ベツサイダ
提供: miniwiki
ベツサイダ(英語:Bethsaida)は新約聖書に登場する町の名前である。「漁師の家」という意味のアラム語を音訳した地名である。今日のイスラエル共和国の古跡エッ・テルであると言われる。
聖書
イエス・キリストの最初の弟子になった漁師アンデレ、ペテロ、ピリポの故郷であるガリラヤの町である。イエスは盲人を癒し、また、町の人々の不信仰に嘆いた。
古跡
ヨルダン川がガリラヤ湖(ゲネサレ湖)に流れ込む河口の東岸を北に1.5kmほど入った地点にあるエッ・テルがベツサイダであると言われる。高さ30mほどの小高い丘の上に残骸が残っている。
ヘロデ大王の子ピリポが再興して、皇帝アウグストゥスの娘ユリアにちなんで、ベツサイザ・ユリアスとよがれた町である。
参考文献
- 『新聖書注解』いのちのことば社、1985年