獨協大学
獨協大学 | |
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大学設置 | 1964年 |
創立 | 1883年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人獨協学園 |
本部所在地 |
埼玉県草加市学園町1番1号 東経139度47分39.6秒北緯35.839861度 東経139.794333度 |
キャンパス | 学園町(埼玉県草加市) |
学部 |
外国語学部 国際教養学部 経済学部 法学部 |
研究科 |
外国語学研究科 経済学研究科 法学研究科 法務研究科 |
ウェブサイト | 獨協大学公式サイト |
獨協大学(どっきょうだいがく、英語: Dokkyo University)
Contents
概観
大学全体
- 埼玉県草加市に所在し、語学・経済学・法学・リベラルアーツの4学部4研究科を置く人文科学・社会科学系総合大学である。
- 伝統的に「語学の獨協」と称される。
- ドイツ学の教授を目的として1883年に創立された獨逸學協會學校を起源とし、その流れを汲む語学教育を標榜している。
- 「無宗教大学」であり「ミッション系大学」や「仏教系大学」の様な宗教色は一切無い。
建学の理念
- 「大学は学問を通じての人間形成の場である」
- カント哲学者である天野貞祐が建学時に唱えた物である。「道理の感覚」の著者であり、軍部から強い圧力を受けながらも、軍国主義を毅然と批判し、道徳の大切さを説いた天野の教育哲学が色濃く反映されており、今日まで受け継がれている。
人間形成はもともと人間一生の仕事であって、種々の方法によって行われる。(中略)心を統一して、それにうち込むことほど精神をねり、人間を作ることはない。学問的努力によって確かに人間は形成される。意志は鍛錬される。しかもその意志は純粋でなければならない。(以下省略) — 獨協大学公式ウェブサイトより一部抜粋[1]
大学設立当時、天野は既に80歳を越えていたが、「『教育は受験の為でなく、人間形成の為』という理念の実践・証明の為には大学設立しかない」とし、本学設立を「生涯最後の仕事」とした。[2]
学風および特色[3]
- 学則第1条「目的および使命」[4]
- 「外国語教育を重視し、複雑な国内および国際情勢に対処できる、実践的で独立した人格の育成」を目的とする
- 「学位授与方針」[4]
- 「外国語能力を有し、深い教養に基礎づけられた専門知識を習得した教養人」に学位を授与する。
上記の指針に基づき、語学教育・学際的 (Inter-disciplinary) 教育・少人数教育を柱としている。
語学教育
- 語学教育を「生涯にわたる人間教育」とし、理念である「学問を通じての人間形成」に対応する本学のコアと位置づけている[5]。
- 外国語教育研究所により、最新メディアと言語学研究に基づいた「語学教育のフレームワーク構築」が行われており、豊富に設置されたCAL教室での授業や、少人数教育が全学部学科で実践されている。英語教育は特に徹底されており、専門組織による教材・プログラム開発やICTを活用した自律学習支援などが行われている。
授業における語学教育
- 本学での英語教育はEGAPとESAPに大別される。
- EGAP(English for General Academic Purpose:一般学術目的の英語)
- 基本言語技能「読む/書く/聞く/話す」の養成を目的とする。
- 原則全ての学部学科で主に1・2年に行われる[6]。
- 外国語学部英語学科・交流文化学科では1年次にEGAPを集中的に学んだ後、2~4年次もESAPと平行して中級・上級レベルのEGAPを任意で履修可能。
- 学生の習熟度の目安の一つとして、TOEICが採用され、外国語学部英語学科・交流文化学科では、例年、新入生の4月時点での平均スコアは600前後だが、1年終了時 (翌年の1月) には700前後まで上昇する[7]。
- TOEICは、あくまで目安の一つだが、これらの学科では全員が800以上の英語力をつけることを基準としている。その他、全ての学部学科で、学年が上がるごとにTOEICの平均スコアは上昇していく。
- ESAP(English for Specific Academic Purpose:特定学術目的の英語)
- 専攻分野について「英語で学ぶ」科目。
- 経済学部や法学部では主に3年次以降に開講される。
- 英語を専門とする外国語学部英語学科・交流文化学科でも、2年次から人文科学・社会科学・人間科学の専門分野に関して英語の専門書を使用したり、英語で開講される科目が豊富に設置されている。
- 他学部の科目も履修することができ、単一キャンパス・小規模大学であることを活かした、高等教育機関ならではの特色のある学際的(Inter-disciplinary)な英語教育が行われている。
- 英語以外の語学教育
- 専門言語としては、外国語学部 、国際教養学部でそれぞれ(ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語)の教育が応用レベルのクラスまで開講されている。[8]
- 第2外国語としては、英語学科、交流文化学科、法学部で必修になっており、ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語・(ロシア語[9])から履修する。
- その他、選択科目としてロシア語、イタリア語、ポルトガル語、タイ語、アラビア語、現代ヘブライ語、トルコ語の入門~初級クラス、および日本語科目[10]が開講されており、学科によっては3カ国語の履修が可能。
授業外での語学学習サポート
- 授業以外にも主に下記の様な設備が設置されており、学生は全て無料で利用できる。
- ICZ (International Communication Zone)
- 学生が授業外でも気軽に外国語・外国文化に触れることが出来る施設。
- 「言語を中心としたコミュニケーションゾーン」[11]と「多言語多文化 コミュニケーションゾーン」[12]により構成される。ICZ内には、「チャットルーム」が設置され、授業外に無料で英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・韓国語の母語話者と気軽に会話が出来る。[13]
- 英語学習サポートルーム
- 図書館
- 発話トレーニングブース、語学資料コーナー、AVコーナーなどの自習設備が完備されている。[15]
国際交流
- 学則に「国際的な視野に立つ教養人の育成」を目標として掲げ「異文化に対し『理解する力』『自己発信する力』『行動する力』を持つ人格の育成」を基本方針とし、国際化推進を精力的に行っている。具体的な方策として「①.充実した語学教育を軸とした国際的共学の場の創出」「②.学生留学支援」「③.学内の国際化」「④.グローバル化した地域への貢献」に取り組んでいる[16]。
- ①に関しては、各語学そのものに関する授業を更に充実させることに加え、「全学共通カリキュラム」内に、留学生と日本人学生が共通言語で共に学べる「国際理解力養成をテーマとした英語で開講される授業」を現在よりも段階的に増やしていき10科目以上開講することや、全ての学部で、専門分野について英語で学ぶ科目を増やしていくことを目的としている。③に関しては、②の留学支援を行う一方で、「留学は現実的には限られた学生のみの選択肢」であるため「キャンパス空間をグローバル化することで、学生生活を通じて国際的視点を養える環境作りが大切」としている。具体的には、「新たな国際交流の拠点」としてのICZの更なる発展・拡充や、様々な国際交流イベントの開催・支援を通じて「内なる国際化を推進」することなどが掲げられている。
- 本学が目指す「グローバル化」は、建学理念である「人間形成」に基づき、学生の意思を尊重し、学生が自ら考え、行動することを目指すものである。「スーパーグローバル大学」には、本学の趣旨と沿わない為、敢えて申請を見送るなど、確固としたポリシーを持つ[17]。
- 後述する「全学共通カリキュラム」内に、国際理解力養成に関する科目が豊富に設置されている。英語で開講される科目も設置されている。また、国際的な学術の交流と発展に寄与を目的とした「国際共同研究」が行われており、外国人研究者と本学教員の共同研究や、海外の学術提携校との教員交換なども行われている。
- 国際関係論・・・4学部の全てで国際関係論を専攻できる。グローバル社会/コミュニケーション/文化移動/多文化共生/政治経済/法律/環境政策など各学部に対応する広範な領域をカバーしている。加えて「全学共通カリキュラム」内にも国際関係論に関する科目が設置されている (「グローバリゼーションを巡って」「移民・交易に見る文化変容」「中東政治と市民社会」「東南アジアの開発と社会」「NGO論」など)。
- 外国研究科目・・・前述した充実した語学教育に加え、「全学共通カリキュラム」内に各言語が使用されている地域の文化・社会に関する科目 (「英語圏の文学」「アメリカのエスニック・ヒストリー」「ドイツ語圏の歴史・文化史散歩」「スペイン研究」「中国史」など) が豊富に設置されている。
- 日本研究科目 (Japanology)・・・「全学共通カリキュラム」内に、「日本研究概論」など、主に国際教養学部による「日本研究」に関する科目が豊富に設置されている。文学・文化・歴史などから多面的に考察する。「日本文学」に関する科目では、古代/中世/近現代の作品研究に加え、本居宣長/日本伝統芸能(能・狂言)/富士信仰・伝承/碑文・写本なども扱う。「日本の思想」では学問(国学・儒学)や宗教・信仰などを扱う。「日本文化」としては行事/習俗/儀礼などを考察する。
- 海外学修支援
- 長期留学(交換留学・認定留学)、短期留学に関して国際交流センターによる豊富な支援が行われている。
- また、英語学科独自で、国際社会で活躍できる情報発信型リーダーの育成を目的とし、成績優秀者に対して香港大学で短期研修の機会を提供する「海外学修奨励賞(Overseas Study Award)」[18]が行われている。[19]加えて、本学の制度ではないが「埼玉発世界行き」奨学金支給制度も本学学生が最も多く利用している。
- 国際交流イベント
- 獨協インターナショナルフォーラム [20]・・・1987年より国際交流を推し進めるために年1回開催されている。1986年に実施されたエセックス大学、デュースブルク=エッセン大学との三大学合同国際シンポジウムの成果を引き継ぎ、広く国際交流を推進するために開催されている。国際規模で時宜に適したテーマを議論し、教育および学術の充実並びに発展に寄与することを目的としている。学生にとっては国際会議に身近に触れる貴重な機会となる。第20回 (2007年) 以降は主にサイマル・インターナショナル[21]、コカ・コーライーストジャパン[22]が協賛についている。
