水元公園
水元公園 | |
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— 町丁 — | |
座標: 東経139度52分9.31秒北緯35.7864083度 東経139.8692528度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 25px 葛飾区 |
地域 | 水元地域 |
人口 (2017年(平成29年)12月1日現在)[1] | |
- 計 | 0人 |
等時帯 | 日本標準時 (UTC+9) |
郵便番号 | 125-0034[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 足立 |
※座標は水元公園事務所付近[4] |
水元公園(みずもとこうえん)は、東京都葛飾区にある都立公園である。東京23区中でも最大規模の面積の水郷公園である(全公園中)。
「水元公園」は葛飾区の町名でもあり、公園事務所が水元公園3番2号に所在する。郵便番号は125-0034(葛飾新宿郵便局管区)。水元公園の敷地は町名としての水元公園のみではなく東金町五丁目、八丁目および埼玉県三郷市にまたがっている。
Contents
概要・見所
小合溜という準用河川[5]を中心とした都内最大の水郷公園である。小合溜の対岸は埼玉県三郷市で、埼玉県立みさと公園がある。園内には多種多様な植物が育っていて、特にサクラの咲く季節やハナショウブの咲く季節は花見客などでにぎわう。 また、公園西側の道路、桜堤は園内随一の見どころとなっている。 それ以外の季節でも、季節を問わず週末を中心に余暇を楽しむ訪問客で賑わう。
歴史
この地域はもともとは古利根川の河川敷であった。徳川家光の江戸川改修事業により古利根川は廃止されたため、小合村(1889年水元村に合併、1932年に葛飾区に合併)が江戸幕府の許可を得て埋め立てて耕作地として、水を蓄えて小合溜と称して管理してきた。
1940年、紀元2600年事業のひとつとして水元緑地が計画された。1942年までに168haが買収されたが、太平洋戦争により整備が中断。戦後は自作農創設特別措置法によって150haを耕作者に開放した。
1957年、都市計画改訂により水元公園として再発足(建設省告示1689号)し、1959年に用地買収を開始、1964年までに8haを取得、整備の上、1965年4月1日に開園した。
1968年、明治百年記念事業の一環として明治百年記念公園の指定を受ける[6]。1987年にかけて、記念広場と「メタセコイアの森」が順次整備された。
また、町名としての「水元公園」は1981年の住居表示の実施により当時の葛飾区水元小合上町、水元小合町、水元小合新町のそれぞれ一部より成立した。
将来計画
2000年4月26日、東京都公園審議会は、最後まで整備が遅れていた水産試験場跡地・旧天王免地区および東金町8丁目地区について整備計画を答申した。水産試験場跡地と江戸川を繋ぐ加用水が流れる東金町8丁目地区については、加用水を「水の軸」とした、従来の水元公園の水郷と調和のとれた景観の創出を目指すこととした。
しかし、三郷市が加用水を下水の排水路として使用しており、公園としての整備ができなかったため、東京都は三郷市に対処を要請[7]、これを受けて三郷市は2016年度までに県都境界に地下調整池を建設し、当該調整池から外環道の地下を経由して、大場川まで接続する排水路を整備した。[8]
データ
- 開園日 1965年4月1日
- 敷地面積 933,509.58m2
- 樹木数 高木 約19,100本
- 主な施設 公園管理事務所、水元青年の家(2004年3月末に閉鎖。現在は広場になっている。)、大芝生広場、水生植物園、花菖蒲園、野外ステージ、キャンプ広場、バーベキュー広場、冒険広場、涼亭(食事処)他
防災公園
水元公園は、東京都地域防災計画における防災公園のなかでも「大規模救出救助活動拠点」となっている。そのためヘリポート、災害対応トイレや防災パーゴラ、かまどベンチなども園内の各所に設置されている[9]。
アクセス
徒歩
公共交通機関
- JR常磐線金町駅・京成電鉄京成金町駅より京成バス金61系統「戸ヶ崎操車場行」「八潮駅南口行」金町駅北口より金62系統「西水元三丁目行」「大場川水門行」で「水元公園」バス停より徒歩約7分、もしくはつくばエクスプレス八潮駅南口から金61系統「金町駅」行きで「水元公園」バス停より徒歩約7分
- 金61系統の大場川バス停からも行くことができる(徒歩4分位)八潮駅南口よりバス利用の場合はこのバス停で下車した方が早く園内に行ける。また亀有駅北口 - 三郷中央駅を結ぶ東武バス有51系統もこのバス停を通っているので本数が少ないながら利用することができる。
- 3月から11月の土曜・日曜・祝日には京成バス金63系統「水元公園ファミリーシャトル」が運行され、松浦の鐘→水元かわせみの里間では公園沿いを走行する。
マイカー・バス等
- 有料駐車場[10]
- 「駐車料金」(普通車)1時間まで200円 以後30分毎に100円 (バス等大型車)2時間まで1,000円 以後30分毎に500円
- 「営業時間」24時間
- 「駐車台数」1170台
フォトギャラリー
- Katsushika Mizumoto Park Mizumoto-Ohashi 1.JPG
水元大橋
- Forest 01.JPG
古代メタセコイアの美しい森 01
- Forest 02.JPG
古代メタセコイアの美しい森 02
- Mizumoto Park-1.jpg
花菖蒲(2008年6月6日撮影)
- Hanasyoubu-enn.JPG
咲き乱れる花菖蒲
- Lake mizumoto.JPG
大場川に繋がる小合溜
- River mizumoto.JPG
水深浅く水浴びに最適
- 森林.JPG
豊かで美しい緑の情景
- 水の情景.JPG
釣り人の姿も
- 緑沼.JPG
夏場の撮影 緑の藻に染まる
- 赤い藻に染まる.jpg
赤い藻に染まった沼地
脚注
- ↑ “葛飾区の世帯と人口”. 葛飾区 (2017年12月1日). . 2017閲覧.
- ↑ “郵便番号”. 日本郵便. . 2017閲覧.
- ↑ “市外局番の一覧”. 総務省. . 2017閲覧.
- ↑ Google Earthより
- ↑ 正式名称は「小合溜井」(こあいためい)。かつての古利根川(中川)の一部で1729年に井沢弥惣兵衛が水害防止、及び灌漑用水を調整する遊水池として設けられた。
- ↑ 渡辺一夫 『公園・神社の樹木:樹木の個性と日本の歴史』 築地書館 2011 ISBN 9784806714323 pp.46-51.
- ↑ 安西俊一, 都県境の「加用水」整備の早期実現について . 2013閲覧.
- ↑ 葛飾区, 葛飾区議会・平成27年第二回定例会議事録
- ↑ 財団法人東京都公園協会 防災公園を知ろう 水元公園 (PDF) 2013年5月閲覧
- ↑ 駐車場案内
関連項目
- 日本の都市公園100選
- 葛飾区の町名
- 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 とらや一行がピクニックに行こうとしていた場所。
外部リンク
- 公式サイト
- NPO法人 水元ネイチャープロジェクト
- 水元公園 - 1000円もって公園へ行こう!
- 水元公園 - e公園