線さよなら式典の実施について](インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2008年11月19日</ref>。
 
** 12月1日:山陽新幹線「こだま」の一部に500系V編成(8両)が投入。
 
* [[2009年]](平成21年)
 
** [[3月10日]]:「こだま指定席往復きっぷ」発売開始<ref>[https://web.archive.org/web/20090331104037/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174138_799.html 「こだま指定席往復きっぷ」発売開始!](インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース・2009年3月9日付け</ref><ref name="kodama2009asahi">[http://www.asahi.com/travel/rail/news/SEB200903100025.html JR西日本、こだま運賃を最大44%引き。高速に対抗]([http://web.archive.org/web/20090314014538/http://www.asahi.com/travel/rail/news/SEB200903100025.html →アーカイブ]) - 朝日新聞Web版・2009年3月10日付け掲載記事</ref>。
 
** [[3月14日]]:ダイヤ改正により、次のように変更。
 
**# 東海道新幹線で上下1本ずつ(浜松 → 東京間および東京 → 三島間)にN700系が充当されるようになる。これはN700系の東海道新幹線内での初のこだま運用となった。また、夕方の時間帯に東京発三島行き「こだま」が2本増発。
 
**# 「こだま指定席往復きっぷ」利用期間開始<ref name="kodama2009asahi" />
 
* [[2010年]](平成22年)[[3月13日]]:ダイヤ改正により、次のように変更。
 
*# 東海道新幹線「こだま」のうち、夕方の東京発新大阪行き1本が名古屋行きに変更され、引き換えに東京発岡山行き「ひかり」1本が名古屋以西各駅停車に変更。また新たに三島 - 東京間の上り1本にN700系が充当される。
 
*# 岡山 - 広島間3往復、広島 - 博多間1往復、小倉 - 博多間3往復の「こだま」が削減。また早朝・深夜の新下関・小倉 - 博多間の計2往復にN700系が投入。
 
* [[2011年]](平成23年)[[3月12日]]:ダイヤ改正により、次のように変更<ref>{{PDFlink|[http://www.westjr.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2010/12/17/20101217_fukuoka.pdf 平成23年春ダイヤ改正について]}} - 西日本旅客鉄道福岡支社プレスリリース 2010年12月17日</ref>。
 
*# 300系・700系16両編成の3号車と700系8両編成の2号車を禁煙車に変更する<ref>[http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174913_799.html 新幹線車両の禁煙拡大について] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20031008083501/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030917a.html |date=2003年10月8日 }} - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月30日</ref>。
 
*# 山陽新幹線内で700系(E編成)・500系(V編成)での運用が44本に増発。博多 → 岡山間1本(768号)にN700系8両編成を投入。これにより8両編成での「こだま」が19本から45本に拡大。
 
*# 100系(P編成・4両)の運用が終了し、100系(K編成・6両)の運用範囲も岡山 - 博多間に縮小。
 
*# 早朝の小倉 → 新山口間の1本と夜間の博多 - 小倉間2往復が削減される。
 
*# 下りの小倉 → 博多間で実施していた自由席特急券などで普通車指定席に乗車出来る特例が廃止<ref>[http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175177_799.html 山陽新幹線小倉・博多間(下り)の特例扱い廃止について] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20110523063751/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1175177_799.html |date=2011年5月23日 }} - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年2月7日</ref>。
 
*# 朝晩の東京 - 浜松間1往復(702・703号)と名古屋発東京行きの初発列車(630号)にN700系を追加投入。
 
* [[2012年]](平成24年)[[3月17日]]:ダイヤ改正により、以下のとおり変更<ref>{{PDFlink|[http://www.westjr.co.jp/press/article/items/20111216_honsya.pdf 平成24年春ダイヤ改正について]}} - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年12月16日</ref>。
 
*# 100系・300系車両がダイヤ改正をもって終了し、N700系・700系・500系の3種類となった。
 
*# 700系8両編成の6号車を禁煙車に変更し、全車禁煙となった。指定席が8号車から5・6号車に変更され、自由席となる8号車のコンパートメント席は閉鎖された。
 
*# 車内販売を全廃<ref group="注" name="700_and_N700_16cars_vending_machine_and_kodama_drink_buy"/><ref>「JR時刻表」2012年3月号</ref><ref>{{PDFlink|[http://railway.jr-central.co.jp/jikoku/_pdf/shahan-stop.pdf 一部列車の車内販売の取止め及び見直しについて]}}</ref>。
 