- 伝統芸能鑑賞会・・・学生が伝統文化を間近に触れ、豊かな感性や自国への理解を深めることを目的に父母の会によって主催されている。2010年6月に第1回「能」が開催され、[23]その後も、本学に柳家さん喬らを招いた落語鑑賞会[24]や国本武春による浪曲鑑賞会[25]、また国立劇場、歌舞伎座、国立演芸場などへの歌舞伎鑑賞会や寄席訪問など定期的に開催されている。
- その他・・・本学と草加市の共催による「草加国際村一番地[26]」や、フランス語学科による「シャンソンコンサート」など海外の文化に親しみ、交流するイベントが頻繁に催されている。学生による企画・運営の国際交流イベントのサポート・助成も行っている。また草加市内の高校へ交換留学生を派遣し、国際理解教育のサポートも行っている。[27]本学学生と留学生が、浅草やとちぎ蔵の街などへ出掛け、日本文化を体感しながら、異文化交流を行う「キャンパスアウティング」が行われている。[28]
リベラル・アーツ教育
- 各学部による専門教育と並び「全学共通カリキュラム」が設置されている。全学生が学部学科の枠を越え、4年間を通じて履修できる科目郡である。前述の通り、本学は設立当時より、「語学教育」と共に「学際的教養教育」を重視してきた。それを更に具体化・拡充する為に2003年より本プログラムが開始された。単一キャンパス・小規模大学であり、他学部の専門科目履修も容易という、本学の利点を活かした教育プログラムである。
- 「本プログラムによるオリジナル科目」と「各学部[29]から提供される専門科目」により構成されている。質・量ともに、一つの独立した学部 (教養学部) に相当する内容となっている。学生が各自の専門分野と関連した分野を学び「各学部で扱うテーマへの学際的アプローチを行う」ことや、逆に幅広い分野を学び、「汎用的な思考力・言語技術を養う」ことも可能。
主に以下3部門から構成される。
- ※具体的な授業名は特定年度のシラバスより引用 あくまでもサンプルとして参照のこと。 (以下同様)
- 総合講座
- 科目は全て全カリのオリジナル。外部より様々な人材を講師として招き、コーディネーターを中心とした複数のスピーカーによる輪講形式で行われる。
- ジャーナリストや公務員による「キャンパスライフと仕事」をはじめ、「経営者が語る現代企業論」(経営者)、「芸術と社会」(クリエイター/学芸員)、「メディア社会」(ミュージシャン/音楽評論家)、「文学の原点」(落語家/詩人)、「ジェンダーを覗く」(LGBTについて考える)、「メディアと私たち」(アナウンサー/ディレクター)など、バラエティ豊かな講座が開講されている。
- 講義科目
- 「ことばと思想」「歴史・文化」「現代社会」「自然・環境・人間」の4カテゴリーから構成され、幅広い諸学問分野をカバーしている。※下記、記載科目は、一部「実践科目」も含む
- 「ことばと思想」・・・「言語学」[30]「倫理学」「哲学」「社会思想史」「心理学」「社会心理学」「こども論」「翻訳通訳論」などに関する科目が設置されている。
- 「歴史・文化」・・・「文化人類学」「大衆文化論」「文化史入門」「文明史研究」「異文化間コミュニケーション論」「イスラーム世界論」「歴史学」など、また「音楽分析入門」「楽典」「イタリアの音楽」など音楽理論に関する科目も設置されている。
- 「現代社会」・・・「日本国憲法」「国際法」「シネマで学ぶ法律学」「民法」「教育法」「不動産取引と法」「ビジネス法務」などの法律系の科目や、「経済学」「経営学」「政治学」「社会学」などに関する科目が設置されている。
- 「自然・人間・環境」・・・「数学」「物理学」「宇宙論」「天文学」「科学技術基礎論」「科学史」「文化としての科学」「生物学」「統計学」などの理数系科目や、スポーツ科学科目、「データ構造とアルゴリズム」「自然言語処理」「情報検索と加工」などの情報科学系の科目が設置されている。
- 実践科目
- 「講義科目」と同じ4カテゴリーで構成され、少人数で実習を行う。
- 各学問分野を演習形式で行う授業の他、「日本語音声表現トレーニング」「プレゼンテーション実習」の様な日本語表現力やアカデミックスキルを養う授業、「英語通訳の仕事」、英語で行われる「21世紀の外交」の様な実践的な英語力を養える授業、「経理入門」「英文会計入門」の様なビジネススキルを身に付けられる授業、「ホームページ作成」「マルチメディア論」などの様なITスキルを身に付ける授業なども開講されている。
その他
大学創設時、天野貞祐は日本の教育問題として
「受験準備が過重な為、難関を突破した学生は、その後は向学の精神を失っていること」を危惧し、本学は受験準備の必要性を最小限にし、教育の内実に努めた。
「普通の力で入学出来るが、勉強しなければ卒業出来ない」を原則に本学の教育が始まり、過重な受験準備を要しない一大学を日本教育に加えたいという意図があった。[31]
この時点で既に「実用語学力を重視すること」「学問を媒介とした人間形成が本学の本質であること」などが明記されており、その理念は現在まで受け継がれている。
- 少人数教育[1]
全ての学部学科で少人数のゼミナール教育が重視されている。開学時、「学問を通じての人間形成」の建学理念に則り、教員と学生が触れ合う機会を多く提供するため、少人数ゼミナール教育を重視した。その伝統は現在まで受け継がれている。
- 環境・地域への取り組み
教育機関として役割に加え、草加市の主要拠点(Center of Community)[32] としても重要な役割を果たす本学は、市と共同の取り組み[33]や、地域に根ざした活動も多い。従来からの強みである「語学教育」「国際交流」の推進に加え、近年では環境・地域政策も活発に行われている。 (→具体的な取り組みについては「#社会との関わり」の項を参照) 本学の地域振興への貢献が評価され、草加市市政功労者に選定されるなど高い実績を挙げている[34]。2013年に「草加市・獨協大学地域研究プロジェクト」に関する基本協定書が整備されるなど、産学行連携が本格的に推進されている[35]。
環境への取り組み
- 草加市の環境共生都市宣言と連動する形で、環境共生研究所を設立し、環境に関する調査・研究を行っている。またエコ推進型のキャンパス (→詳しくは「#キャンパス」の項を参照) により自然環境の保護・回復にも努めている。成果は「全学共通カリキュラム」や「経済学部の専門科目」など教育にも還元されている。
- 2009年に「獨協環境スタンダード」を策定し、以下の指針を持つ。
地域政策への取り組み
- 草加市の知的拠点して、「情報収集・発信、アドバイザー機能」を強化し、地域社会の発展に寄与するべく地域総合研究所が設立されている。「客員研究員」として外部の様々な有識者と連携を取っており、草加市、八潮市、越谷市などの職員も含まれている。活動の成果は「全学共通カリキュラム」や「法学部の専門科目」など教育にも還元されている。本学の強みである語学・国際交流を活かし、福祉先進国への現地視察なども期待されている。
- 本学と草加市・URが協力しながら「まちづくり」に取り組んでいる。国内の他大学では見られない取り組みが行われており「草加市は、もはや帰って寝るだけのベッドタウンではなくなり、大学での学問を通じた人間形成が可能なコンパクト・コミュニティとして再生した。都市型地方創生の好事例である。」とされ、成功要因として、本学の功績が大きく評価されている。[36]
語学教育・国際交流に続く、独自の方向性を強めており、近年の大学経営のトレンドである「大学の都心回帰」(地域社会の資源流出・衰退の一因となっている)とは対照的な取り組みである。
沿革
略歴
1883年に西周、品川弥二郎、加藤弘之らによって設置された獨逸學協會學校を起源とする。
獨逸學協會學校では、現在の法科大学院と同等の教育を実施していた専攻科を1895年まで設置しており、1885年には後にドイツ帝国の帝国宰相となったゲオルク・ミヒャエリスが教頭として着任し、4年に渡って法律学を講義している。
1964年 第2次吉田内閣で文部大臣を務めた天野貞祐を初代学長に迎え大学を設立した。
年表
- 1883年 - 獨逸學協會學校設立。
- 1884年 - 専修科法律・政治専攻設置。
- 1900年 - 専修科ドイツ語専攻設置。
- 1964年 - 獨協大学設立。外国語学部ドイツ語学科・英語学科、経済学部経済学科設置。
- 1966年 - 経済学部経営学科設置。
- 1967年 - 法学部法律学科、外国語学部フランス語学科設置。
- 1977年 - 大学院法学研究科修士課程設置。
- 1986年 - 大学院外国語学研究科修士課程ドイツ語学・英語学専攻設置。
- 1989年 - 大学院法学研究科博士後期課程設置。
- 1990年 - 大学院外国語学研究科博士後期課程ドイツ語学・英語学専攻、大学院外国語学研究科博士前期課程フランス語学専攻、大学院経済学研究科修士課程設置。
- 1992年 - 大学院経済学研究科博士後期課程増設設置。
- 1994年 - 大学院外国語学研究科博士後期課程フランス語学専攻設置。
- 1999年 - 外国語学部言語文化学科、法学部国際関係法学科設置。
- 2003年 - 大学院外国語学研究科博士前期課程英語学専攻英語教育専修コース、大学院経済学研究科博士前期課程経済経営情報専攻情報専修コース設置。
- 2004年 - 大学院法務研究科設置
- 2005年 - 大学院外国語学研究科修士課程日本語教育専攻設置。
- 2007年 - 外国語学部言語文化学科を国際教養学部言語文化学科に改組。
- 2008年 - 法学部総合政策学科設置。
- 2009年 - 外国語学部交流文化学科設置。
- 2013年 - 経済学部に国際環境経済学科を開設。
象徴(シンボル・キャラクター)
- 校章 & イメージカラー
校歌:「獨協大学校歌[39]」
キャンパスソング:「いつか[42]」
- イメージキャラクター
教育および研究
学部
- ・語学教育 & リベラル・アーツ教育
- ・アクティブ・ラーニング & 人間教育
- ・地域社会との連携
- 本学は、前述の通り「国際的教養を持った人材育成を行う高等教育機関」としての役割に加え、「地域社会の拠点 (Center Of Community)」としての機能も兼ね備えており[49]、草加市と共同の取り組みが多い。その成果は教育にも還元されており、「講演会・シンポジウムの開催」「市職員を招いての授業」などに加え、市が取り組んでいる「外国語教育」「国際交流[50]」「環境政策」「地域政策」などの現場に、学生が参加する「アクティブ・ラーニング」の場も創出されている。
外国語学部 (Faculty of Foreign Languages)
- 本学の伝統・理念 (語学教育・国際交流) を体現し、象徴・中枢としての役割を持つ。
