イーリス
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イーリス(古希: Ἶρις, Īris)は、ギリシア神話に登場する虹の女神である。英語読みではアイリス (Iris) となる。日本語では、長母音を省略してイリスとも表記される。
ヘーシオドスの『神統記』によれば、タウマースとオーケアノスの娘エーレクトラーの娘で[1]、ハルピュイアの姉。ヘルメースがゼウスの腹心の部下であるように、イーリスはヘーラーの忠実な部下とされ、しばしば神々の伝令を務める。美術において背中に翼を持った姿で描かれる場合が多い[1]。
イーリスはギリシア語で虹を意味する。英語では虹彩も「iris」という[2]。また、イーリスの聖花はアヤメ(アイリス)だが、この名もイーリスに由来する。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 “Iris|Greek mythology”. Encyclopædia Britannica. . 2018閲覧.
- ↑ “irisの意味・使い方 - 英和辞典”. Weblio辞書. . 2018閲覧.
関連項目
典拠レコード: