パラグアイ

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パラグアイ共和国
República del Paraguay(スペイン語)
Tetã Paraguái(グアラニー語)
国の標語:Paz y justicia
(スペイン語: 平和と正義)
公用語 スペイン語グアラニー語
首都 アスンシオン
最大の都市 アスンシオン

面積

総計 406,750km258位
水面積率 2.3%

人口

総計(2008年 6,349,000人(100位
人口密度 15人/km2
GDP(自国通貨表示)

合計(2008年 69兆7,080億[1]グアラニー
GDP (MER)

合計(2008年 160億[1]ドル(112位
GDP (PPP)

合計(2008年294億[1]ドル(87位
1人あたり 4,778[1]ドル
独立スペインから
1811年5月14日
通貨 グアラニー (PYG)
時間帯 UTC -4(DST:-3)
ISO 3166-1 PY / PRY
ccTLD .py
国際電話番号 595

パラグアイ共和国(パラグアイきょうわこく、スペイン語: República del Paraguayグアラニー語: Tetã Paraguái)、通称パラグアイ

南アメリカ中部にある国。ボリビア,ブラジル,アルゼンチンの3国に囲まれた内陸国で,南回帰線を挟んで南北にそれぞれ約 450kmにわたって広がる。国土は中央部を南流するパラグアイ川によって東西にほぼ2分される。西部地方はグランチャコと呼ばれる広大な平原地帯の北部をなし,大部分が低木林と草原に覆われた低地で,無数の川が東流し,東部には湿地帯が広がる。パラグアイ川とパラナ川上流部 (アルトパラナ川) に挟まれた東部地方は,パラグアイ川沿岸低地と,ブラジル高原の西縁にあたる丘陵地帯からなり,この丘陵が西に延びてパラグアイ川に達した地点に首都アスンシオンが立地する。人口は首都を中心とした東部地方南西部に集中し,西部地方は人口密度 1km2につき1人にも満たない人口希薄地となっている。気候は概して亜熱帯性で,夏 (10月~3月) は暑く,40℃をこえることもあるが,冬 (4~9月) は温暖で平均気温は 10~20℃。年降水量 800~1300mmで,東に向って多くなる。住民は南アメリカでは最も先住民の要素が強く,90%以上がスペイン人の血を多少混えたインディオのグアラニ族の子孫である。公用語はスペイン語とグアラニ語。ローマ・カトリックが国教。経済の主柱は農牧業と林業で,これらが 1990年代初めでは就業人口の半分近く,国内総生産の約3分の1を占めていた。主要作物はキャッサバ,トウモロコシ,イネ,コムギ,サトウキビ,タバコ,ワタ,油料植物,ダイズ,マテ茶 (パラグアイ茶) ,コーヒー,果樹など多岐にわたる。牧畜は肉牛の飼育が中心で,酪農は未発達。鉱物資源の調査,開発は進んでいない。工業は南アメリカで最も立ち遅れている国の一つであるが,安定した政情のもとに近年着実に発展し,90年代初めには就業人口の約 13%,国内総生産の約 17%を占める重要な産業部門となった。主要工業は食肉加工,綿織物,植物油,製糖,製材,ケブラチョからのタンニン抽出など農林畜産物の加工であるが,石鹸,靴,セメント,家具,マッチなどの各種消費物資の製造も盛ん。陸上交通網の発達は不十分であるが,首都とエンカルナシオンを結ぶ鉄道,道路,および首都から西へ延びてブラジルに通じる幹線道路を中心に次第に広がってきている。河川交通は依然として大きな役割を果し,特に内陸国であるパラグアイにとってパラグアイ川,パラナ川は外洋と連絡する交通・通商路として重要。

脚註

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 IMF Data and Statistics 2009年4月27日閲覧([1]

外部リンク


座標: 西経57度40分南緯25.267度 西経57.667度-25.267; -57.667



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