- 高度な語学力 (Foreign Language Proficiency) と、専門性 (Specialty) を兼ね備え、更に人種/民族/宗教/性差/性的指向/身体的特徴/障害などに偏見を持たず、多様性を理解し、様々な人と協働できる「異文化コミュニケーションのスペシャリスト」の養成を目的とし、創立以来、通訳や教員などの専門職や、ツーリズム業界 [51]には特に多くの人材を輩出している。[52]
- 全ての学科で「英語 + 第二外国語」もしくは「専攻語 + 英語」の形で2ヵ国語を学び、複数言語の運用能力・世界観を身に付けることを目的としている。最大3ヵ国語まで学ぶことが可能。
- 語学教育や、外国語で行われる学習・研究に加え、多くの学生にとっての母語 (言語力や思考の礎) である日本語による高度な学習・研究も重視されている。それらは別個のものでは無く、本学部における教育の両輪である。また、「専門教育・実学」を重視する方向性を持ち、「学際的 (Inter-disciplinary) 教育」に重点を置く国際教養学部とのシナジー効果を図っている。
- 学生が学科の枠を越え多面的な視点から学べることを目的とした学科横断的教育が進められている。「外国語学部共通科目」が設置されている他、交流文化学科の専門科目 ( トランスナショナル文化部門・ツーリズム部門 ) が学部共通科目として開講されている。
- 外国語学部共通科目
- 主に「総合講座」と「情報科学概論・各論」により構成される。
- 「総合講座」は特定テーマに対し、複合的な地域・歴史的視点から学際的アプローチを行う。「ナショナリズムとグローバリズム」や「カルチュラル・スタディーズ」などのテーマに対し、学科の枠を越えた複数教員による輪講形式で行われる授業や、「西洋音楽」の鑑賞を通じて様々な地域の文化や歴史を考察する授業などが設置されている。
- 「情報科学概論・各論」ではコンピュータの基礎理論・基本操作に関する科目や「自然言語処理・コーパス言語学」が設置されている。
- その他、経済学や社会心理学に関する科目などが設置されている。
- トランスナショナル文化部門[53]
- 現代において、「人・物・情報・思想の国境を越えた移動=越境(Trans-National)」が輸送技術やICTの発達に伴い高速化・膨大化している。その結果、国や地域に固有だと思われていた「文化同士」が「交流」し、「新しい文化の創造」が常に発生している。しかし一方で、摩擦や対立なども発生している。
- それらの諸相を、先住民/移民・難民・ディアスポラ/表象文化論/文化人類学/開発社会学/メディア/ジェンダー/食文化/貧困/教育など様々なトピックや、グローバル視点とローカル視点の双方から考察する。また「経済とジェンダー」や「児童労働」など、グローバライゼーションにおける女性や子供について考察する科目なども設置されている。
- ツーリズム部門[55]
- 1~2年次は主にドイツ語の習得を中心に、各研究分野の概論科目を履修する。3年次からコース (「言語・文学・思想研究コース[60]」「芸術・文化研究コース[61]」「現代社会・歴史研究コース[62]」) に所属し、専門科目や、中級・上級レベルのドイツ語科目を履修していく。3年次の選択必修のドイツ語科目に替えて一部、「上級英語」を履修することも出来る。
- 専門科目の中には環境問題やEUとの関わりからドイツ語圏を考察する科目も設置されている。また、哲学を学ぶ「ドイツの思想」も設置されており、獨逸学協会学校時代より、西周や天野貞祐など希代の哲学者が、その歴史に名を刻む本学の伝統・面影を残している。
- それらに加え、交流文化学科の専門科目 (「トランスナショナル文化」「ツーリズム」) も履修できる。
- 英語学科 (Department of English)
- 1年次は週6コマEGAP(基礎英語力)を集中的に鍛える。
- 実用的な4技能 (読む・書く・聞く・話す)、およびリサーチ方法/思考方法の養成が行われる。必修科目の「Lecture Workshop」では「Intro to Africa」や「World English」など特定テーマを英語で学ぶことでEGAPの総合的な養成を行う。それら対面授業に加え、Web教材の活用により、Vocabulary/Reading/Listeningに関する学生の自律学習環境が完備されている。
- 2年次以降は「言語・教育」「文学・文化・歴史」「メディア・コミュニケーション」「グローバル社会」のコースに在籍し専門科目を履修していく。また、それらを英語で学ぶESAP科目の履修も2年次から開始する。
- 上記4コースの科目に加え、交流文化学科の専門科目 (「トランスナショナル文化」「ツーリズム」)も履修できる。
- グローバル社会コース
- 「行為主体 (国家/国際機関/多国籍企業など)」「地域」「平和・人間の安全保障」などの視点から国際関係の成り立ちや、現代国際社会が直面する課題と解決方法を考察していく。「国際関係論の概念」「英語圏・アジア地域の歴史的考察 (外交史/冷戦/脱植民地化など)」「開発途上国への開発援助」「国際協力・国際交流の事例研究」「ユーラシアグループ」などを通じて学んでいく。グローバルな移動に伴うリスクと回避方法を、組織犯罪 (海賊やテロリズムなど) を例に考察する科目や、国際開発におけるホテルビジネスを扱う科目など、国際的な視点からツーリズムやエアラインについてアプローチする科目も設置されている。本コース出身の英語学科卒業生が、一橋大学法学部で教員となりラウトレッジ社から著書を出版するなど多彩な領域に人材を輩出している。[63]
- メディア・コミュニケーションコース
- 文学・文化・歴史コース
- 言語・教育コース
- コース横断科目
- 所属コースに関わらす、英語学科生が専門科目として履修できる科目群。
- 「Global Studies」では、国際情勢や国際理解について英語で学ぶ。
- 「世界ブランド論」ではルイヴィトン/ティファニー/ゴールドマン・サックス等から、そのアイディアや戦略を考察する。
- 「ディズニー研究」を行う「ポップカルチャー・スタディーズ」「フィルム・スタディーズ」「ステージ・パフォーマンス」などの科目も設置されている。
- 「国際ツーリズム論」も設置されており、交流文化学科の科目と合わせて、ツーリズムについて学ぶことも可能。「アメリカの国立公園と環境政策」など、英語学科独自の内容も扱う。
- 英語科目
- 2年次以降も中級・上級レベルのEGAP科目が設置されており履修可能。
- 主に「Public Speaking」「Advanced Writing (Research/Business/Creative)」などSpeaking/Writingに関する科目が中心。その他、上級レベルのGrammar/Listening/Pronunciation(音声学)を学ぶ科目、マスメディアを活用した英語学習法を実践を通して学ぶ「シネマ英語」や「メディア英語」、「Lecture Workshop」の上位版である「Academic Lecture」等も含まれる。
- 「ビジネス英語」「翻訳」「通訳」など専門性の高い科目 (English for Professional) も設置されている。
- 「ビジネス英語」の授業では、国際通貨/国際金融/貿易などのトピックを英語で学んだり、ビジネスレターや各種ビジネス文書 (送り状/証書/信用状など)の読解・作成、契約書や取扱説明書の法律英語の学習を行う。英語で貿易実務や通関実務を学ぶ科目も設置されている。ESAP科目の中には、インコタームズについて学ぶ科目も設置されている。
- 「翻訳」の授業の中には、プロ翻訳家の講師から、社会人向けプロ養成翻訳スクールと同じ内容を学ぶ科目も設置されている。
- 「通訳」の授業は、同時通訳演習室にて、現役のプロ通訳より指導を受ける。政治経済/医学/軍事/環境/IT/教育/福祉など幅広いトピックを扱い逐次/同時通訳演習を行う。全カリ内に設置されている通訳関連の科目とは別物である。本クラスから全国レベルの通訳コンテスト入賞者が輩出されるなど、高い実績を出している。[64]
- 選択の英語科目は「中級:TOEIC600以上」「上級:TOEIC800以上」などレベル設定がされており、それらをクリアしていれば他学部学科生でも履修可能。
- 体験学習 : 前述の「海外学習奨励賞短期研修[65]」や、空港・港湾への訪問[66]といった、教室を越えた学びのフィールドが展開されている。必ずしもツーリズム業界を志望していない学生にとっても「本物」に触れる貴重な機会となり、こうした経験を通じ「内的刺激」を受けた学生が各自の目標や夢に向けて自発的に行動・努力を行っていくことを目的としている。[67]
- 1~2年次は主にフランス語の習得を中心に、各研究分野の概論科目を履修する。3年次からコース (「フランス語コミュニケーションコース」[68]「フランス芸術文化コース」[69]「フランス現代社会コース」[70]) に所属し、専門科目(2年次から選択可能)や、中級・上級レベルのフランス語科目を履修していく。
- それらに加え、交流文化学科の専門科目 (「トランスナショナル文化」「ツーリズム」) も履修できる
- 国内のフランス関連の学科としては、最大規模の教員数を揃え、フランス語圏やフランコフォニーについて政治・経済などの社会科学的側面も充実した総合的なアプローチを行える大学は、全国でも少数である。第三言語を学ぶ公認サークル「Siesta」は本学科生により立ち上げられた。
- 英語学科とは「双子学科」といえる関係で、開講科目やカリキュラムに共通点が多く、合併科目も多数開講されている。特に英語科目やゼミ科目は、英語学科とほぼ共通だが、以下の点が異なる。
- ①語学科目 (英語 & 第2外国語)
- ②専門科目
- 2年次以降の専門科目は「ツーリズム[72]」「トランスナショナル文化[73]」「グローバル社会[74]」の科目群が設置されているが、コース制はとっていない。[75]「ツーリズム部門」や「トランスナショナル文化部門」の科目の単位数をより多く卒業要件に組み込め、ツーリズム業界へのインターンシップを行う科目は交流文化学科生のみ履修可能。
- 一方、英語学科の「コース横断科目」などは履修できない。
- 英語学科は「英語を通じてワールドワイドな視野を広げる」[76]「卒業後も英語を通じて世界と積極的に関われるようになる」[77]をテーマとしている。「高度な英語力を軸」に、英語圏の文化・社会・言語/グローバル社会/メディア/ブランド/ビジネスなど、人間の多元的な側面へアプローチを行う。
- 交流文化学科では「国境を越えた文化・社会の探求」[78]をテーマとし、その為の重要なツールとして英語を中心とした語学を学ぶ。方向性としては、語学力が強化された観光学部や国際関係学部に近い。
- ③進路
