アーケオプテリス
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アーケオプテリス(学名: Archaeopteris)は、知られる限り最古の木とされている。ローマ字読みで、アルカエオプテリス[1]とも書かれる。また、アルケオプテリス、アーキオプテリスなどの表記もある。学名は「古代の羽」を意味する。
デヴォン紀中期から石炭紀前期(ミシシッピ紀)に生息していた。
シダ植物のうち、裸子植物の祖先にあたる前裸子植物に分類される。
分布
特徴
幹などは球果植物に似ており、直径は1.5m、高さは10mに達したと考えられている。
クチクラ層が発達していなかったため、乾燥には強くなく、湿地に生えていたと推定される。
脚注
参考文献
- KOIDZUMI G「アーノルド氏, Archaeopterisは羊歯状裸子植物ならん(C,A,ARNOLD, On Seed-like structures associated sith Archaeptris,from the Upper Devonian of Northern Pennsylvania, Contrib,Mus,of Palaeont,Univ,Michigan,IV,1935,p,p,283-286,1 fig) (PDF) 」 、『植物分類・地理』第5巻第1号、日本植物分類学会、1936年、 64頁、 ISSN 0001-6799、 NAID 110003763066。
- 日本古生物学会監修・平野弘道ほか指導・執筆 『大むかしの生物』 小学館〈小学館の図鑑・NEO〉、2004年、48、68。ISBN 4-09-217212-5。
関連項目
外部リンク
- “標本データベース - 時代別リスト - 古生代”. 福井県立恐竜博物館. . 2011閲覧.