福井テレビジョン放送

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福井テレビジョン放送
放送対象地域 福井県
ニュース系列 FNN
番組供給系列 FNS
略称 FTB
愛称 福井テレビ
呼出符号 JOFI-DTV
呼出名称 ふくいテレビデジタルテレビジョン
開局日 1969年10月1日
本社 〒918-8688
福井県福井市問屋町3-410
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 8
デジタル親局 福井 22ch
主なデジタル中継局 #中継局参照
公式サイト http://www.fukui-tv.co.jp/
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福井テレビジョン放送株式会社(ふくいテレビジョンほうそう、Fukui Television Broadcasting Co., Ltd.)は、福井県放送対象地域とし、テレビジョン放送事業を行っている特定地上基幹放送事業者である。 略称はFTB、通称は福井テレビ

会社概要

  • 社名 - 福井テレビジョン放送株式会社
  • 所在地 - 福井県福井市問屋町三丁目410番地
  • 会社設立 - 1969年1月
  • 資本金 - 3億円
  • 従業員 - 131人
  • 開局 - 1969年10月1日
  • コールサイン - JOFI-DTV
  • 送信所 - 福井市(足羽山
  • 系列局 - FNNフジテレビ系列

資本構成

企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[1][2][3][4][5]

2015年3月31日 - 2016年3月31日

資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
3億円 12億円 500円 600,000株 56
株主 株式数 比率
福井新聞社 124,000株 20.66%
中日新聞社 094,600株 15.76%
東海放送会館 042,000株 07.00%
朝日新聞社 042,000株 07.00%
福井信用保証サービス 027,000株 04.50%
フクイボウ 025,000株 04.16%
福井銀行 024,000株 04.00%
三谷商事 022,000株 03.66%

過去の資本構成

社史・記念誌

福井テレビでは、以下の3冊を発行している(2009年12月時点、3冊ともに福井テレビジョン放送/編)。

  • 『福井テレビひとむかし』(1981年5月発行、474ページ)
  • 『福井テレビ33年のあゆみ 虹色の未来に向かって』(2003年3月発行、394ページ)
  • 『福井テレビ33年のあゆみ 資料編・年表編』(2003年3月発行、228ページ)

新聞社との関係

福井新聞社が20.7%、中日新聞社が15.8%の株式を保有していることから、福井新聞、日刊県民福井(中日新聞福井支社発行)[8]との繋がりが深い。初代社長・吉田弥は、福井新聞の元社長であった。全国紙の新聞では、朝日新聞との資本関係がある。

設立時点では、福井新聞社・中日新聞社・朝日新聞社・産業経済新聞社が7%ずつ保有していた。開局後、中日新聞との関係が悪化、1972年1月末に中日新聞・東海テレビ放送からの出向社員を引き揚げられる事態となり、東海テレビとの関係改善のため1973年10月より『中日ニュース』を放送することになった[9]

毎日夕方の全国ニュースは中日新聞(実質供給元は日刊県民福井)が、昼前・夕方と夜9時前のローカルニュースは福井新聞がそれぞれ供給している。このため、福井テレビでは『FNNレインボー発』をネットしていない。 各新聞のテレビ番組表における福井テレビの扱いは、以下の通り。

  1. 中日系各紙(日刊県民福井、一部地域で日刊県民福井と併売されている名古屋発行の中日新聞福井版、中日スポーツ)では民放左端に掲載している。中日スポーツのこの「福滋版」は滋賀県京都府の一部でも販売されているため、滋賀県での中日スポーツ番組表では民放左端は在阪局でもびわ湖放送でもKBS京都でもなく、福井テレビである。
  2. サンケイスポーツでも近畿・東海・北陸地域向けの版の番組欄下段に小サイズで掲載している。以前は大阪本社管轄の近畿地方以外の地域=東海・北陸・中国・四国の版で一般スポーツ競技のページにハーフサイズで掲載していた。同じ系列の産経新聞の東海・三重版(東海3県向け)のテレビ欄にも、エリア外ではあるがハーフサイズ(2011年7月23日までは小サイズ)で番組欄が掲載されている(伊賀地方を除く)。

ネットワークの移り変わり

設立当初は、中日新聞・産経新聞・朝日新聞が株主として名を連ねていたことから、フジテレビ系列とNETテレビ(現・テレビ朝日)系列とのクロスネット局として開局する方針であったが、開局直前の1969年7月にフジテレビ系単独ネットに変更。FNN/FNSに加盟し、現在に至る[9]

開局時に、県内の放送局・福井放送(FBC)からNET系列の番組およびJNN系列の一般番組の一部が移行。以後は両局で両系列の番組を共有することになった。この両系列の番組は一貫して福井放送が多く放送しているが、TXN系列の一般番組に関しては福井テレビの方が多く放送している。なお、福井放送は1989年にANNへ加盟したが、ANN加盟後もNNN/NNS系列主体の番組編成となっているため、福井放送で放送されないANN系列の一般番組の放送は継続している。