フィールドワーク :「国家・外交の論理」と「現地の人々の生活の論理」は異なる為、現地の実情・問題を理解するには「現場=フィールド」の視点と調査方法が必要であるという観点から「フィールドワーク」が活発に行われている。[82]
国際教養学部 (Faculty of International Liberal Arts)
- 言語文化学科 (Department of Interdisciplinary Studies)
- 本学の学際的 (Inter-disciplinary) 教育の推進において中心的な役割を持つ。複数言語の運用能力と学際的教養を併せ持った「異文化コミュニケーションのジェネラリスト」の養成を目的とし、「リベラル・アーツ」を踏襲した教育を実践している。「英語+その他1言語(中国語・スペイン語・韓国語)」という形で2言語を同じ比重で学ぶ。
- 研究分野としては、以下の8分野から2分野を選択して学ぶ「ダブルメジャー」制である。コース制ではなく、「科目群」として設置されている。
- 複数分野を同時に学ぶことで複眼的思考の養成に重点を置く。例えば、研究分野として「スペイン・ラテンアメリカ研究」と「日本研究」を選択した場合、南米と日本を比較・相対的な視点から行うことができ、奥行きのある、立体的な学びを行うことが出来る。研究分野の8科目郡は「全学共通カリキュラム」として他学部生にも広く開講されている他、アジア圏からの留学生も多く在籍しており、授業を通じて様々な学生と交流がしやすい学科である。
経済学部 (Faculty of Economics)
- 本学の環境・情報教育の推進において中心的な役割を持つ。経済のような複雑な情報を、正しく分析し発信できることを目的とし、また「環境の枠を超えた経済成長や発展はありえない[83]」という本学の指針を受け継ぎ「環境マインドの育成」も目的とする。
- 3学科とも1年次に入門科目を履修し、2年次から各コースに所属し専門科目の履修を開始する。ただし、1部の必修科目が異なるのみで、学科間・コースの垣根は低く、学部内の他学科科目も履修でき、ゼミナールも3学科共通。また3年次からは他学部の授業も履修可能である。
- 第2外国語が必修でない反面、英語 (EGAP) 科目の必修コマ数が多く、経済・経営学科は1~3年次まで計6コマ必修。国際環境経済学科は特に多く、8コマ必修。また3年次からは英語で経済を学ぶ「専門外国語」も設置されている。
- ITや環境政策についての専門科目が豊富に設置され、文理融合型の教育が実践され、筑波宇宙センターへの見学会なども実施されている。また、地場産業の見学、現役ジャーナリストの講演会などを積極的に取り入れ、ビジネスを肌で感じる機会を設け、森永卓郎が教授として所属している。
- プロジェクトを通じた課題解決型学習 (PBL)が、本学の中でも特に活発に行われており、PBLをテーマにしたゼミが設置されている他、「経済学部プレゼンテーション・コンテスト」が毎年開催されている。[86]その他、学外コンペへの参加も活発に行われており高い成果を挙げている。(→#社会との関わり) ゼミの中には、慶應義塾大学、法政大学、成城大学などと合同ゼミを行う物もある。[87]
- 経済学科 (Department of Economics)
- 経営学科 (Department of Management Science)
法学部 (Faculty of Law)
- 本学の政策・社会科学における教育において中心的な役割を持つ。3学科とも1年次に入門科目を履修し、2年次から専門科目を履修していく。後述するように学科間での共通科目が多く、法学部内であれば他学科の科目を履修でき、学科間の垣根は低い。ただし、法律学科・国際関係法学科は本学の中では唯一カリキュラムの制約が多く、全学共通カリキュラム科目を除き、(履修自体は可能だが) 他学部の科目は卒業要件として認められない。
- 法律学科は、学部内で唯一コース制をとっており、2年次より「行政法務 (公法メイン)」「企業法務 (私法メイン)」「法曹 (六法メイン)」のいずれかのコースに所属する。
- 国際関係法学科は「国際法」「国際政治」「外国法・比較法学」「国際私法」が重点分野。
- 総合政策学科では「政策・地域」科目郡が設置されており、「地域・地方」が直面する様々な課題の背景や解決方法を考察していく。「環境・人権・福祉」を軸とし、「グローバルな問題をローカルな視点から考える」ことに重点を置いている。[98]
- 国際関係法学科、総合政策学科では1・2年次のEGAP英語科目が多く、週3コマ必修である。また、英語やドイツ語の文献を使い、法制度・法哲学を学ぶ「外国書講読」が全学科に設置されている(3学科共通・同一科目)
- 地域総合研究所の成果がフィードバックされ、「地域政策」に関する専門科目が豊富に設置されている。専門科目の法政総合講座では、各分野の専門家をゲストスピーカーとして招き、16年では草加市のまちづくり」、「越谷レイクタウンの開発」、「つくばエクスプレスとまちづくり」などを取り扱った。また、裁判の傍聴や模擬裁判、矯正施設の参観、税関や証券取引所の見学など、法律が実際に適用される場面への体験学習を取り入れている。
- 法律学科 (Department of Law)
大学院
- 法学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 法律学専攻
- 外国語学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- ドイツ語学専攻
- 英語学専攻
- フランス語学専攻
- 日本語教育専攻
- 経済学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 経済・経営情報専攻
- 法務研究科(専門職学位課程)
- 法曹実務専攻
研究・研究機関
「語学教育研究」を中心に、「地域政策研究」や「環境問題研究」にも力を入れている。
外国語教育の目的・内容・方法をさまざまな角度から検討する組織。
以前は学生などへの外国語学習支援も行っていたが、支援業務は教育研究支援センターへ移管し、現在は研究業務に特化している。
地域問題における研究・調査を行う為の組織。
その成果は大学教育や講演会の他、地域への政策アイディアの提供等を通じて還元され、外部からの受託研究にも対応するシンクタンク的な機能を目指している。
環境問題における研究・調査を行う為の組織。
地域総合研究所と同様にシンクタンク的な機能を目指し、その成果を大学教育や講演会などで、教育として還元していく。
データをより有用な情報にするための研究を行う。
前身の情報センターの支援業務が教育研究支援センターに移管したのに伴い設立された。
採択された教育プログラム
- 「学士力育成に資するEGAP英語教育の充実[104]」
「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」において
取り組みにおける「有機的・具体的な構成」「課題点の明快化」「学生学力の定量的な効果」などが評価され採択された。EGAP Can-do Listを作成、自律学習者の育成、FD活性化による教育力の強化、LMS (Learning Management System) を導入などの特色を持つ。
- 「キャリアカウンセリングの強化と地域の協力を得た就職支援」
「大学教育・学生支援推進事業就職支援推進プログラム」において採択された。
キャリアカウンセラーによる継続的な支援を柱に、学生の自発的な求職活動を推進する。
学生生活
キャリア開発
学生生活において、学芸と並び重要なキャリア開発において、キャリアセンターによるサポートが4年間を通じて行われている。
1・2年次を対象とした、授業 (全カリ「総合講座科目」) や講演会 (本学英語学科卒業の現役パイロットによる「エアライントーク」など) の開催などで、早期からの将来を意識した学生生活のプランニングをサポートし、3年次には年11回の「就職ガイダンス」を行っている。
また「キャリアディベロップメント講座」として、別途有料で「公務員試験対策講座」「公認会計士養成講座」「秘書技能検定試験対策講座」などが開講されており、1年次から参加可能。
その他、語学、簿記、法律、IT、総合旅行業務取扱管理者など学部教育に対応した分野の資格取得支援講座を開講している。
単一キャンパスであることの利点を活かし、4年間を通じたシームレスなサポートを実践している。
サークル・愛好会
英語会(E.S.S.)、演劇、軽音楽部などの約70の体育会サークル・愛好会、馬術・弓道などを含む約80の体育会サークル・愛好会が活動している。単一キャンパスである利点を活かし、学年・学部の枠を超え、幅広い交流が可能。
体育会には硬式野球部やサッカー部、男子ラクロス部、ラグビー部など多くの団体が所属している。硬式野球部は首都大学野球の二部リーグ、ラグビー部は関東大学4部リーグ、男子ラクロス部は関東学生一部リーグに所属している。
多くの団体は天野貞祐記念館アリーナやグラウンド、獨協大学越谷グラウンドで活動をしている。
その他
- 文化施設の無料(割引)制度
本学学生は、それぞれの施設の窓口で、学生証を提示し、「各制度の会員」である旨を告げることで、各文化施設を無料、もしくは割引料金で利用できる。利用できるサービスは各制度により異なるので、詳細は各窓口に要確認。
キャンパスから徒歩5分の獨協大学前駅から東京スカイツリーラインで上野・銀座・六本木などに直通しており、30分~1時間以内でアクセス出来る立地の良さから様々な美術館・博物館も利用しやすくなっている。
<国立美術館キャンパスメンバーズ>
東京国立近代美術館(本館・工芸館・フィルムセンター)、国立西洋美術館、国立新美術館
<東京国立博物館キャンパスメンバーズ>
<東京都歴史文化財団パートナーシップ>
江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都現代美術館、東京都写真美術館、東京都庭園美術館
<国立科学博物館大学パートナーシップ>
本館、自然教育園、筑波実験植物園
- 学園祭
獨協大学の学園祭は「雄飛祭」と呼ばれ、近年では10月末〜11月初旬の土・日曜日の2日間の開催となっている。
雄飛祭実行委員会が中心となって運営を担当し、参加団体は體育会や愛好会・サークル、ゼミなどで、種々のイベントが催される。
また例年6月上旬に文化系サークルが中心となる「創造祭」も行われる。[105]
学生が、大学生ならではの熱意・柔軟な発想を持って現代社会の諸問題に積極的に取り組むことを期待し、毎年秋~冬にかけて行われている。「論文としての体裁」「文章力」「結論の論理性」「今日的問題との関連性」などの視点から、最優秀賞や優秀賞が選ばれ、表彰状や副賞が授与される。例年、英語論文を含めた最新情報を駆使した内容[106]、統計的解析を用いて提案を行った物[107]、学生が海外に出向き、高度な実証研究を行った物[108]など非常にハイレベルな作品が応募されている。
