サイの目魔方陣

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サイの目魔方陣(サイのめまほうじん)は、魔方陣の一種。

サイの目魔方陣

3方陣の各数字をサイコロの目のようなに、記号として置き換え、縦・横・斜めごとの、点の合計数を全て5つずつにしたもの。1980年頃に猪瀬勉が発案したという説がある[1]。点の配置はサイコロと同一にする必要はないが、上下左右に線対称な配置を使用するのが一般的である[2][math] \begin{bmatrix} 2 & 9 & 4 \\ 7 & 5 & 3 \\ 6 & 1 & 8 \\ \end{bmatrix} [/math]

究極の3方陣

縦・横・斜め(それぞれ5つずつの数字)の和が、どれも115素因数分解は5×23)になっている。

さらに、   枠(3×3のブロック)、   各ブロックにおける位置、それぞれの数字の合計に特徴も発生している。

究極の3方陣
43 rowspan=11 テンプレート:Bg-c| 19 7 29 rowspan=11 テンプレート:Bg-c| 17
37 31 5 41 1
3 28 30 21 33
colspan=11 テンプレート:Bg-c|
45 12 6 テンプレート:Bg-c|18 テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|34
22 テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|24 テンプレート:Bg-c| 10 15 44
32 35 9 テンプレート:Bg-c|13 テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|26
colspan=11 テンプレート:Bg-c|
25 42 8 36 4
11 38 テンプレート:Bg-c|23 16 27
2 20 40 14 39
   
サイコロの目のイメージ[3][4]
rowspan=11 テンプレート:Bg-c| rowspan=11 テンプレート:Bg-c|
テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|● テンプレート:Bg-c|
colspan=11 テンプレート:Bg-c|
テンプレート:Bg-c|● テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|●
テンプレート:Bg-c| ● テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|● テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|●
テンプレート:Bg-c|● テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|●
colspan=11 テンプレート:Bg-c|
テンプレート:Bg-c| テンプレート:Bg-c|● テンプレート:Bg-c|
   
他のパターン例[3]
colspan=11 テンプレート:Bg-c|
位置
115 115 115
115 テンプレート:Bg-c|115 115
115 115 115
   
46 207 92
161 テンプレート:Bg-c|115 69
138 23 184
   
a=23
2a 9a 4a
7a テンプレート:Bg-c|5a 3a
6a a 8a
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 テンプレート:Bg-c|23
45 44 43 42 41 40 39 38 37 36 35 34 33 32 31 30 29 28 27 26 25 24 -

2006年に力石照山が、「サイの目魔方陣」のそれぞれの目に1 - 45の数字(すなわち23が中心)を1つずつ入れて、さらに魔方陣の定和を実現を目指すことを提唱。力石や内田伏一によって条件がブラッシュアップされ、翌2007年、上述の小林壽雄による「究極の3方陣」が完成した。同年10月、内田による「究極の5方陣」も作成された[1]

脚注

  1. 1.0 1.1 かたち・機能のデザイン事典』 丸善出版、2011年1月。ISBN 978-4-621-08334-5。 (p.232-233 小林壽雄「魔方陣」)
  2. 『魔方陣の世界』P.213
  3. 3.0 3.1 内田 2007.
  4. 大森 1992.

関連文献

  • 大森清美 『新編 魔方陣』 冨山房、1992-04。ISBN 978-4-572-00696-7。

関連項目

外部リンク