日本証券クリアリング機構
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株式会社日本証券クリアリング機構(にほんしょうけんクリアリングきこう、Japan Securities Clearing Corporation)は、証券市場の横断的な統一清算機関として、日本証券業協会・東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所・札幌証券取引所・福岡証券取引所の共同出資で設立された証券取引清算機関である。
概要
沿革
- 2002年7月 - 証券市場の横断的な統一清算機関として、日本証券業協会・東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所・札幌証券取引所・福岡証券取引所の共同出資で設立される。
- 2003年1月 - 旧証券取引法、現在の金融商品取引法に基づく証券取引清算機関として日本初の有価証券債務引受業の免許を取得する。
- 2004年2月 - 株式会社東京証券取引所から先物・オプション取引に係る証券取引清算機関としての指定を受け、同取引所の先物・オプション取引に係る金融商品債務引受業を開始
2013年7月16日 大証上場デリバティブに係る清算について、株式会社大阪証券取引所から日本証券クリアリング機構に清算機能を移す。
経営理念
証券取引における効率性、利便性及び安全性の向上を追求し、我が国証券市場の国際競争力の強化に資する。
経営方針
- 「信頼ある業務遂行力の向上」
- 危機管理体制の強化
- リスク管理体制の充実
- 財務基盤の強化
- 海外等に向けてのプレゼンス向上
- 内部管理体制の更なる強化
- 「サービスの拡大に向けた対応」
主要株主
- 株式会社日本取引所グループ:91.5%
※ 出資比率は、各市場における清算業務の規模(売買の規模)に基づく
清算参加者
173社(2009年1月現在)
- 銀行
- 証券会社
- 外国証券会社