大学関係者と組織
各センター
学生の留学支援のほか、海外大学との学術交流や国際シンポジウムの開催等を行っている。
学生の進路相談・就職支援を行っている。
一般授業に対するTA制度の導入や学部学科の行うFD活動に対する支援などを行う。
新たな教育支援に取り組み、内容をさらに充実させる為に、外国語教育研究所、情報センター、教育支援室、教務部、総務部で分散して行われていた教育支援業務を集約し拡充する事を目的に2010年9月に設立された。
子供が抱えている問題(虐待やいじめ)に関する相談を受け止め、解決のための支援をする権利救済機関。内閣府特命担当大臣表彰を受賞[109]
その他の関係組織
将来、英語教育に関わりたい学部・大学院の在学生、および現在、英語教育に携わっている本学卒業生により構成されている。
英語教育に関する勉強会や講演会を開催し、在学生と卒業生の交流の場ともなっている。
本学と学部生の父母が連携をとり、学生の学習支援を行っている。
同窓会組織
獨協大学の同窓会組織は、地域支部7・県支部15から構成される。設立以来任意団体だったが、2011年10月1日付けで一般社団法人へ移行した。現在の正式名称は「一般社団法人 獨協大学同窓会」である。
大学関係者一覧
施設
キャンパス
- 使用: 主要組織 全て
- 交通アクセス
→詳しくは「学園町 (草加市)」を参照
ドイツの博物館や国会議事堂など、有名建造物をモデルにした校舎と、豊かな自然が融合した美しいキャンパスが特徴である。 授業で使用される建物は、全て地上5階以下の階層となっており、高層建築物や地下室の教室は存在しない (学生棟のみ6階構造)。学生にとって快適・安全な修学環境を提供している。「エコ推進」と「ラーニング・コモンズ」が主なコンセプトとなっている。その「学習」「交友関係」「課外活動」などにおいての環境の良さは、内外で高評価を得ている。[110]
「人と自然と建物が調和する空間」をテーマに、キャンパス全体がエコ推進の視点で設計されている。学生が豊かな自然の中で過ごし、そのサイクルを観察することで、日々の生活様式を見直し、新たな気付きを得ることを目的としている。
東棟を初めとした、省エネ性能の建造物に加え、自然環境・生態系に配慮した工夫が随所に施されている。草加市が水田地域・里山だったころの生物が戻ってくるように、緑化や水田造りを推進し、生物多様性マップを作成している。近年ではオナガの巣作りや、ツミ、カルガモ[111]、オニヤンマ、ウグイス、メジロ、カエル[32]などが観察されている。ムカシトンボ、コガネグモなどの絶滅危惧種も確認されている。[112]
- ホタルが住めるほどの環境を目指し、環境共生研究所によりヘイケボタルの飼育が行われており、7月頃に鑑賞会が行われ、「ホタル観察週間」が設けられている。[113]水は地下水・雨水から調達されている。ビオトープとして他にも、メダカ、ミズスマシ、ミソハギなどの水生動植物の生息地となっており、周辺には、近隣の生態系に基づいた植物が植えられている。
・ミニ水田
- 「食・農業・環境」のつながりを学生が体感できるように農業を実体験するために実験農場。学生寮から出た生ゴミのリサイクル・堆肥化による土作り、学生が自ら田植え・収穫・乾燥・脱穀した「獨協米」や、東棟の庭園で収穫された野菜でおにぎりや豚汁を作る芋煮会などが行われている。安心・安全な食への価値・関心を育むことを目的としている。
・屋上庭園
- 東棟の屋上に近隣の里山を模した庭園が作られており、ノハナショウブ、ヤマシャクヤク、ウラシマソウ、ヒトリシズカ、クリスマスローズ、シャガ、ヒメシャガなど在来種を中心に130種類以上の植物や野菜が栽培されている。肥料には女子寮からの生ゴミやキャンパス内の落ち葉が使用されている。また中央棟横には「Edible Garden」が設置され、アメジストセージ、ミント、ローズマリー、カモミール、リュウノヒゲなどのハーブが栽培されている。
・親水護岸
- 埼玉県の「水辺再生100プラン事業」の一環として、学生センターの前に親水護岸を設置している。伝右川の水を校内に取り込み、学内で浄化するカスケードが設置され、浄化後の水を伝右川に放流している。放流の際には、カスケードで水の落下エネルギーにより発生した電力を利用している。
樹齢100年以上のクスノキをシンボルツリーとした、年間80種以上の野鳥や渡り鳥が生息する森などを擁し、豊かな自然環境が息づいている。さくら橋からキャンパスへ通じる「プロムナード」には桜やアジサイなど四季折々の草花が植えられ、前庭エリアに郡立する「生きている化石」と言われるメタセコイアは四季を通じ、幻想的で美しい雰囲気を醸し出している。週末や休日には、近隣住民の憩いの場ともなっている。近隣幼稚園による自然観察会も行われており、ヤゴ、タニシ、チチブ、テナガエビの観察や、ホタルの幼虫の小川への放流など子供達に自然と触れ合う機会を提供している。[114]
全学的に「アクティブ・ラーニング」が推進されており、授業で使う教室以外に学生の自律学習の為のスペースが非常に充実している。
・天野貞祐記念館内には、図書館に「共同学習室」と「グループ利用席」が設置されており、共同学習室には、ホワイトボード・スクリーン・AV機器・PCなどが完備されている。95万冊に及ぶ蔵書や、レファレンスカウンターを活用した学習が可能である。また「MM工房」内のコラボスペースも、ゼミの発表練習などに使用が許可されている。前述の通り「ICZ」内では、外国語学習に関する、豊富な学習環境が提供されている。
・西棟には、多種多様なラーニングスペースが設けられた「コミュニケーション・ラウンジ」や、学生が自ら利用方法を模索し、活用できる「ラーニングスクエア1・2」など特に充実している。
他に東棟・西棟の両方に設置されているキャレルブースや、学生センターの共有スペースなど。「ICZ」による、語学学習や、留学生との交流を目的とした「グローバルイベント」、「MM工房」による画像・映像編集に関する講習なども行われている。
- 天野貞祐記念館
地上5階建て、高さ33m、延床面積約29,500㎡
・「日本建築家協会優秀建築選2008」「2013年度草加市まちなみ景観賞」受賞
創立40周年を記念して建設された学内最大の複合施設であり、外観はドイツの国会議事堂をモデルとし、石の素材感をインテリアのベースとしている。
- 「西側の図書館ゾーン」「東側の教室ゾーン」「中央のICZ」で構成され、教室ゾーンには各種規模の教室と大講堂、保健センター、キャリアセンター、国際交流センター、カウンセリングセンター、獨協歴史ギャラリー、外国語教育研究所などが設置されている。1階ではカフェテリア「STYLE CAFE」が出店し、店内に約60、オープンテラスに約20席の座席が設置されている。
- 1階に設置されている「獨協歴史ギャラリー」は獨協学園の創立から現在に至るまでの歴史を映像や現物資料で展示すると共に、西周や天野貞祐を初めとした学園所縁の学者・文化人の業績を展示している。中でも天野邸[115]の書斎が再現されたブースには、天野貞祐が愛用していた木製机が置かれている。これは天野の恩師・桑木厳翼から譲り受けたものである。[116]
- 図書館
天野貞祐記念館内に位置する。
敷地面積:11555m^2、蔵書約95万冊、閲覧席1130、PC設置席114。
- 蔵書の約半数を1階から3階の開架書架に、残りを4階にある自動書庫に配置。
- 研究個室やキャレルコーナー、グループ利用席、共同学習室、AVコーナー、発話トレーニングブースなども設置され、利用可能。
- 蔵書検索・データベースの利用方法、レポート作成法など様々なガイダンスを実施している。
- 大講堂
天野貞祐記念館3階に位置する。
収容人数は504人で、三層分の高さを有する階段状の円形講堂。
- 中央棟
法人本部や事務局、教員研究室で構成され、1階にはDOKKYO ADMISSIONS OFFICE「DAO」(入試課)、講師室、教育研究支援センターなど、2階には総務や会計などの各種事務局や教職員食堂などが設置されている。[117]
- 東棟
延床面積約15,000㎡、地上5階建ての教室棟。
・「2011年埼玉県環境建築住宅賞優秀賞(一般建築部門)」受賞
・国土交通省平成21年度(第1回)「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」採択。
外観はドイツのペルガモン博物館をモデルとし、3層構成のシンメトリーな2つの棟をガラス張りのブリッジが繋ぐ構造となっている。開学時に最初の授業が行なわれた2棟の跡地に建設された。インテリアのベースは木の素材感で、埼玉産の間伐材が使われている。
計65の教室を有し、教室割りやゾーニングの変更が可能なフレキシブルな設計となっている。 1・2階は大規模な階段教室が4室設置され、同一講義を最大1600人が同時に受講できる。 3階には「同時通訳演習室」や「環境生物実習室」などの特殊教室と小教室。 4階はPC教室'、5階は全て、ゼミや語学教育などの対面型少人数教育用の小教室で構成される。 「中の学び」と位置付けた教室に対し、「外の学び」として、くつろぎと学びの機能を備えた、キャレルブースや学生ラウンジなど特徴的な共有スペースを有する。
屋上には太陽光発電、GHP室外機発電などの分散型発電を設備している。また、光ダクトや自然換気窓、井水冷熱、地中熱を利用した空調方式を採用するなど環境に配慮した省エネルギー・省CO2推進施設となっている。
- 創立50周年記念館 (西棟)
2017年2月に完成し、竣工式が執り行われた。
東棟と類似した構造となっており、再生可能エネルギーや自然環境の利用を組み合わせた最先端の環境テクノロジーを取り入れた設計となっている。
今後本学における学びのスタイルとして、全学的に導入・推進されていく「アクティブラーニング」の拠点として「ラーニングコモンズ」のコンセプトを具現化することをテーマとしている。
本棟の完成をもって、本学の「エコ推進型・里山キャンパス」のハード面の整備は完了した。
- 学生センター
地上6階建て、延床面積約1万m²
・「2013年度グッドデザイン賞」[118]、「2013年度草加市まちなみ景観賞」受賞。雑誌「近代建築」2013年5月号の表紙を飾り、優れた設計・機能が特集された。[119]
1階には「STYLE CAFE STAND」が設置されており、日替わりの弁当、パン、有機栽培の豆を使ったコーヒー、カフェラテなどが販売されている。[120]
- 35周年記念館
1階は体育館アリーナと多目的スペース、各種大学生協など、2階には約200名を収容可能な小講堂、学生食堂がある。3階は音楽練習室を有する。[121]
- 学生食堂