福井県内のGガイドについて

Gガイドは、本来は各地のTBS(JNN)系列局がホスト局になっているが、福井県には同系列局が存在しないため、本局がGガイドの番組データの配信を行っている[10]

沿革

  • 1969年
    • 1月29日 - 設立。
    • 10月1日 - 福井県内2番目の民間放送テレビ局として開局。(同じFNN系列の秋田テレビと同日)FNN・FNS加盟。
  • 1989年10月1日 - CI導入によりロゴマークが現在のものに。本社増改築と当時開局20周年に伴うものだった。
  • 2005年9月1日 - 地上デジタル放送統合マスター更新(東芝製)。
  • 2006年5月1日 - 地上デジタル放送開始。
  • 2010年7月5日 - アナログ放送において、原則全番組レターボックス化。
  • 2011年7月24日 - 12時にアナログ放送終了。25日0時に電波の送出も停止、アナログ放送が完全終了。

地上デジタル放送

2006年5月1日からNHK福井放送局・福井放送と同時に地上デジタル放送を開始。それに先駆けて、2005年9月1日にデジタルマスターへの変更を完了した。また、デジタル放送開始を見据えて、2006年1月よりキャッチコピーを「夢 はっしん。」に変更。現在のキャッチコピーは「夢ふくらむ」

2008年9月1日より画面右上に自社ロゴマークのウォーターマーク表示を開始した。

テレビチャンネル

フジテレビ系列のリモコンキーID地図

リモコンキーIDは「8」

本局

  • 福井足羽山) 22ch 1kW JOFI-DTV - 送信機は日立国際電気製。デジタル化工事を機に、足羽山の送信アンテナ(6L双ループ3段4面)がデジアナ共用のものに変更された。なお、それまで使われていた送信アンテナは現在本社敷地内に展示されている。

中継局

嶺北
  • 大野 42ch 10w
  • 勝山 30ch 3w
  • 三国 31ch 3w
  • 鯖江河和田 42ch 1w
  • 武生南 32ch 3w
  • 越前 51ch
  • 福井国見 22ch
  • 福井川西 32ch
  • 上宇坂 32ch
  • 下宇坂 30ch
  • 羽生 30ch
  • 越廼 30ch
  • 武生新宮 30ch
  • 鯖江北 32ch
  • 勝山平泉寺 36ch
  • 大野阪谷 51ch
  • 福井池田 30ch
  • 今庄 42ch
  • 芦原浜坂 41ch
  • 金津細呂木 42ch
  • 三国北 51ch
嶺南
  • 敦賀 26ch 10w
  • 小浜 31ch 10w
  • 美浜 26ch 10w
  • 上中 33ch 3w
  • 高浜 42ch

アナログ放送

2011年7月24日をもって終了。

本局

中継局

嶺北
  • 福井国見 40ch 3W(垂直偏波)
  • 福井川西 41ch 3W(垂直偏波)
  • 福井羽坂 44ch 0.1W
  • 福井江守 57ch 1W
  • 福井冬野 48ch 0.1W(垂直偏波)
  • 福井南 57ch 1W - 福井テレビのみの使用。
  • 越廼 56ch 3W(垂直偏波)
  • 福井清水 55ch 0.1W
  • 上宇坂 40ch 1W
  • 下宇坂 60ch 3W
  • 羽生 57ch 3W
  • 永平寺 48ch 0.1W
  • 永平寺越坂 60ch 0.1W
  • 芦原浜坂 44ch 0.1W
  • 金津細呂木 58ch 0.1W
  • 三国 55ch 10W(垂直偏波)
  • 坂井梶 60ch 0.5W
  • 大野 37ch 100W
  • 大野阪谷 27ch 3W
  • 勝山 57ch 30W
  • 鯖江北 29ch 10W
  • 鯖江河和田 37ch 10W
  • 武生南 41ch 10W(垂直偏波)
  • 越前新宮 57ch 10W
  • 今庄 57ch 10W
  • 福井池田 57ch 3W
  • 越前 53ch 3W
嶺南
  • 敦賀 38ch 100W
  • 敦賀沓見 57ch 1W
  • 敦賀疋田 58ch 3W
  • 美浜 49ch 100W - FM福井と共同使用。
  • 美浜坂尻 42ch 10W
  • 小浜 58ch 100W
  • 若狭 40ch 30W
  • 高浜 22ch 10W

