カール・ラントシュタイナー
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カール・ラントシュタイナー(Karl Landsteiner、1868年6月14日 - 1943年6月26日)
オーストリアの病理学者。 1891年にウィーン大学医学部卒業。 1909~19年同大学病理学教授。 19年オランダに行き,3年後にロックフェラー医学研究所研究員としてニューヨークに渡った。 01年ウィーン大学病理学教室で研究中にABO式血液型を発見した。これに伴って血液交叉試験が開発され,輸血が安全なものとなった。また,法医学や人類遺伝学の研究にも大いに貢献した。 40年には Rh式血液型の Rh因子を発見,ほかに小児麻痺の病原ウイルスを研究して,この病気をサルに移すことに成功した。
ABO式血液型の発見で,30年のノーベル生理学・医学賞受賞。