35周年記念館2階に位置し、グリーンハウスへの委託により運営されている。約2000の座席を有し、晴天時にはテラス席の利用も可能である。[122]
- グラウンド
総面積は約29,000㎡
2007年3月にリニューアルされ、体育科目や学友会活動のみならず、地域住民の心身の健康維持・増進を目的とした施設となっている。
2005 FIFA U-17世界選手権や横浜みなとみらいスポーツパークで採用された第5世代と呼ばれる最新のドイツ製人工芝(枝葉部分は65ミリ)が敷設されている。[123]
グラウンドの外周には一周約630mランニングロードが設置されている。
寮
「敬和館」と呼ばれる女子学生寮が運営されている。
名前には大学創設者の天野貞祐の、人間関係を律する基本的なあり方と考えられる「敬して和する」精神に由来し、命名されている。
地域と子どもリーガルサービスセンター、獨協地域と子ども法律事務所、社会人向け大学院教室を含む地上10階建ての総合教育施設として2012年2月に竣工した。
学外施設
- 越谷グラウンド
- 天野貞祐記念球場
- 獨協学園新甲子セミナーハウス
- 館山海の家
- 日新寮
他大学との協定
- 獨協大学と放送大学との間における単位互換に関する協定書(1999年締結)
- 埼玉県東部地区大学単位互換協定(2003年締結)
- 大学院英米文学・英語学分野の単位互換制度に関する協定書(2003年締結)
- 大学院委託聴講生(フランス語フランス文学専攻)に関する協定書(2004年締結)
交換協定校
系列校
本学の他、以下の学校は全て学校法人獨協学園の設置している大学・専修学校・高校・中学である。
- 獨協医科大学
- 獨協医科大学附属看護専門学校
- 獨協医科大学附属看護専門学校三郷校
- 姫路獨協大学
- 獨協中学校・高等学校
- 獨協埼玉中学校・高等学校
- 「獨協埼玉高等学校」卒業生の約2割は本学へ進学する。[124]本学への推薦入試資格が得られる高大連携カリキュラム「獨協コース」が設置されており、英語学科・交流文化学科を除く全学科への進学が可能。[125]英語学科・交流文化学科へは「英検準1級取得」などの条件を満たすことで推薦資格が得られる「単願」「併願」推薦が利用可能。
- 一般的に付属校から大学への進学は容易なケースが多いが、獨協埼玉高等学校から、獨協大学への進学は、かなり厳しい勉強の要求・条件が設定されている。[126]
社会との関わり
地域貢献
獨協大学、草加市、草加商工会議所の三機関で、地域活性化を目的として行っている産学官連携の「そうか産学行連携」を初めとし、本学と草加市は様々な面で共同の取り組みを行っている。
地域総合研究所は地元企業や行政と連携し、松原団地の再生などの地域政策について、シンクタンクとして取り組んでいる。
- 地元草加市のみならず、埼玉県はじめ、近隣自治体との連携事業を促進するため、公開講座「オープンカレッジ」を開催するほか、隣接する足立区の住民に多様な学習機会を提供するため、足立区生涯学習センターと提携し、毎年提携講座を開講している。
・地域ビジネススクール草加
・駅西側地域意見交換会
・こども大学そうか[129]
・草加市英語検定試験学習会[131]
- 本学の英語教員志望の学生が、市内中学生に英語技能検定試験に向けた、補修を行っている。
- 環境ステーションとして
「獨協大学環境宣言」を掲げ、学内のみならず、地域の 「生物多様性の回復」 や、学内に設置されたモニターで周辺地域のエネルギー消費量に関するデータを集約するなど 「環境共生型の社会づくり」 に取り組んでいる。学長をトップとする推進体制の下、草加市・市民団体・各種企業(建設会社やエネルギー関連企業)とも連携を取り、活動の継続的な改善・拡大を行っている。
・Earth Week Dokkyo[132]
- 国際環境経済学科の「再生可能エネルギー普及プロジェクトチーム」と有志学生による企画運営で「持続可能な地球社会」をテーマに環境週間が実施されている。「地球温暖化と省エネ」「食と農」など、環境に関する講演会・討論会、学内で栽培したラベンダースティックや種子の配布、ファーマーズマーケットの開催などが行われている。
・伝右川再生会議
- 2014年より、本学学長・学生・市民団体を交えて、伝右川の浄化や、川を中心とした賑わいの再構築などについて、「流域の思想」に基づいた話し合いが行われている。流域の思想とは、「川というものは、その流域で暮らす、上流域、中流域、下流域の人たちのつながりも含めて、自然環境とのかかわりあい方や考え方を形成するための大きな母体になる」 (環境報告書2013より抜粋) という考え方である。
- 本学を草加市における「水と緑の拠点」と位置づけ、地域全体に小動物・鳥・昆虫が生息し、自由に行き来出来るように、キャンパス内の森と市内の公園や水辺 (草加松原など) を緑の道で結ぶ活動が行われている。それに合わせて、北側に隣接する松原団地記念公園 (コンフォール松原の中心部) と本学の一体化も行われている。
・学生の取り組み
- 国際環境経済学科の学生により2014年より、近隣小学校での水質浄化やリサイクルなどの環境教育活動や、「フクシマの未来を考える」と題された、日本のエネルギー問題に関する講演会・討論会が毎年開催されている。その他、市民団体「綾瀬川を愛する会」と共同での水質や生物に関する調査、環境団体「Deco」と市民団体による伝右川の投棄物サルベージ活動など、学生による取り組みも多く[133]、学生が社会と関わる窓口となっている。Decoは「さいたま環境賞」を受賞している。[134]2018年には、過去17年間にサルベージした自転車の合計台数が1,000台数を超え「草加市市政功労者」に選定された[135]。
- また本学のような環境推進型の大学を選択し、入学した学生はグリーン購入をしていると言える。
外国語弁論大会
獨協大学では各種弁論大会が開催されている。
「天野杯英語弁論大会」・「天野杯ドイツ語弁論大会」は全国の大学生を対象とした学生スピーチ大会であり、「大隈杯 (早稲田大学)」「福沢杯 (慶応義塾大学)」と共に全国三大スピーチコンテストの一つに数えられている。
英語弁論大会は日本で文部科学大臣杯が授与される唯一のコンテストである。
また高等学校における英語教育推進・ドイツ語教育推進の一助になるべく「全国高校生英語プレゼンテーションコンテスト」・「全国高校生ドイツ語スピーチコンテスト」を開催している。本選上位入賞者には賞状及び副賞が授与される。
その他
- 上記の「獨協インターナショナルフォーラム」の他にも、各研究所や学部などによって、様々なテーマについてのシンポジウムやフォーラムが頻繁に行われている。本学と国・県・市との連携強化のみならず、学生が社会との関わりを得る機会や、市民の声が行政に直接届く貴重な場となっている。
- 2008年以降の実績一部
- ・草加市制50周年記念シンポジウム
- ・獨協大学・草加市地域研究プロジェクト 研究発表会「草加市の子どもと英語教育」(2018.3.10[137])
- その他の社会的活動
- 実績一部 (記載がない出展は全て本学HP 括弧内は掲載日時)
- ・天文・宇宙Week
- 2011年5月19日から23日まで国際教養学部主催の「獨協大学 天文・宇宙Week」が開催された。
- 宇宙航空研究開発機構(JAXA)による小惑星探査機「はやぶさ」カプセル等の展示協力機関に選定されたことによる。[138]
- ・東日本大震災に対する支援活動[139]
- ・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と連携協定締結 (2018.1.14)[140]
- ・富山県立山町との協力協定 (2015.3.15)
- 観光ウェブサイトの他言語化において協定を結んだ。[141]
- ・杉原千畝 世界記憶遺産申請報告会 (2015.11.21)[142]
- ・ドイツ連邦共和国 国務大臣に名誉博士の称号を授与(2010.10.8)
- 2010年、「日独交流150周年式典」を機に来日した、ドイツ国務大臣コルネリア・ピーパーに、同氏の教育に対する誠意ある熱意と功績を称え、名誉博士の称号を授与した。[143]
- 学生による各種コンペティションへの参加や、社会活動
- 経済学部を中心に、大学生向けのコンペティションへの参加が積極的に行われており、優れた実績を挙げている。また、その他、社会的イベント・活動への参加も積極的に行われている。
- 2011年以降の実績一部 (記載がない出展は全て本学HP 括弧内は掲載日時)
- ・「埼玉県ふるさと支援隊」としての活動 (2011.10.25)
- ゼミによる提案が採択され、地域活性化に向け2011年7月から翌年3月まで活動を展開した。また、この活動は2017年に埼玉県主催の企画提案協議会を経て、事業調査研究事案に正式採択された。 (2017.6.8)
- ・「日経GSRプロジェクト」での受賞
- 2012年から2014年まで、参加し4回受賞している。2013年および2014年は最優秀賞。 (2012.9.24~2014.9.29)
- ・「大学経済ゼミナール那須塩原市活性化プレゼン大会2014」で準グランプリ (2014.12.18)
- ・英語学科学生が「通訳コンテスト」[144]で入賞 (2014.12.18)
- ・「立川町活性化インターカレッジコンペ」2012年より5年連続受賞。 (2016.11.30)
- 下記参照。2012年に交流文化学科のゼミが最優秀賞を受賞。
- ・交流文化学科ゼミの企画が旅行会社により商品化 (2013.7.16)
- 前述の「インターカレッジコンペ2012」で最優秀賞を獲得した本学学生の企画が近畿日本ツーリストによりツアー商品として企画・実践された。
- ・「春日部市大学生政策提案コンテスト2015」で最優秀賞 (2015.10.20)
- その後、2016年に本学学生と春日部市長・職員と事業化じ向けた意見交換が行われた。 (2016.2.19)
- ・英語学科学生による「LUNCH POEMS @ DOKKYO」開始 (英語学科原成吉ゼミHP 2016 10.20)[145]
- ・「日本遺産 かかあ天下ぐんまの織物語 魅力発信 学生企画コンペティション2016」最優秀賞 (2016.12.8)
- ・「大学生観光まちづくりコンテスト」準優勝およびパフォーマンス賞 (2017.9.12)
- ・「国際協力イベント グローバルフェスタJAPAN 2016」への参加 (2016.10.3)
- ・「国連WFP協会主催チャリティーウォーク」ボランティアとして参加 (2016.5.21)
- ・「日本青年会議所主催関東地区フォーラム」に本学学生が参加 (2016.5.20)
- ・経済学部学生が「カンボジアの開発援助機関」を訪問 (2017.9.13)
- ・経済学部PBLゼミ「日本NPO学会」で発表 (2017.5.19)