オープニング・クロージング

デジタル放送

オープニング
山村の日の出の映像をバックに、「JOFI-DTV」→「リモコン番号 8」→「福井テレビ」と表示。
BGMは喜多郎の『ノアの箱舟 -旅立ち-』を使用。
クロージング
永平寺の大灯篭流しの映像と満月をバックに、オープニングと同様のテロップが表示される。
BGMは喜多郎の『少年の夢 -愛-』を使用。

放送終了後はカラーバー(左横スクロール)表示数分後に停波し、約10分前にカラーバーと音楽を流す。ナレーションはオープニング・クロージング共になし。

アナログ放送

オープニング
開局以来使われ続けていたフィルム撮影の映像で、内容は「緑葉の自然」→「永平寺の階段」→「基幹送信所のある足羽山」の順に流れるというもの。1989年のCI導入に伴い、「JOFI-TV」の文字と「福井テレビ」の旧ロゴタイプは上にグレーの幕で被せて差し替え表示、映像の最後には企業マークが挿入されるようになった。BGMは随時更新されていたが、最終版はビージーズの「若葉のころ」のアレンジ版を使用。
ナレーションは、「おはようございます。こちらはJOFI-TV。福井テレビです。福井テレビの今日の放送はごらんのチャンネルでお送りします。どうぞお楽しみください」の一文が流された。後にナレーション担当は当時福井テレビアナウンサーだった竹本和子松本裕子へと代わっている。
クロージング
1980年代から「夜の福井市内」の映像を使用していた。BGMのみが流れ、ナレーションは入れられていない。
OPとは異なり度々マイナーチェンジがされており、当初はフィルム撮影の映像でナレーションがあったが、後にVTR撮影のものへ変更された。(ロゴ変更までは夜景の映像に「JOFI-TV」「福井テレビ」を表示→足羽山送信所をバックに中継局表示→最後にロゴを表示して終了という流れだった。)

オープニング・クロージングともにコールサイン、全送信所・中継局を表示。2006年5月に福井で地上デジタル放送が開始した後も、上記のオープニング・クロージングを継続して使用していたが、2007年にデジタル放送と共通の映像(画角は4:3)に変更された。

現在放送中の番組

太字字幕放送

自社制作番組

フジテレビ系列番組

他系列の番組

TBS系

テレビ朝日系

テレビ東京系

その他

過去に放送した番組

自社制作番組

ほか

フジテレビ系番組 (途中打ち切りの番組)

ほか

テレビ朝日系番組

ほか

テレビ東京系番組

ほか

TBS系番組

※ドラマに関しては大部分は福井放送で放送

ほか

日本テレビ系番組

※以下の日本テレビ系番組は、地元の福井県の日本テレビ系列主体でテレビ朝日系列とのクロスネット局である福井放送では放送実績が無い。

ほか

独立局系番組

ほか

アナウンサー

現在

男性

女性

過去

男性

女性

マスコットキャラクター

  • 局のキャラクターは、『AERA』の連載漫画でもある「EarEarちゃん(イヤイヤちゃん)」。制作者は福井出身の戸田正寿(アートディレクター)。また、イヤイヤちゃん以外にシン・グン・ソウソウ・ミンミン・テンテンなどが福井テレビの公式サイトで紹介されている。


脚注

  1. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015-11-20、342。
  2. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2016』 コーケン出版、2016-11-25、349。
  3. 日本民間放送連盟 『日本放送年鑑'78』 洋文社、1978-12、208-209。
  4. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』 コーケン出版、1992-11、204。
  5. 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』 コーケン出版、2003-11、334。
  6. 6.0 6.1 福井テレビジョン放送 非常勤取締役
  7. 7.0 7.1 福井新聞社 代表取締役社長
  8. 「日刊県民福井」と中日新聞の関係は、1992年に経営難にあえいだ当時の「日刊福井」に資本参加した段階からで、それまで発行していた北陸中日新聞の福井県版と統合する形で1994年に現題号に変更となった。
  9. 9.0 9.1 『福井テレビひとむかし』
  10. このようなTBS(JNN)系列局が存在しない地域での系列外によるGガイドの番組データの配信を行っている局はこちらの項を参照。
  11. スポンサーの事情により、『ミュージックフェア』を編成することができないための代替編成
  12. 2017年9月24日まではテレビ朝日と同時ネット。同年10月7日から制作局のテレビ朝日では土曜 10:00 - 10:30に枠移動するが、本局では従来の時間帯を維持するため、時差ネットとなった。
  13. アニメディア』 1987年3月号、テレビ局ネットワーク、p.80。
  14. 『アニメージュ 1981年12月号』 1981年、徳間書店、全国放映リスト p.113。
  15. アニメージュ 1979年10月号』 1979年、徳間書店、全国放映リスト p.71と『アニメージュ 1980年4月号』 1980年、徳間書店、全国放映リスト p.65から

外部リンク

  • テンプレート:FNN・FNS