*# 東京 → 新大阪間の標準所要時間を3分短縮し、3時間54分運転となった。
 
* [[2013年]](平成25年)[[4月5日]]:「こだま早特往復きっぷ」発売開始《4月26日より利用期間開始》<ref>[http://www.kotsu.co.jp/index.php?cID=3613 GW期間なども利用可。JR西日本・山陽新幹線企画きっぷ]([http://archive.is/ARrTb →アーカイブ]) - 交通新聞トピックス・2013年03月26日付け掲載記事</ref>。
 
* [[2014年]](平成26年)[[3月15日]]:ダイヤ改正により、以下のとおり変更。
 
*# 東京毎時26分発(11時台 - 13時台を除く)と東京毎時17分着(20時台 - 22時台を除く)の東京 - 名古屋間こだまをN700系へ置換えられる。
 
*# のぞみ1時間当たり最大10本体制を終日拡大し、一部ののぞみスピードアップと東京 - 新大阪間ひかりの内、新横浜 - 名古屋間2分短縮の影響で東京 - 新大阪間直通こだまの標準所要時間が3時間54分から4時間4分へ延びる。
 
* [[2015年]](平成27年)[[3月1日]]:東京駅を午前中に発車する東海道新幹線の下りの「こだま(平日の631・633・635号を除く)」の13号車を自由席から指定席に変更<ref>[http://jr-central.co.jp/news/release/nws001592.html 一部「こだま」号の指定席の拡大について] - ニュースリリース - JR東海 Central Japan Railway Company</ref>。
 
 
=== 当列車にちなんだ商品 ===
 
====駅弁====
 
[[名古屋駅]]で当列車にちなんだ[[駅弁]]「こだま」が販売されている<ref>『JR時刻表』(交通新聞社)、2017年3月号p.176欄外</ref>。発売元は松浦商店<ref>[http://www.obento-matsuura.co.jp/product/product01.html 駅弁商品紹介・株式会社松浦商店]、2017年7月8日閲覧</ref>。
 
 
=== 事件 ===
 
==== こだま485号殺人事件 ====
 
1988年(昭和63年)9月5日、東京発名古屋行きのこだま485号の指定席で静岡県在住の男性が刺殺される未解決事件が発生した。
 
 
''詳しくは[[日本の鉄道に関する事件#こだま485号殺人事件|こだま485号殺人事件]]を参照''
 
 
=== 種別を示す色について ===
 
上記の通り、現在は列車の案内表示に青色が用いられ、事実上[[日本の鉄道ラインカラー一覧|種別を示す色]]となっているが、かつては在来線の普通列車と同じく、特に種別を示す色が定められていなかった。
 
 
国鉄時代は、[[反転フラップ式案内表示機|反転フラップ式]]の[[発車標]]においてこだまは在来線の普通列車と同じく色を変えずに表現(種別表示以外の部分と同じく黒地に白文字)していた。新幹線のサボではこだまの文字を青色に書いていた。その後採用された新幹線の方向幕では方向幕そのものの背景が青色であったものの、あくまで種別表示部分は背景と同じ色なので、こだまの種別色として青色を使用していたわけではなかった。
 
 
JR化以降、JR東海所有の車両では方向幕のデザインが改められ、行先表示部分が白背景となり、「こだま」部分のみが青背景となった。しかし同社が新たに導入した反転フラップ式の発車標では依然としてこだまは色を変えずに黒色で表現されていた。2000年代に入ると同社の発車標はフルカラーLEDに改められ、この頃から徐々にこだまの種別を示す色として青色が定着していく。
 
 
一方JR西日本区間ではしばらく国鉄時代の発車標を用い続けた。2000年代に入って2色LEDの発車標が導入され、JR西日本所有の車両の方向幕でも2色LEDが採用された。ここではこだまは緑色で表現されていた。しかしJR西日本区間でも2010年代からフルカラーLEDによる発車標が導入され、青色で表現されるようになった。これ以降、東海・西日本ともに事実上青色がこだまの種別色として定着した。
 
 
== 東海道本線電車特急「こだま」 ==
 
{{see also|東海道本線優等列車沿革}}
 
 
=== 電車特急「こだま」の誕生 ===
 
[[File:国鉄151系.jpg|thumb|200px|1960年ごろの「こだま」、先頭車がパーラーカー]]
 
[[File:JNR 181 Kodama 20080118.jpg|thumb|200px|電車特急「こだま」に用いられた151系(20系)の先頭車両]]
 