- ・交流文化学科「Dokkyo Together[146]」が国連HPで紹介される (2017.10.3[147])
- ・交流文化学科「ツーリズムEXPOジャパン2017」に参加 (交学科HP 2017.10.6)
- ・英語学科生の執筆記事が「The Japan News」に掲載される (英語学科HP 2017.10.30)
- ・経済学部ゼミ「グローバルフェスタJAPAN2017」に参加 (2017.11.9)
- ・経済学部ゼミ「JICA地球ひろば」で報告会 (2017.11.9)
- ・経済学部ゼミ「春日部市大学生政策提案コンテスト2017」審査員特別賞 (2017.11.20)
- ・経営学科生が現役学生として本学初めて公認会計士試験に合格 [148]
- ・福島県の「大学生の力を活用した集落復興事業」に本学学生19名が参加し、現地調査を行った [149]
- ・交流文化学科生が、岩手県で開催された「What's shishi-odori」にて通訳として活躍 (交学科HP 2017.12.13)
- ・英語学科ゼミ「my Japan Award 2017」河尻亨一 賞[150] (2017.12.18)
- ・交流文化学科生が「世界遺産検定マイスター級」に合格 (交学科HP 2018.2.8)
- ・英語学科&交流文化学科「そうか産学行連携事業」である「草加産業観光ツアープラン ワークショップ[151]」に学生5チームが参加 (2018.2.23)
- ・経済学科 PBLとして「減災マニュアル」を作成し、「東武よみうり新聞」で紹介される。また議員会館にて衆議院議員と防災、減災について意見交換を行う (2018.3.6)
- ・「埼玉県ふるさと支援隊」としての活動 (2011.10.25)
- テレビ撮影・メディア
- ・ドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」7話の撮影が本学で行われ、木村拓哉や篠原涼子らが本学に訪問した。[152]
- ・「毎日かあさん」の収録が本学で行われ、ゴルゴ松本や繁田美貴などが本学に訪問した。[153]
- ・ドラマ「リッチマン、 プアウーマン」の収録が行われ、石原さとみなどが来校した。[154]
- ・ドラマ「蜜の味」の収録が行われ、榮倉奈々、菅野美穂、ARATAなどが来校した。本校でクランクインし、ファーストカットの撮影が行われた。[155]
- ・ドラマ「学校のカイダン」の撮影が行われ、神木隆之介、広瀬すず、金子ノブアキ、浅野温子、野波麻帆などが来学した。[156]
- ・情報番組「出没!アド街ック天国」にて「語学の名門大学」として本学が紹介された。[157]
- ・「夜の巷を徘徊する」[158]にてマツコ・デラックスが訪問
脚注
- ↑ 1.0 1.1 獨協大学ウェブサイト「沿革」
- ↑ 獨協大学ニュース2009.1号
- ↑ 大学ホームページにおける記述、学生向けシラバス、獨協大学ニュースなどより
- ↑ 4.0 4.1 大学ホームページ「獨協大学の国際化推進に関するビジョン」より
- ↑ 外国語教育研究所ホームページより(平成28年9月閲覧)[1]
- ↑ 法律学科のみ他言語を第1外国語として選択可能
- ↑ 学科紹介 大学ホームページ
- ↑ 特にドイツ語学科、フランス語学科では、ドイツ語やフランス語の専門テクストを使用したり、各言語で開講される専門分野科目が設置されている。
- ↑ 法学部のみ
- ↑ 留学生や帰国生向け
- ↑ ドイツ語・英語・フランス語、それぞれの言語に関する書籍・新聞・雑誌などの閲覧、AsiaSat衛星やCS放送でのニュースの視聴などが可能。Welcome partyやChristmas partyなどの交流イベントも開催される
- ↑ 中国語、スペイン語、韓国語、日本語に関連した資料の閲覧や活動が可能
- ↑ 英語は初級・中級で月曜~金曜の週5日実施。それ以外の言語は入門・初級で週1~2日実施。
- ↑ 「学習法に関する講座」の開催や「英語学習サポートルーム通信」も定期的に配布している。
- ↑ AVコーナーブースではあらゆる映像音声ソフトが視聴可能な他、衛星基幹放送を利用してCNN、BBC、KBS、ドイツ国営放送、アルジャジーラ等の番組を視聴できる。図書館所蔵の洋画も視聴可能。
- ↑ 「the japan times ST 2018.4.27『グローバル人材を育成する大学 特集』」で上智大学・立教大学と共に紹介されている。「大学Times vol.11グローバル人材育成と大学の動向」で国際基督教大学・上智大学と共に特集されている
- ↑ 獨協大学ニュース2016.4
- ↑ ①情報収集・プレゼンテーションなどを行う十分な英語力②GPA2.75以上③リーダーシップを有すること などが応募条件。 獨協大学HPニュース一覧2017.9.26
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧2015.3.31
- ↑ 獨協大学HP→国際交流センター→獨協インターナショナルフォーラム
- ↑ 第23回のみインターグループ
- ↑ 第21回以降
- ↑ 獨協大学父母のHP「沿革」
- ↑ 獨協大学ニュース2011年12月
- ↑ 本学HPニュース 2012年11月7日
- ↑ ニッポンのイベント紹介サイトJAPAN ATTRACTION
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧2017.10.16
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧2017.10.16
- ↑ 特に国際教養学部
- ↑ 言語学系の科目に関しては、外国語学部内に設置されている専門科目は、主に各専攻語の個別言語を対象にした物(英語学・フランス語学など)だが、本科目郡には、「言語学概論」「意味論」「談話論」「応用言語学」「第二言語習得」などの一般言語学に関する科目や、「日本語文法論(形態論・統語論)」「日本語教育」など日本語学に関する科目、「ロマンス語研究入門」「ラテン語」「古代ギリシア語」などの科目も設置されている。全学科生を対象とした「日本語教員養成課程」が設置されている。
- ↑ 本学HP(大学案内)→(創立者・天野貞祐)→(獨協大学の狙い)より抜粋)
- ↑ 32.0 32.1 環境報告書2013より
- ↑ 草加市ホームページ平成28年10月閲覧
- ↑ 本学HPニュース一覧 2018.2.2
- ↑ 草加市HP→ユニバーサルデザインの事例7 H30
- ↑ 平成27年度 地方創成に向けた大学等知財活用等事例集 関東経済産業局
- ↑ グラフィックデザイナーの松永真により図案化された。(詳細はリンク先を参照)
- ↑ 系統色名は「こい紫みの青」。校章やロゴタイプに使用されている。
- ↑ 作詞:小池辰雄 作曲:萬澤遼
- ↑ 作詞:谷川正秋 作曲:野田隆造
- ↑ 1966年、当時の体育委員会による公募によって制定された。作詞、作曲共に在学生の作品が選ばれた。
- ↑ 作詞:嶋崎千秋 補作詞・作曲:小椋佳 編曲:村田和人 歌唱:須藤薫
- ↑ 創立35周年記念事業の一環として、公募によって制定された。「Dok+α」というロゴタイプも制定されている。
- ↑ 1971年より当時の西ドイツで放送された教育番組「Die Sendung mit der Maus(ねずみのばんぐみ)」に登場するキャラクター。日本でも「だいすき!マウス」として放送された。
- ↑ 大学ホームページより
- ↑ 創立50周年を迎え、大学の魅力を広くアピールするため、第50回宣伝会議賞を通じて募集・選出(協賛企業賞)された。
- ↑ または「ワンキャンパス」
- ↑ 全学共通カリキュラム「総合講座」や各学科主催による講演会など
- ↑ 本学HP→学長メッセージ H30
- ↑ 市と共催の国際交流フェスなど
- ↑ 全日本空輸や日本航空等の航空業界やJTB等)
- ↑ キャリアセンター資料
- ↑ 交流文化学科の専門科目が学部共通科目として開講されている
- ↑
- ↑ 交流文化学科の専門科目が学部共通科目として開講されている
- ↑ オールタナティブツーリズムなど
- ↑
- ↑ 学園祭実行委員やアルバイトの経験など
- ↑ 交学科HP N&T 2015.12.8
- ↑ 「ドイツ語圏の言語」「ドイツ語圏の文学」「ドイツ語圏の思想」など
- ↑ 「ドイツ語圏の美術」「ドイツ語圏の音楽」「ドイツ語圏の演劇」など
- ↑ 「ドイツ語圏の政治・経済」「ドイツ語圏の歴史」「ドイツ語圏とEU」など
- ↑ 本学HPニュース一覧2018.3.9
- ↑ 本学HPニュース一覧 2015.12.2
- ↑ 国際ビジネス都市「香港」で行われる
- ↑ 旅客機の見学、豪華客船への搭乗、本学科出身の現役パイロットや客室乗務員との対話など
- ↑ 本学HP ニュース一覧 2017.12.23
- ↑ 「フランス語学」「フランス語教育」「マスメディアのフランス語」など
- ↑ 「フランス文学」「フランスの美術」「フランスの舞台芸術」など
- ↑ 「フランスの政治経済」「フランスの歴史」「フランスの現代社会」など
- ↑ 必修の総コマ数は7コマと英語学科(4コマ)の約2倍である。
- ↑ 授業の中でツーリズム業界におけるキャリアデザインを行ったり、インターンシップを取り入れるなど、専門教育とキャリア教育を融合させている
- ↑ 英語学科・ドイツ語学科・フランス語学科の地域研究科目も設置されており、国際教養学部とは異なった形で多言語多文化へアプローチしている
- ↑ 英語学科とほぼ共通だが、ドイツ語学科・フランス語学科の社会科学系の科目も設置されている
- ↑ 1年次に必修の入門科目「交流文化論1~3」で、それぞれ「1.ツーリズムの基礎」「2.社会学/文化人類学の基礎」「3.グローバル社会の基礎」を学ぶ。
- ↑ 本学HP→学部学科紹介「英語学科」
- ↑ 本学HP 大学案内→特徴→外国語教育
- ↑ 交流文化学科HP
- ↑ 交流文化学科HP. FAQ
- ↑ 立教大学観光学部における同数字は約3割(同大学観光学部HP「学生生活.進路」より)
- ↑ 本学HP.学部学科.英語学科.卒業後の進路・主な就職先
- ↑
- 以下は学科で行われたフィールドワークの例 (一部)
- ・そうか産学行連携事業「草加市産業観光ルート策定に関する基礎調査」に学生が参加。モニターツアーや、その知見に基づいたワークショップを行った。 (交学科HP N&T 2016.4.11)
- ・こころみ学園への学外研修 (交学科HP N&T 2016.3.24)
- ・国連やJICAの関連施設を訪問 (交学科HP N&T 2017.4.4)
- ・都内にあるビルマ仏教寺院を訪問 (交学科HP N&T 2017.6.13)
