グレゴリウス4世 (ローマ教皇)

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グレゴリウス4世(795年頃? - 844年1月25日

ローマ出身の第101代教皇(在位 827~844)。ローマのサン・マルコ大聖堂の司祭枢機卿(カーディナル)だったが,教皇ウァレンチヌス(在位 827.8.~9.)のあとを継ぎ登位した。フランク帝国(神聖ローマ帝国フランク王国)の皇帝ルートウィヒ1世(在位 814~840)と,その息子で共同皇帝のロタール1世との間で生じた内紛を調停しようとした。ルートウィヒ1世がロタール1世の異母弟カルル2世にも領土を与えようとした際,ロタール1世の反乱を支援,ロタール1世は 833年ルートウィヒ1世を退位させた(のち復位)。また,諸聖人の祝日(11月1日)を祝うことを公布し,北ヨーロッパに伝道を行なった聖職者アンスガルにパリューム(大司教の権威の象徴である白い帯)を与えた。



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