「こだま」は、[[日本国有鉄道]](国鉄)で初めての[[電車]]による[[特別急行券|有料]][[特別急行列車|特急]]([[阪和線]]には、無料の特急電車が運行されていた。)として[[東海道本線]]で運行を開始した。それまで長距離の[[優等列車]]は、[[機関車]]が[[客車]]を牽引する形([[動力集中方式]])で運転する列車しかなく、[[騒音]]が大きく乗り心地の悪い電車は長距離列車には不向きであると考えられていた。
 
 
しかし電車の[[性能]]は次第に向上し、短距離から長距離の輸送へ進出しつつあった。これに[[空気バネ]]の採用などの乗り心地を改善する新しい技術を組み合わせて、電車による初めての特急列車を運転する計画が打ち出された。機関車方式の列車では機関車の重量が大きいので、大きな出力を持った機関車を製造して[[高速化 (鉄道)|高速化]]しようとすると、さらなる[[軌道 (鉄道)|軌道]]の強化に多大な費用が必要となるため、軽量な電車方式での高速化が有利であるとされたのである。さらに機関車方式では、[[終着駅|終点]]の駅で[[機回し|反対方向に機関車を付け替える]]手間がかかり、[[プラットホーム|ホーム]]の長時間占有が列車を増発する[[ボトルネック|ネック]]となっていた。[[市街地]]にある[[鉄道駅|駅]]ではホームの増設(増線)は困難で、電車方式により折り返しの時間を短縮し、これにより列車の増発を実現することも目的であった。
 
 
国鉄部内の[[保守]]的な勢力の抵抗は強かったが、機関車方式と電車方式とで所要の高速化と列車本数を実現するために必要な費用の試算がなされ、電車方式の圧倒的な優位性が確認されて、[[1957年]](昭和32年)[[11月12日]]の国鉄常務理事会で電車方式による特急列車の設定が決定された<ref>『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.10 - 24, 34 - 44</ref>。
 
{{-}}
 
 
=== 使用車両、編成 ===
 
{| style="float:right; margin:1em 0em 2em 3em; border:solid 1px #999;"
 
|+「こだま」登場時編成図<ref>[[星晃]]『回想の旅客車』上、学習研究社、2008年、p.88。</ref>
 
|style="font-size:80%;"|{{TrainDirection|大阪・神戸|東京}}
 
|-
 
|
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; margin:1em auto; font-size:80%;"
 
|-
 
|1||2||3||4||5||6||7||8
 
|-
 
|クハ26
 
|モハ20
 
|モハシ21
 
|サロ25
 
|サロ25
 
|モハシ21
 
|モハ20
 
|クハ26
 
|}
 
|-
 
|style="font-size:80%;"|
 
* 1959年6月1日から車両の[[形式称号]]が変更。
 
* 1960年7月1日から[[等級 (鉄道車両)|等級]]区分が変更。
 
|-
 
|
 
{| class="wikitable" style="text-align:center; margin:1em auto; font-size:80%;"
 
|+ 車両形式・座席種類対照表
 
|-
 
!colspan="2"|車両形式
 
!rowspan="2"|1960年6月まで
 
!rowspan="2"|1960年7月以降
 
|-
 
!当初の形式
 
!1959年6月以降
 
|-
 
|クハ26
 
|クハ151
 
|rowspan="2"|[[普通車_(鉄道車両)|三等車]]
 
|rowspan="2"|[[普通車_(鉄道車両)|二等車]]
 
|-
 
|モハ20
 
|モハ151
 
|-
 
|モハシ21
 
|モハシ150
 
|[[食堂車|ビュフェ]]付<br />三等車
 
|ビュフェ付<br />二等車
 
|-
 
|サロ25
 
|サロ151
 
|[[特別二等車|二等車]]
 
|[[グリーン車|一等車]]
 
|}
 
|}
 
「こだま」のために用意されたのは、新しくこのために開発された20系電車で、のちに改称されて151系電車となった。開発当初よりの仮称である「ビジネス特急」を[[広告]]上そのまま用いた。また「こだま」で最初に使用されたため、この車両は「こだま形電車」と呼ばれた。編成は右図のとおり([[国鉄181系電車]]も参照)。
 