- ・「持続可能な開発」をテーマとするゼミが、フェアトレード・タウン熊本を訪問し、フェアトレード推進、オーガニック、被災地復興支援について学んだ。(本学HP ニュース一覧 2017.9.28)
- ・「リトルワールド」を訪問し、文化人類学者の現地調査や、展示を作るプロセスなどについて学んだ。 (交学科HP N&T 2017.12.20)
- ↑ 本学環境報告書2017
- ↑ 獨協大学ニュース2013.6月号
- ↑ the japan times ST 2018.4.27「グローバル人材を育成する大学→獨協大学」より 上智大学・立教大学と共に紹介されている
- ↑ 学生の問題解決型プレゼン能力の向上、日頃の研究学習の成果共有を目的とする 本学HPイベント情報 2017.10.25
- ↑ 獨協大学ニュース2017.12月号
- ↑ :「ミクロ経済学」「マクロ経済学」「統計学」の上級科目、「ゲーム理論」「計量経済学」「経済学史」「経済社会学」など
- ↑ :「金融論」「財政論」「現代人口論」「都市経済学」「医療経済学」「精神保健福祉論」「社会保障論」「産業構造論」「産業組織論」など
- ↑ :「国際経済学」「国際金融論」「国際貿易論」「日本経済論」「アメリカ経済論」「東アジア・中国経済論」など
- ↑ : 「経営戦略論」「経営組織論」「経営管理論」「人的資源管理論」「リスク・マネジメント論」「研究・開発マネジメント」「経営意思決定論」など
- ↑ :「マーケティング論」「証券市場論」「広告論」「行動科学論」「ベンチャー企業論」など
- ↑ :「上級簿記」「会計学原理」「財務会計論」「原価計算論」「経営分析論」「管理会計論」など
- ↑ :「コンピュータ・アーキテクチャ」「アルゴリズム論」「プログラミング」「データマイニング」「多変量解析」「社会調査論」「著作権法」など
- ↑ :「環境経済学」「環境政策論」「資源・エネルギー経済論」「地球環境論」「地域生態論」「環境ビジネス論」「環境マネジメント論」「環境法」など
- ↑ :「開発経済学」「経済地理学」「国際政治経済学」「国際公共政策論」「公共経済学」「国際経済法」「国際組織論」「国際NPO論」など
- ↑ :前述の通り、国際関係学部としての側面も持つ本学科は、必修のEGAP科目が1年次4コマ、3年次まで計8コマ設置されており、コマ数のみで言えば、他大学の文系学部平均の2倍、本学の国際教養学部と同等である。また語学を専門としない経済学部・法学部の中で唯一「英語科目」が専門科目として設置されており、主に3年次 (一部2年次) 以降から履修可能となる。科目としては、経済に関する英語文献を講読する「専門英語」(経済学部共通)、地球環境や公共政策について英語で講義を受ける「Introductory Lecture」、The Japan Timesなどの英字新聞の読解訓練を行う「メディア英語」など。
- ↑ 獨協大学ニュース2008.4号
- ↑ :「行政法」「教育法」「租税法」「地方自治法」など
- ↑ :「会社法」「手形・小切手法」「商法」「倒産法」など
- ↑ :「民事訴訟法」「刑事訴訟法」「民事執行法」「労働法」など
- ↑
- ↑
- ↑ 日本学術振興会ホームページ
- ↑ 本学HPイベント情報2015.6.3~6.6
- ↑ 獨協大学ニュース2014.1月号
- ↑ 同2016.1月号
- ↑ 同2017.1月号
- ↑ 本学HP ニュース2013.11.21
- ↑ 日経キャリアマガジン2011.6.9「本当の就業力が育つ大学ランキング」で本学が2位 獨協大学HPニュース一覧2011.7.25にも掲載
- ↑ 本学HP ニュース 2014.4.22
- ↑ 環境報告書2017
- ↑ 獨協大学HPイベント情報2017.7.14
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧 2016.6.7
- ↑ 武蔵野市吉祥寺にあり96歳で逝去するまで、多くの時間をこの書斎で過ごし、本学の理念もこの机で書かれた。
- ↑ 獨協大学ニュース2008.5号
- ↑ 2階の教職員食堂は、12:45から14:00までの時間であれば学生も利用できる。 DOKKYO ADMISSIONS OFFICEでは入試課職員に加えて学生スタッフが待機し、入学希望者の質問や相談、キャンパスツアーに対応している。4階から9階は教員の研究室となっている。
- ↑ グッドデザイン賞HPより、平成28年閲覧
- ↑ 学生ラウンジや、イベントホール、フリースペース、トレーニングルーム、音楽スタジオ、茶室、演劇ホール、武道場、各部室、愛好会ロッカー室などを備える学友会活動の中心となっている。また、グラウンドに隣接する別館があり、シャワールームや更衣室、弓道場が設置されている。 1階には学生課、2階には文化祭実行委員会、学友会総務部長室事務課、3階には学友会本部、卒業アルバム編集委員会が入居する。
- ↑ 獨協大学ニュース 2017.11月号
- ↑ 1階にはセブン-イレブン、書店(丸善)、旅行代理店(東武トラベル)、自動車教習所・専門学校・卒業時装等斡旋サービス、アパート斡旋サービス、理容室などが出店する。
- ↑ 営業時間は日曜日・祝日および夏季・冬季休業期間の一部を除く8:30から17:30(土曜日は15:00)まで。食堂内にはパンやスナック菓子、飲料などの売店が併設され、昼休み時間には弁当販売が行われている。
- ↑ サッカー(68m×105m)、ラクロス(男子:55m×100m、女子:60m×100m)、ラグビー(70m×120m)、アメリカンフットボール(48m×109m)、野球、フットサル(18m×38m×3面)、テニス(10.97m×23.77m×4面 ※公式2面)、アーチェリー(90m、70m、60m、50m、30m)、陸上競技(300mトラック2レーン、150m陸上直線走路3レーン)に対応する。
- ↑ 獨協埼玉中学校・高等学校HPより
- ↑ 同高校HP→教育 進路→学習内容
- ↑ 獨協埼玉高等学校 学校評価 第三者評価2014年度 より
- ↑ 本学HPニュース一覧2015.10.31
- ↑ 本学HPニュース一覧 2017.1.27
- ↑ 草加ふさららポータルより
- ↑ 本学HPニュース一覧 2017.7.5
- ↑ 本学HPニュース一覧 2017.10.10
- ↑ 獨協大学HPイベント情報2017.6.26
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧2015.7.22
- ↑ 獨協大学HP 2010.4.7
- ↑ 本学HPニュース一覧2018.2.2
- ↑ 獨協大学ニュース2009年1月号
- ↑ 本学HP.イベント情報
- ↑ オープニングセレモニーでは、梶山皓学長の挨拶、立川敬二宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事長による講演が行われた。
地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンに世界で初めて成功し、ギネス世界記録にも認定された「小惑星探査機はやぶさ」のインスツルメントモジュール、搭載電子機器部、パラシュート、エンジニアリングモデルなどが展示された。
このほか、佐藤勝彦自然科学研究機構機構長をはじめとした天文・宇宙科学分野における研究者やエンジニアによる総計21に上る講演、シンポジウムが開催された。
- 来場者は5日間で約18,000名を数えるなど国内で行われた一般向け展示会では最大規模の天文・宇宙催事となった。また、翌年の2012年1月8日には天野貞祐記念館大講堂にて「獨協大学 天文・宇宙Week特別企画」が開催され、はやぶさプロジェクトマネージャーの川口淳一郎宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授による特別講演が行われた。この様子はニコニコ生放送でライブ中継され約4万人が視聴している。
- ↑
- 東日本大震災に際して、学友会本部の学生が主体となり、被災者にむけた義援金募集活動と教材・図書等の募集が行われた。寄付金は総額214,036円となり全額日本赤十字社に寄託された。教材・図書等はダンボール19箱分が寄付され被災地である宮城県気仙沼市の学習塾に送付された。
- ↑
- 2020年東京オリンピックの成功に向け、大学と組織委員会が資源活用の為の連携・協力体制の構築を行う。学生参加のイベントやボランティアも予定されている。
- ↑
- ↑
- 八百津町が「杉原リスト」を日本ユネスコ国内委員会に申請した際、八百津町が所有するビザ発注の際のパスポートの翻訳・解読作業を、本学の外国語学部教授5名が行い、八百津町町長や、杉原千畝記念館館長から、本学へ感謝状が送られた。それを受け、2015年11月18日~11月23日、まで「杉原千畝 ユネスコ世界記憶遺産登録申請 特別展」が開催された。
- ↑ 授与式には駐日ドイツ大使をはじめとするドイツ連邦関係者や400名近い学生などが参加した。授与式に続き、同氏による記念講演「日独交流150周年~未来への宝物」が行われた。また本学の格別な功績が高く評価され、ドイツ連邦外務省からの5年間に渡る奨学金が贈られた。
- ↑ 名古屋外国語大学で行われる全国規模もコンテスト 本年度以降も入賞している
- ↑ 学生が外部より詩人を招き、朗読会を開催する。 その様子を獨協大学図書館に国内外の誰でも視聴可能なデジタルアーカイブとして保存し 「声の文化」として詩人達が構成する一時代の言葉の地層を形成するプロジェクト。
- ↑ 国連による難民支援プログラム TOGETHERに関連した取り組み
- ↑ 交流文化学科HP News&Topicより
- ↑ 獨協大学ニュース 2018年1月号
- ↑ 獨協大学ニュース 2018年1月号
- ↑ 「海外へ発信する映像コンテスト」日本最高峰のクリエイターが審査員を務め、入賞すること自体が快挙とされる
- ↑ 草加商工会議所、草加市、市内企業も参加
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧2010.6.29
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧2010.6.23
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧 2012.7.5
- ↑ 獨協大学HPニュース一覧 2011.10.12
- ↑ 本学HPニュース一覧 2015.3.7
- ↑ 2011.11.19
- ↑ 2018.6.7
参考文献
Wiki関係他プロジェクトリンク
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