 
=== 運行開始までのエピソード===
 
[[1958年]](昭和33年)[[10月1日]]に、俗に[[1946年-1960年の国鉄ダイヤ改正#1958年(昭和33年)|「サンサントオ」と呼ばれるダイヤ改正]]が実施され、「[[あさかぜ (列車)|あさかぜ]]」に[[国鉄20系客車|20系客車]]が投入された。本来は「こだま」もこれに合わせて運行を開始する予定であったが、新機軸の多い車両のため8月下旬に予定されていた完成が9月にずれ込み、さらに所要の線路側の改良作業の完了は10月直前まで掛かることになった。
 
 
そのままでは要員の[[習熟運転]]の期間がとれず、[[湘南電車]]の運行開始時に故障が相次いで「[[遭難]]電車」との汚名を受けた二の舞になるとして、当時運転局総括補佐をしていた[[齋藤雅男]]が営業担当の石井昭正[[理事|常務理事]]と談判して、運行開始を1か月遅らせることになった。これにより、10月1日のダイヤ改正で「こだま」運転のためのダイヤは用意されるが、1か月は運休とし、[[試運転]]のみに充当されることになった。1か月に及ぶ試運転期間に、実際に新機軸として導入された空気バネの故障や[[集電装置|パンタグラフ]]の脱落事故など、数々の[[初期不良]]を経験しており、その対策に関係者が奔走することとなった。こうした対策の結果もあって、10月下旬には順調に運転が行われるようになり、1か月の試運転はその役割を果たした<ref>『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.89 - 105</ref>。
 
 
こうして[[11月1日]]から営業列車としての運転が始まった。当日は、東京駅15番ホームで下りの始発列車に対して[[十河信二]]国鉄[[総裁]]が、[[神戸駅 (兵庫県)|神戸駅]]で上りの始発列車に対して石井昭正常務理事がテープカットを行った。
 
 
=== 運行概況 ===
 
運行開始当時の運行区間は東京 - 大阪・神戸間を各1往復運行で、最高速度は110 [[キロメートル毎時|km/h]]で東京 - 大阪間は所要6時間50分であった。これは[[電気機関車]]牽引による[[客車]]特別急行列車[[つばめ (列車)|「つばめ」・「はと」]]が7時間30分で結んでいたのに対して40分の短縮であった。東京 - 大阪間の停車駅は客車特急よりさらに絞り込み、[[横浜駅|横浜]]・[[名古屋駅|名古屋]]・[[京都駅|京都]]のみとした<ref>当時の客車特急は昼行・[[夜行列車|夜行]]を含めると、ほかに[[熱海駅]]・[[沼津駅]]・[[静岡駅]]・[[浜松駅]]・[[豊橋駅]]・[[岐阜駅]]にも停車する列車があった。</ref>。横浜 - 名古屋間300 km超のノンストップとなるため、[[運転士]]は[[安倍川]]鉄橋上で[[田町車両センター|田町]]・[[大垣車両区|大垣電車区]]の交替を行なった。なお、交替運転手は運転台直後の客席で待機し、大垣電車区の運転士は横浜駅での折り返し[[運用 (鉄道)|運用]]が組まれていた。名古屋以西は[[宮原総合運転所|宮原電車区]]が担当していた。
 
 
2往復の列車は、「第1こだま」・「第2こだま」と出発順に付番されることとなった。この[[列車愛称]]の命名方式は「つばめ」・「はと」など、一列車一愛称が慣例であった特別急行列車では初例であった。ただし、下り「第1こだま」と上り「第1こだま」とが別々に設定されており、現在のように奇数が下り、偶数が上りとの分け方はされていなかった。下り「第1こだま」は東京7時発、大阪13時50分着、「第2こだま」は東京16時発、大阪22時50分着、神戸23時20分着、上り「第1こだま」は神戸6時30分発、大阪7時発、東京13時50分着、「第2こだま」は大阪16時発、東京22時50分着であった。
 
 
[[1946年-1960年の国鉄ダイヤ改正#1959年(昭和34年)|1959年(昭和34年)9月のダイヤ改正]]で、[[高速化 (鉄道)|線路改良]]の進展に伴い「こだま」の所要時間は6時間40分に短縮された。また、相変わらず満席が続き、予備車をやりくりして多客期には10両編成に増結するなどしていたが、後述する「つばめ」・「はと」の電車化に伴う増備車両のうち早期に落成した車両を利用して、この年の12月13日から「こだま」が12両編成化された<ref name = "kodama_pp.138 - 141">『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.138 - 141</ref>。
 
 
運行開始後の集計では、乗車率は平均87 %を記録した。前後の急行・準急列車の乗車が減少していたわけではなかったので、良好な[[サービス]]を提供したことによる新規の[[需要]]拡大であると判断された。[[座席指定券]]は発売開始と同時に売り切れてしまう状態が続き、当初予定していたビジネス客が急用で乗ることができないということから、当日発売席を用意するなど、営業側が対応に追われることになった。「こだま」運行開始にあたって線路の改良と車両の準備に投じた9億円の資本は、運行開始1年で回収された<ref>『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.112 - 114</ref>。
 
 
=== 「つばめ」・「はと」の電車化 ===
 
「こだま」運行開始後も、「つばめ」・「はと」は引き続き電気機関車牽引の客車列車として運転されていたが、使用している車両の老朽化は激しく、置き換えが行われることになった。「こだま」の人気と実績により、既に電車による優等列車運転に疑問を唱えるものはいなくなり、この置き換えでは「こだま」と同一編成に統一して電車列車とすることになった。「はと」は「つばめ」に統合されることになり、1960年(昭和35年)6月1日のダイヤ改正から上下とも「第1こだま」「第1つばめ」「第2こだま」「第2つばめ」の順で運転されることになった。13億円の投資を行って線路改良をさらに行い、停車駅を2駅増やしつつ<ref group="注">熱海駅・静岡駅・浜松駅・岐阜駅のうちいずれか1駅に停車。</ref>さらに10分の時間短縮を行って東京 - 大阪間を6時間30分とした<ref name = "kodama_pp.138 - 141" />。
 
 
「つばめ」の電車化により、従来の客車列車に存在した[[展望車]]や[[食堂車]]の代替が望まれた。従来の「こだま」にはビュフェのみの連結であったが、この改正に合わせて食堂車サシ151形が製造されて連結された。展望車の代替としては、2 m×1 mの大窓を備えた区分室や、通路の両側に1列のみの座席の配置された開放室など、1両の定員が18名という豪華なクロ151形「パーラーカー」が用意された。またダイヤ改正の2か月後の8月から、ビュフェに電話室が設置されて、[[日本電信電話公社]](のちの[[NTTグループ]])と接続した[[列車電話]]のサービスが開始された<ref group="注">映画『[[社長道中記]]』では、[[森繁久彌]]演じる社長の三沢がビュフェの女性スタッフに電話の発信を依頼し(電話室備え付けの電話機にはダイヤルはなく、[[電話交換機#手動交換器|交換手]]に口頭で電話番号を伝えて繋いでもらっていた)、電話室で電話するシーンがある。</ref>。電話を掛けられる地域は東京・名古屋・大阪限定であったが、上下4往復の列車のためだけに東海道沿線14箇所に[[基地局]]を設置して、400 MHz帯の[[極超短波|UHF]][[無線通信]]でつなぐシステムが用意された。パーラーカーでは、[[乗務員|パーサー]]が[[電話機]]を持参して自分の席で電話を掛けられるサービスもあった<ref name = "kodama_pp.141 - 164">『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.141 - 164</ref>。
 
 
ダイヤ改正前日の5月31日には、田町電車区で編成の入れ替え作業が行われた。それまで3編成であったのが6編成に増強されるとともに、食堂車やパーラーカーの組み込みがあり、加えて制御回路の接続の関係から車両の方向転換などもあり、事前によく計画を立てて行われた。5月31日の下りの「第2こだま」は事前に準備してあった新しい編成で運転が行われ、別途[[回送]]した新しい編成とともに6月1日の大阪発の列車をまかなった。また5月31日の午後の列車で上京してきた車両は、田町電車区に回送されて深夜に編成の入れ替え作業が行われ、翌朝の東京発の列車から新しい編成で運転された<ref name = "kodama_pp.141 - 164" />。
 
 
「こだま」に使用していた151系電車は予備車が少なく、その故障時には[[急行形車両]]の[[国鉄153系電車|153系電車]]による代替運行も行われたことがあった。153系電車は接客設備では151系電車にはるかに劣るものの、速度性能は「特急」に使用されても問題ないものであった。153系電車では座席が特急用車両の水準に満たなかったのみならず、座席が特急用車両の水準を満たさず、しかも三等車はおろか二等車にすら冷房も搭載されていなかったが、この当時は冷房のないおよび座席が特急用車両の水準に満たない車両でも、特急料金を割引く規定が存在していなかったため、通常の特急料金のままであった(運転開始当時は非冷房の客車を使用した特急列車が「はつかり」の三等車などの一部にあり、座席が特急用車両の水準に満たない車両を使用した特急列車も「かもめ」の三等車など、一部に設定されていたことも要因であった)。しかし1961年10月1日の規定の改定で、冷房がない場合、および座席が特急用車両の水準に満たない場合の割引制度が制定されたため、同日以降、153系電車で運行する際は[[特別急行券|特急料金]]の半額を返金するようにした。利用者からはこの代替列車は「こだま」をもじって「かえだま」(替え玉)と呼ばれた<ref>[[鉄道ファン]]1994年4月号p.50。</ref>。「つばめ」の電車化後も151系電車の故障時の予備車不足はまだ生じ、「かえだま」や、[[国鉄157系電車|157系電車]](日光形電車)の代替使用(「新かえだま」)もあった。こうした故障は当時のマスメディアにも取り上げられ、対策として[[抵抗器#鉄道車両の抵抗器|抵抗器]]の容量増大や[[主電動機]]の密封化などの改良が行われて故障も減少するに至った<ref>『鉄道ピクトリアル』2004年10月号、pp.48 - 49</ref><ref>『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.168 - 170</ref>。
 
 
=== 東海道新幹線の開業まで ===
 
[[1961年]](昭和36年)10月1日の、[[サンロクトオ]]と称されるダイヤ改正により、「こだま」は2往復とも大阪発着となった。「こだま」と同じ形式の電車を利用した特急が大幅に増発され、東海道本線を行き交うになった。さらに1962年(昭和37年)6月1日のダイヤ改正では、[[広島駅|広島]]へ同じ151系による「つばめ」や、派生形式[[国鉄181系電車#161系|161系]]による特急「[[とき (列車)#特急の誕生と急行の黄金時代|とき]]」が[[上野駅|上野]] - [[新潟駅|新潟]]間に設定されるようになった。
 
 
[[東海道新幹線]]開業に伴う東京 - 大阪間在来線特急の廃止により、在来線特急としての「こだま」は[[1964年]](昭和39年)[[9月30日]]の運行をもって廃止された。
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
=== 注釈 ===
 
{{Reflist|group="注"}}
 
=== 出典 ===
 
{{Reflist}}
 
 
== 参考文献 ==
 
* {{Cite book|和書|author=福原俊一|title=ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち|edition=初版|date=2003-11-01|publisher=[[ジェイティービー|JTB]]|language=日本語|isbn=4-533-05011-5}}
 
 
== 関連項目 ==
 
=== 鉄道関連 ===
 
* [[日本の列車愛称一覧]]
 
<!--* [[東海道新幹線]]
 
* [[山陽新幹線]]-->
 
* [[博多南線]] - 名称なしの特急列車として運行される。
 
* [[ジェイアール東海ツアーズ]]
 
* [[やまびこ (列車)|やまびこ]] - 東北新幹線の列車。同一の現象を愛称の由来とする。
 
 
=== 他に由来する名称 ===
 
* [[コダマ (競走馬)]]
 
* [[大木こだま・ひびき]]([[漫才]])
 
 
=== 映画など ===
 
* [[特急にっぽん]]
 
* [[社長道中記]]
 
* [[天国と地獄 (映画)]]
 
* [[ALWAYS 続・三丁目の夕日]]
 
 
== 外部リンク ==
 
* 『JRおでかけネット』(JR西日本)車両案内から
 
** [http://www.jr-odekake.net/train/kodama_500/ こだま500系]
 
** [https://web.archive.org/web/20130828031927/http://www.jr-odekake.net/train/kodama_700/ こだま700系]
 
** [http://www.jr-odekake.net/train/kodama_700_8/ こだま700系(8両編成)]
 
** [http://www.jr-odekake.net/train/kodama_n700/ こだまN700系]
 
** [http://www.jr-odekake.net/train/kodama_n700_7000/ こだまN700系(8両編成)]
 
 
{{日本の新幹線}}
 
 
{{DEFAULTSORT:こたま}}
 
{{DEFAULTSORT:こたま}}
 
[[Category:日本の特急列車]]
 
[[Category:日本の特急列車]]

2018/9/30/ (日) 21:44時点における最新版

こだま

東海道・山陽新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。昭和39年(1964)の東海道新幹線の開業とともに運行を開始。「ひかり」などの乗り継ぎに用いられる緩行列車で、山陽新幹線開業後も途中区間を結ぶのみで東京・博多間直通などはない。



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